JPH09118511A - シリコン構造体、その製造方法及びその製造装置、並びにシリコン構造体を用いた太陽電池 - Google Patents

シリコン構造体、その製造方法及びその製造装置、並びにシリコン構造体を用いた太陽電池

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JPH09118511A
JPH09118511A JP8221017A JP22101796A JPH09118511A JP H09118511 A JPH09118511 A JP H09118511A JP 8221017 A JP8221017 A JP 8221017A JP 22101796 A JP22101796 A JP 22101796A JP H09118511 A JPH09118511 A JP H09118511A
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宗裕 澁谷
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雅俊 北川
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孝 平尾
Tetsuhisa Yoshida
哲久 吉田
Yuji Mukai
裕二 向井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽電池に有用な太陽光線の反射の少ないシ
リコン構造体を提供する。 【解決手段】 石英基板42の全面に厚さ約1μmのM
oを堆積し、下部電極41を形成する。下部電極41の
全面に、BCl3 を添加したSi2 Cl6 を用いて、シ
リコンを主成分とする膜47を介して、不規則な方向を
向いた、シリコンを主成分とする複数の円柱状シリコン
48の集合からなる厚さは30〜40μmのp型シリコ
ン構造体43を形成する。p型シリコン構造体43の表
面に、POCl3 を用いた熱拡散法によってPを拡散さ
せて、円柱状シリコン48の外周部分にn型領域44を
形成する。p型シリコン構造体43の全面に、厚さ30
〜40μmのインジウム−スズ酸化物からなる透明電極
45を形成し、透明電極45の上に厚さ約1μmのAl
からなる上部電極46を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光素子や太陽電
池などに有効に利用することのできるシリコン構造体、
その製造方法、その製造装置、及びシリコン構造体を用
いた太陽電池に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリコンを用いた太陽電池は、そ
の表面における太陽光線の反射を低減するために、表面
に無反射コーテイングが施されたり、表面に凹凸が形成
されていた。
【0003】以下、図面を参照しながら従来の太陽電池
の構造について説明する。図7は従来のシリコン太陽電
池の構造(テクスチャード構造)を示す概略断面図であ
る。図7に示すように、p型シリコン基板31の受光面
側には、太陽光線の反射率を下げるために凹凸が形成さ
れている。凹凸の形成方法としては、フォトリソグラフ
ィーと化学エッチングを用いて化学的に形成する方法
や、ダイシングマシンを用いて機械的に形成する方法が
主に用いられる。また、シリコン基板としては、回転引
上げ法によって形成される単結晶シリコン基板や、電磁
鋳造法によって形成される多結晶シリコン基板等が用い
られる。p型シリコン基板31の凹凸面上には、n型シ
リコン層32が形成されている。このn型シリコン層3
2は、p型シリコン基板31の凹凸部にPOCl3 等の
ガスを用いてP(リン)を拡散させ、p型シリコン基板
31の一部をn型化することによって形成される。n型
シリコン層32の上には、SiN、MgF2 等からなる
反射防止膜33が形成されている。また、p型シリコン
基板31の受光面側には、n++シリコン層35を介して
表面電極34が形成されており、表面電極34は反射防
止膜33の表面に露出している。一方、p型シリコン基
板31の裏面には、p+ シリコン層37を介して裏面電
極36が形成されている。このように裏面電極36とp
型シリコン基板31との間にp+ シリコン層37を形成
すれば、変換効率が向上する(第3回『高効率太陽電
池』ワークショップ予稿集、電気学会半導体電力変換技
術委員会主催、富山、A5〜A6、28〜35頁、19
92年10月5日)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
におけるシリコン太陽電池の構成では、太陽光線を効率
的に収集することはできるが、凹凸を形成する際の複雑
な工程が多いために、コストが増加し実用化が困難であ
った。
【0005】本発明は、従来技術における前記課題を解
決するためになされたものであり、太陽光線の反射の少
ないシリコン構造体、その製造方法、その製造装置、及
びシリコン構造体を用いた太陽電池を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するために手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るシリコン構造体の構成は、不規則な方
向を向いた、シリコンを主成分とする複数の円柱状シリ
コンの集合からなるものである。このシリコン構造体の
構成によれば、ある円柱状シリコンに入射して反射した
光が再度別の円柱状シリコンに入射するため、効率良く
太陽光線を吸収することができる。すなわち、本発明の
シリコン構造体の構成によれば、太陽光線の反射の少な
いシリコン構造体を得ることができる。ここで、円柱状
シリコンのシリコン含有量は95重量%以上であるのが
好ましく、シリコン以外に塩素約1重量%、酸素数重量
%を含んでいてもよい。
【0007】また、前記本発明のシリコン構造体の構成
においては、基板がさらに備わり、前記基板にシリコン
を主成分とする膜を介して前記シリコン構造体が形成さ
れているのが好ましい。この好ましい例によれば、シリ
コン構造体を用いて太陽電池を製造する場合に透明電極
が下部電極に接触してしまうことがない。
【0008】また、前記本発明のシリコン構造体の構成
においては、円柱状シリコンの直径が0.1〜10μm
であるのが好ましい。この好ましい例によれば、円柱状
シリコンを適度な強さに保つことができると共に、拡散
等によってシリコンの表面をn型化又はp型化するとき
の接合の深さが制限されることはない。また、光の吸収
が悪くなることはない。
【0009】また、前記本発明のシリコン構造体の構成
においては、円柱状シリコンの外周部分が非晶質であ
り、中心部分が多結晶質であるのが好ましい。また、本
発明に係るシリコン構造体の製造方法は、不規則な方向
を向いた、シリコンを主成分とする複数の円柱状シリコ
ンの集合からなるシリコン構造体の製造方法であって、
塩素を含有する霧化又は気化されたシリコン原料を酸素
ガスとともに加熱された基板上に導入することを特徴と
する。このシリコン構造体の製造方法によれば、シラン
ガス(SiH4 )等に比べて危険性の少ないシリコン原
料を使用することができるので、シリコン原料を大量に
供給することができる。その結果、シリコンの形成速度
が向上するので、不規則な方向を向いた、シリコンを主
成分とする複数の円柱状シリコンの集合からなるシリコ
ン構造体を得ることができる。この場合、塩素を含有す
るシリコン原料を搬送するために、不活性ガスを同時に
基板上に導入してもよい。また、不活性ガス中に水素を
添加するか、あるいは不活性ガスを使用しないで水素の
みでシリコン原料を搬送すれば、シリコン構造体中に含
まれる塩素の量を減少させることもできる。また、従来
のテクスチャード構造のように凹凸を形成する際の複雑
な工程を必要としないので、コストの低減を図ることが
できる。
【0010】また、前記本発明のシリコン構造体の製造
方法においては、塩素を含有するシリコン材料がSi2
Cl6 であるのが好ましい。この好ましい例によれば、
分解温度が約350℃と低く、紫外線(188nm)の
照射によって分解するので、不規則な方向を向いた、シ
リコンを主成分とする複数の円柱状シリコンの集合から
なるシリコン構造体を容易に得ることができる。また、
この場合には、Si2Cl6 からなるシリコン材料に、
PCl3 又はBCl3 を混合した液体原料を用いて、n
型又はp型のシリコン構造体を形成するのが好ましい。
【0011】また、前記本発明のシリコン構造体の製造
方法においては、円柱状シリコンの中心付近の酸素含有
量が3%以下となるように酸素ガスを導入するのが好ま
しい。この好ましい例によれば、シリコン構造体の抵抗
が低く抑えられ、電子デバイスに使用することが可能と
なる。
【0012】また、本発明に係るシリコン構造体の製造
装置の構成は、基板上に、不規則な方向を向いた、シリ
コンを主成分とする複数の円柱状シリコンの集合からな
るシリコン構造体の製造装置であって、チャンバーと、
霧化又は気化した液体原料を酸素ガスとともにチャンバ
ー内に供給する手段と、前記基板を支持するための基板
ホルダー支持部と、前記基板を加熱するための基板加熱
用ヒータと、少なくとも基板と同じ面積を有し、前記霧
化又は気化された液体原料及び前記酸素ガスを通過させ
て加熱された前記基板上に導入するフィルターとを備え
たことを特徴とする。このシリコン構造体の製造装置の
構成によれば、霧化又は気化した液体原料はフィルター
を通過する際に当該フィルターとほぼ同じ大きさに均一
に分散されて、基板表面に導入されるので、基板上に均
一にシリコン構造体を形成することができる。
【0013】また、前記本発明のシリコン構造体の製造
装置においては、フィルターがステンレス鋼繊維からな
るのが好ましい。この好ましい例によれば、大面積でか
つ空隙率が70〜90%と非常に大きいフィルターを低
コストで形成することができる。そして、このフィルタ
ーを用いて気化室と成膜室を仕切れば、気化室と成膜室
との圧力差が発生しにくくなり、断熱膨脹による原料の
再液化が起こりにくくなる。
【0014】また、前記本発明のシリコン構造体の製造
装置においては、フィルターの孔径が1〜30μmであ
るのが好ましい。この好ましい例によれば、原料ガス、
酸素ガス等を基板に均一に吹き付けることができる。
【0015】また、本発明に係る太陽電池の構成は、光
照射によって電子−正孔対を生成する半導体層を備えた
太陽電池であって、前記半導体層が、不規則な方向を向
いた、シリコンを主成分とする複数の円柱状シリコンの
集合からなるシリコン構造体を含むことを特徴とする。
この太陽電池の構成によれば、太陽光線の反射が少なく
なるので、効率良く発電に寄与することができる。
【0016】また、前記本発明の太陽電池の構成におい
ては、基板がさらに備わり、前記基板にシリコンを主成
分とする膜を介して前記シリコン構造体が形成されてい
るのが好ましい。
【0017】また、前記本発明の太陽電池の構成におい
ては、円柱状シリコンの直径が0.1〜10μmである
のが好ましい。また、前記本発明の太陽電池の構成にお
いては、半導体層のうち光の入射する側の表面にシリコ
ン構造体が形成されているのが好ましい。
【0018】また、前記本発明の太陽電池の構成におい
ては、円柱状シリコン内部にpn接合を有するのが好ま
しい。この好ましい例によれば、以下のような作用を奏
することができる。すなわち、複数の円柱状シリコンか
らなるシリコン構造体の場合には従来の平坦な膜に比べ
てpn接合部分の面積が増大するため、効率良く発電を
行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を用いて本発明
をさらに具体的に説明する。 〈第1の実施の形態〉図1は本発明の第1の実施の形態
で使用したシリコン膜形成装置を示す概略構成図であ
る。図1に示すように、空気等が入り込まない構造を有
する成膜室11の内部は水平なフィルター26によって
仕切られている。ここで、フィルター26は、直径数μ
mの多数のステンレス鋼繊維を焼結することによって作
られており、その孔径は約10μmである。成膜室11
には、フィルター26の下側(気化室14)の側壁に原
料ガス供給口18が設けられており、流量制御装置22
によって適正な量に流量制御され、かつ、気化器23に
よって霧化又は気化された液体原料15を成膜室11に
供給することができるようにされている。ここで、気化
器23には、酸素ガス24を供給することができるよう
にされており、酸素ガス24が混合された状態の液体原
料15が成膜室11内に供給される。また、成膜室11
には、フィルター26の上側の上壁に排気口17が設け
られている。また、成膜室11には、フィルター26の
上側に基板加熱用ヒータ21を内蔵した基板ホルダ12
が水平状態で設けられており、基板ホルダ12の下面に
基板13を保持することができるようにされている。ま
た、成膜室11の下側には気化補助用ヒータ27が設け
られている。
【0020】次に、上記のような構成を有するシリコン
膜形成装置を用いて、本発明のシリコン構造体を形成す
る方法について説明する。本実施の形態では、基板13
として石英を用い、基板加熱用ヒータ21によって基板
13を約680℃に加熱した。また、液体原料15とし
て(Si2 Cl6+BCl3 )を用いた。また、成膜室
11内は常圧(1気圧)に保たれている。
【0021】まず、液体原料15はAr等の不活性ガス
等によって加圧され、さらに流量制御装置22によって
適正な量に流量制御される。次いで、液体原料15は、
気化器23内で霧化又は気化された後に不活性ガス及び
酸素ガス24と混合され、その後、原料ガス供給口18
から気化室14内に供給される。また、H2 等の還元性
ガス25も同時に気化室14内に供給される。酸素ガス
24の流量は、Si2Cl6 の流量が10g/時(H2
O換算)のときに1〜10cc/分程度であるのが好ま
しい。気化室14内に供給された全てのガスは、気化補
助用ヒータ27によって加熱保温された後、フィルター
26を通過すると同時に均一に分散されて、基板13に
吹き付けられる。そして、霧化又は気化された状態のS
2 Cl 6 は熱分解反応を起こし、基板13上にp型シ
リコン構造体が形成される。液体原料15を霧化する方
法としては、超音波振動を用いる方法がある。
【0022】以上のシリコン構造体の製造方法によれ
ば、シランガス(SiH4 )等に比べて危険性の少ない
Si2 Cl6 等のシリコン原料を使用することができる
ので、シリコン原料を成膜室11内に大量に供給するこ
とができる。その結果、シリコンの形成速度が向上する
ので、不規則な方向を向いた、シリコンを主成分とする
複数の円柱状シリコンの集合からなるシリコン構造体が
得られる。この場合、円柱状シリコンの中心付近の酸素
含有量は3%以下であるのが好ましい。酸素ガス24の
流量を上記のように設定することにより、円柱状シリコ
ンの中心付近の酸素含有量を3%以下とすることができ
る。このように円柱状シリコンの中心付近の酸素含有量
が3%以下であれば、シリコン構造体の抵抗が低く抑え
られ、電子デバイスに使用することが可能となる。ここ
で、円柱状シリコンの中心付近とは、円柱状シリコンの
表面から深さ約50nmの領域を除いた領域のことであ
る。
【0023】尚、本実施の形態においては、塩素を含有
するシリコン原料としてSi2 Cl 6 を用いたが、必ず
しもこれに限定されるものではなく、例えばSiC
4 、SiH2 Cl2 、SiHCl3 、Si3 Cl8
Si4 Cl10等を用いることもできる。SiH2
2 、SiHCl3 等のように蒸気圧の比較的高いシリ
コン原料を用いる場合には、原料自体を加圧又は冷却し
て液化する必要がある。特に、本実施の形態のように、
塩素を含有するシリコン原料としてSi2 Cl6 を用い
れば、Si2 Cl6 の分解温度が約350℃と低く、紫
外線(188nm)の照射によって分解するので、シリ
コン構造体を容易に形成することができる。
【0024】また、本実施の形態においては、噴霧用の
不活性ガスとしてArを用いたが、必ずしもこれに限定
されるものではなく、例えばHe、N2 等を用いること
もできる。不活性ガスを成膜室11内に導入するには、
液体原料15中に気泡として通して成膜室11内に導入
する、いわゆるバブリング法を用いることができる。
【0025】また、本実施の形態においては、還元性ガ
ス25としてH2 ガスを用いたが、必ずしもこれに限定
されるものではなく、例えばCO等を用いることもでき
る。また、特に還元性ガスを導入しなくても、シリコン
構造体を形成することはできる。また、不活性ガスを使
用しないでH2 ガスのみでシリコン原料を搬送するよう
にすれば、シリコン構造体中に含まれる塩素の量を減少
させることができる。
【0026】また、本実施の形態においては、基板13
として石英を用いたが、必ずしもこれに限定されるもの
ではなく、セラミック材料やステンレス等の金属材料を
用いることもできる。
【0027】また、本実施の形態においては、成膜室1
1内を常圧(1気圧)に保って成膜を行ったが、必ずし
も常圧に限られるものではなく、減圧状態(0.1〜7
60Torr)又は加圧状態(1〜10気圧)で成膜を
行うことも可能である。特に加圧状態で成膜を行うと、
堆積速度をさらに増加させることができる。
【0028】また、本実施の形態においては、Si2
6 とBCl3 の混合液を用いてp型シリコン構造体を
形成したが、Si2 Cl6 のみを用いれば、ほぼ真性の
シリコン構造体を形成することができ、BCl3 の代わ
りにPCl3 を添加すればn型シリコン構造体を形成す
ることができる。この場合、原料液体を混合しないでS
2 Cl6 とBCl3 又はPCl3 を別々に供給しても
シリコン構造体を形成することができる。
【0029】また、本実施の形態においては、ステンレ
ス鋼繊維からなるフィルター26を使用しているが、必
ずしもこれに限定されるものではなく、例えば石英を用
いてフィルター26を構成してもよい。特に、多数のス
テンレス鋼繊維を焼結することによってフィルター26
を形成すれば、大面積でかつ空隙率が70〜90%と非
常に大きいフィルターを低コストで形成することができ
る。そして、このフィルターを用いて気化室14と成膜
室11を仕切れば、気化室14と成膜室11との圧力差
が発生しにくくなり、断熱膨脹による原料の再液化が起
こりにくくなる。また、フィルター26の孔径を10μ
mに設定しているが、必ずしもこの孔径に限定されるも
のではなく、孔径1〜30μmのフィルター26であれ
ば、原料ガス、酸素ガス等を基板13に均一に吹き付け
ることができる。
【0030】図2A、Bに、本実施の形態で形成したシ
リコン構造体の電子顕微鏡(SEM)写真のトレース図
を示す。図2Aと図2Bは倍率が異なるだけで、同一の
試料を示している。図2に示すように、不規則な方向を
向いた、シリコンを主成分とする複数の円柱状シリコン
(直径約0.5μm)の集合からなるシリコン構造体が
形成されている。このシリコン構造体を用いれば、ある
円柱状シリコンに入射して反射した光が再度別の円柱状
シリコンに入射するため、効率良く太陽光線を吸収する
ことができる。すなわち、太陽光線の反射の少ないシリ
コン構造体が得られる。
【0031】図3A〜Cに、酸素添加量を変化させた場
合のシリコン膜表面形状のレーザー顕微鏡写真のトレー
ス図を示す。尚、図3は実際のレーザー顕微鏡写真を白
黒反転させた状態で描かれており、倍率は1000倍で
ある。成膜条件は下記(表1)に示したとおりである。
【0032】
【表1】
【0033】図3Aに示すように、酸素流量が0cc/
minの場合には、ほぼ平坦な膜(黒い部分)となる。
図3Bに示すように、酸素流量が1cc/minの場合
には、一部にシリコン構造体(白い部分)が形成されて
いるが、平坦な部分(黒い部分)も残っている。図3C
に示すように、酸素流量が3cc/minの場合には、
ほぼ完全にシリコン構造体(白い部分)が形成されてい
る。これにより、シリコン構造体の形成に酸素が重要な
役割を果たしていることが分かる。
【0034】図4に、本実施の形態によって石英基板上
に形成されたシリコン構造体の可視光透過スペクトルを
示す。図4に示すように、本実施の形態によって形成さ
れたシリコン構造体は、波長200〜800nmの光を
ほとんど透過しないことが分かる。
【0035】尚、本実施の形態においては、シリコン構
造体が直径約0.5μmの円柱状シリコンによって構成
されているが、円柱状シリコンの直径は0.1〜10μ
mであればよい。円柱状シリコンの直径がこの範囲にあ
れば、円柱状シリコンを適度な強さに保つことができる
と共に、拡散等によってシリコンの表面をn型化又はp
型化するときの接合の深さが制限されることはない。ま
た、円柱状シリコンの直径がこの範囲にあれば、光の吸
収が悪くなることもない。
【0036】〈第2の実施の形態〉図5A〜Cに、本発
明の第2の実施の形態におけるシリコン構造体を用いた
太陽電池の製造工程図を示す。また、図6に、本実施の
形態における太陽電池の構造を示す。
【0037】まず、図5Aに示すように、厚さ0.5m
mの石英基板42の全面に厚さ約1μmのMoを堆積
し、下部電極41を形成した。次いで、下部電極41の
全面に、BCl3 を添加したSi2 Cl6 を用いて厚さ
30〜40μmのp型シリコン構造体43を形成した。
この場合、図6に示すように、下部電極41上に、シリ
コンを主成分とする膜47を介して、不規則な方向を向
いた、シリコンを主成分とする複数の円柱状シリコン4
8の集合からなるp型シリコン構造体43が形成された
(以上、図5A)。このように複数の円柱状シリコン4
8の集合からなるp型シリコン構造体43がシリコンを
主成分とする膜47を介して下部電極41上に形成され
ていれば、後述のように透明電極45を形成する場合に
透明電極45が下部電極41に接触してしまうことはな
い。
【0038】次に、図5Bに示すように、p型シリコン
構造体43の表面に、POCl3 を用いた熱拡散法によ
ってPを拡散させて、円柱状シリコン48の外周部分に
n型領域44(図6参照)を形成した。これにより、円
柱状シリコン48の内部にpn接合が形成されるが、複
数の円柱状シリコン48からなる本シリコン構造体43
の場合には従来の平坦な膜に比べてpn接合部分の面積
が増大するため、効率良く発電を行うことができる。具
体的数値で示すと、円柱状シリコン48の直径が0.5
μmの場合、n型領域(非晶質)44の好ましい厚みは
約0.1μmである。
【0039】最後に、図5Cに示すように、p型シリコ
ン構造体43の全面に、厚さ30〜40μmのインジウ
ム−スズ酸化物からなる透明電極45を形成した後、透
明電極45の上に厚さ約1μmのAlからなる上部電極
46を形成した。この場合、透明電極45は、p型シリ
コン構造体43の複数の円柱状シリコン48の間隙を埋
める状態で形成されている。以上の工程により、太陽電
池が得られる。
【0040】以上のようにして製造された太陽電池は、
半導体層に、不規則な方向を向いた、シリコンを主成分
とする複数の円柱状シリコン48の集合からなるシリコ
ン構造体を含むので、太陽光線の反射が少なくなり、効
率良く発電に寄与することができる。
【0041】下記(表2)に、本実施の形態の構造の太
陽電池の諸特性を従来技術の太陽電池と比較して示す。
【0042】
【表2】
【0043】上記(表2)から分かるように、開放端電
圧はほとんど変化していないが、短絡電流は増加してい
る。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複雑な工程を必要とするテクスチャーの形成が不要にな
る一方、テクスチャーと同等の効果が得られるシリコン
構造体を実現することができる。従って、このシリコン
構造体を太陽電池に用いれば、太陽光線の反射の少ない
(すなわち、変換効率の高い)太陽電池を低コストで提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態で使用したシリコン
膜形成装置を示す概略構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態で形成したシリコン
構造体の電子顕微鏡(SEM)写真のトレース図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態における酸素添加量
を変化させた場合のシリコン膜表面形状のレーザー顕微
鏡写真のトレース図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態によって石英基板上
に形成されたシリコン構造体の可視光透過スペクトルで
ある。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるシリコン構
造体を用いた太陽電池の製造工程図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における太陽電池の
構造を示す断面図である。
【図7】従来のシリコン太陽電池の構造(テクスチャー
ド構造)を示す概略断面図である。
【符号の説明】
11 成膜室 12 基板ホルダ 13 基板 14 気化室 15 液体原料 17 排気口 18 原料ガス供給口 21 基板加熱用ヒータ 22 液体流量制御装置 23 気化器 24 酸素ガス 25 還元性ガス 26 フィルター 27 気化補助用ヒータ 41 下部電極 42 石英基板 43 p型シリコン構造体 44 n型領域 45 透明電極 46 上部電 47 シリコンを主成分とする膜 48 円柱状シリコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/205 H01L 21/205 31/04 31/04 B (72)発明者 吉田 哲久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 向井 裕二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不規則な方向を向いた、シリコンを主成
    分とする複数の円柱状シリコンの集合からなるシリコン
    構造体。
  2. 【請求項2】 基板がさらに備わり、前記基板にシリコ
    ンを主成分とする膜を介して前記シリコン構造体が形成
    されている請求項1に記載のシリコン構造体。
  3. 【請求項3】 円柱状シリコンの直径が0.1〜10μ
    mである請求項1に記載のシリコン構造体。
  4. 【請求項4】 円柱状シリコンの外周部分が非晶質であ
    り、中心部分が多結晶質である請求項1に記載のシリコ
    ン構造体。
  5. 【請求項5】 不規則な方向を向いた、シリコンを主成
    分とする複数の円柱状シリコンの集合からなるシリコン
    構造体の製造方法であって、塩素を含有する霧化又は気
    化されたシリコン原料を酸素ガスとともに加熱された基
    板上に導入することを特徴とするシリコン構造体の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 塩素を含有するシリコン材料がSi2
    6 である請求項5に記載のシリコン構造体の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 Si2 Cl6 からなるシリコン材料に、
    PCl3 又はBCl3を混合した液体原料を用いて、n
    型又はp型のシリコン構造体を形成する請求項6に記載
    のシリコン構造体の製造方法。
  8. 【請求項8】 円柱状シリコンの中心付近の酸素含有量
    が3%以下となるように酸素ガスを導入する請求項5に
    記載のシリコン構造体の製造方法。
  9. 【請求項9】 基板上に、不規則な方向を向いた、シリ
    コンを主成分とする複数の円柱状シリコンの集合からな
    るシリコン構造体の製造装置であって、チャンバーと、
    霧化又は気化された液体原料を酸素ガスとともにチャン
    バー内に供給する手段と、前記基板を支持するための基
    板ホルダー支持部と、前記基板を加熱するための基板加
    熱用ヒータと、少なくとも基板と同じ面積を有し、前記
    霧化又は気化した液体原料及び前記酸素ガスを通過させ
    て加熱された前記基板上に導入するフィルターとを備え
    たことを特徴とするシリコン構造体の製造装置。
  10. 【請求項10】 フィルターがステンレス鋼繊維からな
    る請求項9に記載のシリコン構造体の製造装置。
  11. 【請求項11】 フィルターの孔径が1〜30μmであ
    る請求項9に記載のシリコン構造体の製造装置。
  12. 【請求項12】 光照射によって電子−正孔対を生成す
    る半導体層を備えた太陽電池であって、前記半導体層
    が、不規則な方向を向いた、シリコンを主成分とする複
    数の円柱状シリコンの集合からなるシリコン構造体を含
    むことを特徴とする太陽電池。
  13. 【請求項13】 基板がさらに備わり、前記基板にシリ
    コンを主成分とする膜を介して前記シリコン構造体が形
    成されている請求項12に記載の太陽電池。
  14. 【請求項14】 円柱状シリコンの直径が0.1〜10
    μmである請求項12に記載の太陽電池。
  15. 【請求項15】 半導体層のうち光の入射する側の表面
    にシリコン構造体が形成された請求項12に記載の太陽
    電池。
  16. 【請求項16】 円柱状シリコン内部にpn接合を有す
    る請求項12に記載の太陽電池。
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