JPH09122671A - 濁色度計及び紫外線吸光光度計を用いた濾過池洗浄制御装置 - Google Patents
濁色度計及び紫外線吸光光度計を用いた濾過池洗浄制御装置Info
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Abstract
確且つ系統的な洗浄操作を行うことができる洗浄制御装
置の提供を目的とする。 【構成】 洗浄水を濾過池11中の濾床14表面に吹付
ける表面洗浄系の管路と、洗浄水を濾床底部から送り込
んで洗浄する逆流洗浄系の管路と、洗浄水の排水路とを
具備して成る構成において、未濾過水の流入管16と洗
浄水が貯留された水槽12及び洗浄水の排水管18にそ
れぞれ濁色度計24と紫外線吸光光度計25を配備し、
これらの計測値に基づいて濾床1に供給する表面洗浄水
と逆流逆洗浄水の流量と時間、及び表面洗浄と逆流洗浄
のオーバラップ時間を最適化するコントローラ27を具
備した濾過池洗浄制御装置を提供する。
Description
場の濾過池の洗浄操作を実施する際の洗浄状態を判断し
て、濾床の洗浄条件を最適にコントロールする洗浄制御
装置に関するものである。
とか除マンガン用の接触濾過池とか急速濾過池、又は高
度浄水処理におけるオゾン・活性炭処理用の粒状活性炭
吸着池、更には下水高度処理水用の砂濾過池等が用いら
れているが、急速濾過池とか下水用砂濾過池は、濾過材
への吸着と濾過層での篩分けによる濁質除去作用を、粒
状活性炭吸着池は処理対象物質の吸着除去を、又、除鉄
とか除マンガン用の接触濾過池はマンガン砂による接触
酸化濾過が行われている。
ことによって濾過能力が低下するため、定期的に洗浄を
実施して濾過能力を回復させる必要がある。標準的な洗
浄方法には、表面洗浄とか空気洗浄及び逆流洗浄等を組
み合わせて濾層内のごみ等を洗浄水とか気泡によって追
い出す洗浄方法が知られている。
過池1内の収納した濾床2の表面上10cm程度の位置
に表洗管3を配置して、ポンプ5を駆動して濾過水処理
水槽6から得られる洗浄水を表洗管3からシャワー状の
水流として吹き付けて濾床2の内表面を膨張させ、ごみ
等が出やすくする方法であり、空気洗浄とは同図の濾床
2底部からブロワ4を利用して空気を吹き込み、気泡の
剪断力を利用して濾床2に付着したごみを水中に追い出
す方法である。逆流洗浄とはポンプ7を駆動して濾過後
の処理水槽6から得られる洗浄水を濾床2底部から送り
込んで洗浄する方法である。8はオーバーフローした洗
浄排水、9は原水である。
浄を組み合わせた洗浄操作が実施されており、例えば濾
床2表面の濁質を水流による剪断力で破壊し、次に濾床
2が流動状態になるまで逆流洗浄速度を高め、濾過材相
互の衝突摩擦とか水流による剪断力で付着した濁質を剥
離して排出させている。又、空気洗浄と逆流洗浄とを組
み合わせた方法もあり、上昇する気泡の微振動によって
付着した濁質を剥離している。
な洗浄効果が得られることを基準として決定され、これ
らのパラメータのいずれか一つでも過小であると洗浄効
果は不十分となり、逆に過大の場合には経済的な損失を
招来することになる。これらのパラメータは原水の水質
とか水温,前処理の程度等により経験的に設定されてい
るのが実状である。
浄制御方法は制御因子がきわめて多く、実態に則して系
統的な洗浄操作を実施することが困難であって、多くは
作業者の経験に基づいた操作を実施しているのが実状で
ある。例えば前記表面洗浄とか空気洗浄及び逆流洗浄の
組み合わせ方法はきわめて多く、且つ洗浄のための設定
時間も無数に存在する。従って洗浄操作のパラメータで
ある洗浄時間とか洗浄方法を最適に決定することは困難
である。
濾過池へ流れ込む流入水の水質が変動することも多いの
で、水温による粘性の変化とか剪断力が変わることがあ
り、濾床の表面だけが汚れているか、もしくは濾床の内
部まで汚れているかによっても洗浄条件は異なる。
確認することができず、この洗浄効果を濁度計とか濃度
計等で確認する場合には、洗浄初期に高濃度の汚れが流
出し、濁度計もしくは濃度計がスケールオーバーになっ
たり、濁度計のセル部が汚れやすくなって以降の測定精
度が低下するという難点がある。
浄を制御する因子として濁色度計と紫外線吸光光度計を
採用したことにより、特に逆流洗浄の最適化を実施して
実態に則して系統的な洗浄操作を実施し、且つ洗浄の状
況をオンラインで眷属的に把握することができる濾過池
洗浄制御装置を提供することを目的とするものである。
成するために、洗浄水を濾過池中の濾床表面に吹付ける
表面洗浄系の管路と、該洗浄水を濾床底部から送り込ん
で洗浄する逆流洗浄系の管路と、洗浄水の排水路とを具
備して成る濾過池洗浄装置において、上記濾過池に流入
する未濾過水の流入管と洗浄水が貯留された水槽及び洗
浄水の排水管にそれぞれ濁色度計と紫外線吸光光度計を
配備し、これら濁色度計と紫外線吸光光度計によって測
定された計測値に基づいて、濾床に供給する表面洗浄水
と逆流逆洗浄水の流量と時間、及び表面洗浄と逆流洗浄
のオーバラップ時間を最適化するコントローラを具備し
てなる濁色度計及び紫外線吸光光度計を用いた濾過池洗
浄制御装置を提供する。
から得られる洗浄水が表面洗浄系の管路を介して濾床の
内表面に吹付けられ、次に逆流洗浄系の管路を介して洗
浄水が濾床底部から送り込まれて該濾床の洗浄が行われ
る。このような洗浄操作時において、未濾過水と洗浄水
及び洗浄水の排水管に配備された濁色度計と紫外線吸光
光度計の計測値に基づくコントローラの制御出力によ
り、濾床に供給される逆洗浄水の流量とか表面洗浄と逆
流洗浄のオーバラップ時間等が最適化されて、濾床表面
の濁質が表面洗浄水流による剪断力で破壊されるととも
に逆流洗浄によって濾床が流動状態となって濾過材相互
の衝突摩擦とか水流による剪断力で付着した濁質が剥離
され、排水管を経由して排出される。
び紫外線吸光光度計(以下UV計と略称する)を用いた
濾過池洗浄制御装置の具体的な実施例を、前記従来の構
成部分と同一の構成部分に同一の符号を付して詳述す
る。
時に濁色度計とUV計を用いたオンラインシステムで洗
浄状態を判断して、洗浄操作のパラメータを最適化する
ことが特徴となっている。上記のパラメータとしては未
濾過水の水質(濁度,色度,UV値)、濾過水の水質
(同じく濁度,色度,UV値)、濾過流量Q、濾過継続
時間△Tがあり、これらを用いて表面洗浄時間△t1,
表面洗浄と逆流洗浄のオーバラップ時間△t3,逆流洗
浄時の流量qを決定する。更に洗浄排水の水質(濁度,
色度,UV値)と洗浄用水の水質(同じく濁度,色度,
UV値)を用いて逆流洗浄終了時を制御する。洗浄を開
始する時期は、濾過池の損失水頭が上限に達した時、
もしくは濾過水の水質(濁度,色度,UV値)が基準
値の上限に達した時とする。
池洗浄(表面洗浄+逆流洗浄)に適用した例を全体的に
示す概要図であり、先ず構成を説明すると、図中の11
は急速濾過池、12は濾過水槽(浄水池)であり、急速
濾過池11内には濾床14が収納され、この濾床14の
上面に表洗管3が配置されている。15は集水装置であ
る。16はバルブV1を介して設けた未濾過水の流入
管、17は排水管であり、この排出管17はバルブV2
を介して濾過水槽12に接続されている。後述するよう
に濾過水槽12に貯留されて水は濾床14の洗浄水とし
て使用される。
ブV3を介して前記表洗管3に洗浄水を供給する。20
は逆流洗浄用のポンプであり、このポンプ20は流量計
21,開度調整バルブ22,バルブV4に連結され、且
つ連結点Cで排水管17に接続されていて、急速濾過池
11の集水装置15内に逆流洗浄用の洗浄水が流入可能
となっている。23は洗浄水の排水路、18は洗浄水の
排水管であって、この排水管18にバルブV5が取り付
けられている。
及び濾過水槽12にはそれぞれ濁色度計24と、UV計
25とが配備されている。又、濾過水槽12には温度計
26が配備されている。
り、該コントローラ27に各濁色度計24とUV計2
5、流量計21及び温度計26の各計測値が入力され、
該コントローラ27の制御出力30によって逆流洗浄用
の開度調整バルブ22の開度がコントロールされる。
を以下に説明する。基本的な操作としては濾過水槽12
から得られる洗浄水を表面洗浄用のポンプ19とバルブ
V3を介して表洗管3からシャワー状の水流として吹き
付けて濾床14の内表面を膨張させ、ごみ等が出やすく
してから次に逆流洗浄用のポンプ20を起動して、洗浄
水を流量計21及び開度調整バルブ22から排水管17
を介して急速濾過池11の底部に送り込んで洗浄を行
い、洗浄水は排水路23から排水管18を介して排出す
る。逆流洗浄時には当然バルブV2,V4は閉じた状態と
する。
表面洗浄水流による剪断力で破壊し、次に逆流洗浄によ
って濾床14が流動状態となって濾過材相互の衝突摩擦
とか水流による剪断力で付着した濁質が剥離され、排水
路23及び排水管18を経由して排出される。
る。先ず制御因子とその記号の説明を行う。
V値) Cwi:洗浄用水の水質(濁度,色度,UV値) Cwo:洗浄排水の水質(濁度,色度,UV値) Cwset:洗浄排水の洗浄終了時設定水質(濁度,色
度,UV値) h:濾過池の損失水頭 hset:濾過池損失水頭の閾(しきい)値 Q:濾過水量 q:逆流洗浄流量 △T:濾過継続時間(△T=T2−T1) △t1:表面洗浄時間 △t2:逆流洗浄時間 △t3:表面洗浄と逆流洗浄のオーバラップ時間 制御の実際は以下の通りである。洗浄開始信号により未
濾過水の水質Ci,濾過水量Q,濾過継続時間△Tを用
いて、今回(n回目とする)の濾過池への水質指標の積
算負荷量△Cin(n)を先ず算出する。
継続時間△Tを用いて今回の濾過での水質指標の積算漏
出量△Cout(n)を算出する。更に今回の濾過による
水質指標の積算除去量△C(n)=△Cin(n)−△C
out(n)を算出する。
る。この△Csetは良好な濾過が行われているときの水
質指標の積算除去量設定値を表す。このeの値が大きい
ほど濾過状況が不良、つまり洗浄が十分でないことが分
かる。このeを用いて△t1,△t3,qの各洗浄パラ
メータを決定する。
に設定され、水温の関数である。即ち、q′=f(tem
p)。
(膨張率20〜30%の場合)の相関を示しており、こ
の膨張率を20〜30%に保つためには水温によって洗
浄水の流量を変えなければならないことが分かる。
施し、逆流洗浄開始後は洗浄排水の水質Cwoを濁色度
計24とUV計25によりモニタリングし、Cwoが洗
浄排水の洗浄終了時設定水質Cwsetに達した時点で逆
流洗浄を終了する。但し逆流洗浄時間には上限値を設け
る。
と損失水頭との変動パターンであって、洗浄工程S1,
S2,S3に伴う未濾過水の水質Ci、濾過水の水質閾値
Cset及び濾過池損失水頭の閾値hsetの関係を示してい
る。△Tは濾過継続時間、領域△C(n)は積算除去量
(=△Cin(n)−△Cout(n))である。
ーンを示しており、時刻tで洗浄開始信号が入力され、
t0で設定された時間だけ表面洗浄が開始される。そし
てt2で設定された時間だけ逆流洗浄が開始され、同時
にXで記したように洗浄排水水質の測定が開始される。
時刻t1で表面洗浄が終了し、時刻t4で逆流洗浄が終了
する。t5は設定された逆流洗浄時間の上限値である。
Casetは表面洗浄終了時の水質設定値であり、Cwset
は洗浄排水の洗浄終了時の水質設定値である。
(秒)と実測した紫外線吸光度(UV値)の相関を示し
ている。以下に具体的な実施例を説明する。
流洗浄)制御 浄水場の急速濾過池の中には未濾過水に塩素を添加し、
濾過材にマンガン砂を用い、これによってマンガン除去
を期待した濾過池がある。このような急速濾過池の洗浄
排水中には、鉄とかマンガンが含まれているため、茶褐
色を呈しており、洗浄が進行するにつれて洗浄排水の着
色が徐々に消えてゆくことが観察される。従って未濾過
水と濾過水との水質指標として濁度を採用するとともに
洗浄排水の水質指標としてのCwoに色度を採用するこ
とができる。
(空気洗浄+逆流洗浄)制御 上記実施例1における表面洗浄に代えて空気洗浄を用い
た例である。
の洗浄制御 粒状活性炭(通常GACと略称)吸着池は処理対象物質
の吸着除去を目的としており、特にGACに生物が付着
した生物活性炭(通常BACと略称)の場合には、生物
による分解作用も期待できる。処理対象物質は主として
臭気物質、トリハロメタン及びトリハロメタン前駆物
質、色度、陰イオン界面活性剤等の有機物質である。そ
のため、濾過池の洗浄制御には有機物の指標であるUV
値を用いる。更に未濾過水と濾過水の水質指標として濁
度、UV値を用い、洗浄排水水質指標Cwoに濁度、U
V値を用いる。
池の洗浄制御 この例は除マンガンを目的とする急速濾過池の洗浄排水
と同様に鉄,マンガンを含むため、排水が茶褐色を呈し
ている。洗浄が進むにつれて洗浄排水の着色が消えてゆ
くが、このような場合にも未濾過水及び濾過水の指標と
して濁度を採用し、洗浄排水水質指標Cwoに色度を用
いる。
過池の洗浄制御 下水処理場の砂濾過設備は処理水の再利用を前提として
おり、主としてss(浮遊物質)成分の除去を目的とし
ている。このような場合には未濾過水、濾過水、洗浄排
水の水質指標に濁度を用いる。
度、高UV値を示す。そのため、洗浄排水用の水質測定
器は高濃度に耐え得る仕様が必要である。上記の各実施
例で用いる洗浄排水用のUV計、濁色度計は光学的な測
定器であるため、測定の遅れなしに連続測定が可能であ
る。
て、ワイパ洗浄、薬液洗浄機能付きの計測器を用いたこ
とにより、特に洗浄排水の高濁色度とUVによるセルの
汚れ除去にも効果があるワイパ洗浄及び薬液(塩酸2〜
5%)洗浄機能の同時洗浄を用いることも有効である。
じて表面洗浄並びに逆流洗浄流量の最適化を行う。洗浄
開始信号は濾過池の損失水頭である水位が上限に達した
時か、又は濾過水の水質を紫外線吸光度測定手段で測定
して、UV信号が上限に達した時の何れか早い方を採用
する。
れば濾過池の濾床洗浄操作時に、洗浄水が表面洗浄系の
管路を介して濾床の内表面に吹付けられ、次に逆流洗浄
系の管路を介して洗浄水が濾床底部から送り込まれて該
濾床の洗浄が行われ、濾床表面の濁質が表面洗浄水流に
よる剪断力で破壊されるとともに逆流洗浄によって濾床
が流動状態となって濾過材相互の衝突摩擦とか水流によ
る剪断力で付着した濁質が剥離され、排水管を経由して
排出することができる。
と洗浄水及び洗浄水の排水管に配備された濁色度計と紫
外線吸光光度計の計測値に基づくコントローラの制御出
力により、濾床に供給される逆洗浄水の流量とか表面洗
浄と逆流洗浄のオーバラップ時間等が最適化されて、実
態に則して系統的な洗浄操作を実施することが可能とな
り、洗浄操作のパラメータである洗浄時間とか洗浄方法
が最適に選択されて、単に作業者の経験に基づいた操作
と比較して洗浄効果を挙げることができる。又、オンラ
インシステムで洗浄状態を判断することが可能であるた
め、洗浄効果をリアルタイムで確認することができる。
することで高濃度から低濃度までの広い範囲の汚れに対
応可能であり、洗浄の頻度を低減させて濾過継続時間の
長期化を可能とし、且つ洗浄水としての濾過水の使用量
を減少するとともに洗浄時間の短縮をはかることができ
る。更に四季を通しての水温の変化とか濾過池へ流れ込
む流入水の水質が変動して粘性の変化とか剪断力が変わ
っても対処可能であり、且つ濾床の汚れの程度に応じて
洗浄条件を変えることも可能となる。
(濾過装置を含む)の洗浄を制御する因子として濁色度
計と紫外線吸光光度計を採用したことにより、実態に則
して系統的な洗浄操作を行うことができる濾過池洗浄制
御装置を提供する。
実施例を全体的に示す概要図。
フ。
との変動パターンを示すグラフ。
フ。
関を示すグラフ。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】 洗浄水を濾過池中の濾床表面に吹付ける
表面洗浄系の管路と、該洗浄水を濾床底部から送り込ん
で洗浄する逆流洗浄系の管路と、洗浄水の排水路とを具
備して成る濾過池洗浄装置において、 上記濾過池に流入する未濾過水の流入管と洗浄水が貯留
された水槽及び洗浄水の排水管にそれぞれ濁色度計と紫
外線吸光光度計を配備し、これら濁色度計と紫外線吸光
光度計によって測定された計測値に基づいて、濾床に供
給する表面洗浄水と逆流逆洗浄水の流量と時間、及び表
面洗浄と逆流洗浄のオーバラップ時間を最適化するコン
トローラを具備してなることを特徴とする濁色度計及び
紫外線吸光光度計を用いた濾過池洗浄制御装置。 - 【請求項2】 上記洗浄水が貯留された水槽に温度計を
配備して、この温度計の計測値に基づいて濾床の膨張率
を20〜30%に保つように洗浄水の流量を調整するよ
うにした請求項1記載の濁色度計及び紫外線吸光光度計
を用いた濾過池洗浄制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28278995A JP3430744B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 濁色度計及び紫外線吸光光度計を用いた濾過池洗浄制御装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP28278995A JP3430744B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 濁色度計及び紫外線吸光光度計を用いた濾過池洗浄制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09122671A true JPH09122671A (ja) | 1997-05-13 |
JP3430744B2 JP3430744B2 (ja) | 2003-07-28 |
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Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-10-31 JP JP28278995A patent/JP3430744B2/ja not_active Expired - Fee Related
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