JPH09118729A - イソプレン−ブタジエン・ジブロックゴム - Google Patents
イソプレン−ブタジエン・ジブロックゴムInfo
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- JPH09118729A JPH09118729A JP8237799A JP23779996A JPH09118729A JP H09118729 A JPH09118729 A JP H09118729A JP 8237799 A JP8237799 A JP 8237799A JP 23779996 A JP23779996 A JP 23779996A JP H09118729 A JPH09118729 A JP H09118729A
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Abstract
トレッド耐摩耗性を改善する。 【解決手段】 けん引性または転がり抵抗を弱めること
なく耐摩耗性を改善されたタイヤ用トレッドを製造する
用途において特に価値のあるイソプレン−ブタジエンジ
ブロックゴムを開示する。このイソプレン−ブタジエン
ジブロックゴムは1,3−ブタジエンから誘導される繰
返単位を含む第1ブロックと1,3−ブタジエン及びイ
ソプレンから誘導される繰返単位を含む第2ブロックと
を含む。第2ブロック中の1,3−ブタジエンとイソプ
レンとから誘導される繰返単位は本質的にランダムな順
序であり、このジブロックゴムは約−100℃〜約−7
0℃の範囲内のガラス転移温度を有し、そして約50〜
約140の範囲内のムーニー粘度を有する。
Description
の製造において使用するための、優秀な特性の組合せを
有するイソプレン−ブタジエンジブロックゴム及びその
製造方法、並びに該ゴムを使用したトレッドを有するタ
イヤに関する。
おいて遭遇する主たる支出の一つである。タイヤ交換経
費及び頻度はもちろんほとんどの自動車及び軽トラック
所有車にとっての関心事でもある。最近、タイヤの耐ト
レッド摩耗性を改善するために多くの改良が行なわれて
いる。しかし、タイヤの耐トレッド摩耗性における改善
はときどきは、タイヤのけん引及び/または転がり抵抗
性を弱めることによって達成されている。
弾性反発を有するゴムがタイヤトレッドの製造において
利用できる。このようなゴムで製造されたタイヤは転が
る間にあまりエネルギー損失を受けず、そしてまた通常
改善されたトレッド耐摩耗性を示す。このアプローチに
関連する伝統的な問題は、タイヤの湿潤けん引及び湿潤
スキッド抵抗性が弱められることである。これは、低い
エネルギー損失に有利な良好な転がり抵抗及び高いエネ
ルギー損失に有利な良好なけん引性が粘弾性的に調和し
ない性質であるからである。
のバランスをとるために、種々のタイプの合成及び天然
ゴムの混合物がタイヤトレッド中に通常利用される。例
えば、スチレン−ブタジエンゴム及びポリブタジエンゴ
ムの種々の混合物が自動車タイヤトレッド用のゴム状材
料として通常使用される。しかし、このようなブレンド
が全ての目的に全体的に十分であるというわけではな
い。
された性能特性を有するタイヤが複数のガラス転移温度
を有するゴム状ポリマーをトレッドゴムとして利用する
ことによって製造できることを開示する。複数のガラス
転移温度を有するこれらのゴム状ポリマーは約−110
℃〜約−20℃の範囲内にある第1ガラス転移温度を示
し、そして約−50℃〜0℃の範囲内にある第2ガラス
転移温度を示す。米国特許第4,843,120号によ
ると、これらのポリマーは、−110℃〜−20℃のガ
ラス転移温度を有する第1ポリマーセグメントをつくる
のに十分な温度及び条件下で第1反応帯域において少な
くとも1種の共役ジオレフィンモノマーを重合するこ
と、並びに続いて、−20℃〜20℃のガラス転移温度
を有する第2ポリマーセグメントをつくるのに十分な温
度及び条件下で第2反応帯域において重合を継続するこ
とによって製造される。このような重合は通常有機リチ
ウム触媒によって触媒作用され、そして通常不活性有機
溶媒中で実施される。
のガラス転移温度を有し、かつタイヤトレッドの製造に
おいて使用するための優秀な特性の組み合わせを有する
スチレン、イソプレン及びブタジエンのゴム状ターポリ
マーの製造方法であって、スチレン、イソプレン及び
1,3−ブタジエンを有機溶媒中、約40℃以下の温度
において、(a)トリピペリジノホスフィンオキシド及
びアルカリ金属アルコキシドより成る群から選択される
少なくとも1員並びに(b)有機リチウム化合物の存在
下で3元重合することから成る、前記の製造方法を開示
する。
レッドを有する空気入りタイヤであって、前記トレッド
が硫黄硬化されたゴム組成物であり、このゴム組成物が
ゴム100重量部基準で、(A)スチレン、イソプレ
ン、ブタジエンターポリマーゴム(SIBR)約10〜
約90重量部、及び(B)シス1,4−ポリイソプレン
ゴム及びシス1,4−ポリブタジエンゴムのうちの少な
くとも1種約70〜約30重量%から成り、そして前記
SIBRゴムが(1)結合スチレン約10〜約35重量
%、(2)結合イソプレン約30〜約50重量%及び
(3)結合ブタジエン約30〜約40重量%から成り、
そして約−10℃〜約−40℃の範囲の単一のガラス転
移温度を有することを特徴とし、さらに前記結合ブタジ
エン構造は1,2−ビニル単位約30〜約40%を含
み、そして結合ブタジエンの百分率1,2−ビニル単位
と結合イソプレンの百分率3,4−単位との合計が約4
0〜約70%の範囲にある、前記空気入りタイヤを開示
する。
れた転がり抵抗及びトレッド耐摩耗性を示すトラックタ
イヤのトレッドの製造において使用するために特に価値
のあるスチレン−イソプレン−ブタジエンゴムであっ
て、前記ゴムがスチレン約5〜約20重量%、イソプレ
ン約7〜約35重量%及び1,3−ブタジエン約55〜
約88重量%から誘導される繰り返し単位から成り、ス
チレン、イソプレン及び1,3−ブタジエンから誘導さ
れる繰り返し単位が本質的にランダムな順序であり、
1,3−ブタジエンから誘導される繰り返し単位の約2
5〜約40%がシス−微細構造のものであり、1,3−
ブタジエンから誘導される繰り返し単位の約40%〜約
60%がトランスー微細構造のものであり、1.3−ブ
タジエンから誘導される繰り返し単位の約5〜約25%
がビニル−微細構造のものであり、イソプレンから誘導
される繰り返し単位の約75〜約90%が1,4−微細
構造のものであり、イソプレンから誘導される繰り返し
単位の約10〜約25%が3,4−微細構造のものであ
り、該ゴムが約−90℃〜約−70℃の範囲内のガラス
転移温度を有し、該ゴムが約150,000〜約40
0,000の範囲内の数平均分子量を有し、該ゴムが約
300,000〜約800,000の重量平均分子量を
有し、そして該ゴムが約0.5〜約1.5の範囲内の不
均質さを有する、前記のスチレン−イソプレン−ブタジ
エンゴムを開示する。
工程:(a)極性改質剤の実質的な非存在下に約5℃〜
約100℃の範囲内の温度で共役ジエンモノマーをリチ
ウム開始剤と共に重合して約2,5000〜約350,
000の範囲内にある数平均分子量を有するリビングポ
リジエンセグメントをつくること;及び(b)1,3−
ブタジエンとイソプレンとスチレンの3元重合を開始す
るためにリビングポリジエンセグメントを利用すること
から成り、ここで3元重合を約5℃〜約70℃の範囲内
の温度において少なくとも1種の極性改質剤の存在下で
実施して、1,3−ブタジエンとイソプレンとスチレン
とから誘導される繰り返し単位から成る最終セグメント
を製造し、最終セグメントが約2,5000〜約35
0,000の範囲内にある数平均分子量を有する、ゴム
状ポリマーを製造する方法を開示する。この方法によっ
て製造されたゴム状ポリマーはタイヤの湿潤スキッド抵
抗及びけん引性をトレッド耐摩耗または転がり抵抗を犠
牲にすることなく改善するために有用であると報告され
ている。
されたけん引力、転がり抵抗及び摩耗抵抗を有するタイ
ヤを構築するために使用できると報告される、高いビニ
ル含量を有するイソプレン−ブタジエンコポリマーを開
示する。これらの高ビニル・イソプレン−ブタジエンゴ
ムは1,3−ブタジエンモノマーとイソプレンモノマー
とを、有機溶媒中で約−10℃〜約100℃の範囲内の
温度で、(a)有機鉄化合物、(b)有機アルミニウム
化合物、(c)キレート化芳香族アミン及び(d)プロ
トン(protonic)化合物から成る触媒系の存在
下で共重合することによって合成され、ここでキレート
化アミンの有機鉄化合物に対するモル比が約0.1:1
〜約1:1の範囲内であり、有機アルミニウム化合物の
有機鉄化合物に対するモル比が約5:1〜約200:1
の範囲内であり、そしてプロトン化合物の有機アルミニ
ウム化合物に対するモル比が約0.001:1〜約0.
2:1の範囲内である。
ックタイヤのトレッドの製造において使用するために特
に価値のあるイソプレン−ブタジエンゴムであって、前
記ゴムがイソプレン約20〜約50重量%、1,3−ブ
タジエン約50〜約80重量%から誘導される繰り返し
単位から成り、イソプレンと1,3−ブタジエンとから
誘導される繰り返し単位が本質的にランダムな順序であ
り、前記ゴム中の繰り返し単位の約3〜約10%が1,
2−ポリブタジエン単位であり、前記ゴム中の繰り返し
単位の約50〜約70%が1,4−ポリブタジエン単位
であり、前記ゴム中の繰り返し単位の約1〜約4%が
3,4−ポリイソプレン単位であり、前記ポリマー中の
繰り返し単位の約25〜約40%が1,4−ポリイソプ
レン単位であり、該ゴムが約−90℃〜約−75℃の範
囲内のガラス転移温度を有し、そして該ゴムが約55〜
約140の範囲内のムーニー粘度を有する、イソプレン
−ブタジエンゴムを開示する。
ブタジエン・ジブロックポリマーをタイヤトレッドコン
パウンド中に利用することによって、けん引または転が
り抵抗を弱めることなくトレッド耐摩耗性を改善するこ
とができる。本発明のイソプレン−ブタジエンジブロッ
クポリマーはスチレンを含まないので原材料の経費を減
じることもできる。これはスチレン及び他のビニル芳香
族モノマーが、1,3−ブタジエン及びイソプレンのよ
うな共役ジエンモノマーの経費よりも高価であるからで
ある。
のトレッドの製造において使用するための、優秀な特性
の組合せを有するイソプレン−ブタジエンジブロックゴ
ムであって、前記イソプレン−ブタジエンジブロックゴ
ムが、ブタジエンブロックとイソプレン−ブタジエンブ
ロックを含むことを特徴とし、ここで前記ブタジエンブ
ロックは約25,000〜約350,000の範囲内に
ある数平均分子量を有し、前記イソプレン−ブタジエン
ブロックは約25,000〜約350,000の範囲内
にある数平均分子量を有し、前記イソプレン−ブタジエ
ンジブロックゴムは約−100℃〜約−70℃の範囲内
にある第1ガラス転移温度を有し、前記イソプレン−ブ
タジエンジブロックゴムは約−50℃〜約0℃の範囲内
にある第2ガラス転移温度を有し、前記イソプレン−ブ
タジエンジブロックポリマーは100℃において約50
〜約140の範囲内にあるムーニーML−4粘度を有
し、そしてイソプレン−ブタジエンブロック中のイソプ
レンと1,3−ブタジエンとから誘導される繰り返し単
位が本質的にランダムな順序(order)である、前
記のイソプレン−ブタジエンジブロックゴムをさらに詳
細に開示する。
ドの製造において使用するための、優秀な特性の組合せ
を有するイソプレン−ブタジエンジブロックゴムであっ
て、前記イソプレン−ブタジエンジブロックゴムが、ブ
タジエンブロックとイソプレン−ブタジエンブロックを
含むことを特徴とし、ここで前記ブタジエンブロックは
約25,000〜約350,000の範囲内にある数平
均分子量を有し、前記イソプレン−ブタジエンブロック
は約25,000〜約350,000の範囲内にある数
平均分子量を有し、前記イソプレン−ブタジエンジブロ
ックゴムは約−100℃〜約−70℃の範囲内にある本
質的に1つのガラス転移温度を有し、前記イソプレン−
ブタジエンジブロックポリマーは100℃において約5
0〜約140の範囲内にあるムーニーML−4粘度を有
し、そしてイソプレン−ブタジエンブロック中のイソプ
レンと1,3−ブタジエンとから誘導される繰り返し単
位が本質的にランダムな順序である、前記のイソプレン
−ブタジエンジブロックゴムを開示する。
使用するための、優秀な特性の組合せを有するイソプレ
ン−ブタジエンジブロックゴムの製造方法であって、次
の工程: (a)極性改質剤の実質的な非存在下に約5℃〜約10
0℃の範囲内の温度で1,3−ブタジエンモノマーをリ
チウム開始剤で重合して約2,5000〜約350,0
00の範囲内にある数平均分子量を有するリビングポリ
ブタジエンブロックを製造すること;及び(b)1,3
−ブタジエンとイソプレンとの共重合を開始するために
リビングポリブタジエンブロックを利用することを含ん
で成り、ここで共重合を約5℃〜約70℃の範囲内の温
度において少なくとも1種の極性改質剤の存在下で実施
して、1,3−ブタジエンとイソプレンとから誘導され
る繰り返し単位を含むイソプレン−ブタジエンブロック
をつくり、イソプレン−ブタジエンブロックは約2,5
000〜約350,000の範囲内にある数平均分子量
を有し、前記ブタジエンブロックは約−100℃〜約−
70℃の範囲内のガラス転移温度を有し、前記イソプレ
ン−ブタジエンブロックは約−50℃〜約0℃の範囲内
のガラス転移温度を有し、前記イソプレン−ブタジエン
ジブロックポリマーが100℃において約50〜約14
0の範囲内にあるムーニーML−4粘度を有し、そして
イソプレン−ブタジエンブロック中のイソプレンと1,
3−ブタジエンとから誘導される繰り返し単位が本質的
にランダムな順序である、前記の方法も開示する。
たゴム組成物である外周トレッドを有する空気入りトラ
ックタイヤであって、前記ゴム組成物が、ゴム100重
量部を基準として(a)イソプレン−ブタジエンジブロ
ックゴム約70〜約95部及び(b)天然ゴム約5〜約
30部を含んで成ることを特徴とし、ここで前記イソプ
レン−ブタジエンジブロックゴムが、ブタジエンブロッ
クとイソプレン−ブタジエンブロックを含み、前記ブタ
ジエンブロックは約25,000〜約350,000の
範囲内にある数平均分子量を有し、前記イソプレン−ブ
タジエンブロックは約25,000〜約350,000
の範囲内にある数平均分子量を有し、前記イソプレン−
ブタジエンジブロックゴムは約−100℃〜約−70℃
の範囲内にある本質的に1つのガラス転移温度を有し、
前記イソプレン−ブタジエンジブロックポリマーは10
0℃において約50〜約140の範囲内にあるムーニー
ML−4粘度を有し、そしてイソプレン−ブタジエンブ
ロック中のイソプレンと1,3−ブタジエンとから誘導
される繰り返し単位が本質的にランダムな順序である、
前記の空気入りトラックタイヤを開示する。
たゴム組成物である外周トレッドを有する空気入りトラ
ックタイヤであって、前記ゴム組成物が、ゴム100重
量部を基準として(a)イソプレン−ブタジエンジブロ
ックゴム約70〜約95部及び(b)高シス−1,4−
ポリブタジエンゴム約5〜約30部を含んで成り、ここ
で前記イソプレン−ブタジエンジブロックゴムが、ブタ
ジエンブロックとイソプレン−ブタジエンブロックとを
含み、前記ブタジエンブロックは約25,000〜約3
50,000の範囲内にある数平均分子量を有し、前記
イソプレン−ブタジエンブロックは約25,000〜約
350,000の範囲内にある数平均分子量を有し、前
記イソプレン−ブタジエンジブロックゴムは約−100
℃〜約−70℃の範囲内にある本質的に1つのガラス転
移温度を有し、前記イソプレン−ブタジエンジブロック
ポリマーは100℃において約50〜約140の範囲内
にあるムーニーML−4粘度を有し、そしてイソプレン
−ブタジエンブロック中のイソプレンと1,3−ブタジ
エンとから誘導される繰り返し単位が本質的にランダム
な順序である、前記の空気入りトラックタイヤを開示す
る。
ゴム組成物である外周トレッドを有する空気入り自動車
タイヤであって、前記ゴム組成物が、ゴム100重量部
を基準として(a)イソプレン−ブタジエンジブロック
ゴム約70〜約95部及び(b)3,4−ポリイソプレ
ンゴム約5〜約30部を含んで成り、ここで前記イソプ
レン−ブタジエンジブロックゴムが、ブタジエンブロッ
クとイソプレン−ブタジエンブロックを含み、前記ブタ
ジエンブロックは約25,000〜約350,000の
範囲内にある数平均分子量を有し、前記イソプレン−ブ
タジエンブロックは約25,000〜約350,000
の範囲内にある数平均分子量を有し、前記イソプレン−
ブタジエンジブロックゴムは約−100℃〜約−70℃
の範囲内にある本質的に1つのガラス転移温度を有し、
前記イソプレン−ブタジエンジブロックポリマーは10
0℃において約50〜約140の範囲内にあるムーニー
ML−4粘度を有し、そしてイソプレン−ブタジエンブ
ロック中のイソプレン及び1,3−ブタジエンとから誘
導される繰り返し単位が本質的にランダムな順序であ
る、前記の空気入り自動車タイヤを開示する。
たゴム組成物である外周トレッドを有する空気入り自動
車タイヤであって、前記ゴム組成物が、ゴム100重量
部を基準として(a)イソプレン−ブタジエンジブロッ
クゴム約70〜約95部及び(b)高シス−1,4−ポ
リブタジエンゴム約5〜約30部を含んで成り、ここで
前記イソプレン−ブタジエンジブロックゴムが、ブタジ
エンブロックとイソプレン−ブタジエンブロックを含
み、前記ブタジエンブロックは約25,000〜約35
0,000の範囲内にある数平均分子量を有し、前記イ
ソプレン−ブタジエンブロックは約25,000〜約3
50,000の範囲内にある数平均分子量を有し、前記
イソプレン−ブタジエンジブロックゴムは約−100℃
〜約−70℃の範囲内にある第1ガラス転移温度を有
し、前記イソプレン−ブタジエンジブロックゴムは約−
50℃〜約0℃の範囲内にある第2ガラス転移温度を有
し、前記イソプレン−ブタジエンジブロックポリマーは
100℃において約50〜約140の範囲内にあるムー
ニーML−4粘度を有し、そしてイソプレン−ブタジエ
ンブロック中のイソプレンと1,3−ブタジエンとから
誘導される繰り返し単位が本質的にランダムな順序であ
る、前記の空気入り自動車タイヤを開示する。
たゴム組成物である外周トレッドを有する空気入り自動
車タイヤであって、前記ゴム組成物が、ゴム100重量
部を基準として(a)イソプレン−ブタジエンジブロッ
クゴム約70〜約95部及び(b)天然ゴム約5〜約3
0部を含んで成り、ここで前記イソプレン−ブタジエン
ジブロックゴムが、ブタジエンブロックとイソプレン−
ブタジエンブロックを含み、前記ブタジエンブロックは
約25,000〜約350,000の範囲内にある数平
均分子量を有し、前記イソプレン−ブタジエンブロック
は約25,000〜約350,000の範囲内にある数
平均分子量を有し、前記イソプレン−ブタジエンジブロ
ックゴムは約−100℃〜約−70℃の範囲内にある第
1ガラス転移温度を有し、前記イソプレン−ブタジエン
ジブロックゴムは約−50℃〜約0℃の範囲内にある第
2ガラス転移温度を有し、前記イソプレン−ブタジエン
ジブロックポリマーは100℃において約50〜約14
0の範囲内にあるムーニーML−4粘度を有し、そして
イソプレン−ブタジエンブロック中のイソプレンと1,
3−ブタジエンとから誘導される繰り返し単位が本質的
にランダムな順序である、前記の空気入り自動車タイヤ
を開示する。
クゴム(IBR)は溶液重合によって合成される。本発
明の方法の第1工程において、1,3−ブタジエンモノ
マーが約25,000〜約350,000の範囲内の分
子量へ重合される。この重合はリチウム触媒を使用して
不活性有機媒質中で実施される。この重合工程は極性改
質剤を使用することなく実施される。この重合工程を有
意な量の極性改質剤の非存在下で実施して、望まれる微
細構造及びガラス転移温度を達成することが重要であ
る。例えば、第1重合工程においてつくられる1,3−
ブタジエンから誘導される繰り返し単位は低いビニル微
細構造(約6〜約10%のビニル)を有する。この工程
で製造されるポリブタジエンブロックは約−100℃〜
約−70℃の範囲内のガラス転移温度をも有する。
型的には、周囲温度で液体である炭化水素であり、これ
は1種以上の芳香族、パラフィン系またはシクロパラフ
ィン系化合物であることができる。これらの溶媒は通常
1分子あたり4〜10個の炭素原子を含み、そして重合
の条件下で液体である。もちろん、溶媒が不活性である
ように選択されることが重要である。ここで使用する用
語「不活性」は、溶媒が重合反応を妨害せず、そして重
合反応によって製造されるポリマーと反応しないことを
意味する。適切な有機溶媒のいくつかの代表的な例は、
ペンタン、イソオクタン、シクロヘキサン、n−ヘキサ
ン、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン等
を単独でまたは混合状態で含む。シクロヘキサン及びn
−ヘキサンのような飽和脂肪族溶媒が最も好ましい。
リチウム化合物である。好ましい有機リチウム化合物は
式:R−Li(式中、Rは1〜約20個の炭素原子を含
むヒドロカルビル基を表す)によって表すことができ
る。一般に、このような単官能性有機リチウム化合物は
1〜約10個の炭素原子を含む。使用できる有機リチウ
ム化合物のいくつかの代表的な例は、メチルリチウム、
エチルリチウム、イソプロピルリチウム、n−ブチルリ
チウム、第2ブチルリチウム、n−オクチルリチウム、
第3オクチルリチウム、n−デシルリチウム、フェニル
リチウム、1−ナフチルリチウム、4−ブチルフェニル
リチウム、p−トリルリチウム、4−フェニルブチルリ
チウム、シクロヘキシルリチウム、4−ブチルシクロヘ
キシルリチウム、及び4−シクロヘキシルブチルリチウ
ムを含む。アルキルリチウム化合物及びアリールリチウ
ム化合物のような有機モノリチウム化合物が通常使用さ
れる。利用できる好ましい有機モノリチウム化合物のい
くつかの代表的な例は、エチルリチウム、イソプロピル
リチウム、n−ブチルリチウム、第2ブチルリチウム、
n−ヘキシルリチウム、第3オクチルリチウム、フェニ
ルリチウム、2−ナフチルリチウム、4−ブチルフェニ
ルリチウム、4−フェニルブチルリチウム、シクロヘキ
シルリチウム等を含む。n−ブチルリチウム及び第2ブ
チルリチウムが高度に好ましいリチウム開始剤である。
リチウム化合物から他のものへと変化し、そして合成さ
れるイソプレン−ブタジエンジブロックゴムのために望
まれる分子量によって変化する。一般にすべてのアニオ
ン重合において、製造されるポリマーの分子量(ムーニ
ー粘度)は利用される触媒の量に逆比例する。有機リチ
ウム開始剤の量は、約50〜約140の範囲内のムーニ
ー粘度を有するイソプレン−ブタジエンジブロックゴム
の生成が得られるように選択される。一般に約0.01
phm(モノマー100重量部あたりの部数)〜1ph
mのリチウム触媒が使用される。ほとんどの場合におい
て、0.01phm〜0.1phmのリチウム触媒が使
用されるが、0.025phm〜0.07phmのリチ
ウム触媒を利用することが好ましい。
エンモノマーが重合媒質内へ装填される(有機溶媒及び
モノマー類を含む重合媒質の全重量を基準として)。ほ
とんどの場合、重合媒質が約10〜約30重量%のモノ
マーを含むことが好ましい。典型的には、重合媒質が約
20〜約25重量%のモノマーを含むことがさらに好ま
しい。
の範囲内の温度で重合される。ブロックセグメントのた
めの望まれる微細構造を達成するために、重合温度は好
ましくは約40℃〜約90℃の範囲内である。約60℃
〜約80℃の範囲内の温度が最も好ましい。製造される
ポリブタジエンブロックセグメントの微細構造は重合温
度に幾分依存する。
に全ての1,3−ブタジエンモノマーが用い尽くされる
まで継続される。すなわち、重合は完了まで行われる。
リチウム触媒が1,3−ブタジエンモノマーを重合する
ために使用されるので、リビングポリブタジエンブロッ
クセグメントが生じる。合成されたリビングポリブタジ
エンセグメントは25,000〜約350,000の範
囲内の数平均分子量を有する。
しくは約50,000〜約200,000の範囲内の分
子量を有し、さらに好ましくは約70,000〜約15
0,000の範囲内の数平均分子量を有する。
ブタジエンブロックセグメントを利用して追加の1,3
−ブタジエンモノマーとイソプレンモノマーとの共重合
を開始することを含む。この共重合は少なくとも1種の
極性改質剤の存在下に実施される。ルイス塩基として働
くエーテル類及び第3アミン類が利用できる極性改質剤
の代表的な例である。典型的な極性改質剤のいくつかの
特定の例は、ジエチルエーテル、ジ−n−プロピルエー
テル、ジイソプロピルエーテル、ジ−n−ブチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコ
ールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエ
ーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエ
チレングリコールジエチルエーテル、トリエチレングリ
コールジメチルエーテル、トリメチルアミン、トリエチ
ルアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレン
ジアミン、n−メチルモルホリン、N−エチルモルホリ
ン、N−フェニルモルホリン等を含む。
ゼンまたは1,2,4−トリアルコキシベンゼンである
こともできる。使用できる1,2,3−トリアルコキシ
ベンゼンのいくつかの代表的な例は、1,2,3−トリ
メトキシベンゼン、1,2,3−トリエトキシベンゼ
ン、1,2,3−トリブトキシベンゼン、1,2,3−
トリヘキソキシベンゼン、4,5,6−トリメチル−
1,2,3−トリメトキシベンゼン、4,5,6−トリ
−n−ペンチル−1,2,3−トリエトキシベンゼン、
5−メチル−1,2,3−トリメトキシベンゼン及び5
−プロピル−1,2,3−トリメトキシベンゼンを含
む。使用できる1,2,4−トリアルコキシベンゼンの
いくつかの代表的な例は1,2,4−トリメトキシベン
ゼン、1,2,4−トリエトキシベンゼン、1,2,4
−トリブトキシベンゼン、1,2,4−トリペントキシ
ベンゼン、3,5,6−トリメチル−1,2,4−トリ
メトキシベンゼン、5−プロピル−1,2,4−トリメ
トキシベンゼン、及び3,5−ジメチル−1,2,4−
トリメトキシベンゼンを含む。ジピペリジノエタン、ジ
ピロリジノエタン、テトラメチルエチレンジアミン、ジ
エチレングリコールジメチルエーテル及びテトラヒドロ
フランが高度に好ましい改質剤の代表である。米国特許
第4,022,959号は極性改質剤としてのエーテル
類及び第3アミン類の使用をさらに詳細に記述してい
る。
1,2,4−トリアルコキシベンゼンの改質剤としての
利用は米国特許第4,696,986号にさらに詳細に
記述されている。米国特許第4,022,959号及び
米国特許第4,696,986号の教示はその全体にお
いて参照によって本明細書中に組み込まれる。共役ジエ
ンモノマーから誘導される繰り返し単位の微細構造は重
合温度及び存在する極性改質剤の量の関数である。例え
ば1,3−ブタジエンの重合において、より高い温度が
より低いビニル含量(より低いレベルの1,2−微細構
造)を生じることが知られている。従って、重合温度、
改質剤の量及び選択される特定の改質剤は、合成される
ポリマーセグメントの最終の望まれる微細構造を心にと
めながら決定される。
ポリマーセグメントが合成される。これは典型的には、
極性改質剤、追加の1,3−ブタジエン及びイソプレン
を第1工程において製造したリビングポリブタジエンセ
グメントを含む媒質に加えることによって実施される。
このことは、最初に改質剤をリビングブタジエンブロッ
クを含む媒質に加え、続いてイソプレン及び追加の1,
3−ブタジエンを加えることによって達成される。約5
〜約35重量%の範囲内(モノマー、ポリマー及び溶媒
を含む重合媒質の全重量を基準として)の重合媒質内の
モノマー及びポリマーの全量を維持するために追加の溶
媒がもし必要であれば添加することも可能である。約1
0〜約30重量%の範囲内、好ましくは約20〜約25
重量%の範囲内(反応媒質の全重量を基準として)ポリ
マー及びモノマーの全重量を維持するために、十分な量
の溶媒を加えることが望ましい。
1,3−ブタジエンとイソプレンとから誘導される。イ
ソプレン−ブタジエンブロックは典型的に、イソプレン
から誘導される繰り返し単位約10〜約60重量%と、
1,3−ブタジエンから誘導される繰り返し単位約40
〜約90重量%を含む。最終セグメントがイソプレンか
ら誘導される繰り返し単位約20〜約50重量%と、
1,3−ブタジエンから誘導される繰り返し単位約50
〜約80重量%を含むことが好ましい。最終セグメント
がイソプレンから誘導される繰り返し単位約30〜約4
5重量%と、1,3−ブタジエンから誘導される繰り返
し単位約55〜約70重量%を含むことが最も好まし
い。
びブタジエンから誘導される繰り返し単位の分布は本質
的にランダムである。ここで使用する用語「本質的にラ
ンダム」は、定まったパターンを欠くことを意味する。
しかし、イソプレン及びブタジエンから誘導される繰り
返し単位の濃度はブロックの一方の端から他の端へ、幾
分変化してもよい。イソプレンまたは1,3−ブタジエ
ンから誘導される繰り返し単位は、それらのもとのモノ
マーと、重合反応によって2重結合が消費された点にお
いて異なる。
ジエンとイソプレンとの共重合は、第1のブロック(ポ
リブタジエンブロック)の合成において使用される温度
と同じ温度で実施できる。ほとんどの場合、第2重合工
程は第1重合工程において利用されるものとほぼ同じ温
度で実施される。しかし、もし、イソプレン−ブタジエ
ンブロックについてより高いガラス転移温度及びビニル
含量を達成することが望ましいのであれば、この共重合
は約5℃〜約70℃の範囲内の、より低い温度で実施で
きる。
継続される。すなわち、1,3−ブタジエンとイソプレ
ンとの共重合は重合反応が完了するまで継続される。約
25,000〜約350,000の範囲内の最終セグメ
ントについての数平均分子量を達成するために十分な量
のモノマーが利用される。第2セグメントが50,00
0〜200,000の範囲内の数平均分子量を有するこ
とが通常好ましく、70,000〜150,000の範
囲内の数平均分子量が最も好ましい。
グメントの数平均分子量に対する比率は典型的には約2
5/75〜約75/25の範囲内にある。この比はポリ
マーのモルホロジーを決定する上で役割を演じ、そして
通常約35/65〜約65/35の範囲内である。本発
明のセグメント化ゴム状ポリマーの100℃におけるム
ーニーML−4粘度は、一般に約50より大きく約14
0未満である。ゴム状ジブロックポリマーの100℃に
おけるムーニーML−4粘度が80〜135の範囲であ
るのが通常好ましく、油増量前の油増量されたゴムのた
めに100〜130の範囲内のムーニーML−4粘度が
最も好ましい。
ジエンジブロックゴムを有機溶媒から回収することがで
きる。このジブロックゴムは有機溶媒及び残部からデカ
ンテーション、濾過、遠心分離等のいかなる手段によっ
ても回収できる。ポリマー溶液に1〜4個の炭素原子を
含む低級アルコールを添加することによって、イソプレ
ン−ブタジエンジブロックゴムを有機溶媒から沈澱させ
るのがしばしば好ましい。ジブロックポリマーのポリマ
ーセメントからの沈澱のために適切な低級アルコールは
メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n
−プロピルアルコール及びt−ブチルアルコールを含
む。また、ポリマーセメントからイソプレン−ブタジエ
ンジブロックゴムを沈澱させるために低級アルコールを
利用することはリチウム末端基を不活性化することによ
ってリビングポリマーを「殺す」。ジブロックゴムが溶
液から回収された後、ジブロックポリマー内の揮発性有
機化合物のレベルを減じるために蒸気ストリッピングを
使用できる。
て、本発明のイソプレン−ブタジエンジブロックゴムを
利用することに関連して価値ある利点がある。タイヤト
レッドコンパウンドは追加のゴムをその中へブレンドす
る必要なくこれらのジブロックゴムを使用して製造でき
る。しかし、多くの場合には、タイヤトレッドコンパウ
ンドのための望まれる性能特性を達成するために、イソ
プレン−ブタジエンジブロックゴムを1種以上の追加の
ゴムとをブレンドすることが望ましい。
クゴムは慣用の成分及び標準的な技術を利用して配合で
きる。例えば、イソプレン−ブタジエンジブロックゴム
は典型的にはカーボンブラック及び/またはシリカ、硫
黄、追加の充填剤、促進剤、油、ワックス、スコーチ禁
止剤、カップリング剤、及び加工助剤とブレンドされ
る。ほとんどの場合、イソプレン−ブタジエンジブロッ
クゴムは硫黄及び/または硫黄含有化合物、少なくとも
1種の充填剤、少なくとも1種の促進剤、少なくとも1
種の抗分解剤、少なくとも1種の加工油、酸化亜鉛、所
望により粘着付与樹脂、所望により強化樹脂、所望によ
り1種以上の脂肪酸、所望によりしゃく解剤並びに所望
により1種以上のスコーチ禁止剤と配合される。このよ
うなブレンドは通常約0.5〜5phr(ゴム100重
量部あたりの部数)の硫黄及び/または硫黄含有化合物
を含み、1〜2.5phrが好ましい。ブルームが問題
である場合には不溶性硫黄を利用することが望ましい。
種の充填剤がブレンド中に利用され、30〜80phr
が好ましい。ほとんどの場合、少なくともいくらかのカ
ーボンブラックが充填剤中に利用される。充填剤はもち
ろん全体としてカーボンブラックから成ることができ
る。引裂抵抗及び熱蓄積を改善するためにシリカを充填
剤中に含ませることができる。経費を減じるために、ク
レー及び/またはタルクを充填剤中に含ませることがで
きる。ブレンドはまた0.1〜2.5phrの少なくと
も1種の促進剤を通常含み、0.2〜1.5phrが好
ましい。抗酸化剤及びオゾン亀裂防止剤のような抗分解
剤が一般に0.25〜10phrの範囲の量でトレッド
コンパウンドブレンド中に含まれ、1〜5phrが好ま
しい。加工油は一般に2〜100phrの範囲の量でブ
レンド中に一般に含められ、5〜50phrが好まし
い。本発明のブレンド中に含まれるIBRはまた、通常
0.5〜10phrの酸化亜鉛を含み、1〜5phrが
好ましい。これらのブレンドは所望によって0〜10p
hrの粘着付与樹脂、0〜10phrの強化樹脂、1〜
10phrの脂肪酸、0〜2.5phrのしゃく解剤、
及び0〜1phrのスコーチ禁止剤を含むことができ
る。
クゴム含有タイヤトレッドコンパウンドは通常のタイヤ
製造技術を組み合わせてタイヤトレッド中に使用でき
る。イソプレン−ブタジエンジブロックゴムを単にトレ
ッドゴムとして典型的に使用されるゴムコンパウンドに
代えて用いることによってタイヤを標準的な手順を利用
して構築できる。タイヤをイソプレン−ブタジエンジブ
ロックゴム含有ブレンドで構築した後、それを通常のタ
イヤ硬化サイクルを使用して加硫できる。本発明に従っ
て製造されたタイヤは広い温度範囲にわたり硬化でき
る。しかし、本発明のタイヤを約132℃(270°
F)〜約166℃(330°F)の範囲の温度で硬化す
るのが好ましい。本発明のタイヤを約143℃(290
°F)〜約154℃(310°F)の範囲の温度で硬化
することがさらに典型的である。本発明のタイヤを加硫
するために使用する硬化サイクルが約10〜約20分の
期間を有することが一般に好ましく、約12〜約18分
の硬化サイクルが最も好ましい。
クポリマーをタイヤトレッドコンパウンド中に利用する
ことによって、トレッド耐磨耗性がけん引性または転が
り抵抗を弱めることなく改善できる。本発明のイソプレ
ン−ブタジエンジブロックポリマーはスチレンを含まな
いので、原材料の経費も減じることもできる。これはス
チレン及び他のビニル芳香族モノマーが、1,3−ブタ
ジエン及びイソプレンのような共役ジエンモノマーの経
費と比較して高価だからである。
クゴムは自動車及びトラックタイヤコンパウンドの両方
において有利に利用できる。一般に、トラックタイヤコ
ンパウンド中に利用されるイソプレン−ブタジエンジブ
ロックゴムは約−100℃〜約−70℃の範囲内の単一
のガラス転移温度を有する。一方、自動車タイヤトレッ
ドコンパウンドの製造において使用されるイソプレン−
ブタジエンジブロックゴムは通常約−100℃〜約−7
0℃の範囲内の第1ガラス転移温度及び約−50℃〜約
0℃の範囲内の第2ガラス転移温度を有する。
−ブタジエンジブロックゴムを天然ゴムとブレンドし
て、顕著な転がり抵抗、けん引、及びトレッド耐磨耗性
を示す乗用タイヤのためのトレッドコンパウンドを製造
できる。天然ゴムのそのようなブレンド中の利用は改善
された加工性につながる。そのようなブレンドは通常約
5〜約30重量%の天然ゴム、及び約70〜約95%の
2つのガラス転移温度を有するイソプレン−ブタジエン
ジブロックゴムを含む。このようなブレンドは好ましく
は約20重量%〜約30重量%天然ゴム及び約70〜約
80重量%のイソプレン−ブタジエンジブロックゴムを
含む。
分弱められたトレッド耐磨耗)高性能タイヤを、少なく
とも2つのガラス転移温度を有するイソプレン−ブタジ
エンジブロックゴムを溶液またはエマルジョン・スチレ
ン−ブタジエンゴム(SBR)とブレンドすることによ
って製造できる。トレッド耐磨耗がけん引力よりも重要
である場合には、約5〜約30重量%の高シス−1,4
−ポリブタジエンを約70〜約95重量%の2つのガラ
ス転移温度を有するイソプレン−ブタジエンジブロック
ゴムとブレンドできる。このようなブレンドは好ましく
は約20〜約30重量%の高シス−1,4−ポリブタジ
エンゴム及び約70〜約80重量%のイソプレン−ブタ
ジエンジブロックゴムを含む。
転移温度を有する本発明のイソプレン−ブタジエンジブ
ロックゴムを、ブレンド中に3,4−ポリイソプレンを
含めることによって、ジブロックゴムを使用して製造し
た自動車タイヤのけん引力、トレッド耐磨耗及び転がり
抵抗を改善するために使用できる。このようなブレンド
は典型的には3,4−ポリイソプレン約5〜約30重量
%及び約−100℃〜約−70℃の範囲内の本質的に1
つのガラス転移温度を有するイソプレン−ブタジエンゴ
ム約70〜約95重量%を含む。このようなブレンドは
通常は約20〜約30重量%の3,4−ポリイソプレン
及び約70〜約80重量%のイソプレン−ブタジエンジ
ブロックゴムを含む。
−ポリイソプレンは米国特許第5,239,023号中
に開示される技術によって合成できる。3,4−ポリイ
ソプレンを製造するためのこの技術は、(1)(a)有
機溶媒に可溶性の有機鉄化合物(有機鉄化合物中の鉄は
+3の酸化状態である)、(b)部分的に加水分解され
た有機アルミニウム化合物であって、水、アルコール及
びカルボン酸から成る群から選択されるプロトン化合物
を有機アルミニウム化合物へ加えることによって製造さ
れるもの、及び(c)キレート化芳香族アミンから成る
触媒系を、イソプレンモノマー及び有機溶媒を含む重合
媒質へ加えること、ここでキレート化アミン対有機鉄化
合物のモル比は約0.1:1〜約1:1の範囲内であ
り、有機アルミニウム化合物対有機鉄化合物のモル比は
約5:1〜約200:1の範囲内であり、そしてプロト
ン化合物対有機アルミニウム化合物のモル比は約0.0
01:1〜約0.2:1の範囲内であり、(2)イソプ
レンモノマーを約−10℃〜約100℃の範囲内の温度
で重合させることを含む。本発明の自動車タイヤトレッ
ドコンパウンド中に使用できる3,4−イソプレンゴム
の他の代表的な例はHuels AGによってVest
ogrip(登録商標)A6001の商品名で販売され
ている。
型的には天然ゴム及び/または高シス−1,4−ポリブ
タジエン約5〜約30重量%を単一ガラス転移温度バー
ジョンの本発明のイソプレン−ブタジエンジブロックゴ
ム約70〜約95重量%とブレンドすることによって製
造される。このようなブレンド中に使用するのに適した
高シス−1,4−ポリブタジエンはカナダ特許第1,2
36,648号に記述される方法によって製造できる。
このようなブレンド中に使用するのに適した高シス−
1,4−ポリブタジエンはまた、グッドイヤータイヤア
ンドラバーカンパニーによってBudene(登録商
標)1207ポリブタジエンゴム及びBudene(登
録商標)1208ポリブタジエンゴムとして販売されて
いる。
細構造が核磁気共鳴スペクトロメトリー(NMR)によ
って決定される。ガラス転移温度(Tg)は10℃/分
の加熱速度での示差走査熱量測定法によって決定され、
そして分子量はゲル透過クロマトグラフィー(GPC)
によって決定される。
これは単に例示の目的であって、本発明の範囲を限定す
ると認識されるべきでなく、また本発明がその実施例に
おいてのみ実施できる様式であると認識されるべきでな
い。特に示さない限り、全ての部及び百分率は重量で与
えられる。
レン−ブタジエンジブロックゴム状エラストマーを本発
明の技術を利用して製造した。この一連の試験において
合成したゴムは1,3−ブタジエンから誘導された繰り
返し単位から成る第1セグメンノ及びイソプレンと1,
3−ブタジエンとから誘導される繰り返し単位から成る
第2セグメントを含む。
クポリマーは1ガロン(3.8リットル)バッチ重合反
応器内で合成した。使用した手順において、19.6%
の1,3−ブタジエンモノマーをヘキサン中に含む予備
混合溶液509gを重合反応器内に装填した。n−ブチ
ルリチウムの1.02M溶液2.1mL(予備混合物中
に含まれる不純物を掃去するためにこの2.1mLのう
ちの0.15mLを使用した)の添加によって重合を開
始した。本質的に完全な転化が達成されるまで反応器を
約65℃の温度に維持した。
ルフリルエーテル(ETE)の1.05Mヘキサン溶液
7.4mLを反応器に加えた。次に、19.95%のイ
ソプレン及び1,3−ブタジエンを含む掃去済の予備混
合ヘキサン溶液1500gを加えた。予備混合モノマー
溶液は,50:50の比率でイソプレンと1.3−ブタ
ジエンを含んでいた。本質的に完全な転化が達成される
まで重合を65℃において継続した。3mLの1Mエタ
ノール溶液(ヘキサン中)を反応器に加えて重合を停止
し、そしてポリマーを反応器から取り出して1phmの
抗酸化剤で安定化した。ヘキサンを蒸発させたあと、得
られたポリマーを真空オーブン中で50℃で乾燥した。
このポリマー中の2つのセグメントの比は25:75で
あった。他のセグメント比を有するジブロックゴムを同
様に製造し、そして表1に示す。
ブロックゴムは約−94〜−95℃及び約−23℃〜約
−24℃の範囲内にある2つのガラス転移温度を示し
た。ジブロックゴムの微細構造も表1に示す。
ジエンの比が50:50から30:70へ変更したこ
と、及びジブロックゴムの第2セグメントについてモノ
マーの重合を完了するためにETE改質剤を使用しなか
ったことを除き、これらの実施例においては実施例1〜
3において記述した手順を利用した。この一連の試験に
おいて合成した3種のジブロックゴムは約−89〜−9
4℃の範囲内にある唯一のガラス転移温度を示した。得
られたジブロックゴムのTg、100℃におけるムーニ
ーML−4粘度、及び微細構造を表2に列挙する。
D−(30/70)IBRを2つの反応器(第1反応器
用に20リットル、そして第2反応器用に40リット
ル)の連続系内で90℃において合成した。ヘキサン中
に14%の1,3−ブタジエンを含む予備混合物を第1
重合反応器内に150g/分の速度で連続的に装填し
た。重合を、n−ブチルリチウムの0.207M溶液を
第1反応器内へ0.32g/分の速度で加えることによ
って開始した。
応器へ押し上げ、ここで第2予備混合モノマー溶液は1
50g/分の速度で加えた。第2予備混合モノマー溶液
はイソプレン対ブタジエンを30:70の比率で含み、
そしてヘキサン中で14%の全モノマー濃度を有した。
第2反応器の温度も90℃に維持した。両方の反応器の
滞留時間を1.5時間にセットした。平均モノマー転化
率は第1反応器について94%、第2反応器について9
7%と決定された。
止剤)及び抗酸化剤を含む保持タンクへ連続的に押し上
げた。得られたポリマーセメントを次に蒸気ストリップ
して、そして回収されたジブロックポリマーを真空オー
ブン中で50℃において乾燥した。このポリマーは−8
9℃のガラス転移温度を有し、そして100℃において
73のML−4粘度を有することが決定された。10%
の1,2−ポリブタジエン単位、73%の1,4−ポリ
ブタジエン単位、15%の1,4−ポリイソプレン単
位、及び2%の1,2−ポリイソプレン単位を有するこ
とも決定された。
と1,3−ブタジエンとの混合物に変更したこと、また
混合改質剤のN,N,N’,N’−テトラメチルエチレ
ン(TMEDA)/ナトリウム−t−アミレート(ST
A)を、TMEDA対STA対n−ブチルリチウムのモ
ル比3:0.5:1で第2反応器へ装填したことを除
き、これらの3つの試験において実施例7に記述した手
順を利用してジブロック低Tg/高TgのIBR−IB
Rsを合成した。この一連の試験において製造した2つ
のジブロックゴムは約−77〜−83℃及び約−15℃
〜約−23℃の範囲内にある2つのガラス転移温度を示
した。これらのジブロックゴムのそれぞれのセグメント
の組成及びこれらのガラス転移温度、100℃における
ムーニーML−4粘度、及び微細構造を表3に示す。
ロックゴムを次に標準的なタイヤトレッド試験処方を利
用して配合し、溶液スチレン−ブタジエンゴム、スチレ
ン−イソプレン−ブタジエンゴム及び天然ゴムとスチレ
ン−ブタジエンゴムの50%/50%ブレンドで製造し
たタイヤトレッド配合物と比較した。タイヤトレッド試
験配合物は、試験されるゴム100部をカーボンブラッ
ク45部、加工油9部、ステアリン酸3部、酸化亜鉛3
部、ミクロクリスタリンワックス1部、パラフィンワッ
クス0.5部、混合アリール−p−フェニレンジアミン
抗酸化剤1部、N−(1,3−ジメチルブチル)−N’
−フェニル−p−フェニレンジアミン2部、N−オキシ
ジエチレンベンゾチアゾール−2−スルフェンアミド
0.8部、ジフェニルグアニジン0.4部、及び硫黄
1.6部と混合することによって製造した。実施例10
において、実施例1において製造したイソプレン−ブタ
ジエンジブロックゴムを配合物中に含ませ、そして実施
例11において、実施例2において製造したイソプレン
−ブタジエンジブロックゴムを配合物中に含ませた。実
施例12〜14を比較例として実施し、スチレン−ブタ
ジエンゴム、スチレン−イソプレン−ブタジエンゴム及
び天然ゴムとスチレン−ブタジエンゴムとの50%/5
0%ブレンドをそれぞれゴム成分として含めた。
を表4に報告する。
ブロックゴムが60℃において低いタンデルタ値を示す
が0℃においては非常に高いタンデルタ値を示すことを
示す。60℃における低いタンデルタ値はタイヤトレッ
ド内へ組み込まれたときの良好な転がり抵抗を示し、そ
して0℃における高いタンデルタ値は良好なけん引性を
示す。従って、タイヤトレッドは本発明のイソプレン−
ブタジエンジブロックゴムを使用して製造でき、これは
改善されたけん引性及び転がり抵抗を両方を有する。実
施例10は、顕著なけん引力、トレッド耐久性及び転が
り抵抗を与える自動車タイヤのための優秀なタイヤトレ
ッドコンパウンドを示す。これは、0℃において0.3
5よりも大きいタンデルタを示す一方60℃において
0.070未満のタンデルタを示すからである。このよ
うなコンパウンドはもちろん、高性能タイヤにおいて高
度に望ましいであろう。
値との間に大きな差異を示すそのようなコンパウンドは
タイヤトレッド配合用途においてずらりと並んだ利点を
与える。例えば、0℃におけるタンデルタ値と60℃に
おけるタンデルタ値の相違が0.150以上であること
が一般に良好であるとみなされる。0℃におけるタンデ
ルタと60℃におけるタンデルタとの相違が0.2以上
であることが優秀であり、そしてこのタンデルタ値の相
違が0.25より大きいことが非常に優秀である。実施
例10において製造したコンパウンドの場合には、0℃
におけるタンデルタと60℃におけるタンデルタとの相
違は0.30よりも大きい。
コンパウンドはトラックタイヤ中に使用されて、いくぶ
ん弱められたけん引性を伴って優秀な転がり抵抗及びト
レッド耐久性を与える。トラックタイヤの場合には、非
常に重い乗り物重量によって、けん引性は一般に非常に
重要ではない。従って、実施例11において製造したコ
ンパウンドはトラックタイヤとして良好な特性を有す
る。いずれにせよ、実施例11において示したコンパウ
ンドは、優秀な転がり抵抗及びトレッド耐磨耗性を示
す、60℃における0.050未満のタンデルタを示
す。わかるように、実施例11において60℃で達成さ
れたタンデルタは対照コンパウンドのいずれにおいて認
められるものよりも小さい。実施例11において観察さ
れる摩擦抵抗は30cc未満のDIN磨耗値により顕著
である。50cc未満のDIN磨耗値は優秀であると見
なされ、そして40cc未満のDIN磨耗値はタイヤト
レッド耐磨耗のために卓越していると見なされる。
ンジブロックゴムを次にタイヤトレッド試験処方を利用
して配合し、そしてエマルジョン・スチレン−ブタジエ
ンゴムと高シス−1,4−ポリブタジエンとのブレンド
で製造したタイヤトレッド配合物と比較した。タイヤト
レッド試験配合物は表5に示す成分を混合することによ
って製造した。実施例15を比較試験として実施し、そ
してゴム成分として本発明のイソプレン−ブタジエンジ
ブロックゴムを含めなかった。
3部は70部のゴムと26.3部の加工油を含んでい
た。エマルジョン・スチレン−ブタジエンゴムは23.
5%の結合スチレンを含んでいた; 2− 高シス−1,4−ポリブタジエン37.5部は3
0部のゴムと7.5部の加工油を含んでいた。
質を表6に報告する。
ロックゴムを2つの異なるタイヤトレッド試験処方を利
用して配合し、そしてエマルジョン・スチレン−ブタジ
エンゴムと高シス1,4−ポリブタジエンとのブレンド
で製造したタイヤトレッド配合物と比較した。タイヤト
レッド試験配合物は表7に示す成分を混合することによ
って製造した。実施例20を比較試験として実施し、そ
してゴム成分として本発明のイソプレン−ブタジエンジ
ブロックゴムを含めなかった。
25部は70部のゴムと26.25部の加工油を含んで
いた。エマルジョン・スチレン−ブタジエンゴムは2
3.5%の結合スチレンを含んでいた; 2− 高シス−1,4−ポリブタジエン37.5部は3
0部のゴムと7.5部の加工油を含んでいた。高シス−
1,4−ポリブタジエンはBudene(登録商標)1
254ポリブタジエンゴムであった。
性質を表8に報告する。
から誘導される繰り返し単位を含む第1のブロック、並
びにイソプレンと1,3−ブタジエンとから誘導される
繰り返し単位を含む第2のブロックを有するイソプレン
−ブタジエンジブロックポリマーを合成した。製造され
たポリマー中の第1のイソプレン−ブタジエンブロック
は低いビニル含量を有し、そして第2ブロックは高いビ
ニル含量を有していた。
ルエーテル(ETE)を改質剤として使用した。利用し
た手順においてヘキサン中のイソプレン及び1,3−ブ
タジエンを含む、シリカ/分子篩/アルミナ乾燥予備混
合物830gを1ガロン(3.8リットル)の反応器内
に装填した。予備混合モノマー溶液は50:50の比率
のイソプレン対1,3−ブタジエンを含んでおり、そし
て全モノマー濃度は18.2%であった。モノマー予備
混合溶液はn−ブチルリチウム溶液で不純物を前もって
掃去しておいた。重合をn−ブチルリチウム1.04M
溶液1.6mLを加えることによって開始した。
成されるまで約65℃の温度に維持し、これには2.5
時間かかった。次にETEの1.0M溶液4.2mLを
重合媒質に加え、そして掃去したモノマー予備混合物
(この予備混合物のイソプレン対1,3−ブタジエンの
比率は50:50であり、そしてヘキサン中の濃度は1
8.2%であった)の追加の1620gを加えた。共重
合を65℃において全てのモノマーが使い尽くされるま
で(約2時間所要)続けた。重合を重合媒質へエタノー
ルを添加することによって停止し、合成されたイソプレ
ン−ブタジエンジブロックゴムを1phr(ゴム100
部あたりの部数)の抗酸化剤で安定化した。ヘキサン溶
媒を蒸発させた後、得られたイソプレン−ブタジエンジ
ブロックゴムを真空オーブン中で50℃の温度で乾燥し
た。
クゴムは−80℃及び−31℃の2つのガラス転移温度
を有することが決定された。製造したゴムは24%の
1,2−ポリブタジエン単位、27%の1,4−ポリブ
タジエン単位、24%の3,4−ポリイソプレン単位、
24%の1,4−ポリイソプレン単位及び1%の1,2
−ポリイソプレン単位を含む微細構造を有することも決
定された。
えられた記述に沿って可能である。ある代表的な態様と
詳細を本発明を例示する目的で示してきたが、本技術分
野の当業者にとって、種々の変更及び修正が本発明の範
囲から逸脱することなくなし得ることが明らかであろ
う。従って、添付の特許請求の範囲によって定義される
発明の全ての意図される範囲内にある記述された特別の
態様内で変更がなし得ることが理解される。
Claims (6)
- 【請求項1】 トラックタイヤのトレッドの製造におい
て使用するための、優秀な特性の組合せを有するイソプ
レン−ブタジエンジブロックゴムであって、前記イソプ
レン−ブタジエンジブロックゴムがブタジエンブロック
とイソプレン−ブタジエンブロックを含むことを特徴と
し、ここで前記ブタジエンブロックは約25,000〜
約350,000の範囲内にある数平均分子量を有し、
前記イソプレン−ブタジエンブロックは約25,000
〜約350,000の範囲内にある数平均分子量を有
し、前記イソプレン−ブタジエンジブロックゴムは約−
100℃〜約−70℃の範囲内にある本質的に1つのガ
ラス転移温度を有し、前記イソプレン−ブタジエンジブ
ロックポリマーは100℃において約50〜約140の
範囲内にあるムーニーML−4粘度を有し、そしてイソ
プレン−ブタジエンブロック中のイソプレンと1,3−
ブタジエンとから誘導される繰り返し単位が本質的にラ
ンダムな順序である、前記のイソプレン−ブタジエンジ
ブロックゴム。 - 【請求項2】 自動車タイヤのトレッドの製造において
使用するための、優秀な特性の組合せを有するイソプレ
ン−ブタジエンジブロックゴムであって、前記イソプレ
ン−ブタジエンジブロックゴムが、ブタジエンブロック
とイソプレン−ブタジエンブロックを含むことを特徴と
し、ここで前記ブタジエンブロックは約25,000〜
約350,000の範囲内にある数平均分子量を有し、
前記イソプレン−ブタジエンブロックは約25,000
〜約350,000の範囲内にある数平均分子量を有
し、前記イソプレン−ブタジエンジブロックゴムは約−
100℃〜約−70℃の範囲内にある第1ガラス転移温
度を有し、前記イソプレン−ブタジエンジブロックゴム
は約−50℃〜約0℃の範囲内にある第2ガラス転移温
度を有し、前記イソプレン−ブタジエンジブロックポリ
マーは100℃において約50〜約140の範囲内にあ
るムーニーML−4粘度を有し、そしてイソプレン−ブ
タジエンブロック中のイソプレンと1,3−ブタジエン
とから誘導される繰り返し単位が本質的にランダムな順
序である、前記のイソプレン−ブタジエンジブロックゴ
ム。 - 【請求項3】 トレッドが硫黄硬化されたゴム組成物で
ある外周トレッドを有する空気入りトラックタイヤであ
って、前記ゴム組成物が、ゴム100重量部を基準とし
て(a)イソプレン−ブタジエンジブロックゴム約70
〜約95部並びに(b)天然ゴム、高シス−1,4−ポ
リブタジエンゴム及び3,4−ポリイソプレンゴムより
成る群から選択されるゴム約5〜約30部を含んで成る
ことを特徴とし、ここで前記イソプレン−ブタジエンジ
ブロックゴムは、ブタジエンブロックとイソプレン−ブ
タジエンブロックを含み、前記ブタジエンブロックは約
25,000〜約350,000の範囲内にある数平均
分子量を有し、前記イソプレン−ブタジエンブロックは
約25,000〜約350,000の範囲内にある数平
均分子量を有し、前記イソプレン−ブタジエンジブロッ
クゴムは約−100℃〜約−70℃の範囲内にある本質
的に1つのガラス転移温度を有し、前記イソプレン−ブ
タジエンジブロックポリマーは100℃において約50
〜約140の範囲内にあるムーニーML−4粘度を有
し、そしてイソプレン−ブタジエンブロック中のイソプ
レンと1,3−ブタジエンとから誘導される繰り返し単
位が本質的にランダムな順序である、前記の空気入りト
ラックタイヤ。 - 【請求項4】 タイヤトレッドの製造において使用する
ための、優秀な特性の組合せを有するイソプレン−ブタ
ジエンジブロックゴムの製造方法であって、次の工程: (a)極性改質剤の実質的な非存在下に約5℃〜約10
0℃の範囲内の温度で1,3−ブタジエンモノマーをリ
チウム開始剤で重合して約2,5000〜約350,0
00の範囲内にある数平均分子量を有するリビングポリ
ブタジエンブロックをつくること;及び(b)1,3−
ブタジエンとイソプレンとの共重合を開始するためにリ
ビングポリブタジエンブロックを利用することを特徴と
し、 ここで共重合を約5℃〜約70℃の範囲内の温度におい
て少なくとも1種の極性改質剤の存在下で実施して、
1,3−ブタジエンとイソプレンとから誘導される繰り
返し単位を含むイソプレン−ブタジエンブロックをつく
り、 イソプレン−ブタジエンブロックが約2,5000〜約
350,000の範囲内にある数平均分子量を有し、前
記ブタジエンブロックが約−100℃〜約−70℃の範
囲内にあるガラス転移温度を有し、前記イソプレン−ブ
タジエンブロックが約−50℃〜約0℃の範囲内にある
ガラス転移温度を有し、前記イソプレン−ブタジエンジ
ブロックポリマーが100℃において約50〜約140
の範囲内にあるムーニーML−4粘度を有し、そしてイ
ソプレン−ブタジエンブロック中のイソプレンと1,3
−ブタジエンとから誘導される繰り返し単位が本質的に
ランダムな順序である、前記の方法。 - 【請求項5】 タイヤトレッドの製造において使用する
ための、優秀な特性の組合せを有するイソプレン−ブタ
ジエンジブロックゴムの製造方法であって、次の工程: (a)少なくとも1種の極性改質剤の存在下に約5℃〜
約100℃の範囲内の温度で1,3−ブタジエンモノマ
ーをリチウム開始剤と共に重合して約2,5000〜約
350,000の範囲内にある数平均分子量を有するリ
ビングポリブタジエンブロックをつくること;及び
(b)1,3−ブタジエンとイソプレンとの共重合を開
始するためにリビングポリブタジエンブロックを利用す
ることを特徴とし、 ここで共重合を約5℃〜約70℃の範囲内の温度におい
て少なくとも1種の極性改質剤の存在下で実施して、
1,3−ブタジエンとイソプレンとから誘導される繰り
返し単位を含むイソプレン−ブタジエンブロックをつく
り、イソプレン−ブタジエンブロックが約2,5000
〜約350,000の範囲内にある数平均分子量を有
し、前記ブタジエンブロックが約−100℃〜約−70
℃の範囲内のガラス転移温度を有し、前記イソプレン−
ブタジエンブロックが約−50℃〜約0℃の範囲内のガ
ラス転移温度を有し、前記イソプレン−ブタジエンジブ
ロックポリマーが100℃において約50〜約140の
範囲内にあるムーニーML−4粘度を有し、そしてイソ
プレン−ブタジエンブロック中のイソプレンと1,3−
ブタジエンとから誘導される繰り返し単位が本質的にラ
ンダムな順序である、前記の方法。 - 【請求項6】 自動車タイヤのトレッドの製造において
使用するための、優秀な特性の組合せを有するイソプレ
ン−ブタジエンジブロックゴムであって、前記イソプレ
ン−ブタジエンジブロックゴムが第1イソプレン−ブタ
ジエンブロックと第2イソプレン−ブタジエンブロック
とを含んで成ることを特徴とし、ここで前記第1イソプ
レン−ブタジエンブロックは約25,000〜約35
0,000の範囲内にある数平均分子量を有し、前記第
2イソプレン−ブタジエンブロックは約25,000〜
約350,000の範囲内にある数平均分子量を有し、
前記イソプレン−ブタジエンジブロックゴムは約−10
0℃〜約−70℃の範囲内にある第1ガラス転移温度を
有し、前記イソプレン−ブタジエンジブロックゴムは約
−50℃〜約0℃の範囲内にある第2ガラス転移温度を
有し、前記イソプレン−ブタジエンジブロックポリマー
は100℃において約50〜約140の範囲内にあるム
ーニーML−4粘度を有し、そして第1イソプレン−ブ
タジエンブロック及び第2イソプレン−ブタジエンブタ
ジエン中のイソプレンと1,3−ブタジエンとから誘導
される繰り返し単位が本質的にランダムな順序である、
前記のイソプレン−ブタジエンジブロックゴム。
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