JPH09129000A - Dram信号マージン試験方法 - Google Patents

Dram信号マージン試験方法

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JPH09129000A
JPH09129000A JP8239549A JP23954996A JPH09129000A JP H09129000 A JPH09129000 A JP H09129000A JP 8239549 A JP8239549 A JP 8239549A JP 23954996 A JP23954996 A JP 23954996A JP H09129000 A JPH09129000 A JP H09129000A
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cell
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JP8239549A
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John K Debrosse
ジョン・ケネス・デブロス
Kirihata Toshiaki
トシアキ・キリハタ
Hing Wong
ヒン・ウォン
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International Business Machines Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
(DRAM)のセル信号マージンを決定するための試験
方法を提供する。 【解決手段】ビット線対は一対の高抵抗バス・ゲートを
介してセンス増幅器に結合しており、読取りの間、ビッ
ト線対に蓄えられた電荷と共に、センス増幅器に対する
高抵抗受動負荷として作用する。制御回路は、選択的に
ビット線等化をオン,オフすると同時に、等化電圧をセ
ンス増幅器および能動センス増幅器負荷に送る。そのセ
ット後、低抵抗カラム選択パス・ゲートを通じてセンス
増幅器が局部データ線(LDL)に接続する。センス増
幅器は、接続したLDL対のうちの一つを放電させる。
従って、データはセンス増幅器から第二の増幅器に送ら
れ、チップから離れる。制御回路は、能動センス増幅器
負荷をイネーブルさせてセンス増幅器を最大値にする。
さらに、制御回路は等化電圧を用いてセンス増幅器を使
用禁止にするので、セル信号マージンは新規な方法で試
験される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に半導体メモ
リ関するもので、特に半導体メモリを試験するための方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】メモリ・セルの欠損およびメモリ・アレ
イの欠損は、数多くの原因によるもので、その結果、多
くの使用注意書き(signatures)が必要となる。隔離し
たセルの欠損が一つだけであったとしても、その欠損は
アレイ全体に広がりうる。非常に多くの場合、同一領域
にある複数のセルに破損が生ずる。複数のセルに破損が
生じた場合、これらの破損はワード線欠損(すなわち、
同一ワード線アドレスでセルが欠損)、ビット(または
カラム)線欠損(すなわち、同一ビット・アドレスでセ
ルが欠損)、または両方として特徴づけられよう。これ
らの複数のセルの欠損原因は多様である。したがって、
欠損セルをつきとめるためにメモリ・アレイが広範囲に
わたって試験される。
【0003】図1は、従来の16Mbの広域入力/出力
(I/O)DRAMチップを示す模式図である。このチ
ップ100は、2本の冗長ビット線(RBL)120お
よび104によって構成され、各サブアレイ106に予
備カラムが2つ与えられる。各サブアレイ106は2n
対(一般にnは5から8)のビット線(BL)対108
と一つ以上の冗長ビット線対(この実施例では2対)と
が含まれる。以下に用いられるように、ビット線につい
ての記載は相補的な対からなる線について言及してい
る。サブアレイ106の各々はサブアレイ・ブロック1
10の部分をなす。サブアレイ・ブロック110のすべ
てを一括して全体のRAMアレイが形成される。したが
って、例えば16MbのRAMはそれぞれが1Mbであ
る16個のサブアレイ・ブロック110を有する。ブロ
ック・サイズ、サブアレイ・サイズ、およびブロック1
10あたりのサブアレイ106の数は相互に関連したも
ので、性能および設計目的にもとづいて選択される。
【0004】一本のワード線112が選択されてハイ
(HIGH)になると、サブアレイ・ブロック110が
アクセス(読み取り、あるいは書き込み)される。アク
セスされたセルからデータが同時にビット線108と冗
長ビット線102および104とに供給される。所定の
最小遅延、すなわち予備カラムがアドレスされるかどう
かを冗長デコーダが決定するのに十分な遅延がなされた
後に、一本の単一ビット線108または冗長ビット線1
02、104が各サブアレイ106において選択され
る。各サブアレイでは、選択されたビット線108また
は冗長ビット線1102、104が局所データ線(LD
L)114に結合する。LDL114は主データ線(M
DL)116に結合する。MDL116は各サブアレイ
・ブロック110において対応するサブアレイ106に
結合する。データはMDL116上でサブアレイ106
とI/Oチップとの間を移動する。
【0005】図2は、サブアレイ106のビット線10
8をトランジスタ・レベルでもって表した断面回路図で
ある。隣接するワード線112、118に接続したセル
120、122もまた、各ビット線対の対向する線12
4、126に接続している。したがって、ワード線11
2の片方(例えば、偶数のアドレスを持つワード線)
は、ビット線対の一線124上のセル120を選択す
る。ワード線112の残りの片方(奇数のアドレスを持
つワード線)は、ビット線対の他の線126上のセル1
22を選択する。各セルの記憶キャパシタ(CS)12
8は、一般にトレンチ・キャパシタまたはアレイ密度用
の積重ね構造である。また、各ビット線124、126
は本質的にキャパシタンス(CBL)が等しい。
【0006】当業者に知られているように、FETが通
す最大電圧は、FETの開閉または閾値電流(Vt)、
すなわち記憶キャパシタ128、138電圧VS=VGS
−VTである。ビット線信号の大きさは、CS*VS
(CS+CBL)である。書込み中において、ビット線1
24、126(CBL)が供給電圧値Vdd(Vhともい
う)であり、かつワード線112、118もVddである
場合、VS=Vdd−VT となる。標準的には、セルの読
取りに先だってビット線を既知の電圧、例えばVdd/2
でもって前置に帯電する。したがって、ビット線信号V
SIG=CS(VS−Vdd/2)/(CS+CBL)である。V
S=Vdd−VTまたは0により、VSIG=CS(Vd d/2−
T)/(Cs+CBL)またはVSIG=−CS(Vdd/2)
/(CS+CBL)のいずれかとなる。このように、ビッ
ト線信号VSIGを極大化するために、書込み中にワード
線112、118を通常少なくともVdd+VTへ増強
し、それによってVS=Vddをセルに書込む。VPPと呼
ばれるこの増強の度合いは、VPP=Vd d+VT, VSIG
=±CS(Vdd/2)/(CS+BL)となり、通常はチ
ップ上で生ずる。
【0007】図2の回路は、図3のタイミング図にもと
づいて動作する。 セルの記憶キャパシタ128、13
8を帯電することによって、いずれかのセル120、1
22に"1"を格納する。セル120または122を選択
するのに先だって、上記アレイは定常状態待機中または
前置帯電状態に置かれる。ビット線対124、126に
印加される電圧をVdd/2に引き上げ、等化トランジス
タによって等しくする。なぜなら、それのゲート132
上の等化信号EQがHIGHである。ワード線(WL)
112、118およびカラム・セレクト(CSL)線1
36は待機中ロウ(LOW)に保たれる。従来のRAM
では、各ワード線が単純かつ再セット可能なラッチ(図
示せず)によってLOWにクランプされる(HIGHに
駆動されるにもかかわらず)。
【0008】チップの行アドレス・ストローブ信号(R
AS)がアサートされると、アレイがアクセスされるこ
とを示す。EQがLOWになると、ビット線対が互いか
ら、およびVdd/2前置帯電源から絶縁され、Vdd
2において上記対の各々の線がフローティングする。選
択されたワード線112(または118)をHIGHに
する。上記セルのアクセス・ゲート130は選択された
ワード線112上の各セル120においてターン・オン
され、アクセスされたセルの保存キャパシタ128をビ
ット線対124に結合させる。したがって、保存キャパ
シタ128と線124との間で電荷が移動する場合、V
SIGが生ずる。ビット線対の線124、126の別の線
126は、前置帯電電圧レベルVdd/2にあり、センス
増幅器140の基準電圧として働く。
【0009】一般に、ビット線のキャパシタンスは、V
ddよりも少なくとも一桁小さな値にある。このように、
SIGはVddよりも少なくとも一桁小さな値に常にあ
る。ビット線124と格納キャパシタ128との間の電
荷移動を最大にさせるために、ワード線112はVpp
dd+Vtに増大される。したがって、上記対の一つの
線(124または126)は、Vdd/2のままであり、
一方他のもの(126または124)は駆動されてVdd
/2+VSIG=(Vdd/2)(1±CS)/(CS
BL)となる。
【0010】
【数1】SAEは以降SAEバーと記載する。なお同様
に、BLをBLバー、RASをRASバーと記載する。
【0011】VSIGを生ずるのに十分な遅延の後、すな
わちVSをビット線に移すのに十分な遅延の後に、セン
ス増幅器イネーブル(SAE)線142をハイ(HIG
H)とすることにより、かつ次いでその逆(SAEバ
ー)144をLOWにすることによって、センス増幅器
140をセットする。このセンス増幅器によってVSIG
が増幅され、かつビット線対124、126上で再駆動
されるとともに、セル120に格納されたデータにもと
づいてビット線対124、126をHIGH/LOWま
たはLOW/HIGHにする。同時に、ビット線対を再
駆動することによって、センス増幅器は選択されたセル
120へ読み出しデータを書き込み戻す。ビット線対1
24、126のすべてがいったん再駆動されると、カラ
ムiに関わるカラム・デコーダを起動するためのカラム
選択信号(CSL)が生じる。このように、CSL14
6をHIGHにすることによって、選択されたカラムi
のビット線対124、126をパス・ゲート152、1
54を介してLDL148、150に接続することによ
って、アクセスされた各サブアレイ106のカラムiを
選択する。
【0012】 不適当な(セル)信号マ
ージンがセルに障害が生ずる一つの原因となる。理想的
な動作条件下では全てのセルが初期製造試験で良好な結
果を示す。しかし、いくつかのセルでは書き込みに際し
て電荷が十分に保存されなかったり、あるいは十分に保
持することができない(微弱(weak)”1”として知ら
れている)。または、CSが完全に放電されない(微
弱”0”として知られている)。理想的な動作条件以外
では、これらのセルは、該セルに書き込みされているデ
ータをムラ無く反映させることができない。そのような
欠点を持つセルは試験条件下では許容されるとしても、
システム・メモリで使用される場合に断続的に障害が生
ずる。したがって、試験に際してそのようなセル(マー
ジン格納データ)を持つセルを特定することが重要であ
る。
【0013】図4は、セル信号マージンが従来の方法で
試験されるビット線対124、126を示すものであ
る。この従来の試験方法では、ビット線前置帯電電圧V
PREが変化する。図2に関わる記載にあるように、ΦEQ
は復元中はHIGHであり、一方読み取り中はLOWに
ある。前置帯電FET156、158はVPREとビット
線126、124との間をそれぞれ接続する。通常の動
作条件下では、VPREはVdd/2にセットされる。しか
し、試験中では、VSIGを減少させるためにVPREを故意
に変化させるとともに、センス増幅器のVPRFの基準電
圧を変える。VPREがVdd/2から変わるので、VSIG
S(VSーVPRE)/(CS+CBL)となる。したがっ
て、例えば、VPREがVdd/2よりも低くなった場合、
0データ信号が減少するのでVPREと0Vとの差が減少
する。
【0014】しかし、VPREの増加または低下は、信号
マージンにかかわりなくセンス増幅器140の動作に悪
影響を及ぼす。例えば、VPRE<VTNである場合、そし
てセンス増幅器をセットするためにSAEがHIGHに
なった場合に、センス増幅器に相互連結したNFETの
どれもがターン・オンされない。したがって、読み取り
は著しく遅い相互連結PFETを経由する。このように
従来のRAMでは、センス増幅器を正常に機能させるた
めに、VPREがVTNよりも低くなることはできない。さ
らに、VSIGはVPREに依存しているため、Vdd/2から
PREへの顕著な変化にょってVSIGが発生するのに要す
る時間が変わる。この時間が変わることによって、試験
障害が不十分な信号マージンによるものかどうかを決定
するのが困難となり、したがって、また現実の、または
代わりの、信号発生にとって適当な時間が与えられない
結果、障害が生ずる。
【0015】従来の他の信号マージン試験方法では、基
準セル用あるいは固有の試験回路用として追加のチップ
空間を必要とした。さらに、これらの他の従来の信号マ
ージン試験方法はたいへん信頼性にも欠けるものであっ
た。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、半導体メモリ試験に要する時間を少なくすることで
ある。本発明の第2の目的は、半導体メモリ試験を簡素
化することである。本発明の第3の目的は、欠損した半
導体メモリ・チップを識別するのに要する時間を少なく
することである。本発明の第4の目的は、初期半導体メ
モリ・チップ試験スクリーニングを簡素化することであ
る。本発明の第5の目的は、RAM信号試験の精度を高
めることである。本発明の第6の目的は、信号試験に割
り当てられるRAMチップの領域を少なくすることであ
る。本発明の第7の目的は、RAMセル信号マージン試
験の際に試験により引き起こされるノイズを少なくする
ことである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願は以上のような課題
を解決すべく、以下の構成を有するものである。すなわ
ち、本発明の好ましい実施形態によれば、制御回路はセ
ンス増幅器を不能にするために等化電圧を用いる。した
がって、セル信号マージンは新規な方法で試験される。
従来の信号マージン試験のようにセンス増幅器の基準電
圧を変えるのではなく、セル信号VSを変えることによ
ってセル信号マージンを試験する。高い信号マージンお
よび低い信号マージンの両方を定めるために、VSが選
択される。ビット線対は高抵抗パス・ゲートを介してセ
ンス増幅器に結合される。読み出し中、高抵抗パス・ゲ
ートがビット線対に格納された電荷と一緒に、センス増
幅器用の高抵抗受動負荷として、効果的に作動する。等
化電圧またはセット電圧がセンス増幅器および能動セン
ス増幅器負荷に選択的に送られるのと同時に、制御回路
はビット線等化を選択的にスイッチ・オンおよびスイッ
チ・オフする。読み出しが行われた後、さらにセンス増
幅器は低抵抗カラム選択パス・ゲートを介してLDLに
選択的に接続する。したがって、センス増幅器は接続さ
れたLDL対の一つをすばやく解放し、一方でビット線
電圧は本質的に変化しない。よって、データがセンス増
幅器から第2センス増幅器へ送られるとともに、チップ
から離れる。データがLDLに送られた後、制御回路に
よって能動センス増幅器負荷がセンス増幅器をHIGH
側から最大レベルにする。
【0018】ダイナミック・ランダム・アクセス・メモ
リ(DRAM)のセル信号マージンを決定方法は、
(a)複数のメモリ・セルに圧縮信号を書き込む工程
と、(b)複数のメモリ・セルの各セルを読み出す工程
と、(c)予想結果と読み出されたデータとを比較する
工程と、(d)信号を圧縮し、読み出されたデータが予
想結果と異なるまで上記工程(a)〜(c)を繰り返す
工程とを有する。圧縮信号を書き込む工程は、(i)複
数のワード線をHIGHに駆動する工程と、(ii)セン
ス増幅器イネーブルおよび複数のビット線を試験電圧レ
ベルにする工程と、(iii)ワード線をLOWにする工
程とを有する。各セルからデータを読み出す工程は、
(i)選択されたワード線をHIGHに駆動する工程
と、(ii)ビット線上に信号が発生した後に、センス増
幅器をイネーブルとし、センス増幅器が信号に応じてセ
ットされる工程と、(iii)セットされたセンス増幅器
を選択的に局所データ線(LDL)に結合させ、それに
よってLDL上にデータが駆動される工程と、(iv)デ
ータをセンス増幅器に保持させる工程とを有する。
【0019】
【発明の実施形態】本発明の好ましい実施形態では、ビ
ット線対は1対の高抵抗パス・ゲートを介してセンス増
幅器に結合する。読み取り中、高抵抗パス・ゲートがビ
ット線対に保存された電荷とともに、センス増幅器用の
高抵抗受動負荷として有効に作用する。センス増幅器を
イネーブルとするために等化電圧またはセット電圧のい
ずれかが通過するのと同時に、制御回路は選択的にビッ
ト線等化をスイッチ・オンおよびスイッチ・オフする。
さらに、セットがなされた後に、センス増幅器は選択的
にLDLに接続され、低抵抗カラム選択パス・ゲートを
介して前置帯電してVddとなる。カラム選択パス・ゲー
ト、NFETは、LDLが前置帯電されてVddになった
としても、能動センス増幅器負荷をセットするのに先立
ってLDLにデータが送られるようにする。NFET閾
値は、読み取られたデータが破壊されないように、前置
帯電によりVddとなるのを防ぐ。したがって、センス増
幅器は接続されたLDL対の一つを放電する一方で、ビ
ット線電圧は本質的に変わらない。よって、データがセ
ンス増幅器から第2センス増幅器へ送られてチップをオ
フする。データがLDLに送られた後、制御回路によっ
て能動センス増幅器負荷がセンス増幅器をHIGH側か
ら最大レベルにする。最後に、高抵抗パス・ゲート上の
ゲート電圧を増大させ、読み取られたデータをアレイに
すばやく書き戻するために選択抵抗を低くする。
【0020】さらに、センス増幅器をディスエーブル
(使用禁止)にするために制御回路によって等化電圧が
与えられるので、セル信号マージンは新規な方法で試験
されよう。センス増幅器基準電圧を変更する代わりに、
従来の信号マージン試験と同様に、セルに書き込みされ
る信号を変えることによってセル信号マージンを試験す
る。HIGHおよびLOWの信号マージン両方を決定す
るためにVSを選択してもよい。図5は2つのビット線
対によって共有されたセンス増幅器を有するアレイ断面
を示し、さらに図6は本発明にもとづくその制御ロジッ
クの回路図である。各センス増幅器を単一ビット線対に
接続することを意図している。または、本発明の精神か
ら離れることなく2またはそれ以上のビット線対に各セ
ンス増幅器を接続することを意図している。図7は図5
のセンス増幅器、カラム・スイッチ、およびマルチプレ
クサのブロック図である。
【0021】図5は、右側の対と左側の対とからなる2
つのビット線対によって共用されたセンス増幅器166
を示すものである。便宜上、これらの対および各対の部
品をLおよびRで標示する。したがって、左側の対にあ
るセルを160Lとし、一方右側の対にあるセルを16
0Rとする。各ビット線対には、復元線163L、16
3Rによってゲートが構成された等価回路162L、1
62Rが含まれており、実質的にすでに述べたようにし
て動作する。また、この共用されたセンス増幅器の構成
では、各ビット線対はそれぞれがマルチプレクサ(mu
x)のハーフ(片方)をなす抵抗パス・ゲート対164
Lまたは164Rに連結されている。そこで、本明細書
では各対をmuxハーフ164L、164Rと呼ぶこと
にする。mux164(164Rと164Lとが組合わ
さったもの)は、選択されたビット線対をセンス増幅器
166に選択的に連結させるために、それぞれ選択線1
65L、165Rによって制御される。このセンス増幅
器166は、相互に連結されたNFET168、170
からなる対であり、図6に示す制御回路185からのΦ
Nによって開く。このΦNはNFET168、170のソ
ースに接続されている。センス増幅器166の出力は、
センス増幅器の出力対BL、BLバーでmux164に
接続している。
【0022】センス増幅器は、BL、BLバーでのキャ
パシタンスを最小化するように設計されており、読み出
し中にビット線対は図7の矢印ISIGによって示される
mux方向に低RCを認識する。対照的に、センス増幅
器166は図7の矢印ISAで示されるmux方向に高R
Cを認識する。したがって、センス増幅器がmuxハー
フ164L、164Rを介してビット線対に連結されて
いる場合、ビット線対上の信号は実質的な影響を受ける
ことなくセンス増幅器に送られる。 しかし、センス増
幅器166がセットされた場合、muxパス・ゲートは
本質的に影響を受けていないビット線対上の電圧および
センス増幅器に対する負荷抵抗として作用する。
【0023】センス増幅器からのデータは、低抵抗NF
ETパス・ゲート178、176の対であるカラム・ス
イッチ176へ送られる。このカラム・スイッチ176
は、CSLi186がHIGHの場合、BL、BLバー
でセンス増幅器166の出力を局所データ線(LDL)
182、184に接続する。これらのカラム・スイッチ
・パス・ゲート178、180はmuxハーフ164
L、164Rのパス・ゲートよりも実質的に抵抗が低
い。したがって、セットされたセンス増幅器166がカ
ラム・スイッチ176を介してLDLに接続されている
場合、たとえmuxハーフ164L、L64Rが選択さ
れ、かつ電流が選択されたmuxハーフを流れるとして
も、センス増幅器166を通過する一次電流はLDLか
らの電流ILD Lである。
【0024】カラム・スイッチ176は一対のNFET
であることから、帯電(Vdd)されたLDLキャパシタ
ンスからセンス増幅器に対する潜在的な妨害が本質的に
除去されている。NFETパス・ゲートは、NFET閾
値電圧により、そのような連結で通常誘導されるノイズ
を効果的に減衰させる。したがって、上記妨害が除去さ
れる。LDL182、184はMDLを介して従来のセ
ンス増幅器に接続する(不図示)。この第二のセンス増
幅器は、本発明によって与えられる特徴を活用するもの
で、センス増幅器166が十分な信号をLDL182、
184に出力すると直ちにセンス増幅器166の出力を
増幅することによって特性が改善される。
【0025】データがLDLに送られた後、能動センス
増幅器負荷、センス増幅器166出力対BL、BLバー
に接続した相互連結されたPFET172、174の対
は、それによって読み出されたデータを保持し、Vdd
完全帯電して補強する。正常な書き込みにおいては、制
御回路185からの能動センス増幅器負荷イネーブルで
あるΦpは相互に連結されたPFET172、174の
ソースに接続する。
【0026】「ダイナミック・タイプの半導体記憶装置
の共有センス増幅器制御信号発生回路とその操作方法
(Shared-Sense Amp Control signal Generating Circu
it inDynamic Type Semiconductor Memory Device and
Operating Method Therefor」と題されたフジシマ(Fuj
ishima)らの米国特許第5,267,214号(本願の一部とし
て援用する)などに開示されている従来のDRAM読み
出し方法とは異なり、それら2つの相互連結PFETは
センス増幅器の一部分を構成するものではない。フジシ
マは、低抵抗パス・ゲートによってセンス増幅器にビッ
ト線が結合したRAMを教示している。フジシマのパス
・ゲートの低抵抗は以下の場合にさらに低下する。すな
わち、センス増幅器のNFETハーフをイネーブルに
し、かつセットした後に、ビット線パス・ゲートの駆動
電圧がセンス増幅器のPFET部分をイネーブルするの
に一致するVddを上回る場合である。この点で、センス
増幅器によって電圧値全体がビット線対にもどされる。
これをセッティングした後のみに、フジシマのセンス増
幅器のPFETハーフは開いたカラム選択パス・ゲート
となるので、チップからデータが追い出されるのが遅れ
る。
【0027】それとは反対に、本発明によれば、この能
動負荷をセットするのに先だってデータがチップを通り
過ぎる。さらに、チップからデータが移される前に電圧
値が満たされるビット線対の放電および帯電に至るまで
には、アクセス時間は延長されない。そのかわり、ビッ
ト線対はチップから待ち状態の利用者まで送られた後に
ビット線対が最大レベルまで駆動され、さらにPFET
負荷172、174がセットされた後まで続く。
【0028】本発明の好ましい実施形態によれば、ブロ
ックの最初のビットが読み出された後、センス増幅器1
66および能動・センス増幅器負荷からビット線対に全
電圧をゲートするために、mux選択線の電圧がVdd
上回る値に増強される。mux制御がVddを上回る値に
増強された場合、すべてのセンス増幅器電流ISAがビッ
トライン対に向けて、あるいはビットライン対から流れ
る。
【0029】図6に示す特定の制御回路185は、アレ
イ、センス増幅器、および能動センス増幅器負荷に対す
る標準制御および試験専用御の両方を実施可能とするも
のでる。制御回路185の入力では、試験制御信号T
SIGはHIGHになり、また試験中でのみLOWにな
る。TSIGはNANDゲート190でΦSAによって否定
論理積(NAND)になっており、それによってセンス
増幅器イネーブルSAEバーを生ずる。SAEバーは、
PREとΦPまたはΦNとの間をそれぞれが接続するNF
ET192、194のゲートに直接接続されている。こ
れにより、SAEバーの状態がセンス増幅器のイネーブ
ル(使用可能)/ディスエーブル(使用禁止)段階ΦN
と、能動センス増幅器負荷のイネーブル(使用可能)/
ディスエーブル(使用禁止)段階ΦPとの両方のレベル
を選択する。SAEバーは、インバータ196への入力
である。インバータ196の出力であるSAEは、ΦN
と接地との間を接続するNFET198のゲートに接続
している。また、SAEバーは遅延回路200の入力で
あり、その出力はPFET202のゲートに接続してい
る。PFET202はVddとΦPとの間を接続し、それ
によって相互連結したPFET172、174のための
ddに対する対応経路を与える。
【0030】TSIGもまた、1つまたはそれ以上のNA
NDゲートで否定論理積となっている。また、このNA
NDゲートはΦEQを持つ単一のNANDゲート204と
して図示されており、ΦPRELおよびΦPRER
(ΦPREEL,R)を生成する。好ましくは、ΦEQは2種類
の独立した信号ΦEQLおよびΦEQRからなり、これらの信
号はそれぞれTSIGによって否定論理積となる。また
は、追加のL/R選択信号がΦPREEL,Rを発生させるた
めに ΦEQL とΦPRER とによって否定論理積となっても
よい。任意に、ΦPRELおよびΦPRERが、単純に否定論理
積ΦEQ とTSIGとを否定論理積とすることによって生ず
る同一の信号であってもよい。
【0031】すでに述べたように、待機中の定常状態に
おいて、 RASバーはHIGHであり、TSIGは通常H
IGHにある。ΦEQおよびΦSAはともにLOWであり、
ΦP REEL,RおよびSAEバーがHIGHに保たれてい
る。そのため、ビット線とΦNおよびΦPの両方とがV
PREにある(センス増幅器166を使用禁止とするため
に)。しかし、アクセスしている間、SAEがHIGH
となった後、(RASバーおよびSAEバーはLOWで
ある)、ΦPはLOWであり(Vddで)、一方ΦNはLO
Wである(接地で)。したがって、NFET198がオ
ンになると、それによって選択的にセンス増幅器160
の接地への経路が与えられ、一方PFET202がオン
になると、それによって選択的にセンス増幅器能動負荷
のVddへの経路が与えられる。
【0032】SAEバーは、センス増幅器がセットされ
る後まで遅延回路200によって遅延され、LDL18
2、184に向けてカラム・スイッチ176を通過す
る。本発明の好ましい実施形態によれば、遅延回路20
0は単純なポリシリコンRC遅延回路からなるもので、
そこから生ずる信号を変換するインバータを有する。そ
れに代わりうる別の実施形態では、遅延回路200に直
列に接続された偶数個、特に好ましくは6ないし8個の
インバータからなる。
【0033】図8は、本発明の好ましい実施形態にもと
づき、図6の論理を用いて図5のアレイに対して信号マ
ージン試験を実施するためのタイミング図である。図9
は、本発明の好ましい実施形態にもとづいてDRAMを
試験するためのフロー・チャートである。通常は、T
SIGはHIGHに保たれている。典型的なDRAM選択
機能を与えるRASバーは、ワード線WL、ビット線等
化信号ΦEQ、およびセンス増幅器イネーブル信号ΦSA
駆動する。正常な動作条件下では、VPREはVdd/2に
保たれており、試験中でのみその値から変動する。試験
中では、VRPEは制御可能で、かつ可変式の電圧供給源
によって与えられる。この電圧供給源は、テスタによっ
て制御された供給電圧を与える。他のすべての電圧は、
試験中において正常動作範囲内であるか、あるいはわず
かに下回る。
【0034】NFET192、194は、RASバーが
HIGHの場合、通常は待機中にVPRFをΦNおよびΦP
に連結させ、さらにTSIGおよびRASバーがLOWの
場合は試験中でも連結させる。等化信号ΦEQおよび試験
制御信号ΦSIGがともにHIGHの場合のみに、ΦPREL
およびΦPRERはLOWとなる。このように、各ビット線
対の線からなる対は、RASバーがHIGHの場合に一
緒に結合し、かつVPREにつながる。また、TSIGおよび
RASバーがLOWの場合は試験中でも連結する。 V
PREは、読み出し中、ビット線およびセンス増幅器には
連結されていない。好ましくは、ΦP、ΦN、およびΦ
PREL,Rは多重ビット線に与えられた共通線である。ある
いは、 好ましくは、ΦP、ΦN、およびΦPREL,Rは各ビ
ット線対に対して個別に発生してもよい。
【0035】したがって、本発明によれば、セル信号マ
ージンを測定するということは、基本的には2段階の試
験であることを意味する。第一に、”ブロック書き込
み”工程240では、圧縮信号がセル160L、160
Rのすべてに書き込みされる。この第一の工程240の
間、ビット線の電圧の値を試験電圧の値VTESTにする。
このVTESTは、Vddからオフセットされた値またはVdd
のごく一部によって接地された値である。試験電圧を負
荷することによって、効果的にアレイに微弱”1”また
は”0”を書き込む。つぎに、第2の基本的な工程24
2では、圧縮信号が正しくセンス(読み出し)されるか
どうかを決定するために、通常はアレイが読みとられ
る。したがって、これら2つの基本的な工程およびいく
つかの付随的な工程を実行することによって、本明細書
に記載したように、DRAMの信号マージンが決定され
よう。
【0036】このように、第一に、RASバーおよびT
SIGが低いレベルで駆動した場合244、ブロック書き
込み工程240が開始される。つぎに、VPREがVTEST
に上昇し、または下降する(この実施例では下降)。T
SIGがLOWなので、アレイ全体に微弱信号(VPRE)を
書き込むためにワード線WLLおよびWLRのすべてが
同時にHIGHとなる。任意に、アレイの一部分が個々
のワード線またはワード線からなるサブセットによって
試験してもよい。タイミング等化制御位相ΦEQは正常な
アクセス・サイクルを通じて、ワード線WLLおよびW
LRによってHIGHとなる。しかし、TSIGはLOW
なので、ΦPREL,RはHIGHのままとなるようにΦEQ
阻止される。もし、ワード線がHIGHとなると、タイ
ミング・センス増幅器制御位相ΦSAもまた上昇するけれ
ども、同様に阻止される。なぜなら、TSIGが低いから
である。このように、ΦPおよびΦNがVPREのままであ
り、またセンス増幅器166は使用禁止のままである。
試験電圧レベル(VPRE)をVSとして全てのセルに蓄積
した後、RASバーが立ち上がり書き込み動作が終了
し、RAMが待機状態となる(前置帯電)。ブロック書
き込み全体にわたって、センス増幅器は使用禁止の状態
にあり、またビット線はVPREにクランプされた状態に
ある。なぜなら、ΦNおよびΦPはVPREにクランプされ
ており、また前置帯電(等化)信号ΦPREL,RはHIGH
のままである。
【0037】もしブロック書き込みが完了すると、RA
Mは復元され(工程248)、待機状態に置かれるとと
もに正常動作状態にもどる。RASバー上昇(工程25
0)によってすべてのワード線とΦSAとがLOWとな
る。つぎに、工程252では、VPREがVdd/2に下が
り、すべてのビット線対とΦNおよびΦPとがVdd/2に
引き戻される。TSIGはVPREがVdd/2にもどるまでL
OWに保たれている。もし、TSIGが上がったならば
(工程252)、ブロック書き込み工程240は終了
し、さらにRAMは正常動作にもどる。
【0038】ブロック書き込み工程240の後、RAM
アレイは読み出され(工程254、256)、いずれの
セル信号限界を越えるかどうかを決定する(工程25
8)。読み出し中の正しい結果は、信号限界を越えるこ
となく(工程260)、かついくつかの信号マージンが
残ることを示している。したがって、もし、圧縮信号レ
ベルVsに関わらず、どのセルも正確に読み取り(工程
258、本実施例ではLOW)、そしてほとんどの信号
が損失することなく試験全体が繰り返される(工程26
2、この実施例ではわずかながら高いVPREレベルであ
る)。この試験は少なくともいくつかのセルが機能しな
くなるまで続けられる。このことは、信号限界が超過し
(工程264)、試験が終了する(工程266)。図8
の例では、読み取り工程において少なくとも一つのセル
にHIGHが格納される場合、減少したVSによって不
正確な結果となる
【0039】このように、図8では、読み取り工程24
2中において、TSIGはHIGHに保たれ、かつVdd/2
が維持される。読み取り工程242はRASバーが低い
第2工程で開始される。ΦEQQL,Rが上がった場合、T
SIGはHIGHのままであることから、ΦPREが低下して
等化装置210が閉じる。さらに、NFET214、2
16、218、および220を閉じることによって、ビ
ット線対をVPREから絶縁する。ワード線WLLが上が
り、セル160L(そのVSは低減)をビット線対BL
L,BLLバーに接続する(この最初の読み取りアクセ
スではBLLに接続)。圧縮信号VSがビット線対BL
L,BLLバーに移された後に、ΦSAが再び上昇する。
この時、SAEバーがLOWになる。SAEバーがLO
WであるとNFET192、194がオフとなり、V
PREからΦPおよびΦNが絶縁される。同時に、SAEバ
ーはインバータ196によって反転させられ、SAEが
HIGHになる。SAEがHIGHであるとNFET1
98がオンとなり、ΦNを接地へ引き寄せる。これによ
ってセンス増幅器166がセットされる。VSIG に依存
して、センス増幅器はセンス増幅器出力BL、BLバー
の一つを引き出して低くする。
【0040】センス増幅器166がセットされた場合、
選択されたmuxハーフ164Lはセンス増幅器166
に対してたいへん高い抵抗負荷レジスタとして動作す
る。このことから、センス増幅器の一端が接地されてい
たとしても、選択されたmuxハーフ164Lはセンス
増幅器がビット線対から引き寄せた電流を限定するとと
もに、本質的に該ビット線対のセンス条件Vdd/2および
SIGのままである。このことは、この状態が十分な時
間保たれた後に、センス増幅器がビット線対のうちの一
つをmux164を介して接地に放電するものと理解さ
れる。
【0041】センス増幅器がセットされた後、CSLi
はHIGHとなり、局所データ線182、184をセン
ス増幅器出力BL,BLバーにそれぞれ接続するカラム
・スイッチ176を開く。選択されたmuxハーフ16
4Lと比較すると、カラム・スイッチ・パス・ゲート1
78、180は幅と長さとの比(W/L)が大きいの
で、より一層低い抵抗を示す。このカラム・スイッチ・
パス・ゲート178、180は、以下のようになるよう
構成される。すなわち、カラム・スイッチ176が選択
された場合、センス増幅器に流れ込む電流のほとんど
が、ビット線対からの非常に僅かな電流を与える選択さ
れたmuxハーフ164Lを持つLDLからの電流であ
る。さらに、NFETパス・ゲート178および180
はLDLからセンス増幅器166に渡される電圧を制限
し、そこにある読み取られたデータが破壊されるのを防
ぐ。
【0042】したがって、ほとんど同時にデータが読み
取られ、LDL182、184に送られ、つづいて第2
のセンス増幅器(不図示)によって再び読み取るために
MDLへ送られる。このことすべてが相互連結PFET
172、174をセットするのに先だってなされる。こ
のことは、従来のDRAMに比べて待ち時間を顕著に減
少させるもので、重要な長所である。
【0043】その後、SAEバーは遅延回路200を通
過し、ΦPをVddにするPFET202のゲートを低く
する。VddにあるΦPにより、相互連結PFET17
2、174能動・センス増幅器負荷は、センス増幅器の
浮動側を高くしてVddにする。最後に、データが素早く
ビット線対BL,BLバーに送られるように、muxの
選択抵抗を減少させるため、選択されたmuxハーフ1
65Lまたは165Rに対して上記選択が増強される。
これにより、全値がセルに書きもどされる。
【0044】試験中の各読み出し後、読み出しを終了す
るためにRASバーが上昇し、RAMを待機状態にす
る。したがって、RASバーの上昇によってワード線W
LLがリセットされ、LOWとなる。ワード線が降下し
た後、ΦSAがLOWとなる。SAEバーをHIGHにす
るNANDゲート190によってΦSAが再度反転され、
NFET192、194を介してΦPトΦNとがVPREとな
る。いったん、センス増幅器が使用禁止になると、等化
信号ΦEQがLOWとなり、NANDゲート204がΦER
を反転してΦPREL,RをHIGHにする。したがって、Φ
PREL,RをHIGHにすることにより、ビット線対を一緒
に効果的に短くするために、等化NFET210、21
2がオンとなる。一方、VPRE(Vdd/2において)はビ
ット線対に向けてNFET214,216、218、お
よび220を通過する。
【0045】この典型的な読み取りアクセスは、図8に
示すRASの引き続いて起こる降下によって表されるよ
うに、所望のセルすべてが読み取りされ、さらに試験さ
れるまで、繰り返される。もし、いずれかの読み取りの
最中に,アクセスされたセルが不十分なビット線信号を
与える場合、センス増幅器は不正確に該信号を読み取る
であろう(失敗)。したがって、アレイが微弱信号によ
って満たされている場合、不正確な結果は1つまたはそ
れ以上のゼロを読み取っており、逆もまた同様である。
すでに指摘したように、いったんすべてのセルが読み取
られる場合、読み取り失敗のセルがないとしたら、信号
マージンは試験電圧(VPREに対するブロック書き込み
の間に印加)を越える。セルが読み取り失敗となるまで
の各繰り返しにおいてわずかながら低い信号でこの試験
を繰り返すことによって(すなわち、この実施例ではわ
ずかながら高いVPRE)、信号マージンを決定すること
ができる。さらに、一つの論理値に対して信号マージン
に関してアレイ・セルを試験することによって(この実
施例では”ゼロ”信号マージンを試験するためのLOW
状態)、この試験では他の論理値(すなわち、HIGH
状態)について繰り返すことができる。他の論理値に関
する信号マージは、ブロック・アレイ書き込み動作の間
で適当なものとして(例えば、約Vdd/2)、VPRE
上下させることによって決定されよう。続いて、アレイ
が上記したようにして正常に読み取られる。
【0046】したがって、従来のDRAMと比較してよ
り一層確実かつ正確に、本発明にもとづく信号マージン
についての試験をDRAMに対して施すことができよ
う。さらに、本発明にもとづいてDRAMを試験するこ
とは、基準セルを含ませることを必要とせず(そのた
め、真上から受けることはない)、また容量結合装置を
必要としない。本発明の信号マージン試験特性を含むD
RAMのその他の特徴として、アレイ全体がVPREをV
ddまたは接地にすることによって、システム初期化の間
にそれぞれすべての1またはすべての0が初期化されて
もよい。
【0047】内蔵の冗長カラムまたはワード線は、本発
明にもといてDRAMを試験することによって識別され
た微弱セルと置換させてもよい。
【0048】本発明を好ましい実施形態の観点から記載
した。クレームされた発明の精神から離れることなく、
多数の変更および修正が当業者によってなされるであろ
うことが了承されよう。特許請求の範囲が適用される範
囲は本発明の精神の及ぶ範囲の変更および修正が含まれ
る。
【0049】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。 (1)ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(D
RAM)のセル信号マージンを決定するための方法であ
って、(a)複数のメモリ・セルに低減信号を書き込む
工程(a)と、(b)前記複数のメモリ・セルの各セル
からデータを読み取る工程(b)と、(c)前記読み取
られたデータを予測される結果と比較する工程(c)
と、(d)前記信号を低減し、前記読み取られたデータ
が前記予測される結果と異なるまで前記工程(a)〜
(C)を繰り返す工程(d)とを有する、DRAM信号
マージン試験方法。 (2)前記複数のメモリ・セルに低減信号を書き込む前
記工程(a)は、(i)複数のワード線をハイ(HIG
H)にする工程(i)と、(ii)センス増幅器イネー
ブルおよび複数のビット線を試験電圧レベルにする工程
(ii)と、(iii)前記複数のワード線をロー(L
OW)にする工程(iii)とを有する、上記(1)に
記載のDRAM信号マージン試験方法。 (3)前記低減信号を書き込む前記工程(a)は、さら
に前記工程(iii)の後に、(iv)前記センス増幅
器イネーブルと前記複数のビット線とを前置帯電電圧に
駆動する工程(iv)を有する、上記(2)に記載のD
RAM信号マージン試験方法。 (4)各セルを読み取る前記工程(b)は、(i)選択
されたワード線をハイ(HIGH)にする工程(i)
(ii)前記少なくとも一つのビット線上に信号が生じ
た後に、前記少なくとも一つのセンス増幅器をイネーブ
ルとし、前記選択されたワード線に応答して前記センス
増幅器がセットされる工程(ii)と、(iii)前記
セットされたセンス増幅器を局所データ線(LDL)に
連結することによって、前記セットされたセンス増幅器
が前記LDLへデータを送る工程(iii)と、(i
v)前記データを前記センス増幅器にラッチする工程
(iv)とを有する、上記(1)に記載のRAM信号マ
ージン試験方法。 (5)各セルを読み込む前記工程(b)は、前記センス
増幅器をイネーブルとする前記工程(ii)に先だっ
て、さらに、(ia)選択的に、少なくとも一つのビッ
ト線対をセンス増幅器から切り離し、それによって少な
くとも一つのビット線対が少なくとも一つのセンス増幅
器に連結された状態とする工程(ia)を有する、上記
(4)に記載のDRAM信号マージン試験方法。 (6)ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(D
RAM)のセル信号マージンを決定するための方法であ
って、(a)複数のワード線をハイ(HIGH)にする
工程(a)と、(b)センス増幅器イネーブルと複数の
ビット線とを試験電圧レベルにする工程(b)と、
(c)前記複数のワード線をロー(LOW)にする工程
(c)と、(d)前記複数のメモリ・セルの各セルから
データを読み取る工程(d)と、(e)前記読み取られ
たデータを予測される結果と比較する工程と、(f)前
記信号を低減し、前記読み取られたデータが前記予測さ
れる結果と異なるまで前記工程(a)〜(e)を繰り返
す工程(f)とを有する、DRAM信号マージン試験方
法。 (7)前記工程(d)に先だって、(c1)前記センス
増幅器イネーブルおよび前記複数のビット線を前置帯電
電圧にする工程(c1)をさらに有する、上記(6)に
記載のDRAM信号マージン試験方法。 (8)各セルを読み取る前記工程(d)は、(i)選択
されたワード線をハイ(HIGH)にする工程(i)
と、(ii)選択的に、少なくとも一つのビット線対を
センス増幅器から切り離し、それによって少なくとも一
つのビット線対が少なくとも一つのセンス増幅器に連結
された状態とする工程(ii)と、(iii)前記少な
くとも一つのビット線上に信号が生じた後に、前記少な
くとも一つのセンス増幅器をイネーブルとし、前記選択
されたワード線に応答して前記センス増幅器がセットさ
れる工程(iii)と、(iv)前記セットされたセン
ス増幅器を局所データ線(LDL)に連結することによ
って、前記セットされたセンス増幅器が前記LDLへデ
ータを送る工程(iv)と、(v)前記データを前記セ
ンス増幅器にラッチする工程(v)を有する、DRAM
信号マージン試験方法。 (9)ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(D
RAM)のセル信号マージンを決定するための方法であ
って、 (a)複数のワード線をハイ(HIGH)にする工程
(a)と、 (b)センス増幅器イネーブルおよび複数のビット線を
試験電圧レベルにする工程(b)と、 (c)前記複数のワード線をロー(LOW)にする工程
(c)と、 (d)前記センス増幅器イネーブルおよび前記複数のビ
ット線を前置帯電電圧にする工程(d)と、 (e)前記複数のメモリ・セルの各セルを読み取る工程
(e)であって、(i)選択されたワード線をハイ(H
IGH)にする工程(i)と、(ii)選択的に、少な
くとも一つのビット線対をセンス増幅器から切り離し、
それによって少なくとも一つのビット線対が少なくとも
一つのセンス増幅器に連結された状態とする工程(i
i)と、(iii)前記少なくとも一つのビット線上に
信号が生じた後に、前記少なくとも一つのセンス増幅器
をイネーブルとし、前記選択されたワード線に応答して
前記センス増幅器がセットされる工程(iii)と、
(iv)前記セットされたセンス増幅器を局所データ線
(LDL)に連結することによって、前記セットされた
センス増幅器が前記LDLへデータを送る工程によっ
て、前記複数のメモリ・セルの各セルを読み取る工程
(iv)とを含む工程(e)と、 (f)前記データを前記センス増幅器にラッチする工程
(f)と、 (g)前記読み取られたデータを予測される結果と比較
する工程(g)と、 (h)前記信号を低減し、前記読み取られたデータが前
記予測される結果と異なるまで前記工程(a)〜(f)
を繰り返す工程(h)とを有する、DRAM信号マージ
ン試験方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の広域I/O・RAMの略図である。
【図2】従来のセグメントをトランジスタ・レベルでも
って表した断面略図である。
【図3】図2の断面に関わるタイミング図である。
【図4】従来の方法にもとづいて試験可能なRAMビッ
ト線等化を表す。
【図5】本発明の好ましい実施形態にもとづくアレイ断
面、センス回路、および制御論理を模式的に表す。
【図6】本発明の好ましい実施形態にもとづくアレイ断
面、センス回路、および制御論理を模式的に表す。
【図7】本発明の好ましい実施形態にもとづくアレイ断
面、センス回路、および制御論理を模式的に表す。
【図8】本発明の好ましい実施形態にもとづいてセル信
号マージンを決定するための、図5〜図7のRAMに関
わるタイミング図である。
【図9】本発明の好ましい実施形態にもとづいて、DR
AMセル信号マージンを試験するためのフロー・チャー
トである。
【符号の説明】
160 セル 162 等化回路 163 復元線 164 マルチプレクサ(mux) 165 選択線 166 センス増幅器 168 NFET 170 NFET 172 PFET 174 PFET 176 カラム・スイッチ 182 LDL 184 LDL 185 制御回路 186 CSLi 192 NFET 194 NFET 196 インバータ 198 NFET 200 遅延回路 202 PFET 204 NANDゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トシアキ・キリハタ アメリカ合衆国12590、ニューヨーク州 ワッピンジャース フォールス タウン ビュー・ドライブ 341 (72)発明者 ヒン・ウォン アメリカ合衆国06850、コネティカット州 ノーウォーク ジェイ フォー ベッドフ ォード・アヴェニュー 11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイナミック・ランダム・アクセス・メモ
    リ(DRAM)のセル信号マージンを決定するための方
    法であって、 (a)複数のメモリ・セルに低減信号を書き込む工程
    (a)と、 (b)前記複数のメモリ・セルの各セルからデータを読
    み取る工程(b)と、 (c)前記読み取られたデータを予測される結果と比較
    する工程(c)と、 (d)前記信号を低減し、前記読み取られたデータが前
    記予測される結果と異なるまで前記工程(a)〜(C)
    を繰り返す工程(d)とを有する、 DRAM信号マージン試験方法。
  2. 【請求項2】前記複数のメモリ・セルに低減信号を書き
    込む前記工程(a)は、 (i)複数のワード線をハイ(HIGH)にする工程
    (i)と、 (ii)センス増幅器イネーブルおよび複数のビット線
    を試験電圧レベルにする工程(ii)と、 (iii)前記複数のワード線をロー(LOW)にする
    工程(iii)とを有する、請求項1に記載のDRAM
    信号マージン試験方法。
  3. 【請求項3】前記低減信号を書き込む前記工程(a)
    は、さらに前記工程(iii)の後に、 (iv)前記センス増幅器イネーブルと前記複数のビッ
    ト線とを前置帯電電圧に駆動する工程(iv)を有す
    る、請求項2に記載のDRAM信号マージン試験方法。
  4. 【請求項4】各セルを読み取る前記工程(b)は、 (i)選択されたワード線をハイ(HIGH)にする工
    程(i)と、 (ii)前記少なくとも一つのビット線上に信号が生じ
    た後に、前記少なくとも一つのセンス増幅器をイネーブ
    ルとし、前記選択されたワード線に応答して前記センス
    増幅器がセットされる工程(ii)と、 (iii)前記セットされたセンス増幅器を局所データ
    線(LDL)に連結することによって、前記セットされ
    たセンス増幅器が前記LDLへデータを送る工程(ii
    i)と、 (iv)前記データを前記センス増幅器にラッチする工
    程(iv)とを有する、請求項1に記載のRAM信号マ
    ージン試験方法。
  5. 【請求項5】各セルを読み込む前記工程(b)は、前記
    センス増幅器をイネーブルとする前記工程(ii)に先
    だって、さらに、 (ia)選択的に、少なくとも一つのビット線対をセン
    ス増幅器から切り離し、それによって少なくとも一つの
    ビット線対が少なくとも一つのセンス増幅器に連結され
    た状態とする工程(ia)を有する、請求項4に記載の
    DRAM信号マージン試験方法。
  6. 【請求項6】ダイナミック・ランダム・アクセス・メモ
    リ(DRAM)のセル信号マージンを決定するための方
    法であって、 (a)複数のワード線をハイ(HIGH)にする工程
    (a)と、 (b)センス増幅器イネーブルと複数のビット線とを試
    験電圧レベルにする工程(b)と、 (c)前記複数のワード線をロー(LOW)にする工程
    (c)と、 (d)前記複数のメモリ・セルの各セルからデータを読
    み取る工程(d)と、 (e)前記読み取られたデータを予測される結果と比較
    する工程(e)と、 (f)前記信号を低減し、前記読み取られたデータが前
    記予測される結果と異なるまで前記工程(a)〜(e)
    を繰り返す工程(f)とを有する、DRAM信号マージ
    ン試験方法。
  7. 【請求項7】前記工程(d)に先だって、 (c1)前記センス増幅器イネーブルおよび前記複数の
    ビット線を前置帯電電圧にする工程(c1)をさらに有
    する、請求項6に記載のDRAM信号マージン試験方
    法。
  8. 【請求項8】各セルを読み取る前記工程(d)は、 (i)選択されたワード線をハイ(HIGH)にする工
    程(i)と、 (ii)選択的に、少なくとも一つのビット線対をセン
    ス増幅器から切り離し、それによって少なくとも一つの
    ビット線対が少なくとも一つのセンス増幅器に連結され
    た状態とする工程(ii)と、 (iii)前記少なくとも一つのビット線上に信号が生
    じた後に、前記少なくとも一つのセンス増幅器をイネー
    ブルとし、前記選択されたワード線に応答して前記セン
    ス増幅器がセットされる工程(iii)と、 (iv)前記セットされたセンス増幅器を局所データ線
    (LDL)に連結することによって、前記セットされた
    センス増幅器が前記LDLへデータを送る工程(iv)
    と、 (v)前記データを前記センス増幅器にラッチする工程
    (v)とを有する、 DRAM信号マージン試験方法。
  9. 【請求項9】ダイナミック・ランダム・アクセス・メモ
    リ(DRAM)のセル信号マージンを決定するための方
    法であって、 (a)複数のワード線をハイ(HIGH)にする工程
    (a)と、 (b)センス増幅器イネーブルおよび複数のビット線を
    試験電圧レベルにする工程(b)と、 (c)前記複数のワード線をロー(LOW)にする工程
    (c)と、 (d)前記センス増幅器イネーブルおよび前記複数のビ
    ット線を前置帯電電圧にする工程(d)と、 (e)前記複数のメモリ・セルの各セルを読み取る工程
    (e)であって、(i)選択されたワード線をハイ(H
    IGH)にする工程(i)と、(ii)選択的に、少な
    くとも一つのビット線対をセンス増幅器から切り離し、
    それによって少なくとも一つのビット線対が少なくとも
    一つのセンス増幅器に連結された状態とする工程(i
    i)と、(iii)前記少なくとも一つのビット線上に
    信号が生じた後に、前記少なくとも一つのセンス増幅器
    をイネーブルとし、前記選択されたワード線に応答して
    前記センス増幅器がセットされる工程(iii)と、
    (iv)前記セットされたセンス増幅器を局所データ線
    (LDL)に連結することによって、前記セットされた
    センス増幅器が前記LDLへデータを送る工程(iv)
    とを含む工程(e)と、 (f)前記データを前記センス増幅器にラッチする工程
    (f)と、 (g)前記読み取られたデータを予測される結果と比較
    する工程(g)と、 (h)前記信号を低減し、前記読み取られたデータが前
    記予測される結果と異なるまで前記工程(a)〜(f)
    を繰り返す工程(h)とを有する、DRAM信号マージ
    ン試験方法。
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