JPH0720326A - 光ファイバ端末ユニット - Google Patents
光ファイバ端末ユニットInfo
- Publication number
- JPH0720326A JPH0720326A JP5162302A JP16230293A JPH0720326A JP H0720326 A JPH0720326 A JP H0720326A JP 5162302 A JP5162302 A JP 5162302A JP 16230293 A JP16230293 A JP 16230293A JP H0720326 A JPH0720326 A JP H0720326A
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- JP
- Japan
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- optical fiber
- terminal unit
- fiber terminal
- holder
- face
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- Pending
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 光ファイバ端末ユニットは、光ファイバ1端
部に装着され、光を光ファイバへ入射および/または出
射させる光ファイバ端末ユニットであって、光ファイバ
端部を内部に保持・固定するホルダー部3を備え、ホル
ダー部の先端開口部に臨む光ファイバ端面2が、加熱鏡
面板により転写された鏡面を有するものである。 【効果】 簡易に製造できて製造コストが安く、光ファ
イバ端部を確実に固定し、多芯光ファイバ端末では、隣
接する光ファイバ間でクロストークを防止する。
部に装着され、光を光ファイバへ入射および/または出
射させる光ファイバ端末ユニットであって、光ファイバ
端部を内部に保持・固定するホルダー部3を備え、ホル
ダー部の先端開口部に臨む光ファイバ端面2が、加熱鏡
面板により転写された鏡面を有するものである。 【効果】 簡易に製造できて製造コストが安く、光ファ
イバ端部を確実に固定し、多芯光ファイバ端末では、隣
接する光ファイバ間でクロストークを防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ファイバの末端構
造に関し、より詳細には、光ファイバ端面が加熱鏡面板
により鏡面処理された、光を光ファイバへ入射および/
または出射させる光ファイバ端末ユニットに関する。
造に関し、より詳細には、光ファイバ端面が加熱鏡面板
により鏡面処理された、光を光ファイバへ入射および/
または出射させる光ファイバ端末ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、センサヘッドなどの光フ
ァイバ末端構造は、ケーブル被覆材を取り除いた光ファ
イバ末端に口金を接着剤などで装着し、光ファイバ端面
を機械的研磨処理により鏡面化したものである。この様
な光ファイバ末端では、光源から出て光ファイバ内を伝
播した光を、光ファイバ端面から出射し、また、対象物
からの反射光若しくは透過光をこの光ファイバ端面から
入射し、光ファイバがこの光を伝播する。
ァイバ末端構造は、ケーブル被覆材を取り除いた光ファ
イバ末端に口金を接着剤などで装着し、光ファイバ端面
を機械的研磨処理により鏡面化したものである。この様
な光ファイバ末端では、光源から出て光ファイバ内を伝
播した光を、光ファイバ端面から出射し、また、対象物
からの反射光若しくは透過光をこの光ファイバ端面から
入射し、光ファイバがこの光を伝播する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光ファ
イバ端面を機械的研磨処理する工程が、非常に煩雑であ
り人手もかかることから、製造コストが高くなる。更
に、接着剤などで光ファイバ端部を口金を固定すると、
光ファイバの抜けが生じる恐れがある。2芯などの多芯
光ファイバ端末では、口金の1つの貫通孔に2本の光フ
ァイバ芯線を挿入して接着剤などで装着し、光ファイバ
端面を機械的研磨処理により鏡面化したものであり、隣
接する光ファイバ間でクロストークを起こす恐れがあ
る。
イバ端面を機械的研磨処理する工程が、非常に煩雑であ
り人手もかかることから、製造コストが高くなる。更
に、接着剤などで光ファイバ端部を口金を固定すると、
光ファイバの抜けが生じる恐れがある。2芯などの多芯
光ファイバ端末では、口金の1つの貫通孔に2本の光フ
ァイバ芯線を挿入して接着剤などで装着し、光ファイバ
端面を機械的研磨処理により鏡面化したものであり、隣
接する光ファイバ間でクロストークを起こす恐れがあ
る。
【0004】この発明は、上述の背景に基づきなされた
ものであり、その目的とするところは、煩雑な工程を必
要とせず簡易に製造できて製造コストが安く、好ましく
は、光ファイバ端部が確実に固定され、多芯光ファイバ
端末では、隣接する光ファイバ間でクロストークを起こ
さない光ファイバ端末ユニットを提供することである。
ものであり、その目的とするところは、煩雑な工程を必
要とせず簡易に製造できて製造コストが安く、好ましく
は、光ファイバ端部が確実に固定され、多芯光ファイバ
端末では、隣接する光ファイバ間でクロストークを起こ
さない光ファイバ端末ユニットを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題はこの発明より
解決される。すなわち、この発明による光ファイバ端末
ユニットは、光ファイバ端部に装着され、光を光ファイ
バへ入射および/または出射させる光ファイバ端末ユニ
ットであって、光ファイバ端部を内部に保持・固定する
ホルダー部を備え、ホルダー部の先端開口部に臨む光フ
ァイバ端面が、加熱鏡面板により転写された鏡面を有す
ることを特徴とすることを特徴とするものである。この
発明の好ましい態様において、ホルダー部の先端開口部
にテーパーが設けられ、この部分に加熱により光ファイ
バが膨大化されている。更に、この発明の好ましい態様
において、多芯である場合、ホルダー部に光ファイバ毎
に貫通孔に保持・固定することができる。
解決される。すなわち、この発明による光ファイバ端末
ユニットは、光ファイバ端部に装着され、光を光ファイ
バへ入射および/または出射させる光ファイバ端末ユニ
ットであって、光ファイバ端部を内部に保持・固定する
ホルダー部を備え、ホルダー部の先端開口部に臨む光フ
ァイバ端面が、加熱鏡面板により転写された鏡面を有す
ることを特徴とすることを特徴とするものである。この
発明の好ましい態様において、ホルダー部の先端開口部
にテーパーが設けられ、この部分に加熱により光ファイ
バが膨大化されている。更に、この発明の好ましい態様
において、多芯である場合、ホルダー部に光ファイバ毎
に貫通孔に保持・固定することができる。
【0006】
【作用】上記構成を有するこの発明は、以下のように作
用・動作する。この発明の光ファイバ端末ユニットで
は、光ファイバ端部をホルダー部で保持し、ホルダー部
の光ファイバ末端の端面から、この反対側の光源から出
て光ファイバ内を伝播した光が、出射する。この発明の
好ましい態様において、光ファイバが引く抜く方向に力
がかかった場合では、ホルダー部の先端開口部のテーパ
ーに光ファイバが膨大化されているので、引っ張り力に
抵抗する。更に、多芯である場合、ホルダー部に光ファ
イバ毎に貫通孔に保持・固定されているので、これらの
隣接する光ファイバ間で光遮断される。
用・動作する。この発明の光ファイバ端末ユニットで
は、光ファイバ端部をホルダー部で保持し、ホルダー部
の光ファイバ末端の端面から、この反対側の光源から出
て光ファイバ内を伝播した光が、出射する。この発明の
好ましい態様において、光ファイバが引く抜く方向に力
がかかった場合では、ホルダー部の先端開口部のテーパ
ーに光ファイバが膨大化されているので、引っ張り力に
抵抗する。更に、多芯である場合、ホルダー部に光ファ
イバ毎に貫通孔に保持・固定されているので、これらの
隣接する光ファイバ間で光遮断される。
【0007】
【実施例】この発明を以下の実施例により具体的に説明
する。図1に、この発明による一実施例の光ファイバ端
末ユニットの断面図を示す。この態様の光ファイバ端末
ユニットは、光ファイバ1端部に装着され、光を光ファ
イバへ入射および/または出射させる光ファイバ端末ユ
ニットであって、光ファイバ端部を内部に保持・固定す
るホルダー部3を備え、ホルダー部の先端開口部に臨む
光ファイバ端面2が、加熱鏡面板により転写された鏡面
を有するものである。この態様において、光ファイバ端
末ユニットの各部材の形状や寸法は、用途に応じて適宜
変更することができる。
する。図1に、この発明による一実施例の光ファイバ端
末ユニットの断面図を示す。この態様の光ファイバ端末
ユニットは、光ファイバ1端部に装着され、光を光ファ
イバへ入射および/または出射させる光ファイバ端末ユ
ニットであって、光ファイバ端部を内部に保持・固定す
るホルダー部3を備え、ホルダー部の先端開口部に臨む
光ファイバ端面2が、加熱鏡面板により転写された鏡面
を有するものである。この態様において、光ファイバ端
末ユニットの各部材の形状や寸法は、用途に応じて適宜
変更することができる。
【0008】この態様の光ファイバ端末ユニット1は、
以下のように動作する。この発明の光ファイバ端末ユニ
ットでは、光ファイバ端部をホルダー部3で保持し、ホ
ルダー部の光ファイバ末端の端面2から、この反対側の
光源から出て光ファイバ内を伝播した光が出射する。こ
の態様では、ホルダー部の先端開口部のテーパー4に光
ファイバが膨大化されているので、引っ張り力に抵抗す
る。
以下のように動作する。この発明の光ファイバ端末ユニ
ットでは、光ファイバ端部をホルダー部3で保持し、ホ
ルダー部の光ファイバ末端の端面2から、この反対側の
光源から出て光ファイバ内を伝播した光が出射する。こ
の態様では、ホルダー部の先端開口部のテーパー4に光
ファイバが膨大化されているので、引っ張り力に抵抗す
る。
【0009】ついで、この実施例に示す光ファイバ端末
ユニット1の製造方法を、図2を参照して示す。光ファ
イバコードの端部の被覆材を引き剥がし、ホルダー部3
に挿入する。ホルダー部の先端開口部に臨む光ファイバ
端部に、加熱体5を利用して加熱鏡面板を押し当てる。
その結果、光ファイバの先端部が溶融若しくは軟化し
て、テーパー4に広がる。その後、加熱体5を鏡面板6
の裏面から引き離し、光ファイバ端面を冷却して鏡面を
その端面に転写する。
ユニット1の製造方法を、図2を参照して示す。光ファ
イバコードの端部の被覆材を引き剥がし、ホルダー部3
に挿入する。ホルダー部の先端開口部に臨む光ファイバ
端部に、加熱体5を利用して加熱鏡面板を押し当てる。
その結果、光ファイバの先端部が溶融若しくは軟化し
て、テーパー4に広がる。その後、加熱体5を鏡面板6
の裏面から引き離し、光ファイバ端面を冷却して鏡面を
その端面に転写する。
【0010】更に、多芯である場合、図3に示すよう
に、ホルダー部3に光ファイバ毎の貫通孔を設け、この
貫通孔に光ファイバ端部を保持・固定する。この態様に
より。隣接する光ファイバ間で光遮断することができ
る。
に、ホルダー部3に光ファイバ毎の貫通孔を設け、この
貫通孔に光ファイバ端部を保持・固定する。この態様に
より。隣接する光ファイバ間で光遮断することができ
る。
【0011】
【発明の効果】この発明の光ファイバ端末ユニットは、
簡易に製造できて製造コストが安く、光ファイバ端部を
確実に固定し、多芯光ファイバ端末では、隣接する光フ
ァイバ間でクロストークを防止することができる。
簡易に製造できて製造コストが安く、光ファイバ端部を
確実に固定し、多芯光ファイバ端末では、隣接する光フ
ァイバ間でクロストークを防止することができる。
【図1】図1は、この発明による一実施例の光ファイバ
端末ユニットの断面図である。
端末ユニットの断面図である。
【図2】図2は、この発明による実施例の光ファイバ端
末ユニットの製造工程を示す断面図である。
末ユニットの製造工程を示す断面図である。
【図3】図3は、この発明による一実施例の多芯の光フ
ァイバ端末ユニットの断面図である。
ァイバ端末ユニットの断面図である。
1 光ファイバコード 2 光ファイバ端面 3 ホルダー部 4 テーパー 5 加熱体 6 鏡面板
Claims (1)
- 【請求項1】 光ファイバ端部に装着され、光を光ファ
イバへ入射および/または出射させる光ファイバ端末ユ
ニットであって、 光ファイバ端部を内部に保持・固定するホルダー部を備
え、ホルダー部の先端開口部に臨む光ファイバ端面が、
加熱鏡面板により転写された鏡面を有することを特徴と
する光ファイバ端末ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5162302A JPH0720326A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 光ファイバ端末ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5162302A JPH0720326A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 光ファイバ端末ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0720326A true JPH0720326A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=15751923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5162302A Pending JPH0720326A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 光ファイバ端末ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720326A (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP5162302A patent/JPH0720326A/ja active Pending
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