JPH09122613A - 超音波洗浄器 - Google Patents

超音波洗浄器

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JPH09122613A
JPH09122613A JP30389295A JP30389295A JPH09122613A JP H09122613 A JPH09122613 A JP H09122613A JP 30389295 A JP30389295 A JP 30389295A JP 30389295 A JP30389295 A JP 30389295A JP H09122613 A JPH09122613 A JP H09122613A
Authority
JP
Japan
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ultrasonic
water
cleaned
cover
water chamber
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30389295A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoaki Furukawa
豊秋 古川
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Priority to JP30389295A priority Critical patent/JPH09122613A/ja
Publication of JPH09122613A publication Critical patent/JPH09122613A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、自動車の外面などを水で洗浄する
際に、超音波を伴う水の作用で汚れを遊離させながら、
水の流れで汚れを流し去るようにしたものである。 【解決手段】 超音波振動子3および超音波ホーン4を
覆うカバー8と被洗浄体13との間の水室12aへ給水管10
を通じて給水する一方、超音波発生装置1の作動でラッ
パ状超音波ホーン4から被洗浄面の広い範囲に向けて超
音波を放射できるようになっており、被洗浄体13から遊
離した汚れは、カバー8の周縁部の柔軟な水室囲い6と
被洗浄面との隙間から洩れる水の流れと共に排出され
る。そしてこの洗浄器の操作は、ハンドル9を把持して
被洗浄面に沿い移動させながら行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の洗浄や塗
装物の表面の洗浄などに用いられる超音波洗浄器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】水を溜めたまま眼鏡の洗浄に超音波洗浄
器を用いている事例は従来からあるが、水を供給しつつ
広い面積の洗浄を行なえるようにした超音波洗浄器は見
当たらない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の超音波振動によ
る洗浄器では、その作動に伴い遊離した汚れを水で流し
去ることができないので、超音波で洗浄しても、いった
ん遊離した汚れがまた付着することがあり、効率のよい
超音波洗浄を行なえないという問題点がある。本発明
は、このような問題点の解消をはかろうとするもので、
超音波の発振部と被洗浄体との間に水の流れを生じさせ
て効率よく洗浄できるようにした超音波洗浄器を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、本発明の超音波洗浄器は、超音波発生装置に接続さ
れる超音波振動子と同振動子に連結されたラッパ状の超
音波ホーンとで構成される発振部と、同発振部と被洗浄
体との間を開放できるようにしながら同発振部の背面側
および周面側を覆うように設けられたカバーと、同カバ
ーと被洗浄体との間の水室へ接続される給水管とから構
成されたことを特徴としている。
【0005】上述のように超音波振動子と超音波ホーン
とからなる発振部が、被洗浄体との間を開放しうるカバ
ーで囲まれて、同カバーと被洗浄体との間の水室に給水
されると、上記発振部の作動に伴い上記ラッパ状の超音
波ホーンから広い範囲に放射される超音波を伴った水の
動きで被洗浄体の広い被洗浄面から遊離した汚れが、上
記水室から洩れ出る水流と共に流れ去るようになり、こ
れにより超音波洗浄が効率よく行なわれるようになる。
【0006】また本発明の超音波洗浄器は、上記超音波
振動子が上記給水管の外周に装着され、上記超音波ホー
ンが上記給水管の周りに軸対称に配設されたことを特徴
としている。これにより、この超音波洗浄器の構造がコ
ンパクトになり、十分に広い洗浄作用面を確保しながら
全体として小型化されるようになる。
【0007】さらに本発明の超音波洗浄器は、上記水室
の容積を増加させるように、上記カバーの周縁部に柔軟
性のある水室囲いが取り付けられたことを特徴としてい
る。このように上記カバーの周縁部に柔軟性のある水室
囲いが付設されると、使用時には被洗浄体の表面に上記
の柔軟な水室囲いが当接するので、被洗浄体に傷をつけ
ることが無く、しかも上記水室囲いにより水室の容積が
増すため超音波により遊離した汚れを流し去る作用が適
切に行なわれるようになる。
【0008】また本発明の超音波洗浄器は、上記カバー
にハンドルが装着されたことを特徴としている。これに
より使用時にはハンドルを把持して、この超音波洗浄器
を簡便に操作し、被洗浄体の表面に沿って移動させるこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面により、本発明の一実施
形態としての超音波洗浄器について説明すると、図1は
その縦断面図、図2はその作動状態を示す縦断面図であ
る。
【0010】図1および図2に示すように、超音波発生
装置1にコード2を介し接続される超音波振動子3と、
同振動子3に連結されたラッパ状の超音波ホーン4とで
発振部が構成されており、同発振部は、被洗浄体13との
間を開放できるようにしながら同発振部の背面側および
周面側を覆われるようにカバー8をそなえている。ま
た、カバー8と被洗浄体13との間の水室12aへ接続され
た給水管10が設けられていて、同給水管10の外周に超音
波振動子3が装着されている。そして、超音波ホーン4
は給水管10の周りに軸対称に配設されている。
【0011】さらに、水室12aの容積を増加させるよう
に、カバー8の周縁部にはゴム材等で形成された柔軟性
のある水室囲い6が取り付けられ、同水室囲い6は芯材
としてクッション材7を内蔵している。なお、超音波ホ
ーン4の被洗浄体13との対向面には、コーティング5が
施されている。また、カバー8にはハンドル9が装着さ
れている。
【0012】本実施形態の超音波洗浄器は上述のように
構成されているので、その使用時には、図2に示すよう
に、給水管10にホース11を接続し、同ホース11および給
水管10を通じて水室12aへ水12を供給しながら、超音波
発生装置1を作動させる操作が行なわれる。その際、作
業者はハンドル9を把持して被洗浄体13へ柔軟な水室囲
い6を押しつけるように操作する。これにより、ラッパ
状の超音波ホーン4から広い範囲に放射される超音波を
伴った水の動きで、被洗浄体の広い被洗浄面から汚れが
遊離するようになり、このようにして遊離した汚れは水
室12aから洩れ出る水流と共に流れ去るようになる。
【0013】上述のように、本実施形態の超音波洗浄器
では、カバー8の周縁部に柔軟性のある水室囲い6が付
設されるので、使用時には被洗浄体13の表面に柔軟な水
室囲い6が当接し、被洗浄体13に傷をつけることが無
く、しかも水室囲い6により水室12aの容積が増すため
超音波により遊離した汚れを流し去る作用が適切に行な
われるようになる。また、カバー8にハンドル9が装着
されているので、使用時にはハンドル9を把持して、こ
の超音波洗浄器を簡便に操作し、被洗浄体13の表面に沿
って移動させることができる。
【0014】さらに、この超音波洗浄器では、超音波振
動子3が給水管10の外周に装着され、超音波ホーン4が
給水管10の周りに軸対称に配設されているので、洗浄器
本体の構造がコンパクトになり、十分に広い洗浄作用面
を確保しながら全体として小型化されるようになる。そ
して、超音波ホーン4のみならず超音波振動子3もカバ
ー8で保護されるので、この洗浄器の耐久性の向上が期
待される。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の超音波洗
浄器によれば、次のような効果が得られる。 (1) 超音波振動子と超音波ホーンとからなる発振部が、
被洗浄体との間を開放しうるカバーで覆われて、同カバ
ーと被洗浄体との間の水室に給水される構成になってい
るので、上記発振部の作動に伴い上記ラッパ状の超音波
ホーンから広い範囲に放射される超音波を伴った水の動
きで被洗浄体の広い被洗浄面から汚れが遊離し、この汚
れが、上記水室から洩れ出る水流と共に流れ去るように
なって、これにより超音波洗浄が効率よく行なわれるよ
うになる。 (2) 上記カバーにより超音波ホーンのみならず、超音波
振動子も覆われて保護されるので、洗浄器の耐久性が向
上するようになる。 (3) 上記超音波振動子が上記給水管の外周に装着され、
上記超音波ホーンが上記給水管の周りに軸対称に配設さ
れていると、洗浄器の構造がコンパクトになり、十分に
広い洗浄作用面を確保しながら全体として小型化される
ようになる。 (4) 上記水室の容積を増加させるように、上記カバーの
周縁部に柔軟性のある水室囲いが取り付けられると、使
用時には被洗浄体の表面に上記の柔軟な水室囲いが当接
するので、被洗浄体に傷をつけることが無く、しかも上
記水室囲いにより水室の容積が増すため超音波により遊
離した汚れを流し去る作用が適切に行なわれるようにな
る。 (5) 上記カバーにハンドルが装着されていると、使用時
にはハンドルを把持して、この超音波洗浄器を簡便に操
作し、被洗浄体の表面に沿って移動させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての超音波洗浄器の縦
断面図である。
【図2】図1の超音波洗浄器の作動状態を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1 超音波発生装置 2 コード 3 超音波振動子 4 超音波ホーン 5 コーティング 6 水室囲い 7 クッション材 8 カバー 9 ハンドル 10 給水管 11 ホース 12 水 12a 水室 13 被洗浄体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波発生装置に接続される超音波振動
    子と同振動子に連結されたラッパ状の超音波ホーンとで
    構成される発振部と、同発振部と被洗浄体との間を開放
    できるようにしながら同発振部の背面側および周面側を
    覆うように設けられたカバーと、同カバーと被洗浄体と
    の間の水室へ接続される給水管とから構成されたことを
    特徴とする、超音波洗浄器。
  2. 【請求項2】 上記超音波振動子が上記給水管の外周に
    装着され、上記超音波ホーンが上記給水管の周りに軸対
    称に配設されたことを特徴とする、請求項1に記載の超
    音波洗浄器。
  3. 【請求項3】 上記水室の容積を増加させるように、上
    記カバーの周縁部に柔軟性のある水室囲いが取り付けら
    れたことを特徴とする、請求項1または2に記載の超音
    波洗浄器。
  4. 【請求項4】 上記カバーにハンドルが装着されたこと
    を特徴とする、請求項1〜3のいずれか1つに記載の超
    音波洗浄器。
JP30389295A 1995-10-27 1995-10-27 超音波洗浄器 Withdrawn JPH09122613A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000308788A (ja) * 1999-04-28 2000-11-07 Sharp Corp 部分洗い装置付き洗濯機
JP2002224005A (ja) * 2001-02-06 2002-08-13 Suzuki Motor Corp 超音波式清掃方法およびその装置
CN102303587A (zh) * 2011-09-03 2012-01-04 伊燕 超声波汽车油箱清洗刷
CN107512249A (zh) * 2017-08-15 2017-12-26 重庆速腾机械制造有限公司 汽车清洗装置
WO2020143418A1 (zh) * 2019-01-11 2020-07-16 夏绎 一种在超声波发射面与清洗物表面之间保持清洗水的结构

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030107