JP3371767B2 - 膜脱気装置の運転方法及び膜脱気装置 - Google Patents

膜脱気装置の運転方法及び膜脱気装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理液中の溶存
気体を除去する膜脱気装置の運転方法及び膜脱気装置に
係り、特に、膜脱気装置の気体透過膜の膜面を効果的に
洗浄して膜性能を回復させることができる膜脱気装置の
運転方法及び膜脱気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液体中に溶存している酸素は、その酸化
力によって種々の障害を惹起する。例えば、液体が飲料
の場合には、風味の劣化や変色等の品質低下の原因とな
る。また、液体がビル配管内の水の場合には、配管材料
である鋼材を腐食させて赤水の原因となる。更に、液体
がボイラ給水の場合には、ボイラ内及び蒸気ラインの腐
食の原因となる。
【0003】このような障害を防止するために、液体中
の酸素を除去することが行われている。
【0004】従来、液体中の酸素を除去する方法として
は、真空脱気法、曝気法(ガス置換法)、薬品による化
学的方法、加熱脱気法等があるが、近年では膜脱気法が
多く採用されている。
【0005】膜脱気法は真空脱気法の一種であって、液
体を通さず気体のみを透過させる気体透過膜を用い、こ
の膜の一方の側(液相側)に被処理液を供給し、他方の
側(気相側)を減圧することにより、被処理液中の溶存
酸素を気相側に透過させて除去する。この場合、被処理
液中に窒素などの酸素以外の気体を吹き込んで、該液中
の酸素分圧を下げて酸素の除去効果を上げる方法や、気
相側に窒素などの酸素以外の気体を流して気相側の酸素
分圧を下げて酸素除去効果を高める方法も知られてい
る。
【0006】従来、膜脱気装置に用いられる気体透過膜
は、単位容積当りの透過面積を大きく確保することがで
きるように管状、中空糸状又はスパイラル状の膜モジュ
ールとされている。そして、このような膜モジュールの
膜面に対して平行に被処理液を流通させるクロスフロー
方式を採用することにより、膜面の目詰りを抑制し、膜
性能を安定に維持すると共に、膜寿命の延長を図ってい
る。
【0007】しかし、このようにクロスフロー方式を採
用していても、長期の使用により膜の目詰りが生じ、膜
性能が低下してくる。即ち、被処理液中に含まれている
塵埃、腐食生成物等の微粒子が膜面に汚れとして次第に
堆積してゆき、膜の気体透過性能を阻害する。この膜性
能の低下速度は被処理液の水質や膜脱気装置の特性によ
って一様ではないが、例えば、水道水を膜脱気する場
合、2ケ月の処理で処理水量は20%程度減少する。そ
こで、処理水量が運転開始時の80%以下に低下する前
に、膜脱気装置の運転を停止して膜面に付着した塵埃等
の汚れを除去し、膜性能を回復させる操作を行い、その
後、運転を再開するという方法が採用されている。
【0008】従来、膜脱気装置の運転を停止して膜性能
を回復させる方法として、後述の比較例2に示す如く、
液相側に洗浄水等の液体を流通させながら、気相側に加
圧空気を導入する方法が提案されている。
【0009】また、後述の比較例1に示す如く、膜モジ
ュール内の被処理液の流通方向を順流から逆流に切り換
えて膜面の汚れを除去する方法も提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、膜脱気
装置の運転を停止して液相側に洗浄水、気相側に加圧空
気を導入して膜面の汚れを除去する方法では、汚れ除去
効果は大きいものの、別途、加圧空気の導入手段を必要
とするという問題点がある。
【0011】また、被処理液の流通方向を切り換える方
法では、汚れ除去効果が小さく、処理水量を十分に回復
させることができない。
【0012】本発明は上記従来の問題点を解決し、加圧
空気導入手段等の特別な設備を必要とすることなく、効
果的に膜面の汚れを除去することができる膜脱気装置及
びその運転方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の膜脱気装置の運
転方法は、膜モジュール内の気体透過膜の一方の側を液
相側として被処理液を流通させ、他方の側を気相側とし
て減圧することにより、該被処理液中の溶存気体を気相
側に透過させて除去する膜脱気装置の運転方法におい
て、該気体透過膜の膜面を洗浄するに際し、膜モジュー
ル内への被処理液の供給を停止し、膜モジュール内の
液相側の液を大気開放して排出すると同時に該膜モジュ
ール内の液相側に大気を導入し、その後、被処理液を該
液相側に流通させて該膜面を洗浄することを特徴とす
る。
【0014】本発明の膜脱気装置は、気体透過膜により
内部が液相側と気相側とに仕切られた膜モジュールと、
該膜モジュール内の気相側を減圧する減圧手段と、該膜
モジュール内の液相側に被処理液を流通させる手段とを
備えてなる膜脱気装置において、該膜モジュール内の液
相側を大気に連通させて該液相側から液を排出すると
に、該液相側に大気を導入する手段を設けたことを特
徴とするものである。
【0015】かかる本発明の通り、膜モジュール内の液
相側を大気で置換してから、被処理液を流通させること
により、気体透過膜の膜面上で液流の乱れが生じ、この
乱流で膜面に付着した汚れを効果的に除去することがで
きる。
【0016】本発明による膜面の洗浄は、加圧空気導入
手段等の特別な設備が不要で、バルブ操作で容易に実施
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0018】図1,2は本発明の膜脱気装置の実施の形
態を示す系統図であり、図1,2において、1は送液ポ
ンプ、2は保安フィルター、3は気体透過膜3Aを備え
る膜モジュール、4は真空ポンプである。
【0019】図1,2に示す膜脱気装置は、図1に示す
膜脱気装置が開閉弁(電磁弁又は電動弁)V1 ,V3
2 ,V4 を用いているのに対し、図2に示す膜脱気装
置が三方弁VA ,VB を用いた点が異なるのみで、膜脱
気処理及び膜洗浄の運転操作及び原理は同等である。
【0020】以下においては、図1の膜脱気装置におけ
る運転方法について説明するが、図2の膜脱気装置にお
いても全く同様に運転が行われる。
【0021】なお、図1,2の膜脱気装置において、導
入口が下部に位置し、排出口が上部に位置するように、
膜モジュール3は縦置きとされているが、横置きとされ
ていても良い。ただし、膜の洗浄効果の面からは、縦置
きとするのが好ましい。
【0022】図1の膜脱気装置において、膜脱気処理時
には、弁V1 ,V2 を開,弁V3 ,V4 を閉とし、送液
ポンプ1及び真空ポンプ4を作動させて、被処理液(原
水)を膜モジュール3の液相側3aに流入させて気相側
3bから膜透過気体を除去して脱気処理し、処理水を系
外へ排出する。
【0023】膜の洗浄に当っては、送液ポンプ1及び真
空ポンプ4を停止すると共に、弁V1 ,V2 を閉め、弁
3 ,V4 を開く。これにより、弁V4 側より空気が系
内に入り込み、系内の液の大部分は弁V3 側より系外へ
排出される。
【0024】液の排出後、弁V3 を閉め、弁V1 を開
け、送液ポンプ1を作動させて原水を膜モジュール3の
液相側3aを経て弁V4 側より系外へ排出する。
【0025】これにより、膜モジュール3の液相側3a
の気体透過膜3Aの膜面に、気液混合の乱流が生じ、こ
の液の乱れにより膜面の汚れが除去される。
【0026】この洗浄時の液の送液速度は、膜脱気処理
時と同等で良いが、膜脱気処理時よりも送液速度を高め
て洗浄効果を上げることにより洗浄時間を短縮すること
もできる。
【0027】この実施の形態における洗浄操作は、基本
的には、被処理液の送液及び減圧を停止した後、 膜モジュール内の液の排出及び液相側への気体の導
入 液相側への被処理液の流通 の2工程を経るものであるが、上記の被処理液の流通
を長時間継続して行うよりも、及びの工程を繰り返
し行う方が高い洗浄効果を得ることができる。
【0028】一般的には、の液排出及び気体導入後、
の被処理液の流通で、膜脱気装置の保有水の2〜5
倍、例えば3倍程度の被処理液を流通させた後、再び液
の排出及び気体導入を行い、次いで被処理液の流通を行
い、及びの工程を2〜10回程度繰り返すのが好ま
しい。このような繰り返し洗浄を行うことにより、膜面
の汚れを効率的に除去して洗浄時間を短縮することがで
きる。
【0029】洗浄工程の終了時期は、洗浄時の排出液の
外観から判断することができる。通常は排出液中に着色
物や濁りが認められなくなったら、洗浄を終了する。
【0030】洗浄終了後は、弁V1 ,V2 を開、弁
3 ,V4 を閉とし、送液ポンプ1及び真空ポンプ4を
作動させて膜脱気処理を再開する。
【0031】このような洗浄処理は、膜脱気処理を継続
することにより、処理水量(通液量)の減少又は処理水
中の被処理気体濃度の上昇等により、膜面の汚れの進行
が予測されたときに実施する。この洗浄開始時期の判断
基準には特に制限はないが、通常の場合、処理水量が運
転開始時よりも20%程度低下した時点、或いは、処理
水中の被処理気体濃度が運転開始時よりも20%程度上
昇した時点とされる。
【0032】もちろん、洗浄処理は、このように膜面の
汚れによる処理水量の低下や処理水中の被処理気体濃度
の上昇等の現象が顕著に現れる前に行っても良い。例え
ば、膜脱気装置の運転経験に基いて、1日に1回という
ように一定期間毎に洗浄を行って、膜面の汚れ付着を長
期間防止し、膜面の汚れによる処理水量の低下や被処理
気体濃度の上昇を未然に防ぐこともできる。
【0033】膜脱気処理から洗浄操作への切り換え、及
び、洗浄操作から膜脱気処理への切り換えは、自動制御
により行うことも、手動にて行うこともできる。
【0034】なお、図1,2に示す膜脱気装置は、本発
明の膜脱気装置の実施の形態の一例を示すものであっ
て、本発明はその要旨を超えない限り、何ら図示のもの
に限定されるものではない。例えば、気体の導入経路や
液の排出経路は、膜モジュールに直接接続することもで
きる。また、膜面洗浄時に流通させる液は被処理液以外
の液であっても良い。
【0035】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明する。
【0036】実施例1 図1に示す膜脱気装置により、膜脱気処理及び洗浄処理
を行った。
【0037】気体透過膜3Aとしては、ポリプロピレン
製中空糸膜を用い、この気体透過膜3Aを内径4イン
チ,長さ28インチの外部貫流型管に装着したモジュー
ル4本を縦置きにして膜脱気装置を組み立てた。
【0038】厚木市水を原水として膜脱気処理を行い、
3ケ月の連続運転で処理水量が運転初期の20m3 /h
rから15m3 /hrに低下した時点で、洗浄処理を行
った。
【0039】まず、弁V1 ,V2 を閉,弁V3 ,V4
開とし、送液ポンプ1及び真空ポンプ4を停止して、空
気を系内に導入すると共に、系内の液を排出させた。そ
の後、弁V1 を開,弁V3 を閉とし、送液ポンプ1によ
り、原水を15m3 /hrの流速で1分間流通させた
(1回の流量250L)。この空気導入及び液排出
と、原水の流通の操作を10回繰り返した(1回当り
の操作の所要時間は約5分)。
【0040】この洗浄操作で膜面から除去した汚れの量
を、除去された鉄分の量を下記方法により求めることに
より調べた。
【0041】即ち、各洗浄回で排出される洗浄排水25
0Lを、各々500Lのタンクに受け、これをよく撹拌
して各々200mLを採取し、これらを混合した合計2
Lの試料水について鉄分(Fe)濃度M(mg/L)を
測定した。全洗浄排水量は2500L(250×10)
であるので、洗浄により除去された鉄分量は、下記式に
より算出される。 除去された鉄分量(g)=M(mg/L)×2500×10-3 =M×2.5 この結果、除去された鉄分量は4.1gであった。
【0042】また、上記洗浄後、膜脱気処理を再開した
とろ、処理水量は、洗浄前の15m3 /hrから20m
3 /hrに回復した。
【0043】比較例1図3に示す膜脱気装置により、膜
脱気処理及び洗浄処理を行った。
【0044】図3において、符号1,2,3,3A,3
a,3b,4は、各々図1に示すものと同一である。V
C ,VD は三方弁、V5 は開閉弁である。
【0045】膜脱気処理時には、原水(厚木市水)をA
の経路で流し、実施例1と同様に処理を行った。
【0046】実施例1と同様に処理水量の低下が認めら
れた時点で三方弁VC ,VD を切り換えると共に開閉弁
5 を開き、原水を膜脱気処理時とは逆方向にBの経路
で1時間流し、開閉弁V3 を経て排出した。このときの
通水流速は15m3 /hrとした。
【0047】この洗浄操作で膜面から除去した汚れの量
を、除去された鉄分の量を下記方法により求めることに
より調べた。
【0048】即ち、洗浄排水を500Lタンクに受け、
オーバーフローさせながら、タンク満水時及びその後約
10分毎に5回、計6回、1回につき200mLを採水
し、これらを混合した合計1.2Lの試料水について鉄
分(Fe)濃度M(mg/L)を測定した。全排水量は
15000L(15m3 /hr×1hr)であるので、
洗浄により除去された鉄分量は、下記式により算出され
る。 除去された鉄分量(g)=M(mg/L)×15000×10-3 =M×15 この結果、除去された鉄分量は0.22gであった。
【0049】また、上記洗浄後、膜脱気処理を再開した
とろ、処理水量は、洗浄前の15m3 /hrから16m
3 /hrにまでしか回復しなかった。
【0050】比較例2図4に示す膜脱気装置により、膜
脱気処理及び洗浄処理を行った。
【0051】図4において、符号1,2,3,3A,3
a,3b,4は、各々図1に示すものと同一である。5
はコンプレッサー、V6 ,V7 ,V8 は開閉弁である。
【0052】膜脱気処理時には、弁V6 ,V7 を閉、弁
8 を開として原水(厚木市水)を流し、実施例1と同
様に処理を行った。
【0053】実施例1と同様に処理水量の低下が認めら
れた時点で、弁V8 を閉、弁V6 ,V7 を開として、1
時間、原水を15m3 /hrで流通させると共に、気相
側にコンプレッサー5で空気を3kg/cm2 で圧入
(空気量1Nm3 /hr)し、開閉弁V7 を経て洗浄排
水を排出した。
【0054】この洗浄排水について、比較例1と同様に
して除去された鉄分量を求めたところ、除去された鉄分
量は3.20gであった。
【0055】また、上記洗浄後、膜脱気処理を再開した
ところ、処理水量は、洗浄前の15m3 /hrから18
3 /hrにまでしか回復しなかった。
【0056】上記実施例1及び比較例1,2の結果か
ら、本発明によれば、膜面の汚れを容易に除去し、従来
法よりも膜性能を効果的に回復させることができること
がわかる。
【0057】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の膜脱気装置
の運転方法及び膜脱気装置によれば、特別な設備を必要
とすることなく、気体透過膜を短時間で効率的に洗浄
し、膜面の汚れを除去して膜性能を回復させることがで
きる。従って、本発明によれば、長期に亘り安定に膜脱
気装置の連続運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の膜脱気装置の実施の形態の一例を示す
系統図である。
【図2】本発明の膜脱気装置の実施の形態の他の例を示
す系統図である。
【図3】比較例1で用いた膜脱気装置を示す系統図であ
る。
【図4】比較例2で用いた膜脱気装置を示す系統図であ
る。
【符号の説明】
1 送液ポンプ 2 保安フィルター 3 膜モジュール 3A 気体透過膜 4 真空ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 信行 香川県観音寺市八幡町三丁目4番15号 株式会社サムソン内 (56)参考文献 特開 平8−266807(JP,A) 特開 平3−32724(JP,A) 特開 平7−112185(JP,A) 特開 平7−275671(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 65/02 B01D 19/00 B01D 69/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膜モジュール内の気体透過膜の一方の側
    を液相側として被処理液を流通させ、他方の側を気相側
    として減圧することにより、該被処理液中の溶存気体を
    気相側に透過させて除去する膜脱気装置の運転方法にお
    いて、該気体透過膜の膜面を洗浄するに際し、 膜モジュール内への被処理液の供給を停止し、膜モジュ
    ール内の該液相側の液を大気開放して排出すると同時
    該液相側に大気を導入し、その後、被処理液を該液相側
    に流通させて該膜面を洗浄することを特徴とする膜脱気
    装置の運転方法。
  2. 【請求項2】 処理水量が運転開始時よりも20%低下
    した時点で洗浄を開始する請求項1に記載の膜脱気装置
    の運転方法。
  3. 【請求項3】 膜モジュールを縦置きとしたことを特徴
    とする請求項1又は2に記載の膜脱気装置の運転方法。
  4. 【請求項4】 気体透過膜により内部が液相側と気相側
    とに仕切られた膜モジュールと、該膜モジュール内の気
    相側を減圧する減圧手段と、該膜モジュール内の液相側
    に被処理液を流通させる手段とを備えてなる膜脱気装置
    において、 該膜モジュール内の液相側を大気に連通させて該液相側
    から液を排出すると同時に、該液相側に大気を導入する
    手段を設けたことを特徴とする膜脱気装置。
  5. 【請求項5】 処理水量が運転開始時よりも20%低下
    した時点で洗浄を開始するようにした請求項4に記載の
    膜脱気装置。
  6. 【請求項6】 膜モジュールを縦置きとしたことを特徴
    とする請求項4又は5に記載の膜脱気装置。
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