JPH09128570A - カード取出装置 - Google Patents
カード取出装置Info
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- JPH09128570A JPH09128570A JP27910595A JP27910595A JPH09128570A JP H09128570 A JPH09128570 A JP H09128570A JP 27910595 A JP27910595 A JP 27910595A JP 27910595 A JP27910595 A JP 27910595A JP H09128570 A JPH09128570 A JP H09128570A
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Abstract
ができるカード取出装置を提供する。 【解決手段】送り出しローラ5の一方向の回転によりカ
ード束2の最上位より分離され送り出されるカード21
についてその不良がゲートブロック61、62のカード
通路63の未通過により検出されると、迫り上げ装置4
により押出板3を迫り上げて、ストッカ1内のカード束
2の最上位の不良カード21面がカード排出機構10の
ローラ102に接するようにした後、送り出しローラ5
の他方向の回転により不良カード21をカード排出機構
10に送り込み、カード回収箱12に回収するようにし
ている。
Description
発行機や駐車場の駐車券発行機などに用いられるカード
取出装置に関するものである。
出入口での無人化はますます進められる傾向にあり、こ
れとともに通行券発行機や駐車券発行機に対する信頼性
が大きな課題になっている。
方向に積層された複数枚のカードを1枚づつ取出すため
のカード取出装置が設けられている。
として、実公昭62−5735号公報に開示されるよう
に複数枚のカードが上下方向に積層されたカード束の下
面を押出板で押圧してカードを上方に付勢するととも
に、カード束の上面にローラを接して押出板との間でカ
ード束を保持し、このローラの回転駆動によりカードを
カード束より分離して上から順に横方向に送り出すこと
で、カード束を収納するストッカのカード束上面に対し
て形成された傾斜面に沿って、カード束から分離された
カードを上向きにしてゲートより送り出すようにしたも
のがある。
したものでは、カード束よりカードを1枚を分離し送り
出そうとしたとき、仮に、この送り出そうとしたカード
に折れ曲が発生したり、2枚貼り付きがあると、正常に
ゲートを通過できないことがあり、カード詰まりとなっ
て装置の運転が停止してしまい、この詰まったカードを
取り除く復旧作業が終了するまで装置を運転できないこ
とがあった。
がリライトカード(印字情報を消去・再印字可能な多回
数使用カード)などのリサイクルカードの場合に上記の
問題が顕著であった。
で、カードの取出しを安定して行うことができるカード
取出装置を提供することを目的とする。
上下方向に積層された複数枚のカードからなるカード束
を収容したストッカと、前記カード束上面に接して設け
られ、その回転方向に応じて最上位のカードを異なる方
向に送り出し可能にした送り出しローラと、この送り出
しローラの一方向の回転により送り出されるカードの不
良を検出する不良検出手段と、この不良検出手段での不
良検出を待って前記送り出しローラの他方向の回転によ
り送り出されるカードを排出するカード排出手段と、こ
のカード排出手段より排出されたカードを回収する回収
手段とにより構成している。
いて、不良検出手段は、カード1枚分の厚さより広くカ
ード2枚分より狭くなるカード通路を有するようにして
いる。
記載において、ストッカは、前記送り出しローラの一方
向の回転により送り出されるカード送り出し部の高さ位
置に対して前記送り出しローラの他方向の回転により送
り出されるカード排出部の高さ位置を高めに形成してい
て、前記不良検出手段での不良検出を待って前記カード
束の上面位置を前記カード排出部の高さ位置に移動させ
るようにしている。
送り出しローラの一方向の回転により送り出されるカー
ドについて折れ曲りや2枚貼り付きなどの不良を検出す
ると、この不良カードについて送り出しローラの他方向
の回転によりカード排出手段よりカードを排出するとと
もに、この排出カードを回収手段で回収するようにでき
るので、カード詰まりとなって装置の運転が停止するよ
うなことをなくすことができ、詰まったカードを取り除
く復旧作業が終了するまで装置を運転できないような不
都合を解消できる。
ド1枚分の厚さより広くカード2枚分より狭くなるカー
ド通路を通すことでカード不良を検出するようにしてい
るのでので、簡単な構成によりカード不良検出を行うこ
とができる。
出しローラの一方向の回転により送り出されるカード送
り出し部の高さ位置に対して前記送り出しローラの他方
向の回転により送り出されるカード排出部の高さ位置を
高めに形成することで、正常なカードが誤ってカード排
出部より排出されるようなことを未然に防止できるよう
にもしている。
面に従い説明する。
置の概略構成を示している。
カ1には上下方向に積層された複数枚のカードからなる
カード束2が収容されている。
置された押出板3上に載置され、この押出板3を介して
迫り上げ装置4により上方向に迫り上げられるようにな
っている。この場合、迫り上げ装置4は、図示しないモ
ータなどの駆動源により上方向の迫り上げ力を得るよう
にしている。
ーラ5を設けている。この送り出しローラ5は、バネ5
1の偏倚力によりカード束2上面を押さえるようになっ
ていて、ローラ5の回転方向によりカード束2の最上位
から1枚のカード21を分離して図示右方向(正常カー
ドの送り方向)または左方向(不良カードの送り方向)
に送り出すようにしている。
対向するストッカ1上方の周縁部に正常カード送り出し
用の傾斜面1aと不良カード排出用の傾斜面1bを形成
している。この場合、カード送り出し用の傾斜面1a
は、カード排出用の傾斜面1bよりやや低い位置に設け
るようにしている。
aに対応させてゲート部6を設けている。このゲート部
6は、ゲートブロック61、62からなるもので、これ
らゲートブロック61、62の間にカード21を通過さ
せるカード通路63を形成している。この場合、カード
通路63の間隔は、カード1枚文の厚さより広く、カー
ド2枚分より狭くなるように形成している。
このセンサ7は、ゲートブロック61、62間のカード
通路63を通った正常のカード21を検知するようにし
ている。
された正常カード21をさらに送り出すためのローラで
ある。
1bに対応させてカード排出機構10を設けている。こ
のカード排出機構10は、L型リンク101の中央部を
回動自在に支持するとともに、両端部にローラ102、
103を設け、さらにリンク101中央の折曲り部内側
にローラ104を配置したもので、送り出しローラ5に
より送られた不良カードをカード排出用傾斜面1bとロ
ーラ102の間を通してローラ104側に送り、さらに
ローラ103に送るようにしている。
と104の間にセンサ11を設けている。このセンサ1
1は、カード排出機構10に送られた不良カード21を
検知するようにしている。
収箱12を設けている。このカード回収箱12は、カー
ド排出機構10を介して排出された不良カードを回収す
るものである。
作を説明する。
力によりカード束2上面を押さえるようになっていて、
この状態から送り出しローラ5が図示矢印方向に回転す
ると、の1枚のカード21が分離され、図示右方向に送
り出される。
ものであれば、この正常なカード21は、カード送り出
し用の傾斜面1aに沿って移動されて、先端部を持ち上
げられゲート部6に送られる。そして、ゲート部6のゲ
ートブロック61、62の間のカード通路63を通して
ローラ9、9によりさらに送り出される。この時のカー
ド21の送り出しは、センサ7により検知される。
ては、送り出しローラ5の図示矢印方向の回転の度に、
カード束2の最上位から1枚づつ分離され、ゲート部6
のゲートブロック61、62の間のカード通路63を通
して送り出される。
され、ストッカ1内のカード束2の上面位置が下がって
くると、迫り上げ装置4の上方向の迫り上げ動作により
一定の高さ位置に調整される。
カード21に折れ曲や2枚貼り付きがあったような場
合、まず、カード21は、送り出しローラ5の図2に示
す矢印方向の回転により図示右方向に送り出され、カー
ド送り出し用の傾斜面1aに沿って、先端部を持ち上げ
られゲート部6に送られる。
ロック61、62の間の通路63の間隔は、カード1枚
文分厚さより広く、カード2枚分より狭くなるように形
成しているので、これらゲートブロック61、62間の
カード通路63を通ることができず、ローラ9、9側に
送り出されない。この状態は、送り出しローラ5がカー
ド送り出しのため回転したにもかかわらず、所定時間経
ってもセンサ7がカード21の送り出しを検知しないこ
とからも判断できる。
ードと判定されることになるが、すると、今度は、送り
出しローラ5は、図3に示す矢印方向に逆回転され、不
良カード21は図示左方向に送り出され、一旦元の位置
に戻される。
により押出板3を迫り上げて、ストッカ1内のカード束
2の最上位の不良カード21面がカード排出機構10の
ローラ102に接するようにする。
送り出しローラ5をさらに矢印方向に逆回転させ、不良
カード21を図示左方向に送り出すと、カード排出機構
10のローラ102とカード排出用の傾斜面1bの間に
沿って送り出され、さらにローラ104、103を介し
てカード回収箱12に回収される。この時、センサ11
によりカード排出機構10を介してカード回収箱12に
回収される不良カード21を検知するようになる。
迫り下げて、ストッカ1内のカード束2の最上位面が図
1に示す状態になるようにして、一連の不良カードの排
出動作を終了する。
ラ5の一方向の回転によりカード束2の最上位より分離
され送り出されるカード21について折れ曲りや2枚貼
り付きなどの不良がゲートブロック61、62のカード
通路63の未通過により検出されると、迫り上げ装置4
により押出板3を迫り上げて、ストッカ1内のカード束
2の最上位の不良カード21面がカード排出機構10の
ローラ102に接するようにした後、送り出しローラ5
の他方向の回転により不良カード21をカード排出機構
10に送り込み、カード回収箱12に回収するようにし
ているので、カード詰まりとなって装置の運転が停止す
ることをなくすことができて、詰まったカードを取り除
く復旧作業が終了するまで装置を運転できないような不
都合を解消でき、カードの取出しを安定して行うことが
できる。
ゲートブロック61、62によるカード1枚分の厚さよ
り広くカード2枚分より狭くなるカード通路63により
構成されるので、簡単な構成によりカード不良検出を行
うことができる。
より送り出されるカード送り出し用の傾斜面1aの高さ
位置に対して送り出しローラ5の他方向の回転により送
り出されるカード排出用の傾斜面1bの高さ位置を高め
に形成しているので、正常なカードが誤ってカード排出
部より排出されるようなことを未然に防止できる。
6として、ゲートブロック61、62により構成したも
のを示したが、図1と同一部分には同符号を付している
図6に示すように互いに逆回転する一対のローラ64、
65でも構成できる。この場合、これら一対のローラ6
4、65の間のカード通路となる隙間をカード1枚分の
厚さより広く、カード2枚分より狭くなるようにしてい
る。
を期待できる。
出そうとしたカードが折れ曲りや2枚貼り付きなどの不
良カードであることを検出すると、この不良カードをカ
ード排出手段によりカード回収手段に回収できるので、
カード詰まりとなって装置の運転が停止することをなく
すことができ、詰まったカードを取り除く復旧作業が終
了するまで装置を運転できないような不都合を解消でき
る。また、簡単な構成によりカード不良検出できるとと
もに、正常なカードが誤ってカード排出部より排出され
るようなことも未然に防止でき、カードの取出しを安定
して行うことができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 上下方向に積層された複数枚のカードか
らなるカード束を収容したストッカと、 前記カード束上面に接して設けられ、その回転方向に応
じて最上位のカードを異なる方向に送り出し可能にした
送り出しローラと、 この送り出しローラの一方向の回転により送り出される
カードの不良を検出する不良検出手段と、 この不良検出手段での不良検出を待って前記送り出しロ
ーラの他方向の回転により送り出されるカードを排出す
るカード排出手段と、 このカード排出手段より排出されたカードを回収する回
収手段とを具備したことを特徴とするカード取出装置。 - 【請求項2】 不良検出手段は、カード1枚分の厚さよ
り広くカード2枚分より狭くなるカード通路を有するこ
とを特徴とする請求項1記載のカード取出装置。 - 【請求項3】 ストッカは、前記送り出しローラの一方
向の回転により送り出されるカード送り出し部の高さ位
置に対して前記送り出しローラの他方向の回転により送
り出されるカード排出部の高さ位置を高めに形成してい
て、前記不良検出手段での不良検出を待って前記カード
束の上面位置を前記カード排出部の高さ位置に移動させ
るようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の
カード取出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27910595A JP2999145B2 (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | カード取出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27910595A JP2999145B2 (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | カード取出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09128570A true JPH09128570A (ja) | 1997-05-16 |
JP2999145B2 JP2999145B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=17606494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27910595A Expired - Lifetime JP2999145B2 (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | カード取出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2999145B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020073768A (ko) * | 2001-03-16 | 2002-09-28 | 주식회사 케이디이컴 | 카드 발매기 |
KR100540927B1 (ko) * | 1997-10-08 | 2006-07-25 | 아사히 세이코 가부시키가이샤 | 카드체의방출장치 |
EP2728554A3 (de) * | 2012-11-02 | 2016-11-30 | CardTec Card Processing Technologies GmbH | Ticketausgabegerät sowie Entnahmeeinheit eines Ticketausgabegeräts |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2009069765A1 (ja) * | 2007-11-30 | 2011-04-21 | 日本信号株式会社 | 片道券icカードのリサイクルシステム、そのための共通券箱、券売機および改札機 |
-
1995
- 1995-10-26 JP JP27910595A patent/JP2999145B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100540927B1 (ko) * | 1997-10-08 | 2006-07-25 | 아사히 세이코 가부시키가이샤 | 카드체의방출장치 |
KR20020073768A (ko) * | 2001-03-16 | 2002-09-28 | 주식회사 케이디이컴 | 카드 발매기 |
EP2728554A3 (de) * | 2012-11-02 | 2016-11-30 | CardTec Card Processing Technologies GmbH | Ticketausgabegerät sowie Entnahmeeinheit eines Ticketausgabegeräts |
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JP2999145B2 (ja) | 2000-01-17 |
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