JP2001114979A - スチレン富化スチレン/イソプレン/ブタジエンセグメントターポリマーを含む新規ポリマーブレンドのトレッドを有するタイヤ - Google Patents

スチレン富化スチレン/イソプレン/ブタジエンセグメントターポリマーを含む新規ポリマーブレンドのトレッドを有するタイヤ

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JP2001114979A JP2000270934A JP2000270934A JP2001114979A JP 2001114979 A JP2001114979 A JP 2001114979A JP 2000270934 A JP2000270934 A JP 2000270934A JP 2000270934 A JP2000270934 A JP 2000270934A JP 2001114979 A JP2001114979 A JP 2001114979A
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ニール・アーサー・マリー
Paul Harry Sandstrom
ポール・ハリー・サンドストロム
Wen-Liang Hsu
ウェン−リャン・シュウ
Adel Farhan Halasa
エイデル・ファーハン・ハラサ
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Goodyear Tire and Rubber Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 すぐれたけん引力及び小さい転がり抵抗を示
すゴムタイヤの提供。 【解決手段】 スチレン富化スチレン/イソプレン/ブ
タジエンセグメントターポリマーエラストマーおよび少
なくとも1種の補助エラストマーの新規混合物からなる
ゴム組成物および該ゴム組成物からなるトレッドを有す
るタイヤ。該タイヤはすぐれたけん引力及び小さい転が
り抵抗を示すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明はスチレン富化スチレン/
イソプレン/ブタジエンセグメントターポリマーエラス
トマーと少なくとも1種の補助エラストマーとの新規ブ
レンドからなるゴム組成物および該ゴム組成物からなる
トレッドを有するタイヤに関する。該タイヤは優れたけ
ん引力及び小さい転がり抵抗を示すことができる。
【0002】
【従来の技術】空気入りゴムタイヤは通常、運転条件下
で、当業者にとっては周知のように、たとえば横滑りや
掻き傷による摩擦のみならずかなりの動的ひずみ及びた
わみに曝される種々のエラストマー系組成物のトレッド
を有する。
【0003】歴史的には、タイヤトレッドはたとえばシ
ス1,4−ポリイソプレン、シス1,4−ポリブタジエ
ンおよびスチレン/ブタジエン(SBR)コポリマーの
ような例えば1種以上のエラストマーからなることがで
きる。トレッドの優れたけん引力が望ましい場合には、
ある程度タイヤトレッド用エラストマーの総体的選択に
よって、例えば3,4−ポリイソプレンまたはSBRポ
リマーのようなエラストマーがトレッドゴムブレンド中
に用いられるかもしれない。
【0004】歴史的に、優れた摩擦抵抗が望ましい場合
には、シス1,4−ポリブタジエンゴムがタイヤトレッ
ドゴム組成物の1成分であることができる。該エラスト
マーのこのような使用は当業者にとっては周知と思われ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の摩擦抵抗に優れ
たタイヤトレッドゴム組成物について、さらに諸性質を
改善向上するのが望ましいと考えられる。
【0006】本発明の場合には、タイヤトレッドのけん
引力を増大または向上させるために新規エラストマーブ
レンドが望ましい。本発明の説明において、「配合」ゴ
ム組成物及び「配合物」という用語を使用する場合に
は、適切ならば、例えばカーボンブラック、オイル、ス
テアリン酸、酸化亜鉛、シリカ、ワックス、劣化防止
剤、樹脂、硫黄および促進剤のような適当な配合成分と
配合されたそれぞれのゴム組成物を指す。「ゴム」およ
び「エラストマー」という用語は交換可能に用いること
ができる。ゴム組成物の材料すなわち成分の量は通常エ
ラストマー100重量部(phr)当たりの材料の部数
で表される。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ゴム1
00重量部(phr)を基準にして、(A)スチレン/
ブタジエンセグメント及びポリイソプレンセグメントか
らなる約25ないし約75phrのスチレン富化スチレ
ン/イソプレン/ブタジエンセグメントターポリマーエ
ラストマーおよび、同様にシス1,4−ポリイソプレ
ン、スチレン/ブタジエンコポリマー、スチレン/イソ
プレンコポリマー及び3,4−ポリイソプレンの中の少
なくとも1種から選ばれる約25ないし約75phrの
少くとも1種の補助エラストマーからなるゴム組成物が
提供される。
【0008】SBRセグメントは約20ないし約50重
量パーセントあるいは約25ないし約45重量パーセン
トの結合スチレンを含有するスチレン富化セグメントで
あるのが好ましい。したがって、ターポリマーは約15
ないし約35重量パーセントあるいは約20ないし約3
0重量パーセントの結合スチレンを含有するのが好まし
い。
【0009】実際上、スチレン/ブタジエン(SBR)
コポリマーセグメントの含量がターポリマーの約15%
ないし約50%の範囲にあり、したがってポリイソプレ
ンセグメントの含量がターポリマーの約85%ないし約
50%の範囲にあるのが好ましい。
【0010】実際上、前記スチレン/イソプレン/ブタ
ジエンセグメントターポリマーは2つのTg、すなわち
約+10から約−30℃の範囲にある第1のTg及び約
−50から約−70℃の範囲にある第2のTgを有する
ことを特徴とするのが好ましい。したがって、第1と第
2のTgは少くとも20℃離れている。この2つのTg
の間には顕著な空間的差があるので、この場合にターポ
リマーのSBRとポリイソプレンセグメントとは相互に
実質的に相溶しないと思われる。
【0011】ここでターポリマー中のセグメントの相対
的不相溶性は、それによってセグメントポリマーに対し
て各ポリマーセグメントが固有の個々の性質を付与する
ことができるので重要であると思われる。したがって、
ターポリマー中のスチレン富化セグメントは、それによ
りゴム組成物のけん引態様に対して一層独特のやり方で
寄与することができる。
【0012】さらに本発明によれば、(1)ゴム補強カ
ーボンブラック又は(2)ゴム補強カーボンブラックお
よび無定形シリカから選ばれる約20ないし約120p
hrの補強充填剤を含有するようなゴム組成物が提供さ
れ、この場合に前記カーボンブラックとシリカとの充填
剤総量が約20乃至約120phr,好ましくは約35
乃至約85phrの前記範囲内にありさえすれば、前記
カーボンブラックは約5ないし約80phr、好ましく
は約30ないし約60phrの量で存在し、無定形シリ
カは約5ないし約80phr、あるいは約15ないし約
55phrの量で存在する。
【0013】本発明の顕著な態様はタイヤトレッドゴム
組成物において、特にシス1,4−ポリイソプレン、ス
チレン/ブタジエンコポリマー、スチレン/イソプレン
コポリマー、および3,4−ポリイソプレンエラストマ
ーの中の1種以上とともにスチレン/イソプレン/ブタ
ジエンセグメントターポリマーエラストマーの使用であ
る。
【0014】合成シス1,4−ポリイソプレンゴムも通
常容認できると思われるが、シス1,4−ポリイソプレ
ンゴムは天然ゴムが好ましい。ここで、スチレン/イソ
プレン/ブタジエンセグメントエラストマーは高シス
1,4−ポリイソプレンセグメント(たとえばシス1,
4構造が約80パーセントのポリイソプレンセグメン
ト)と化学的に結合しているスチレン富化SBRセグメ
ントを含有しているので、タイヤトレッドゴム組成物の
けん引力または滑り抵抗を向上させるには該エラストマ
ーの使用が特に有利と思われる。
【0015】とくに、比較的スチレンに富むスチレン/
イソプレン/ブタジエンセグメントターポリマーエラス
トマーとしては、該エラストマーが約20ないし約50
重量パーセントのスチレンから誘導される単位、約10
ないし約50重量パーセントのイソプレンから誘導され
る単位、及び約30ないし約70重量パーセントの1,
3−ブタジエンから誘導される単位からなるのが好まし
い。
【0016】該構造はSBRとポリイソプレンセグメン
トとの不相溶性を助長して所望の加硫ゴムの性質をもた
らすので、該構造のこの態様がここでは重要であると思
われる。
【0017】シリカ補強剤は使用の際、シリカをエラス
トマーとカップルさせるために、通常カップリング剤と
ともに使用し、したがってエラストマー組成物の補強剤
としての効果を向上させる。該目的に対するカップリン
グ剤の使用は当業者には周知である。カップリング剤は
典型的にシリカ表面のヒドロキシル基(例えば、シラノ
ール基)と反応する部分およびエラストマーと相互反応
してシリカ・ゴムカップリング効果を生じさせる他の部
分を有する。
【0018】たとえば、カップリング剤はビス(3−ト
リアルコキシシリルアルキル)ポリスルフィドであるこ
とができ、この場合にポリスルフィド橋は平均約2ない
し約4個、好ましくは2ないし2.6個または3.5な
いし4個の結合硫黄原子を含有する。該アルキル基は、
たとえばメチル、エチルおよびプロピル基から選ぶこと
ができる。典型的な該カップラーは、たとえばビス(ト
リエトキシシリルプロピル)ポリスルフィド類であろ
う。
【0019】さらに本発明によれば、前記ゴム組成物の
ような少くとも1成分を有する空気入りゴムタイヤが提
供される。とくに本発明によれば、前記ゴム組成物のト
レッドを有する空気入りタイヤが提供される。
【0020】実際上、スチレン/イソプレン/ブタジエ
ンセグメントターポリマーエラストマーは、たとえばT
MEDA変性n−ブチルリチウムのような触媒の存在下
で、たとえばヘキサンのような有機溶剤中においてスチ
レン、イソプレンおよび1,3−ブタジエンモノマーを
三元共重合させることによって調製できるであろう。該
ターポリマーは、最初のイソプレンの添加による比較的
高シス1,4−ポリイソプレン(約50ないし約90パ
ーセントのシス1,4含量)の生成に続くスチレンおよ
びブタジエンの逐次添加による該セグメントの生成によ
って、スチレン/イソプレン/ブタジエンのランダム構
造の代わりに、スチレン/ブタジエンコポリマーセグメ
ント及びシス1,4−ポリイソプレンセグメントのセグ
メント構造を有するようにもたらされる。
【0021】種々の硫黄加硫可能な成分ゴムを、例えば
硫黄のような加硫助剤、活性化剤、遅延剤及び促進剤、
オイルのような加工添加剤、粘着付与樹脂を含む樹脂、
シリカ、及び可塑剤、充填剤、顔料、脂肪酸、酸化亜
鉛、ワックス、酸化防止剤およびオゾン亀裂防止剤、素
練り促進剤、および例えばカーボンブラックのような補
強材料のような種々の通常用いられる添加材料と混合す
るようなゴム配合技術分野で概ね公知の方法によって、
ゴム組成物を配合するようなことは当業者には容易に理
解されよう。当業者にとっては公知のように、硫黄加硫
可能な材料及び硫黄加硫された材料(ゴム)の意図され
る用途によって、前記添加剤が選択されそして通常一般
的な量で使用される。
【0022】補強カーボンブラックの典型的な添加につ
いてはさきに述べた。粘着付与樹脂の典型的な量は、使
用する場合に約0.5ないし約10phr、通常約1な
いし約5phrを含むことができる。加工助剤の典型的
な量は1ないし20phrを含むことができる。このよ
うな加工助剤は、例えば芳香族系、ナフテン系および/
またはパラフィン系プロセス油を含むことができる。シ
リカを使用する場合についてはさきに述べた。酸化防止
剤の典型的な量は約1ないし約5phrを含む。代表的
な酸化防止剤は、たとえばジフェニル−p−フェニレン
ジアミンおよび、例えばThe Vanderbilt
Rubber Handbook(1978)、34
4−346頁に開示されているような他のものであるこ
とができる。オゾン亀裂防止剤の典型的な量は約1ない
し約5phrを含む。ステアリン酸を含むことができる
脂肪酸を用いる場合にその典型的な量は約0.5ないし
約3phrを含む。酸化亜鉛の典型的な量は約2ないし
約6phrを含む。ワックスの典型的な量は約1ないし
約5phrを含む。ミクロワックスを用いる場合が多
い。素練り促進剤の典型的な量は約0.1ないし約1p
hrを含む。典型的な素練り促進剤は、たとえばペンタ
クロロチオフェノール及びジベンズアミドジフェニルジ
スルフィドであることができる。前記添加剤の存在及び
相対的な量は、種々のタイヤ成分中の特殊エラストマー
の特有ブレンドの利用に主に影響を与える本発明の態様
ではないと思われる。
【0023】加硫は硫黄加硫剤の存在下で行われる。適
当な硫黄加硫剤の例には元素状硫黄(遊離硫黄)または
硫黄供与加硫剤、たとえばアミンジスルフィド類、高分
子ポリスルフィドまたは硫黄オレフィン付加物がある。
好ましくは硫黄加硫剤が元素状硫黄である。当業者には
公知のように、硫黄加硫剤は約0.5から約4phrに
わたる量で用いられ、約0.5から約2.25phrの
範囲が好ましい。
【0024】促進剤は加硫に要する時間および/または
温度を制御し、かつ加硫物の性質を改良するために用い
られる。1つの態様では、単一促進剤系、すなわち主促
進剤を用いることができる。通常主促進剤は約0.5か
ら約2.0phrにわたる量で用いられる。他の態様で
は、活性化させかつ加硫物の性質を改善させるために、
主促進剤を通常多量(0.5ないし2phr)使用し、
副促進剤を通常少量(0.05−0.50phr)使用
する2種以上の促進剤混合物を使用する。これら促進剤
混合物は最終性質に対して相乗効果を生じることが知ら
れており、そして一方の促進剤単独の使用によって生じ
る効果よりも幾分優れている。さらに、通常の加工温度
では影響されないで通常の加硫温度において満足すべき
加硫を生じる遅延性促進剤を用いることができる。本発
明において使用可能な適当な種類の促進剤はアミン類、
ジスルフィド類、グアニジン類、チオ尿素類、チアゾー
ル類、チウラム類、スルフェンアミド類、ジチオカルバ
メート類及びキサンテート類である。好ましくは主促進
剤がスルフェンアミド類である。副促進剤を用いる場合
には、副促進剤は好ましくはグアニジン類、ジチオカル
バメートまたはチウラム化合物である。
【0025】タイヤは、当業者にとって容易に明らかな
種々の方法によって、組合わせ、付形し、成形し、そし
て加硫させることができる。本発明で調製されるタイヤ
は通常、当業者の公知の方法によって成形されて加硫さ
れる。
【0026】
【実施例】本発明は下記実施例を参照することによって
さらによく理解することができよう。実施例中の部及び
百分率は特に指示しない限り重量単位である。
【0027】実施例I 下記の方法により適当な反応器内でスチレンと1,3−
ブタジエンモノマーとの有機溶液重合によってランダム
構造のスチレン/ブタジエンコポリマーエラストマーを
調製する。「ランダム構造」という用語は、各SBRポ
リマー鎖中に5個以上のスチレン反復単位が含まれない
ことを意味する。ランダムまたはブロックスチレン分布
はNMRによって決定された。
【0028】この実施例では、スチレンンおよび1,3
−ブタジエンモノマーのヘキサン溶液(あらかじめシリ
カ/アルミナモレキュラーシーブで乾燥して水分を除い
た)2240グラムを1ガロン(3.8リットル)の反
応器に充填した。
【0029】このヘキサン溶液は19.7重量パーセン
トのスチレンおよび1,3−ブタジエンモノマーからな
り、スチレンと1,3−ブタジエンとの重量比は38/
62であった。
【0030】2ppmという溶液中の不純物含量は2,
2−ジピリジンを指示薬として用いn−ブチルリチウム
で滴定して測定した。次いで反応器内の溶液に、前記不
純分レベルを考慮に入れて、TMEDA(N,N,
N′,N′−テトラメチルエチレンジアミン)4.2m
l及び1.03Mのn−ブチルリチウム(n−BuL
i)溶液1.8ml(いずれもヘキサン溶液)を加え
た。TMEDA対n−BuLiのモル比は2.5/1
で、スチレン/1,3−ブタジエンランダムコポリマー
の目標とする数平均分子量は275,000であった。
【0031】スチレンと1,3−ブタジエンモノマーと
の共重合は約70℃で約2時間行った。重合混合物中に
含まれる残留モノマーのガスクロマトグラフ分析の結
果、重合はこの時点で実質的に完了したことを示した。
ついで1モルエタノールのヘキサン溶液2milを加え
て重合反応を停止させ、得られたコポリマーを反応器か
ら取出して、1phmの酸化防止剤で安定化させた。ま
ずヘキサンを蒸発させた後、得られたコポリマーを約5
0℃で真空乾燥した。
【0032】得られたスチレン/ブタジエンコポリマー
について、毎分10℃の加熱速度(温度上昇速度)にお
ける示差走査熱量測定により、ガラス転移(Tg)温度
が約−22℃であることを確かめた。
【0033】プロトンNMR(核磁気共鳴)分析によっ
て該コポリマーが約43パーセントの1,2−ポリブタ
ジエン単位、約19.3パーセントの1,4−ポリブタ
ジエン単位、及び約37.5パーセントのランダムポリ
スチレン単位からなることが認められた。ムーニー粘度
(ML−4)は100℃において72であることが測定
された。
【0034】該コポリマーはプロトンNMR分析によっ
てランダムミクロ構造を有することが確かめられた。実施例II 本実施例による有機溶液重合によってスチレン、イソプ
レンおよび1,3−ブタジエンモノマーを 三元共重合
させて、スチレン/ブタジエンコポリマーセグメントお
よびシス1,4−ポリイソプレン単位からなるスチレン
/イソプレン/ブタジエンセグメントターポリマーエラ
ストマーを調製した。
【0035】「セグメント(化)」という用語は2個以
上のポリマー鎖またはポリマーセグメントを化学的に結
合させることを意味する。本特定例では、第1セグメン
トがポリイソプレンで第2セグメントがスチレン/ブタ
ジエンコポリマー(SBR)である。第1ポリイソプレ
ンセグメントを作った後該予備形成ポリイソプレンセグ
メントの活性端にスチレンおよび1,3−ブタジエンモ
ノマーを付加して第2のSBRセグメントを形成させる
ことによって該ターポリマーができる。
【0036】この実施例では、あらかじめシリカ/アル
ミナ モレキュラーシーブで乾燥して水分を除いたイソ
プレンのヘキサン溶液600グラムを1ガロン(3.8
リットル)の反応器に充填した。
【0037】該ヘキサン溶液は19重量パーセントのイ
ソプレンモノマーからなった。該モノマー溶液中の不純
物含量2ppmは2,2−ジピリジンを指示薬として用
いn−ブチルリチウムによる滴定を行って測定した。
【0038】ついで前記不純物レベルを考慮に入れて、
反応器内の溶液に.TMEDA(N,N,N′,N′−
テトラメチルエチレンジアミン)の1モルヘキサン溶液
1.5mlを加えた。
【0039】イソプレンモノマーが消費されるまで、約
65℃でイソプレンの重合を行うと(約90分間であっ
た)、それにより活性あるポリイソプレンポリマーが生
成して、補助的な適当なモノマーを導入すると以後の反
応すなわち重合に使用できる状態を存続する。
【0040】重合プロセスにおける第2工程では、変性
剤として1molのTMEDAヘキサン溶液3mlを加
えた後、スチレンおよび1,3−ブタジエンモノマーの
ヘキサン溶液1,710グラムを加えた。この溶液は2
0重量パーセントのモノマーからなり、スチレン対ブタ
ジエンの比は約36/64であった。溶液はあらかじめ
スカベンジしてn−ブチルリチウムとともに不純物を除
いた。
【0041】モノマーがすべて消費されるまで、約65
℃で重合を継続した(約3時間を要した)。ついでエタ
ノールを加えて重合を停止させ、約1phm(100部
当たりの部数)の酸化防止剤を加えて、得られたターポ
リマーを安定化させた。
【0042】回収されたスチレン/イソプレン/ブタジ
エンセグメントターポリマーエラストマーはムーニー粘
度(ML−4)が約73であることを確かめた。NMR
分析によって該エラストマーが、第1セグメント中のイ
ソプレンから誘導された単位を25重量パーセントおよ
び第2セグメント中のスチレン/ブタジエン(SBR)
から誘導された36/64単位を75重量パーセント含
有することを確かめた。
【0043】このポリイソプレンセグメント及びSBR
セグメントは、それぞれ−21℃及び−62℃という個
々別々のガラス転移温度(Tg)が示すように相溶しな
かったので、セグメントターポリマーは層状構造を示す
と思われた。セグメントターポリマーの構造は透過型電
子顕微鏡法を用いて測定した。
【0044】実施例III 後記表1及び表2に示すように、実施例Iのランダム溶
液のスチレン/ブタジエンコポリマーエラストマー(S
−SBR)及び実施例IIのスチレン/イソプレン/ブ
タジエンセグメントターポリマー(セグメントSIB
R)を用いて、さまざまにゴム組成物を調製した。
【0045】本明細書ではゴム組成物を試料A−Eと呼
び、試料Aは75phrのSBRを含有し、試料Bは7
5phrのセグメントSIBRを含有する。試料C−E
については、セグメントSIBRとSBRとの種々の混
合物を示す。
【0046】逐次二工程混合法は1つの非生産的混合工
程に続く1つの生産的混合工程からなった。非生産的混
合工程は内部ゴム混合機内で諸成分を約160℃の温度
で約2.5分間混合することにより行い、その後混合物
を混合機から取出して、開放ミルで短時間ロール練り
し、分出しを行って約30℃未満に冷却した。
【0047】加硫剤を添加する生産的混合工程は、諸成
分を内部ゴム混合機内で約120℃の温度において約
2.0分間混合した後、混合物を混合機から取出して、
開放ミルで短時間ロール練りし、分出しを行って約30
℃未満に冷却した。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】1.NATSYN(登録商標)2200と
呼ぶGoodyear Tire&Rubber Co
mpany製合成シス1,4−ポリイソプレン。 2.実施例Iによる溶液重合法で調製した高スチレン化
スチレン/ブタジエンコポリマーエラストマー(本明細
書ではSBR−HSと呼ぶ)であって約37.5重量パ
ーセントの結合スチレン、約72のムーニー粘度(ML
−4)および約−22℃のTgを有する。 3.実施例IIによる溶液重合法で調製したスチレン/
イソプレン/ブタジエンセグメントターポリマーエラス
トマー(本明細書ではSIBR−SEGと呼ぶ)であっ
て、エラストマーの最初の25パーセントはイソプレン
から誘導された単位100重量パーセントを含み、エラ
ストマーの最後の75パーセントはスチレンとしての単
位36重量パーセント及び1,3−ポリブタジエンとし
ての単位64重量パーセントを含み、約73のムーニー
粘度(ML−4)、ならびに−21℃および−62℃の
二重Tgを有する。 4.N299カーボンブラック(ASTM呼称)。 5.1.0phrの混合ジアリールp−フェニレンジア
ミン及び2phrのN−(1,3−ジメチルブチル)−
N′−フェニル−p−フェニレンジアミン(6PP
D)。 6.Flexon 641と呼ぶExxon製パラフィ
ン系/ナフテン系混合物。 7.パラフィンワックスとミクロワックスとの50/5
0混合物。 8.ジフェニルグアニジン(0.4 phr)とN−オ
キシジエチレン−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド
(0.8 phr)との混合物。 実施例Iのゴム組成物を約150℃で約36分間加硫し
た。物理的性質を下記表3及び表4に示す。
【0051】
【表3】
【0052】
【表4】
【0053】*相対的容積減少は基準の対照と比較した
cm3単位の減少であり、ただし基準対照を100と
いう値で示す。試験試料はすべて対照を基準とする。高
い値が悪く、低い値が良い。試料AないしEは同種の3
00%モジュラスを有するけれども、試料B−Eは引張
強さの値が大きくてタイヤのトレッド配合物として用い
る場合のすぐれた耐久性を示唆することが表3及び表4
から容易に分かる。
【0054】試料B−Eはまた試料Aよりも0℃におけ
る反発弾性値が小さくそして0℃におけるタンデルタ
(Tan.Delta)値が大きくて、タイヤのすぐれ
たけん引力性能を予示した。また試料B−Eは100℃
におけるすぐれた反発弾性および60℃における小さい
タンデルタ値を示して、すぐれた(低)転がり抵抗を予
示する。
【0055】さらに試料B−Eは対照Aよりも相対的容
積減少が少なくすぐれたトレッド摩耗性を予示する。さ
らに、それぞれのゴム組成物のトレッドを有するタイヤ
の操縦適性を向上させるために、望ましいと思われるよ
うにそれぞれのゴム組成物の動的剛性(0℃における
E′)を大幅に調整できることが表3の物理的性質から
分かる。
【0056】本発明を説明するために、ある典型な実施
態様及び細目を示したけれども、本発明の精神及び範囲
を逸脱せずに種々の変更及び修正が可能なことは当業者
には明らかであろう。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 7/00 C08L 7/00 9/06 9/06 (71)出願人 590002976 1144 East Market Stre et,Akron,Ohio 44316− 0001,U.S.A. (72)発明者 ポール・ハリー・サンドストロム アメリカ合衆国オハイオ州44278,トール マッジ,ミルトン・ドライブ 96 (72)発明者 ウェン−リャン・シュウ アメリカ合衆国オハイオ州44223,クヤホ ガ・フォールズ,ベント・クリーク・トレ イル 2034 (72)発明者 エイデル・ファーハン・ハラサ アメリカ合衆国オハイオ州44210,バス, イヴレット・ロード 5040

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム100重量部(phr)を基準にし
    て(A)スチレン/ブタジエンセグメントおよびポリイ
    ソプレンセグメントからなる25ないし75phrのス
    チレン富化スチレン/イソプレン/ブタジエンセグメン
    トターポリマーエラストマー;(B)同様にシス1,4
    −ポリイソプレン、スチレン/ブタジエンコポリマー、
    スチレン/イソプレンコポリマー、および3,4−ポリ
    イソプレンの中の少なくとも1種から選ばれる25ない
    し75phrの少なくとも1種の補助エラストマー;
    (C)(1)ゴム補強カーボンブラックまたは(2)ゴ
    ム補強カーボンブラック及び無定形シリカ(この場合に
    前記カーボンブラックは5ないし80phrの量で存在
    しそして前記シリカは5ないし80phrの量で存在す
    る)から選ばれる20ないし120phrの補強充填
    剤;および(D)前記シリカの表面のヒドロキシル基と
    反応する部分および前記エラストマーと相互に作用する
    他の部分を有する前記シリカのカップリング剤からなる
    ことを特徴とするゴム組成物であって;この場合に、前
    記セグメントターポリマーエラストマーに対する該スチ
    レン/ブタジエンコポリマーセグメントの含量が該ター
    ポリマーの15ないし50パーセントの範囲にあり、そ
    れに応じて該ポリイソプレンセグメントの含量が該ター
    ポリマーの85ないし50パーセントの範囲にあり;そ
    こで該スチレン/ブタジエンセグメントが20ないし5
    0重量パーセントの結合スチレンを含有するスチレン富
    化セグメントであり;さらに前記スチレン/イソプレン
    /ブタジエンセグメントターポリマーが2つのTg、す
    なわち+10℃から−30℃の範囲にある前記スチレン
    /ブタジエンセグメントの第1Tgおよび−50℃から
    −70℃の範囲にある前記ポリイソプレンセグメントの
    第2Tgを有しそして前記第1および第2Tgが少なく
    とも20℃離れていることを特徴とするゴム組成物。
  2. 【請求項2】 前記カップリング剤が、そのポリスルフ
    ィド橋中に平均2ないし2.6個または3.5ないし4
    個の結合硫黄原子を有するビス(3−アルコキシシリル
    アルキル)ポリスルフィドであることを特徴とする請求
    項1記載のゴム組成物。
  3. 【請求項3】 前記請求項中何れか1つの項記載の該ゴ
    ム組成物からなる少なくとも1つの成分を有することを
    特徴とするタイヤ。
JP2000270934A 1999-09-14 2000-09-07 スチレン富化スチレン/イソプレン/ブタジエンセグメントターポリマーを含む新規ポリマーブレンドのトレッドを有するタイヤ Pending JP2001114979A (ja)

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