JP4554628B2 - クライオポンプおよびクライオポンプの再生処理方法 - Google Patents
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Description
前記ポンプ室にパージガスを供給、停止することが可能な手段と、
前記クライオパネルの温度を計測する手段と、
前記パージガスの供給停止期間を計測する手段と、
を有することを特徴とするクライオポンプが提供される。
クライオポンプは、前記ポンプ室内にパージガスを供給する手段、前記クライオパネルの温度を計測する手段、時間計測手段を有し、
当該再生処理方法は、
A)前記ポンプ室内にパージガスを供給して、前記ポンプ室内の温度を上昇させるステップと、
B)前記クライオパネルの温度が第1の設定温度に到達した際に、パージガスの導入を停止するステップと、
C)前記時間計測手段により、パージガスの導入を停止した時点からの供給停止期間を測定するステップと、
D)前記供給停止期間が、設定時間に達した際に、再度パージガスの供給を開始するステップと、
を有することを特徴とするクライオポンプの再生処理方法が提供される。
B’)前記クライオパネルの温度を第2の設定温度と比較するステップを有し、
前記クライオパネルの温度が前記第2の設定温度を超えていない場合にのみ、ステップB)以降の工程が実施されても良い。
前記クライオパネルの温度は、最も低温側のクライオパネルの温度であっても良い。
通常、クライオポンプのポンプ室と真空装置の真空室とを分離するために使用されるゲートバルブは、耐圧限界が約60kPaで、比較的破損しやすい部品である。従って、このような再生処理では、ポンプ室内の急激な圧力上昇によって、ゲートバルブに加わる圧力負荷が耐圧限界を超え、ゲートバルブが破損する危険性が生じる。
3 ヘリウム冷凍機
4 第1のクライオパネル
5 第2のクライオパネル
6 吸着剤
7 ポンプ室
8 真空容器
9 真空室
10 クライオポンプ
11 ゲートバルブ
15 第1冷却ステージ
16 第2冷却ステージ
100 クライオポンプ
120 ポンプ容器
130 冷凍機
140 第1のクライオパネル
150 第2のクライオパネル
160 吸着剤
170 ポンプ室
180 真空容器
190 真空室
210 ヘリウム冷凍機
230 配管
250 第1冷却ステージ
260 第2冷却ステージ
270 ゲートバルブ
310 パージガス導入管
320 パージバルブ
330 排出管
340 排出バルブ。
Claims (9)
- ポンプ室内に設置されたクライオパネルを有するクライオポンプであって、
前記ポンプ室にパージガスを供給、停止することが可能な手段と、
前記クライオパネルの温度を計測する手段と、
前記パージガスの供給停止期間を計測する手段と、
を有することを特徴とするクライオポンプ。 - ポンプ室内に設置されたクライオパネルを有するクライオポンプの再生処理方法であって、
クライオポンプは、前記ポンプ室内にパージガスを供給する手段、前記クライオパネルの温度を計測する手段、時間計測手段を有し、
当該再生処理方法は、
A)前記ポンプ室内にパージガスを供給して、前記ポンプ室内の温度を上昇させるステップと、
B)前記クライオパネルの温度が第1の設定温度に到達した際に、パージガスの導入を停止するステップと、
C)前記時間計測手段により、パージガスの導入を停止した時点からの供給停止期間を測定するステップと、
D)前記供給停止期間が、設定時間に達した際に、再度パージガスの供給を開始するステップと、
を有することを特徴とするクライオポンプの再生処理方法。 - 前記設定時間は、前記ポンプ室内に固定化された量の最も多いガス成分が実質的に気化するのに必要な時間であることを特徴とする請求項2に記載のクライオポンプの再生処理方法。
- さらに、ステップA)とB)との間に、
B’)前記クライオパネルの温度を第2の設定温度と比較するステップを有し、
前記クライオパネルの温度が前記第2の設定温度を超えていない場合にのみ、ステップB)以降の工程が実施されることを特徴とする請求項2または3に記載のクライオポンプの再生処理方法。 - 前記クライオポンプは、到達温度の異なる複数のクライオパネルを有し、
前記クライオパネルの温度は、最も低温側のクライオパネルの温度であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一つに記載のクライオポンプの再生処理方法。 - 前記第1の設定温度は、前記最も低温側のクライオパネルに固定化された少なくとも一つのガス成分の融点に比べて、10K(ケルビン)〜20K(ケルビン)だけ低い温度であることを特徴とする請求項5に記載のクライオポンプの再生処理方法。
- 前記第2の設定温度は、前記最も低温側のクライオパネルに固定化された少なくとも一つのガス成分の融点に比べて、50K(ケルビン)〜100K(ケルビン)だけ高い温度であることを特徴とする請求項5または6に記載のクライオポンプの再生処理方法。
- 前記最も低温側のクライオパネルには、アルゴンガスが固定化され、前記第1の設定温度は、70Kであり、前記第2の設定温度は、160Kであることを特徴とする請求項5に記載のクライオポンプの再生処理方法。
- 前記クライオポンプは、稼働時には、前記ポンプ室がスパッタ装置の真空室と接続されることを特徴とする請求項2乃至8のいずれか一つに記載のクライオポンプの再生処理方法。
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