JP2623397B2 - 垂直側壁に沿ったコンクリート構築物の切断方法とその装置 - Google Patents
垂直側壁に沿ったコンクリート構築物の切断方法とその装置Info
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- B23D57/003—Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts
- B23D57/0053—Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts of drives for saw wires; of wheel mountings; of wheels
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
- B28D1/00—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
- B28D1/02—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切削ワイヤによって、
ビル、橋梁、地下鉄構内壁等の鉄筋コンクリート構築物
その他の切断対象物を切断する場合において、コンクリ
ート構築物等の垂直側壁に対して平行に移動しうるワイ
ヤ駆動機により切削ワイヤに張力を与えながら垂直側壁
側からコンクリート構築物を水平又は垂直に切断する方
法及びワイヤ駆動機と切断対象物との間に配置した切削
ワイヤを垂直側壁に対して平行に走行可能に順次案内す
るようにした垂直側壁に沿ったコンクリート構築物の切
断装置に関する。
ビル、橋梁、地下鉄構内壁等の鉄筋コンクリート構築物
その他の切断対象物を切断する場合において、コンクリ
ート構築物等の垂直側壁に対して平行に移動しうるワイ
ヤ駆動機により切削ワイヤに張力を与えながら垂直側壁
側からコンクリート構築物を水平又は垂直に切断する方
法及びワイヤ駆動機と切断対象物との間に配置した切削
ワイヤを垂直側壁に対して平行に走行可能に順次案内す
るようにした垂直側壁に沿ったコンクリート構築物の切
断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート構築物の切断対象側壁に対
して移動しうるワイヤー駆動機により切削ワイヤに張力
を与えながら側壁を水平及び垂直に切断する方法は、実
開昭62−166007号公報に開示されているよう
に、支持フレームと、支持フレームに、同一平面上に所
要の間隔を置いて支承された一対の主プーリと、両主プ
ーリの外周部と接し、かつそれらの間を通る平行な接線
と各外周部を接するように、支持フレームに互いに平行
に支承された一対の誘導プーリとからなるガイドプーリ
台やその各誘導プーリと同一平面上に補助プーリをさら
に並設してなるガイドプーリ台を用いてなされている。
して移動しうるワイヤー駆動機により切削ワイヤに張力
を与えながら側壁を水平及び垂直に切断する方法は、実
開昭62−166007号公報に開示されているよう
に、支持フレームと、支持フレームに、同一平面上に所
要の間隔を置いて支承された一対の主プーリと、両主プ
ーリの外周部と接し、かつそれらの間を通る平行な接線
と各外周部を接するように、支持フレームに互いに平行
に支承された一対の誘導プーリとからなるガイドプーリ
台やその各誘導プーリと同一平面上に補助プーリをさら
に並設してなるガイドプーリ台を用いてなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の上記側壁を水平
及び垂直に切断する方法及びその装置は、切断対象物に
巻き掛けた切削ワイヤの張り側及び緩み側を切断対象物
の前方に案内するものであるため、それらのガイドプー
リ台を使用した場合は、通常、切断対象物と対向するよ
うにワイヤ駆動機を配置するとともにワイヤ駆動機を切
断対象物の前方に移動させるための広いスペースを必要
とした。
及び垂直に切断する方法及びその装置は、切断対象物に
巻き掛けた切削ワイヤの張り側及び緩み側を切断対象物
の前方に案内するものであるため、それらのガイドプー
リ台を使用した場合は、通常、切断対象物と対向するよ
うにワイヤ駆動機を配置するとともにワイヤ駆動機を切
断対象物の前方に移動させるための広いスペースを必要
とした。
【0004】しかし、切断対象物の位置によっては、そ
の前方に広いスペースをとることができず、時としてワ
イヤ駆動機を切断対象物の全面に沿って横方向に移動さ
せる必要が生じる。従来の側壁を水平及び垂直に切断す
る方法及びその装置では、上記の要請に十分対処するこ
とが困難である。
の前方に広いスペースをとることができず、時としてワ
イヤ駆動機を切断対象物の全面に沿って横方向に移動さ
せる必要が生じる。従来の側壁を水平及び垂直に切断す
る方法及びその装置では、上記の要請に十分対処するこ
とが困難である。
【0005】本発明の目的は、ワイヤ駆動機を切断対象
物の前面に沿って横方向に移動させることを可能にする
垂直側壁側からコンクリート構築物を水平又は垂直に切
断する方法を提供することにある。また、本発明の別の
目的は、ワイヤ駆動機を切断対象物の前面に沿って横方
向に移動させることを可能にする垂直側壁側からコンク
リート構築物を水平又は垂直に切断する装置を提供する
ことにある。
物の前面に沿って横方向に移動させることを可能にする
垂直側壁側からコンクリート構築物を水平又は垂直に切
断する方法を提供することにある。また、本発明の別の
目的は、ワイヤ駆動機を切断対象物の前面に沿って横方
向に移動させることを可能にする垂直側壁側からコンク
リート構築物を水平又は垂直に切断する装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成し、課題を解決するために、切削ワイヤの張り側及び
緩み側を第1プーリ、第2プーリ及びコンクリート構築
物の垂直側壁に対して平行に設置された第3プーリとか
らなるプーリ群により三平面上を経由して走行させ、前
記垂直側壁に対して平行に移動しうるワイヤ駆動機によ
り切削ワイヤに張力を与えながら垂直側壁側からコンク
リート構築物を水平又は垂直に切断することを特徴とす
る垂直側壁に沿ったコンクリート構築物の切断方法に構
成し、この方法を実施するために、第1プーリと、第1
プーリに対して垂直又は斜めの角度で第1プーリの外周
部を通る接線と外周部を接する第2プーリと、第2プー
リに対して垂直又は斜めの角度で第2プーリの外周部を
通る接線と外周部を接しコンクリート構築物の垂直側壁
に対して平行に設置された第3プーリする第3プーリと
からなるプーリ群を垂直側壁に取り付け、該プーリ群を
通り垂直側壁に対して平行に走行可能に順次案内される
切削ワイヤを配置したワイヤ駆動機を設けた垂直側壁に
沿ったコンクリート構築物の切断装置に構成したもので
ある。
成し、課題を解決するために、切削ワイヤの張り側及び
緩み側を第1プーリ、第2プーリ及びコンクリート構築
物の垂直側壁に対して平行に設置された第3プーリとか
らなるプーリ群により三平面上を経由して走行させ、前
記垂直側壁に対して平行に移動しうるワイヤ駆動機によ
り切削ワイヤに張力を与えながら垂直側壁側からコンク
リート構築物を水平又は垂直に切断することを特徴とす
る垂直側壁に沿ったコンクリート構築物の切断方法に構
成し、この方法を実施するために、第1プーリと、第1
プーリに対して垂直又は斜めの角度で第1プーリの外周
部を通る接線と外周部を接する第2プーリと、第2プー
リに対して垂直又は斜めの角度で第2プーリの外周部を
通る接線と外周部を接しコンクリート構築物の垂直側壁
に対して平行に設置された第3プーリする第3プーリと
からなるプーリ群を垂直側壁に取り付け、該プーリ群を
通り垂直側壁に対して平行に走行可能に順次案内される
切削ワイヤを配置したワイヤ駆動機を設けた垂直側壁に
沿ったコンクリート構築物の切断装置に構成したもので
ある。
【0007】
【作用】本発明によれば、コンクリート構築物の垂直側
壁の前面に沿ってワイヤ駆動機を横方向に移動させ、切
削ワイヤに張力を与えながら垂直側壁を水平又は垂直に
切断する。
壁の前面に沿ってワイヤ駆動機を横方向に移動させ、切
削ワイヤに張力を与えながら垂直側壁を水平又は垂直に
切断する。
【0008】また、本発明に係る切断装置は、切削ワイ
ヤを第1プーリ、第2プーリ及びコンクリート構築物の
垂直側壁に対して平行に設置された第3プーリからなる
各プーリ群により三平面上を経由して走行させ、各第3
プーリにおいてコンクリート構築物の垂直側壁の前面に
沿って切削ワイヤを横方向に移動させ、切削ワイヤに張
力を与えながら垂直側壁を水平又は垂直に切断する。各
プーリ群における第1プーリに対する第2プーリの角度
や第2プーリに対する第3プーリの角度は、切断対象物
に対するワイヤ駆動機の所要移動方向その他に応じて適
宜選択する。
ヤを第1プーリ、第2プーリ及びコンクリート構築物の
垂直側壁に対して平行に設置された第3プーリからなる
各プーリ群により三平面上を経由して走行させ、各第3
プーリにおいてコンクリート構築物の垂直側壁の前面に
沿って切削ワイヤを横方向に移動させ、切削ワイヤに張
力を与えながら垂直側壁を水平又は垂直に切断する。各
プーリ群における第1プーリに対する第2プーリの角度
や第2プーリに対する第3プーリの角度は、切断対象物
に対するワイヤ駆動機の所要移動方向その他に応じて適
宜選択する。
【0009】
【実施例】第1図、第2図及び第3図は、本発明の実施
例による水平切断工法を説明する各々正面図、平面図及
び側面図である。
例による水平切断工法を説明する各々正面図、平面図及
び側面図である。
【0010】同図に示すガイトプーリ台において、第1
プーリ1a、第1プーリ1aに対して垂直であり、第1
プーリ1aの外周部の一点Pを通る接線mと外周部の点
Qにおいて接する第2プーリ2a、及び第2プーリ2a
に対して垂直であり、第2プーリ2aの外周部における
前記点Qと90度離れた点Rを通る接線nと外周部の点
Sにおいて接する第3プーリ3aからなる略コ字状配置
のプーリ群4aが支持フレーム5の片側に支承され、ま
た前記プーリ群4aと同様の関係にある第1プーリ1
b、第2プーリ2b及び第3プーリ3bからなる略Z字
状配置のプーリ群4bが支持フレーム5の他の片側に支
承され、両第1プーリ1a,1bは同一平面上に、両第
2プーリ2a,2bは平行に、また両第3プーリ3a,
3bは同一平面上又は近接した平面に各々配置されてい
る。なお、上記のように共通の支持フレーム5に一対の
プーリ群4a,4bを隣接して配置してなるガイドプー
リ台を使用する代わりに、個別の支持フレーム5に各プ
ーリ群4a,4bを配置してなる2体のガイドプーリ台
を並設して使用することもできる。
プーリ1a、第1プーリ1aに対して垂直であり、第1
プーリ1aの外周部の一点Pを通る接線mと外周部の点
Qにおいて接する第2プーリ2a、及び第2プーリ2a
に対して垂直であり、第2プーリ2aの外周部における
前記点Qと90度離れた点Rを通る接線nと外周部の点
Sにおいて接する第3プーリ3aからなる略コ字状配置
のプーリ群4aが支持フレーム5の片側に支承され、ま
た前記プーリ群4aと同様の関係にある第1プーリ1
b、第2プーリ2b及び第3プーリ3bからなる略Z字
状配置のプーリ群4bが支持フレーム5の他の片側に支
承され、両第1プーリ1a,1bは同一平面上に、両第
2プーリ2a,2bは平行に、また両第3プーリ3a,
3bは同一平面上又は近接した平面に各々配置されてい
る。なお、上記のように共通の支持フレーム5に一対の
プーリ群4a,4bを隣接して配置してなるガイドプー
リ台を使用する代わりに、個別の支持フレーム5に各プ
ーリ群4a,4bを配置してなる2体のガイドプーリ台
を並設して使用することもできる。
【0011】前記の支持フレーム5は、両第1プーリ1
a,1bが切断対象物であるコンクリート構築物6の予
定切断面に沿って水平面上に、且つ切断対象物6と平行
に配置された状態で切断対象物6にアンカ7で固定さ
れ、またレール8が切断対象物6の前面に沿って平行に
敷設されるとともにワイヤ駆動機9がレール8に移動可
能に装着される。ワイヤ駆動機9は、レール8と係合す
る車輪10を備えた台車11と、台車11に搭載され、
切削ワイヤ14を駆動する駆動プーリ12と、車輪10
及び駆動プーリ10を個別に駆動する原動機13とを備
える。
a,1bが切断対象物であるコンクリート構築物6の予
定切断面に沿って水平面上に、且つ切断対象物6と平行
に配置された状態で切断対象物6にアンカ7で固定さ
れ、またレール8が切断対象物6の前面に沿って平行に
敷設されるとともにワイヤ駆動機9がレール8に移動可
能に装着される。ワイヤ駆動機9は、レール8と係合す
る車輪10を備えた台車11と、台車11に搭載され、
切削ワイヤ14を駆動する駆動プーリ12と、車輪10
及び駆動プーリ10を個別に駆動する原動機13とを備
える。
【0012】切削ワイヤ14を切断対象物6と駆動プー
リ12とに各プーリ群4a,4bを介して無端状に掛け
渡すとともに略コ字状配置のプーリ群4aに切削ワイヤ
14の張り側14aを、また略Z字状配置のプーリ群4
bに切削ワイヤ14の緩み側14bを各々案内させる。
リ12とに各プーリ群4a,4bを介して無端状に掛け
渡すとともに略コ字状配置のプーリ群4aに切削ワイヤ
14の張り側14aを、また略Z字状配置のプーリ群4
bに切削ワイヤ14の緩み側14bを各々案内させる。
【0013】上記の構成において、ワイヤ駆動機9をレ
ール8に沿って切断対象物6の前面と平行に移動させつ
つ駆動プーリ12を回転させると、切削ワイヤ14は所
要の張力下で循環走行し、切断対象物6を水平方向に切
断することができる。
ール8に沿って切断対象物6の前面と平行に移動させつ
つ駆動プーリ12を回転させると、切削ワイヤ14は所
要の張力下で循環走行し、切断対象物6を水平方向に切
断することができる。
【0014】なお、補助プーリ15a,15bを、第2
図に一点鎖線で示すように各第1プーリ1a,1bの外
側にそれらと同一平面上に設け、切断対象物6に巻き掛
けた切削ワイヤ14を各補助プーリ15a,15bの外
側から各第1プーリ1a,1bの内側へと案内させる
と、切削ワイヤ14は切断の後半から末期においても二
点鎖線で示すように走行し、走行半径が大きい状態で保
持されるので、小半径、急角度の曲がりによる破断が防
止されるほか、切削ワイヤ14が切断の完了と同時に補
助プーリ15a,15bと係合して停止するので、プー
リ群4a,4bから離脱して周囲に飛び跳ねることも防
止される。なお、各補助プーリ15a,15bを各第1
プーリ1a,1bと各第3プーリ3a,3bと軸線上に
設けても、同様に小半径、急角度の曲がりによる破断が
防止され、切削ワイヤ14が切断の完了と同時に補助プ
ーリ15a,15bと係合して停止し、プーリ群4a,
4bから離脱して周囲に飛び跳ねることも防止される。
図に一点鎖線で示すように各第1プーリ1a,1bの外
側にそれらと同一平面上に設け、切断対象物6に巻き掛
けた切削ワイヤ14を各補助プーリ15a,15bの外
側から各第1プーリ1a,1bの内側へと案内させる
と、切削ワイヤ14は切断の後半から末期においても二
点鎖線で示すように走行し、走行半径が大きい状態で保
持されるので、小半径、急角度の曲がりによる破断が防
止されるほか、切削ワイヤ14が切断の完了と同時に補
助プーリ15a,15bと係合して停止するので、プー
リ群4a,4bから離脱して周囲に飛び跳ねることも防
止される。なお、各補助プーリ15a,15bを各第1
プーリ1a,1bと各第3プーリ3a,3bと軸線上に
設けても、同様に小半径、急角度の曲がりによる破断が
防止され、切削ワイヤ14が切断の完了と同時に補助プ
ーリ15a,15bと係合して停止し、プーリ群4a,
4bから離脱して周囲に飛び跳ねることも防止される。
【0015】一方、第4図は本発明の実施例による垂直
切断工法を説明する正面図であり、同図に示すガイドプ
ーリ台は、第1ないし第3図に示すガイドプーリ台と同
様の構造を有するが、切断対象物6に対する設置態様を
異にする。その支持フレーム5は、両第1プーリ1a,
1bが切断対象物6の予定切断面に沿って垂直面上に、
且つ切断対象物6と平行に配置された状態で切断対象物
6にアンカ7で固定される。
切断工法を説明する正面図であり、同図に示すガイドプ
ーリ台は、第1ないし第3図に示すガイドプーリ台と同
様の構造を有するが、切断対象物6に対する設置態様を
異にする。その支持フレーム5は、両第1プーリ1a,
1bが切断対象物6の予定切断面に沿って垂直面上に、
且つ切断対象物6と平行に配置された状態で切断対象物
6にアンカ7で固定される。
【0016】切断対象物6の予定切断下端に通し穴15
を穿設した後、切削ワイヤ14を切断対象物6の通し穴
15から上端へと掛け、さらに各プーリ群4a,4bか
らワイヤ駆動機9へと掛け渡し、ワイヤ駆動機9をレー
ル8に沿って切断対象物6の前面と平行に移動させつつ
駆動プーリ12を回転させると、切削ワイヤ14は所要
の張力下で循環走行し、切断対象物6を垂直方向に切断
することができる。
を穿設した後、切削ワイヤ14を切断対象物6の通し穴
15から上端へと掛け、さらに各プーリ群4a,4bか
らワイヤ駆動機9へと掛け渡し、ワイヤ駆動機9をレー
ル8に沿って切断対象物6の前面と平行に移動させつつ
駆動プーリ12を回転させると、切削ワイヤ14は所要
の張力下で循環走行し、切断対象物6を垂直方向に切断
することができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明の垂直側壁に沿っ
たコンクリート構築物の切断方法によれば、切断対象物
の位置によっては、その前方に広いスペースをとること
ができず、ワイヤ駆動機を切断対象物の前面に沿って横
方向に移動させる必要が生じるような狭いスペースに対
応することができる。
たコンクリート構築物の切断方法によれば、切断対象物
の位置によっては、その前方に広いスペースをとること
ができず、ワイヤ駆動機を切断対象物の前面に沿って横
方向に移動させる必要が生じるような狭いスペースに対
応することができる。
【0018】また、本発明の垂直側壁に沿ったコンクリ
ート構築物の切断装置によれば、切削ワイヤの張り側及
び緩み側を三平面上を経由して走行させると共にコンク
リート構築物の垂直側壁に対して平行に設置された各第
三プーリにおいて同一方向から各々入出させることがで
きるので、各第1プーリを切断対象物側に配置すると、
各第3プーリから切削ワイヤを切断対象物の全面に沿っ
て横方向に移動させることにより、ワイヤ駆動機を切断
対象物の前面に沿って横方向に移動させることができ、
狭いスペースにもワイヤ駆動機を設置して垂直側壁に沿
った切断が可能になる。
ート構築物の切断装置によれば、切削ワイヤの張り側及
び緩み側を三平面上を経由して走行させると共にコンク
リート構築物の垂直側壁に対して平行に設置された各第
三プーリにおいて同一方向から各々入出させることがで
きるので、各第1プーリを切断対象物側に配置すると、
各第3プーリから切削ワイヤを切断対象物の全面に沿っ
て横方向に移動させることにより、ワイヤ駆動機を切断
対象物の前面に沿って横方向に移動させることができ、
狭いスペースにもワイヤ駆動機を設置して垂直側壁に沿
った切断が可能になる。
【図1】本発明の実施例による水平切断工法とその装置
を説明する正面図である。
を説明する正面図である。
【図2】本発明の実施例による水平切断工法とその装置
を説明する正面図である。
を説明する正面図である。
【図3】本発明の実施例による水平切断工法とその装置
を説明する側面図である。
を説明する側面図である。
【図4】本発明の実施例による垂直切断工法とその装置
を説明する正面図である。
を説明する正面図である。
1a 第1プーリ 1b 第1プーリ 2a 第2プーリ 2b 第2プーリ 3a 第3プーリ 3b 第3プーリ 4a プーリ群 4b プーリ群 5 支持フレーム 6 切断対象物 9 ワイヤ駆動機 14 切削ワイヤ 14a 切削ワイヤの張り側 14b 切削ワイヤの緩み側
Claims (3)
- 【請求項1】 切削ワイヤの張り側及び緩み側を第1プ
ーリ、第2プーリ及びコンクリート構築物の垂直側壁に
対して平行に設置された第3プーリとからなるプーリ群
により三平面上を経由して走行させ、前記垂直側壁に対
して平行に移動しうるワイヤ駆動機により切削ワイヤに
張力を与えながら垂直側壁側からコンクリート構築物を
水平又は垂直に切断することを特徴とする垂直側壁に沿
ったコンクリート構築物の切断方法。 - 【請求項2】第1プーリと、第1プーリに対して垂直又
は斜めの角度で第1プーリの外周部を通る接線と外周部
を接する第2プーリと、第2プーリに対して垂直又は斜
めの角度で第2プーリの外周部を通る接線と外周部を接
しコンクリート構築物の垂直側壁に対して平行に設置さ
れた第3プーリとからなるプーリ群を垂直側壁に取り付
け、該プーリ群を通り垂直側壁に対して平行に走行可能
に順次案内される切削ワイヤを配置したワイヤ駆動機を
設けたことを特徴とする垂直側壁に沿ったコンクリート
構築物の切断装置。 - 【請求項3】第1プーリの両外側に補助プーリーを設け
たことを特徴とする請求項2記載の垂直側壁に沿ったコ
ンクリート構築物の切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4059213A JP2623397B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 垂直側壁に沿ったコンクリート構築物の切断方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4059213A JP2623397B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 垂直側壁に沿ったコンクリート構築物の切断方法とその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05321488A JPH05321488A (ja) | 1993-12-07 |
JP2623397B2 true JP2623397B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=13106893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4059213A Expired - Fee Related JP2623397B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 垂直側壁に沿ったコンクリート構築物の切断方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2623397B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3027819B2 (ja) * | 1994-02-09 | 2000-04-04 | 株式会社ダイモ社 | 鉄筋コンクリート構築物のワイヤーソーイング工法 |
DE29814495U1 (de) | 1998-08-12 | 1999-12-16 | Steiner, Andreas, Tiefengraben | Sägeseilführung |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63112108A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-17 | 株式会社ダイモ社 | 鉄筋コンクリ−ト壁体の区間切断工法及び開口工法 |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP4059213A patent/JP2623397B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05321488A (ja) | 1993-12-07 |
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