JPH09120948A - 半導体ウエハ熱処理装置のウエハ支持装置及び半導体ウエハ熱処理装置 - Google Patents
半導体ウエハ熱処理装置のウエハ支持装置及び半導体ウエハ熱処理装置Info
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- JPH09120948A JPH09120948A JP25910496A JP25910496A JPH09120948A JP H09120948 A JPH09120948 A JP H09120948A JP 25910496 A JP25910496 A JP 25910496A JP 25910496 A JP25910496 A JP 25910496A JP H09120948 A JPH09120948 A JP H09120948A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高温炉にてウエハ3を熱処理する際に、ウエ
ハ面内を均一温度で熱処理し、結晶欠陥発生を防止で
き、それでいて加熱部10に支柱2を出し入れしても耐
久性があって該支柱2が破損するおそれのないウエハ支
持装置を提供する。 【構成】 半導体ウエハ3を支持する支持部5と、一端
側に前記支持部5を有する支柱2とを備えた半導体ウエ
ハ熱処理装置のウエハ支持装置において、該ウエハ支持
装置は石英ガラス、ポリシリコン又はシリコンカーバイ
ドにて形成され、前記支柱2は中空状に形成されている
と共に熱処理装置の加熱部10に挿入されない部分に該
支柱2の内外空間を連通する連通穴9が設けられてい
る。
ハ面内を均一温度で熱処理し、結晶欠陥発生を防止で
き、それでいて加熱部10に支柱2を出し入れしても耐
久性があって該支柱2が破損するおそれのないウエハ支
持装置を提供する。 【構成】 半導体ウエハ3を支持する支持部5と、一端
側に前記支持部5を有する支柱2とを備えた半導体ウエ
ハ熱処理装置のウエハ支持装置において、該ウエハ支持
装置は石英ガラス、ポリシリコン又はシリコンカーバイ
ドにて形成され、前記支柱2は中空状に形成されている
と共に熱処理装置の加熱部10に挿入されない部分に該
支柱2の内外空間を連通する連通穴9が設けられてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は拡散装置、CVD装置な
どの半導体ウエハ熱処理装置のウエハ支持装置及び半導
体ウエハ熱処理装置に関する。
どの半導体ウエハ熱処理装置のウエハ支持装置及び半導
体ウエハ熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体ウエハ熱処理装置として
は、特開昭60−171723号公報に記載のものが挙
げられる。高温炉にウエハを挿入し、該ウエハを加熱す
る装置に於いて、ウエハ支持装置はウエハを支持する支
持部と、一端側に前記支持部を有する支柱とを備えてい
る。そして、支柱は中実の棒を材料としたものであっ
た。
は、特開昭60−171723号公報に記載のものが挙
げられる。高温炉にウエハを挿入し、該ウエハを加熱す
る装置に於いて、ウエハ支持装置はウエハを支持する支
持部と、一端側に前記支持部を有する支柱とを備えてい
る。そして、支柱は中実の棒を材料としたものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は支柱が
中実の棒であると、その熱容量がウエハの熱容量よりも
非常に大きいという点を考察していない。そのためウエ
ハ支持装置を熱処理装置の高温炉内に挿入した時に、ウ
エハ自身の温度上昇速度よりもウエハ支持装置の温度上
昇速度が遅くなり、ウエハの該支持装置に接触する部分
及びその近傍のウエハ温度が他のウエハ面内温度より低
温となるようなウエハ面内温度分布にバラツキが生じる
という問題があった。特に1〜3枚のウエハに2〜3分
間の短時間熱処理を行う場合には、デバイス特性及び結
晶欠陥発生に過渡時の前記ウエハ面内温度分布が大きく
影響するという問題があった。
中実の棒であると、その熱容量がウエハの熱容量よりも
非常に大きいという点を考察していない。そのためウエ
ハ支持装置を熱処理装置の高温炉内に挿入した時に、ウ
エハ自身の温度上昇速度よりもウエハ支持装置の温度上
昇速度が遅くなり、ウエハの該支持装置に接触する部分
及びその近傍のウエハ温度が他のウエハ面内温度より低
温となるようなウエハ面内温度分布にバラツキが生じる
という問題があった。特に1〜3枚のウエハに2〜3分
間の短時間熱処理を行う場合には、デバイス特性及び結
晶欠陥発生に過渡時の前記ウエハ面内温度分布が大きく
影響するという問題があった。
【0004】本発明の目的は、高温炉にてウエハを熱処
理する際に、ウエハ面内を均一温度で熱処理し、結晶欠
陥発生を防止でき、それでいて加熱部に支柱を出し入れ
しても耐久性があって該支柱が破損するおそれのない、
ウエハ支持装置及び半導体ウエハ熱処理装置を提供する
ことにある。
理する際に、ウエハ面内を均一温度で熱処理し、結晶欠
陥発生を防止でき、それでいて加熱部に支柱を出し入れ
しても耐久性があって該支柱が破損するおそれのない、
ウエハ支持装置及び半導体ウエハ熱処理装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るウエハ支持装置は、半導体ウエハを支
持する支持部と、一端側に前記支持部を有する支柱とを
備えた半導体ウエハ熱処理装置のウエハ支持装置におい
て、該ウエハ支持装置は石英ガラス、ポリシリコン又は
シリコンカーバイドにて形成され、前記支柱は中空状に
形成されていると共に熱処理装置の加熱部に挿入されな
い部分に該支柱の内外空間を連通する連通部が設けられ
ていることを特徴とするものである。
め、本発明に係るウエハ支持装置は、半導体ウエハを支
持する支持部と、一端側に前記支持部を有する支柱とを
備えた半導体ウエハ熱処理装置のウエハ支持装置におい
て、該ウエハ支持装置は石英ガラス、ポリシリコン又は
シリコンカーバイドにて形成され、前記支柱は中空状に
形成されていると共に熱処理装置の加熱部に挿入されな
い部分に該支柱の内外空間を連通する連通部が設けられ
ていることを特徴とするものである。
【0006】また本願他の発明は、半導体ウエハを支持
する支持部と、一端側に前記支持部を有する支柱とを備
えた半導体ウエハ熱処理装置のウエハ支持装置におい
て、該ウエハ支持装置は石英ガラス、ポリシリコン又は
シリコンカーバイドにて形成され、前記支柱は中空状に
形成されており、支柱の肉厚は、ウエハ支持装置のうち
熱処理装置の加熱部に挿入されている部分の表面積と重
量との比率を、半導体ウエハ自身の表面積と重量との比
率と略一致するよう薄肉に設定されていると共に熱処理
装置の加熱部に挿入されない部分に該支柱の内外空間を
連通する連通部が設けられていることを特徴とするもの
である。
する支持部と、一端側に前記支持部を有する支柱とを備
えた半導体ウエハ熱処理装置のウエハ支持装置におい
て、該ウエハ支持装置は石英ガラス、ポリシリコン又は
シリコンカーバイドにて形成され、前記支柱は中空状に
形成されており、支柱の肉厚は、ウエハ支持装置のうち
熱処理装置の加熱部に挿入されている部分の表面積と重
量との比率を、半導体ウエハ自身の表面積と重量との比
率と略一致するよう薄肉に設定されていると共に熱処理
装置の加熱部に挿入されない部分に該支柱の内外空間を
連通する連通部が設けられていることを特徴とするもの
である。
【0007】また本願他の発明は、加熱部と、ウエハ支
持装置を該加熱部内に出入させる駆動手段とを備えた半
導体ウエハ熱処理装置において、ウエハ支持装置は請求
項1又は2のいずれかのものである半導体ウエハ熱処理
装置である。
持装置を該加熱部内に出入させる駆動手段とを備えた半
導体ウエハ熱処理装置において、ウエハ支持装置は請求
項1又は2のいずれかのものである半導体ウエハ熱処理
装置である。
【0008】
【作用】支柱を中空状に形成することにより、中実構造
より表面積が大きくなる。これにより熱処理装置の加熱
部にウエハ支持装置を挿入したとき、支柱の伝熱面積が
大きくなっていることによって温度上昇速度が中実の支
柱より早くなり、肉厚の薄いウエハの温度上昇速度に近
づく。よって、過渡時のウエハ面内に生ずる温度分布の
バラツキが低減する。尚、中空状の支柱としては断面円
形状、□形状、△形状、楕円形状等のパイプが挙げられ
る。
より表面積が大きくなる。これにより熱処理装置の加熱
部にウエハ支持装置を挿入したとき、支柱の伝熱面積が
大きくなっていることによって温度上昇速度が中実の支
柱より早くなり、肉厚の薄いウエハの温度上昇速度に近
づく。よって、過渡時のウエハ面内に生ずる温度分布の
バラツキが低減する。尚、中空状の支柱としては断面円
形状、□形状、△形状、楕円形状等のパイプが挙げられ
る。
【0009】中空状の支柱内外を連通する穴すなわち連
通部を設けたことにより、加熱部に支柱が挿入されたと
き、支柱内の気体が熱膨脹しても、前記穴から外部に流
出するため、支柱が破損するおそれがない。
通部を設けたことにより、加熱部に支柱が挿入されたと
き、支柱内の気体が熱膨脹しても、前記穴から外部に流
出するため、支柱が破損するおそれがない。
【0010】支柱の肉厚を、その表面積と重量の比率で
規定し、その値をウエハ自身の同比率と略一致させるこ
とが両者の温度上昇速度を近づける上で最も望ましい。
この比率の一致程度としては、熱処理時間を3分間で終
了できる程度が最も良く、範囲としては1〜10分間の
熱処理時間を考慮すれば効率的で温度分布にバラツキの
ない熱処理ができる。
規定し、その値をウエハ自身の同比率と略一致させるこ
とが両者の温度上昇速度を近づける上で最も望ましい。
この比率の一致程度としては、熱処理時間を3分間で終
了できる程度が最も良く、範囲としては1〜10分間の
熱処理時間を考慮すれば効率的で温度分布にバラツキの
ない熱処理ができる。
【0011】ウエハ支持装置の支持部のうち、ウエハと
の接触部を丸棒又はパイプ材とすると、その部分の強度
が向上する。また、同接触部をウエハと同一材料で形成
すると、材質の共通性によってウエハの温度分布のバラ
ツキを一層低減できる。
の接触部を丸棒又はパイプ材とすると、その部分の強度
が向上する。また、同接触部をウエハと同一材料で形成
すると、材質の共通性によってウエハの温度分布のバラ
ツキを一層低減できる。
【0012】ウエハの周縁側を囲うリングは、加熱部か
らの熱幅射を面と対向方向からに限定でき、周縁に熱幅
射が集中するのを抑制する働きをする。
らの熱幅射を面と対向方向からに限定でき、周縁に熱幅
射が集中するのを抑制する働きをする。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1及び図2により
説明する。図1は本発明に適用したウエハ支持装置の外
観斜視図である。図2は本発明を適用したウエハ支持装
置を有する拡散装置の高温炉の縦断図面である。
説明する。図1は本発明に適用したウエハ支持装置の外
観斜視図である。図2は本発明を適用したウエハ支持装
置を有する拡散装置の高温炉の縦断図面である。
【0014】ウエハ支持装置1は薄肉のパイプ状の支柱
2とウエハ3を載せるための溝4を形成した接触部8を
先端に有するウエハの支持部5と、搬送台6に取り付け
るためのフランジ7から構成されている。支持部5は薄
板で形成され、溝4を有するウエハの接触部8が丸棒に
形成されている。ウエハ支持装置1は石英ガラス、ポリ
シリコン、シリコンカーバイトなどで製造する。接触部
8をウエハ3と同一材料で形成すると、両者の温度特性
が共通するため、温度分布のバラツキ低減によい効果が
ある。支柱2の下方にて、高温炉10に入らない位置に
通気穴9を有し、支柱2の他の部分は密閉構造となって
いる。前記パイプ状の中空支柱は、その肉厚が、ウエハ
支持装置のうち熱処理装置の加熱部に挿入されている部
分の表面積と重量との比率と略一致するよう肉薄に形成
されている。具体的には前記関係を満足させる肉厚とし
て1mmとした。
2とウエハ3を載せるための溝4を形成した接触部8を
先端に有するウエハの支持部5と、搬送台6に取り付け
るためのフランジ7から構成されている。支持部5は薄
板で形成され、溝4を有するウエハの接触部8が丸棒に
形成されている。ウエハ支持装置1は石英ガラス、ポリ
シリコン、シリコンカーバイトなどで製造する。接触部
8をウエハ3と同一材料で形成すると、両者の温度特性
が共通するため、温度分布のバラツキ低減によい効果が
ある。支柱2の下方にて、高温炉10に入らない位置に
通気穴9を有し、支柱2の他の部分は密閉構造となって
いる。前記パイプ状の中空支柱は、その肉厚が、ウエハ
支持装置のうち熱処理装置の加熱部に挿入されている部
分の表面積と重量との比率と略一致するよう肉薄に形成
されている。具体的には前記関係を満足させる肉厚とし
て1mmとした。
【0015】高温炉10は図2に示した如く直方体形状
をしており、複数に分割された平板状ヒータ11,反応
管12(石英ガラス製など),均熱管13(シリコンカ
ーバイト製など),断熱材14で構成され、架台15に
乗せられている。高温炉10は下方が開放され、ウエハ
3が支持装置1の溝4に載せられて高温炉10の内部に
挿入される。支持装置1のフランジ7は搬送台6に取り
付けられており、搬送台6は駆動手段16に連結され、
コントローラ(図示せず)からの制御信号によって支持
装置1とウエハ3を矢印21の方向に上下に移動して該
支持装置1を加熱部すなわち高温炉10内に出入するも
のである。
をしており、複数に分割された平板状ヒータ11,反応
管12(石英ガラス製など),均熱管13(シリコンカ
ーバイト製など),断熱材14で構成され、架台15に
乗せられている。高温炉10は下方が開放され、ウエハ
3が支持装置1の溝4に載せられて高温炉10の内部に
挿入される。支持装置1のフランジ7は搬送台6に取り
付けられており、搬送台6は駆動手段16に連結され、
コントローラ(図示せず)からの制御信号によって支持
装置1とウエハ3を矢印21の方向に上下に移動して該
支持装置1を加熱部すなわち高温炉10内に出入するも
のである。
【0016】反応管12の内部には拡散装置の使用目的
に応じて窒素,アルゴン,酸素,水蒸気などのガスが上
方から下方に向かって流れている(ガスの供給管は図に
示していない)。
に応じて窒素,アルゴン,酸素,水蒸気などのガスが上
方から下方に向かって流れている(ガスの供給管は図に
示していない)。
【0017】複数に分割されたヒータ11は各ゾーンご
とに発熱量がコントローラによって制御され、高温炉1
0の内部空間に均一な温度場が形成されている。
とに発熱量がコントローラによって制御され、高温炉1
0の内部空間に均一な温度場が形成されている。
【0018】以上のように構成された拡散装置を用いて
ウエハ3に熱処理を行う場合の動作を次に示す。高温炉
10の内部にたとえば1000℃の均一の温度場を形成
する。高温炉10の下方に取り出された支持装置1にウ
エハ3が乗せられる。図1,図2ではウエハが2枚の場
合を示したが、目的の応じて、1枚ないし、2枚以上の
場合でもよい。駆動手段16の作用により、ウエハ3を
乗せた支持装置1及び搬送台6が上方に移動し、ウエハ
3を高温炉10の内部に収納する。高温炉10の内部に
て所要時間(たとえば数十秒から数十分)、ウエハ3を
加熱した後、駆動手段16の作用により、支持装置1を
高温炉10の下方に取り出し、冷却し、新しいウエハ3
と交換し、上記動作が繰り返される。
ウエハ3に熱処理を行う場合の動作を次に示す。高温炉
10の内部にたとえば1000℃の均一の温度場を形成
する。高温炉10の下方に取り出された支持装置1にウ
エハ3が乗せられる。図1,図2ではウエハが2枚の場
合を示したが、目的の応じて、1枚ないし、2枚以上の
場合でもよい。駆動手段16の作用により、ウエハ3を
乗せた支持装置1及び搬送台6が上方に移動し、ウエハ
3を高温炉10の内部に収納する。高温炉10の内部に
て所要時間(たとえば数十秒から数十分)、ウエハ3を
加熱した後、駆動手段16の作用により、支持装置1を
高温炉10の下方に取り出し、冷却し、新しいウエハ3
と交換し、上記動作が繰り返される。
【0019】支持装置1は高温炉10の出入に応じて温
度変動する。支柱2が中空のパイプであるため、パイプ
内部のガスが温度変動により膨脹、収縮するが、支柱2
の下方に設けられた通気穴9を経て外気とガス呼吸を行
うため、パイプ内部のガスの圧力が高まってパイプが破
裂することがない。さらに通気穴9を高温炉10の内部
に入らない位置としているため、パイプ内部のガス呼吸
によってゴミを含んだ外気を高温炉10の内部に持ち込
んで吹き出すことがなく、高温炉10の内部を清浄に保
つことができる。
度変動する。支柱2が中空のパイプであるため、パイプ
内部のガスが温度変動により膨脹、収縮するが、支柱2
の下方に設けられた通気穴9を経て外気とガス呼吸を行
うため、パイプ内部のガスの圧力が高まってパイプが破
裂することがない。さらに通気穴9を高温炉10の内部
に入らない位置としているため、パイプ内部のガス呼吸
によってゴミを含んだ外気を高温炉10の内部に持ち込
んで吹き出すことがなく、高温炉10の内部を清浄に保
つことができる。
【0020】冷却された支持装置1及びウエハ3を高温
炉10の内部に挿入した時、ウエハ3は肉厚が薄いため
(たとえば肉厚0.5mm)、高速で高温炉内部温度に上
昇する。一方、支持装置1も薄肉パイプの支柱2と薄板
の支持部5で形成されているため(たとえば肉厚1m
m)、すみやかに高温炉内部温度に上昇し、温度上昇の
過渡時のウエハ面内に生ずる温度分布のバラツキが小さ
い。支持装置1の支持部5にて、ウエハ3を乗せる溝4
を有する接触部8が丸棒となっているのは強度を大きく
するためで、この丸棒の直径をなるべく小さく(たとえ
ば5mm以下に)することにより、熱容量を小さく保つこ
とができる。
炉10の内部に挿入した時、ウエハ3は肉厚が薄いため
(たとえば肉厚0.5mm)、高速で高温炉内部温度に上
昇する。一方、支持装置1も薄肉パイプの支柱2と薄板
の支持部5で形成されているため(たとえば肉厚1m
m)、すみやかに高温炉内部温度に上昇し、温度上昇の
過渡時のウエハ面内に生ずる温度分布のバラツキが小さ
い。支持装置1の支持部5にて、ウエハ3を乗せる溝4
を有する接触部8が丸棒となっているのは強度を大きく
するためで、この丸棒の直径をなるべく小さく(たとえ
ば5mm以下に)することにより、熱容量を小さく保つこ
とができる。
【0021】本実施例によれば、支持装置1の支柱2を
中空のパイプ状とすることにより、中実のものより薄肉
に形成することが可能となるため、支柱の表面積すなわ
ち伝熱面積を大きくすることができ、以って低温のウエ
ハ3を高温炉10の内部に挿入した際の過渡時のウエハ
面内の温度分布を小さくすることができる効果がある。
中空のパイプ状とすることにより、中実のものより薄肉
に形成することが可能となるため、支柱の表面積すなわ
ち伝熱面積を大きくすることができ、以って低温のウエ
ハ3を高温炉10の内部に挿入した際の過渡時のウエハ
面内の温度分布を小さくすることができる効果がある。
【0022】図3に約1000℃の高温炉(図2に示し
た構造の場合)の内部にウエハ及びウエハ支持装置を挿
入した時の過渡温度変化について数値シミュレーション
した結果を示す。厚さ1mmのパイプ状の支柱からなるウ
エハ支持装置1にウエハ(厚さ0.5mm)を乗せて挿入
した場合について、該ウエハの中心位置の温度変化を実
線31、ウエハ下部の温度変化を実線32、ウエハ支持
装置の支持部先端部の温度変化を実線33に示す。ウエ
ハ支持装置の厚さがウエハより厚いため、該支持装置の
温度上昇がやや遅くなるが、約2分後にはほぼ同一温度
になっている。
た構造の場合)の内部にウエハ及びウエハ支持装置を挿
入した時の過渡温度変化について数値シミュレーション
した結果を示す。厚さ1mmのパイプ状の支柱からなるウ
エハ支持装置1にウエハ(厚さ0.5mm)を乗せて挿入
した場合について、該ウエハの中心位置の温度変化を実
線31、ウエハ下部の温度変化を実線32、ウエハ支持
装置の支持部先端部の温度変化を実線33に示す。ウエ
ハ支持装置の厚さがウエハより厚いため、該支持装置の
温度上昇がやや遅くなるが、約2分後にはほぼ同一温度
になっている。
【0023】一方、厚さ5mmのパイプ状の支柱を有する
ウエハ支持装置にウエハ(厚さ0.5mm)を乗せて挿入
した場合について、ウエハ中心位置の温度変化を破線3
4、ウエハ下部の温度変化を破線35、該支持装置の先
端部の温度変化を破線36に示す。ウエハの厚さが厚い
ため、3分後でも支持装置の温度が約800℃であり、
その結果ウエハ面内にまだ温度分布が生じていて、更に
長時間の加熱が必要であることが解る。なお、ウエハ温
度34,35が一旦高温となってから少し下がる理由
は、高温炉の内部温度がウエハ挿入直後からウエハ支持
装置の加熱のために冷やされるからである。以上のこと
から、ウエハ面内の温度分布を低減するにはウエハ支持
装置を薄肉材とすることが重要であることがわかる。
ウエハ支持装置にウエハ(厚さ0.5mm)を乗せて挿入
した場合について、ウエハ中心位置の温度変化を破線3
4、ウエハ下部の温度変化を破線35、該支持装置の先
端部の温度変化を破線36に示す。ウエハの厚さが厚い
ため、3分後でも支持装置の温度が約800℃であり、
その結果ウエハ面内にまだ温度分布が生じていて、更に
長時間の加熱が必要であることが解る。なお、ウエハ温
度34,35が一旦高温となってから少し下がる理由
は、高温炉の内部温度がウエハ挿入直後からウエハ支持
装置の加熱のために冷やされるからである。以上のこと
から、ウエハ面内の温度分布を低減するにはウエハ支持
装置を薄肉材とすることが重要であることがわかる。
【0024】薄肉化の一つの方法として、本実施例の支
柱を中空状にすれば同じ重量の材料を用いて中実の支柱
を作る場合より板厚が薄くなり、伝熱面積が大きくな
り、以って温度上昇速度が速くなる。
柱を中空状にすれば同じ重量の材料を用いて中実の支柱
を作る場合より板厚が薄くなり、伝熱面積が大きくな
り、以って温度上昇速度が速くなる。
【0025】本発明の他の実施例のウエハ支持装置の外
観視斜図を図4に示す。この支持装置1は先端支持部5
の構造が異なっている。また、溝4を有する接触部17
がパイプで形成されている。本実施例によれば、溝4を
有する接触部17がパイプで形成されているため、ウエ
ハに直接接触する溝4の部分の熱容量を更に小さくする
ことができ、ウエハ面内の温度分布を更に小さくするこ
とができる。
観視斜図を図4に示す。この支持装置1は先端支持部5
の構造が異なっている。また、溝4を有する接触部17
がパイプで形成されている。本実施例によれば、溝4を
有する接触部17がパイプで形成されているため、ウエ
ハに直接接触する溝4の部分の熱容量を更に小さくする
ことができ、ウエハ面内の温度分布を更に小さくするこ
とができる。
【0026】本発明の他の実施例を図5に示す。ウエハ
支持装置1の支柱2に補強用のパイプ18が並設されて
いる。補強用のパイプ18も上部19が密封され、下部
に通気穴20を有する。この支持装置1の先端支持部5
もパイプで形成されている。支持部5のパイプ内の空間
と支柱2の内部空間は連通している。本実施例によれば
支持装置1の剛性がパイプ18によって増し、加熱部へ
の挿入や取り出しなど支持装置を移動する時に振動が生
じにくくすることができる。
支持装置1の支柱2に補強用のパイプ18が並設されて
いる。補強用のパイプ18も上部19が密封され、下部
に通気穴20を有する。この支持装置1の先端支持部5
もパイプで形成されている。支持部5のパイプ内の空間
と支柱2の内部空間は連通している。本実施例によれば
支持装置1の剛性がパイプ18によって増し、加熱部へ
の挿入や取り出しなど支持装置を移動する時に振動が生
じにくくすることができる。
【0027】本発明の他の実施例の外観斜視図を図6に
示す。この支持装置1の支柱2はロ字状の断面形状にな
っている。図7は楕円状の断面形状、図8はΔ字状の断
面形状のものである。図7と図8に示す支柱について
は、図1に示したごとく、支柱2が高温炉10の内部に
挿入される部分を密閉構造とし、装置外部の部分に通気
穴9を設ける。
示す。この支持装置1の支柱2はロ字状の断面形状にな
っている。図7は楕円状の断面形状、図8はΔ字状の断
面形状のものである。図7と図8に示す支柱について
は、図1に示したごとく、支柱2が高温炉10の内部に
挿入される部分を密閉構造とし、装置外部の部分に通気
穴9を設ける。
【0028】本発明の他の実施例の外観斜視図を図9に
示す。この支持装置1の支柱2は3本のパイプからなっ
ている。支持部5は丸棒の接触部8のみからなってい
る。本発明の他の実施例の外観斜視図を図10に示す。
支持部5が薄板で形成された箱形になっている。
示す。この支持装置1の支柱2は3本のパイプからなっ
ている。支持部5は丸棒の接触部8のみからなってい
る。本発明の他の実施例の外観斜視図を図10に示す。
支持部5が薄板で形成された箱形になっている。
【0029】本発明の他の実施例の外観斜視図を図11
に示す。支柱2がパイプになっていると共に、その下部
の直径が大きくなっている。本実施例によれば支柱2の
剛性を増すことができる。
に示す。支柱2がパイプになっていると共に、その下部
の直径が大きくなっている。本実施例によれば支柱2の
剛性を増すことができる。
【0030】本発明の他の実施例の外観斜視図を図12
に示す。支持部5は先端にウエハよりも大きくて、ウエ
ハの周縁側を囲うリング26を有し、その内側に溝4を
もつ丸棒からなる接触部8をもつ。本実施例によればウ
エハ2枚を乗せて支持装置1を高温炉10の内部に挿入
する際に、2枚のウエハの側方から2枚のウエハの内側
に放射される熱をリング26がさえぎるため、2枚のウ
エハとも外側の面のみで均一に加熱され、ウエハ面内に
生じる温度分布のバラツキを低減する効果がある。
に示す。支持部5は先端にウエハよりも大きくて、ウエ
ハの周縁側を囲うリング26を有し、その内側に溝4を
もつ丸棒からなる接触部8をもつ。本実施例によればウ
エハ2枚を乗せて支持装置1を高温炉10の内部に挿入
する際に、2枚のウエハの側方から2枚のウエハの内側
に放射される熱をリング26がさえぎるため、2枚のウ
エハとも外側の面のみで均一に加熱され、ウエハ面内に
生じる温度分布のバラツキを低減する効果がある。
【0031】本発明の他の実施例のウエハ支持装置と高
温炉の断面図を図13に示す。円筒形状の高温炉10に
水平状態のウエハ3を挿入する。このウエハ3は先端が
針状になった接触部8に乗せられている。
温炉の断面図を図13に示す。円筒形状の高温炉10に
水平状態のウエハ3を挿入する。このウエハ3は先端が
針状になった接触部8に乗せられている。
【0032】本発明の他の実施例のウエハ支持装置とラ
ンプ加熱装置の断面図を図14に示す。ハロゲンランプ
23、反射板24、反応管12で構成された直方体形状
のランプ加熱装置25の内部に、ウエハ3が支持装置1
に乗せられて挿入されている。この支持装置1はパイプ
状の支柱2の側面に針状の突起22を支持部5として形
成されており、ウエハ3がこの突起22に乗せられてい
る。支持装置1はランプ加熱装置25の内部に挿入され
ている部分が密封構造であり、同装置25外部に通気穴
9を有する。この支持装置1は搬送台6に取り付けら
れ、矢印21の方向に移動してウエハ3の挿入、取出し
を行う。
ンプ加熱装置の断面図を図14に示す。ハロゲンランプ
23、反射板24、反応管12で構成された直方体形状
のランプ加熱装置25の内部に、ウエハ3が支持装置1
に乗せられて挿入されている。この支持装置1はパイプ
状の支柱2の側面に針状の突起22を支持部5として形
成されており、ウエハ3がこの突起22に乗せられてい
る。支持装置1はランプ加熱装置25の内部に挿入され
ている部分が密封構造であり、同装置25外部に通気穴
9を有する。この支持装置1は搬送台6に取り付けら
れ、矢印21の方向に移動してウエハ3の挿入、取出し
を行う。
【0033】尚、中空状の支柱内部に発熱源と冷却源を
備え、ウエハ支持装置自体の温度がウエハと同一となる
よう温度制御することによっても温度上昇速度を両者近
づけることができる。
備え、ウエハ支持装置自体の温度がウエハと同一となる
よう温度制御することによっても温度上昇速度を両者近
づけることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、ウエハ支持装置の支柱
を中空状としたことにより、中実にするよりは肉厚を薄
く形成でき、これにより同重量の材料で形成したときの
表面積を大きくすることができるので、伝熱面積が増大
する。そのため、過渡時も含めてウエハ面内の温度分布
のバラツキを低減することができる。その結果ウエハ面
内温度分布の低減により、短時間熱処理でもウエハの熱
処理を均一に行うことができる。更に、支柱が中空状の
ときは連通部(通気穴)を設けることにより内部気体の
膨張、収縮による支柱破損の恐れをなくせる。
を中空状としたことにより、中実にするよりは肉厚を薄
く形成でき、これにより同重量の材料で形成したときの
表面積を大きくすることができるので、伝熱面積が増大
する。そのため、過渡時も含めてウエハ面内の温度分布
のバラツキを低減することができる。その結果ウエハ面
内温度分布の低減により、短時間熱処理でもウエハの熱
処理を均一に行うことができる。更に、支柱が中空状の
ときは連通部(通気穴)を設けることにより内部気体の
膨張、収縮による支柱破損の恐れをなくせる。
【0035】また、中空支柱の肉厚は、ウエハ支持装置
のうち熱処理装置の加熱部に挿入されている部分の表面
積と重量との比率を、半導体ウエハ自身の表面積と重量
との比率と略一致するよう薄肉に設定されているため、
ウエハ支持装置全体の熱容量を低減することができるの
で、ウエハ及びウエハ支持装置を高温炉内等の加熱部に
挿入した時に、ウエハとウエハ支持装置の温度上昇速度
がほぼ等しくなる。従って、一層ウエハ面内温度分布の
低減を図れる。
のうち熱処理装置の加熱部に挿入されている部分の表面
積と重量との比率を、半導体ウエハ自身の表面積と重量
との比率と略一致するよう薄肉に設定されているため、
ウエハ支持装置全体の熱容量を低減することができるの
で、ウエハ及びウエハ支持装置を高温炉内等の加熱部に
挿入した時に、ウエハとウエハ支持装置の温度上昇速度
がほぼ等しくなる。従って、一層ウエハ面内温度分布の
低減を図れる。
【0036】本発明に係る半導体ウエハ熱処理装置によ
れば、ウエハの均一熱分布加熱が容易かつ確実にできる
ため、ウエハに結晶欠陥が発生するのを防止でき、熱処
理の不良率が低下する効果がある。これらの効果によ
り、熱処理の歩留りが向上する。
れば、ウエハの均一熱分布加熱が容易かつ確実にできる
ため、ウエハに結晶欠陥が発生するのを防止でき、熱処
理の不良率が低下する効果がある。これらの効果によ
り、熱処理の歩留りが向上する。
【図1】本発明に係るウエハ支持装置の斜視図である。
【図2】本発明に係る半導体ウエハ熱処理装置の要部縦
断面である。
断面である。
【図3】約1000℃の高温炉内にウエハ及びウエハ支
持装置を挿入した時の過渡温度変化についての数値シミ
ュレーション結果を示す図である。
持装置を挿入した時の過渡温度変化についての数値シミ
ュレーション結果を示す図である。
【図4】本発明の異なる他実施例を示す斜視図である。
【図5】本発明の異なる他実施例を示す斜視図である。
【図6】本発明の異なる他実施例を示す斜視図である。
【図7】本発明の異なる実施例に係る支柱の断面図であ
る。
る。
【図8】本発明の異なる実施例に係る支柱の断面図であ
る。
る。
【図9】本発明の異なる実施例の斜視図である。
【図10】本発明の異なる実施例の斜視図である。
【図11】本発明の異なる実施例の斜視図である。
【図12】本発明の異なる実施例の斜視図である。
【図13】半導体ウエハ熱処理装置の異なる実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図14】半導体ウエハ熱処理装置の異なる実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
1 ウエハ支持装置 2 支柱 3 ウエハ 4 溝 5 支持部 9 連通部(通気穴) 10 高温炉(加熱部) 16 駆動手段、 18 補強パイプ 20 連通部(通気穴) 22 針状の突起 26 リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本間 和男 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 酒井 昭彦 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 高垣 哲也 東京都小平市上水本町1450番地 株式会社 日立製作所武蔵工場内 (72)発明者 内野 敏幸 東京都小平市上水本町1450番地 株式会社 日立製作所武蔵工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体ウエハを支持する支持部と、一端
側に前記支持部を有する支柱とを備えた半導体ウエハ熱
処理装置のウエハ支持装置において、 該ウエハ支持装置は石英ガラス、ポリシリコン又はシリ
コンカーバイドにて形成され、 前記支柱は中空状に形成されていると共に熱処理装置の
加熱部に挿入されない部分に該支柱の内外空間を連通す
る連通部が設けられていることを特徴とする半導体ウエ
ハ熱処理装置のウエハ支持装置。 - 【請求項2】 半導体ウエハを支持する支持部と、一端
側に前記支持部を有する支柱とを備えた半導体ウエハ熱
処理装置のウエハ支持装置において、 該ウエハ支持装置は石英ガラス、ポリシリコン又はシリ
コンカーバイドにて形成され、 前記支柱は中空状に形成されており、支柱の肉厚は、ウ
エハ支持装置のうち熱処理装置の加熱部に挿入されてい
る部分の表面積と重量との比率を、半導体ウエハ自身の
表面積と重量との比率と略一致するよう薄肉に設定され
ていると共に熱処理装置の加熱部に挿入されない部分に
該支柱の内外空間を連通する連通部が設けられているこ
とを特徴とする半導体ウエハ熱処理装置のウエハ支持装
置。 - 【請求項3】 加熱部と、ウエハ支持装置を該加熱部内
に出入させる駆動手段とを備えた半導体ウエハ熱処理装
置において、ウエハ支持装置は請求項1又は2のいずれ
かのものである半導体ウエハ熱処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8259104A JP2777643B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 半導体ウエハ熱処理装置のウエハ支持装置及び半導体ウエハ熱処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8259104A JP2777643B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 半導体ウエハ熱処理装置のウエハ支持装置及び半導体ウエハ熱処理装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63087728A Division JPH0793281B2 (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | 半導体ウエハ熱処理装置のウエハ支持装置及び半導体ウエハ熱処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09120948A true JPH09120948A (ja) | 1997-05-06 |
JP2777643B2 JP2777643B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=17329387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8259104A Expired - Fee Related JP2777643B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 半導体ウエハ熱処理装置のウエハ支持装置及び半導体ウエハ熱処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2777643B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002503884A (ja) * | 1998-02-11 | 2002-02-05 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | 熱処理チャンバ用基板支持体 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS43567Y1 (ja) * | 1964-05-30 | 1968-01-12 | ||
JPS55113321A (en) * | 1979-02-23 | 1980-09-01 | Hitachi Ltd | Jig for heat treatment |
JPS56167324A (en) * | 1980-05-26 | 1981-12-23 | Mitsubishi Electric Corp | Manufacture of semiconductor device |
JPS60111037U (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-27 | 株式会社 デンコ− | 縦形半導体熱処理炉 |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP8259104A patent/JP2777643B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS43567Y1 (ja) * | 1964-05-30 | 1968-01-12 | ||
JPS55113321A (en) * | 1979-02-23 | 1980-09-01 | Hitachi Ltd | Jig for heat treatment |
JPS56167324A (en) * | 1980-05-26 | 1981-12-23 | Mitsubishi Electric Corp | Manufacture of semiconductor device |
JPS60111037U (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-27 | 株式会社 デンコ− | 縦形半導体熱処理炉 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002503884A (ja) * | 1998-02-11 | 2002-02-05 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | 熱処理チャンバ用基板支持体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2777643B2 (ja) | 1998-07-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |