JPH09126125A - クライオポンプの再生方法及びその再生装置 - Google Patents

クライオポンプの再生方法及びその再生装置

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JPH09126125A
JPH09126125A JP33329895A JP33329895A JPH09126125A JP H09126125 A JPH09126125 A JP H09126125A JP 33329895 A JP33329895 A JP 33329895A JP 33329895 A JP33329895 A JP 33329895A JP H09126125 A JPH09126125 A JP H09126125A
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JP
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cryopump
purge gas
regeneration
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water
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Keita Suzuki
啓太 鈴木
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B37/00Pumps having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B35/00
    • F04B37/06Pumps having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B35/00 for evacuating by thermal means
    • F04B37/08Pumps having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B35/00 for evacuating by thermal means by condensing or freezing, e.g. cryogenic pumps
    • F04B37/085Regeneration of cryo-pumps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライオポンプの再生を確実に終了させるこ
とができる再生装置を得ること。 【解決手段】 本発明の再生装置1A、クライオポンプ
3のクライオポンプ本体301のリリーフ弁6に水分計
10を装着し、この水分計10の出力側を水分量表示器
11に接続し、この水分量表示器11の出力側は再生装
置1A全体を制御するコントローラ7に接続されてい
る。クライオポンプ3の再生時、リリーフ弁6から排出
されるパージガスを水分計10で検出し、その出力信号
と水分量表示器11の水分量と比較し、クライオポンプ
3の再生終了を判定するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スパッタ装置のプ
ロセスチャンバなどを高真空度に引く場合に用いられる
クライオポンプの再生方法及びその再生装置の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】先ず、図を参照しながら、従来技術のク
ライオポンプの再生装置を説明する。図3はスパッタ装
置に適用した従来技術のクライオポンプの再生装置の構
成図であり、そして図4は従来技術のクライオポンプの
再生時間と本体温度との相関グラフである。
【0003】半導体装置の一製造工程で用いられるスパ
ッタ装置では、そのプロセスチャンバ内を高真空にされ
た後、アルゴン、窒素などのプロセスガスが導入され、
電極間に高電圧を印加してグロー放電を発生させ、プラ
ズマ中の正イオンで陰極上のターゲットをスパッタし、
このスパッタされたターゲット粒子が半導体ウエハの表
面へデポジットされ、薄膜が形成される。
【0004】半導体製造工場での半導体装置の生産性向
上を計るには、高真空装置である前記スパッタ装置の稼
働率の向上を計ることが重要視されており、スパッタ装
置のメンテナンス時間を短縮して稼働率を上げると共
に、スパッタ装置のプロセスチャンバを高真空度に引く
ために用いられているクライオポンプの再生時間の短縮
化、完全再生などが求められている。
【0005】クライオポンプは、そのクライオポンプ本
体内のガスを冷却してクライオポンプ本体内の凝縮面に
凝縮して排気し、クライオポンプ本体内を高真空にする
ポンプであるが、その凝縮層の厚さが増してくると、冷
却作用が不十分となり、表面温度が上昇し、プロセスチ
ャンバ内の排気作用が低下する。このため、クライオポ
ンプを定期的に再生する必要がある。図3に、クライオ
ポンプを断面で表した従来技術のクライオポンプの再生
装置の構成を示した。
【0006】先ず、この従来技術のクライオポンプの再
生装置(以下、単に「再生装置」と略記する)1の構成
を説明する。符号2はスパッタ装置のプロセスチャンバ
であって、その吸気開口部にはゲートバルブ201を介
してクライオポンプのクライオポンプ本体301が結合
されている。そしてこのクライオポンプ本体301と前
記プロセスチャンバ2には管P1、P2、P3を介して
ロータリポンプまたはドライポンプ(以下、単に「ロー
タリポンプ」と略記する)4が結合されている。
【0007】また、クライオポンプ本体301のパージ
ガス吸入口302にはパージガスラインP4が接続され
ている。更にまた、クライオポンプ3の熱交換器303
には管P5、P6を介してコンプレッサ5が、そしてク
ライオポンプ本体301にはパージガスの排出口である
リリーフ弁6が接続されている。前記管P2、P3には
それぞれ開閉バルブB1、B2が、前記パージガスライ
ンP4には開閉バルブB3が装着されていて、これらの
開閉バルブB1、B2、B3はロータリポンプ4に連結
されたコントローラ7で制御される。また、クライオポ
ンプ本体301にはそのクライオポンプ本体301内の
温度を検出し、表示する温度表示器8が結合されてい
て、この温度表示器8の出力側は前記コントローラ7に
接続されている。このコントローラ7は温度表示器8か
らの出力信号を増幅する増幅器、中央演算子処理装置
(CPU)、通信回路、電源などから構成されており、
クライオ再生ボタン701を備えている。なお、符号3
04は凝縮パネルを指す。
【0008】次に、前記クライオポンプ3及びその再生
装置1の動作を説明する。クライオポンプ3の再生は、
プロセスチャンバ2が或る一定期間使用された後に行わ
れる。先ず始めに、オペレータがコントローラ7のクラ
イオ再生ボタン701を押し、前記再生装置1全体を起
動させる。即ち、コントローラ7はコンプレッサ5の電
源を遮断し、クライオポンプ本体301へのヘリュウム
ガスの循環を止め、開閉バルブB3を開き、クライオポ
ンプ本体301内にパージガスを供給、循環させる。ク
ライオポンプ本体301内が真空状態から大気圧状態に
なると、リリーフ弁6を開き、パージガスを排出する。
【0009】クライオポンプ本体301内の温度が任意
値になると、温度表示器8の出力信号の基にコントロー
ラ7からの制御信号で開閉バルブB3が閉じ、開閉バル
ブB2が開き、ロータリポンプ4でクライオポンプ本体
301の粗引きが始まる。クライオポンプ本体301内
が或る真空度に達すると、コントローラ7は前記開閉バ
ルブB2を閉じる。クライオポンプ本体301内を所定
の時間封止した状態にして、クライオポンプ本体301
内の圧力が所定の圧力範囲内であれば次の動作であるク
ールダウンが始まるが、前記所定の圧力範囲外であれ
ば、所定の圧力範囲内になるまで前記の粗引き、封止を
繰り返し行う。以上の動作を「圧力封止試験」という。
クライオポンプ本体301内が所定の圧力範囲内になる
と、コントローラ7の制御の基にコンプレッサ5が起動
し始め、クライオポンプ3のクールダウンが開始する。
前記のように、クライオポンプ本体301内の温度が上
昇し、所定の温度に達すると、パージガスを止め、クラ
イオポンプ本体301内の吸着ガスを排出する方法を
「温度管理によるクライオポンプの再生方法」と呼ばれ
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来技
術の再生装置及び再生方法、即ち、温度管理によりクラ
イオポンプへのパージガスの供給を終了させる方法に
は、次のような問題がある。先ず、従来技術のクライオ
ポンプ再生時間と本体温度について図4を参照しながら
説明する。図4に示したように、クライオポンプ再生時
間に対するクライオポンプ本体温度は、領域(1)から
領域(3)に分割され、領域(1)ではクライオポンプ
本体301内へパージガスが入り、凝縮パネル304へ
付着したガスが温度上昇と共に除去される。温度表示器
8に予め設定した温度(設定温度Tb)へクライオポン
プ本体301内温度が到達すると、再生終了と判断し、
領域(2)に移る。ここでは圧力封止試験を行う。この
圧力封止試験においてロータリポンプ4で排気した後、
前記設定圧力範囲内になれば(設定圧力範囲内にならな
ければ、再度圧力封止試験を行う)、領域(3)である
クールダウンが始まる。前記設定温度Tbへ到達する
と、クライオポンプ本体301は高真空排気可能な状態
になる。
【0011】つまり、温度表示器8によるクライオポン
プ再生終了点の検出方法では、クライオポンプ本体30
1の内部に残存するガス、この場合は水であるが(スパ
ッタ装置を例にとると、他のガスの沸点は50〜120
K)、水分が完全に除去されたか否かの確認ができな
い。
【0012】完全に水分が除去されていない状態で再生
を終了させると、不完全再生を招いたり、高真空排気不
足や前記圧力封止試験に要する時間を長引かせ、生産性
を低下させる原因になる。また、仮に、予め設定したク
ライオ再生終了温度へクライオポンプ本体301内の温
度が到達しても、まだ水分が除去できていないとなれ
ば、温度表示器8の設定温度を高めにする手段はある
が、クライオポンプの再生時間が長くなり、やはり生産
性を低下する原因になる。
【0013】以上のように、温度表示器8の設定温度か
らクライオポンプの再生終了点を検出する方法は必ずし
も最適な再生終了点の検出方法とは言えない。そのため
クライオポンプ内の残存ガスの有無による判断が最も望
ましい。そこで本発明では、前記したように、クライオ
ポンプ本体内に残存するガスが水分であることに着目
し、水分計で水分の残存状態を判断して、適切なクライ
オポンプの再生終了点を検出するクライオポンプの再生
方法及びその再生装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のクラ
イオポンプの再生方法では、クライオポンプの再生時、
そのクライオポンプ本体内へ供給し、循環させ、そして
排出するパージガスの水分量から再生終了点を検出し、
その水分量検出結果を予め記憶装置に記憶させておいた
パージガスの水分量と比較して、両者の水分量が一致ま
たはほぼ一致した場合にクライオポンプ本体内への前記
パージガスの供給を停止する方法を採って、前記課題を
解決している。
【0015】また、前記クライオポンプの再生方法を具
現化する一手段として、本発明のクライオポンプの再生
装置は、クライオポンプと、このクライオポンプのクラ
イオポンプ本体に接続され、このクライオポンプ本体を
粗引きして真空にする粗引きポンプと、前記クライオポ
ンプの熱交換器に接続され、前記クライオポンプ本体内
を冷却するコンプレッサと、前記クライオポンプ本体内
にパージガスを供給する開閉バルブを備えたパージガス
供給装置と、この開閉バルブ、前記粗引きポンプ、前記
コンプレッサに接続され、これの作動を制御する、記憶
装置を備えたコントローラと、前記クライオポンプ本体
のパージガス排出口に装着され、そして出力側が前記コ
ントローラの前記記憶装置に接続されていて、クライオ
ポンプ本体内から排出されたパージガスに含有されてい
る水分量を検出する水分量検出装置とから構成されてお
り、前記コントローラで、この水分量検出装置が検出し
た水分量を前記記憶装置に予め記憶させておいたパージ
ガスの水分量と比較して両者の水分量が一致またはほぼ
一致した場合に前記クライオポンプの再生が終了したこ
とを検知するようになし、前記コントローラにより前記
開閉バルブを閉じ、前記クライオポンプ本体内へのパー
ジガスの供給を停止させて前記課題を解決している。
【0016】従って、本発明のクライオポンプの再生方
法及びその再生装置によれば、クライオポンプ本体のパ
ージガス排出口に装着した水分量検出装置によりパージ
ガス中に含まれている水分量を検出し、その水分量によ
りクライオポンプの再生終了点を監視することができ、
また、その再生を確実に終了させることができる。更に
また、水分量検出装置の検出結果と予め記憶させておい
た水分量とパージガス中の水分とを比較し、クライオポ
ンプの再生終了点を制御することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、本発明
のクライオポンプの再生方法及びその再生装置の実施例
を説明する。図1はスパッタ装置に適用した本発明のク
ライオポンプの再生装置の構成図であり、そして図2は
クライオポンプの再生時間と水分除去率の相関グラフで
ある。なお、従来技術のクライオポンプの再生装置1と
同一の構成部分には同一の符号を付して説明する。
【0018】本発明の再生装置1Aの構成であるが、こ
の再生装置1Aは、従来技術の再生装置1と同様に、ス
パッタ装置のプロセスチャンバ2の吸気開口部にはゲー
トバルブ201を介してクライオポンプ3のクライオポ
ンプ本体301が結合されている。そしてこのクライオ
ポンプ本体301と前記プロセスチャンバ2には管P
1、P2、P3を介してロータリポンプ4が結合されて
いる。
【0019】また、クライオポンプ本体301のパージ
ガス吸入口302にはパージガスラインP4が接続され
ており、更にまた、クライオポンプ3の熱交換器303
には管P5、P6を介してコンプレッサ5が、そしてク
ライオポンプ本体301にはパージガスの排出口である
リリーフ弁6が接続されている。前記管P2、P3には
それぞれ開閉バルブB1、B2が、前記パージガスライ
ンP4には開閉バルブB3が装着されていて、これらの
開閉バルブB1、B2、B3はロータリポンプ4に連結
されたコントローラ7で制御される。
【0020】本発明の再生装置1Aにおいては、前記リ
リーフ弁6に水分量検出装置である水分計10が取り付
けられており、そしてこの水分計10の出力側は水分量
表示器11に接続されており、この水分量表示器11の
出力側は前記コントローラ7に接続されている。このコ
ントローラ7は水分計10及び水分量表示器11からの
出力信号を増幅する増幅器、中央演算子処理装置(CP
U)、通信回路、電源などから構成されており、クライ
オポンプ3の再生時、リリーフ弁6から排出されるパー
ジガスを水分計10で検出し、その出力信号と水分量表
示器11の水分量と比較し、クライオポンプ3の再生終
了を判定するものである。符号701はクライオ再生ボ
タンであり、符号304は凝縮パネルを指す。
【0021】次に、本発明の再生装置1Aの動作を説明
する。先ず始めに、オペレータがコントローラ7のクラ
イオ再生ボタン701を押し、前記再生装置1全体を起
動させる。即ち、コントローラ7は始めにゲートバルブ
201を閉め、コンプレッサ5の電源を遮断し、クライ
オポンプ3へのヘリュウムガスの循環を止める。そして
開閉バルブB3を開き、パージガスラインP4から供給
されたパージガスをパージガス吸入口302からクライ
オポンプ本体301内に供給し、吸着した分子をガス化
させていく。クライオポンプ本体301内がパージガス
で充満すると正圧になるのでリリーフ弁6が開き、パー
ジガスが排出される。この時、水分計10はクライオポ
ンプ本体301から排出されるパージガス中の水分を検
出する。この水分計10で検出された水分量が水分量表
示器11を通じ、コントローラ7の前記記憶装置で予め
設定されている水分量と一致、またはほぼ一致したら、
コントローラ7はリリーフ弁6を閉じ、クライオポンプ
3の再生が完了したことになる。
【0022】以上のクライオポンプ3の再生方法で得ら
れる時間と水分除去率の関係を図2に示したが、X軸に
クライオポンプの再生時間を、Y軸に水分除去率をとっ
て示した。Y軸の水分除去率は水分量検出限界値を10
0%とした。次に、この図2を説明する。リリーフ弁6
はクライオポンプ本体301内が所定の圧力に達すると
開くが、リリーフ弁6が開かれる迄は、水分計10は外
気の水分量を検出する。図2において、変位0から1が
この状態を示している。リリーフ弁6が開くと、パージ
ガスの水分が検出されるので図2の1から2へと水分量
が変位する。次に、時間の経過と共にクライオポンプ本
体301内の水分量が減少するため、図2の2から3へ
と水分量が変位する。クライオポンプ本体301内の水
分が無くなると、図2の4から5を経て元の0から1の
水分量になる。
【0023】図1に示した前記実施例では、本発明の再
生装置1Aをスパッタ装置に適用した場合であるが、プ
ロセスチャンバ2内へはプロセスに応じてアルゴンガ
ス、窒素ガスなどを導入する。プロセスチャンバ2内は
一定ガス流量にするため、例えば、ゲートバルブ201
の開閉により一定流量の管理を行う。コントローラ7に
は水分検出が0になると開閉バルブB3を「閉」にする
信号を送るように記憶させておく。クライオポンプ本体
301内へアルゴンガス、窒素ガスなどが多量に吸着す
ると、クライオポンプ3の排気能力が落ちるため再生を
行う。このためゲートバルブ201を「閉」にし、コン
トローラ7からの制御信号により開閉バルブB3を
「開」にし、再生を開始する。水分計10による水分の
検出が0になると、コントローラ7は開閉バルブB3を
「閉」にし、再生が終了する。
【0024】仮にクライオポンプ本体301内に吸着す
るガスが少なく、パージガスから水分が検出されなかっ
た場合、コントローラ7は、一定時間経過後、再生を終
了するため開閉バルブB3を「閉」にする必要がある。
このため再生開始後、一定時間及び水分検出0が満たさ
れたら再生が終了するシーケンスを組んでおくことが望
ましい。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明のクライオポンプの再生方法及びその再生装置によれ
ば、 1.クライオポンプ本体から排出されるパージガスの水
分を検出することからクライオポンプの再生終了を判断
するため、その再生時間を短縮させることができる 2.完全再生した状態で再生できるため、常に、クライ
オポンプの排気能力を高く維持することができる 3.従来技術の温度検出によるクライオポンプの再生方
法と比較して、クライオポンプのパージガス量を節約す
ることができる 4.クライオポンプの再生終了点を数値化して認識する
ことができる など数々の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スパッタ装置に適用した本発明のクライオポ
ンプの再生装置の構成図である。
【図2】 クライオポンプの再生時間と水分除去率の相
関グラフである。
【図3】 スパッタ装置に適用した従来技術のクライオ
ポンプの再生装置の構成図である。
【図4】 従来技術のクライオポンプの再生時間と本体
温度との相関グラフである。
【符号の説明】
1A 本発明の実施例であるクライオポンプの再生装
置 2 プロセスチャンバ 3 クライオポンプ 301 クライオポンプ本体 302 パージガス吸入口 303 熱交換器 304 凝縮パネル 4 ロータリポンプまたはドライブポンプ 5 コンプレッサ 6 リリーフ弁 7 コントローラ 10 水分計 11 水分量表示器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライオポンプの再生時、該クライオポ
    ンプ内へ供給し、循環させ、そして排出するパージガス
    の水分量から再生終了点を検出し、該水分量検出結果を
    予め記憶装置に記憶しておいたパージガスの水分量と比
    較して、両者の水分量が一致またはほぼ一致した場合に
    クライオポンプ内への前記パージガスの供給を停止する
    ことを特徴とするクライオポンプの再生方法。
  2. 【請求項2】 クライオポンプと、 該クライオポンプのクライオポンプ本体に接続され、該
    クライオポンプ本体を粗引きして真空にする粗引きポン
    プと、 前記クライオポンプの熱交換器に接続され、前記クライ
    オポンプ本体内を冷却するコンプレッサと、 前記クライオポンプ本体内にパージガスを供給する開閉
    バルブを備えたパージガス供給装置と、 該開閉バルブ、前記粗引きポンプ、前記コンプレッサに
    接続され、これの作動を制御する、記憶装置を備えたコ
    ントローラと、 前記クライオポンプ本体のパージガス排出口に装着さ
    れ、そして出力側が前記コントローラの前記記憶装置に
    接続されていて、クライオポンプ本体内から排出された
    パージガスに含有されている水分量を検出する水分量検
    出装置と、から構成されており、 前記コントローラで、該水分量検出装置が検出した水分
    量を前記記憶装置に予め記憶させておいたパージガスの
    水分量と比較して両者の水分量が一致またはほぼ一致し
    た場合に前記クライオポンプの再生が終了したことを検
    知し、前記コントローラにより前記開閉バルブを閉じ、
    前記クライオポンプ内へのパージガスの供給を停止させ
    ることを特徴とするクライオポンプの再生装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶装置に予め設定する供給するパ
    ージガスの水分量を変更することにより、前記再生終了
    点を制御できることを特徴とする請求項2に記載のクラ
    イオポンプの再生装置。
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