JPH0470309A - コンクリート切断方法およびワイヤーソー案内装置 - Google Patents

コンクリート切断方法およびワイヤーソー案内装置

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JPH0470309A
JPH0470309A JP17769290A JP17769290A JPH0470309A JP H0470309 A JPH0470309 A JP H0470309A JP 17769290 A JP17769290 A JP 17769290A JP 17769290 A JP17769290 A JP 17769290A JP H0470309 A JPH0470309 A JP H0470309A
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JP
Japan
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concrete
wire saw
cut
core
holes
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Application number
JP17769290A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Onuki
博史 大貫
Makoto Kamiyama
神山 誠
Toshikazu Akiyoshi
秋吉 敏二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Okumura Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Okumura Corp
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Publication date
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Publication of JPH0470309A publication Critical patent/JPH0470309A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D1/00Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
    • B28D1/02Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
    • B28D1/08Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with saw-blades of endless cutter-type, e.g. chain saws, i.e. saw chains, strap saws
    • B28D1/088Sawing in situ, e.g. stones from rocks, grooves in walls

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 米発明はコンクリート構築物をワイヤーソーによって切
断、解体するに際して、角柱形状の塊状に切断すべきコ
ンクリートの底面や該底面と共にその底面に対して直角
に連接する他の面を連続的に切断し得るコンクリートの
切断方法と、この方法の実施に使用されるワイヤーソー
の案内装置に関するものである。
(従来の技術) コンリート構築物をワイヤーソーによって切断する装置
としては、従来から、例えば特開昭63−197766
号公報に開示されているように、左右一対の棒状支持部
材にこれらの支持部材の長さ方向から先端間を無端状に
巡回走行するワイヤーソーを掛け渡し、該ワイヤーソー
を適宜な駆動装置によって緊張状態で走行させるように
構成した装置が知られている。
そして、コンクリートの自由面に所望間隔を存して適宜
深さのコア孔を穿設し、これらのコア孔に支持部材を挿
入しながら両支持部材の先端間を走行するワイヤーソー
によってコア孔間のコンクリート部分の切断を行ってい
る。
又、ワイヤーソーを−巻き状態に掛け渡すことが可能な
コンクリート構築物においては、掛け渡したワイヤーソ
ーを一定の張力下で走行させながら装置全体をコンクリ
ート構築物から離間する方向に移動させることにより、
輪切り状に切断する方法も行われている。
(発明が解決しようとする課B) しかしながら、いずれの方法によっても、コンクリート
の自由面が平坦な一面しかない場合においてはコンクリ
ート構築物を塊状に切り出すことができないものである
即ち、前者の方法では、コンクリートの自由面から両支
持部材間の幅を一辺とする切溝をワイヤーソーによって
所望深さまで形成すると共にこの作業を繰り返して矩形
状の切溝を形成することができるが、これらの溝底間の
底面を前記自由面に平行する方向に切断することができ
ないからであり、後者の方法においては、自由面が平坦
な一面しかないコンクリートに対しては当然のことなが
らワイヤーソーを掛け渡すことができないために、コン
クリート構築物を部分的に切り出すことができないもの
である。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、コ
ンクリート自由面が一面しかない構築物に対しても、容
易に塊状に切り出すことができるコンクリートの切断方
法と、この方法の実施に使用するワイヤーソーの案内装
置の提供を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明のコンクリートの切
断方法は、コンリート面に所望間隔を存して適宜深さま
でコア孔を穿設する工程と、これらのコア孔間を塊状に
切断すべきコンクリート部の一面として核間の両端に連
なる面側に前記コンクリート面から溝孔を掘削する工程
と、先端間から長さ方向にワイヤーソーを掛け渡してい
る一対の支持部材を前記コア孔に夫々挿入して、これら
の支持部材の先端間のワイヤーソーを延出させて前記溝
孔底面に沿わせた状態でワイヤーソーを一定の張力下で
走行させることにより前記溝底間のコンクリート底面を
切断する工程とからなることきを特徴とするものであり
、請求項■に記載された方法は、上記方法において、底
部切断面に直交する前記コア孔間のコンクリート部を、
支持部材先端間のワイヤーソーを緊張状態で走行させる
と共に支持部材をコア孔に沿って移動させることにより
切断する工程を付加したことを特徴とするものである。
又、コンクリートの自由面が任意な角度でもって連設し
ている二面である場合には、請求項■に示すように、該
2面に夫々所望間隔を存して互いにL字状に連通ずるコ
ア孔を穿設し、一方の面側のコア孔に夫々ワイヤーソー
支持部材を挿入して該支持部材の長さ方向から先端まで
掛け渡したワイヤーソーを他方の面側のコア孔に挿通し
て両コア孔の開口端間で両ワイヤーソーを接続し、しか
るのち、支持部材を一方の面側のコア孔に挿入した状態
でワイヤーソーを一定の張力下で走行させると共に張引
することにり他方のコア孔間のコンクリート部分を切断
し、一方のコア孔間のコンクリート部分を、支持部材先
端間のワイヤーソーを緊張状態で走行させると共に支持
部材を該コア孔に沿って引き出すことにより切断するこ
とを特徴とするである。
これらの方法を実施するためのワイヤーソーの案内装置
は、一対の支持部材の先端部にワイヤーソーを架設状態
に掛け渡すブーりと、該ワイヤーソーを支持部材の長さ
方向に対して直角方向に案内、延出させるプーリとを回
転自在に軸支してなるものである。
(作  用) コンクリートの自由面が平坦な一面しか存在しない構築
物を塊状に切り出す場合、上記請求項■に記載して方法
を採用して、まず、一対の支持部材を夫々コア孔に挿入
すると共にこれらの支持部材の先端間に掛け渡している
ワイヤーソ一部分をガイドプーリを介してコア孔の底部
から該孔に連通する溝底に沿うように延出させてコンク
リート自由面に対して平行に切断すべき面の周囲に配設
する。
この状態で、ワイヤーソーを走行させると共に所定の緊
張下で引張ると、ワイヤーソーがその延出長さを収縮さ
せなから溝底で囲まれたコンクリート部分に切り込んで
ゆき、支持部材の先端間に達した時にコンクリート自由
面に対して平行な切断面が形成されると共にワイヤーソ
ーの延出部分が完全になくなって両支持部材間に緊張し
た状態で掛け渡されるものである。
こうして、溝底間のコンクリート部が切断されると、該
ワイヤーソーを切り離して支持部材を引き上げ、次いで
、両コア孔間を適宜な掘削手段によって上記切断端面に
達する溝孔を穿設してもよいが、上記請求項■に記載し
ているように、前記溝底間のコンクリート切断面が両コ
ア孔の底部間にまで達したのち、ワイヤーソーを緊張さ
せた状態で、引き続いて、これらのコア孔に挿入してい
る両支持部材を徐々にコンクリート自由面に向かって引
き上げれば、両支持部材の先端間に掛け渡されているワ
イヤーソーの走行によってコア孔間のコンクリート部分
を切断することができる。
この切断面が前記溝底間に形成された切断面に対して直
角な面であり、これらの切断面と上記溝孔とによってコ
ンクリート部分が塊状に切り出されるものである。
次に、コンクリートの自由面が任意な角度で連設した2
面からなる場合、上記請求項■に記載しているように、
これらの2面に互いに連通ずるL字状のコア孔を穿設し
たのち、上記のように一方の面側のコア孔に挿入した両
支持部材の先端間に架設されるワイヤーソーを他方の面
側のコア孔開口端間で接続させた状態にして、該ワイヤ
ーソーを一定の張力下で走行させると共に張引すると、
他方のコア孔間のコンクリート部分が切断されるもので
あり、又、一方のコア孔間のコンクリート部分は、支持
部材先端間のワイヤーソーを緊張状態で走行させると共
に支持部材を該コア孔に沿って徐々に引き出していけば
、切断することができるものである。
(実 施 例) 本発明の実施例を図面について説明すると、第3図〜第
5図はコンクリート切断装置を示すものであって、所望
間隔を存して平行に配設した長尺な偏平角柱状支持部材
(1)(1)の先端外側部にプーリ(2) (2)を回
転自在に軸支すると共に先端面の内側部に上記プーリ(
2)(2)に対して回転面が直角となるガイドプーリ(
3) (3)を回転自在に軸支し、これらの内側ガイド
プーリ(3) (3)を介して外側のプーリ(2)(2
)間にワイヤーソー(4)を掛け渡すと共に該ワイヤー
ソー(4)を両支持部材(1)(1)の長さ方向に沿わ
せてコンクリート面の所定個所に回転自在に設置される
固定ガイドプーリ(5) (5)から移動台車(6)に
設置しているモータ等の回転駆動機構(7)の駆動プー
リ(8)に無端状に掛け渡してなるものである。
支持部材(1)(1)の適所には第5図に示すようムこ
、後述するコア孔(9)の内壁面に摺動自在に当接させ
る調節ガイド部材0ωがその突出長さを調整可能に設け
である。
このように構成しているコンクリート切断装置を使用し
て、コンクリート構築物を塊状に切断、解体する方法を
述べると、第1図はコンクリートの自由面が平坦な一つ
の面(a)シか存在しないコンクリート構築物部分を短
柱形状の塊(A)に切り出す方法を示すもので、まず、
上記コンクリート面(a)の平面方向に所望間隔を存し
てコンクリート構築部分に前記支持部材(1)が挿入可
能な径を有するコア孔(9) (9)を適宜深さまで穿
設すると共に、一端側がこれらのコア孔(9)(9)に
連通ずる互いに並行な所望長さの細溝孔(II)(12
1を前記コンクリートの自由面(a)からコア孔(9)
 (9)と路間−深さまで穿設し、さらに、両線溝孔0
1)02間の他端部間を連通させる細溝孔03)を同−
深さまで穿設する。
これらの溝孔(10(12)03)は、例えば、先端に
掘削ビットを有する回転打撃棒を複数本、並設してなる
掘削装置を使用して穿設することができる。
こうして穿設した細溝孔01) 02) 0:Dは、上
記コンクリート面(a)から見た場合、平面コ字状に設
けられてあり、前記両コア孔(9)(9)間を、切り出
すべきコンクリート塊(A)の−面(al)とした場合
、これらの細溝孔(II)QH3)は切り出すべきコン
クリート塊(A)の他の三方面(ax) (az) (
a4)を形成するものである。
このようにコア孔(9) (9)と細溝孔(l +) 
(12) ([3)を穿設したのち、支持部材(1) 
(1)の下端内側ガイドプーリ(3)(3)間から延出
させているワイヤーソー(4)の部分を細溝孔(If)
(12)(Iω内に挿入して溝底に沿わせる七共に両支
持部材(1)(1)を適宜な挿入、支持手段により引き
上げ可能に支持させて状態で夫々コア孔(9) (9)
の内底部まで挿入する。
しかるのち、ワイヤーソー(4)を緊張させると、支持
部材(1)(1)の下端内側ガイドプーリ(3)(3)
から延出させているワイヤーソー(4)部分が両コア孔
(9)(9)間と対向する細溝孔0■の底面において、
該細溝孔面の内側コンクリート壁面に圧着する。
この状態にして、移動台車(6)上の回転駆動機構(7
)を作動させて駆動プーリ(8)を介し、ワイヤーソー
(4)を一定の張力下で一方向に巡回、走行させると共
に移動台車(6)をコア孔(9) (9)から離間する
方向に徐々に移動させると、両コア孔(9) (9)に
連なる両側細溝孔00(121の底部間のコンクリート
部分がワイヤーソー(4)によって細溝孔03)側から
徐々に切断される。
この切断方向は上記コンクリート自由面(a)に平行す
る方向であり、両側細溝孔0DOZ間のコンクリート部
分が切断されるに従って、ワイヤーソー(4)が両コア
孔(9) (9)に向かってその延出長さを収縮させな
がら水平移動し、コア孔(9) (9)の下端部に配設
されている支持部材(1)(1)の下端ガイドプーリ(
3) (3)間にまで達すると、細溝孔(11)〜03
)で囲まれたコンクリート部分が完全に切断される。こ
の切断面はこれらの細溝孔(11)〜側の開口端で囲ま
れたコンクリート自由面部(a、)と対向する面(a6
)、即ち、切り出されるコンクリート塊(A)の底面と
なる。
この切断面(a6)が得られると、両支持部材(IHI
)のプーリ(3) (3)間に掛け渡されているワイヤ
ーソー(4) (4)の延出部分がなくなって両プーリ
(2) (2)間に緊張状態で掛け渡される。
そして、このように溝底間のコンクリート部が切断され
ると、該ワイヤーソー(4)を切り離して支持部材(1
)(1)を引き上げ、次いで、両コア孔(9) (9)
間を適宜な掘削手段によって上記切断底面(a、)に達
する溝孔を穿設してもよいが、ワイヤーソー(4)を切
り離すことな(、両コア孔(9) (9)間で上記のよ
うに緊張状態で支持部材(1)(1)の先端間に掛け渡
している状態から引き続いてワイヤーソー(4)に所定
の張力を持たせながらこれらのコア孔(9) (9)に
挿入している両支持部材(1)(1)を徐々にコンクリ
ート自由面(a)に向かって引き上げると、両支持部材
の先端プーリ(2)(2)間に緊張状態で掛け渡されて
いるワイヤーソー(4)の走行によってコア孔(9) 
(9)間のコンクリート部分が切断される。
この切断面が前記溝底間に形成された切断面(a、)に
対して直角な面(al)であって、中間部の前記細溝孔
03)と対向している。
なお、両コア孔(9) (9)間にワイヤーソー(4)
が達したのち、支持部材(IHI)を引き上げ、次いで
、コンクリート自由面に設置しているガイドプーリ(5
) (5)を介してワイヤーソー(4)を一定の張力下
で走行させながら引き上げることによって、上記切断面
(aI)を形成してもよい。
このようにして、ワイヤーソー(4)により細溝孔(I
I) Q7J Q’l)の底部間で囲まれた部分を切断
すると共に該切断面(a6)に直角に連らなる両コア孔
(9)(9)間のコンクリート部分を自由面(a)に達
するまで切断すると、コンクリート構築物の一部が塊状
に切り取られるものであり、このコンクリート塊(A)
を適宜な手段によって抜き取って除去する。
なお、ワイヤーソー(4)により切断前に、両コア孔(
9)(9)間に溝孔を設けておいてもよく、そうすると
ワイヤーソー(4)による上記切断面(al)の形成は
不要となるものである。
次いで、この除去跡のピットを上記細溝孔の一部に使用
して上記同様な方法により次のコンクリート塊を切り出
すことができるものである。
第2図は、コンクリートの自由面が任意な角度(図にお
いては直角)でもって連設している2面(tz) (b
z)を有するコンクリート構築物、例えば、ダムにおい
て、水門扉の角落部を形成する場合を示すもので、まず
、該2面(bυ(b2)に夫々所望間隔を存して互いに
L字状に連通ずるコア孔(9,)(91)、(9□)(
9□)を穿設する。
次に、一方の面(b、)側に開口しているコア孔(9、
)(91)に上記支持部材(1)(1)を夫々挿入する
この時、これらの支持部材(1)(1)の長さ方向に配
設しているワイヤーソー(4)を、先端プーリ部分で分
離させた状態で挿入し、該支持部材(1)(1’)をコ
ア孔(9,)(9□)の最深部における他方のコア孔(
9□)(92)との連接部にまで挿入したのち、夫々の
先端プーリ(3) (3)に掛け渡しているワイヤーソ
ー(4)を適宜な引き出し手段によって他方のコア孔(
9□)(9□)内を開口端まで引き出し、両コア孔(9
□)(9□)の開口端間でワイヤーソー(4)を無端状
に接続する。
この状態にワイヤーソー(4)を配設したのち、上記実
施例と同様に、ワイヤーソー(4)を一定の張力下で走
行させると共に張引すると、両コア孔(9□)(9□)
間のコンクリート部分がワイヤーソー(4)によって面
(b2)側からコア孔(9□)(9□)の深さ方向に徐
々に切断される。
この切断方向は上記一方のコンクリート自由面(b、)
に平行する方向であり、両コア孔(9□)(9□)のコ
ンクリート部分が切断されるに従って、ワイヤーソー(
4)がその延出長さを収縮させながら深さ方向に移動し
、一方のコア孔(9+)(!L)の先端部に配設されて
いる支持部材(1)(1)のガイドプーリ(3)(3)
間にまで達すると、両コア孔(9□)(9□)間のコン
クリート部分が完全に切断(b3)される。
続いて、両支持部材(1)(1)のプーリ(2) (2
)間に掛け渡されているワイヤーソー(4)(4)を緊
張状態で一定の張力を維持しつ\走行させながら、これ
らの両支持部材(1)(1)をコア孔(9,)(9,)
から徐々に引き抜いていくと、ワイヤーソー(4)によ
って両コア孔(91)(9□)間のコンクリート部分が
自由面(b、)にまで切断されるものである。
この切断面(b4)は上記他方の自由面(b2)と対向
する面であり、上記一方の自由面(bl)及び切断面(
b3)と共に、切り出すべきコンクリート塊(A)の四
方面を形成するものである。
次いで、コア孔(9,)(9,)と一方の自由面(b+
)間のコンクリート部分に他方のコア孔(9□)(9□
)に達するまで適宜な掘削手段によって細溝孔(+4)
 (+41を穿設することによってコンクリート塊(A
)の他の切断面を得、該コンクリート塊(A)を適宜な
方法によって抜き取り、除去するものである。
なお、この細溝孔側0似よ予め設けおいてもよく、この
場合、該細溝孔(14) Q4)がワイヤーソー(4)
を挿入可能な幅を有していると、ワイヤーソー(4)を
連続させた状態で該細溝孔Q4)04)内に挿入し、何
れか一方のコア孔(91)(9,)又は(9□)(9□
)を必要とすることなく、第1図に示した実施例と同様
な方法によって切断することができるものである。
(発明の効果) 以上のように本発明のコンクリート切断方法によれば、
先端間にワイヤーソーを掛け渡している一対の支持部材
を、コンリート面に所望間隔を存して適宜深さまで穿設
しているコア孔に挿入すると共に上記ワイヤーソーを支
持部材の先端間から該支持部材の長さ方向に対して溝孔
等を介して直角方向に延長させた状態に配し、この状態
で、ワイヤーソーを一定の張力下で走行させながら張引
するものであるから、その張引力によってコンクリート
内部の所望部分を自由面に平行するように両コア孔間に
向かって円滑且つ確実に切断することができ、又、その
切断に引き続いてコア孔に沿って両支持部材を引き出す
ことにより、上記切断面に対して直角な方向に連続する
切断面を得ることができるものである。
従って、自由面が平坦な一面しか存在しないコンクリー
ト構築物であっても、或いは任意な角度で連設した2面
を有するコンクリート構築物においても、コンクリート
部分に直角に連続する切断面を容易に形成することがで
きて、コンクリート塊としての切り出しが可能となり、
コンクリート構築物の解体作業や所望位置におけるピッ
トの形成等が能率よく行えるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は自由面が
一面のコンクリートを切断する場合の簡略斜視図、第2
図は自由面が二面のコンクリートを切断する場合の簡略
斜視図、第3図はそのコンクリート切断装置の簡略正面
図、第4図は該装置における支持部材に対するワイヤー
ソーの掛け渡し状態を示す斜視図、第5図は支持部材の
側面図である。 (1)(1)・・・支持部材、(2) (3)・・・プ
ーリ、(4)・・・ワイヤーソー、(9)(9υ(9□
)・・・コア孔。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、コンリート面に所望間隔を存して適宜深さまで
    コア孔を穿設すると共にこれらのコア孔間を塊状に切断
    すべきコンクリート部の一面として該面の両端に連なる
    面側に前記コンクリート面から溝孔を掘削し、先端間か
    ら長さ方向にワイヤーソーを掛け渡している一対の支持
    部材を前記コア孔に夫々挿入して、これらの支持部材の
    先端間のワイヤーソーを延出させて前記溝孔底面に沿わ
    せた状態でワイヤーソーを一定の張力下で走行させるこ
    とにより前記溝底間のコンクリート底部を切断すること
    を特徴とするコンクリート切断方法。
  2. (2)、コンリート面に所望間隔を存して適宜深さまで
    コア孔を穿設すると共にこれらのコア孔間を塊状に切断
    すべきコンクリート部の一面として該面の両端に連なる
    面側に前記コンクリート面から溝孔を掘削し、先端間か
    ら長さ方向にワイヤーソーを掛け渡している一対の支持
    部材を前記コア孔に夫々挿入して、これらの支持部材の
    先端間のワイヤーソーを延出させて前記溝孔底面に沿わ
    せた状態でワイヤーソーを一定の張力下で走行させるこ
    とにより前記溝底間のコンクリート部を切断する一方、
    該切断面に直交する前記コア孔間のコンクリート部を、
    支持部材先端間のワイヤーソーを緊張状態で走行させる
    と共に支持部材をコア孔に沿って移動させることにより
    切断することを特徴とするコンクリート切断方法。
  3. (3)、任意の角度でもって連設しているコンクリート
    の2面に夫々所望間隔を存して互いにL字状に連通する
    コア孔を穿設し、一方の面側のコア孔に夫々ワイヤーソ
    ー支持部材を挿入して該支持部材の長さ方向から先端ま
    で掛け渡したワイヤーソーを他方の面側のコア孔に挿通
    して両コア孔の開口端間で両ワイヤーソーを接続し、し
    かるのち、支持部材を一方の面側のコア孔に挿入した状
    態でワイヤーソーを一定の張力下で走行させると共に張
    引することにり他方のコア孔間のコンクリート部分を切
    断し、一方のコア孔間のコンクリート部分を、支持部材
    先端間のワイヤーソーを緊張状態で走行させると共に支
    持部材を該コア孔に沿って引き出すことにより切断する
    ことを特徴とするコンクリート切断方法。
  4. (4)、一対の支持部材の先端部にワイヤーソーを架設
    状態に掛け渡すプーリと、該ワイヤーソーを支持部材の
    長さ方向に対して直角方向に案内、延出させるプーリと
    を回転自在に軸支していることを特徴とするワイヤーソ
    ーの案内装置。
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