JPH09122352A - ゲーム装置 - Google Patents

ゲーム装置

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JPH09122352A
JPH09122352A JP9703496A JP9703496A JPH09122352A JP H09122352 A JPH09122352 A JP H09122352A JP 9703496 A JP9703496 A JP 9703496A JP 9703496 A JP9703496 A JP 9703496A JP H09122352 A JPH09122352 A JP H09122352A
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Shin Kurasawa
申 倉澤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 フィールド内を複数の走行体が独立に駆動さ
れ、コースに無関係に移動して実際のレース展開と略同
様の動きを可能とした競争ゲーム装置を提供する。 【解決手段】 模型体が走行する模型体走行面と、模型
体走行面の下方に配置された下方走行面と、模型体走行
面を介して磁力により結合して対応する模型体の走行を
誘導するように下方走行面上に配置された複数の走行体
50と、走行体50の走行を制御する走行制御手段101 とを
有し、模型体走行面及び下方走行面は、模型体及び走行
体50が走行コースを規制されることなく走行可能に構成
されており、走行体50はそれぞれに搭載され個別に走行
制御可能な駆動制御機構104 を有し、前記走行制御手段
101 は走行体のそれぞれに走行制御信号を送信して複数
の走行体50によって行われるレース展開を制御し、走行
体50のそれぞれは受信した走行制御信号に従って個別に
駆動制御機構104 を制御して下方走行面40を走行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、競馬、自動車レー
ス等のトラック上を競争するレースを模倣したゲーム装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、競馬、自動車レース等を模倣した
競争ゲーム装置は数多くあり、例えば、環状のトラック
上を自動車模型を走らせて到着順位を競う初期の例では
旋回する腕の先端に回転自在の複数個の模型を同心状に
取付け、前記旋回腕と前記複数個の模型とをそれぞれ回
転させるものがあったが、かかる形式の装置では自動車
模型の運動に規則性があるため興味が損なわれる欠点が
あった。
【0003】そこで、個々の自動車模型の動きを不規則
にし、順位の予想がつかないようにした例(特公昭52
−38781号公報)が提案されている。同例は案内手
段によって設定された一定の循環軌跡に沿って循環手段
が移動し、同循環手段には複数の移動模型が往復動自在
に設けられていて、各移動模型は別個に往復駆動させら
れるものである。
【0004】したがって各移動模型(実施例では自動車
模型)は循環軌跡に沿って循環移動する循環手段と共に
移動するとともに循環手段上をさらに往復動させられる
ことになり、競争順位は各移動模型を別個に駆動する駆
動手段の動きにより決定されるので規則性を与えず遊戯
者の予想のつかないレース展開が可能である。
【0005】
【解決しようとする課題】しかるに各移動模型は循環手
段上では一定の往復動をするものであるから循環軌跡は
常に一定である。すなわち、循環路の外側のコースに位
置する移動模型は常に外側のコースを回ることになり、
内側のコースに位置する移動模型は常に内側のコースを
移動することになる。
【0006】実際の自動車レース等の場合は、スタート
時には内側から外側まで各コースに一台ずつ自動車が配
列されるが、レースがはじまり、自動車がカーブにさし
かかると、できるだけ最短距離を走ろうとして各自動車
は内側のコースに移動してくる。
【0007】したがって、各自動車は決められたコース
を走るのではなくできるだけ内側の最短距離を走ろうと
するので、各自動者が集中し、略一列に並ぶようにな
る。実際のレースでは以上のようにレースが展開するの
で、単純にスピードを出せばよいのではなく、競争上の
駆け引きその他のテクニックが駆使され、レースをより
興味のあるものとしている。
【0008】しかし前記従来例の如く各移動模型がスタ
ートからゴールまで常に一定のコースを移動するもので
は上記の如き実際のレースとはかけ離れたものとなり臨
場感がうすれ、興味も半減したものとならざるを得な
い。
【0009】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的とする処は、フィールド内を複数の走行体が独
立に駆動され、コースに無関係に移動して実際のレース
展開と略同様の動きを可能とした競争ゲーム装置を供す
る点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するために、本発明は遊戯者が入賞模型体を予想
して投票を行い、投票終了後複数の模型体が順番を競っ
て走行するレースを実行し、レース結果及び投票に応じ
て遊戯者に配当を行うゲーム装置であって、模型体が走
行する模型体走行面と、模型体走行面の下方に配置され
た下方走行面と、模型体走行面を介して磁力により結合
して対応する模型体の走行を誘導するように下方走行面
上に配置された複数の走行体と、走行体の走行を制御す
る走行制御手段とを有し、前記模型体走行面及び下方走
行面は、模型体及び走行体が走行コースを規制されるこ
となく走行可能に構成されており、前記走行体はそれぞ
れに搭載され個別に走行制御可能な駆動制御機構を有
し、前記走行制御手段は走行体のそれぞれに走行制御信
号を送信して前記複数の走行体によって行われるレース
展開を制御し、前記走行体のそれぞれは受信した走行制
御信号に従って個別に駆動制御機構を制御して走行コー
スを規制されることなく下方走行面を走行することによ
り、前記模型体が走行コースに規制されることなく走行
するレース展開を実現するように構成されたゲーム装置
とした。
【0011】下方走行面を走行する走行体が、模型体走
行面を走行する模型体を磁力を介して追随させる。そし
て、駆動制御機構により走行する走行体は、走行制御手
段からの走行制御信号に従って走行コースを規制される
ことなく走行制御されるので、この走行体に追随する模
型体も走行コースを規制されることなく走行し、レース
を展開することができる。
【0012】したがって実際のレースと同じように各模
型体は走行コースを規制されず、できるだけ有利な位置
を確保するようにして走行し、実際に即したレース展開
がなされ、臨場感あるエキサイティングなゲームを楽し
むことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本願発明の一実施の形態につ
いて図1ないし図24に基づき説明する。本実施の形態
は競馬ゲームに関するもので、図1は本競馬ゲーム装置
1における模型馬を走行させる走行体の走行制御系を概
観する概略ブロック図である。
【0014】ゲームの進行はコンピュータが制御してお
り、走行制御手段Bが複数の走行体A1,A2,…, An の
走行制御を行っている。Cは、同走行制御手段Bの制御
信号を送信する制御信号送信手段である。D1,D2,…,
Dn は、各走行体A1,A2,…, An に搭載され前記制御
信号手段Cにより送信された制御信号を受信する制御信
号受信手段である。
【0015】E1,E2,…, En は、各走行体A1,A2,
…, An に搭載され前記制御信号受信手段D1,D2,…,
Dn により受信された制御信号に基づき走行体A1,A2,
…, An を走行させる駆動手段である。F1,F2,…, F
n は、各走行体A1,A2,…, An に搭載され同走行体A
1,A2,…, An のトラック上の位置を検出する信号を送
信する位置検出信号送信手段である。
【0016】Gは、各走行体A1,A2,…, An の前記位
置検出信号送信手段F1,F2,…, Fn により送信された
位置検出信号を受信し、前記走行制御手段Bにフィード
バックする位置検出信号受信手段である。コンピュータ
の制御の下に、レース展開が各レース毎に無作為に決定
され、走行体A1,A2,…, An の順位も予想がつかな
い。そして、互いに独立して走行する走行体A1,A2,
…, An が制御信号を受信して、この制御信号にしたが
ってトラック上をコースに関係なく移動することができ
る。
【0017】また、各走行体A1,A2,…, An の位置は
走行制御手段Bにフィードバックされ、走行制御される
ので、コンピュータにより決定されたレース展開を確実
に実現することができる。したがって実際のレースと同
じようにコースに規制されることなく、実際に即したレ
ース展開が可能で、遊戯者には到着順位の予想はつかず
より興趣をそそるものとすることができる。
【0018】該競馬ゲーム装置1の全体外観図を図2に
図示する。横長の基台2の上面には環状のトラック3が
張設され、手前および奥側のスタンド位置には各々4席
ごとのサテライト4が配列されている。
【0019】各サテライト4にはモニター5は装備され
るとともに操作パネル6,コイン投入口7,コイン払出
口8が付設されていて、コインを投入し、該操作パネル
6を操作して予想される入賞馬に単式あるいは複式で投
票することができる。
【0020】トラック3の一方のカーブ側のスタンド位
置からはトラック3の中央の上方位置に向けて弯曲した
腕部材9が延びていて、その先端にスピーカ10および下
方のトラック3を照らすように照明装置11が固定支持さ
れている。
【0021】この時間t毎にスイッチ回路162 のスイッ
チの切換えを行うようにすると、電線x0 , x1 …に通
電されたときにXカウンタ163 が作動し、電線y0 , y
1 …が通電されたときにYカウンタ164 が作動するよう
にでき、キャリアの移動位置を時分割で検出できる。
【0022】該腕部材9の中間位置にはトラック3側に
向けてディスプレイ12が設けられていて、馬の紹介、番
号、枠組、賭け率等かが表示されるようになっている。
トラック3上には6頭の騎手21を載せた模型馬20が走行
できるようになっている。
【0023】以下模型馬20の駆動機構を図3に基づき説
明する。模型馬20(騎手21は省略)は支柱22を介して台
車23に支持されており、台車23には前輪24が1個、後輪
25が左右に2個設けられていて、前輪24は鉛直方向を枢
支軸方向として台車23に回転自在に枢支された支持部材
26に支持されて走行方向を円滑に変えられるようになっ
ている。
【0024】2個の後輪25の間にはトラック3の表面か
ら若干の間隔を在して磁石27が台車23に固定されてい
る。模型馬20は後輪の回転に応動して前足20aおよび後
足20bを前後に揺動し実際の馬の走りを模している。
【0025】トラック3は3層構造をしており、上層に
表面を静電植毛したアルミ板からなるデザインフィール
ド30、中層にアクリル製の補強板31、下層に給電板32が
敷設されたものである。給電板32の下方には空間を有
し、周空間を介し上方のトラック3と対向して別個の走
行路40が敷設されている。走行路40は厚手の位置検出板
41の上面にアクリル42が張設されたもので、該走行路40
の上に前記模型馬20を走行させるところのキャリア50が
配置される。
【0026】キャリア50は前輪51および後輪52により支
えられた基板53の上に後輪52を駆動する走行用モータ5
4、かじ取り用モータ55、モータドライブ基板56、受光
器57、発振器基板58およびCPU 基板59等が搭載され、さ
らにその上に上下2枚の板部材60、61の間に介在する圧
縮スプリング62を介して上方板部材60上に水平方向に揺
動自在に支持された前方のローラ63、後方のローラ64お
よび中央に集電ユニット70、さらに後の左右のローラ64
間に磁石65が配設されている。集電ユニット70は上方に
突出して8個の集電子71が設けられている。
【0027】以上の板部材60上に配置された部材は、圧
縮スプリング62により上方に付勢されており、ローラ6
3、ローラ64が上方のトラック3の下面の給電板32に接
触して、キャリア50がトラック3と走行路40の間に挟ま
れて円滑に走行できるようにするとともに給電板32に対
する集電ユニット70の相対位置を所定位置関係に保よう
にしている。
【0028】このように給電板32に対し所定間隔を保た
れた集電ユニット70の上方に突設された集電子71はそれ
ぞれスプリング72を介して先端が給電板32に接触してお
り、適当な圧接力で下の給電板32から電力の供給を受け
ることができる。
【0029】この給電機構について若干説明すると、給
電板32は下面に帯状の電極が複数本平行に若干の間隔を
開けて敷設され、交互に陽極と陰極が形成されている。
なお上面にも帯状電極が下面の電極とは直角方向に指向
して敷設されており、所定個所で上下の電極が電気的に
接続されている。
【0030】そして、集電ユニット70の8本の集電子71
は相互に所定の間隔を在して正八角形の頂点位置に配置
されていて、常にいずれか2本以上の集電子71が陽極、
陰極いずれの電極にも接触した状態にあって安定して電
力の供給を受けることができるようになっている。
【0031】次にキャリア50の駆動機構について図4に
図示し説明する。同図において後の左右の後輪52は車軸
90により連結され、同車軸90は基板53に固定された軸受
けブラケット91に回転自在に支持されている。走行用モ
ータ54の鉛直下方に突出した駆動軸92と車軸90とはギヤ
ボックス93内のギアの噛み合いにより動力が伝達される
ようになっている。
【0032】前方の左右車輪51は、それぞれL字状のア
ーム94の一端に回転自在に支承され、アーム94の折曲部
は基板53の下面に固定された支持部材95に水平方向に揺
動自在に枢支され、そして左右のアーム94の他端どうし
はタイロツド96によって連結されている。タイロッド96
の中央の後側面にはラック96aが形成されて、かじ取り
用モータ55の鉛直下方に突出した駆動軸97の先端に嵌着
されたピニオン98と噛合している。
【0033】したがってかじ取り用モータ55の回転駆動
は、ピニオン98、ラック96aを介してタイロッド96の左
右方向の移動に変換され、さらにタイロッド96の移動は
アーム94を支持部材95を中心に揺動させて前輪51の角度
を変えることができ、かじ取りがなされる。なお左右車
輪を駆動するモータを別個に2個設け、この2個のモー
タを駆動制御することで走行およびかじ取りを行っても
よい。
【0034】以上のような駆動機構を備えたキャリア50
の上方にトラック3を介して模型馬20を配置し、キャリ
ア50側の磁石65と模型馬20側の磁石とが相対するように
すると、磁石間の磁石によりキャリア50の移動に対して
模型馬20は追従する。キャリア50自体は給電板32、集電
ユニツト70を介して電力を得るとともに、受光器57によ
り制御信号を受信して走行用モータ54、かじ取り用モー
タ55が駆動制御されて走行する。なお、キャリア50の基
板53の下面には発振コイル66固定されていて、位置検出
板41を介してキャリア50の位置が検出されてフィードバ
ックされ、キャリア50の走行制御に供している。
【0035】そこで次に制御系のシステムについて図5
に基づいて説明する。図5は該制御系の概略ブロック図
である。ゲーム機本体100 には、レース展開を選定し全
システムの主な制御を行うマイクロコンピュータ101 が
設けられるとともに、前記サテライト4、ディスプレイ
12、赤外線によるキャリア50の制御信号を発振する赤外
線発光装置102 およびキャリア50の位置検出を行う位置
検出ユニット103 が設定されている。
【0036】マイクロコンピュータ101 はサテライト
4、ディスプレイ12、赤外線発光装置102 を駆動制御
し、位置検出ユニット103 より位置検出信号を入力し、
キャリア50動きのフィードバック制御を行っている。そ
して各キャリア50はそれぞれワンチップマイクロコンピ
ュータ104 を有していて、ゲーム機本体100 側の赤外線
発光装置102 からの赤外線信号をキャリア50側の前記受
光器57が受信し、該制御信号をワンチップマイクロコン
ピュータ104が入力し、同信号を分析して走行用モータ5
4、かじ取り用モータ55および発振コイル66に駆動制御
信号を出力する。
【0037】各キャリア50に備えられた発振コイル66は
上記制御信号により駆動されて周波数455KHZの発振がな
され、同発振コイル66の発振を前記位置検出板41が受
け、同位置検出板41の発振を受けた部分をゲーム機本体
100 側の前記検出ユニット103が検出して各キャリア50
の位置を認知し、その検出信号をマイクロコンピュータ
101 にフィードバックする。
【0038】本実施例は以上のような制御系により成り
立っており、このうち赤外線発光装置102 の赤外線信号
により行われる各キャリア50の駆動制御について図6な
いし図8に基づき説明する。
【0039】図6は上方のトラック3と下方の走行路40
との間の空間における赤外線発光器110 の配置を図示し
た平面図である。トラック状の走行路40の外周および内
周にそれぞれ鏡111 、112 が鉛直方向に垂設されてい
て、両鏡111 、112 は互いに鏡面が対向している。
【0040】外周の鏡111 の所定高さに8個の赤外線発
光器110 が所定間隔をあけて取付けられていて、各赤外
線発光器110 は鏡112 に向けて、角度θの幅をもって赤
外線を発信している。各赤外線発光器110 から発振され
た赤外線は角度θの広がりをもって進行し鏡112 で反射
してさらに拡散して走行路40を余す処なく覆いつくすこ
とができる。
【0041】このように鏡111 、112 を用いることで、
少ない赤外線発光器110 でゲーム使用面を赤外線で満遍
なく覆い、キャリア50が走行路40のどこにいても赤外線
信号を受信することができる。さらに鏡111 、112 での
反射赤外光があらゆる方向からキャリア50に至るので他
のキャリアの影になって赤外線信号を受信できないとい
った不具合もない。
【0042】また赤外線は走行路40上方空間は密閉され
ているので外部には漏れず、外からの光による影響もな
い。この赤外線信号はマイクロコンピュータ101 からの
デジタル信号をもとにせきかがいせん発光器110 が形成
するもので該デジタル信号をノイズに強い38KHZ の搬送
波にのせて発信する。該赤外線は時分割されたシリアル
制御信号であり、各キャリアに対応するフレームが連続
してシリアルに発信される。
【0043】この赤外線信号の1フレームの波形図を図
7に示す。1フレームは17msで16ビットからなり、各ビ
ットの信号がハイレベルHにあるかローレペルLにある
かで信号の識別を行っている。1フレームの最初の3ビ
ットがスタートビットであり、LLH でフレームのスタ
ートを示す。
【0044】次の2ビットが方向制御ビットであり、
LLでストップ、LHで左方向、HLで右方向、HHで直進を示
す。次の2ビットが速度制御ビットであり、LLでスト
ップ、LHで加速、HLで減速HHで最高速度で走行を示す。
【0045】次の1ビットが位置検出コイル制御ビット
であり、前記各キャリアの底に設けられた発振コイル
66の駆動を指示するものでLがコイル導通、Hがコイル
非導通を示す。
【0046】次の3ビットがキャリア選択ビットであ
り、当該フレームの信号が6台のキャリア50のうちどの
キャリアについての制御信号であるかを選択指示するも
ので、LLL は全てのキャリアを対象とし、LLH は1台
目、LHL は2台目、LHH は3台目、HLL は4台目、HLH
は5台目、HHL は6台目を対象としていることを示し、
HHH は予備である。
【0047】このキャリア選択ビットのビット数を満
たすことでさらに多くのキャリア制御が可能である。次
の4ビットはパリティチェックビットであり、チェッ
クサムを指示する。次の1ビットはエンドビットであ
り、Hでフレームの終わりを示す。
【0048】以上の赤外線を受信するキャリア50側制御
系のプロック図を図8に示す。各キャリア50では、前記
集電ユニット70により、電力の供給を受け電源回路120
により適当な電圧に変換され、ワンチップマイクロコン
ピュータ104 その他の装置に電力供給される。
【0049】受光器57により受信された赤外線信号は受
光器57よりHとLのデジタルシリアル信号としてワンチ
ップマイクロコンピュータ104 に入力され解読される。
ワンチップマイクロコンピユータ104 はキャリア選択ビ
ットの解読の結果自らのキャリア制御信号と判断した
ときは、各制御ビット、、の指示する処に基づき
各制御信号を走行制御モータ回路121 、方向制御モータ
回路122 センタリング検出回路123 、発振回路124 に出
力する。走行制御モータ回路121 は走行用モータ54を駆
動制御し、方向制御モータ回路122 かじ取り用モータ55
を駆動制御し、発振回路124 は発振コイル66を駆動制御
する。
【0050】センタリング検出回路123 はセンタリング
検出フォトインタラプタ125 を駆動制御し、同センタリ
ング検出フォトインタラプタ125 の駆動によりキャリア
50が直進状態にあるか否かが判別可能となり、前記赤外
線信号の方向制御ビットがHHのときに、かじ取り用モ
ータ55とセンタリング検出フォトインタラプタ125 が駆
動されて、前輪51が直進方向に向かった時に、センタリ
ング検出フォトインタラプタ125 がセンタリングしたこ
とを知らせ、かじ取り用モータ55の駆動させ、直進走行
とする。
【0051】次にキャリア50の位置検出方法について図
9ないし図14に基づき説明する。図9は、位置検出の
ためブロック図であり、キャリア50の下方に張設された
位置検出板41と位置検出ユニット103 からなる。位置検
出板41は矩形をしているがこの上方に破線の如く環状の
走行路が形成されている。
【0052】この位置検出板41は縦横に電線130 が張り
めぐらされたもので、図9に矢印で示すようにX軸方向
とY軸方向を決めると、Y軸方向に指向した複数の電線
がX軸方向に亘って羅列され、X軸方向に指向した複数
の電線がY軸方向に亘って羅列されていて、両者は絶縁
されている。
【0053】Y軸方向に指向した電線の端部はX軸位置
検出回路131 に接続され、X軸方向に指向した電線の端
部はY軸位置検索回路132 に接続され、各座標軸の検索
回路からの検出信号は、位置検出回路133 に入力されて
位置検出板41上のキャリア位置が決定されマイクロコン
ピュータ101 にその結果が出力される。
【0054】X軸位置検出回路131 によるX軸方向のキ
ャリア50の位置を検出する方向を図10および図11に
基づき説明する。なおY軸方向の位置検出も同様であ
る。Y軸方向に指向した電線130 を左から順にx0 ,x
1 ,x2 ,……と符号を付ける。
【0055】各電線x0 ,x1 ,x2 ,……の端部はそ
れぞれスイッチSW 134を介して一本にまとめて接続され
比較回路135 に入力されていて、各スイッチSW 134はス
イッチング駆動回路136 により駆動制御される。スイッ
チング駆動回路136 はアドレス信号を受けてスイッチSW
134 を電線x0に係るスイッチSWから順にオン・オフ駆
動させる。
【0056】すなわち電線x0 に係るスイッチSWがオン
次いでオフされたのち、次の電線x 1 に係るスイッチSW
がオンされたのちオフされ、そして次の電線x2 に係る
スイッチSWがオン・オフされるというように順次オン・
オフ駆動がなされる。したがって比較回路135 には各電
線に流れるであろう電流が電線x0 の電流から順に流れ
ることになる。
【0057】いまあるキャリア50が電線x1 上にあると
き、すなわち該キャリア50の発振コイル66が図10に示
すように電線x1 上にかかっているときに、同発振コイ
ル66が発振すると、電線x1 に誘導起電力が発生し、電
線x1 に電流が流れ、電線x 1 に係るスイッチがオンし
ている間比較回路135 にも同電流が入力される。なお電
線x1 の近傍の電線x0 , x2 にも若干の磁束の交叉が
あるのでわずかな電流は流れる。
【0058】図11にその波形図を示す。電線x1 に顕
著に表れる電流は、電線x1 に係るスイッチSW134 のオ
ン時間に比較回路135 の入力信号xにそのまま現われ、
アドレス1の時間帯のみ他のアドレス0,2,3…の時
間帯に較べ突出した波形が見られる。この入力信号xを
比較回路135 で基準電流値と比較してパルス信号に変換
すると出力信号xのようにアドレス1にのみパルス波形
が見られる。
【0059】このようにしてキャリア50の位置は電線x
1 上にあることが検出されX軸方向のキャリア位置が検
出される。同様にしてY軸位置検索回路132 によりY軸
方向の位置が検出されて、以上XY座標でキャリア50の
2次元位置を決定することができる。
【0060】このようにしてキャリア50の位置を検出し
た信号はマイクロコンピュータ101に入力されて、キャ
リア50の駆動制御に供される。なお各キャリア50の発振
コイル66は前記赤外線による制御信号の位置検出コイル
制御ビットのL信号で発振を指示され、70msの時間発
振駆動する。
【0061】各キャリア50の発振コイル66の駆動タイミ
ングを図12に基づき説明する。同図12は赤外線発生
装置102 の赤外線による制御信号と各キャリア50の発振
コイル66の駆動状態を示すタイミングチャートである。
なお6台のキャリア50にそれぞれa1 ,a2 ,a3 ,a
4 ,a5 ,a6 と番号を符することにする。
【0062】まず制御信号の最初のフレームでは全ての
キャリアa1 〜a6 にセンタリングの命令が指示され、
各キャリアは直進状態となる。そして次のフレームでキ
ャリアa1 への制御信号が発振され、キャリアa1 に作
動命令が指示されると同時に同キャリアa1 の発振コイ
ル66に発振命令がなされる。
【0063】次のフレームではキャリアa2 への作動命
令が指示されるが発振コイル66の発振命令はない。同フ
レームが開始する時点で前記発振命令によるキャリアa
1 の発振コイル66の発振が開始し、一定時間70msが経過
すまで発振を持続する。この間に前述の如くして、まず
キャリアa1 のX座標が検出され、次いでY座標が検出
される。
【0064】この検出結果はフィードバックされて次に
キャリアa1 を制御するフレームの作動命令に反映され
フィードバック制御がなされる。キャリアa2 の作動命
令のフレームの後、順次キャリアa3 ,a4 …と作動命
令がなされ、キャリアa6 の発振コイル66の発振命令が
なされる。
【0065】この発振命令は次のフレームの開始と同時
にキャリアa6 の発振コイル66を以後70msの間駆動させ
る。このように5フレームに1回の割に順次キャリアa
1 ,a6 ,a5 …の発振コイル66の発振命令がなされ、
順次キャリアの位置が検出される。
【0066】この制御手順をフローチャートで示したの
が図13である。各フレームをステップ毎に示してお
り、ステップ31でキャリアa6 の作動命令があったの
ち、ステップ2に戻り以後、ステップ2からステップ31
までを繰り返しながらキャリアa1 ,a2 ,a3
4 ,a5 ,a6 のフィードバック制御がなされる。
【0067】次に位置検出の検出手順の制御ルーチンを
図14に図示し説明する。電力が投入されると(ステッ
プ40)、まず初期設定がなされたのち(ステップ41)、
キャリアa1 について電線x0 から順次検索がなされ
(ステップ42)、X座標が検出されたら(ステップ4
3)、次に電線y0 から順次検索がなされ(ステップ4
4)、Y座標が検出されたところで(ステップ46)、キ
ャリアa1 の位置検出板41上の位置が決定される(ステ
ップ46)。
【0068】そして次のステップ47で全てのキャリアa
1 〜a6 について位置検出がなされたか否かが判断さ
れ、全てのキャリアの位置検出がなされていないとき
は、ステップ42に戻り、次のキャリアについて位置の検
出を行う。このようにして一度全てのキャリアa1 〜a
6 について位置検出がなされたのちは、次回からは検出
されたX座標,Y座標の近傍位置から検索を行うように
し、検索速度を増すようにしている。
【0069】すなわちステップ48においては先ずキャリ
アa1 について先に検出されたX座標の電線をxiとす
るとiより若い添番号i−kの電線xi−kからX座標
の検索を行う。また場合によっては大きい添番号i+k
から若い添番号の電線に向かって検索する場合がある。
【0070】そしてX座標が検出できたか否かを判別し
て(ステップ49)、検出できたときはステップ50,51を
飛び越えてステップ52に進み、検出できなかったときは
再度電線x0 から検索を行い、X座標を検出する(ステ
ップ51)。通常電線xi±kから検索を行えば殆んどの
場合検出可能なので、検索時間が大幅に短縮可能であ
る。
【0071】同様にしてY座標についても電線yi±k
から検索を行い(ステップ52)、検索できたかを判別し
(ステップ53)、検索できたらステップ56に飛び、検出
できなかったら電線y0 から検索を行って(ステップ5
4)、Y座標を検出する(ステップ55)。このようにし
て2度目以後のキャリアの位置検出が行われ、検索速度
を上げている。
【0072】以上はキャリア50の駆動制御に関するもの
であったが、マクロコンピュータ101 はこのほかサテラ
イト4およびディスプレイ12の制御も行っており、その
制御系のブロック図を図15および図16に図示し、簡
単に説明する。
【0073】図15はサテライト4の制御系ブロック図
であり、マイクロコンピュータ101からの制御信号は端
末機制御回路140 に入力され、同端末機制御回路140 に
よりメダル入力手段141 ,メダル払出手段142 が制御さ
れ、画像処理手段143 には処理命令が出力されるととも
に、メダル入力手段141 ,メダル払出手段142 からは検
出信号が端末機制御回路140 を介してマイクロコンピュ
ータ101 に出力される。
【0074】メダル入力手段141 は前記コイン投入口7
からのメダルの投入を検出し、投入されたメダルの数等
を算出する。メダル払出手段12は投票馬が入賞したとき
に配当分のメダルが払出されるものである。なお配当計
算等はマイクロコンピュータ101 が行う。
【0075】画像処理手段143 は前記モニター5の画像
処理を行うものある。次に図16はディスプレイ12の制
御系ブロック図であり、マイクロコンピュータ101 から
の指示によりランプディスプレイ制御回路144 がランプ
ディスプレイ145 を駆動制御し、7seg.ディスプレイ制
御回路146 がバッファ回路147 を介して7seg.ディスプ
レイ制御回路148 を駆動制御し、馬の紹介, 番号, 枠組
等が表示される。
【0076】次に本実施例に係る競馬ゲーム装置1の全
体の制御手順を図17のフローチャートに基づき説明す
る。まず電力が投入されると(ステップ60)、初期設定
がなされ(ステップ61)、最初のデモンストレーション
が開始される(ステップ62)。このデモンストレーショ
ンは照明装置11が点灯され、ディスプレイ12の表示がな
されスピーカ10からはファンファーレや馬の紹介等のア
ナウンス等が行なわれるものである。
【0077】そして次のステップ63のメダル投入検出ま
でのデモンストレーションが行われ、メダルの投入があ
ると、まずマイクロコンピュータ101 はレース展開を決
定する(ステップ64)。
【0078】レース展開の決定は予め用意された多数の
レース展開(コンピュータに記憶されている)のうちか
ら1つを無作為に選択するものであり、レースはここで
決定されたレース展開にしたがって進行し、各キャリア
50はこのレース展開に基づいて走行制御される。
【0079】そしてステップ65でレース情報が各サテラ
イト4のモニター5に画面表示され、遊戯者はこの情報
を見て投票馬を決定し、操作パネル6を操作して投票す
る。投票が終わると、レースが開始し(ステップ67)、
レースが終わるまで(ステップ68)、レースが展開され
る。
【0080】各キャリアは赤外線による制御信号に基づ
き走行制御され、同キャリア50に追従してトラック3上
で模型馬20が競争する。そしてレースが終了すると(ス
テップ68)、ゴールした順に従って配当が計算され(ス
テップ69)、着順,配当がモニター5に画面表示され
(ステップ70)、次いで各遊戯者が勝ったか否かが判断
され(ステップ71)、勝ったときは配当にしたがってメ
ダルの払い出しがなされ(ステップ72)、負けたときは
ステップ72を飛び越えてステップ73に進む。
【0081】ステップ73ではクレジットが残っているか
否かが判断され、残っているときは、ステップ64に戻
り、新たなレース展開が決定され、再度投票がなされて
レースが開始する。ステップ73でクレジットが残ってい
ないときは、ステップ62に戻り、再度デモンストレーシ
ョンが行われ、メダルの投入が必要となる。
【0082】次にキャリアの走行制御をフローチャート
を図18に図示し説明する。電力が投入され(ステップ
80)初期設定がされると(ステップ81)、キャリアa1
〜a6 の進行方向をまず直進にするためセンタリングを
行って中立位置に制御しておく(ステップ82)。
【0083】そしてスタート前の各キャリア50の位置を
検出するため、各キャリア50の発振コイル66を順次発振
させ(ステップ83)、位置検出板41を介して位置検出ユ
ニット103 により各キャリアの位置を検出する(ステッ
プ84)。
【0084】そしてデモンストレーションの開始を待っ
て(ステップ85)、各キャリア50のスタート地点までの
距離を計算し(ステップ86)、、各キャリア50をスター
ト地点まで動かす(ステップ87)。全てのキャリアがス
タート地点にそろったか否かを判断して(ステップ8
8)、そろうまでステップ86,87,88を繰返してキャリ
アをスタート地点にそろわせ、模型馬20をスタートライ
ンに並べる。
【0085】全てのキャリアがそろったところで、レー
ス展開の決定を待ち(ステップ89)、レースのスタート
を待つ(ステップ90)。レースがスタートすると、決定
されたレース展開にしたがって各キャリアa1〜a6
走行制御され(ステップ91)、逐次位置検出板41により
キャリアa1 〜a6 の位置が検出される(ステップ9
2)。そしてレースの終了か否かを判断し(ステップ9
3)、レースが終了していなければ、予め設定されたレ
ース展開と検出された各キャリアの位置とを比較してレ
ース展開どうりに進行しているかどうかを判断する(ス
テップ94)。
【0086】レース展開どうりならばステップ91に戻り
キャリアの走行制御が従前どうりなされ、レース展開ど
うりでなければステップ95に進行して予め決定されたレ
ース展開による予想位置と実際のキャリアの位置との差
を算出し(ステップ95)、同計算結果に基づいて各キャ
リアの走行が制御され(ステップ96)、ステップ94に戻
る。
【0087】このように予め決定されたレース展開どう
りにレースが進行しているときはステップ91,92,93,
94が繰り返され、レース展開から外れるとステップ95,
96が繰り返されて、予想される位置に各キャリアを走行
させて修正する。そしてレースが終了するとステップ93
からステップ97に移り、クレジットの残りの有無を判断
し(ステップ97)、クレジットが残っているときは、ス
テップ86に戻り、クレジットが残っていないときはさら
にステップ85まで戻る。
【0088】以上のように本実施の競馬ゲーム装置は各
模型馬20は独立に駆動制御されるキャリアにしたがって
走行されるので実際の競馬の如く、コースに規制される
ことなく各模型馬20ができるだけ有利なポジションを確
保しようとして掛け引きを行いつつ走行する様子が模倣
でき、レースを非常に興味あるものとすることができ
る。各キャリアの駆動は位置検出によるフィードバック
制御がなされるので確実に予め決定されたレース展開を
実現することができる。
【0089】レース展開は予め記憶された多種類のレー
ス展開の中から無作為に選定されるので各レース毎に別
個のレース展開がなされ、簡単に予想がつくものと違っ
て興味が持続する。なお本実施例において時分割にして
キャリアの位置検出を行なったが、各キャリアの発振コ
イルが発振する周波数をそれぞれ異なる周波数としてこ
の周波数を識別して検出できるようにすれば、必要に応
じて適当なキャリアの位置を随時検出することができ
る。
【0090】またカウンタを用いて位置検出を行なう例
を次に示す。図19は同例の位置検出機構を示す概略ブ
ロック図であり、位置検出板150 の上をキャリア151 が
走行し、各キャリア151 には位置検出用コイル152 が搭
載されるとともに、検出信号を光信号に変換して送信す
る発光装置153 は備えられている。
【0091】ゲーム機本体154 側には受光装置155 が配
置(前記走行路の外周所定位置に配置)され、同受光装
置155 の受信信号の数を計算するカウンタ156 を有し同
カウンタ156 のカウント値はマイクロコンピュータ157
に入力される。
【0092】以上のような位置検出機構において位置検
出板150 は図20に示すように格子状に電線が敷設され
ており、Y軸方向に指向した電線x0 ,x1 ,x2 …に
は、周波数f1 の電流が通電され、X軸方向に指向した
電線y0 ,y1 ,y2 …には周波数f2 (≠f1 )の電
流が通電される。なお前記ゲーム機本体154 側の受光装
置155 ,カウンタ156 の詳細を図21に基づき説明する
と、受光器155aにより受信した光は電気信号に変換され
て増幅機158 により増幅され、周波数f1 の信号のみを
通過させるf1 フィルタ159 および周波数f2 の信号の
みを通過させるf2 フィルタ160 に入力される。
【0093】f1 フィルタ159 を通過した信号がXカウ
ンタ156aに入力され、f2 フィルタ160 を通過した信号
がYカウンタ156bに入力される。両カウンタ156a, 156b
のカウント信号がマイクロコンピュータ157 に入力され
る。したがってキャリア151 が位置検出板150 上を走行
すると位置検出用コイル152 が電線x0 ,x1 …,
0 ,y1 …を流れる電流により形成される磁界内を移
動することになり、電線を1本1本越える毎に位置検出
用コイル152 に誘導起電力が生じる。
【0094】この誘導起電力には高い周波数f1 とf2
のものが含まれており、かかる誘導起電力の変化に応じ
て発光装置153 が動作されて光信号が発信される。この
信号を前記受光機155aが受け周波数f1 についてはXカ
ウンタ156aがカウントすることでX方向の移動距離を知
ることができ、周波数f2 についてはYカウンタ156bが
カウントすることでY方向の移動距離を検出できる。
【0095】この位置検出の制御手順を図22のフロー
チャートに基づき説明する。同フローチャートにおいて
ステップ102 からステップ107 まではキャリア151の最
初の位置を検出するステップであり、ステップ108 から
ステップ110 まではその後のキャリア151 の位置を検出
するステップである。
【0096】まず電力が投入されると(ステップ100
)、初期設定がなされ(ステップ101)、次いで電線x
0 に通電し(ステップ102 )、キャリア151 が電磁界を
受信したか否かを判断する(ステップ103 )。もし電線
0 上にキャリア151 があれば位置検出用コイル152 に
誘導起電力を生じ、キャリア151 は電磁界を受信したこ
とになるが、電線x0 上にキャリア151 がないときはキ
ャリア151 は電磁界を受信しない。
【0097】位置検出用コイル152 によるキャリア151
の電磁界の受信状態は逐次キャリア151 により受光装置
155 に送信されるようになっているから受信状態はゲー
ム機本体154 側で把握されている。電線x0 の通電でキ
ャリア151 が電磁界を受信しなかったときは、ステップ
102 に戻り、次の電線x1 に通電し、電磁界の受信の有
無をみる(ステップ103 )。
【0098】このステップ102 ,103 を繰り返し、キャ
リア151 が電磁界を受信したところで、このときの通電
した電線の位置でキャリア151 のX座標を検出でき、ス
テップ104 に進行する。今度は電線y0 から順次通電
し、キャリア151 の電磁界の受信の有無を判断して(ス
テップ105 )、キャリア151 のY座標を検出する。そし
て以上のX,Y座標よりキャリア151 の位置が決定され
(ステップ106 )、全てのキャリア151 の位置検出が終
了したか否かを判断し(ステップ107 )、終了していな
ければステップ102 に戻り、残りのキャリア151 の位置
検出を行う。
【0099】ステップ102 からステップ107 までを繰り
返すことにより全てのキャリア151の最初の位置が決定
され、この初期位置はカウンタ156 に現在値として設定
される。そして次のステップ108 では全ての電線に通電
し、キャリア151 の走行にともない、X方向,Y方向の
それぞれの電線を通電する毎にキャリア151 が受信する
電磁界の数をXカウンタ156aとYカウンタ156bがそれぞ
れカウントする(ステップ109 )。このXカウンタ156
a,Yカウンタ156bのカウント値によりキャリア151 の
移動位置を決定する(ステップ110 )。ステップ108 ,
109 ,110 を繰り返すことでキャリア151 の移動位置は
逐次決定できる。
【0100】以上の実施例ではカウンタ156 をゲーム機
本体154 側に設けたが、各キャリア151 にカウンタを搭
載して、カウンタのカウント値をゲーム機本体側に送信
するようにしてもよい。また電線x0 ,x1 ,x2 …に
は周波数f1 の電流、電線y0 ,y1 ,y2 …には異な
る周波数f2 の電流を通電したが、これを同じ周波数の
電流を時分割して通電しても位置検出が可能である。
【0101】すなわち図23に図示するように、ゲーム
機本体側の受光器160 に受信された位置検出信号は増幅
器161 で増幅されてスイッチ回路162 を介してXカウン
タ163 ,Yカウンタ164 のそれぞれに時分割されて入力
されるようにし、このXカウンタ163 ,Yカウンタ164
のカウント値はマイクロコンピュータ165 に入力され
る。ここにスイッチ回路162 は接点の切換えを行なって
増幅器161 の出力端とXカウンタ163 ,Yカウンタ164
のそれぞれの入力端とを交互に接続するものである。
【0102】いま位置検出板の電線x0 ,x1 ,x2
に通電する時間と、電線y0 ,y1,y2 …に通電する
時間の関係を図24に図示するようにする。信号のハイ
レベルにあるときに通電が行われることを示していて、
通電時間と非通電時間とは等しく時間tであり、電線x
0 ,x1 ,…と電線y0 ,y1 ,…とは交互に通電され
る。
【0103】この時間t毎にスイッチ回路162 のスイッ
チの切換えを行うようにすると、電線x0 ,x1 ,…に
通電されたときにXカウンタ163 が作動し、電線y0
1,…が作動するようにでき、キャリアの移動位置を
時分割で検出できる。なお時間tはキャリアが隣り合う
電線間を移動する時間に較べ短い時間なのでX座標を検
出中にY軸方向の位置検出がなされなかったという不具
合はない。
【0104】以上のようにキャリアの位置検出する方法
は種々考えられる。また以上の実施例では競馬レースを
模倣したゲーム装置に適用した例を示したが他に自動車
レース,人間による競争等のゲームに適用可能である。
【0105】
【発明の効果】本発明は、各模型体が自由に走行可能で
あり、実際のレースと同じようにコースに規制されるこ
となくレースを展開することができるので、レース特有
の興奮を味わうことができレース自体を興味あるものと
することができる。各レース毎に設定されるレース展開
が決まっていないので、各遊戯者には着順の予想が難し
く常に公平なゲームができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る競馬ゲーム装置の
制御系の概略ブロック図である。
【図2】本競馬ゲーム装置の全体外観図である。
【図3】同実施形態におけるキャリアおよび模型馬の駆
動機構を示す断面図である。
【図4】同キャリアの駆動機構を示す斜視図である。
【図5】本実施形態の制御系の概略ブロック図である。
【図6】走行路上の赤外線発光器の配置を示す平面図で
ある。
【図7】赤外線信号の1フレームの波形図である。
【図8】キャリア側の制御系ブロック図である。
【図9】キャリアの位置検出のためのブロック図であ
る。
【図10】位置検出方法を説明する説明図である。
【図11】位置検出方法を説明するための波形図であ
る。
【図12】赤外線制御信号と発振コイルの駆動状態を示
すタイミングチャートである。
【図13】駆動制御手順を示すフローチャートである。
【図14】位置検出手段を示すフローチャートである。
【図15】サテライトの制御系ブロック図である。
【図16】ディスプレイの制御系ブロック図である。
【図17】本装置の全体の制御手順を示すフローチャー
トである。
【図18】キャリアの走行制御のフローチャートであ
る。
【図19】別実施例における位置検出機構を示す概略ブ
ロック図である。
【図20】同実施例における位置検出板の電線の配線状
態を示す説明図である。
【図21】同実施例のゲーム機本体側の位置検出機構の
ブロック図である。
【図22】同実施例の位置検出手順を示すフローチャー
トである。
【図23】別の位置検出機構を示す別実施例のブロック
図である。
【図24】同実施例における電線への通電状態を示すタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
1…競馬ゲーム装置、2…基台、3…トラック、4…サ
テライト、5…モニター、6…操作パネル、7…コイン
投入口、8…コイン払出口、9…腕部材、10…スピー
カ、11…照明装置、12…ディスプレイ、20…模型馬、20
a …前足、20b …後足、21…騎手、22…支柱、23…台
車、24…前輪、25…後輪、26…支持部材、27…磁石、30
…デザインフィールド、31…補強板、32…給電板、40…
走行路、41…位置検出板、42…アクリル、50…キャリ
ア、51…前輪、52…後輪、53…基盤、54…走行用モー
タ、55…かじ取り用モータ、56…モータドライブ基板、
57…受光器、58…発振器基板、59…CPU 基板、60, 61…
板部材、62…圧縮スプリング、63, 64…ローラ、65…磁
石、66…発振コイル、70…集電ユニット、71…集電子、
72…スプリング、90…車輪、91…軸受ブラケット、92…
駆動軸、93…ギアボックス、94…アーム、95…支持部
材、96…タイロッド、96a …ラック、97…駆動軸、98…
ピニオン、100 …ゲーム機本体、101 …マイクロコンピ
ュータ、102 …赤外線発光装置、103 …位置検出ユニッ
ト、104 …ワンチップマイクロコンピュータ、110 …赤
外線発光器、111, 112…鏡、120 …電源回路、121 …走
行制御モータ回路、122 …方向制御モータ回路、123 …
センタリング検出回路、124 …発振回路、125 …センタ
リング検出フォトインタラプタ、130 …電線、131 …X
軸位置検索回路、132 …Y軸位置検索回路、133 …位置
検出回路、134 …スイッチSW、135 …比較回路、136 …
スイッチング駆動回路、140 …端末機制御回路、141 …
メダル入力手段、142 …メダル払出手段、143…画像処
理手段、144 …ランプディスプレイ制御回路、145 …ラ
ンプディスプレイ、146 …7seg.ディスプレイ制御回
路、147 …バッファ回路、148 …7seg.ディスプレイ、
150 …位置検出板、151 …キャリア、152 …位置検出用
コイル、153 …発光装置、154 …ゲーム機本体、155 …
受光装置、155a…受光器、156 …カウンタ、156a…Xカ
ウンタ、156b…Yカウンタ、157 …マイクロコンピュー
タ、158 …増幅器、159 …f1 フィルタ、160 …f2
ィルタ、161 …受光器、162 …増幅器、163 …スイッチ
回路、164 …Xカウンタ、165 …Yカウンタ、166 …マ
イクロコンピュータ。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊戯者が入賞模型体を予想して投票を行
    い、投票終了後複数の模型体が順番を競って走行するレ
    ースを実行し、レース結果及び投票に応じて遊戯者に配
    当を行うゲーム装置であって、 模型体が走行する模型体走行面と、模型体走行面の下方
    に配置された下方走行面と、模型体走行面を介して磁力
    により結合して対応する模型体の走行を誘導するように
    下方走行面上に配置された複数の走行体と、走行体の走
    行を制御する走行制御手段とを有し、 前記模型体走行面及び下方走行面は、模型体及び走行体
    が走行コースを規制されることなく走行可能に構成され
    ており、 前記走行体はそれぞれに搭載され個別に走行制御可能な
    駆動制御機構を有し、 前記走行制御手段は走行体のそれぞれに走行制御信号を
    送信して前記複数の走行体によって行われるレース展開
    を制御し、 前記走行体のそれぞれは受信した走行制御信号に従って
    個別に駆動制御機構を制御して走行コースを規制される
    ことなく下方走行面を走行することにより、前記模型体
    が走行コースに規制されることなく走行するレース展開
    を実現するように構成されたことを特徴とするゲーム装
    置。
  2. 【請求項2】 走行体のそれぞれの位置を検出する位置
    検出手段と、位置検出手段からの出力信号を前記走行制
    御手段に伝達する手段とをさらに有することを特徴とす
    る請求項1記載のゲーム装置。
  3. 【請求項3】 前記位置検出手段は、走行体のそれぞれ
    に備えられた電磁波発信源と、走行体走行面に沿って配
    設された受信手段とを有することを特徴とする請求項2
    記載のゲーム装置。
  4. 【請求項4】 前記走行制御手段は、位置検出手段から
    の出力に応じて走行体の走行位置を制御する手段を含む
    ことを特徴とする請求項2記載のゲーム装置。
  5. 【請求項5】 前記模型体走行面及び下方走行面はそれ
    ぞれ周回路を構成していることを特徴とする請求項1記
    載のゲーム装置。
  6. 【請求項6】 前記走行制御手段から走行体への走行制
    御信号の伝達は、走行制御手段に接続された発光器から
    発せられ、個々の走行体の有する受光器で受光する光を
    介し行なわれるように構成されたことを特徴とする請求
    項5記載のゲーム装置。
  7. 【請求項7】 前記発光器は下方走行面のいずれの位置
    からも受光検出可能なように配設されていることを特徴
    とする請求項6記載のゲーム装置。
  8. 【請求項8】 前記発光器は、下方走行面の周回路に沿
    って複数個配設されてなることを特徴とする請求項6記
    載のゲーム装置。
  9. 【請求項9】 前記発光器は下方走行面の周回路の外周
    に沿って配置されており、さらに下方走行面の周回路外
    周および内周に沿って、発光器からの光が反射して下方
    走行面上全面を満遍なく覆うように配設された鏡をさら
    に有することを特徴とする請求項8記載のゲーム装置。
  10. 【請求項10】 前記走行制御手段は、予め用意された
    多数のレース展開に関するデータを記憶する記憶手段
    と、記憶手段に記憶された多数のレース展開の中から無
    作為に一つを選択する手段とを含むことを特徴とする請
    求項1記載のゲーム装置。
  11. 【請求項11】 前記記憶手段に記憶されているレース
    展開に関するデータとして走行体の到着順位及び走行中
    のレースの進行に関するデータを含むことを特徴とする
    請求項10記載のゲーム装置。
  12. 【請求項12】 前記模型体は、自動車、馬、人等の競
    争レースを模擬する模型体であることを特徴とする請求
    項1記載のゲーム装置。
  13. 【請求項13】 前記模型体走行路の下面に敷設された
    複数の電極と、電極に交互に陽極電位と陰極電位を印加
    する手段を含む給電手段を有し、 走行体のそれぞれは前記電極に接するように配置された
    集電手段を有することを特徴とする請求項1記載のゲー
    ム装置。
  14. 【請求項14】 遊戯者が入賞模型体を予想して投票を
    行い、投票終了後複数の模型体が順番を競って走行する
    レースを実行し、レース結果及び投票に応じて遊戯者に
    配当を行うゲーム装置であって、 複数の模型体がそれぞれ走行コースを規制されることな
    く移動することが可能なように構成された模型体走行路
    と、 模型体走行面の下方に配置され、模型体走行面を介して
    磁力により結合された対応する模型体の走行を個別に誘
    導し、個別に移動制御可能に配置された複数のキャリア
    を含む走行駆動機構と、 前記キャリアの移動をそれぞれ走行コースを規制される
    ことなく個別に制御して複数の模型体が順番を競って走
    行するゲーム展開を制御する走行制御手段とを有するこ
    とを特徴とするゲーム装置。
  15. 【請求項15】 模型体が走行する模型体走行面と、模
    型体走行面の下方に配置された下方走行面と、模型体走
    行面を介して磁力により結合して対応する模型体の走行
    を誘導するように下方走行面上に配置された複数の走行
    体と、複数の走行体によって行われるレースの展開を設
    定するとともに、設定されたレース展開に従って走行体
    の走行を制御する信号を個々の走行体に送信するように
    構成された走行制御手段と、個々の走行体の位置を検出
    してその出力を走行制御手段に送信する位置検出手段と
    を有し、 前記模型体走行面及び下方走行面は模型体及び走行体が
    走行コースを規制されることなく走行可能に構成されて
    おり、 前記走行体のそれぞれには個別に制御可能な走行駆動手
    段が搭載されており、走行制御手段から受信した信号に
    基づき走行駆動手段を制御して、走行コースを規制され
    ることなく設定されたレース展開に従って走行体の走行
    を制御することにより、模型体がそれぞれ走行コースを
    規制されることなく模型体走行面を走行するように構成
    されてなることを特徴とするゲーム装置。
  16. 【請求項16】 競争ゲーム装置の走行面上に配置さ
    れ、走行コースが規制されることなく走行可能に制御さ
    れる走行体であって、 ゲーム装置に備えられた走行制御手段が送信する制御信
    号を受信する受信手段と、受信した信号に基づき走行体
    の走行を個別に駆動する駆動手段と、前記ゲーム装置に
    備えられた給電手段から電力の供給を受ける集電手段と
    を有し、 前記駆動手段は、車輪と、車輪を駆動する走行要モータ
    と、走行用モータを制御する走行制御回路と、受信した
    制御信号を処理して走行制御回路を制御する制御手段と
    を有することを特徴とする競争ゲーム装置用走行体。
  17. 【請求項17】 前記走行体は互いに離間して配置され
    る第1の部分と第2の部分よりなり、 前記受信手段、駆動手段及び集電手段は第1の部分に形
    成されており、 第2の部分は馬、自動車等の模型体であってゲーム装置
    に配設された模型体走行面上に移動可能に載置され、 第1の部分は模型体走行面の下方に配置され、第2の部
    分と磁力により結合して第2の部分の走行を誘導するよ
    うに構成されてなることを特徴とする請求項16記載の
    競争ゲーム用走行体。
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