JPH09125589A - 天井の剛性強化構造 - Google Patents

天井の剛性強化構造

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Publication number
JPH09125589A
JPH09125589A JP7302290A JP30229095A JPH09125589A JP H09125589 A JPH09125589 A JP H09125589A JP 7302290 A JP7302290 A JP 7302290A JP 30229095 A JP30229095 A JP 30229095A JP H09125589 A JPH09125589 A JP H09125589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bar
bars
screw
rigidity
ceiling
Prior art date
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Pending
Application number
JP7302290A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Aoyama
義夫 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JIYOUYOU KOKI KK
Original Assignee
JIYOUYOU KOKI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by JIYOUYOU KOKI KK filed Critical JIYOUYOU KOKI KK
Priority to JP7302290A priority Critical patent/JPH09125589A/ja
Publication of JPH09125589A publication Critical patent/JPH09125589A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】地震等の激震時にも天井構造が損傷されない剛
性強化構造。 【解決手段】 棒状の本体の両端にねじ取付け切欠き部
31Aの穿設された端面板31を備え、適宜の取付けね
じ5によってTバー2に固着される共通止め金具8に締
着されるようにした剛性強化用連結ロッド3を用いて2
本の平行なTバー2間の所望個所を差し渡し固定するよ
うにしたことを特徴とする天井の剛性強化構造であるで
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は天井の剛性強化構
造、さらに詳しく言えば地震などの振動に対して剛性の
強化を目的とした天井の剛性強化構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】いま図3を流用してシステム天井の概略
を説明する。この図3において符号3および4で示した
部分は本発明に関することであるから、これらを省いて
説明する。
【0003】図3は天井部分の上方より見た図式的な平
面図であって、システム天井の施工された室の一部を、
図の上辺、左辺の周縁部分を含めて描いたものである。
符号11は室の周縁に配設される回り縁である。鉛直方
向の最上部には野縁受け6が相互に平行に配設され、T
バー2が野縁受け6から吊り下げられてこれらと直交す
る方向に互いに平行に配設される。このTバー2と同一
鉛直方向位置において直交する部材はクロスTバー2A
である。
【0004】天井の一部には空調の吹き出し口9、照明
器具10、あるいはスピーカ12などの機器が配置され
た区域があるが、この区域は設備ゾーンと呼ばれる。こ
の設備ゾーンにおいては各種機器の重量を支持するため
に、たとえばTバーの間隔を狭めたりするなんらかの剛
性強化対策が施されているのか普通である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した天井構造にお
いて、地震などのときのように強い振動が加わると各種
の天井構成部材がずれたり、曲がったりして天井全体が
歪み、あるいは破壊したりする欠点がある。特に荷重の
集中する設備ゾーンにおいては上述の振動による弊害が
倍加するおそれがあり、これを防止する対策が強く要望
されていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上述の課題を
解決するためになされたものであって、請求項1に示す
発明による解決手段は、棒状の本体の両端にねじ取付け
切欠き部の穿設された端面板を備え、適宜の取付けねじ
によって前記Tバーに固着される共通止め金具に締着さ
れるようにした剛性強化用連結ロッドを用いて2本の平
行なTバー間の所望個所を差し渡し固定するようにした
ことを特徴とする天井の剛性強化構造である。
【0007】また請求項2の発明によるその解決手段
は、野縁受けの上辺部に引掛け係合する上方引掛け部
と、同じく下辺部に面接する下方受け面と、Tバー挟持
金具を介してTバーを懸吊する吊り下げ部を備え、前記
上方引掛け部と下方受け面との間に曲げ係止片を曲げ付
けることによって前記野縁受けに固く係止される強化吊
り金具によって所望個所のTバーを吊り下げるようにし
たことを特徴とする天井の剛性強化構造である。
【0008】
【発明の実施の形態】図1を参照して請求項1の発明の
一実施例を説明する。剛性強化用連結ロッド3は概して
曲げ剛性の大きい、たとえばU字溝形断面の棒状をな
し、その両端部には長手方向に直交する端面板31が設
けられ、この端面板31には取付けねじ5を差し込むた
めのねじ取付け切欠き部31Aが形成される。
【0009】この剛性強化用連結ロッド3は図1に示す
ように、2本の平行なTバー2,2間に直交するように
橋渡してこの両者を連結するものであって、端面板31
はTバー2に取り付けられる共通止め金具8に取付けね
じ5によって固着される。このとき取付けねじ5は、2
枚の挟持片8A,8Bからなる共通止め金具8をTバー
2に固着するためのねじと共用される。
【0010】剛性強化用連結ロッド3によって相互に連
結されるTバー2の間隔は任意であり、このため剛性強
化用連結ロッド3の長さはなんら限定されない。設備ゾ
ーンの剛性はもちろんTバー2の間隔が狭いほど高くな
ることは当然である。取付けねじ5は切欠き部31Aに
横方向から差し込まれるために、既に共通止め金具8を
締めつけてあるねじ5をわずかに緩めるだけで剛性強化
用連結ロッド3を装着できる。
【0011】つぎに図2を参照して請求項2の発明の実
施例を説明する。この強化吊り金具4は概してC形をな
し、C字の上あご部に相当する位置には断面コ字状の上
方引掛け部41を備え、C字の下あご部に相当する位置
には下方受け面43が形成される。またこのC形の開口
部に対面する位置には折り曲げ可能な曲げ係止片42が
折り曲げ可能に設けられる。図示の状態は野縁受け6に
取付け後、曲げ係止片42を野縁受け6の部材を抱持し
ているC字開口部に入り込んで外から押さえるように折
り曲げた形を示し、固着以前は手前に起こされている。
【0012】強化吊り金具4の下端部は吊り下げ部44
となり、ここにTバー挟持金具7が取り付けられる。も
ちろんここは図示のようにTバー2を吊り下げるところ
である。
【0013】共通止め金具8は、既に本出願人が別途出
願した「耐震用回り縁連結装置」をTバー2に取り付け
るときにも使用するものであって、使用部品の共通化を
達成してコストダウンにもつながるものである。
【0014】ここに説明した強化吊り金具4をどこに使
用するかは任意であるが、たとえば図3に示したよう
に、耐震上最も重要な壁面との隣接部に用いるのが効果
的である。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したようにこの発明によれ
ば、請求項1、請求項2のいずれの発明でもまずTバー
への装着が極めて簡単で工事が容易な効果がある。また
Tバーの吊り下げ支持強度を含めて使用部分の剛性が大
幅に向上し、地震振動の際の外力によっても設備ゾーン
を含めた天井板の構成全体をずれやその他の損傷から守
ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の剛性強化用連結ロッドによってTバ
ーを連結した状態を示す斜視図である。
【図2】この発明の強化吊り金具によって野縁受けから
Tバーを吊り下げた状態を示す斜視図である。
【図3】システム天井を説明する簡略平面図である。
【符号の説明】
1 天井板 2 Tバー 2A クロスTバー 3 剛性強化用連結ロッド 31 端面板 31A ねじ取付け切欠き部 4 強化吊り金具 41 上方引掛け部 42 曲げ係止片 43 下方受け面 44 吊り下げ部 5 取付けねじ 6 野縁受け 7 Tバー挟持金具 8 共通止め金具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状の本体の両端にねじ取付け切欠き部
    (31A)の穿設された端面板(31)を備え、適宜の
    取付けねじ(5)によって前記Tバー(2)に固着され
    る共通止め金具(8)に締着されるようにした剛性強化
    用連結ロッド(3)を用いて2本の平行なTバー(2)
    間の所望個所を差し渡し固定するようにしたことを特徴
    とする天井の剛性強化構造。
  2. 【請求項2】 野縁受け(6)の上辺部(61)に引掛
    け係合する上方引掛け部(41)と、同じく下辺部(6
    2)に面接する下方受け面(43)と、Tバー挟持金具
    (7)を介してTバー(2)を懸吊する吊り下げ部(4
    4)を備え、前記上方引掛け部(41)と下方受け面
    (43)との間に曲げ係止片(42)を曲げ付けること
    によって前記野縁受け(6)に固く係止される強化吊り
    金具(4)によって所望個所のTバー(2)を吊り下げ
    るようにしたことを特徴とする天井の剛性強化構造。
JP7302290A 1995-10-27 1995-10-27 天井の剛性強化構造 Pending JPH09125589A (ja)

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JPH09125589A true JPH09125589A (ja) 1997-05-13

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ID=17907218

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JP7302290A Pending JPH09125589A (ja) 1995-10-27 1995-10-27 天井の剛性強化構造

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JP (1) JPH09125589A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008542653A (ja) * 2005-06-02 2008-11-27 ユーエスジー インテリアーズ,インコーポレーテツド 対のメインt部材クリップ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008542653A (ja) * 2005-06-02 2008-11-27 ユーエスジー インテリアーズ,インコーポレーテツド 対のメインt部材クリップ

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