JPH09120017A - 光モジュール - Google Patents

光モジュール

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JPH09120017A
JPH09120017A JP27776795A JP27776795A JPH09120017A JP H09120017 A JPH09120017 A JP H09120017A JP 27776795 A JP27776795 A JP 27776795A JP 27776795 A JP27776795 A JP 27776795A JP H09120017 A JPH09120017 A JP H09120017A
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JP
Japan
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optical fiber
optical
groove
optical waveguide
waveguide
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JP27776795A
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Satoru Takasugi
哲 高杉
Masayuki Shida
真之 志田
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光ファイバに引っ張り力および押し込み力が加
わっても、光モジュール内部で光ファイバが破断したり
光導波路と光ファイバの融着接続部で破断したりしない
ようにする。また光導波路と光ファイバアレイのコアピ
ッチを任意に変換する。 【解決手段】(1)光ファイバの支持部材4に曲線状の
溝5を設ける。(2)支持部材4において光導波路側の
光ファイバと光ファイバアレイ側の光ファイバとの間に
オフセットを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光モジュールに関
し、特に、熱応力による光ファイバの破断を防ぐように
した光モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の光モジュールを示す。光導
波路1およびこの光導波路と結合した光ファイバ2もし
くは光ファイバアレイ9を支持する支持部材4を備え、
これら支持部材を筐体8に固定し光モジュールが得られ
る。光ファイバ2もしくは光ファイバアレイ9を支持す
る支持部材4には光ファイバ2の被覆径よりも1.1以
上3倍以内の溝5が直線上に設けられている。光ファイ
バ2はこの溝5に埋め込まれ、樹脂6により固定され
る。樹脂6は、温度変化等の環境変化が存在する場合に
は、溝内に収納した光ファイバに応力が加わらないよ
う、例えばシリコーンなどの極低弾性な接着材が使用さ
れる。光導波路1と光ファイバ2との接続は融着接続さ
れ、接続部7より約2〜3mmの部分の光ファイバ被覆は
除去されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の光モジュールに
よると、光ファイバ2に引っ張り力が加わった場合、溝
5の形状が直線で樹脂6の弾性が低いため光導波路1と
光ファイバ2との融着接続部7で破断する恐れがある。
また光ファイバ2に押し込み力が加わった場合、樹脂6
の弾性が低いため、光ファイバ2は直線状の溝5の内部
で容易に曲りが生じ、光ファイバ2が座屈、つまり破断
する恐れがある。また溝5の形状は直線のため光導波路
1と光ファイバアレイのコアピッチは任意に変換できな
い。
【0004】従来の光モジュールにおいて、樹脂6の弾
性を高くすると、光ファイバ2に加えられる外部からの
外力の影響は除かれるが、光モジュールに温度変化が加
えられた場合、樹脂6の弾性が高いため、溝5内で光フ
ァイバ2に温度変化による外力が加わり、溝5内で固定
された光ファイバ2が破断する恐れがある。
【0005】従って、本発明の目的は温度変化がパッケ
ージに加えられても、また光ファイバに引っ張りや押し
込み等の外力が加えられても、光ファイバが破断するこ
とがないような光モジュールを提供することにある。さ
らに光導波路と光ファイバアレイのコアピッチが任意に
変換できる光モジュールを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を実
現するため、第一の発明は光モジュール内部の光ファイ
バを支持する支持部材に光ファイバを埋め込み、樹脂固
定するための溝を設けるが、その形状は直線ではないこ
とを特徴としたパッケージを提供し、第二の発明は光モ
ジュール内部の光ファイバを支持する支持部材におい
て、支持部材の両側の光ファイバ間にオフセットを設け
たことにある。
【0007】第一の発明では、溝内に極低弾性の接着材
を用いて光ファイバを固定しても、溝の形状が直線では
ないため、光ファイバに引っ張り力が加わっても、光フ
ァイバの被覆層と溝の側壁との間の摩擦力により、光フ
ァイバが固定され、光ファイバの引き留め力が向上す
る。また、光ファイバに押し込み力が加わった時には、
溝が曲線状であり、溝の幅が光ファイバ被覆径の1.1
以上3倍と広いため押し込まれる光ファイバの許容長
は、溝形状が直線状のものより長くできる。それゆえ押
し込みの影響を吸収することができる。また、第二の発
明によれば、光ファイバを支持する支持部材において支
持部材の両側の光ファイバ間にはオフセットが設けられ
ているため、光導波路のコアピッチと光ファイバアレイ
のコアピッチを任意に変換する事ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1および図2は本発明の第1の
実施例を示す。光導波路1は光導波路支持部3と例えば
ハンダにより固定され、そして光導波路支持部3は筐体
8と溶接あるいは樹脂などにより固定されている。この
光導波路1と光結合する光ファイバ2は支持部材4に樹
脂6により固定される。この支持部材4には光ファイバ
の被覆径より1.1以上3倍以内の溝5が設けられてお
り、かつその溝形状は曲線状になっている。樹脂6は光
モジュールに温度変化が生じても溝5内で光ファイバ2
が破断しないよう、例えばシリコーンなどの極低弾性の
接着材を用いる。
【0009】以上の構成において、光ファイバ2に引っ
張り力が加わっても、溝5の形状が曲線のため、溝5の
側壁と光ファイバ2の被覆層との間に摩擦力が生じ引き
留め力が向上するため、光導波路1と光ファイバ2との
融着接続部7で破断することはない。また光ファイバ2
に押し込み力が加わっても、溝5の形状が曲線で、光フ
ァイバ2の被覆径よりも1.1以上3倍以内の幅を有す
るため、押し込まれる光ファイバの許容長は、溝形状が
直線状のものより長くすることができる。それゆえ、押
し込みの影響を吸収することができ、溝5内で光ファイ
バ2が破断することはない。
【0010】図3は本発明の第2の実施例を示す。図2
と同一の部分には同一の引用数字を付したので重複する
説明は省略する。光導波路1と光結合する光ファイバ2
の支持部材4には光ファイバ2を固定する溝5が設けら
れている。溝幅は光ファイバの被覆径の1.1以上3倍
以内となっている。支持部材4において、支持部材両側
の光導波路1側の光ファイバと対向する光ファイバアレ
イ側の光ファイバにはオフセットが設けられている。す
なわち、支持部材4において光導波路1側の光ファイバ
と光ファイバアレイ側の光ファイバは一直線には並ばな
い。溝5の幅をw,光ファイバ2の被覆径をd、支持部
材4においてδを図3に示すように定義すると δ≧w−d に構成されている。
【0011】以上の構成において光ファイバ2に引っ張
り力が加わっても、溝5内の壁面と光ファイバの被覆層
との摩擦力のため光導波路1と光ファイバの融着接続部
7で破断することはない。また光ファイバ2に押し込み
力が加わっても、溝5の幅が光ファイバ2の被覆径より
1.1以上3倍以内となっているため、第1の実施例と
同様に押し込まれた光ファイバが吸収され溝内で光ファ
イバが破断することはない。また支持部材4において光
導波路1側の光ファイバと光ファイバアレイ側の光ファ
イバにオフセットが設けられているので、光導波路のコ
アピッチと光ファイバアレイのコアピッチを同一にする
必要がなく、任意にピッチの変換が可能となる。
【0012】図4は本発明の第3の実施例を示す。図3
と同一の部分には同一の引用数字を付したので重複する
説明は省略する。光ファイバの支持部材4には円弧状の
溝が設けられている。溝幅は光ファイバ2の被覆径の
1.1以上3倍以内である。それぞれの光ファイバは円
弧状の溝により反対方向に導かれる。
【0013】以上の構成において、光ファイバ2に引っ
張りや押し込み力が加わった場合、第1,第2の実施例
と同じ効果が得られる。また溝を特定の形状にすること
により、光ファイバを特定の方向に導くことが可能とな
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のモジュール
によると、光ファイバに引っ張り力や押し込み力が加わ
っても、光ファイバの支持部材でその影響を吸収するこ
とができるので光ファイバが破断したり、光導波路と光
ファイバの融着接続部で破断することがない。更に、光
ファイバ支持部材において導波路側の光ファイバと光フ
ァイバアレイ側の光ファイバにオフセットを設けたの
で、光導波路と光ファイバアレイのコアピッチを任意に
変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す斜視図。
【図2】図1の一部の拡大図。
【図3】本発明の第2の実施例を示す説明図。
【図4】本発明の第3の実施例を示す説明図。
【図5】従来の光モジュールを示す説明図。
【符号の説明】
1 光導波路 2 光ファイバ 3 光導波路支持部 4 支持部材 5 溝 6 樹脂 7 融着接続部 8 筐体 9 光ファイバアレイ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光導波路およびこの光導波路と光結合した
    光ファイバを支持する支持部材を備え、該支持部材を筐
    体に固定して得られる光モジュールにおいて、前記光フ
    ァイバを支持する支持部材に該光ファイバの被覆径の
    1.1以上3倍以内の溝を備え、かつ溝の形状を曲線と
    し、当該溝に前記光ファイバを固定することを特徴とす
    る光モジュール。
  2. 【請求項2】前記支持部材の両側の光ファイバ間にオフ
    セットを設けたことを特徴とする光モジュール。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007041222A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Sony Corp 光結合器及び光コネクタ
JP2012203270A (ja) * 2011-03-26 2012-10-22 Fujitsu Ltd 光コネクタ及び光コネクタの製造方法
JP2013200352A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Hitachi Cable Ltd 光ファイバと光モジュールとの接続構造及び光通信モジュール

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JP2012203270A (ja) * 2011-03-26 2012-10-22 Fujitsu Ltd 光コネクタ及び光コネクタの製造方法
JP2013200352A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Hitachi Cable Ltd 光ファイバと光モジュールとの接続構造及び光通信モジュール

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