JPH0912544A - 新規な6−アミノ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン誘導体の製造方法 - Google Patents

新規な6−アミノ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン誘導体の製造方法

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JPH0912544A
JPH0912544A JP18064895A JP18064895A JPH0912544A JP H0912544 A JPH0912544 A JP H0912544A JP 18064895 A JP18064895 A JP 18064895A JP 18064895 A JP18064895 A JP 18064895A JP H0912544 A JPH0912544 A JP H0912544A
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JP
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carbon atoms
azabicyclo
linear
carboxylic acid
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JP18064895A
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English (en)
Inventor
Mitsuyo Sugiura
光代 杉浦
Naoyuki Yoshida
尚之 吉田
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JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キノロン系抗菌剤CP−99219の合成中
間体の製造用の新規製法の提供 【構成】 化1で表される3−アザビシクロ[3.1.
0]ヘキサン−6−カルボン酸の金属塩をジフェニルホ
スホリルアジド存在下クルチウス転位反応に付す、化2
で表される6−アミノ−3−アザビシクロ[3.1.
0]ヘキサン誘導体類の製法。 【化1】 【化2】 (但し、上記式(1)、式(3)においてR1 はベンジ
ル基、ジフェニルメチル基等、R3 は炭素数1〜8の直
鎖または分岐アルキル基等) 【効果】 実施例で得られた総合収率例48〜34%。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬品の合成中間体と
して有用な6−アルコキシカルボニルアミノ−3−アザ
ビシクロ[3.1.0]ヘキサン誘導体及び6−アミノ
−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン誘導体の製
造方法に関するものである。例えば、本発明の方法に係
る化合物のうち上記(3)式においてR1 がベンジル
基、R3 がt−ブチル基であるものはキノロン系抗菌剤
である7−(1α,5α,6α)−(6−アミノ−3−
アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−1
−(2,4−ジフルオロフェニル)−6−フルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,8−ナフチリジン
−3−カルボン酸(CP−99219)の合成中間体と
して有用な化合物である(Braishら、US525
6791(1993))。
【0002】
【従来の技術】クルチウス転位反応はカルボン酸を1個
減炭したアミンに導くのに有用な方法である。本発明者
らは、ジフェニルホスホリルアジド(DPPA)を用い
るクルチウス転位反応を鍵反応として、キノロン系抗菌
剤CP−99219の有用な合成中間体である6−アル
コキシカルボニルアミノ−3−アザビシクロ[3.1.
0]ヘキサン誘導体及び6−アミノ−3−アザビシクロ
[3.1.0]ヘキサン誘導体の効率的な製法を検討し
開発に至った。しかしながら、最終工程であるクルチウ
ス転位反応の収率が2〜30%と非常に低いことが量産
化の大きな障害となっており、工業的レベルで実用化す
るためには本工程の収率改善が重要な課題であった。本
発明者等は、前記課題を解決すべく鋭意研究を行った。
その結果、DPPAとの共存下にクルチウス転位反応に
付す3−ベンジル−3−アサビシクロ[3.1.0]ヘ
キサン−6−カルボン酸に代えてその金属塩を用い、該
転位反応後に加アルコール若しくは加水分解することに
より、上述のクルチウス転位反応の収率を改善できるこ
とを知見し、この知見に基づいて本発明に到達した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の記述から明らか
なように、本発明の目的は前記した従来技術の欠点を解
消し、収率のよい簡便なクルチウス転位反応の製法を提
供することにある。この製法により、キノロン系抗菌剤
CP−99219の合成中間体として有用な6−アルコ
キシカルボニルアミノ−3−アザビシクロ[3.1.
0]ヘキサン誘導体及び6−アミノ−3−アザビシクロ
[3.1.0]ヘキサン誘導体を効率よく製造すること
が出来る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明で特許請求される発明は以下の通りである。 (1)式(1)
【化7】 (但し、上式において、R1 はベンジル基、ジフェニル
メチル基、トリフェニルメチル基、ベンジルオキシカル
ボニル基、ジフェニルメチルオキシカルボニル基、もし
くはトリフェニルメチルオキシカルボニル基を示す。こ
れら各基の芳香環の置換基は、水素、フルオロ、クロ
ロ、ブロモ、ヨードの各ハロゲン基、ニトロ基、炭素数
が1〜8個の直鎖または分岐アルキル基、炭素数が1〜
8個の直鎖または分岐アルコキシ基、アミノ基、炭素数
が1〜8個の直鎖または分岐ペルフルオロアルキル基の
各基から選ばれる。)で表される3−アザビシクロ
[3.1.0]ヘキサン−6−カルボン酸またはその塩
酸塩から導かれるカルボン酸金属塩、あるいは式(2)
【化8】 (但し、上式において、R1 はベンジル基、ジフェニル
メチル基、トリフェニルメチル基、ベンジルオキシカル
ボニル基、ジフェニルメチルオキシカルボニル基、もし
くはトリフェニルメチルオキシカルボニル基を示す。こ
れら各基の芳香環の置換基は、水素、フルオロ、クロ
ロ、ブロモ、ヨードの各ハロゲン基、ニトロ基、炭素数
が1〜8個の直鎖または分岐アルキル基、炭素数が1〜
8個の直鎖または分岐アルコキシ基、アミノ基、炭素数
が1〜8個の直鎖または分岐ペルフルオロアルキル基の
各基から選ばれる。R2 は炭素数が1〜8個の直鎖また
は分岐アルキル基、シクロアルキル基、アリール基もし
くはアラルキル基を示す。)で表される3−アザビシク
ロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボン酸エステルか
ら導かれるカルボン酸金属塩を、ジフェニルホスホリル
アジド(以下DPPA)の存在下クルチウス転位反応に
付し、ひきつづきアルコールの存在下に加熱還流するこ
とを特徴とする式(3)
【化9】 (但し、上式において、R1 はベンジル基、ジフェニル
メチル基、トリフェニルメチル基、ベンジルオキシカル
ボニル基、ジフェニルメチルオキシカルボニル基、もし
くはトリフェニルメチルオキシカルボニル基を示す。こ
れら各基の芳香環の置換基は、水素、フルオロ、クロ
ロ、ブロモ、ヨードの各ハロゲン基、ニトロ基、炭素数
が1〜8個の直鎖または分岐アルキル基、炭素数が1〜
8個の直鎖または分岐アルコキシ基、アミノ基、炭素数
が1〜8個の直鎖または分岐ペルフルオロアルキル基の
各基から選ばれる。R3 は炭素数が1〜8個の直鎖また
は分岐アルキル基、シクロアルキル基、アリール基もし
くはアラルキル基を示す。)で表される6−アルコキシ
カルボニルアミノ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘ
キサン誘導体の製造方法。 (2)カルボン酸金属塩がリチウム塩、ナトリウム塩も
しくはカリウム塩である前記(1)に記載の6−アルコ
キシカルボニルアミノ−3−アザビシクロ[3.1.
0]ヘキサン誘導体の製造方法。 (3)式(1)
【化10】 (但し、上式において、R1 はベンジル基、ジフェニル
メチル基、トリフェニルメチル基、ベンジルオキシカル
ボニル基、ジフェニルメチルオキシカルボニル基、もし
くはトリフェニルメチルオキシカルボニル基を示す。こ
れら各基の芳香環の置換基は、水素、フルオロ、クロ
ロ、ブロモ、ヨードの各ハロゲン基、ニトロ基、炭素数
が1〜8個の直鎖または分岐アルキル基、炭素数が1〜
8個の直鎖または分岐アルコキシ基、アミノ基、炭素数
が1〜8個の直鎖または分岐ペルフルオロアルキル基の
各基から選ばれる。)で表される3−アザビシクロ
[3.1.0]ヘキサン−6−カルボン酸またはその塩
酸塩から導かれるカルボン酸金属塩、あるいは式(2)
【化11】 (但し、上式において、R1 はベンジル基、ジフェニル
メチル基、トリフェニルメチル基、ベンジルオキシカル
ボニル基、ジフェニルメチルオキシカルボニル基、もし
くはトリフェニルメチルオキシカルボニル基を示す。こ
れら各基の芳香環の置換基は、水素、フルオロ、クロ
ロ、ブロモ、ヨードの各ハロゲン基、ニトロ基、炭素数
が1〜8個の直鎖または分岐アルキル基、炭素数が1〜
8個の直鎖または分岐アルコキシ基、アミノ基、炭素数
が1〜8個の直鎖または分岐ペルフルオロアルキル基の
各基から選ばれる。R2 は炭素数が1〜8個の直鎖また
は分岐アルキル基、シクロアルキル基、アリール基もし
くはアラルキル基を示す。)で表される3−アザビシク
ロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボン酸エステルか
ら導かれるカルボン酸金属塩を、DPPA存在下クルチ
ウス転位反応に付し、ひきつづき水の存在下に加熱還流
することを特徴とする式(4)
【化12】 (但し、上式において、R1 はベンジル基、ジフェニル
メチル基、トリフェニルメチル基、ベンジルオキシカル
ボニル基、ジフェニルメチルオキシカルボニル基、もし
くはトリフェニルメチルオキシカルボニル基を示す。こ
れら各基の芳香環の置換基は、水素、フルオロ、クロ
ロ、ブロモ、ヨードの各ハロゲン基、ニトロ基、炭素数
が1〜8個の直鎖または分岐アルキル基、炭素数が1〜
8個の直鎖または分岐アルコキシ基、アミノ基、炭素数
が1〜8個の直鎖または分岐ペルフルオロアルキル基の
各基から選ばれる。)で表される6−アミノ−3−アザ
ビシクロ[3.1.0]ヘキサン誘導体の製造方法。 (4)カルボン酸金属塩がリチウム塩、ナトリウム塩も
しくはカリウム塩である前記(3)に記載の6−アミノ
−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン誘導体の製
造方法。
【0005】本発明の製造方法は、出発原料として
(1)式で表される3−アザビシクロ[3.1.0]ヘ
キサン−6−カルボン酸またはその塩酸塩、あるいは
(2)式で表される3−アザビシクロ[3.1.0]ヘ
キサン−6−カルボン酸エステルを用いる。
【0006】(1)式で表される3−アザビシクロ
[3.1.0]ヘキサン−6−カルボン酸またはその塩
酸塩のうち、R1 がベンジル基、ジフェニルメチル基、
トリフェニルメチル基である化合物は下記の反応式に基
づいて製造できる。
【0007】
【化13】
【0008】(但し、上式においてR1 はベンジル基、
ジフェニルメチル基、もしくはトリフェニルメチル基を
示す。これら各基の芳香環の置換基は、水素、フルオ
ロ、クロロ、ブロモ、ヨードの各ハロゲン基、ニトロ
基、炭素数が1〜8個の直鎖または分岐アルキル基、炭
素数が1〜8個の直鎖または分岐アルコキシ基、アミノ
基、炭素数が1〜8個の直鎖または分岐ペルフルオロア
ルキル基の各基から選ばれる。R2 、R4 、R5 は炭素
数が1〜8個の直鎖または分岐アルキル基、シクロアル
キル基、アリール基、アラルキル基を示す。Xはハロゲ
ン原子を示す。)
【0009】(7)式で表されるトリカルボン酸トリエ
ステルは、(5)式で表されるジカルボン酸ジエステル
と(6)式で表されるモノハロゲノ酢酸エステルを金属
ナトリウム存在下で反応させ、三員環形成することによ
り得られる。反応に用いられるジカルボン酸ジエステル
の例としてはマレイン酸エステル及びフマル酸エステル
が挙げられる。マレイン酸エステル及びフマル酸エステ
ルの例としては、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジエ
チル、マレイン酸ジプロピル、マレイン酸ジイソプロピ
ル、マレイン酸ジブチル、マレイン酸ジシクロヘキシ
ル、マレイン酸ジフェニル、マレイン酸ジベンジル、フ
マル酸ジメチル、フマル酸ジエチル、フマル酸ジプロピ
ル、フマル酸ジイソプロピル、フマル酸ジブチル、フマ
ル酸ジシクロヘキシル、フマル酸ジフェニル、フマル酸
ジベンジル等を挙げることが出来る。
【0010】モノハロゲノ酢酸エステルの例としてはク
ロロ酢酸エステル及びブロモ酢酸エステルが挙げられ
る。クロロ酢酸エステル及びブロモ酢酸エステルの例と
してはクロロ酢酸メチル、クロロ酢酸エチル、クロロ酢
酸プロピル、クロロ酢酸イソプロピル、クロロ酢酸ブチ
ル、クロロ酢酸シクロヘキシル、クロロ酢酸フェニル、
クロロ酢酸ベンジル、ブロモ酢酸メチル、ブロモ酢酸エ
チル、ブロモ酢酸プロピル、ブロモ酢酸イソプロピル、
ブロモ酢酸ブチル、ブロモ酢酸シクロヘキシル、ブロモ
酢酸フェニル、ブロモ酢酸ベンジル等を挙げることが出
来る。
【0011】本反応に用いる金属ナトリウムはいかなる
形態でも良く、市販の棒状または粒状のものを小片にし
たもの、または粒径1mm以下のナトリウム分散液等の
いずれも用いることが出来る。反応溶媒としては不活性
な溶媒であれば何れも用いることが出来るが、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素系溶媒が好
ましく用いられる。反応温度は50〜150℃が適当で
あり、特に好ましくは60〜130℃である。
【0012】上記(7)式で表されるトリカルボン酸ト
リエステルにはエステル基の立体構造に基づくシス形及
びトランス形の幾何異性体が存在するが、本反応によれ
ば主としてトランス形を得ることが出来る。
【0013】(8)式で表されるトリカルボン酸は、
(7)式で表されるトリカルボン酸トリエステルを塩基
性条件下に加水分解することにより得ることが出来る。
反応に用いられる塩基の例としては、水酸化リチウム、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウム等
が挙げられる。反応溶媒としては、好ましくはメタノー
ル、エタノール、ソルミックス等のアルコ−ル系溶媒ま
たはこれらと水との混合溶媒が用いられる。反応温度は
−20〜150℃が適当であり、特に好ましくは0〜1
00℃である。
【0014】(9)式で表される酸無水物は、(8)式
で表されるトリカルボン酸を加熱脱水することにより得
られる。本反応は無溶媒でも進行するが、反応をより円
滑に進行させるためには無水酢酸等の低級脂肪酸の酸無
水物、または塩化アセチル等の酸塩化物存在下、酢酸中
でで反応を行うことが好ましい。反応温度は50〜20
0℃が適当であり、特に好ましくは100〜150℃で
ある。
【0015】(10)式で表される酸イミドは、(9)
式で表される酸無水物を一級アミンと反応させてジカル
ボン酸モノアミドとした後加熱脱水する二段階反応によ
り得ることが出来る。本反応は無溶媒でも進行するが、
酢酸ナトリウム存在下、無水酢酸中で加熱すると反応を
容易に進行させることができる。反応温度は50〜20
0℃が適当であり、特に好ましくは100〜150℃で
ある。
【0016】(11)式で表されるカルボン酸エステル
は、(10)式で表される酸イミドを酸触媒存在下、ア
ルコール中で加熱することにより得ることが出来る。反
応に用いられるアルコールの例としては、メタノール、
エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノ
ール等を挙げることができ、用いるアルコールの種類に
より相当するメチルエステル、エチルエステル、プロピ
ルエステル、イソプロピルエステル、ブチルエステル等
を得ることができる。酸の例としては、塩化水素、硫酸
等の無機酸やパラトルエンスルホン酸、カンファースル
ホン酸等の有機酸が挙げられる。反応温度としては30
〜150℃が適当であるが、特に好ましくは50〜10
0℃である。
【0017】(2)式で表される化合物は、(11)式
で表される酸イミドのカルボニル基を官能基選択的に還
元することにより得ることが出来る。本反応においてカ
ルボン酸エステルは還元されない。反応に用いられる還
元剤の例としては、ジボラン、ボラン−テトラヒドロフ
ラン錯体、ボラン−ジメチルスルフィド錯体等を挙げる
ことが出来る。これらは市販の試薬を用いてもよいが、
例えば水素化ホウ素ナトリウムと三フッ化ホウ素−エー
テル錯体から発生させたジボランを反応に用いても何等
差し支えない。反応溶媒としては不活性な溶媒であれば
何れも用いることが出来るが、ジエチルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒が好ま
しく用いられる。反応温度としては−30〜100℃が
適当であるが、特に好ましくはー10〜80℃である。
【0018】(1)式で表されるカルボン酸は、(2)
式で表される化合物を塩基性条件下で加水分解を行うこ
とにより得ることが出来る。反応に用いられる塩基の例
としては、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水酸化バリウム等が挙げられる。反応溶媒と
しては、好ましくはメタノール、エタノール、ソルミッ
クス等のアルコ−ル系溶媒またはこれらと水との混合溶
媒が用いられる。反応温度は0〜100℃が適当であ
り、特に好ましくは0〜50℃である。なお、反応終了
時中和のために酸を添加する必要があるが、pH7付近
ではカルボン酸が得られ、pH3以下ではカルボン酸塩
酸塩が得られてくる。
【0019】(1)式で表されるカルボン酸またはその
塩酸塩のうち、R1 がベンジルオキシカルボニル基、ジ
フェニルメチルオキシカルボニル基、もしくはトリフェ
ニルメチルオキシカルボニル基である化合物は、上記
(2)式で表される化合物から更に下記の反応式に基づ
いて製造できる。
【0020】
【化14】
【0021】(但し、上式において化合物(2)のR1
はベンジル基、ジフェニルメチル基、もしくはトリフェ
ニルメチル基を示し、化合物(2’)及び(1’)のR
1 はベンジルオキシカルボニル基、ジフェニルメチルオ
キシカルボニル基、もしくはトリフェニルメチルオキシ
カルボニル基を示す。これら各基の芳香環の置換基は、
水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨードの各ハロゲン
基、ニトロ基、炭素数が1〜8個の直鎖または分岐アル
キル基、炭素数が1〜8個の直鎖または分岐アルコキシ
基、アミノ基、炭素数が1〜8個の直鎖または分岐ペル
フルオロアルキル基の各基から選ばれる。R2 は炭素数
が1〜8個の直鎖または分岐アルキル基、シクロアルキ
ル基、アリール基、アラルキル基を示す。)
【0022】(12)式で表されるアミンは、(2)式
で表される化合物のアミノ基の置換基を触媒存在下加水
素分解することにより得られる。反応に用いられる触媒
の例としては、パラジウム−炭素、水酸化パラジウム−
炭素、ラネーニッケル等が挙げられる。反応溶媒として
は、不活性な溶媒であれば何れも用いることが出来る
が、好ましくはメタノール、エタノール、ソルミックス
等のアルコール系溶媒が用いられる。反応温度は0〜1
00℃が適当であり、特に好ましくは0〜50℃であ
る。反応における水素圧としては1〜10気圧が適当で
あり、特に好ましくは1〜5気圧である。
【0023】(2’)式で表されるカルバメートは、
(12)式で表されるアミンを常法に従ってカルバモイ
ル化することにより得ることが出来る。カルバメートに
変換する具体的な方法としては、例えばアミン存在下、
クロロギ酸エステルを作用させる方法が挙げられる。よ
り具体的には、例えばベンジルカルバメート得るために
はトリエチルアミン存在下、クロロギ酸ベンジルと反応
させればよい。反応溶媒としては、塩化メチレン、クロ
ロホルム等ハロゲン化炭化水素系溶媒、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒等不活性な
溶媒であれば何れも用いることが出来る。反応温度は−
20〜100℃が適当であり、特に好ましくは0〜50
℃である。
【0024】(1’)式で表されるカルボン酸は
(2’)式で表される化合物を塩基性条件下で加水分解
を行うことにより得ることが出来る。反応に用いられる
塩基の例としては、水酸化リチウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化バリウム等が挙げられる。
反応溶媒としては、好ましくはメタノール、エタノー
ル、ソルミックス等のアルコ−ル系溶媒またはこれらと
水との混合溶媒が用いられる。反応温度は0〜100℃
が適当であり、特に好ましくは0〜50℃である。本発
明の製造方法は、以上の操作によって得られる(1)式
で表されるカルボン酸またはその塩酸塩、あるいは
(2)式で表されるカルボン酸エステルを出発原料とし
て用い、これらをカルボン酸金属塩(13)に変換した
後に下記の反応式に従ってクルチウス転位を行い(3)
式で表されるカルバメート及び(4)式で表されるアミ
ンを製造することを要旨とする。
【0025】
【化15】
【0026】(但し、上式においてR1 はベンジル基、
ジフェニルメチル基、トリフェニルメチル基、ベンジル
オキシカルボニル基、ジフェニルメチルオキシカルボニ
ル基、もしくはトリフェニルメチルオキシカルボニル基
を示す。これら各基の芳香環の置換基は、水素、フルオ
ロ、クロロ、ブロモ、ヨードの各ハロゲン基、ニトロ
基、炭素数が1〜8個の直鎖または分岐アルキル基、炭
素数が1〜8個の直鎖または分岐アルコキシ基、アミノ
基、炭素数が1〜8個の直鎖または分岐ペルフルオロア
ルキル基の各基から選ばれる。R2 及びR3 は炭素数が
1〜8個の直鎖または分岐アルキル基、シクロアルキル
基、アリール基、アラルキル基を示す。Mは金属原子を
示す。)
【0027】(1)式で表されるカルボン酸が塩酸塩で
ある場合、塩酸塩をそのまま反応に用いることもできる
が、塩基を添加して生成する塩を濾過操作により除去
し、カルボン酸に変換して用いた方がより好ましい。添
加する塩基の例としては塩酸と塩を形成しうる塩基であ
れば何れも用いることができるが、好ましくはトリエチ
ルアミン、ピリジン等の有機塩基、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の無
機塩基が用いられる。(13)式で表されるカルボン酸
金属塩は、(1)式で表されるカルボン酸または(2)
式で表されるカルボン酸エステルから容易に導かれる。
【0028】カルボン酸(1)を用いた場合に金属塩形
成に用いられる試薬の例としては、水素化リチウム、水
素化ナトリウム、水素化カリウム等の金属水素化物、ナ
トリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウム
−t−ブトキシド等の金属アルコラート等を挙げること
が出来る。試薬の使用量は計算上カルボン酸に対して1
倍モル以上必要であるが、好ましくは0.9〜2倍モル
用いられる。反応溶媒としては不活性な溶媒であれば何
れも用いることが出来るが、ベンゼン、トルエン、キシ
レン等の芳香族炭化水素系溶媒、ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒、メ
タノール、エタノール、イソプロパノール等のアルコー
ル系溶媒が好ましく用いられる。反応温度は−20〜1
00℃が適当であり、特に好ましくは0〜50℃であ
る。
【0029】また、カルボン酸エステル(2)を用いた
場合には、塩基性条件下で加水分解を行った後濃縮乾固
することによりカルボン酸金属塩を得ることが出来る。
反応に用いられる塩基の例としては、水酸化リチウム、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウム等
の金属水酸化物が挙げられる。金属水酸化物の使用量は
計算上カルボン酸に対して1倍モル以上必要であるが、
好ましくは0.9〜2倍モル用いられる。反応溶媒とし
ては、好ましくはメタノール、エタノール、ソルミック
ス等のアルコ−ル系溶媒またはこれらと水との混合溶媒
が用いられる。反応温度は0〜100℃が適当であり、
特に好ましくは0〜50℃である。
【0030】(13)式で表されるカルボン酸金属塩は
溶媒存在下にジフェニルホスホリルアジド(DPPA)
と反応させることにより、アシルアジドに変換される
が、このアシルアジドは溶媒中で加熱されることにより
容易にイソシアネート(14)に熱転位する。DPPA
の使用量は計算上カルボン酸に対して1倍モル以上必要
であるが、好ましくは1〜3倍モル用いられる。反応溶
媒の例としては不活性な溶媒であれば何れも用いること
が出来るが、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素系溶媒を好ましく用いることが出来る。反応温
度は50〜200℃が適当であり、特に好ましくは70
〜150℃である。このイソシアネート(14)をアル
コール中で加熱することにより(3)式で表されるカル
バメートを得ることが出来る。反応に用いられるアルコ
ールの例としては、メタノール、エタノール、プロパノ
ール、イソプロパノール、ブタノール、t−ブタノール
等を挙げることができ、用いるアルコールの種類により
相当するメチルカルバメート、エチルカルバメート、プ
ロピルカルバメート、イソプロピルカルバメート、ブチ
ルカルバメート、t−ブチルカルバメート等を得ること
ができる。用いるアルコールの量は計算上カルボン酸に
対して1倍モル以上必要であるが、通常は大過剰用いら
れる。アルコールの代わりに水を用いた場合には(4)
式で表されるアミンが得られる。以上の操作により、6
−アルコキシカルボニルアミノ−3−アザビシクロ
[3.1.0]ヘキサン誘導体及び6−アミノ−3−ア
ザビシクロ[3.1.0]ヘキサン誘導体を製造するこ
とが出来る。
【0031】
【発明の効果】本発明の製造方法ではクルチウス転位反
応の収率が従来の方法に比べて大幅に改善されており、
この製法により6−アルコキシカルボニルアミノ−3−
アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン誘導体及び6−ア
ミノ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン誘導体
を効率よく製造することが出来る。これらの化合物はキ
ノロン系抗菌剤である7−(1α,5α,6α)−(6
−アミノ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサ−3
−イル)−1−(2,4−ジフロロフェニル)−6−フ
ルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,8−ナフ
チリジン−3−カルボン酸(CP−99219)の合成
中間体として大変有用である。
【0032】
【実施例】以下、本発明を参考例、実施例および比較例
によりさらに詳しく説明する。尚、本発明はこれらの実
施例により制限されるものではない。 参考例 シクロプロパン−1,2,3−トリカルボン酸
トリメチルの合成 工程1 金属ナトリウム分散液(約40w%)67.3g(1.
17mol)をトルエン700mlに加え、65℃に加
熱した。マレイン酸ジメチル145.1g(1.01m
ol)とモノクロロ酢酸メチル163.5g(1.51
mol)の混合溶液を65〜70℃を保つように滴下
し、滴下終了後同温度で4時間加熱攪拌を続けた。反応
混合物を冷却し、メタノ−ル33mlをゆっくりと滴下
した。更に水を加え、有機相を分離した。水相を酢酸エ
チルで抽出し、有機相を合わせて無水硫酸マグネシウム
上で乾燥した。溶媒を減圧濃縮して得た残さ150.9
gを蒸留により精製し、シクロプロパン−1,2,3−
トリカルボン酸トリメチル84.5g(391mmo
l,39%)を得た。1 H−NMR(CDCl3 ):δ2.50−2.90
(m,3H),3.72(s,6H),3.74(s,
3H) 工程2 シクロプロパン−1,2,3−トリカルボン酸
の合成 シクロプロパン−1,2,3−トリカルボン酸トリメチ
ル20.6g(95.2mmol)をメタノ−ル200
mlに溶解し、室温下水酸化ナトリウム23.7g(5
93mmol)(100mlの水に溶解)を滴下し、滴
下終了後加熱還流下1時間反応を行った。冷却後、濃塩
酸40g(1.1mol)を加えて反応液を濃縮し、濃
縮残さにアセトン200mlを加えて、2時間加熱還流
した。沈澱物を濾別し、濾液を減圧濃縮してシクロプロ
パン−1,2,3−トリカルボン酸16.0g(91.
9mmol,97%)を得た。1 H−NMR(DMSO−d6 −CDCl3 ):δ2.
30−2.80(m,3H) 工程3 2,4−ジオキソ−3−オキサビシクロ[3.
1.0]ヘキサン−6−カルボン酸の合成 シクロプロパン−1,2,3−トリカルボン酸24.4
g(140mmol)に酢酸58.8ml(933mm
ol)と無水酢酸20.4ml(185mmol)を加
え、加熱還流下2時間反応を行った。反応液を半分に濃
縮して析出した結晶を濾別し、ヘプタンで洗浄後減圧乾
燥して2,4−ジオキソ−3−オキサビシクロ[3.
1.0]ヘキサン−6−カルボン酸18.1g(116
mmol,83%)を得た。1 H−NMR(DMSO- d6 −CDCl3 ):δ2.
64(t,J=2.9Hz,1H),3.14(d,J
=2.9Hz,2H) 工程4 3−ベンジル−2,4−ジオキソ−3−アザビ
シクロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボン酸の合成 2,4−ジオキソ−3−オキサビシクロ[3.1.0]
ヘキサン−6−カルボン11.2g(71.8mmo
l)をアセトン60mlに溶解し、トリエチルアミン
9.9ml(71.8mmol)、ベンジルアミン9.
4ml(86.1mmol)を順次滴下した。室温で3
時間攪拌した後反応液を濃縮した。濃縮残さに酢酸ナト
リウム3.53g(43.1mmol)、無水酢酸3
2.6ml(344mmol)を加え、1時間加熱還流
を行った。反応液を濃縮した後濃縮残さを水に溶解し、
次いで濃塩酸をpH2になるまで加えて結晶を析出させ
た。結晶を濾別し、トルエン及びヘプタンで洗浄後減圧
乾燥して3−ベンジル−2,4−ジオキソ−3−アザビ
シクロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボン酸15.
0g(61.2mmol,85%)を得た。酢酸エチル
から再結晶して純品を得た。1 H−NMR(CD3 OD):δ2.33(t,J=
2.9H z,1H),2.89(d,J=2.9H
z,2H),4.49(s,2H),7.28(s,5
H) 工程5 3−ベンジル−2,4−ジオキソ−3−アザビ
シクロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボン酸エチル
の合成 3−ベンジル−2,4−ジオキソ−3−アザビシクロ
[3.1.0]ヘキサン−6−カルボン酸1.50g
(6.13mmol)をエタノ−ル30mlに懸濁し、
p−トルエンスルホン酸一水和物145mg(0.76
mmol)を加えて8時間加熱還流を行った。反応液に
炭酸ナトリウムを添加して中和した後溶媒を減圧濃縮し
た。濃縮残さに飽和重曹水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。抽出液を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マ
グネシウム上で乾燥した。溶媒を濃縮して3−ベンジル
−2,4−ジオキソ−3−アザビシクロ[3.1.0]
ヘキサン−6−カルボン酸エチル1.51g(5.52
mmol,90%)を得た。エタノ−ルから再結晶して
純品を得た。1 H−NMR(CDCl3 ):δ1.18(t,7.2
Hz,3H),2.20(t,J=2.9Hz,1
H),2.78(d,J=2.9Hz,2H),4.1
0(q,7.2Hz,2H),4.42(s,2H),
7.21(s,5H) 工程6 3−ベンジル−3−アザビシクロ[3.1.
0]ヘキサン−6−カルボン酸エチルの合成 3−ベンジル−2,4−ジオキソ−3−アザビシクロ
[3.1.0]ヘキサン−6−カルボン酸エチル1.5
1g(5.52mmol)をテトラヒドロフラン30m
lに溶解し、氷冷下、ボラン−テトラヒドロフラン錯体
(1M−テトラヒドロフラン溶液)22mlを滴下し、
同温度で3.5時間攪拌した。反応液にエタノ−ル15
mlを加えて1時間加熱還流した後、溶媒を減圧濃縮し
た。濃縮残さに水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出
液を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ム上で乾燥した。溶媒を濃縮して得た残さ1.35gを
カラムクロマトグラフィ−(ヘプタン:酢酸エチル=
4:1)で精製し、3−ベンジル−3−アザビシクロ
[3.1.0]ヘキサン−6−カルボン酸エチル1.1
1g(4.53mmol,82%)を得た。1 H−NMR(CDCl3 ):δ1.25(t,7.2
Hz,3H),1.85−2.05(m,2H),2.
00−2.20(m,1H),2.40(d,J=9.
0Hz,2H),3.02(d,J=9.0Hz,2
H)3.58(s,2H),4.10(q,J=7.2
Hz,2H),7.25(s,5H) 工程7 3−ベンジル−3−アザビシクロ[3.1.
0]ヘキサン−6−カルボン酸塩酸塩の合成 3−ベンジル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサ
ン−6−カルボン酸エチル3.06g(12.5mmo
l)、メタノ−ル18ml、水6mlの混合物に、氷冷
下水酸化ナトリウム0.99g(5.7mlの水に溶
解)を滴下し、同温度で1時間、更に室温で5.5時間
攪拌した。反応液を1/3〜1/4量に濃縮した後、4
M塩酸をpH2になるまで加えて結晶を析出させた。結
晶を濾別後減圧乾燥して3−ベンジル−3−アザビシク
ロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボン酸塩酸塩3.
07g(12.1mmol,97%)を得た。1 H−NMR(CD3 CD):δ2.33(s,3
H),3.62(s,4H),4.39(s,2H),
7.30−7.80(m,5H)
【0033】実施例1 3−ベンジル−6−t−ブトキ
シカルボニルアミノ−3−アザビシクロ[3.1.0]
ヘキサンの合成 3−ベンジル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサ
ン−6−カルボン酸塩酸塩100mg(0.39mmo
l)とトリエチルアミン55mg(0.54mmol)
をトルエン3mlに懸濁し、室温で2時間攪拌した。析
出した塩を濾過により除去し、濾液を減圧濃縮して3−
ベンジル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−
6−カルボン酸を得た。このものをトルエン2mlに溶
解し、氷冷下、水素化ナトリウム18mg(0.45m
mol)を懸濁させたトルエン1ml中にゆっくりと加
えた後室温で1.5時間攪拌した。次いでDPPA22
2mg(0.81mmol)を加えて窒素雰囲気下で
1.5時間加熱還流し、更にt−ブタノ−ル1mlを加
えて21.5時間加熱還流を続けた。反応混合物を冷却
後水中に注ぎ、トルエンで抽出した。有機相を炭酸ナト
リウム水溶液、水、飽和食塩水で順次洗浄した後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残さ
を薄層クロマトグラフィ−(展開溶媒:クロロホルム:
メタノ−ル=20:1)で精製し、3−ベンジル−6−
t−ブトキシカルボニルアミノ−3−アザビシクロ
[3.1.0]ヘキサン(55mg,0.19mmo
l,48%)を得た。1 H−NMR(CDCl3 ):δ1.47(s,9
H),1.40−1.60(m,2H),2.37
(d,J=8.8Hz,2H),2.80−3.00
(m,1H),3.06(d,J=8.8Hz,2
H),3.55(s,2H),4.58(brs,1
H),7.24(s,5H)
【0034】実施例2 3−ベンジル−6−t−ブトキ
シカルボニルアミノ−3−アザビシクロ[3.1.0]
ヘキサンの合成 3−ベンジル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサ
ン−6−カルボン酸塩酸塩100mg(0.39mmo
l)とトリエチルアミン54mg(0.53mmol)
をトルエン1mlに懸濁し、室温で1時間攪拌した。こ
の懸濁液を、氷冷下、水素化ナトリウム18mg(0.
45mmol)を懸濁させたトルエン2ml中にゆっく
りと加えた後室温で1.5時間攪拌した。次いでDPP
A204mg(0.74mmol)を加えて窒素雰囲気
下で1時間加熱還流し、更にt−ブタノ−ル1mlを加
えて21.5時間加熱還流を続けた。反応混合物を冷却
後水中に注ぎ、トルエンで抽出した。有機相を炭酸ナト
リウム水溶液、水、飽和食塩水で順次洗浄した後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残さ
を薄層クロマトグラフィ−(展開溶媒:クロロホルム:
メタノ−ル=20:1)で精製し、3−ベンジル−6−
t−ブトキシカルボニルアミノ−3−アザビシクロ
[3.1.0]ヘキサン(50mg,0.17mmo
l,44%)を得た。
【0035】実施例3 3−ベンジル−6−t−ブトキ
シカルボニルアミノ−3−アザビシクロ[3.1.0]
ヘキサンの合成 3−ベンジル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサ
ン−6−カルボン酸塩酸塩101mg(0.40mmo
l)とトリエチルアミン62mg(0.61mmol)
をトルエン1mlに懸濁し、室温で1時間攪拌した。こ
の懸濁液を、氷冷下、水素化リチウム4mg(0.50
mmol)を懸濁させたトルエン2ml中にゆっくりと
加えた後室温で2時間攪拌した。次いでDPPA204
mg(0.74mmol)を加えて窒素雰囲気下で1.
5時間加熱還流し、更にt−ブタノ−ル1mlを加えて
21.5時間加熱還流を続けた。反応混合物を冷却後水
中に注ぎ、トルエンで抽出した。有機相を炭酸ナトリウ
ム水溶液、水、飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残さを薄
層クロマトグラフィ−(展開溶媒:クロロホルム:メタ
ノ−ル=20:1)で精製し、3−ベンジル−6−t−
ブトキシカルボニルアミノ−3−アザビシクロ[3.
1.0]ヘキサン(46mg,0.16mmol,40
%)を得た。
【0036】実施例4 3−ベンジル−6−t−ブトキ
シカルボニルアミノ−3−アザビシクロ[3.1.0]
ヘキサンの合成 3−ベンジル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサ
ン−6−カルボン酸塩酸塩104mg(0.41mmo
l)とトリエチルアミン58mg(0.57mmol)
をトルエン3mlに懸濁し、室温で2時間攪拌した。析
出した塩を濾過により除去し、濾液を減圧濃縮して3−
ベンジル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−
6−カルボン酸を得た。このものをトルエン2mlに溶
解し、氷冷下、カリウムt−ブトキシド57mg(0.
51mmol)を懸濁させたトルエン1ml中にゆっく
りと加えた後室温で1.5時間攪拌した。次いでDPP
A201mg(0.73mmol)を加えて窒素雰囲気
下で1.5時間加熱還流し、更にt−ブタノ−ル1ml
を加えて21時間加熱還流を続けた。反応混合物を冷却
後水中に注ぎ、トルエンで抽出した。有機相を炭酸ナト
リウム水溶液、水、飽和食塩水で順次洗浄した後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残さ
を薄層クロマトグラフィ−(展開溶媒:クロロホルム:
メタノ−ル=20:1)で精製し、3−ベンジル−6−
t−ブトキシカルボニルアミノ−3−アザビシクロ
[3.1.0]ヘキサン(40mg,0.14mmo
l,34%)を得た。
【0037】比較例1 3−ベンジル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサ
ン−6−カルボン酸116mg(0.53mmol)、
トリエチルアミン239mg(2.36mmol)、D
PPA303mg(1.10mmol)、t−ブタノ−
ル4mlの混合物を窒素雰囲気下で19時間加熱還流し
た。反応混合物を冷却後水中に注ぎ、トルエンで抽出し
た。有機相を炭酸ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で
順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒
を減圧留去した。残さを薄層クロマトグラフィ−(展開
溶媒:クロロホルム:メタノ−ル=20:1)で精製
し、3−ベンジル−6−t−ブトキシカルボニルアミノ
−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(47m
g,0.16mmol,31%)を得た。
【0038】比較例2 3−ベンジル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサ
ン−6−カルボン酸塩酸塩101mg(0.40mmo
l)、トリエチルアミン185mg(1.83mmo
l)、DPPA180mg(0.65mmol)、t−
ブタノ−ル4ml、トルエン3mlの混合物を窒素雰囲
気下で23時間加熱還流した。反応混合物を冷却後水中
に注ぎ、トルエンで抽出した。有機相を炭酸ナトリウム
水溶液、水、飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残さを薄層
クロマトグラフィ−(展開溶媒:クロロホルム:メタノ
−ル=20:1)で精製し、3−ベンジル−6−t−ブ
トキシカルボニルアミノ−3−アザビシクロ[3.1.
0]ヘキサン(27mg,0.09mmol,24%)
を得た。
【0039】実施例5 3−ベンジル−6−t−ブトキ
シカルボニルアミノ−3−アザビシクロ[3.1.0]
ヘキサンの合成 3−ベンジル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサ
ンー6ーカルボン酸エチル106mg(0.43mmo
l)をメタノール0.3mlに溶解し、水酸化ナトリウ
ム26mg(0.63mmol:水0.1mlに溶解)
を加えて室温で4.5時間攪拌した。反応液を減圧下濃
縮乾固した後、更にトルエンを加えて共沸脱水を2回行
い、3−ベンジル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘ
キサンー6ーカルボン酸ナトリウムを得た。このものに
トリエチルアミン80mg(0.79mmol)、DP
PA180mg(0.65mmol)、t−ブタノ−ル
3ml、 トルエン3mlを加え、窒素雰囲気下で22.
5時間加熱還流した。反応混合物を冷却後水中に注ぎ、
トルエンで抽出した。有機相を炭酸ナトリウム水溶液、
水、飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残さを薄層クロマト
グラフィ−(展開溶媒:クロロホルム:メタノ−ル=2
0:1)で精製し、3−ベンジル−6−t−ブトキシカ
ルボニルアミノ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキ
サン(40mg,0.14mmol,32%)を得た。
【0040】実施例6 3−ベンジル−6−アミノ−3
−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンの合成 3−ベンジル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサ
ン−6−カルボン酸塩酸塩100mg(0.39mmo
l)とトリエチルアミン54mg(0.53mmol)
をトルエン1mlに懸濁し、室温で1時間攪拌した。こ
の懸濁液を、氷冷下、水素化ナトリウム18mg(0.
45mmol)を懸濁させたトルエン2ml中にゆっく
りと加えた後室温で1.5時間攪拌した。次いでDPP
A204mg(0.74mmol)を加えて窒素雰囲気
下で1時間加熱還流し、更に2M塩酸1mlを加えて2
1.5時間加熱還流を続けた。反応混合物を冷却後炭酸
ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有
機相を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。溶媒を減圧留去し、粗製の3−ベンジル−
6−アミノ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
を得た。
【0041】実施例1〜4及び比較例1,2の結果か
ら、DPPAを用いるクルチウス転位反応の基質にカル
ボン酸金属塩を用いた場合には、カルボン酸を用いた場
合に比べて収率が大幅に改善されていることは明かであ
る(表1参照)。
【表1】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1) 【化1】 (但し、上式において、R1 はベンジル基、ジフェニル
    メチル基、トリフェニルメチル基、ベンジルオキシカル
    ボニル基、ジフェニルメチルオキシカルボニル基、もし
    くはトリフェニルメチルオキシカルボニル基を示す。こ
    れら各基の芳香環の置換基は、水素、フルオロ、クロ
    ロ、ブロモ、ヨードの各ハロゲン基、ニトロ基、炭素数
    が1〜8個の直鎖または分岐アルキル基、炭素数が1〜
    8個の直鎖または分岐アルコキシ基、アミノ基、炭素数
    が1〜8個の直鎖または分岐ペルフルオロアルキル基の
    各基から選ばれる。)で表される3−アザビシクロ
    [3.1.0]ヘキサン−6−カルボン酸またはその塩
    酸塩から導かれるカルボン酸金属塩、あるいは式(2) 【化2】 (但し、上式において、R1 はベンジル基、ジフェニル
    メチル基、トリフェニルメチル基、ベンジルオキシカル
    ボニル基、ジフェニルメチルオキシカルボニル基、もし
    くはトリフェニルメチルオキシカルボニル基を示す。こ
    れら各基の芳香環の置換基は、水素、フルオロ、クロ
    ロ、ブロモ、ヨードの各ハロゲン基、ニトロ基、炭素数
    が1〜8個の直鎖または分岐アルキル基、炭素数が1〜
    8個の直鎖または分岐アルコキシ基、アミノ基、炭素数
    が1〜8個の直鎖または分岐ペルフルオロアルキル基の
    各基から選ばれる。R2 は炭素数が1〜8個の直鎖また
    は分岐アルキル基、シクロアルキル基、アリール基もし
    くはアラルキル基を示す。)で表される3−アザビシク
    ロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボン酸エステルか
    ら導かれるカルボン酸金属塩を、ジフェニルホスホリル
    アジド(以下DPPA)の存在下クルチウス転位反応に
    付し、ひきつづきアルコールの存在下に加熱還流するこ
    とを特徴とする式(3) 【化3】 (但し、上式において、R1 はベンジル基、ジフェニル
    メチル基、トリフェニルメチル基、ベンジルオキシカル
    ボニル基、ジフェニルメチルオキシカルボニル基、もし
    くはトリフェニルメチルオキシカルボニル基を示す。こ
    れら各基の芳香環の置換基は、水素、フルオロ、クロ
    ロ、ブロモ、ヨードの各ハロゲン基、ニトロ基、炭素数
    が1〜8個の直鎖または分岐アルキル基、炭素数が1〜
    8個の直鎖または分岐アルコキシ基、アミノ基、炭素数
    が1〜8個の直鎖または分岐ペルフルオロアルキル基の
    各基から選ばれる。R3 は炭素数が1〜8個の直鎖また
    は分岐アルキル基、シクロアルキル基、アリール基もし
    くはアラルキル基を示す。)で表される6−アルコキシ
    カルボニルアミノ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘ
    キサン誘導体の製造方法。
  2. 【請求項2】 カルボン酸金属塩がリチウム塩、ナトリ
    ウム塩もしくはカリウム塩である請求項1に記載の6−
    アルコキシカルボニルアミノ−3−アザビシクロ[3.
    1.0]ヘキサン誘導体の製造方法。
  3. 【請求項3】 式(1) 【化4】 (但し、上式において、R1 はベンジル基、ジフェニル
    メチル基、トリフェニルメチル基、ベンジルオキシカル
    ボニル基、ジフェニルメチルオキシカルボニル基、もし
    くはトリフェニルメチルオキシカルボニル基を示す。こ
    れら各基の芳香環の置換基は、水素、フルオロ、クロ
    ロ、ブロモ、ヨードの各ハロゲン基、ニトロ基、炭素数
    が1〜8個の直鎖または分岐アルキル基、炭素数が1〜
    8個の直鎖または分岐アルコキシ基、アミノ基、炭素数
    が1〜8個の直鎖または分岐ペルフルオロアルキル基の
    各基から選ばれる。)で表される3−アザビシクロ
    [3.1.0]ヘキサン−6−カルボン酸またはその塩
    酸塩から導かれるカルボン酸金属塩、あるいは式(2) 【化5】 (但し、上式において、R1 はベンジル基、ジフェニル
    メチル基、トリフェニルメチル基、ベンジルオキシカル
    ボニル基、ジフェニルメチルオキシカルボニル基、もし
    くはトリフェニルメチルオキシカルボニル基を示す。こ
    れら各基の芳香環の置換基は、水素、フルオロ、クロ
    ロ、ブロモ、ヨードの各ハロゲン基、ニトロ基、炭素数
    が1〜8個の直鎖または分岐アルキル基、炭素数が1〜
    8個の直鎖または分岐アルコキシ基、アミノ基、炭素数
    が1〜8個の直鎖または分岐ペルフルオロアルキル基の
    各基から選ばれる。R2 は炭素数が1〜8個の直鎖また
    は分岐アルキル基、シクロアルキル基、アリール基もし
    くはアラルキル基を示す。)で表される3−アザビシク
    ロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボン酸エステルか
    ら導かれるカルボン酸金属塩を、DPPA存在下クルチ
    ウス転位反応に付し、ひきつづき水の存在下に加熱還流
    することを特徴とする式(4) 【化6】 (但し、上式において、R1 はベンジル基、ジフェニル
    メチル基、トリフェニルメチル基、ベンジルオキシカル
    ボニル基、ジフェニルメチルオキシカルボニル基、もし
    くはトリフェニルメチルオキシカルボニル基を示す。こ
    れら各基の芳香環の置換基は、水素、フルオロ、クロ
    ロ、ブロモ、ヨードの各ハロゲン基、ニトロ基、炭素数
    が1〜8個の直鎖または分岐アルキル基、炭素数が1〜
    8個の直鎖または分岐アルコキシ基、アミノ基、炭素数
    が1〜8個の直鎖または分岐ペルフルオロアルキル基の
    各基から選ばれる。)で表される6−アミノ−3−アザ
    ビシクロ[3.1.0]ヘキサン誘導体の製造方法。
  4. 【請求項4】 カルボン酸金属塩がリチウム塩、ナトリ
    ウム塩もしくはカリウム塩である請求項3に記載の6−
    アミノ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン誘導
    体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109796360A (zh) * 2019-01-30 2019-05-24 上海阿拉丁生化科技股份有限公司 一种3-氨基-2-萘甲酸类化合物的制备工艺

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