JPH0912860A - 室温硬化性組成物 - Google Patents

室温硬化性組成物

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JPH0912860A
JPH0912860A JP16418895A JP16418895A JPH0912860A JP H0912860 A JPH0912860 A JP H0912860A JP 16418895 A JP16418895 A JP 16418895A JP 16418895 A JP16418895 A JP 16418895A JP H0912860 A JPH0912860 A JP H0912860A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】複合金属シアン化物錯体(E)を触媒として得
られる水酸基含有ポリオキシアルキレン重合体(F)か
ら誘導され、加水分解性ケイ素基を有し、かつイオン性
不純物の総量が50ppm以下である有機重合体
(A)、硬化触媒としてビスマスカルボン酸塩(B)、
有機アミン化合物(C)および充填剤(D)を必須成分
とする室温硬化性組成物。 【効果】貯蔵安定性が改善され、かつ深部の硬化性が良
好である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は湿分存在下で硬化する室
温硬化性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば変成シリコーン系樹脂と
して知られるような、末端に加水分解性ケイ素基を有す
る各種の有機重合体の硬化反応を利用して、シーリング
材、接着剤等に使用する方法はよく知られており、工業
的に有用な方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのような末端に加水
分解性ケイ素基を有する有機重合体は、たとえば特公昭
45−36319、特公昭46−17553、特公昭6
1−18582等に提案されている。
【0004】また末端に加水分解性ケイ素基を有する有
機重合体のうち、特に加水分解性ケイ素基としてアルコ
キシシリル基を有する有機重合体では、室温硬化性を付
与するためにいわゆる硬化触媒を使用することが通常行
われる。そのような硬化触媒としては、カルボン酸の金
属塩等有機金属化合物、酸性または塩基性化合物等が知
られており、なかでもスズのカルボン酸塩やその他の有
機スズ化合物が一般的である。
【0005】末端に加水分解性ケイ素基を有する有機重
合体に、種々の充填剤、可塑剤、接着性付与剤、チキソ
性付与剤、硬化触媒、各種安定剤等を配合してなる室温
硬化性の樹脂組成物をシーリング材や接着剤などに使用
する場合、その配合の形態としていわゆる一液型と二液
型と呼ばれるふたつの形態に大別される。
【0006】そのうち二液型として知られるものは主剤
と硬化剤とに分かれており、使用時に使用場所において
これら二つの成分とさらに必要に応じて着色剤などを混
合し施工して硬化させるものである。この二液型におけ
る硬化剤は硬化触媒を含んでいるのが一般的であり、該
硬化触媒としては、伸縮の繰り返しに対して硬化物が良
好な圧縮復元性を示すことから、鉛のカルボン酸塩また
は2価スズのカルボン酸塩および有機アミン化合物、具
体的にはたとえばオクチル酸スズおよびラウリルアミン
を使用する方法が提案されている(特公昭61−608
67参照)。
【0007】しかし、二液型において、末端加水分解性
ケイ素基を有する有機重合体として、前記の公知例に提
案されている比較的短い分子量のポリエーテル化合物を
ジハロ化合物でつなぎあわせて高分子量化した後加水分
解性ケイ素基を導入する方法により製造された、加水分
解性ケイ素基を有する重合体と充填剤を主剤とした場
合、オクチル酸スズとラウリルアミンを硬化触媒として
使用すると、硬化速度、特に硬化体の表面から遠い部分
いわゆる深部の硬化速度が不十分であり、満足できるも
のではなかった。
【0008】また、末端に加水分解性ケイ素基を有する
有機重合体として特開平3−43449および特開平3
−79627に記載の複合金属シアン化物錯体を触媒と
して製造したポリオキシアルキレン重合体から製造され
る加水分解性ケイ素基を含有する有機重合体を主剤とし
た場合、該硬化触媒を使用すると、深部の硬化性は著し
く改善されるが、主剤を製造する際、厳密な水分管理
(すなわち主剤中の含有水分を低下させること)を通常
行わないため、長期の保存中に主剤の粘度が上昇してし
まい、使用上不都合が生じる場合があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を解消しようとする下記の発明である。
【0010】下記の有機重合体(A)と、2価スズのカ
ルボン酸塩、2価ビスマスのカルボン酸塩および2価鉛
のカルボン酸塩から選ばれる硬化触媒(B)と、有機ア
ミン化合物(C)と、充填剤(D)とを含有する室温硬
化性組成物。
【0011】(有機重合体)複合金属シアン化物錯体
(E)を触媒として開始剤にアルキレンオキシドを重合
させて得られる水酸基含有ポリオキシアルキレン重合体
(F)から誘導され、式(1)で表される加水分解性ケ
イ素基を有し、かつイオン性不純物の総量が50ppm
以下である有機重合体(A)。
【0012】−R2 −SiXa1 3-a・・・(1)
【0013】式中、R1 は炭素数1〜20の置換または
非置換の1価の炭化水素基、R2 は2価の有機基、Xは
水酸基または加水分解性基、aは1〜3の整数である。
【0014】[有機重合体]有機重合体(A)は、複合
金属シアン化物錯体(E)を触媒として開始剤にアルキ
レンオキシドを重合させて得られる水酸基含有ポリオキ
シアルキレン重合体(F)から誘導される。
【0015】複合金属シアン化物錯体(E)を使用する
ことにより、従来のアルカリ金属触媒を使用するよりM
w /Mn が小さく、より高分子量で、より低粘度の水酸
基含有ポリオキシアルキレン重合体(F)を得ることが
できる。
【0016】複合金属シアン化物錯体(E)としては亜
鉛ヘキサシアノコバルテートを主成分とする錯体が好ま
しく、そのエーテルおよび/またはアルコール錯体が特
に好ましい。その組成は本質的に特公昭46−2725
0号公報に記載されているものが使用できる。エーテル
としてはエチレングリコールジメチルエーテル(グライ
ム)、ジエチレングリコールジメチルエーテル(ジグラ
イム)等が好ましく、錯体の製造時の取扱いからグライ
ムが特に好ましい。アルコールとしてはt−ブタノール
が好ましい。
【0017】開始剤としては2〜10個の活性水素を有
する化合物が好ましく、ポリヒドロキシ化合物が好まし
く、2〜8個、特に2〜4個の水酸基を有するポリヒド
ロキシ化合物が好ましい。具体的にはエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジ
プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,
4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、グリ
セリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトー
ル、ジグリセリン、シュークロースおよびこれらにアル
キレンオキシドを反応させて得られる目的物より低分子
量のポリオールがある。これらは1種単独使用でも2種
以上の併用でもよい。また、アリルアルコールのよう
な、不飽和基含有モノヒドロキシ化合物も使用できる。
【0018】本発明の有機重合体(A)は、イオン性不
純物の総量が50ppm以下である。特にイオン性不純
物が、複合金属シアン化物錯体(E)に起因する金属化
合物および/またはアルカリ金属化合物を含むイオン性
不純物である場合に本発明は適する。イオン性不純物が
30ppm以下、さらには20ppm以下であることが
好ましい。
【0019】これらの金属不純物量を低減することによ
り、有機重合体(A)および本発明の硬化性組成物の貯
蔵安定性がより改善される他、硬化触媒の作用を妨げな
いため優れた硬化性が得られる。
【0020】その低減方法としては、下記の(I)〜
(III)の方法が挙げられる。特に複合金属シアン化物錯
体(E)に起因する金属化合物を除去する場合に使用で
きる方法としては (III)がある。(I)の方法がイオン
性不純物を有効に、かつ経済的に低減できるので特に好
ましい。
【0021】(I)重合体に含有されるイオン性不純物
を、重合体に本質的に不溶な塩とした後、該塩を重合体
より除去する方法。具体的にはイオン性不純物と反応し
て重合体に本質的に不溶な塩を形成しうる化合物、水お
よび必要に応じてノニオン系界面活性剤を添加した後、
脱水することにより塩を析出させ、次に該塩を除去する
方法がある。塩を形成しうる化合物としては、塩酸、硫
酸、硝酸、リン酸、ピロリン酸、酸性ピロリン酸ナトリ
ウムなどが好ましい。析出させた塩は、濾過操作や吸着
操作などにより除去できる。
【0022】(II)重合体に溶剤を添加した後、アニオ
ン交換樹脂および/またはカチオン交換樹脂と接触させ
てイオン性不純物を除去する方法。
【0023】(III)pH緩衝剤および任意にアンモニア
とキレート化剤で処理後、複合金属シアン化物錯体
(E)に起因する金属化合物を除去する方法、脂肪族ア
ルコールとキレート化剤を添加後、複合金属シアン化物
錯体(E)に起因する金属化合物を除去する方法、酸化
剤で処理後、複合金属シアン化物錯体(E)に起因する
金属化合物を除去する方法。
【0024】なお、本発明でいうイオン性不純物とは、
複合金属シアン化物錯体(E)に起因する、亜鉛イオ
ン、コバルトイオン、シアンイオン、塩素イオン等のカ
チオンおよびアニオン;有機重合体(A)を製造する工
程で不純物として混入する、ナトリウムイオン、カリウ
ムイオンのようなアルカリ金属イオン、ハロゲンイオ
ン;有機重合体(A)を製造する工程でポリオキシアル
キレンが酸化をうけて生成したカルボキシレートイオ
ン;有機重合体(A)を製造する工程でエステル結合、
カーボネート結合などを形成させるときに添加した触媒
金属塩などのすべてのアニオン、カチオンを含む。
【0025】有機重合体(A)は水酸基含有ポリオキシ
アルキレン重合体(F)の水酸基における水素原子を、
式(1)に置換したものが好ましい。
【0026】本発明に使用するポリオキシアルキレン重
合体(F)の1分子当たりの水酸基の数は2〜10個で
あることが好ましい。粘度、強度と伸び等の物性のバラ
ンスから2〜8個、特に2〜4個であることが特に好ま
しい。
【0027】好ましい重合体(F)はポリオキシプロピ
レンジオール、ポリオキシプロピレントリオールおよび
ポリオキシプロピレンテトラオールである。また、下記
(イ)や(ニ)の方法に用いる場合、ポリオキシプロピ
レングリコールモノアリルエーテルなどの不飽和基末端
ポリオキシアルキレンモノオールも使用できる。
【0028】ポリオキシアルキレン重合体(F)の水酸
基価換算分子量は5000〜30000が好ましく、8
000〜30000がより好ましい。
【0029】本発明の水酸基価換算分子量は末端水酸基
を含有するポリオキシアルキレン重合体(F)を製造す
るときに使用した開始剤の官能基数と重合体のポリオキ
シアルキレンの水酸基当たりの分子量の積で計算した分
子量のことをいう。
【0030】有機重合体(A)は式(1)で表される加
水分解性ケイ素基を有する。
【0031】−R2 −SiXa1 3-a・・・(1)
【0032】式中、R1 は炭素数1〜20の置換または
非置換の1価の炭化水素基、R2 は2価の有機基、Xは
水酸基または加水分解性基、aは1〜3の整数である。
【0033】式(1)中のRは2価の有機基である。R
1 は炭素数1〜20の置換または非置換の1価の炭化水
素基であり、好ましくは炭素数8以下のアルキル基、フ
ェニル基やフルオロアルキル基である。特に好ましく
は、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキ
シル基、シクロヘキシル基、フェニル基等である。
【0034】Xは水酸基または加水分解性基であり、加
水分解性基としては、たとえばハロゲン原子、アルコキ
シ基、アシルオキシ基、アミド基、アミノ基、アミノオ
キシ基、ケトキシメート基、ヒドリド基である。これら
のうち炭素原子を有する加水分解性基の炭素数は6以
下、特には4以下が好ましい。好ましいXとしては炭素
数4以下の低級アルコキシ基、特にメトキシ基、エトキ
シ基、プロポキシ基などが例示できる。aは1〜3の整
数であり、2または3が好ましい。
【0035】次に有機重合体(A)の製造方法について
説明する。本発明における有機重合体(A)は、下記
(イ)〜(ニ)に述べるような方法により水酸基含有ポ
リオキシアルキレン重合体(F)の末端に加水分解性ケ
イ素基を導入できる。そのような化合物は室温で液状で
あり、かつ、硬化体が比較的低温でも柔軟性を保持し、
シーリング材、接着剤などに利用する場合、好ましい特
性を備えている。
【0036】(イ)重合体(F)の末端不飽和基導入物
(G)と式(3)で表される水素化ケイ素化合物を反応
させる方法。
【0037】HSiXa1 3-a・・・(3)
【0038】ただし、式中R1 、X、aは前記に同じで
ある。
【0039】重合体(F)の末端不飽和基導入物(G)
を得る方法としては、重合体(F)の末端水酸基OHを
OM(Mはアルカリ金属)とした後、塩化アリル等の不
飽和基含有ハロゲン化炭化水素と反応させる方法あるい
は不飽和基および水酸基と反応しうる官能基を有する化
合物を重合体(F)と反応させて、エステル結合、ウレ
タン結合、カーボネート結合などにより結合させる方法
がある。さらに、重合体(F)の製造においてアルキレ
ンオキシドを重合する際に、アリルグリシジルエーテル
などの不飽和基含有アルキレンオキシドを共重合させる
ことにより側鎖に不飽和基を導入する方法や開始剤とし
て末端不飽和基含有モノヒドロキシ化合物を用いること
によっても得られる。
【0040】(ロ)イソシアネート基と式(1)で表さ
れる加水分解性ケイ素基を有する化合物と重合体(F)
を反応させる方法。
【0041】(ハ)重合体(F)とトリレンジイソシア
ネートなどのポリイソシアネート化合物を反応させてイ
ソシアネート基末端とした後、該イソシアネート基に式
(4)で表されるケイ素化合物のW基を反応させる方
法。
【0042】R1 3-a−SiXa −R5 W・・・(4)
【0043】ただし、式中R1 、X、aは前記に同じ、
5 は2価の有機基、Wは水酸基、カルボキシル基、メ
ルカプト基およびアミノ基(1級または2級)から選ば
れた活性水素含有基である。
【0044】(ニ)重合体(F)の末端不飽和基導入物
(G)の不飽和基と、Wがメルカプト基である式(4)
で表されるケイ素化合物のメルカプト基を反応させる方
法。
【0045】イオン性不純物の除去は上記(イ)〜
(ニ)の各手順において各ケイ素化合物を反応させる
前、等の適当な段階で行うことが好ましく、その総量を
50ppm以下とする。すなわち、下記の方法が例示で
きる。
【0046】重合体(F)に含有されるイオン性不純物
を、重合体(F)に本質的に不溶な塩とした後、該塩を
重合体(F)より除去することにより重合体(F)に含
有されるイオン性不純物を50ppm以下とした後、重
合体(F)に加水分解性ケイ素基を導入し、有機重合体
(A)とする。
【0047】重合体(F)の末端不飽和基導入物(G)
に含有されるイオン性不純物を、末端不飽和基導入物
(G)に本質的に不溶な塩とした後、該塩を末端不飽和
基導入物(G)より除去することにより末端不飽和基導
入物(G)に含有されるイオン性不純物を50ppm以
下とした後、末端不飽和基導入物(G)と式(2)で表
される水素化ケイ素化合物と反応させ、有機重合体
(A)とする。
【0048】本発明における有機重合体(A)の分子量
は、原料である重合体(F)の水酸基価換算価分子量に
基づいて算出される。該分子量は5000〜30000
が好ましい。5000より低いと硬化体が硬く、かつ伸
びが低いものとなり、30000を超えると硬化体の柔
軟性および伸びは問題ないが、該重合体自体の粘度が著
しく高くなり、実用性が低くなる。特に8000〜30
000が好ましい。
【0049】[スズ触媒]本発明においては2価スズの
カルボン酸塩、2価ビスマスのカルボン酸塩および2価
鉛のカルボン酸塩から選ばれる硬化触媒(B)と有機ア
ミン化合物(C)を用いる。これら金属カルボン酸塩そ
のものにも有機重合体(A)の硬化を促進する作用があ
るが本発明の目的には不充分であり、有機アミン化合物
(C)と併用することが必須である。
【0050】硬化触媒(B)は直鎖状または分枝状の炭
素数20以下の脂肪族カルボン酸の塩であることが好ま
しい。炭素数20以下の脂肪族カルボン酸としては、ヘ
プタン酸、オクチル酸、デカン酸、ラウリン酸、ステア
リン酸などがある。硬化触媒(B)は混合物であっても
よい。
【0051】これら金属カルボン酸塩の使用量は有機重
合体(A)100重量部に対して、0.01〜10重量
部、特に、0.01〜3重量部が好ましい。
【0052】本発明の有機アミン化合物(C)として
は、炭素数20以下のモノアミンまたは炭素数20以下
のポリアミンが好ましい。また分子内にアミノ基と式
(2)で表される加水分解性ケイ素基を有する化合物が
好ましい。
【0053】−R3 −SiX1 b4 3-b・・・(2)
【0054】式中、R3 は2価の有機基、R4 は炭素数
1〜20の置換または非置換の1価の炭化水素基、X1
は水酸基または加水分解性基、bは1〜3の整数であ
る。
【0055】炭素数20以下のアミンとしては、たとえ
ば、炭素数20以下の脂肪族モノ(またはポリ)アミ
ン、炭素数20以下の脂環族モノ(またはポリ)アミ
ン、炭素数20以下の芳香族モノ(またはポリ)アミン
から選ばれることが好ましい。具体的には以下のものが
例示できる。
【0056】モノアミン:メチルアミン、エチルアミ
ン、プロピルアミン、イソプロピルアミン、ブチルアミ
ン、アミルアミン、ヘキシルアミン、オクチルアミン、
ノニルアミン、ラウリルアミン、ジメチルアミン、ジエ
チルアミン、ジプロピルアミン、ジイソプロピルアミ
ン、ジブチルアミン、ジアミルアミン、トリメチルアミ
ン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチ
ルアミン、トリアミルアミン、シクロプロピルアミン、
シクロブチルアミン、シクロペンチルアミン、シクロヘ
キシルアミン、アニリン、N−メチルアニリン、N,N
−ジメチルアニリン、N−エチルアニリン、N,N−ジ
エチルアニリン、トルイジン、ベンジルアミン、ジフェ
ニルアミン等。
【0057】ポリアミン:エチレンジアミン、ジエチレ
ンジアミン、トリエチレンジアミン、ヘキサメチレンジ
アミン、ドデカメチレンジアミン、ジエチレントリアミ
ン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミ
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N,
N,N’N’−テトラメチル−1,3−ブタンジアミ
ン、N,N,N’N’−テトラメチルエチレンジアミン
等。
【0058】また分子内にアミノ基と式(2)で表され
る加水分解性ケイ素基を有する化合物としては、アミノ
基含有シランとして知られる分子内に加水分解性ケイ素
基を有する有機アミン化合物、およびアミノ基含有シラ
ンとエポキシ基含有シランとして知られる分子内にエポ
キシ基と加水分解性ケイ素基とを有する化合物との反応
物が特に好ましい。
【0059】アミノ基含有シランとして具体的には、γ
−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(β−アミ
ノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、
γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(β−ア
ミノエチル)−γ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−
(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメ
トキシシラン、γ−アミノプロピルメチルジエトキシシ
ラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピル
メチルジエトキシシランがある。
【0060】また、これらのアミノ基含有シランと反応
させるエポキシ基含有シランとしてはγ−グリシジルオ
キシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシジルオキ
シプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシジルオキシ
プロピルメチルジメトキシシラン、γ−グリシジルオキ
シプロピルメチルジエトキシシランなどがある。
【0061】本発明では、有機アミン化合物(C)を、
有機重合体(A)100重量部に対し、0. 01〜10
重量部用いることが好ましい。0. 1〜3重量部が特に
好ましい。
【0062】本発明においては充填剤(D)を使用す
る。充填剤の使用量は有機重合体(A)に対して0〜1
000重量%、特に50〜250重量%が好ましい。充
填剤の具体例としては以下のものが挙げられる。これら
の充填剤は単独で用いてもよく、2種以上併用してもよ
い。
【0063】充填剤の例:炭酸カルシウム、フュームシ
リカ、沈降性シリカ、無水ケイ酸、含水ケイ酸およびカ
ーボンブラック、炭酸マグネシウム、ケイソウ土、焼成
クレー、クレー、タルク、酸化チタン、ベントナイト、
有機ベントナイト、酸化第二鉄、酸化亜鉛、活性亜鉛
華、シラスバルーン、木粉、パルプ、木綿チップ、マイ
カ、くるみ穀粉、もみ穀粉、グラファイト、アルミニウ
ム微粉末、フリント粉末等の粉体状充填剤、石綿、ガラ
ス繊維、ガラスフィラメント、炭素繊維、ケブラー繊
維、ポリエチレンファイバー等の繊維状充填剤。
【0064】本発明においては任意に可塑剤が使用でき
る。可塑剤としては、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジ
ブチル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ブチルベンジ
ル等のフタル酸エステル類;アジピン酸ジオクチル、コ
ハク酸ジイソデシル、セバシン酸ジブチル、オレイン酸
ブチル等の脂肪族カルボン酸エステル;ペンタエリスリ
トールエステルなどのアルコールエステル類;リン酸ト
リオクチル、リン酸トリクレジル等のリン酸エステル
類;エポキシ化大豆油、4,5−エポキシヘキサヒドロ
フタル酸ジオクチル、エポキシステアリン酸ベンジル等
のエポキシ可塑剤;塩素化パラフィンが単独または2種
以上の混合物で使用できる。
【0065】本発明の組成物は、さらに公知の種々の添
加剤等を含むことができる。添加剤としては、フェノー
ル樹脂、エポキシ樹脂等の接着性付与剤、水添ひまし油
等のチキソ性付与剤、顔料、各種の老化防止剤、紫外線
吸収剤等が使用できる。
【0066】
【実施例】以下に本発明を実施例(例1〜6、15〜2
0、29〜34)および比較例(例7〜14、21〜2
8、35〜45)により具体的に説明するが、本発明は
これらに限定されない。最初に合成例1〜7により有機
重合体(A)の原料である有機重合体P1〜P7の製造
例を示す(ただしP7は比較のための有機重合体)。な
お、部は重量部を示す。
【0067】[合成例1]分子量1000のグリセリン
−プロピレンオキシド付加物を開始剤として亜鉛ヘキサ
シアノコバルテートグライム錯体にてプロピレンオキシ
ドの重合を行い、水酸基価11.2mgKOH/g、2
5℃での粘度7000cPのポリオキシプロピレントリ
オールを得た。続いてポリオキシプロピレントリオール
の水酸基に対して1.1倍当量のナトリウムメトキシド
を添加してからメタノールを留去し、塩化アリルを添加
して末端水酸基をアリルオキシ基に変換し不純物として
金属塩を含んだ有機重合体(P1)を得た。
【0068】[合成例2]エチレングリコールを開始剤
として亜鉛ヘキサシアノコバルテートグライム錯体にて
プロピレンオキシドの重合を行い、水酸基価9.3mg
KOH/g、25℃での粘度が8000cPのポリオキ
シプロピレンジオールを得た。合成例1記載の方法で末
端水酸基をアリルオキシ基に変換し不純物として金属塩
を含んだ有機重合体(P2)を得た。
【0069】[合成例3]エチレングリコールを開始剤
として亜鉛ヘキサシアノコバルテートグライム錯体にて
プロピレンオキシドの重合を行い、水酸基価5.6mg
KOH/g、25℃での粘度が17000cPのポリオ
キシプロピレンジオールを得た。続いて合成例1記載の
方法で末端水酸基をアリルオキシ基に変換し不純物とし
て金属塩を含んだ有機重合体(P3)を得た。
【0070】[合成例4]分子量1000のペンタエリ
スリトール−プロピレンオキシド付加物を開始剤として
亜鉛ヘキサシアノコバルテートグライム錯体にてプロピ
レンオキシドの重合を行い、水酸基価13.2mgKO
H/g、25℃での粘度が6000cPのポリオキシプ
ロピレンテトラオールを得た。合成例1記載の方法で末
端水酸基をアリルオキシ基に変換し不純物として金属塩
を含んだ有機重合体(P4)を得た。
【0071】[合成例5]合成例3で得たポリオキシプ
ロピレンジオールと合成例1で得たポリオキシプロピレ
ントリオールを重量比2対1で混合したのち、合成例1
記載の方法で末端水酸基をアリルオキシ基に変換し不純
物として金属塩を含んだ有機重合体(P5)を得た。
【0072】[合成例6]合成例3で得たポリオキシプ
ロピレンジオールと合成例4で得たポリオキシプロピレ
ンテトラオールを重量比4対1で混合したのち、合成例
1記載の方法で末端水酸基をアリルオキシ基に変換し不
純物として金属塩を含んだ有機重合体(P6)を得た。
【0073】[合成例7]特公昭59−25808記載
の方法に従い水酸基価換算分子量3000のポリオキシ
プロピレンジオール4モルに対し、3モルのクロロブロ
モメタンをアルカリ存在下に反応させたのち塩化アリル
を添加して末端水酸基をアリルオキシ基に変換して金属
塩を含んだ有機重合体(P7)を得た。
【0074】[例1〜14]有機重合体P1〜P7を精
製法ア〜イで精製し、その残存金属イオン量(単位:p
pm)を測定した。精製後の有機重合体P1〜P7の粘
度(単位:cP)も併せて表1〜2に示す。
【0075】続いて白金触媒を用いた公知の方法によっ
て有機重合体末端にメチルジメトキシシリルプロピル基
を導入し、有機重合体S1〜S14を得た。有機重合体
S1〜S14の製造後粘度も表に示す。なお末端基とし
てのメチルジメトキシシリルプロピル基の含有量は有機
重合体1g当たり0.11mmol〜0.17mmol
の範囲である。得られた有機重合体S1〜S14の残存
金属イオン量は、メチルジメトキシシリルプロピル基導
入前と変わらなかった。
【0076】[例15〜28]有機重合体(S1〜S1
4)100部に対し、炭酸カルシウム160部、フタル
酸ジオクチル60部、水添ヒマシ油5部、フェノール系
酸化防止剤1部、紫外線吸収剤0.5部および光安定剤
0.5部を加えて混練して主剤(M1〜M14)とし
た。
【0077】一方、表8右欄に示した金属カルボン酸塩
10部に対し、ラウリルアミン3部、フタル酸ジオクチ
ル20部、炭酸カルシウム60部を混練して硬化剤(K
1〜K5)とした。
【0078】主剤の製造直後の粘度(製造後粘度)(単
位:cP)および50℃で14日貯蔵した後の粘度(貯
蔵後粘度)(単位:cP)を測定した。結果を表3〜4
に示す。
【0079】[例29〜45]次に表に示した主剤(M
1〜M14)100部と硬化剤(K1〜K5)8.5部
を混練し、直径4cmの円筒形のカップ中に3cmの厚
みになるように硬化性組成物を流し込み、20℃、65
%湿度の雰囲気下に6時間放置した。その後にJIS
K−2530に準拠した針入度計を用い、表面から深さ
方向への硬化の様子をみた。結果を表5〜7に示す。針
入度が大きい方が表面からの硬化が進んでいないことを
表している。
【0080】(精製法ア)金属塩等を不純物として含む
有機重合体1kgに対し、末端10重量%にエチレンオ
キシドをブロック重合させた分子量10000のポリオ
キシプロピレン重合体5g、水50gおよび酸性ピロリ
ン酸ナトリウム10gを加え、90℃で1時間撹拌し
た。続いて90℃、減圧下で水を留去したのち、キョー
ワード600(合成マグネシムシリケート、協和化学社
製)を10gを加え、90℃で1時間減圧脱水してから
ヘキサン2リットルを加えて有機重合体を溶解し、濾紙
を使用して不溶物を濾過して除去した。その後ヘキサン
を減圧下で留去して、精製物を得た。
【0081】(精製法イ)金属塩等を不純物として含む
有機重合体1kgをヘキサン3kgに溶解し、3重量%
硫酸水1kgを加え、1時間撹拌したが全体が乳濁して
しまった。3日間室温で放置したが全体の5分の1程度
最上層にやや透明なヘキサン層が分離したため、デカン
テーションでヘキサン層を分け、減圧下でヘキサンを留
去して、精製物を得た。
【0082】
【表1】
【0083】
【表2】
【0084】
【表3】
【0085】
【表4】
【0086】
【表5】
【0087】
【表6】
【0088】
【表7】
【0089】
【表8】
【0090】
【発明の効果】本発明の硬化性組成物は貯蔵安定性が著
しく改善され、かつ深部の硬化性が良好である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の有機重合体(A)と、2価スズのカ
    ルボン酸塩、2価ビスマスのカルボン酸塩および2価鉛
    のカルボン酸塩から選ばれる硬化触媒(B)と、有機ア
    ミン化合物(C)と、充填剤(D)とを含有する室温硬
    化性組成物。(有機重合体)複合金属シアン化物錯体
    (E)を触媒として開始剤にアルキレンオキシドを重合
    させて得られる水酸基含有ポリオキシアルキレン重合体
    (F)から誘導され、式(1)で表される加水分解性ケ
    イ素基を有し、かつイオン性不純物の総量が50ppm
    以下である有機重合体(A)。 −R2 −SiXa1 3-a・・・(1) 式中、R1 は炭素数1〜20の置換または非置換の1価
    の炭化水素基、R2 は2価の有機基、Xは水酸基または
    加水分解性基、aは1〜3の整数である。
  2. 【請求項2】有機アミン化合物(C)が、炭素数20以
    下のアミンである、請求項1の室温硬化性組成物。
  3. 【請求項3】有機アミン化合物(C)が、分子内にアミ
    ノ基と式(2)で表される加水分解性ケイ素基を有する
    化合物である、請求項1または2の室温硬化性組成物。 −R3 −SiX1 b4 3-b・・・(2) 式中、R3 は2価の有機基、R4 は炭素数1〜20の置
    換または非置換の1価の炭化水素基、X1 は水酸基また
    は加水分解性基、bは1〜3の整数である。
  4. 【請求項4】イオン性不純物が、複合金属シアン化物錯
    体(E)に起因する金属化合物および/またはアルカリ
    金属化合物を含むイオン性不純物である、請求項1〜3
    のいずれかの室温硬化性組成物。
  5. 【請求項5】有機重合体(A)が、重合体(F)に含有
    されるイオン性不純物を、重合体(F)に本質的に不溶
    な塩とした後、該塩を重合体(F)より除去することに
    より重合体(F)に含有されるイオン性不純物を50p
    pm以下とした後、重合体(F)に加水分解性ケイ素基
    を導入して得られる有機重合体である、請求項1〜4の
    いずれかの室温硬化性組成物。
  6. 【請求項6】有機重合体(A)が、重合体(F)の末端
    不飽和基導入物(G)に含有されるイオン性不純物を、
    末端不飽和基導入物(G)に本質的に不溶な塩とした
    後、該塩を末端不飽和基導入物(G)より除去すること
    により末端不飽和基導入物(G)に含有されるイオン性
    不純物を50ppm以下とした後、末端不飽和基導入物
    (G)と式(3)で表される水素化ケイ素化合物と反応
    させることにより得られる有機重合体である、請求項1
    〜4のいずれかの室温硬化性組成物。 HSiXa1 3-a・・・(3) 式中、R1 は炭素数1〜20の置換または非置換の1価
    の炭化水素基、Xは水酸基または加水分解性基、aは1
    〜3の整数である。
  7. 【請求項7】重合体(F)の水酸基価換算分子量が50
    00〜30000である、請求項1〜6のいずれかの室
    温硬化性組成物。
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