JPH09127295A - 被切断構造物からブロックを切り出す方法とワイヤーガイド装置 - Google Patents

被切断構造物からブロックを切り出す方法とワイヤーガイド装置

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JPH09127295A
JPH09127295A JP28471895A JP28471895A JPH09127295A JP H09127295 A JPH09127295 A JP H09127295A JP 28471895 A JP28471895 A JP 28471895A JP 28471895 A JP28471895 A JP 28471895A JP H09127295 A JPH09127295 A JP H09127295A
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章 伊東
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 切断効率上と、構造上の問題点を解消したワ
イヤーガイド装置を提供する。 【解決手段】 被切断構造物側に、ガイドホール(21
e〜21h)を削孔し、切断用ワイヤーガイドユニット
G,Hを挿入しエンドレスの切断用ワイヤー24を掛け
回し、1面の切断を行う。ガイドホールの挿入口前に、
別の切断用ワイヤーガイドユニットを対応させ、ガイド
プーリーに、1面の切断を終了した切断用ワイヤー24
を掛け、ガイドユニットを移動させ、1面の切断を行っ
たガイドホールと対応する他のガイドホールに挿入し、
その状態で切断用ワイヤーを駆動させ、切断面に続く側
面を切断する。1面の切断のために挿入したワイヤーガ
イドユニットG,Hの一対を抜き取り、切断用ワイヤー
を駆動させ、1面に続く他面を切断する。ガイドホール
に挿入した残りのワイヤーガイドユニットを抜き取り、
切断用ワイヤーを駆動させ、最終面を切断してブロック
を切り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワイヤーソーを
用いてコンクリート構造物等をブロック状に切り出す方
法と、この方法を実施するための切断用ワイヤーのガイ
ド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、廃炉となった原子炉における遮蔽
壁等の解体作業にワイヤーソーを用いることは公知であ
る。このワイヤーソーは、エンドレスの切断用ワイヤー
と、この切断用ワイヤーを案内するガイドプーリーを備
えたワイヤーガイドの複数のユニットからなるワイヤー
ガイド装置と、さらに切断用ワイヤーのテンショナーを
備えたワイヤー駆動機構を有する装置本体との主要部を
もって構成されている。
【0003】そして切断作業を行う場合は、まず被切断
構造物側に、予め前記ガイドプーリーを備えたワイヤー
ガイドユニットを挿入するガイドホールの複数を削孔す
る。
【0004】ついで削孔したガイドホールの1つに、前
記切断用ワイヤーを掛けてワイヤーガイドの1つを挿入
し、もう1つのガイドホールには、前記ユニットに掛け
た切断用ワイヤーを掛けてワイヤーガイドユニットの1
つを挿入する。以下、この要領で削孔した各ガイドホー
ルにそれぞれワイヤーガイドユニットを挿入し、切断用
ワイヤーを各ワイヤーガイドユニットのプーリーを介し
てジグザグに掛け、ついでこの切断用ワイヤーを駆動機
構を作動させることによってエンドレスに回動させ、被
切断構造物に多面的な切り込みを入れ、立方体状のブロ
ックを切り出して所望する解体作業を施すようにしたも
のである。
【0005】例示する図21〜図26は、先に本願発明
者らが開発した構造物をブロック状に切り出す方法及び
ワイヤーソー装置のワイヤーガイド装置(特開平6−1
48393号公報)のブロック切り出しの作業工程を示
すものである。まず図21は、被切断構造物に4個のガ
イドホール11a,11b,11c,11dを削孔し、
それぞれのガイドホール11a,11b,11c,11
dにプーリー6を有するワイヤーガイドユニットA,
B,C,Dを挿入し、ガイドホール11aのワイヤーガ
イドユニットAのプーリー6からガイドホール11c,
11d,11bのワイヤーガイドユニットC,D,Bの
順に切断用ワイヤー7を掛け回した状態を示す斜視図で
ある。
【0006】また、図22は、前記掛け回した切断用ワ
イヤー7を駆動させ、切り出しブロックの左右両側面と
底面に相当する位置に、同時に切り込みを入れる切断過
程を示す斜視図である。つまり、被切断構造物の表面側
から左右垂直方向と底部水平方向の切り込みを入れる切
断過程を示すものである。
【0007】次に、図23は、前記左右両側面と底面と
の切り込み作業を終了した状態を示す斜視図である。こ
の時点で、3面の同時切断が終了したわけである。
【0008】そして、図24は、前記左右両側面と底面
との同時切断作業に続き、ブロックの背面に相当する位
置に切り込みを入れている切断過程を示す斜視図であ
る。なお、この時点で底面の切断に用いたワイヤーガイ
ドユニットCおよびDは、ガイドホール11cおよび1
1dから抜き取る。
【0009】さらに、図25は、前記背面切断を終了し
た状態を示し、図26は、最終面である上面の切断を開
始する状態を示している。なお、この時点で背面切断に
用いたワイヤーガイドユニットAおよびBは、ガイドホ
ール11aおよび11bから抜き取る。
【0010】以上、前記各切断過程から理解されるよう
に、各ワイヤーガイドユニットA,B,C,Dに設けた
切断用ワイヤー7のガイドプーリー6の姿勢は、垂直面
方向へ切れ目を入れて切断する場合と、水平面方向へ切
れ目を入れて切断する場合とでは、必然的に異なる。す
なわち、垂直面方向の場合、プーリー6の姿勢は垂直と
なり、水平面方向の場合は、垂直方向から水平方向へ姿
勢を変更することが必要となる。従って、従来のプーリ
ー6は、ワイヤーガイドユニットA,B,C,Dを構成
するガイドロッドの先端部に、それぞれ直角方向へ反転
自在に、かつ360°回転自在にして取り付けてある。
つまり、プーリー6を直角方向へ傾動させるスイング機
構と、360°方向へ旋回させる旋回機構を介してガイ
ドロッドの先端部に取り付けた構造としてある。
【0011】図27は、従来のワイヤーガイドユニット
における前記スイング機構と旋回機構を介してガイドプ
ーリー6を取り付けたガイドユニットの要部を示す側面
図である。図28は、図27の平面図である。これらか
ら理解されるように、従来のガイドプーリー6は、ワイ
ヤーガイドユニットを構成するガイドロッド2の先端部
に、ボールジョイント2aからなるスイング機構を取り
付け、このスイング機構のボール2bからプーリーアー
ム3を張り出し、このプーリーアーム3に、ガイドプー
リー6を旋回自在に枢支させた構造としている。つま
り、スイング機構と旋回機構を介してガイドプーリー6
を支持した構成としている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上、従来のワイヤー
ソーによるブロックの切り出し方法と、切断用ワイヤー
のワイヤーガイド装置の概略構造を説明した。しかし従
来方式には、次のような改善点が指摘されていた。
【0013】まず、切り出し方法上の問題点である。上
述したように従来方法は、多面同時切断である。つまり
左右両側面と底面との同時切断を含むブロックの切り出
し方法である。従って、1面づつ順次切り出し、切断す
る方法と比較し、切断用ワイヤーを長く必要とする。そ
れにより、切断用ワイヤーの長さが大きくなればなるほ
ど、切断前と切断後のワイヤー長さの変化が大きくなる
わけである。そのため、装置本体側に装備すべき切断用
ワイヤーの調節機構が大型化となる欠点があった。
【0014】また、ワイヤーソーによる切断原理は、切
断面と切断用ワイヤーとの接触による摩擦切断である。
つまり、ワイヤー張力の切断方向への合力が、ワイヤー
の切断面に対する押圧力として作用する。従って、各面
の最終段階において、ガイドプーリーとガイドプーリー
との間では、ワイヤーがプーリーの外接線に近づくにし
たがって、図29に示すように、ワイヤー張力の切断方
向への分力が小さく、その結果、ワイヤーの切断面に対
する押圧力が低下する。そのため、切断速度が著しく低
下して切断効率の低下要因となっていた。
【0015】次に装置における問題点、特に切断用ワイ
ヤーのワイヤーガイドユニットの構造上の問題点であ
る。先に説明したように、従来は、ワイヤーガイドユニ
ットを構成するガイドロッド(装置本体側に支持されて
いる)の先端部に、スイング機構と旋回機構を介してガ
イドプーリーを支持する構成としているため、ワイヤー
ガイドユニット自体の構造が相対的に大きくなってい
る。すなわち、ガイドプーリーの回転軸の支点とスイン
グおよび旋回の支点とが、図27および図28から理解
されるようにずれている。
【0016】そのため、ワイヤーガイドユニット自体の
構造が大型で、しかもガイドプーリー自体の位置変動が
大きい。(図30参照)つまり、切断用ワイヤーの位置
ずれが大きい。従って、被切断構造物側に予め削孔する
ガイドホールの口径を大きく設定しなければならず、ま
た切断線を一定とするため、切断用ワイヤーの位置ずれ
を抑制するためのガイドプーリーのスイングと旋回に対
する移動幅を考慮する必要がある。
【0017】このように、従来のワイヤーソーによるブ
ロックの切り出し方法と、切断用ワイヤーのワイヤーガ
イド装置には、切断効率上の問題や切断用ワイヤーを案
内するガイドプーリーの支持機構の構造上に問題点があ
った。そこで、この発明は、このような問題点を解消
し、さらに効率的なブロックの切り出しと、改良したガ
イドプーリーを有するワイヤーガイドユニットを備えた
ワイヤーガイド装置を提供することを目的とし、開発し
たものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明では、被切断構造物からのブロックの切り
出しを次の各工程を経て行うようにした。 ,まず、被切断構造物側に、切断用ワイヤーガイドユ
ニットのガイドホールの複数個を削孔する。(第1工
程) ,ついで、前記削孔した2つのガイドホールに、それ
ぞれガイドプーリーを有する切断用ワイヤーガイドユニ
ットを挿入するとともに、一方の切断用ワイヤーガイド
ユニットのガイドプーリーを介して他方の切断用ワイヤ
ーガイドユニットのガイドプーリーにエンドレスの切断
用ワイヤーを掛け回す。(第2工程) ,前記切断用ワイヤーを駆動させ、1面の切断を行
う。(第3工程) ,次に、前記1面の切断を終了したガイドホールの挿
入口の前に、前記とは別の切断用ワイヤーガイドユニッ
トを対応させ、この切断用ワイヤーガイドユニットのガ
イドプーリーに、前記1面の切断を終了した切断用ワイ
ヤーを掛ける。そして、その切断用ワイヤーガイドユニ
ットを移動させ、前記1面の切断を行ったガイドホール
と対応する他のガイドホールに挿入する。(第4工程) ,次に、前記挿入状態で切断用ワイヤーを駆動させ、
前記切断面に続く側面を切断する。(第5工程) ,次に、前記側面の切断が終了した時点で、先に1面
の切断のためにガイドホールに挿入した切断用ワイヤー
ガイドユニットの一対を抜き取る。(第6工程) ,そして、前記切断用ワイヤーガイドユニットの一対
を抜き取った後、切断用ワイヤーを駆動させ、前記1面
の切断面に続く他面を切断する。(第7工程) ,最終として、前記他面の切断が終了した時点で、ガ
イドホールに挿入した切断用ワイヤーガイドユニットを
抜き取り、切断用ワイヤーを駆動させ、最終面を切断す
る。(第8工程)
【0019】また、前記切断方法に係るガイドホールの
削孔深さは、切り出すべきブロックの必要切断線より深
く削孔した。
【0020】また、前記切断では、切断用ワイヤーが切
り出すべきブロックの必要切断線まで切断した時点で終
了させ、次の面の切断移行時に、挿入したガイドプーリ
ーを前記必要切断線まで戻す方法とした。
【0021】また、前記切断に使用するワイヤーガイド
装置は、ワイヤーソー装置本体に支持されるワイヤーガ
イド支持ビームと、前記支持ビームの軸線と平行するX
軸線回りにスイングするガイドプーリーを有するワイヤ
ーガイドユニットと、前記支持ビームの軸線と直交する
Y軸線回りにスイングするガイドプーリーを有するワイ
ヤーガイドユニットとから構成した。
【0022】
【発明の実施の形態】次に添付図面に基づき、この発明
による具体例を説明する。まず、被切断構造物から立方
体を切断する場合を例にして、この発明による切断方法
を作業工程順に説明する。図1は、被切断構造物に4個
のガイドホール21e,21f,21g,21hを削孔
し、底面を切断するため、ガイドホール21g,21h
にガイドプーリー22を有するワイヤーガイドユニット
G,Hを挿入するとともに、ワイヤーガイドユニットG
のガイドプーリー22を介し、ワイヤーガイドユニット
Hにおけるガイドプーリー22にエンドレスの切断用ワ
イヤー24を掛け回した状態を示す斜視図である。この
場合、ワイヤーガイドユニットG,Hのガイドプーリー
22は水平状態でガイドホール21g,21hに挿入し
た。挿入深さとしては、ワイヤーガイドユニットG,H
が、立方体として解体するための必要切断線であるY軸
線より奥へ行くように設置した。つまり、図1に示すよ
うに、ガイドプーリー22の先端部をY1軸線に合わせ
るようにした。切断用ワイヤー24がY軸線に達した所
で切断を終了させ、切断用ワイヤー24の張力が低下す
る部分を避けるわけである。なお、前記4個のガイドホ
ール21e,21f,21g,21hは、予め前記必要
切断線(Y軸線)より深く削孔しておく。また、この段
階では必要としないが、別のワイヤーガイドユニット
E,F(後の切断工程で、ガイドホール21e,21f
に挿入する)のガイドプーリー23は、ガイドホール2
1g,21hの挿入口前で待機させた。
【0023】次に、図2は、図1で掛け回した切断用ワ
イヤー24に張力を与えて駆動させ、1面(底面)に切
り込みを入れる切断過程(底面の切断中の状態)を示す
斜視図である。前記ガイドプーリー23は、待機状態で
ある。なお、この図2以降からガイドホール(21e,
21f,21g,21h)の図示を省略して、図面を簡
略化した。
【0024】次に、図3は、1面(底面)の切断が終了
した状態を示す斜視図である。先に説明したように、立
方体として解体するための必要切断線であるY軸線まで
切断用ワイヤー24が達したら切断を終了するようにし
た。このことにより、切断効率が低下する部分の切断を
行う必要がなくなり、切断効率の低下が回避されること
になる。なお、この場合も前記ガイドプーリー23は、
待機状態である。
【0025】次に、図4は、1面(底面)に続く側面を
切断する準備段階を示す斜視図である。この段階は、側
面切断に移行する準備を行う。ワイヤーガイドユニット
G,Hを後退させ、ガイドプーリー22の先端部をY軸
線に合わせる。こうして、ガイドプーリー22間の切断
用ワイヤー24を直線で結ぶ。なお、この時点でも前記
ガイドプーリー23は、待機状態としておく。
【0026】次に、図5は、待機させておいた別のワイ
ヤーガイドユニットE,Fのガイドプーリー23に、切
断用ワイヤー24を掛けた後、ワイヤーガイドユニット
E,Fをガイドホール21g,21hと対応するガイド
ホール21e,21fに挿入する準備段階を示す斜視図
である。この場合、切断用ワイヤー24は、ガイドホー
ル21g,21h(図示省略)の上面まで上がる。その
ため、ガイドプーリー22は角度が変化する。なお、こ
の角度変化に対応して切断用ワイヤー24の位置を一定
に保持するため、ガイドプーリー22はY軸線回りにス
イング自在としてワイヤーガイドユニットG,Hに装備
させた。
【0027】次に、図6は、ワイヤーガイドユニット
E,Fをガイドホール21e,21fに挿入した状態を
示す斜視図である。この場合、ワイヤーガイドユニット
E,Fのガイドプーリー23は、図示のように垂直状態
でガイドホール21e,21f(図示省略)に挿入し
た。この挿入深さは、立方体として解体するための必要
切断線であるY軸線より奥へ行くように設置した。つま
り、ガイドプーリー23をY1軸線まで挿入させた。こ
こでは、ガイドプーリー23の上端をZ1軸線とし、以
後の切断面である他面(背面)の最終切断線(立方体と
して解体するための必要切断線)がZ軸線以上までくる
ようにセットした。
【0028】次に、図7は、図6でセットした切断用ワ
イヤー24に張力を与えて駆動させ、両側面に切り込み
を入れる切断過程(側面の切断中の状態)を示す斜視図
である。切断の進行とともに、ガイドプーリー22は立
ち上がってくる。先に図5で説明したように、ガイドプ
ーリー22はY軸線回りにスイングし、角度変化に対応
する。そのため、切断用ワイヤー24の位置は一定に保
持される。
【0029】次に、図8は、両側面の切断が終了した状
態を示す斜視図である。この場合も、立方体として解体
するための必要切断線であるY軸線まで切断用ワイヤー
24が達したら切断を終了するようにした。切断効率が
低下する部分を避けるためである。この時点では、ガイ
ドプーリー22の姿勢は垂直状態となる。
【0030】次に、図9は、両側面に続く背面を切断す
る準備段階を示す斜視図である。この段階は、背面切断
に移行する準備を行う。ワイヤーガイドユニットE,F
を後退させ、ガイドプーリー23をY軸線に合わせる。
こうして、ガイドプーリー22とガイドプーリー23の
間の切断用ワイヤー24を直線で結ぶ。
【0031】次に、図10は、図9に続く背面切断の準
備段階として、ガイドホール21g,21hに挿入した
ワイヤーガイドユニットG,Hを抜き取った状態を示す
斜視図である。ここでは、ガイドプーリー23に角度が
付いて傾いていく。またこの場合も、この角度変化に対
応して切断用ワイヤー24の位置を一定に保持するた
め、ガイドプーリー23はX軸線回りにスイング自在と
し、ワイヤーガイドユニットE,Fに装備させた。
【0032】次に、図11は、図10でセットした切断
用ワイヤー24に張力を与えて駆動させ、側面に続く背
面に切り込みを入れる切断過程(背面の切断中の状態)
を示す斜視図である。切断の進行とともに、ガイドプー
リー23は角度が変化していく。先に図10で説明した
ように、ガイドプーリー23はX軸線回りにスイング
し、角度変化に対応する。そのため、切断用ワイヤー2
4の位置は一定に保持される。
【0033】次に、図12は、側面に続く背面の切断が
終了した状態を示す斜視図である。この場合は、立方体
として解体するための必要切断線であるZ軸線まで切断
用ワイヤー24が達したら切断を終了するようにした。
先の説明と同様に、切断効率が低下する部分を避けるた
めである。この時点で、ガイドプーリー23の姿勢は図
示のように水平状態に近づく。
【0034】次に、図13は、背面に続く最終面(上
面)を切断する準備段階を示す斜視図である。この段階
は、最終面(上面)切断に移行する準備を行う。ワイヤ
ーガイドユニットE,Fを引き、ガイドプーリー23を
Z軸線まで下降させる。こうして、ガイドプーリー23
間の切断用ワイヤー24を直線で結ぶ。
【0035】次に、図14は、図13に続く最終面(上
面)の切断の準備段階として、ガイドホール21e,2
1fに挿入したワイヤーガイドユニットE,Fをガイド
ホール21e,21fの挿入口の前まで抜いた状態を示
す斜視図である。
【0036】次に、図15は、図14の状態で切断用ワ
イヤー24に張力を与えて駆動させ、最終面(上面)に
切り込みを入れる切断過程(上面の切断中の状態)を示
す斜視図である。
【0037】最後に、図16は、最終面(上面)の切断
が終了した状態を示す斜視図である。この段階で、被切
断構造物からブロック(ここでは立方体)を取り出す。
【0038】次に、この発明の実施に直接使用するワイ
ヤーガイド装置について、具体的に説明する。先に説明
したように、側面切断過程ではガイドプーリー22の姿
勢変化があり、背面切断過程ではガイドプーリー23が
姿勢変化する。そのため、それぞれの切断過程で個別に
対応したワイヤーガイド装置が必要となる。まず、図1
7は、図5〜図8の側面切断過程におけるガイドプーリ
ー22の姿勢変化を示す説明図である。先に説明した側
面切断過程においては、ガイドプーリー22の姿勢を図
示のように、Y軸線回りに90°スイングさせなくては
ならない。(この場合は、図5〜図8における右側部を
示している。)そこで、ワイヤーガイド装置を次のよう
に構成した。
【0039】図18は、図17の側面切断過程に対応し
たワイヤーガイド装置を示す外観斜視図である。(この
場合は、図5〜図8における左側部を示し、右側部は対
称の物となる。)図示のように、角パイプ材等からなる
ワイヤーガイド支持ビーム31と、ガイドプーリー22
を備えたワイヤーガイドユニットからワイヤーガイド装
置を構成した。前記ワイヤーガイドユニットは、ガイド
プーリー22と、このガイドプーリー22を支持する一
対の板状部材と支持ロッドからなるガイドプーリー支持
部材32と、このガイドプーリー支持部材32を、ベア
リング37を介し、Y軸線回りにスイング可能として前
記ガイドプーリー支持部材32を保持する取付けブラケ
ット33から構成した。前記スイングは、ガイドプーリ
ー支持部材32の上部に設けた支持ロッドの両端部を、
取付けブラケット33の両端部に設けたベアリング37
に通すことで行う。また、ガイドプーリー支持部材32
とガイドプーリー22は、シャフトおよび軸受けを用い
て回動自在に接合されている。なお、前記ワイヤーガイ
ド支持ビーム31は、ワイヤーソー装置本体(図示省
略)に伸縮自在に支持されることは言うまでもない。
【0040】次に、背面切断過程に対応したワイヤーガ
イド装置について、具体的に説明する。図19は、図9
〜図12の背面切断過程におけるガイドプーリー23の
姿勢変化を示す説明図である。先に説明した背面切断過
程においては、ガイドプーリー23の姿勢を図示のよう
に、X軸線回りに90°スイングさせなくてはならな
い。(図示は、図9〜図12における左側部を示してい
る。)この場合のワイヤーガイド装置は、次のように構
成した。
【0041】図20は、図19の背面切断過程に対応し
たワイヤーガイド装置を示す外観斜視図である。(図示
は、図9〜図12における左側部を示し、右側部は対称
の物となる。)この場合は、ガイドプーリー23をX軸
線回りに90°スイングさせればよいだけであり、ワイ
ヤーガイド装置としての構成は先に説明した図18の場
合と同様である。図示のように、角パイプ材等からなる
ワイヤーガイド支持ビーム31と、ガイドプーリー23
を備えたワイヤーガイドユニットから構成してある。前
記ワイヤーガイドユニットは、図18と同様に、ガイド
プーリー23と、このガイドプーリー23を支持する一
対の板状部材と支持ロッドからなるガイドプーリー支持
部材34と、このガイドプーリー支持部材34を、取付
けブラケット35に設けたベアリング36を介し、X軸
線回りにスイング可能として保持する取付けブラケット
35から構成している。また、この場合のスイングは、
ガイドプーリー支持部材34に設けた支持ロッドの両端
部を、取付けブラケット35に設けたベアリング36に
通すことで行う。先に説明した図18と同様の構成であ
る。さらに、ガイドプーリー支持部材34とガイドプー
リー23は、シャフトおよび軸受けを用いて回動自在に
接合されている。なお、先と同様に、前記ワイヤーガイ
ド支持ビーム31は、ワイヤーソー装置本体(図示省
略)に伸縮自在に支持される。
【0042】
【発明の効果】この発明は、以上の説明から理解される
ように、次のような効果を奏する。 (1),この発明では、従来の多面同時切断方法を1面
づつ順次切断する方法としたため、切断用ワイヤーの長
さ変化が小さくなり、そのため、切断用ワイヤーの調節
機構が小型となった。 (2),この発明のワイヤーガイド装置は、切断時によ
るガイドプーリーの姿勢変化に対応してガイドプーリー
をプーリーを通る2つのワイヤー走行線のうちの1本を
回動軸としてスイングできる構成とした。そのため、切
断用ワイヤーの位置を常に一定に保持できることは勿
論、ワイヤーガイド装置を構成するワイヤーガイドユニ
ット自体を簡素化できた。このことにより、ガイドホー
ルも小型化できた。 (3),この発明では、ガイドホールの削孔深さを、切
り出すべきブロックの必要切断線より深く削孔してワイ
ヤーガイドユニットを挿入する。そして切断の際は、切
断用ワイヤーが切り出すべきブロックの必要切断線まで
達した時点で終了し、次の面の切断移行の際、挿入した
ガイドプーリーを前記必要切断線まで戻す方法とした。
そのため、切断効率が低下する部分の切断を行う必要が
なくなり、切断効率が大幅にアップした。
【図面の簡単な説明】
【図1】被切断構造物に4個のガイドホール21e,2
1f,21g,21hを削孔し、底面を切断するため、
ガイドホール21g,21hにガイドプーリー22を有
するワイヤーガイドユニットG,Hを挿入するととも
に、ワイヤーガイドユニットGのガイドプーリー22を
介し、ワイヤーガイドユニットHにおけるガイドプーリ
ー22にエンドレスの切断用ワイヤー24を掛け回した
状態を示す斜視図である。
【図2】図1で掛け回した切断用ワイヤー24に張力を
与えて駆動させ、1面(底面)に切り込みを入れる切断
過程(底面の切断中の状態)を示す斜視図である。
【図3】1面(底面)の切断が終了した状態を示す斜視
図である。
【図4】1面(底面)に続く側面を切断する準備段階を
示す斜視図である。
【図5】待機させておいた別のワイヤーガイドユニット
E,Fのガイドプーリー23に、切断用ワイヤー24を
掛けた後、ワイヤーガイドユニットE,Fをガイドホー
ル21g,21hと対応するガイドホール21e,21
fに挿入する準備段階を示す斜視図である。
【図6】ワイヤーガイドユニットE,Fをガイドホール
21e,21fに挿入した状態を示す斜視図である。
【図7】図6でセットした切断用ワイヤー24に張力を
与えて駆動させ、両側面に切り込みを入れる切断過程
(側面の切断中の状態)を示す斜視図である。
【図8】両側面の切断が終了した状態を示す斜視図であ
る。
【図9】両側面に続く背面を切断する準備段階を示す斜
視図である。
【図10】図9に続く背面切断の準備段階として、ガイ
ドホール21g,21hに挿入したワイヤーガイドユニ
ットG,Hを抜き取った状態を示す斜視図である。
【図11】図10でセットした切断用ワイヤー24に張
力を与えて駆動させ、側面に続く背面に切り込みを入れ
る切断過程(背面の切断中の状態)を示す斜視図であ
る。
【図12】側面に続く背面の切断が終了した状態を示す
斜視図である。
【図13】背面に続く最終面(上面)を切断する準備段
階を示す斜視図である。
【図14】図13に続く最終面(上面)の切断の準備段
階として、ガイドホール21e,21fに挿入したワイ
ヤーガイドユニットE,Fをガイドホール21e,21
fの挿入口の前まで抜いた状態を示す斜視図である。
【図15】図14の状態で切断用ワイヤー24に張力を
与えて駆動させ、最終面(上面)に切り込みを入れる切
断過程(上面の切断中の状態)を示す斜視図である。
【図16】最終面(上面)の切断が終了した状態を示す
斜視図である。
【図17】図5〜図8の側面切断過程におけるガイドプ
ーリー22の姿勢変化を示す説明図である。
【図18】図17の側面切断過程に対応したワイヤーガ
イド装置を示す外観斜視図である。
【図19】図9〜図12の背面切断過程におけるガイド
プーリー23の姿勢変化を示す説明図である。
【図20】図19の背面切断過程に対応したワイヤーガ
イド装置を示す外観斜視図である。
【図21】被切断構造物に4個のガイドホール11a,
11b,11c,11dを削孔し、それぞれのガイドホ
ール11a,11b,11c,11dにプーリー6を有
するワイヤーガイドユニットA,B,C,Dを挿入し、
ガイドホール11aのワイヤーガイドユニットAのプー
リー6からガイドホール11c,11d,11bのワイ
ヤーガイドユニットC,D,Bの順に切断用ワイヤー7
を掛け回した状態を示す斜視図である。
【図22】図21で掛け回した切断用ワイヤー7を駆動
させ、切り出しブロックの左右両側面と底面に相当する
位置に、同時に切り込みを入れる切断過程を示す斜視図
である。
【図23】左右両側面と底面との切り込み作業を終了し
た状態を示す斜視図である。
【図24】左右両側面と底面との同時切断作業に続き、
ブロックの背面に相当する位置に切り込みを入れている
切断過程を示す斜視図である。
【図25】背面切断を終了した状態を示す斜視図であ
る。
【図26】最終面である上面の切断を開始する状態を示
す斜視図である。
【図27】従来のワイヤーガイドユニットにおけるスイ
ング機構と旋回機構を介して、ガイドプーリー6を取り
付けたガイドユニットの要部を示す側面図である。
【図28】図27の平面図である。
【図29】ガイドプーリー間における切断速度の低下を
示す説明図である。
【図30】従来のワイヤーガイドユニットの移動状況を
示す説明図である。
【符号の説明】
2・・・・ガイドロッド 2a・・・ボールジョイント 2b・・・ボール 3・・・・プーリーアーム 6・・・・プーリー 7・・・・切断用ワイヤー 11a・・ガイドホール 11b・・ガイドホール 11c・・ガイドホール 11d・・ガイドホール 21e・・ガイドホール 21f・・ガイドホール 21g・・ガイドホール 21h・・ガイドホール 22・・・ガイドプーリー 23・・・ガイドプーリー 24・・・切断用ワイヤー 31・・・ワイヤーガイド支持ビーム 32・・・ガイドプーリー支持部材 33・・・取付けブラケット 34・・・ガイドプーリー支持部材 35・・・取付けブラケット 36・・・ベアリング 37・・・ベアリング A・・・ワイヤーガイドユニット B・・・ワイヤーガイドユニット C・・・ワイヤーガイドユニット D・・・ワイヤーガイドユニット E・・・ワイヤーガイドユニット F・・・ワイヤーガイドユニット G・・・ワイヤーガイドユニット H・・・ワイヤーガイドユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の第1工程〜第8工程の各工程からな
    る被切断構造物からブロックを切り出す方法。 (1).被切断構造物側に、切断用ワイヤーガイドユニ
    ットのガイドホールの複数個を削孔する第1工程。 (2).前記削孔した2つのガイドホールに、それぞれ
    ガイドプーリーを有する切断用ワイヤーガイドユニット
    を挿入するとともに、一方の切断用ワイヤーガイドユニ
    ットのガイドプーリーを介し、他方の切断用ワイヤーガ
    イドユニットにおけるガイドプーリーにエンドレスの切
    断用ワイヤーを掛けまわす第2工程。 (3).前記切断用ワイヤーを駆動させ、1面の切断を
    行う第3工程。 (4).前記1面の切断を終了したガイドホールの挿入
    口前に、前記とは別の切断用ワイヤーガイドユニットを
    対応させるとともに、この切断用ワイヤーガイドユニッ
    トのガイドプーリーに、前記1面の切断を終了した切断
    用ワイヤーを掛けた後、その切断用ワイヤーガイドユニ
    ットを移動させ、前記1面の切断を行ったガイドホール
    と対応する他のガイドホールに挿入する第4工程。 (5).前記挿入した状態で切断用ワイヤーを駆動さ
    せ、前記切断面に続く側面を切断する第5工程。 (6).前記側面の切断が終了した時点で、先に1面の
    切断のためにガイドホールに挿入した切断用ワイヤーガ
    イドユニットの一対をそれぞれ抜き取る第6工程。 (7).前記切断用ワイヤーガイドユニットの一対を抜
    き取った後、切断用ワイヤーを駆動させ、前記1面の切
    断面に続く他面を切断する第7工程。 (8).前記他面の切断が終了した時点で、ガイドホー
    ルに挿入した切断用ワイヤーガイドユニットを抜き取
    り、切断用ワイヤーを駆動させ、最終面を切断する第8
    工程。
  2. 【請求項2】 前記ガイドホールの削孔深さは、切り出
    すべきブロックの必要切断線より深く削孔したことを特
    徴とする請求項1記載の被切断構造物からブロックを切
    り出す方法。
  3. 【請求項3】 前記切断は、切断用ワイヤーが、切り出
    すべきブロックの必要切断線まで切断した時点で終了
    し、次の面の切断移行の際には、挿入したガイドプーリ
    ーを前記必要切断線まで戻すことを特徴とする請求項1
    記載の被切断構造物からブロックを切り出す方法。
  4. 【請求項4】 ワイヤーソー装置本体に支持されるワイ
    ヤーガイド支持ビームと、前記支持ビームの軸線と平行
    するX軸線回りにスイングするガイドプーリーを有する
    ワイヤーガイドユニットと、前記支持ビームの軸線と直
    交するY軸線回りにスイングするガイドプーリーを有す
    るワイヤーガイドユニットとからなることを特徴とする
    ワイヤーガイド装置。
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