JPH09122771A - プレス金型での材料位置決め方法 - Google Patents

プレス金型での材料位置決め方法

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JPH09122771A
JPH09122771A JP28338495A JP28338495A JPH09122771A JP H09122771 A JPH09122771 A JP H09122771A JP 28338495 A JP28338495 A JP 28338495A JP 28338495 A JP28338495 A JP 28338495A JP H09122771 A JPH09122771 A JP H09122771A
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JP
Japan
Prior art keywords
reference surface
setting member
stopper
surface setting
slide member
Prior art date
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Pending
Application number
JP28338495A
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English (en)
Inventor
Yutaka Kawai
豊 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】打ち抜き材料がプレス金型の基準面に確実に接
触したことを確認し、そうでない場合にはプレスを停止
させることを可能にする方法の提供。 【解決手段】ダイプレート上で対峙する基準面設定部材
とスライド部材との間に打ち抜き材料をセットする一
方、ストリッパープレートに設けられたピンでスライド
部材を押し、この時のスライド部材の移動により材料を
基準面設定部材へ押し付ける設備に対して、当該基準面
設定部材を導電性としてスライド部材のスライド方向に
沿ってスライド可能にするとともに、同基準面設定部材
の側面に導電性のストッパーを設け、このストッパーと
材料との間に微小電圧を加え、基準面設定部材の基準面
に材料が接触したか否かを電気的導通の有無で確認す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属材料を打ち抜
く際に使用するプレス金型での材料位置決め方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プレス金型では、打ち抜き材料を金型内
で正確に位置決めする必要がある。そのため、金型の入
口において、材料側面を金型内の基準面に押し付け、確
実に接触させる必要がある。
【0003】図2は、プレス金型での材料位置決め方法
の従来例を示している。この図2において、1はストリ
ッパープレート、2はバネ、3は接触用のピン、4は被
接触側のスライド、5はダイプレート、そして6が打ち
抜きに供する材料である。
【0004】図2の従来例では、ダイプレート5上で対
峙する基準面設定部材7とスライド部材4との間に材料
6をセットした後、ストリッパープレート1が下降して
下向きのピン3がスライド部材4に接触し押すと、ピン
3は上方のバネ2の力を受けて押し下げ力が生じ、しか
して、ピン3の下端テーパ部がスライド4の軽斜面との
相互作用により、スライド部材4が横方向に押されて材
料6を横方向に押し、同材料6を基準面設定部材7の基
準面に押し付け、セッティングが完了する。これらの動
作は、ストリッパープレート1が材料6の表面に接触す
る間での間に行われる。
【0005】ストリッパープレート1が材料6の表面に
到達してから打ち抜き加工が実施され、それが終了した
後は、ストリッパープレート1の上昇とともにピン3が
上昇し、スライド部材4への押し付け力が解除される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術の方
法(図2)によれば、材料6の変形防止のために、ピン
3に係るバネ2の圧縮力を調整し、必要以上に強くする
ことができなかった。このため、スライド部材4の抵抗
他の影響で、材料が基準面設定部材7に正確に接触しな
い状態で打ち抜き加工が行われてしまうことがあった。
また、プレス製品として、抜き形状と外形のズレ・メッ
キ位置ズレという問題が発生していた。
【0007】そこで、本発明の解決すべき課題は、打ち
抜きに供する材料がプレス金型の基準面に確実に接触し
たことを確認し、そうでない場合にはプレスを停止させ
ることを可能にするプレス金型での材料位置決め方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明により提供するプ
レス金型での材料位置決め方法は、ダイプレート上で対
峙する基準面設定部材とスライド部材との間に打ち抜き
材料をセットする一方、ストリッパープレートに設けら
れたピンでスライド部材を押し、この時のスライド部材
の移動により材料を基準面設定部材へ押し付ける設備に
対して、当該基準面設定部材を導電性としてスライド部
材のスライド方向に沿ってスライド可能にするととも
に、同基準面設定部材の側面に導電性のストッパーを設
け、このストッパーと材料との間に微小電圧を加え、基
準面設定部材の基準面に材料が接触したか否かを電気的
導通の有無で確認する方法からなる。
【0009】上記の方法において、ストッパーには、基
準面設定部材を受ける面側に基準面用バネを設けること
により、基準面設定部材をストッパーから積極的に離間
させるよう弾性付勢すると良い。また、ストッパーは、
基準面設定部材の外側に設けると良い。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例にして、
図2と同一構成・機能部分には図2と同一の符号を引用
している。即ち、1はストリッパープレート、2はバ
ネ、3はピン、4はスライド部材、5はダイプレート、
6は打ち抜きに供する材料、7は基準面設定部材であ
る。
【0011】本実施例では、かかる基準面設定部材7を
導電性にするとともに、この基準面設定部材7の外側面
に導電性のストッパー8を設け、さらにこのストッパー
8の基準面設定部材受け面側において基準面用バネ9を
設けてなるものである。
【0012】しかして、ストリッパープレート1ととも
に下降する下向きのピン3がスライド部材4を押して、
スライド部材4を基準面設定部材7側に横移動させた
時、材料6が基準面設定部材7の基準面に押し付けら
れ、これにより基準面設定部材7は横方向に押されてス
トッパー8に当接し、正規の位置に位置決めされること
になる。この位置決め状態は、基準面用バネ9が基準面
設定部材7の押圧にて圧縮され、弾性反発力を蓄勢する
ことになる。
【0013】以上の動作の後、ストッパー8と材料6と
の間に微小電圧(5〜15V)を加え、電気的導通の有
無を確認する。導通が確認されたら、ストリッパープレ
ート1をさらに押し下げて所定の打ち抜き加工を行う。
若し、導通がしていない場合には、プレス動作を直ちに
停止させる。この停止動作を自動化するのは容易であ
る。
【0014】以上のようにして打ち抜き加工を終了した
後、ストリッパープレート1を上昇させることにより、
これに付随してピン3が上昇するので、スライド部材4
の横方向の押し付け力が解除される。この時、基準面設
定部材7は圧縮状態の基準面用バネ9にて押され、スト
ッパー8から積極的に離間する。これにより、一連の動
作を全て終了する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したような本発明に係る金型で
の材料位置決め方法によれば、打ち抜きに供する材料が
プレス金型の基準面に確実に接触したことを確認し、そ
うでない場合にはプレスを停止させることを可能にする
プレス金型での材料位置決め方法を提供するという所期
の目的を達成することができる。
【0016】加えて、打ち抜き材料がプレス金型内で確
実に位置決めされるため製品不良を防止でき、また、金
型組み立て時に材料と基準面の接触を確認できるので、
バネの調整を確実に行うことができ、金型調整時間の短
縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にして、材料をセットした後の
基準面押し付け状況を示す説明図。
【図2】従来例にして、材料をセットした後の基準面押
し付け状況を示す説明図。
【符号の説明】
1 ストッパープレート 2 バネ 3 ピン 4 スライド部材 5 ダイプレート 6 材料 7 基準面設定部材 8 ストッパー 9 基準面用バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイプレート上で対峙する基準面設定部材
    とスライド部材との間に打ち抜き材料をセットする一
    方、ストリッパープレートに設けられたピンでスライド
    部材を押し、この時のスライド部材の移動により材料を
    基準面設定部材へ押し付ける設備に対して、当該基準面
    設定部材を導電性としてスライド部材のスライド方向に
    沿ってスライド可能にするとともに、同基準面設定部材
    の側面に導電性のストッパーを設け、このストッパーと
    材料との間に微小電圧を加え、基準面設定部材の基準面
    に材料が接触したか否かを電気的導通の有無で確認す
    る、プレス金型での材料位置決め方法。
  2. 【請求項2】ストッパーには、基準面設定部材を受ける
    面側に基準面用バネを設けることにより、基準面設定部
    材をストッパーから離間させるよう弾性付勢する、請求
    項1記載のプレス金型での材料位置決め方法。
  3. 【請求項3】ストッパーは、基準面設定部材の外側に設
    ける、請求項1又は2記載のプレス金型での材料位置決
    め方法。
JP28338495A 1995-10-31 1995-10-31 プレス金型での材料位置決め方法 Pending JPH09122771A (ja)

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JP28338495A JPH09122771A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 プレス金型での材料位置決め方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110557A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Kanto Auto Works Ltd ワーク位置決め装置
CN106513498A (zh) * 2016-12-08 2017-03-22 芜湖市夯福机械模具有限公司 一种连续冲孔模具
CN110695207A (zh) * 2019-09-27 2020-01-17 佛山科学技术学院 一种冲孔与折弯一体的治具和加工设备

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110557A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Kanto Auto Works Ltd ワーク位置決め装置
CN106513498A (zh) * 2016-12-08 2017-03-22 芜湖市夯福机械模具有限公司 一种连续冲孔模具
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