JPH09125388A - 鋼杭の初期圧入工法及び装置 - Google Patents
鋼杭の初期圧入工法及び装置Info
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- JPH09125388A JPH09125388A JP31571995A JP31571995A JPH09125388A JP H09125388 A JPH09125388 A JP H09125388A JP 31571995 A JP31571995 A JP 31571995A JP 31571995 A JP31571995 A JP 31571995A JP H09125388 A JPH09125388 A JP H09125388A
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Abstract
る鋼矢板の初期圧入工法及び装置を提供する。 【解決手段】 自走装置4に取り付けたシリンダ5にア
ーム6を固定し、アーム6を上下動可能にし、上記シリ
ンダ5の前方にユニット3を載置すると共に、両側に上
側板21と下側板22を備えた反力架台2を構成してな
り、上記一対のアーム6を上記上側板21と下側板22
の間に着脱自在に挿入した構成からなり、シリンダ5を
下降させてアーム6で反力架台2の下側板22を地表に
押圧して反力を得て鋼杭Pを圧入し、その後アーム6を
上昇させ反力架台2と杭圧入引抜機1を上昇させ、その
後自走装置4を前進させ、2本目、3本目の初期圧入杭
を圧入していくものである。
Description
初期圧入に使用される装置およびその方法に関するもの
である。
に示すように、反力架台100に鋼材105、ユニット
106等の重量物を載置して反力を取って圧入してい
た。あるいは自走式の反力架台を用いることもあった。
は、反力架台100の端部に取り付けられた補助台10
1の上に、多数の鋼材105を置いている。そのため初
期圧入を終えたら反力架台100を撤去しなければなら
ず作業が中断し、初期圧入を連続して行うことができな
かった。また、図5に示す例では、反力架台100の端
部にユニット106を置き、反対側で鋼矢板Pを圧入す
るが、反力架台100の重心位置が悪いため鋼矢板Pの
圧入の際に矢印Y方向へ反力が働き、初期圧入の反力が
安定しないという欠点があった。さらに、これらの方法
では、鋼材105、ユニット106等の重量物を載置す
る手間がかかる上に危険を伴った。そこで本発明者は、
実開昭63−141235で自走式反力架台を提案し
た。この反力架台は杭圧入引抜機のクランプ挟持部と自
走手段を備えたものである。しかしながら、この装置
は、装置作動用の油圧ユニットが別体に構成されていた
ため操作性が悪かった。さらには自走手段と反力架台が
一体となっているため、それらを分離して使用したい場
合には、かえって不便なものであった。
って、簡易な構成で迅速且つ正確に初期圧入ができる鋼
矢板の初期圧入工法及び装置を提供するものである。
は、自走装置上の中央付近に一対のシリンダを立設し、
このシリンダ下端にアームを水平状態で固定し、このシ
リンダの伸張又は退縮によりアームを垂直方向に移動可
能にし、上記シリンダの前方の自走装置上にユニットを
載置すると共に、両側に上側板と下側板を備え、中央に
杭圧入引抜機のクランプ挟持部を備えた反力架台を構成
してなり、反力架台の両側の上側板と下側板の間に上記
一対のアームを挿入してなることを要旨とし、また、初
期圧入方法は、自走装置上の中央付近に立設した一対の
シリンダの下端に固定した一対の水平なアームを反力架
台の両側の上側板と下側板の間に挿入した後、アームを
下降させて反力架台を地表に押圧して反力を得て1本目
の初期鋼杭を圧入し、その後アームを上昇させ反力架台
の押圧を解除して自走装置を前進させると共に、杭圧入
引抜機は自重と反力架台の反力で2本目以降の初期圧入
杭を圧入していくことを要旨とする。そして、本発明は
杭圧入引抜機とユニットと自走装置を一体にセットする
事により、鋼杭の初期圧入を簡単にしかも急速に行う事
を目的とする。
図面を参照しつつ説明する。図1は鋼杭の初期圧入装置
の正面図、図2は自走装置と杭圧入引抜機を離した状態
の正面図及び図3は鋼杭の初期圧入装置の平面図であ
る。本実施の形態における鋼杭の初期圧入装置は、自走
装置、反力架台、杭圧入引抜機、ユニットを一体にセッ
トした構成からなる。前後進可能な自走装置であるクロ
ーラ4上の中央部に、油圧のシリンダ5を、2基並べて
設置する。このシリンダ5の下端には、アーム6の一端
を固定する。このアーム6の他端はクローラ4の後方
(図中右方)に向かって水平方向に延出している。
組み立てて反力架台2を製造する。この反力架台2は長
手方向の中央部に杭圧入引抜機1のクランプ11が挟持
するクランプ挟持部材25を構成してなる。そして両側
には上側板21と下側板22を構成し、その間隙に後述
のアーム6が挿入可能な空間を構成している。
のユニット3を着脱自在に載置してなる。図中符号1は
杭圧入引抜機であり公知のものを使用する。
る。まず、杭圧入引抜機1のクランプ11で、反力架台
2のクランプ挟持部25を挟持して杭圧入引抜機1を反
力架台2上に載置する。その後、この反力架台2をクロ
ーラ4の一対のアーム6両側の上側板21と下側板22
の間に差し込んでセットする(図2参照)。
作動させてアーム6を上昇させ反力架台2を持ち上げた
状態で走行できる。
反力架台2の下側板22を地表に押えつける。こうして
反力をとりながら鋼矢板Pを初期圧入していく。1本目
の鋼矢板Pの圧入が完了したら、アーム6をわずかに上
昇させ、クローラ4を駆動してユニット3と共に前進さ
せる。
反力を得ながら公知の方法で自力圧入していく。すなわ
ち、杭圧入引抜機1を上昇させ鋼矢板P1枚分前進させ
て2本目の鋼矢板Pを圧入する。その圧入途中で一旦圧
入を停止し杭圧入引抜機1を上昇させ前進させる。再び
杭圧入引抜機1を下降して先頭のクランプ11で、初期
圧入した1枚目の鋼矢板を挟持する。以下同様にして所
定数の鋼矢板を圧入して初期圧入を完了する。初期圧入
が完了したら、そのまま杭圧入引抜機1は前進して圧入
作業を続行する。
走装置によつて施工現場へ自走して行け、そのまま直ち
に初期圧入作業が行えるため施工時間の短縮がはかれ
る。また、圧入に際しては、自重で矢板を圧入できる上
に、装置の重心で矢板を圧入できるため安定がよい。さ
らに最初の鋼杭の圧入後、ユニットと自走装置を杭圧入
引抜機から切離して前進する事により、そのままの状態
で2枚目、3枚目の杭が連続して圧入できる。さらに
は、構造物の間などの狭隘な施工場所へも自走装置で移
動ができる。
の正面図
Claims (2)
- 【請求項1】 自走装置上の中央付近に一対のシリンダ
を立設し、このシリンダ下端にアームを水平状態で固定
して、このシリンダの伸張又は退縮によりアームを垂直
方向に移動可能にし、上記シリンダの前方の自走装置上
にユニットを載置すると共に、両側に上側板と下側板を
備え、中央に杭圧入引抜機のクランプ挟持部を備えた反
力架台を構成してなり、この反力架台の両側の上側板と
下側板の間に上記一対のアームを挿入してなる鋼杭の初
期圧入装置。 - 【請求項2】 自走装置上の中央付近に立設した一対の
シリンダの下端に固定した一対の水平なアームを、反力
架台の両側の上側板と下側板の間に挿入した後、このア
ームを下降させて反力架台を地表に押圧して反力を得て
1本目の初期鋼杭を圧入し、その後アームを上昇させ反
力架台の押圧を解除して自走装置を前進させると共に、
杭圧入引抜機は自重と反力架台の反力で2本目以降の初
期圧入杭を圧入していくことを特徴とする鋼杭の初期圧
入方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31571995A JP2732242B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 鋼杭の初期圧入工法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31571995A JP2732242B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 鋼杭の初期圧入工法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09125388A true JPH09125388A (ja) | 1997-05-13 |
JP2732242B2 JP2732242B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=18068722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31571995A Expired - Fee Related JP2732242B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 鋼杭の初期圧入工法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2732242B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017043917A (ja) * | 2015-08-25 | 2017-03-02 | 株式会社技研製作所 | 杭圧入工法、反力架台及び杭圧入引抜機 |
KR102120652B1 (ko) * | 2019-05-17 | 2020-06-11 | 이형훈 | 이동식반력대를 이용한 파일시공방법 및 이를 이용한 주열식파일 |
-
1995
- 1995-10-27 JP JP31571995A patent/JP2732242B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017043917A (ja) * | 2015-08-25 | 2017-03-02 | 株式会社技研製作所 | 杭圧入工法、反力架台及び杭圧入引抜機 |
KR102120652B1 (ko) * | 2019-05-17 | 2020-06-11 | 이형훈 | 이동식반력대를 이용한 파일시공방법 및 이를 이용한 주열식파일 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2732242B2 (ja) | 1998-03-25 |
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