JPH08324866A - 搬出シートの積層方法とその装置 - Google Patents

搬出シートの積層方法とその装置

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JPH08324866A
JPH08324866A JP15993095A JP15993095A JPH08324866A JP H08324866 A JPH08324866 A JP H08324866A JP 15993095 A JP15993095 A JP 15993095A JP 15993095 A JP15993095 A JP 15993095A JP H08324866 A JPH08324866 A JP H08324866A
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sheet
stopper
sheets
stacking
air
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JP15993095A
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English (en)
Inventor
Takamichi Tomotaki
孝通 友滝
Kunio Kaji
国男 梶
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HANKYU ZOKI KOGYO KK
Original Assignee
HANKYU ZOKI KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、表面状態のチェックの完
了した傷つきやすいシートを、傷付ける事なく正確に積
層していく事ができるようにする事にある。 【構成】 搬送ライン(C)から水平方向に送
り出されたシート(1a)の上面に向かってエアーを吹き付
けて搬出シート(1a)を斜め下方に向けて移動させ、搬
送ライン(C)の出口に対向して設けられた前端ストッパ
(50)に前記シート(1a)の前端を当接させて搬送ライン
(C)の出口に設けられたシート積層位置(E)にシート(1a)
を積層し、積層されたシート(1a)の隣接せる2側辺を
押圧して他の隣接せる2側辺を位置決め用のストッパ(5
0)(51)に押圧して積層シート(1a)(1a)…を積層位置(E)
において整列させる事を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば液晶バックライ
ト用の樹脂シートの表面状態をチェックして良品と不良
品とに仕分け、良品のみを整列させて積層する搬出シー
トの積層方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から搬出シートを積層するための装
置は数多く提案されているが、一般的には搬送ラインの
出口に連続して配置された積載装置の積載アーム上にガ
イドを介して積み重ねて行くだけであり、シートの側方
からストッパに押圧して積層されたシートを正確に整列
させつつ積層していくというようなものではなく、積層
状態にかなりのバラツキがあった。従って、次の工程に
積層シートを供給する際に整列させる必要があり、その
場合に積層シート同士がその積層重量によって摩擦し、
傷が付くことがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の解決課題は、
表面状態のチェックの完了した傷つきやすいシートを、
傷付ける事なく正確に積層していく事ができるようにす
る事にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の搬出シ
ートの積層方法は、 搬送ライン(C)から水平方向に送り出されたシート(1
a)の上面に向かってエアーを吹き付けて搬出シート(1a)
を斜め下方に向けて移動させ、 搬送ライン(C)の出口に対向して設けられた前端スト
ッパ(50)に前記シート(1a)の前端を当接させて搬送ライ
ン(C)の出口に設けられたシート積層位置(E)にシート(1
a)を積層し、 積層されたシート(1a)の隣接せる2側辺を押圧して他
の隣接せる2側辺を位置決め用のストッパ(50)(51)に押
圧して積層シート(1a)(1a)…を積層位置(E)において整
列させる事を特徴とする。
【0005】これによれば、搬送ライン(C)から水平方
向に送り出されたシート(1a)は、上面に吹き付けられた
エアーの作用により、斜め下方に向けて移動して、まず
前端ストッパ(50)に当接することになり、積層されてい
るシート(1a)の上面に接触せず、積層しているシート(1
a)の上面に傷が付くようなことがない。そして、積層さ
れたシート(1a)にあっては、その隣接せる2側辺を押圧
して他の隣接せる2側辺を位置決め用のストッパ(50)(5
1)に押圧するので、積層シート(1a)(1a)…は正確に積層
位置(E)において整列することになり次の工程での作業
が容易になる。
【0006】請求項2に記載の搬出シートの積層方法
は、 搬送ライン(C)から水平方向に送り出されたシート(1
a)の上面に向かってエアーを吹き付けると共に搬出シー
ト(1a)の下方のエアーを吸引して搬出シート(1a)を斜め
下方に向けて移動させ、 搬送ライン(C)の出口に対向して設けられた前端スト
ッパ(50)に前記シート(1a)の前端を当接させて搬送ライ
ン(C)の出口に設けられたシート積層位置(E)にシート(1
a)を積層し、 積層されたシート(1a)の隣接せる2側辺を押圧して他
の隣接せる2側辺を位置決め用のストッパ(50)(51)に押
圧して積層シート(1a)を積層位置(E)において整列させ
る事を特徴とする。
【0007】この場合は、請求項1の作用に加えて、搬
送ライン(C)から水平方向に送り出されたシート(1a)の
上面に向かってエアーを吹き付けると共に搬出シート(1
a)の下方のエアーを吸引しているので、より円滑に搬出
シート(1a)を斜め下方に向けて移動させる事ができる。
【0008】請求項3は、搬送シート(1a)に向かって噴
出されるエアーに付いて更に規定したもので、『前記エ
アーが、静電除去エアーである』事を特徴とする。これ
により、シート(1a)が帯電しやすい性質(例えば樹脂シ
ートのようなもの。)のものであれば、帯電除去エアー
によって直ちにシート(1a)が電気的に中和され、シート
(1a)同士が静電吸着を生じるような事がなく、整列させ
やすくなる。
【0009】請求項4は前記方法を実施するもので、
『シート(1a)を搬送するための搬送ライン(C)の出口に
設けられたシート積層装置(E)であって、このシート積
層装置(E)が、 搬送ライン(C)の出口に対向して設けられ、搬送ライ
ン(C)から排出されたシート(1a)の前端が当接してシー
ト(1a)の前端の位置決めを行う前端ストッパ(50)と、 前端ストッパ(50)に対向して設けられ、シート(1a)の
後端を押圧して前端ストッパ(50)にシート(1a)の前端を
周期的に押圧する可動後端ブロック(53)と、 前端ストッパ(50)と可動後端ブロック(53)との間にお
いて、その一側方に設けられた固定サイドストッパ(51)
と、 前記固定サイドストッパ(51)の反対側に設置され、シ
ート(1a)の1側辺を押圧して固定サイドストッパ(51)に
シート(1a)の他側辺を周期的に押圧する可動サイドプレ
ート(52)と、 前端ストッパ(50)、可動後端ブロック(53)、固定サイ
ドストッパ(51)及び可動サイドプレート(52)とで構成さ
れるシート収納空間の直下に位置し、搬送シート(1a)を
積載する積載アーム(47)と、 前記シート収納空間の上方に設置され、シート収納空
間に向かってエアーを噴出しているエアー噴出装置(60)
とで構成される』事を特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示実施例に従って説明す
る。図1は本発明に係るワーク分別装置の正面図で、シ
ート積層部(A)、シート取出搬出部(B)、搬送ライン
(C)、検査装置(D)、良品集積部(E)及び不良品集積部(F)
とで構成されている。本実施例では良品集積部(E)が装
置発明でいうシート積層装置に該当し、方法発明でいう
シート積層位置に該当する。
【0011】対象シート(1)は、例えば液晶バックライ
ト用の樹脂シートのように薄いシートで、シート(1)同
士の接触で傷つきやすく且つ先端部分にカール癖がつき
やすいものである。勿論、対象シート(1)はこれに限ら
れず、その他の例としては厚肉の樹脂シートや第2原
紙、薄用紙(洋紙、和紙)、プラスチックプレートなど
も挙げられる。また、これらは搬送時に空気と接触する
だけて静電気を帯びやすい性質も具備している事が多
い。シート(1)の表裏両面又は表面のみに文字や模様が
記載されている。本実施例の場合には、シート(1)の周
囲に液晶画面用の枠が設けてあり、枠内は半透明となっ
ている。分別の方法は、本実施例ではシート表面の印刷
ミスやシミなどの有無をチェックし、良品と不良品とに
選別するものであるが、シート(1)を複数種類とし、こ
れを種類別に分類する場合も含まれる。
【0012】上記シート積層部(A)は、例えばエレベー
ター式のようなもので、リフトアーム(23)上に積層した
シート(1)を前部プレート(24)及び側面プレート(25)に
沿ってシート(1)の搬送に合わせてピッチ送りで持ち上
げて行くようになっている。ピッチ送りは下部センサ(2
6)及び上部センサ(27)によってシート(1)の搬送状態を
検出することによって行われる。シート積層部(A)の上
端(換言すれば、シート取出搬出部(B)の直下)に達し
た積層シート(1)は、最上層のシート(1)から一枚づつシ
ート取出搬出部(B)に取り出されて搬送するようになっ
ている。
【0013】シート取出搬出部(B)は図2〜8に示す通
りで、搬送ローラ(2)がシート(1)の前方(下流側)上部
に設置されており、搬送ローラ(2)の直下にピンチロー
ラ(3)が設置されている。(図6では、図面の繁雑さを
避けるため、搬送ローラ(2)を下流側にずらして描かれ
ている。)搬送ローラ(2)は円柱状の部材で、中央部分
に凹溝(2a)が形成されており、搬送モータ(図示せず)
にて駆動されるようになっている。搬送モータには、例
えばサーボモータのようなものが使用される。ピンチロ
ーラ(3)の外周は、摩擦係数を高めるためにゴムのよう
な材質のものが巻着されている。
【0014】ピンチローラ(3)は、回転軸(6)に枢支され
ているローラアーム(4)の先端に回転自在に取り付けら
れており、他端に取り付けられたアームバネ(5)にて搬
送ローラ(2)に押圧付勢されるようになっている。前記
回転軸(6)は前部プレート(24)の前方に設置されたフロ
ントガイド(11)並びにフロントガイド(11)の両側に設置
された補助プレート(28)に貫通してセットされている。
フロントガイド(11)の上端並びにその下方には上部セン
サ(27)及び下部センサ(26)がセットされている。フロン
トガイド(11)の上端と搬送ローラ(2)との間にはシート
(1)一枚分の厚み(T)より極く僅か大きい幅(T+α)でセ
ットされている。
【0015】また、フロントガイド(11)の前部プレート
(24)側の後部両側面には、静電除去エアー吹き出し部(1
2)が取り付けられており、静電除去エアー吹き出し部(1
2)の後面は後方斜め上に傾斜するように形成されていて
傾斜面(12a)となっており、この傾斜面(12a)に吹き出し
口(12b)が開口している。吹き出し口(12b)にはエアー配
管(12c)が連通しており、静電除去エアー発生装置(29)
に接続され、傾斜面(12a)からシート(1)の前端に向かっ
て静電除去エアーが吹き出されるようになっている。
【0016】シート積層部(A)の直上には吸着部(7)及び
後部吸着部(8)がスライドガイド(14)を介してガイドプ
レート(15)にスライド自在に設置されており、吸着部
(7)と後部吸着部(8)とはロックバー(18)にて一体的に連
結されている。ロックバー(18)の先端は吸着部(7)の上
端に螺着されており、その後端はガイドプレート(15)が
取り付けられているフレーム(63)に装着されたスライダ
(30)にスライド自在に支持されている。後部吸着部(8)
はロックネジ(8b)にてロックバー(18)の任意の位置に固
定できるようになっており、シート(1)の長さに合わせ
て調節できるようになっている。
【0017】また、吸着部(7)はクランクアーム(16)を
介して駆動モータ(17)に取り付けられており、クランク
アーム(16)のクランク作用により前進・後退するように
なっている。クランク作用による前進・後退速度はサイ
ンカーブとなる。吸着部(7)及び後部吸着部(8)は中空と
なっていて、減圧源(図示せず)に接続されており、更
にその下面には吸着孔(7a)及び吸着孔(8a)が穿設されて
いる。吸着孔(7a)とシート(1)との位置関係を見れば、
図6に示すように最前列の吸着孔(7a)にシート(1)の先
端が一致するようになっており、たとえシート(1)の先
端にカール癖があったとしても吸着孔(7a)に吸引されて
強制的に平面状に修正されるようになっている。
【0018】後部吸着部(8)の後方にはリアガイド(10)
が配設されており、吸着部(7)及び後部吸着部(8)と同様
にスライドガイド(14)を介してガイドプレート(15)にス
ライド自在に装着されている。そして、ガイドロック(1
9)にてガイドプレート(15)の任意の位置に固定できるよ
うになっており、シート(1)の長さに合わせてリアガイ
ド(10)をセットできるようになっている。リアガイド(1
0)の下部前面(10a)はテーパ状に形成されており、リフ
トアーム(23)によって持ち上げられて来たシート(1)の
後端に接触してシート(1)を前進させ、前部プレート(2
4)とフロントガイド(11)とでシート(1)の前後位置を確
定するようになっている。図2中、実線はシート(1)の
縦長さが最小の場合であり、仮想線は最大の場合を示
す。
【0019】図3に示すように、吸着部(7)及び後部吸
着部(8)の両側には保持プレート(9)が設置されており、
ガイドプレート(15)が取り付けられたフレーム(63)にス
ライド自在に取着された縦摺動軸(31)に取着されてい
る。縦摺動軸(31)の周囲には保持プレート(9)を下方に
押圧付勢する押圧バネ(31a)が配設されている。保持プ
レート(9)には所定の間隔で非接触吸引用のエアー吹き
出し孔(9a)が穿設されており、エアー吹き出し孔(9a)を
通してエアーが保持プレート(9)の下面に吹き出すよう
になっていて、ベヌルーイの原理を利用した非接触によ
る吸引によりシート(1)を保持プレート(9)に沿って吸着
するようになっている。
【0020】ピンチローラ(3)の両側には更にノズル(3
2)が設置されており、シート(1)の前端に向けて静電除
去エアーを噴出するようになってる。ノズル(32)の吹き
出し方向は自由に変更する事ができる。また、ピンチロ
ーラ(3)の両側には外側ピンチローラ(33)が設置されて
おり、ピンチアーム(34)を介して拡縮ベルト(35)に設置
されている。拡縮ベルト(35)はプーリ(36)に懸架されて
おり、プーリ(36)を回動させて拡縮ベルト(35)を移動さ
せる事により、外側ピンチローラ(33)の間隔を調整でき
るようになっている。(37)は外側ピンチローラ(33)の両
側に設けられたストッパである。
【0021】搬送ライン(C)はシート取出搬出部(B)に続
いて設置されており、第1搬送ライン(C1)、第2搬送ラ
イン(C2)及び第3搬送ライン(C3)とで構成されている。
第1搬送ライン(C1)は平行に配設された複数の送りロー
ラ(38)及び送りローラ(38)に平行に懸架された送りベル
ト(39)及び送りローラ(38)の直上に設置された第1吸引
ボックス(20)並びに送りローラ(38)の直下に設置された
ブラシローラ(40)とで構成されている。ブラシローラ(4
0)からは又はブラシローラ(40)の近傍から搬送ライン(C
1)に向けて静電除去エアーが噴出するようになってい
る。
【0022】第1搬送ライン(C1)に続いて第2搬送ライ
ン(C2)が設置されている。第1、第2搬送ライン(C1)(C
2)及び第3搬送ライン(C3)も基本的には同一の構造であ
るが、第2搬送ライン(C2)では検査装置(D)が設置され
る関係上、第2搬送ライン(C2)に対して送りローラ(41)
が下に設置されており、更にその下に第2吸引ボックス
(21)が設置されている。前記送りローラ(41)には送りベ
ルト(42)が平行に懸架されている。また、第2搬送ライ
ン(C2)の後端は第1搬送ライン(C1)の前端とオーバーラ
ップするようになっており、第1搬送ライン(C1)にて上
面吸着搬送によって搬送されて来たシート(1)が円滑に
第2搬送ライン(C2)に乗り移り、下面吸着搬送によって
更に搬送されるようになっている。また、第2搬送ライ
ン(C2)の入口側乗り移り端部には、ブラシローラ(43)が
設置されており、シート(1)の上面をブラッシングする
と同時に静電除去エアーを吹き付けるようになってい
る。
【0023】第2搬送ライン(C2)では、必要に応じて要
求される検査装置(D)が必要箇所に必要個数だけ設置さ
れるようになっている。本実施例では第2搬送ライン(C
2)のセンタ部分の検査領域に第1検査装置(D1)が、第2
搬送ライン(C2)と第3搬送ライン(C3)の境界部分の検査
領域に第2検査装置(D2)が焦点を結ぶように設置されて
おり、シート(1)が検査領域を通過するとその部分の映
像を順次録取し、デジタル信号に変換して制御装置(図
示せず)に入力するようになっている。また、シート
(1)の両面を検査する場合には、第2搬送ライン(C2)の
下方に検査装置(図示せず)が設置される事になる。な
お、検査装置(D)はいずれもカメラと照明器具とで構成
されており、カメラの検査領域を照明器具で照射するよ
うになっている。
【0024】制御装置(図示せず)ではカメラから入力
されたシート(1)の映像のデジタル信号と、予め入力さ
れている標準パターンの信号との比較を行い、シート
(1)の表面状態の良否を判定するようになっている。
【0025】第2搬送ライン(C2)と第3搬送ライン(C3)
との間には本実施例ではミラー装置(44)が設置されてお
り、シート(1)の表面のヘアライン的な傷を検出しやす
くしている。
【0026】第3搬送ライン(C3)は第2搬送ライン(C2)
に続いて設置されており、その上部に第3吸引ボックス
(22)が設置されていて、検査されたシート(1)の上面を
吸着しつつ搬送するようになっている。第3搬送ライン
(C3)の構成も第1搬送ライン(C1)、第2搬送ライン(C2)
と同様で、所定間隔で配設された送りローラ(48)に送り
ベルト(49)が懸架されており、送りベルト(49)の直上に
第3吸引ボックス(22)が設置されている。第3搬送ライ
ン(C3)の下方には、不良品集積部(F)が設置されていて
不良品(1b)と判定されたものを収納するようになってい
る。
【0027】また、第3搬送ライン(C3)の適所(不良品
集積部(F)の上流側)にエアブロー装置(45)が設置され
ており、不良品(1b)と判定されたものがエアブロー装置
(45)に到達した時にこれを検出してエアブローを行い、
第3搬送ライン(C3)の搬送面から離脱させて不良品集積
部(F)に収納するようになっている。また、不良品集積
部(F)には静電除去エアー吹き出し装置(46)が設置され
ていて、第3搬送ライン(C3)から離脱した不良品(1b)が
整列して不良品集積部(F)に収納されるようになってい
る。
【0028】第3搬送ライン(C3)の出口には良品集積部
(E)が設置されている。良品集積部(E)は前記の検査の結
果、良品(1a)と判断されたものを収納する箇所で、積載
アーム(47)が第3搬送ライン(C3)の出口部分において昇
降自在に設置されている。図1中の(R)は積載アーム(4
7)を昇降させるめの昇降機構で、公知のネジ機構を利用
している。積載アーム(47)の下降量は、積載アーム(47)
上に積載されたシート(1)の高さを検出し、常に最上層
のシート(1)の位置が一定になるように制御される。
【0029】更に、良品集積部(E)の入口側には可動後
端ブロック(53)が可動アーム(54)の先端に取着されて設
置されており、縦方向整列シリンダ(55)にて水平縦方向
に可動アーム(54)を遅い周期で振動させるようになって
いる。前記可動アーム(54)は摺動ガイド(54a)に摺動自
在に挿入されており、固定ネジ(54b)にて可動後端ブロ
ック(53)を任意の位置に固定できるようになっている。
可動後端ブロック(53)の反対側には前端ストッパ(50)が
設置されており、前端ストッパ(50)を取り付けたスライ
ド部材(56a)を介してスライドバー(56)にスライド自在
に取着されており、固定ネジ(56b)にて前端ストッパ(5
0)の幅を良品(1a)の幅に合わせて設置する事ができるよ
うになっている。
【0030】更に、良品集積部(E)の一方の側面には、
固定サイドプレート(51)が、他方の側面には可動サイド
プレート(52)が設置されており、横方向整列シリンダ(5
9)にて可動サイドプレート(52)を遅い周期で振動させる
ようになっている。また、固定サイドプレート(51)と可
動サイドプレート(52)とは良品(1a)の幅に合わせてその
センタを中心に近接離間できるようになっている。即
ち、可動後端ブロック(53)の直下に配設されたセンタギ
ア(64)に上下一対のギアバー(65)(65)が噛合しており、
取付ブロック(66)(66)を介して固定サイドストッパ(51)
及び横方向整列シリンダ(59)がギアバー(65)(65)にそれ
ぞれ取り付けられており、センタギア(64)を回転させる
事により、固定サイドプレート(51)と可動サイドプレー
ト(52)の間隔を変える事ができるようになっている。固
定サイドプレート(51)と可動サイドプレート(52)の固定
は既知のロック機構(図示せず)によって行われる。
【0031】また、前端ストッパ(50)の縦方向(センタ
ギア(64)側)への移動は縦方向ガイド(55b)を介して縦
方向スライドバー(55a)に沿って行われ、固定ネジ(55c)
によって固定する事になる。
【0032】良品集積部(E)に投入された良品(1a)は、
前端ストッパ(50)、固定サイドプレート(51)、可動サイ
ドプレート(52)及び可動後端ブロック(53)で囲まれる空
間内に嵌まり込むようになっている。良品集積部(E)の
直上には静電除去エアー噴出装置(60)が設置されてお
り、下面から静電除去エアーが下向きに吹き出すように
なっている。
【0032】次に、本装置の作用について説明する。リ
フトアーム(23)上にシート(1)を多数枚積層し、作業を
スタートさせると、上部センサ(27)にてシート(1)が検
出される位置までリフトアーム(23)が上昇する。リフト
アーム(23)の上昇機構は公知のネジ機構であり詳細な説
明は省略する。
【0033】シート(1)が上部センサ(27)にて検出され
た処でリフトアーム(23)の上昇がストップし、最上段の
シート(1)の取り出し作業の開始を待つ。勿論、取り出
し作業に先立ってシート取出搬出部(B)では、リアガイ
ド(10)や側面プレート(25)及び後部吸着部(8)の位置調
整が行われるし、良品集積部(E)では、前端ストッパ(5
0)及び固定サイドプレート(51)並びに可動サイドプレー
ト(52)の位置調整が行われる。従って、シート取出搬出
部(B)では、リフトアーム(23)の上昇に合わせてシート
(1)の外周が前部プレート(24)やフロントガイド(11)、
リアガイド(10)及び側面プレート(25)に接触して所定位
置に位置合わせされる事になる。
【0034】このようにセットされたシート(1)に対し
て、シート取出搬出部(B)が若干下降して保持プレート
(9)の下面が側面プレート(25)の上端に接触し、保持プ
レート(9)がシート(1)に対して所定の位置に近接するよ
うにすると同時に、保持プレート(9)と側面プレート(2
5)との間からの空気漏れを防止して2枚目以降のシート
(1)が飛び出さないようにしている。
【0035】然る後、吹き出し口(12b)及びノズル(32)
から静電除去エアーがシート(1)の前端に向かってブロ
ーされるようにし、シート(1)の静電気を中和除去し、
シート(1)を電気的に中和状態に保つ。同時にこの静電
除去エアーはシート(1)の間に流入し、シート(1)の個別
化を確実に行う。
【0036】一方、シート(1)の直上に設置されている
吸着部(7)及び後部吸着部(8)は最上層のシート(1)の前
端中央部と後端中央部とを吸着し、同時に吸着部(7)と
後部吸着部(8)の両側に設置されている保持プレート(9)
の非接触吸引用エアー吹き出し孔(9a)から吹き出され、
最上層のシート(1)と保持プレート(9)との間を流れるエ
アーによってシート(1)の両端部分が非接触にて保持プ
レート(9)に沿って吸引されることになり、最上層のシ
ート(1)のみが吸着部(7)、後部吸着部(8)及び保持プレ
ート(9)に確実に吸引される。
【0037】この状態で駆動モータ(17)を作動させると
クランクアーム(16)を介して吸着部(7)、後部吸着部(8)
及び保持プレート(9)が前進し、吸着部(7)の先端が搬送
ローラ(2)の凹溝(2a)に入り込むようになる。吸着され
ているシート(1)の動きはクランクアーム(16)のクラン
ク作用によるため、移動速度はサインカーブで変化す
る。そして、シート(1)の先端は吸着部(7)の前進限の手
前で搬送ローラ(2)とピンチローラ(3)との間に挿入され
て噛み込まれる事になるので、搬送ローラ(2)の周速
は、シート(1)の速度変化(減速)に合わせて制御され
る事になる。
【0038】従って、搬送ローラ(2)とピンチローラ(3)
との間に噛み込まれる際のスリップがシート(1)の上面
と搬送ローラ(2)及びシート(1)の下面とピンチローラ
(3)との間で発生せず、スリップ痕が発生することなく
シート(1)の受け渡しが行われる事になる。また、受け
渡しの完了と同時又はその直前に吸着部(7)と後部吸着
部(8)の吸引が解除され、吸着部(7)と後部吸着部(8)の
内部圧力は大気圧乃至正圧に切り替わるので、受け渡し
に際して吸着部(7)及び後部吸着部(8)とシート(1)との
間でスリップが発生せず、この部分においてもスリップ
痕が発生するような事がない。また、保持プレート(9)
の部分ではシート(1)は非接触にて保持されることにな
るので、受け渡しに際して保持プレート(9)との間でス
リップを生じる事はない。
【0039】また、前述のように吸着部(7)の最前列の
吸着孔(7a)とシート(1)の前端とがほぼ一致しているの
で、シート(1)の先端部分にカール癖があったとしても
吸着部(7)によって矯正され、シート(1)はほぼ完全にフ
ラットな状態で搬送される事になる。シート(1)の搬送
が終了すると吸着部(7)、後部吸着部(8)及び保持プレー
ト(9)は駆動モータ(17)にてクランク作用により後退
し、後退限で停止した後、次のシート(1)を吸着する。
【0040】搬送されたシート(1)は、搬送ローラ(2)と
ピンチローラ(3)とにスリップを生じる事なく噛み込ま
れて第1搬送ライン(C1)側に送り出される。第1搬送ラ
イン(C1)側では、第1吸引ボックス(20)の吸引作用によ
り、シート(1)はその上面が送りベルト(39)の下面に接
して搬送される。また、搬送途中に設置されているブラ
シローラ(40)によりシート(1)の下面がブラッシングさ
れると同時に静電除去エアーがブローされ、下面に付着
している塵埃の除去が図られる。
【0041】第1搬送ライン(C1)を通過したシート(1)
は第2搬送ライン(C2)に乗り移り、検査領域を通過する
時に検査装置(D)にてシート(1)の表面状態の映像が採取
され、制御装置に映像が送られて表面状態(即ち、傷や
汚れの有無)の判定処理が行われる。第2搬送ライン(C
2)では第2吸引ボックス(21)の働きによりシート(1)の
下面が送りベルト(42)に密着して搬送される。第2搬送
ライン(C2)を通過したシート(1)は第3搬送ライン(C3)
に乗り移り、不良品集積部(F)上を通過する。シート(1)
が良品(1a)と判定された場合には、そのまま通過して第
3搬送ライン(C3)の出口から良品集積部(E)内に排出さ
れる。
【0042】逆に、シート(1)が不良品(1b)と判定され
た場合には、タイミングを取ってエアブロー装置(45)か
らエアーを吹き出し、不良品集積部(F)に向かって不良
品(1b)を落とし込む。この場合、搬送中に空気と接触し
て不良品(1b)に静電気が発生し、予定していない場所に
不良品(1b)が付着したり既に不良品集積部(F)に収納さ
れている不良品(1b)にランダムに付着する事を防止する
ために、静電除去エアー吹き出し装置(46)から静電除去
エアーを吹き付け、正確に不良品集積部(F)内に不良品
(1b)が入り込むようにしている。
【0043】一方、良品(1a)と判定されたものは前述の
ように第3搬送ライン(C3)を通過して良品集積部(E)に
投入されることになるが、ここでも良品(1a)が正確に良
品集積部(E)内に投入されるように静電除去エアー装置
(60)から静電除去エアーを上から吹きおろし、良品(1a)
の帯電を中和して良品集積部(E)に投入するようになっ
ている。(また、静電除去エアー装置(60)から静電除去
エアーを上から吹きおろすと同時に搬出された良品(1a)
の下方を吸引して良品(1a)の下降をより円滑に行わせる
ようにしてもよい。)
【0044】投入された良品(1a)は、先端から前端スト
ッパ(50)に向かって斜め下方に斜行し、前端ストッパ(5
0)に当接してからそのまま落下し、斜め下方に移動して
いる時に既に積層されているシート(1)の表面に接触し
ないようになっている。これにより、シート(1)の表面
に傷が生じる事を防止する。また、良品(1a)の積層部分
の上部において、良品(1a)の後端側及び一方の側面では
可動後端ブロック(53)と可動サイドプレート(52)とが緩
やかな周期で振動しており、良品(1a)の後端を前端スト
ッパ(50)に、一方の側辺を固定サイドプレート(51)に接
触させて積載アーム(47)上の良品(1a)を正確に揃えるよ
うにしている。このようにして、良品(1a)は積載アーム
(47)上に積載されていく。なお、前記整列は積層部分の
上部で行われるため、シート(1)同士の接触圧は小さ
く、整列させた時にシート(1)の表面に接触傷が生じる
ような事はない。
【0045】シート積層部(A)、良品集積部(E)はバッチ
式で、切替レール(61)、切替レール(62)によってシート
(1)、良品(1a)が積載されるリフトアーム(23)、積載ア
ーム(47)とシート(1)が積載されて待機しているリフト
アーム(23)及び不良品(1b)が空の積載アーム(47)とを有
しており、適宜切り替えてシート(1)の供給と不良品(1
b)の搬出とをロス・タイムなしで行えるようにしてあ
る。また、不良品(1b)の量はさほど多くないので、マシ
ンを停止させる事なく作業者が適宜取り出すようになっ
ている。
【0046】図13、14は良品集積部(E)の第2実施
例で、この場合は第1実施例のとは整列方向が逆にな
る。即ち、第3搬送ライン(C3)側の中央には後端ストッ
パ(50イ)が設置されており、後端ストッパ(50イ)を越えて
良品(1a)が良品集積部(E)内に収納されるようになって
いる。後端ストッパ(50イ)の反対側には左右一対の可動
前端バー(53イ)が可動アーム(54イ)の先端に垂設にて設置
されている。前記可動アーム(54イ)は縦方向整列シリン
ダ(55イ)にて水平縦方向に可動アーム(54イ)を遅い周期で
前後に振動させるようになっている。前記可動アーム(5
4イ)は摺動レール(56イ)と、その下面に左右方向にスライ
ド自在に設置されているスライドガイド(56ロ)並びにス
ライドガイド(56ロ)に一体的に設けられているガイドブ
ロック(56ハ)とで構成されており、固定ネジ(56ホ)にてス
ライドガイド(56ロ)を摺動レール(56イ)に固定できるよう
になっている。これにより可動前端ブロック(53イ)を良
品の前端位置の任意の位置に固定できるようになってい
る。なお、可動前端ブロック(53イ)は頭部を有する単な
る棒材(本実施例では角材であるが、勿論丸棒でもよ
い。)で、ガイドブロック(56ハ)に穿設された通孔(56ニ)
に挿通垂下されており、可動前端ブロック(53イ)の下端
が障害物に接触した場合には抜け出るようになり(換言
すれば、可動前端ブロック(53イ)は停止してガイドブロ
ック(56ハ)のみが降下して)障害物を損傷する事がな
い。
【0047】良品集積部(E)の側面に設けられる固定サ
イドプレート(51)と可動サイドプレート(52)の構造は実
施例1と同様で、横方向整列シリンダ(59)にて可動サイ
ドプレート(52)を遅い周期で振動させるようになってい
る。また、固定サイドプレート(51)と可動サイドプレー
ト(52)とを良品(1a)の幅に合わせてそのセンタを中心に
近接離間できるようになっている点も同様である。
【0048】(60イ)は、良品(1a)の下面側に静電除去エ
アーを吹き付けるための下部静電除去エアー吹出装置
で、図13、14から分かるようにセンタギア(64)側か
ら斜め上及び斜め方向から中央に向けて吹き出すように
設置されており、良品(1a)の下面の静電気を除去するよ
うになっている。
【0049】なお、実施例1には記載していないが、良
品(1a)の枚数を計算し、良品(1a)の間にテープ(T)を挿
入するテープ挿入装置(70)がセンタギア(64)側に設置さ
れている。
【0050】実施例2の作用も良品(1a)の整列であって
実施例1とほぼ同様であり、相違する点は単に良品(1a)
を後端ストッパ(50イ)側に押圧して整列させる処であ
る。
【0051】
【発明の効果】本発明は、以上のように搬送ラインから
水平方向に送り出されたシートの上面にエアーを吹き付
けるので、このエアーの作用によりシートが斜め下方に
向けて移動し、前端ストッパに当接した後下降して積層
され、シート同士の直接的接触が回避されて積層してい
るシートの上面に傷が付くようなことがない。そして、
積層されたシートにあっては、その隣接せる2側辺を押
圧して他の隣接せる2側辺を位置決め用のストッパに押
圧するので、積層シートは正確に積層位置において整列
することになり、次の工程での作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートの分別装置の正面図
【図2】本発明に係るシート取出搬出部の要部断面図
【図3】本発明に係るシート取出搬出部の要部斜視図
【図4】本発明に係る搬送ローラ部分の拡大断面図
【図5】本発明に係るシート取出搬出部の側面図
【図6】本発明に於けるシート取出搬出部とシート及び
搬送ローラの位置関係を示す平面図
【図7】本発明に於けるピンチローラ部分のシート取出
搬出部側から見た側面図
【図8】本発明に於けるシート取出搬出部の第1吸着部
とシート及び搬送ローラの位置関係を示す拡大平面図
【図9】本発明における良品集積部(シート積層装置)
の斜視図
【図10】本発明における良品集積部(シート積層装
置)の中央断面図
【図11】本発明における良品集積部(シート積層装
置)の平面図
【図12】本発明における良品集積部(シート積層装
置)の中央横断面図
【図13】本発明における良品集積部(シート積層装
置)の他の実施例の平面図
【図14】本発明における良品集積部(シート積層装
置)の他の実施例の中央横断面図
【符号の説明】 (A)…シート積層部 (B)…シート取出搬出部 (C)…搬送ライン (D)…検査装置 (E)…良品集積部 (F)…不良品集積部 (1)…検査前のシート (1a)…良品シート (1b)…不良品シート (50)…前端ストッパ (51)…固定サイドストッパ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ラインから水平方向に送り出
    されたシートの上面に向かってエアーを吹き付けて搬出
    シートを斜め下方に向けて移動させ、搬送ラインの出口
    に対向して設けられた前端ストッパに前記シートの前端
    を当接させて搬送ラインの出口に設けられたシート積層
    位置にシートを積層し、積層されたシートの隣接せる2
    側辺を押圧して他の隣接せる2側辺を位置決め用のスト
    ッパに押圧して積層シートを積層位置において整列させ
    る事を特徴とする搬出シートの積層方法。
  2. 【請求項2】 搬送ラインから水平方向に送り出
    されたシートの上面に向かってエアーを吹き付けると共
    に搬出シートの下方のエアーを吸引して搬出シートを斜
    め下方に向けて移動させ、搬送ラインの出口に対向して
    設けられた前端ストッパに前記シートの前端を当接させ
    て搬送ラインの出口に設けられたシート積層位置にシー
    トを積層し、積層されたシートの隣接せる2側辺を押圧
    して他の隣接せる2側辺を位置決め用のストッパに押圧
    して積層シートを積層位置において整列させる事を特徴
    とする搬出シートの積層方法。
  3. 【請求項3】 搬送シートに向かって噴出される
    エアーが、静電除去エアーである事を特徴とする請求項
    1又は2に記載の搬出シートの積層方法。
  4. 【請求項4】 シートを搬送するための搬送ライ
    ンの出口に設けられたシート積層装置であって、このシ
    ート積層装置が、 搬送ラインの出口に対向して設けられ、搬送ラインか
    ら排出されたシートの前端が当接してシートの前端の位
    置決めを行う前端ストッパと、 前端ストッパに対向して設けられ、シートの後端を押
    圧して前端ストッパにシートの前端を周期的に押圧する
    可動後端ブロックと、 前端ストッパと可動後端ブロックとの間において、そ
    の一側方に設けられた固定サイドストッパと、 前記固定サイドストッパの反対側に設置され、シート
    の1側辺を押圧して固定サイドストッパにシートの他側
    辺を周期的に押圧する可動サイドプレートと、 前端ストッパ、可動後端ブロック、固定サイドストッ
    パ及び可動サイドプレートとで構成されるシート収納空
    間の直下に位置し、搬送シートを積載する積載アーム
    と、 前記シート収納空間の上方に設置され、シート収納空
    間に向かってエアーを噴出しているエアー噴出装置とで
    構成される事を特徴とする搬出シートの積層装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008273663A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Duplo Seiko Corp 紙受け装置
KR101152799B1 (ko) * 2010-01-19 2012-06-12 삼성코닝정밀소재 주식회사 평판유리 보호용 종이 커팅 설비
CN107010456A (zh) * 2017-05-05 2017-08-04 天津长荣印刷设备股份有限公司 一种纸张减速装置
US10556767B2 (en) 2016-07-06 2020-02-11 Honda Motor Co., Ltd. Workpiece storage method

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