JPH0912434A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JPH0912434A
JPH0912434A JP18489195A JP18489195A JPH0912434A JP H0912434 A JPH0912434 A JP H0912434A JP 18489195 A JP18489195 A JP 18489195A JP 18489195 A JP18489195 A JP 18489195A JP H0912434 A JPH0912434 A JP H0912434A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 毛髪処理剤がスプレー容器に充填された毛髪
化粧料から、毛髪処理剤を上向きに噴射する際に、スプ
レー容器の保持方向や押圧方向に制限を受けることな
く、いずれの方向からでも噴射操作ができるようにす
る。 【構成】 ステム106の一端をハウジング105内に
ガスケット104を介して挿入し、他端をハウジング1
05の外部に突出させ、この突出部111の外周に噴霧
ノズル体112を連通接続する。そして噴霧ノズル体1
12の外周に、環状の押圧部材117を傾斜可能に遊動
間隔121を設けて嵌合させ、更に押圧部材117の係
合部118を噴霧ノズル体112の係合段部116に突
当てるとともに固定体123の環状の係合受フランジ1
24に、係合部118よりも外周方向に設けた押圧部材
117の係合フランジ122を係合させてスプレー容器
を構成する。そしてこのスプレー容器に毛髪処理剤を充
填することにより毛髪化粧料を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、毛髪処理剤がエアゾー
ルバルブを備えたスプレー容器に充填された毛髪化粧料
に関する。より詳しくは、内容物である毛髪処理剤を上
向きに噴射することのできる毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、仕上がったヘアスタイルを保
持するために、そのヘアスタイルの表面全体をネット状
に固定する機能を有する皮膜形成性樹脂を含有する毛髪
処理剤がスプレー容器に充填されたエアゾールヘアスプ
レー製品が広く使用されている。このようなエアゾール
ヘアスプレー製品においては、スプレー容器の底面に対
して垂直方向に噴口が開口しているステムに、スプレー
方向を垂直方向から水平方向に偏向させる誘導路を有す
る押圧部材(押しボタン)を嵌合させたプッシュダウン
バルブが使用されており、その押圧部材を指等で押し込
むことにより、毛髪処理剤がスプレー製品から水平方向
にスプレーされる。
【0003】しかし、上述のような従来のエアゾールヘ
アスプレー製品の場合、ヘアスタイルの表面をネット状
に固める(セットする)ため、手で触った時にゴワゴワ
したりあるいはベタついたりする好ましくない感触があ
った。そこで、皮膜形成性樹脂としてより柔軟性の高い
ものを使用したり、油性成分の添加量を増加させたりす
ることで感触の改善が図られているが、ヘアスタイルの
表面をネット状に固定することに変りはないために根本
的な解決には至らず、依然としてヘアスタイル表面に自
然な感触を付与でき、且つセットが長持ちするエアゾー
ルヘアスプレー製品が求められている。
【0004】そこで、表面の感触及び外観を自然のまま
の状態に維持し、しかもセットを長時間保持するため
に、ヘアスタイルの表面ではなくその内側に毛髪処理剤
をスプレーし、その内側を固定することが試みられてい
る。しかし、スプレー方向がスプレー容器の底面に対し
水平方向であるエアゾールヘアスプレー製品の場合に
は、噴口をヘアスタイルの内側に入れようとすると、ス
プレー容器自体が頭部にぶつかってしまうという問題が
あり、十分に噴口をヘアスタイルの内部に入れることが
できないという問題がある。また、噴口を無理にヘアス
タイルの内側に入れるためにスプレー容器を大きく横に
傾けたりあるいは逆様にしたりすると、噴射ボタンを指
で押しにくくなったり、また、噴射剤のみが噴出して毛
髪処理剤が殆ど噴射されないという噴霧不良が生じると
いう問題もある。
【0005】このため、毛髪処理剤を充填するためのス
プレー容器として、スプレー方向が上方となるように、
噴口がスプレー容器の底面に対して垂直方向に設けられ
ているものを使用することが試みられている。ここで、
スプレー方向が上方となる従来のスプレー容器として
は、スプレー容器のエアゾールバルブのステムを側面か
ら押圧し、このステムを傾斜させることによって容器に
収納されている内容物を上方に噴射させることのできる
チルトバルブを備えたものが知られている。また、梃の
原理を応用したハンドルを握ることにより開弁する機構
を有する上方噴霧用のプッシュダウンバルブを備えたも
のも知られている(実開昭51−79713号公報、実
公平2−9909号公報、実公平2−15579号公
報)。この場合、ハンドルはスプレー容器の上面又は側
面の特定の一か所に吐出するように設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、チルト
バルブを備えたスプレー容器を使用した毛髪化粧料の場
合、噴霧させるために要する側面からの押し圧が高く、
強い力が必要であり、またステムガスケット部分の密着
性が弱く、機密性が不十分であるという問題があった。
また、上方噴霧用のプッシュダウンバルブを備えたスプ
レー容器を使用した毛髪化粧料の場合、手を大きく開い
て握らなければならず女性や子供などには非常に使い難
いものであった。また、ハンドルの位置が特定の箇所に
制限されているために、ヘアスタイルに対し任意の角度
と方向で噴霧することが非常に困難であるという問題も
あった。
【0007】本発明は、以上のような従来技術の課題を
解決しようとするものであり、ヘアスタイルの内側に、
毛髪処理剤を任意の角度と方向から簡便に噴霧できるよ
うな毛髪化粧料を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、噴射方向
がスプレー容器の長手方向、即ち、スプレー容器の上方
方向となるように、噴霧ノズル体の噴口の軸方向をスプ
レー容器の長手方向に対して0度以上90度未満の範囲
に設け、更に、毛髪処理剤を任意の角度と方向から簡便
に噴霧できるようにエアゾールバルブを開弁するための
押圧部材を、噴霧ノズル体の周囲に設けることにより上
述の目的を達成できることを見出し、本発明を完成させ
るに至った。
【0009】即ち、本発明は、毛髪処理剤がエアゾール
バルブを備えたスプレー容器に充填されたエアゾール毛
髪化粧料であって、スプレー方向がスプレー容器の上方
となるように、エアゾールバルブのステムに連通接続さ
れた噴霧ノズル体の噴口の軸方向がスプレー容器の長手
方向に対して0度以上90度未満の範囲に設けられてお
り、且つ噴霧ノズル体の周囲に環状の押圧部材が設けら
れ、その押圧部材の上面である押圧面の任意の部位を押
圧することにより噴口から毛髪処理剤がスプレーされる
ことを特徴とする毛髪化粧料を提供する。
【0010】
【作用】本発明の毛髪化粧料によれば、毛髪処理剤の噴
射方向がスプレー容器の長手方向、即ち、スプレー容器
の上方となるように、噴霧ノズル体の噴口の軸方向がス
プレー容器の長手方向に対して0度以上90度未満の範
囲に設けられている。更に、毛髪処理剤を任意の角度と
方向とから簡便に噴霧できるようにエアゾールバルブを
開弁するための押圧部材が噴霧ノズル体の周囲に設けら
れている。従って、ヘアスタイルの内側に、毛髪処理剤
を任意の角度と方向とから簡便に毛髪処理剤を噴霧する
ことが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面を参照しながら詳細に説
明する。
【0012】図1は、本発明の毛髪化粧料の一つの好ま
しい態様の斜視図である。この毛髪化粧料においては、
スプレー容器1の耐圧容器2に毛髪処理剤が充填されて
いる。また、スプレー容器1の上部にはエアゾールバル
ブ(図示せず)が設けられている。また、そのエアゾー
ルバルブのステムには、噴霧ノズル体3が連通接続され
ており、その先端にはスプレー容器の長手方向を向いた
噴口4が設けられている。そして、噴霧ノズル体3の周
囲には環状の押圧部材5が設けられており、押圧部材5
は内部で噴霧ノズル体3の下部と耐圧容器2に固定され
た固定体6とにより保持されている。
【0013】図1の毛髪化粧料を噴霧する場合には、押
圧部材5の上面である押圧面5aの任意の部位を図中の
矢印方向に押し下げる。すると、押圧部材5は固定体6
の内壁に沿って押し込まれる。それによりバルブが開弁
して噴口4から毛髪処理剤が上方に向かってスプレーさ
れる。なお、毛髪処理剤のスプレーを中止するために
は、押圧部材5への押圧力を解除すればよい。
【0014】ここで、噴射ノズル体3の先端部は、押圧
部材5の押圧面5aより外部に突出していなくてもよい
が、外部に突出している方が、ヘアスタイルの内側にス
プレーしやすくなり、しかも意図した方向へスプレーし
やすくなるので好ましい。この場合、5mm以上突出し
ていることがより好ましい。また、噴霧ノズル体3の外
部に突出している先端部分は、その部分の角度をスプレ
ー容器の長手方向に対して0度以上90度未満の範囲で
段階的好ましくは無段階的に可変できるようにすること
が、スプレー方向の自由度を向上させる点から好まし
い。
【0015】なお、スプレー容器1の大きさについて
は、特に限定されるものではないが、手に持って噴霧す
る際の操作性の点から、高さhを好ましくは18cm以
下、より好ましくは15cm以下とする。また、エアゾ
ール容器の直径Rについても、好ましくは46mm以下
とする。
【0016】また、エアゾールバルブのハウジング孔径
とペーパータップ孔径とについても、それらは特に限定
されるものはないが、上向き及び下向き等の任意の傾き
位置での良好なスプレー特性を維持するために、ハウジ
ング孔径Hgとペーパータップ孔径Vtとの比を好まし
くはHg/Vt=1.0〜2.5、より好ましくは1.
5〜2.0とする。
【0017】バルブのハウジングに嵌合させるディップ
チューブについても、特に限定されるものではないが、
任意の角度と方向とで容易にスプレー可能とする点か
ら、公知の重り付ディップチューブを使用することが好
ましい。
【0018】本発明の毛髪化粧料において使用する毛髪
処理剤には、毛髪のセット性を高めるために皮膜形成性
樹脂を配合することが好ましい。このような皮膜形成性
樹脂としては、公知の材料から毛髪化粧料の使用目的に
応じて適宜選択して使用することができる。また、更
に、より自然な感触を得るためにシリコーン誘導体を使
用することができる。
【0019】なお、このような毛髪処理剤の配合組成と
しては、皮膜形成性樹脂を好ましくは0.1〜10重量
%、より好ましくは1〜5重量%、メタノール、エタノ
ール、イソプロパノール等の炭素数1〜3の低級一価ア
ルコールを好ましくは30〜70重量%、より好ましく
は40〜60重量%及び液化石油ガス(LPG)又はジ
メチルエーテル等の等の液化ガスなどの噴射剤を好まし
くは30〜70%、より好ましくは40〜60重量%と
する。
【0020】本発明の毛髪化粧料は、常法にしたがって
製造することができる。また、その使用方法の例として
は、毛髪処理剤としてセット性の高い成分を含有する毛
髪処理剤を使用した毛髪化粧料の噴霧ノズル体の先端部
をヘアスタイルの内部に挿入した後に、毛髪処理剤を毛
髪にスプレーするという毛髪セット方法を好ましく挙げ
ることができる。この毛髪セット方法によれば、ヘアス
タイルの表面に毛髪処理剤のスプレーされる量が従来に
比べはるかに少ないので、表面をベタつかせずに自然な
感触に仕上げることができる。しかも、セットが長持ち
する。
【0021】次に、本実施例において使用する具体的な
スプレー容器について図2を用いて説明する。
【0022】このスプレー容器においては、耐圧容器1
00の上端に目金102を介して、マウンテンカップ1
03が巻締められている。また、マウンテンカップ10
3の中央部には、ガスケット104を介してハウジング
105が固定され、このハウジング105内にステム1
06が挿入されている。
【0023】このステム106には、中央軸方向にエア
ゾール内容物の導出路107が形成されている。また、
ステム106は、ハウジング105の下壁109との間
に介装した発条108の付勢力により、外部方向に押圧
付勢されている。この発条108の押圧付勢状態におい
て、導出路107とハウジング105内を接続するオリ
フィス110は、未使用状態でガスケット104により
密閉閉止されている。
【0024】また、ステム106の上端部は、発条10
8の付勢力によりハウジング105から外部に突出して
いる。このステム106の突出部111には、噴霧ノズ
ル体112が接続固定されている。この噴霧ノズル体1
12は、耐圧容器100との間に、ステム106の押下
げ間隔113を介して接続され、しかもその上端に垂直
方向に向いた噴口114aを有するノズル114が固定
されている。このノズル114とステム106の導出路
107とは、噴出路115により接続されている。
【0025】また、噴霧ノズル体112には、その外周
に係合段部116が形成されている。この係合段部11
6には、環状の押圧部材117の係合部118を係合さ
せることにより、噴霧ノズル体112の外周に押圧部材
117が接続されている。この押圧部材117は、その
中央部に噴霧ノズル体112を貫通する挿入口120が
形成されている。この挿入口120は、ノズル体112
を挿入した状態において、押圧部材117が傾斜可能と
なるように、ノズル114の直径よりも大きな直径に設
定され、噴霧ノズル体112との間に遊動間隔121を
形成するように構成されている。また、この挿入口12
0は、押圧部材117の傾斜が容易となるように、その
上端部の内径が下端部の内径より大きくなるように設定
されている。
【0026】また、この押圧部材117は、その下端の
外周に環状の係合フランジ122が突出するように形成
されている。そして、この係合フランジ122は、耐圧
容器100の上端に固定した固定体123の係合受フラ
ンジ124の下面に係合可能となっている。この固定体
123の係合受フランジ124も環状に形成し、ノズル
体112の方向に突出している。また、押圧部材117
には、押圧部材117の押圧が容易なものとなるよう
に、挿入口120を構成する環状壁125の外周に傘状
部材126が固定されている。
【0027】以上説明したような構造のスプレー容器
に、表1の配合の毛髪処理剤を常法に従って充填するこ
とにより本発明の毛髪化粧料が得られる。
【0028】
【表1】 成分名 重量% 皮膜形成性樹脂(フ゜ラスサイス゛-53P,互応化学社製) 5.0 油剤(シリコーンKF-56,信越化学工業社製) 1.0 溶剤(無水エタノール) 54.0噴射剤(LPG) 40.0 計 100.00
【0029】次に、この毛髪化粧料から毛髪処理剤を噴
射する操作について図3を参照しながら説明する。
【0030】即ち、押圧部材117の傘状部材126の
上面である押圧面117aを、その任意の部分を指12
7で下方向に押圧する。この押圧によって、押圧部材1
17は挿入口120を、遊動間隔121の分だけ傾斜す
る。その傾斜状態において、係合フランジ122が固定
体123の環状の係合受フランジ124の下面に係合す
る。
【0031】この係合状態において、更に押圧部材11
7の押圧面117aを押圧すれば、係合フランジ122
と係合受フランジ124とを支点として、押圧部材11
7の係合部118が噴霧ノズル体112の係合段部11
6を作用点として押圧し、噴霧ノズル体112がステム
106の内方向に摺動する。この摺動により、ガスケッ
ト104によるオリフィス110の閉止が解除され、毛
髪処理剤がオリフィス110、導出路107、噴霧ノズ
ル体112の噴出路115を介してノズル114の噴口
114aから上部方向に噴出する。
【0032】このように、本実施例の毛髪処理剤の場
合、その押圧部材117の押圧面117aのいずれの部
分を押圧しても、環状に設けた係合フランジ122と係
合受フランジ124との係合固定によってステム106
は押し下げられので、毛髪処理剤を噴射が可能となる。
従って、毛髪処理剤の噴射の際に、耐圧容器100の保
持に方向性を伴うことがなく、簡易な噴射が可能とな
る。
【0033】また、毛髪処理剤の噴射を中止するには、
押圧部材117の押圧面117aへの押圧を解除すれば
よく、これによりステム106は発条108の復元力に
よって元位置に復元し、オリフィス110がガスケット
104により閉止され、毛髪処理剤の噴射が止まる。
【0034】なお、図2及び図3においては、噴霧ノズ
ル体112の先端部が、スプレー容器の底面の垂直方向
に突出した態様を例示したが、本発明の毛髪化粧料は、
それに限定されず、図4に示すように、噴霧ノズル体1
12の先端部がスプレー容器の底面の垂直方向に対して
0度以上90度未満の範囲で傾いた態様も含む。
【0035】また、図2及び図3においては、噴霧ノズ
ル体112の先端部が押圧部材117の外部に突出た態
様を説明したが、本発明の毛髪化粧料はそれに限定され
ず、図5に示すように、噴霧ノズル体112の噴口11
4aが、挿入口120の上端120aよりステム106
側に位置するような態様も含む。この場合、噴霧ノズル
体112の先端部が押圧部材117の押圧面117aに
対してその距離dが少なくとも5mm以上となるように
突出ていることが好ましい。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、スプレー容器に充填さ
れた毛髪処理剤を噴射する際に、スプレー容器の保持方
向や押圧方向を特定することなく、任意の方向から毛髪
処理剤を上向きに噴射することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の毛髪化粧料の実施例の外観斜視図であ
る。
【図2】本発明の毛髪化粧料の実施例に使用するスプレ
ー容器の部分断面図である。
【図3】毛髪化粧料から毛髪処理剤の噴射状態を示す部
分断面図である。
【図4】本発明の毛髪化粧料の他の実施例に使用するス
プレー容器の部分断面図である。
【図5】本発明の毛髪化粧料の他の実施例に使用するス
プレー容器の部分断面図である。
【符号の説明】
1 毛髪化粧料 2,100 耐圧容器 105 ハウジング 106 ステム 107 導出路 3、112 噴霧ノズル体 114 ノズル 116 係合段部 5、117 押圧部材 118 係合部 121 遊動間隔 122 係合フランジ 123 固定体 124 係合受フランジ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛髪処理剤がエアゾールバルブを備えた
    スプレー容器に充填されたエアゾール毛髪化粧料であっ
    て、スプレー方向がスプレー容器の上方となるように、
    エアゾールバルブのステムに連通接続された噴霧ノズル
    体の噴口の軸方向がスプレー容器の長手方向に対して0
    度以上90度未満の範囲に設けられており、且つ噴霧ノ
    ズル体の周囲に環状の押圧部材が設けられ、その押圧部
    材の上面である押圧面の任意の部位を押圧することによ
    り噴口から毛髪処理剤がスプレーされることを特徴とす
    る毛髪化粧料。
  2. 【請求項2】 噴霧ノズル体の先端部が、押圧部材の押
    圧面より少なくとも5mm以上突出している請求項1記
    載の毛髪化粧料。
  3. 【請求項3】 噴霧ノズル体の先端部の軸方向が、スプ
    レー容器の長手方向に対して0度以上90度未満の範囲
    で固定又は可変に設けられている請求項1又は2記載の
    毛髪化粧料。
  4. 【請求項4】 スプレー容器の底から押圧部材の押圧面
    までの高さが18cm以下である請求項1〜3のいずれ
    かに記載のエアゾール毛髪化粧料。
  5. 【請求項5】 スプレー容器の直径が46mm以下であ
    る請求項1〜4のいずれかに記載の毛髪化粧料。
  6. 【請求項6】 毛髪処理剤が皮膜形成性樹脂を含有する
    請求項1〜5のいずれかに記載の毛髪化粧料。
  7. 【請求項7】 毛髪処理剤がシリコーン誘導体を含有す
    る請求項1〜6のいずれかに記載のエアゾール毛髪化粧
    料。
  8. 【請求項8】 毛髪処理剤が、皮膜形成性樹脂0.1〜
    10重量%、炭素数1〜3の低級一価アルコール30〜
    70重量%及び噴射剤30〜70%を含有する請求項6
    又は7に記載の毛髪化粧料。
  9. 【請求項9】 中央軸方向に内容物の導出路を設けたエ
    アゾールバルブのステムの一端を、エアゾールバルブの
    ハウジング内に挿入し、ガスケットを介して導出路とハ
    ウジング内とを連通すると共にステムを外部方向に付勢
    突出し、このステムの突出部に、外周に係合段部を形成
    するとともに上端に噴口を設けた噴霧ノズル体を連通接
    続し、この噴霧ノズル体の周囲に環状の押圧部材を傾斜
    可能に遊動間隔を設けて嵌合し、押圧部材の係合部を噴
    霧ノズル体の係合段部に突当てるとともにスプレー容器
    に固定した固定体の環状の係合受フランジに、押圧部材
    の係合部よりも外周方向に設けた押圧部材の係合フラン
    ジを係合可能とした構造の上向噴射用容器をスプレー容
    器として使用する請求項1〜8のいずれかに記載の毛髪
    化粧料。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の毛髪
    化粧料の噴霧ノズル体の先端部をヘアスタイルの内部に
    挿入した後に、毛髪処理剤を毛髪にスプレーすることを
    特徴とする毛髪セット方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100869617B1 (ko) * 2007-06-27 2008-11-21 쿠오충 팡 유체 디스펜서

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100869617B1 (ko) * 2007-06-27 2008-11-21 쿠오충 팡 유체 디스펜서

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