JPH09117764A - 電解水生成装置 - Google Patents

電解水生成装置

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JPH09117764A
JPH09117764A JP27940295A JP27940295A JPH09117764A JP H09117764 A JPH09117764 A JP H09117764A JP 27940295 A JP27940295 A JP 27940295A JP 27940295 A JP27940295 A JP 27940295A JP H09117764 A JPH09117764 A JP H09117764A
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JP
Japan
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water
electrolyzed water
electrolyzed
water tank
water level
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Application number
JP27940295A
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English (en)
Inventor
Takehiro Mizoguchi
岳博 溝口
Yoshinori Kamiya
喜則 紙谷
Masahiro Fujita
昌浩 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生成後長時間が経過して変質した電解水が誤
って使用されないようにする。 【解決手段】 電解槽30にて電解水を生成し、酸性イ
オン水タンク40内に蓄える。酸性イオン水タンク40
内の水位が上昇して上限水位に達すると、電解水の生成
を停止させる。酸性イオン水タンク40内に蓄えられた
電解水がコック45の操作により外部に取り出されて、
同タンク40内の水位が低下して下限水位に達すると、
再び電解水の生成を開始する。所定時間の間、酸性イオ
ン水タンク40内の水位が下限水位以下となったことが
検出されなかった場合、又は所定時間の間電解水の生成
が再開されなかった場合、切り換えバルブ42を排出管
44側に切り換えて、酸性イオン水タンク40内に蓄え
られていた酸性イオン水をすべて廃水タンク50内に排
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電解水を生成して
タンクに蓄えておき、必要に応じて取り出して医療用な
どに利用する電解水生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電解水生成装置は、例え
ば希塩水を電気分解して次亜塩素酸を含有する酸性イオ
ン水を電解水として生成し、同生成した電解水を電解水
タンクに一旦蓄え、同蓄えられた電解水を必要に応じて
電解水タンクに設けた取り出し口から取り出すようにし
ている。このとき、電解水が生成され続けて電解水タン
ク内の水位が上昇し、同タンク内の水位が上限水位に達
したことを同タンク内に設けた水位センサが検出する
と、生成待機制御手段が電解水の生成を停止させる。ま
た、この電解水の生成の停止中に電解水タンク内から電
解水が取り出されることにより、同タンク内の水位が低
下して下限水位に達したことを前記水位センサが検出す
ると、生成待機制御手段が電解水の生成を再開させるよ
うにしている。これにより、電解水タンク内の水位は、
常に所定の範囲内に保たれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置においては、電解水タンクからの電解水の取り出しが
少なく同タンク内の水位が下降しない場合、生成待機制
御手段は電解水の生成を新たに再開させないので、電解
水タンク内には生成された電解水が長時間蓄えられたま
まとなる。この場合、電解水の有効塩素濃度及び酸化還
元電位が低下するなどして、電解水が時間経過とともに
変質し、殺菌等の効力が減少する。
【0004】
【発明の概要】本発明は、生成から長時間が経過したた
め変質した電解水が誤って使用されないようにした電解
水生成装置を提供することを目的とする。
【0005】前記目的を達成するために、本発明の構成
上の特徴は、電解水タンク内に蓄えられた電解水を排出
する排出手段と、水位センサにより検出された電解水タ
ンク内の水位に基づいて、同タンク内の水位が下降しな
いことが所定時間以上継続したとき、前記排出手段を制
御して電解水タンク内に蓄えられていた電解水を排出す
る排出制御手段とを設けたことにある。この場合、排出
制御手段は、電解水タンク内の水位が所定の下限水位よ
り高いことを水位センサが所定時間以上検出し続けたと
き、前述のように排出手段を制御して電解水タンク内に
蓄えられていた電解水を排出するようにするとよい。こ
れによれば、電解水タンクからの電解水の取り出しが少
なく、同電解水タンク内に生成された電解水が前記所定
時間蓄えられたままである場合、同所定時間蓄えられて
いた電解水は排出される。したがって、生成から長時間
が経過したため変質した電解水が誤って使用されること
がなくなる。
【0006】また、本発明の他の構成上の特徴は、排出
制御手段が、前述した方法に代えて、生成待機制御手段
により電解水の生成が所定時間以上停止され続けたと
き、排出手段を制御して電解水タンク内に蓄えられてい
た電解水を排出するようにしたことにある。これによれ
ば、電解水タンクからの電解水の取り出しが少なくて同
タンク内の水位が下降せず、生成待機手段により電解水
の生成が所定時間以上停止され続けた場合、電解水タン
ク内に同所定時間の間蓄えられていた電解水を排出す
る。したがって、生成から長時間が経過したため変質し
た電解水が誤って使用されることがなくなる。
【0007】また、本発明の他の構成上の特徴は、前述
の電解水生成装置において、排出手段が、前記電解水の
排出中に前記取り出し手段による電解水タンク内の電解
水の取り出しを禁止するようにしたことにある。これに
よれば、前述のように電解水タンク内に所定時間蓄えら
れていた電解水を排出している最中においても、使用者
が誤って前記変質した電解水を取り出して使用してしま
うことがなくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明すると、図1は同実施形態に係る電解水生
成装置の全体を概略的に示している。
【0009】この電解水生成装置は、濃塩水を蓄える濃
塩水タンク10と、同タンク10の下方に設けられて希
塩水を蓄える希塩水タンク20と、希塩水タンク20か
ら供給される希塩水を電気分解する電解槽30と、電解
槽30にて生成された酸性イオン水を蓄える酸性イオン
水タンク40と、酸性イオン水の生成に付随して生成さ
れるアルカリ性イオン水や、生成されてから長時間が経
過して変質した酸性イオン水等の不用な水を蓄える廃水
タンク50とを備えている。
【0010】濃塩水タンク10には塩化ナトリウムが塩
として多量に補給されるとともに、図示しない外部給水
源(例えば、水道)から給水管11を介して水が圧送さ
れるようになっている。この給水管11には電磁バルブ
12が介装されており、同バルブ12は外部からの水を
給水管11を介して濃塩水タンク10に選択的に供給す
る。濃塩水タンク10は補給された塩を水によりほぼ飽
和状態に溶解させてなる濃塩水で常に満たされており、
溶解し得ない残りの塩Sは同タンク10の底部に常に沈
澱している。また、濃塩水タンク10内には、水位セン
サ13が収容されており、同水位センサ13は同タンク
10内の水位が所定の上限水位以上になったことを検出
するとともに、同タンク10内の水位が同上限水位より
低い下限水位以下になったことも検出する。
【0011】濃塩水タンク10には、希塩水タンク20
に濃塩水を供給するための供給管14が同タンク10の
底部にて上方向に侵入し、同供給管14の上端面は、沈
澱している塩Sが混入しないように前記下限水位より若
干だけ低い位置にて開口している。供給管14には電磁
バルブ15が介装されており、同バルブ15は濃塩水タ
ンク10内の濃塩水を供給管14を介して希塩水タンク
20に選択的に供給する。
【0012】希塩水タンク20の上方には供給管14の
下端出口及び給水管21の出口が配置されており、同タ
ンク20には、前記濃塩水が供給管14を介して選択的
に供給されるとともに、外部給水源からの水も給水管2
1を介して選択的に供給されるようになっている。この
給水管21には電磁バルブ22が介装されていて、同バ
ルブ22は外部からの水を給水管21を介して希塩水タ
ンク20に選択的に供給する。希塩水タンク20内に
は、濃度センサ23及び水位センサ24が収容されてい
る。濃度センサ23は希塩水タンク20内の希塩水の濃
度を検出する。水位センサ24は希塩水タンク20内の
水位が所定の上限水位以上になったことを検出するとと
もに、同タンク20内の水位が同上限水位より低い下限
水位以下になったことも検出する。
【0013】また、希塩水タンク20の底部には、攪拌
用の導管25及び電解槽30に希塩水を供給するための
供給管26の入口が接続されている。導管25の他端は
希塩水タンク20の側壁に接続されるとともに導管25
の中間部には電動ポンプ27が介装されており、同ポン
プ27は作動状態にて希塩水タンク20内の希塩水を攪
拌する。供給管26にも電動ポンプ28が介装されてい
て、同ポンプ28は作動状態にて希塩水タンク20内の
希塩水を供給管26を介して電解槽30に供給する。
【0014】なお、濃塩水タンク10及び希塩水タンク
20の各側壁にはオーバーフローパイプ16が接続され
ており、同パイプ16は前記水位センサ13,24によ
りそれぞれ検出される上限水位より若干高い位置にて各
タンク10,20内に開口している。これにより、各タ
ンク10,20の水位がオーバーフロー管16の各開口
位置より高くなると、各タンク10,20内の塩水が外
部に排出されるようになっている。
【0015】電解槽30は内部が隔膜31によって陽極
室32及び陰極室33に区画されており、各電極室3
2,33には電動ポンプ28の作動により希塩水タンク
20内の希塩水がそれぞれ供給管26を介して供給され
るようになっている。各電極室32,33には直流電源
装置60から正負の直流電圧が印加される正電極34及
び負電極35が対向して配設されており、同直流電圧の
印加により前記希塩水が電気分解されて、電解水が生成
される。陽極室32においては次亜塩素酸を含有する酸
性イオン水が生成され、同生成された酸性イオン水は導
出管36を介して酸性イオン水タンク40に供給される
ようになっている。陰極室33においては水酸化ナトリ
ウムを含有するアルカリ性イオン水が生成され、同生成
されたアルカリ性イオン水は導出管37を介して廃水タ
ンク50に供給されるようになっている。なお、この導
出管37は廃水タンク50の底部近くにて開口してい
る。
【0016】酸性イオン水タンク40の底部には導出管
41が接続されるとともに、同管41には切り換えバル
ブ42が設けられ、酸性イオン水タンク40内の酸性イ
オン水が取り出し管43又は排出管44に選択的に供給
されるようになっている。取り出し管43にはコック4
5が介装され、切り換えバルブ42が取り出し管43側
に設定されているとき(図示状態)、同コック45の操
作により同管43の終端から酸性イオン水タンク40内
の酸性イオン水が取り出される。排出管44の終端は導
出管37の中間部に接続され、切り換えバルブ42が排
出管44側に設定されているとき、酸性イオン水タンク
40内の酸性イオン水は同排出管44及び導出管37を
介して廃水タンク50に排出される。
【0017】また、酸性イオン水タンク40内には水位
センサ46が収容され、同センサ46は、同タンク40
内の水位が同タンク40の満杯に近い上限水位以上にな
ったことを検出するとともに、同タンク40内の水位が
同上限水位より低い下限水位以下になったことも検出す
る。さらに、酸性イオン水タンク40にはオーバーフロ
ーパイプ47が設けられ、同パイプ47の上端は同タン
ク40の前記上限水位より高い位置まで延出されるとと
もに、同パイプ47の下端は導出管37の中間部に接続
されている。なお、このオーバーフローパイプ47は余
剰の酸性イオン水を廃水タンク50に排出する機能を果
たすとともに、電気分解により発生した塩素ガスを廃水
タンク50内の水に溶け込ませる機能も果たしている。
【0018】廃水タンク50には排出管51も侵入して
おり、同管51に介装させた電動ポンプ52の作動によ
り同タンク50内の不用な水を外部に排出するようにし
ている。また、廃水タンク50にも、水位センサ53が
収容され、同センサ53は同タンク50内の水位が所定
の上限水位以上になったことを検出するとともに、同タ
ンク50内の水位が同上限水位より低い下限水位以下に
なったことも検出する。
【0019】この電解水生成装置は、前記各種センサ1
3,23,24,46,53、電磁バルブ12,15,
22、電動ポンプ27,28,52、切り換えバルブ4
2及び直流電源装置60に接続された電気制御回路70
を備えている。この電気制御回路70はマイクロコンピ
ュータにより構成されており、図2〜図3に示すフロー
チャートに対応したプログラムを実行して、電磁バルブ
12,15,22の開閉、電動ポンプ27,28,52
及び直流電源装置60の作動並びに切り換えバルブ42
の状態を制御する。電気制御回路70はタイマ70aを
内蔵しており、同タイマ70aは時間を計測してタイマ
インタラプト信号を所定の短時間毎に発生し、同短時間
毎に電気制御回路70に図3のタイマインタラプトプロ
グラムを実行させる。また、この電気制御回路70に
は、運転スイッチ71及び表示器72も接続されてい
る。運転スイッチ71はこの電解水生成装置の運転の開
始及び停止を制御するためのもので、手動操作によりオ
ン状態又はオフ状態に切り換えられる。表示器72は酸
性水タンク40内の酸性イオン水が排出中であることを
表示するためのものである。
【0020】次に、上記のように構成した実施形態の動
作を説明すると、塩化ナトリウムを塩Sとして濃塩水タ
ンク10内に多量に投入し、同タンク10内の濃塩水を
ほぼ飽和状態にするとともに、残留の塩Sが同タンク1
0の底に常に沈澱している状態にしておく。なお、塩S
が不足している場合には随時補充する。その後、電源ス
イッチ(図示しない)の投入により、電気制御回路70
は図2のステップ100にてプログラムの実行を開始
し、ステップ102にて濃塩水タンク10及び希塩水タ
ンク20内に塩水を満たす処理を行う。この処理では、
水位センサ13の検出に基づき電磁バルブ12の開閉を
制御し、外部給水源から濃塩水タンク10に水を供給し
て同タンク10内に前記所定の上限水位まで濃塩水を蓄
える。また、水位センサ24の検出に基づき電磁バルブ
22の開閉を制御して外部給水源から希塩水タンク20
に水を供給し、濃度センサ23の検出に基づき電磁バル
ブ15の開閉を制御して濃塩水タンク10から希塩水タ
ンク20に濃塩水を供給し、さらに同水及び濃塩水の供
給にともない電動ポンプ27を作動させて希塩水タンク
20内の希塩水を撹拌し、同タンク20内に前記所定の
上限水位まで所定濃度の希塩水を蓄える。
【0021】上記ステップ102の処理後、電気制御回
路70は、ステップ104にて、切り換えバルブ42を
所定時間の間排出管44側に切り換えて酸性イオン水タ
ンク40内に残留している酸性イオン水をすべて排出
し、ステップ106にてフラグFLG1,FLG2及び
タイマカウント値CNT1,CNT2をすべて“0”に
リセットする。フラグFLG1は値“1”により当該電
解水生成装置が電解水の生成中であることを表し、値
“0”により同装置が電解水の生成を停止中であること
を表す。フラグFLG2は、値“1”により切り換えバ
ルブ42が排出管44側に設定されて、酸性イオン水タ
ンク40内の酸性イオン水が排出中であることを表し、
値“0”により切り換えバルブ42が取り出し管43側
に設定されて、同酸性イオン水が取り出し可能であるこ
とを表す。タイマカウント値CNT1は酸性イオン水タ
ンク40内の水位が下限水位以上である継続時間を計測
する。タイマカウント値CNT2は前記酸性イオン水が
排出されている時間を計測する。上記各フラグFLG
1,FLG2及びタイマカウント値CNT1,CNT2
のリセット後、ステップ108にてタイマ70aによる
インタラプトの受付を許容する。これにより以後、電気
制御回路70は、図2に示すプログラムの実行中、タイ
マ70aによるカウント動作に基づいて、図3に示すタ
イマインタラプトプログラムを所定の短時間毎に割り込
み実行する。
【0022】次に、電気制御回路70はステップ110
にて運転スイッチ71がオン状態にあるか否かを判定
し、同スイッチ71がオフ状態に保たれている間はステ
ップ110〜114からなる循環処理を繰り返し実行す
る。ステップ112においては、電動ポンプ27,28
及び直流電源装置60を非作動状態に設定するととも
に、電磁バルブ12,15,22をオフ状態に保つ。ス
テップ114においてはフラグFLG1を“0”に設定
する。上記ステップ110〜114の循環処理の実行
中、運転スイッチ71がオン状態に切り換えられると、
電気制御回路70はステップ110にて「YES」と判
定してプログラムをステップ116へ進め、以後ステッ
プ110〜132からなる循環処理を繰り返し実行す
る。
【0023】ステップ116においては、濃塩水タンク
10及び希塩水タンク20内の塩水の調整処理を実行す
る。この処理では、水位センサ13による検出に基づ
き、濃塩水タンク10内の濃塩水の水位が下限水位以下
になった時点で電磁バルブ12をオン状態に切り換え、
同切り換えによる給水により、同タンク10内の濃塩水
の水位が上限水位以上になった時点で電磁バルブ12を
オフ状態に切り換える。また、水位センサ24による検
出に基づき、希塩水タンク20内の希塩水の水位が下限
水位以下になった時点で電動ポンプ27を作動させると
ともに電磁バルブ22をオン状態に切り換え、同切り換
えによる給水により、同タンク20内の希塩水の水位が
上限水位以上になった時点で電磁バルブ22をオフ状態
に切り換え、その所定時間後に電動ポンプ27を停止さ
せる。さらに、濃度センサ23による検出に基づき、希
塩水タンク20内の希塩水の濃度が所定の下限値より低
くなった時点で電動ポンプ27を作動させるとともに電
磁バルブ15をオン状態に切り換え、同切り換えによる
濃塩水の供給により、同タンク20内の希塩水の濃度が
所定の上限値以上になった時点で電磁バルブ15をオフ
状態に切り換え、その所定時間後に電動ポンプ27を停
止させる。なお、このステップ114の処理は給水又は
濃塩水の補給中にプログラムの進行を止めてしまうもの
ではなく、上記各制御をステップ110〜132からな
る循環処理中に繰り返し行うものであり、同処理により
同循環処理中は常に濃塩水タンク10内及び希塩水タン
ク20内の水位がそれぞれ上限水位と下限水位の間に保
たれるとともに、希塩水タンク20内の希塩水の濃度が
前記上限値と下限値の間に保たれる。
【0024】次に、電気制御回路70はステップ118
にてフラグFLG2が“1”であるか否かを判定する。
いま、フラグFLG2は前記ステップ106の処理によ
り“0”に設定されているので、ステップ118におけ
る「NO」との判定に基いてプログラムをステップ12
0以降に進める。
【0025】ステップ120〜132は電解水の生成の
開始及び停止を制御する処理である。最初、フラグFL
G1はステップ106又はステップ114にて“0”に
設定されており、また酸性イオン水タンク40内の酸性
イオン水はステップ104の処理により全て排出されて
いる。したがって、ステップ120における「NO」及
びステップ122における「YES」の判定の基に、ス
テップ124にて電動ポンプ28及び直流電源装置60
を作動させて電解水の生成を開始し、酸性イオン水タン
ク40内に酸性イオン水を蓄え始めるとともに、ステッ
プ126にてフラグFLG1を“1”に設定する。この
フラグFLG1の設定により、次にステップ120の処
理が実行された際には、電気制御回路70は同ステップ
120にて「YES」と判定してプログラムをステップ
128へ進め、以後ステップ110,116〜120,
128の循環処理を繰り返す。同循環処理中、電解槽3
0においては電解水が生成され続け、酸性イオン水タン
ク40に同生成された酸性イオン水が蓄積され続ける。
そして同蓄積により酸性イオン水タンク40の水位が上
昇して上限水位に達したことが水位センサ46により検
出されると、ステップ128における「YES」の判定
の基、ステップ130にて電動ポンプ28及び直流電源
装置60を停止させて電解水の生成を停止するととも
に、ステップ132にてフラグFLG1を“0”に設定
する。
【0026】このフラグFLG1の設定により、次にス
テップ120が実行された際には、電気制御回路70は
同ステップ120にて「NO」と判定してプログラムを
ステップ122へ進め、以後ステップ110,116〜
122の循環処理を繰り返す。同循環処理中、酸性水タ
ンク40内の酸性イオン水は、コック42を操作するこ
とにより、取り出し管41を介して外部に取り出されて
利用される。そしてこの酸性イオン水の取り出しによ
り、酸性イオン水タンク40の水位が低下して下限水位
に達したことが水位センサ46により検出されると、ス
テップ122における「YES」の判定の基に、前記と
同様にステップ124にて電動ポンプ28及び直流電源
60を作動させて再び電解水の生成を開始し、酸性イオ
ン水タンク40内に酸性イオン水を蓄え始めるととも
に、ステップ126にてフラグFLG1を“1”に設定
する。
【0027】上記ステップ120〜132の処理によ
り、前記ステップ110,116〜132の循環処理
中、酸性イオン水タンク40内の水位は前記電解水の生
成による上昇と、酸性イオン水の取り出しによる下降と
を繰り返しながら、所定の上限水位と下限水位との間に
保たれる。
【0028】また、上記電解水の生成によるアルカリ性
イオン水の蓄積及び後述する酸性イオン水タンク40内
の酸性イオン水の排出により、廃水タンク50内の水位
が上昇して上限水位に達したことが水位センサ53によ
り検出されると、電気制御回路70は図示しないプログ
ラムの実行により電動ポンプ52を作動させて、廃水タ
ンク50内の不用な水を排出管51を介して外部に排出
する。この電動ポンプ52の作動は、水位センサ53に
よる下限水位の検出により停止される。
【0029】また、前記のようなステップ110,11
6〜132の循環処理中、運転スイッチ71が手動操作
によりオフ状態に切り換えられると、電気制御回路70
はステップ110にて「NO」と判定してプログラムを
ステップ112以降に進める。上述したようにステップ
112においては、作動状態にある電動ポンプ27,2
8及び直流電源装置60を非作動状態に切り換えるとと
もに、オン状態にある電磁バルブ12,15,22はオ
フ状態に切り換える。また、既に非作動状態及びオフ状
態にある前記ポンプ27,28及び電源60並びにバル
ブ12,15,22についてはそのまま非作動状態及び
オフ状態に保つ。その結果、この場合には、電気制御回
路70、切り換えバルブ42及び電動ポンプ52を除く
当該電解水生成装置の全ての作動が停止制御される。ス
テップ114においてはフラグFLG1を“0”に設定
する。同設定後、電気制御回路70は、次に運転スイッ
チ71がオン状態に切り換えられるまでステップ110
〜114からなる循環処理を繰り返し実行し続ける。
【0030】一方、上記ステップ110〜132の循環
処理中、タイマ70aが所定の短時間の経過を計測する
毎に、電気制御回路70は図3のステップ200〜23
0からなるタイマインタラプトプログラムを割り込み実
行する。電気制御回路70はステップ200にて同タイ
マインタラプトプログラムの実行を開始した後、ステッ
プ202にてフラグFLG2が“1”であるか否かを判
定する。最初、上記図2のステップ106の処理によ
り、フラグFLG2は、切り換えバルブ42が取り出し
管43側に設定されて酸性イオン水タンク40内の酸性
イオン水が取り出し可能であることを表す値“0”に設
定されているので、ステップ202における「NO」と
の判定の基に、プログラムをステップ204へ進める。
同ステップ204においては、酸性イオン水タンク40
内の水位が下限水位以下であるか否かを判定するが、こ
のとき酸性イオン水タンク40内の酸性イオン水は上記
図2のステップ104の処理により全て排出されている
ので、ステップ204における「YES」の判定の基
に、ステップ206にてタイマカウント値CNT1を
“0”にリセットした後、ステップ230にてこのタイ
マインタラプトプログラムを終了する。以後、このタイ
マインタラプトプログラムが実行された際には、上記ス
テップ200〜206,230からなる処理が実行され
る。
【0031】一方、メインプログラムでは図2のステッ
プ124にて電解水の生成を開始し、酸性イオン水タン
ク40内に酸性イオン水を蓄積し始める。同蓄積によ
り、酸性イオン水タンク40内の水位が上昇して下限水
位より高くなると、タイマインタラプトプログラムでは
ステップ204にて「NO」と判定し、ステップ208
にてタイマカウント値CNT1を“1”増加させ、これ
により酸性イオン水タンク40内の水位が下限水位より
高くなってからの経過時間が計測され始める。同処理
後、ステップ210にてタイマカウント値CNT1が所
定時間T1(例えば、24時間)に達したか否かを判定
する。この所定時間T1は、電解槽30にて生成された
次亜塩素酸を含有する酸性イオン水が、時間の経過とと
もに光の照射や外気との接触等の影響を受け、有効塩素
濃度及び酸化還元電位が低下するなどして変質し、殺菌
などの所定の効力を失う時間である。タイマカウント値
CNT1が前記所定時間T1に達していなければ、ステ
ップ210にて「NO」と判定してプログラムをステッ
プ230へ進め、このタイマインタラプトプログラムを
終了する。
【0032】以後、前記所定の短時間毎にこのタイマイ
ンタラプトプログラムが実行された際にはステップ20
0〜204,208,210,230からなる処理が実
行され、ステップ208の処理によりタイマカウント値
CNT1が“1”ずつ増加されるので、前記酸性イオン
水タンク40内の水位が下限水位より高くなってからの
経過時間が計測され続ける。一方、メインプログラムで
は、酸性イオン水タンク40内の水位が上限水位に達し
たときに、図2のステップ130の処理により前記電解
水の生成を停止している。そして、同停止中に酸性イオ
ン水タンク40内の酸性イオン水がコック45の操作に
より取り出されて、同タンク40内の水位が下限水位以
下になったことが水位センサ46により検出されると、
タイマインタラプトプログラムではステップ204にて
「YES」と判定し、再びプログラムをステップ206
へ進める。ステップ206においては、前述した通り、
タイマカウント値CNT1を“0”にリセットする。こ
れにより、次に再び電解水が生成されて酸性イオン水タ
ンク40内の水位が上昇し、同水位が下限水位より高く
なったとき、ステップ208の処理により改めて時間が
計測され始める。
【0033】一方、前記電解水の生成の停止中に、酸性
イオン水タンク40内の酸性イオン水の取り出し量が少
なく、酸性イオン水タンク40内の水位が下限水位まで
低下することなく所定時間T1が経過した場合、タイマ
インタラプトプログラムではステップ210にて「YE
S」と判定し、プログラムをステップ212以降に進め
る。ステップ212〜218においては、切り換えバル
ブ42を排出管44側に切り換えて、酸性イオン水タン
ク40内の酸性イオン水を廃水タンク50内に排出し始
めるとともに、表示器72を点灯し、タイマカウント値
CNT2及びフラグFLG2をそれぞれ“0”及び
“1”に設定する。これらステップ212〜218の処
理後、ステップ230にてこのタイマインタラプトプロ
グラムを終了する。
【0034】前記ステップ218におけるフラグFLG
2の設定により、次にこのタイマインタラプトプログラ
ムが実行された際にはステップ202にて「YES」と
判定し、プログラムを220以降へ進める。ステップ2
20においてはタイマカウント値CNT2を“1”増加
させ、これにより前記酸性イオン水の排出開始後の経過
時間が計測され始める。同処理後、ステップ222にて
タイマカウント値CNT2が所定時間T2に達したか否
かを判定するが、この所定時間T2は、酸性イオン水タ
ンク40内の酸性イオン水がすべて排出されるのに充分
な時間に設定されている。タイマカウント値CNT2が
前記所定時間T2に達していなければ、ステップ222
にて「NO」と判定してプログラムをステップ230へ
進め、このタイマインタラプトプログラムを終了する。
【0035】以後、前記所定の短時間毎にこのタイマイ
ンタラプトプログラムが実行された際にはステップ20
0,202,220,222,230からなる処理が実
行され、ステップ220の処理によりタイマカウント値
CNT2が“1”ずつ増加されるので、前記酸性イオン
水の排出開始後の経過時間がタイマカウント値CNT2
として計測され続ける。なお、上記ステップ218にお
けるフラグFLG2の設定により、このときメインプロ
グラムではステップ118にて「YES」と判定し、ス
テップ120以降の処理を実行せずにステップ110〜
118の循環処理を繰り返している。したがって前記排
水により酸性イオン水タンク40内の水位が下限水位以
下に低下しても電解水の生成を開始することはなく、古
くなった酸性イオン水だけが確実に排出される。そし
て、タイマカウント値CNT2が所定時間T2を計測す
ると、タイマインタラプトプログラムではステップ22
2にて「YES」と判定し、ステップ224にて再び切
り換えバルブ42を取り出し管43側に切り換え、酸性
イオン水タンク40内の酸性イオン水を取り出し可能な
状態にする。また、ステップ226にて表示器72を消
灯し、ステップ228にてフラグFLG2を“0”に設
定し、ステップ230にてこのタイマインタラプトプロ
グラムを終了する。前記ステップ228におけるフラグ
FLG2の設定により、以後メインプログラムではステ
ップ110〜132の循環処理が繰り返され、タイマイ
ンタラプトプログラムではステップ200〜210,2
30からなる処理が実行される。
【0036】上述のように、上記実施形態においては、
電動ポンプ28及び直流電源装置60を作動させること
により電解槽30にて酸性イオン水を生成し、同生成し
た酸性イオン水を酸性イオン水タンク40内に蓄える。
そして同タンク40内の水位が上昇して上限に達したこ
とが水位センサ46により検出されると、同電解水の生
成を停止させる。一方、酸性イオン水タンク40内に蓄
えられた酸性イオン水は、コック45の操作により取り
出し管43を介して外部に取り出されて利用される。そ
して同取り出しにより同タンク40内の水位が低下して
下限に達したことが水位センサ46により検出される
と、再び前記電解水の生成を開始する。このとき、取り
出される酸性イオン水の量が少なく、所定時間T1の
間、酸性イオン水タンク40内の水位が下限水位以下と
なったことを水位センサ46が検出しなかった場合、切
り換えバルブ42を排出管44側に所定時間T2だけ切
り換えて、酸性イオン水タンク40内に蓄えられていた
酸性イオン水を全て廃水タンク50内に排出する。これ
により、長時間にわたって酸性イオン水タンク40内に
蓄えられ続けて、光の照射や外気との接触等の影響を受
け、有効塩素濃度及び酸化還元電位が低下するなどして
変質し、殺菌などの所定の効力を失った酸性イオン水が
誤って使用されることがなくなる。
【0037】また、前記酸性イオン水の排出中には、切
り換えバルブ42は排出管44側に設定されているの
で、酸性イオン水が取り出し管42に供給されることは
ない。したがって同酸性イオン水の排出の最中において
も、前記所定の効力を失った酸性イオン水が誤って使用
されることがなくなる。
【0038】次に、電解水の生成が長時間にわたって停
止されていることにより、酸性イオン水タンク40内の
酸性イオン水が長時間にわたって取り出されていないこ
とを検出するようにした上記実施形態の変形例について
説明する。この変形例においては、電気制御回路70
は、タイマ70aが所定の短時間を計測する毎に図3の
タイマインタラプトプログラムに代えて図4のタイマイ
ンタラプトプログラムを実行する。図4のタイマインタ
ラプトプログラムは、図3のタイマインタラプトプログ
ラムにおけるステップ204の処理に代えて、フラグF
LG1に基づいて電解水が生成中であるか生成停止中で
あるかを判定するステップ232の処理を採用したもの
である。これによれば、電解水の生成が停止している
間、フラグFLG1は“0”に保たれているので、電気
制御回路70は、ステップ232にて「YES」と判定
し続けて、ステップ200,202,232,208,
210,230からなる処理により、タイマカウント値
CNT1を「1」ずつ増加させて電解水の生成が停止さ
れている時間を計測し続ける。そして、同計測時間が所
定時間T1に達したとき、ステップ210における「Y
ES」の判定の基に、ステップ212〜230の処理に
より上記酸性イオン水タンク40内の酸性イオン水の排
出を実行するようにしている。
【0039】その結果、この場合も、酸性イオン水タン
ク40から取り出される酸性イオン水の量が少なく、所
定時間T1の間電解水の生成が再開されなかった場合、
切り換えバルブ42を排出管44側に所定時間T2の間
切り換えて、酸性イオン水タンク40内に蓄えられてい
た酸性イオン水をすべて廃水タンク50内に排出する。
これにより、この変形例においても、上記実施形態と同
様に、変質して殺菌などの所定の効力を失った酸性イオ
ン水が誤って使用されることがなくなる。
【0040】なお、上記実施形態及び変形例において
は、電解槽30にて電気分解された酸性イオン水のみを
取り出して利用するようにしたが、アルカリ性イオン水
も取り出して、酸性イオン水及びアルカリ性イオン水の
両電解水を利用するようにしてもよい。この場合、酸性
イオン水タンク40と同様に導出管、切り換えバルブ、
取り出し管、排出管、コック、水位センサ及びオーバー
フローパイプを備えたアルカリ性イオン水タンクを設け
て、電解槽30から導出管37を介して同タンクにアル
カリ性イオン水が供給されるようにするとともに、上記
実施形態又は変形例における電解水の生成の開始及び停
止の制御並びにタンク内の電解水の排出の制御を酸性イ
オン水タンク40及び前記アルカリ性イオン水タンクの
両タンクについて行うようにするとよい。
【0041】また、上記実施形態及び変形例において
は、電解槽30の内部を隔膜31によって正電極34が
配設された陽極室32、及び負電極35が配設された陰
極室33に区画するようにしたが、本発明は、隔膜31
を設けないようにした電解槽30にも適用できる。この
場合、両電極34,35間に直流電圧を印加すると、電
解槽30内には次亜塩素酸ナトリウムを含有する弱アル
カリ性イオン水が電解水として生成されるが、同弱アル
カリ性イオン水を酸性水タンク40内に蓄えるように
し、上記実施形態又は変形例における電解水の生成の開
始及び停止の制御並びにタンク内の電解水の排出の制御
を行ってもよい。この場合、導出管37を設けずに、オ
ーバーフローパイプ47及び排出管44を介した水が廃
水タンク50に導かれるようにすればよい。
【0042】また、上記実施形態及び変形例において
は、塩化ナトリウム水溶液を電気分解して電解水を生成
するようにしたが、電解水の用途により、塩化カリウム
等他の塩の水溶液や、外部給水源からの水を直接電気分
解し、電解水を生成するようにしてもよい。他の塩の水
溶液を電気分解する場合、上記実施形態及び変形例の濃
塩水タンク10内に同塩を補給するようにする。また、
外部給水源からの水を直接電気分解する場合、上記実施
形態及び変形例における濃塩水タンク10、希塩水タン
ク20の濃度調整などは不要となり、外部給水源から供
給され希塩水タンク20に蓄えられる水量のみを制御し
て、同蓄えられている水を選択的に電解槽30に供給す
るようにすればよい。
【0043】さらに、上記実施形態及び変形例において
は、電磁バルブ15を用いて濃塩水タンク10内の濃塩
水を希塩水タンク20に補給するようにしたが、同バル
ブ15に代えて電動ポンプを用いるようにしてもよい。
この場合、濃塩水タンク10を希塩水タンク20の上方
に位置させる必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る電解水生成装置の
全体概略図である。
【図2】 図1の電気制御回路(マイクロコンピュー
タ)により実行されるメインプログラムを示すフローチ
ャートである。
【図3】 図1の電気制御回路(マイクロコンピュー
タ)により実行されるタイマインタラプトプログラムを
示すフローチャートである。
【図4】 図3のタイマインタラプトプログラムの変形
例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…濃塩水タンク、20…希塩水タンク、30…電解
槽、40…酸性イオン水タンク、42…切り換えバル
ブ、43…取り出し管、44…排出管、45…コック、
46…水位センサ、50…廃水タンク、60…直流電源
装置、70…電気制御回路(マイクロコンピュータ)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電解水を生成する電解水生成手段と、 前記電解水生成手段により生成された電解水を蓄える電
    解水タンクと、 前記電解水タンク内に蓄えられた電解水を外部に取り出
    す取り出し手段と、 前記電解水タンク内に蓄えられた電解水の水位を検出す
    る水位センサと、 前記水位センサにより前記電解水タンク内の水位が所定
    の上限水位以上に上昇したことが検出されたとき、前記
    電解水生成手段による電解水の生成を停止するととも
    に、同水位センサにより同電解水タンク内の水位が所定
    の下限水位以下に低下したことが検出されたとき、前記
    電解水生成手段による電解水の生成を再開させる生成待
    機制御手段とを備えた電解水生成装置において、 前記電解水タンク内に蓄えられた電解水を排出する排出
    手段と、 前記水位センサにより検出された前記電解水タンク内の
    水位に基づいて、同電解水タンク内の水位が下降しない
    ことが所定時間以上継続したとき、前記排出手段を制御
    して前記電解水タンク内に蓄えられていた電解水を排出
    する排出制御手段とを設けたことを特徴とする電解水生
    成装置。
  2. 【請求項2】前記請求項1に記載の排出制御手段は、前
    記電解水タンク内の水位が前記所定の下限水位より高い
    ことを前記水位センサが所定時間以上検出し続けたと
    き、前記排出手段を制御して前記電解水タンク内に蓄え
    られていた電解水を排出する電解水生成装置。
  3. 【請求項3】電解水を生成する電解水生成手段と、 前記電解水生成手段により生成された電解水を蓄える電
    解水タンクと、 前記電解水タンク内に蓄えられた電解水を外部に取り出
    す取り出し手段と、 前記電解水タンク内に蓄えられた電解水の水位を検出す
    る水位センサと、 前記水位センサにより前記電解水タンク内の水位が所定
    の上限水位以上に上昇したことが検出されたとき、前記
    電解水生成手段による電解水の生成を停止するととも
    に、同水位センサにより同電解水タンク内の水位が所定
    の下限水位以下に低下したことが検出されたとき、前記
    電解水生成手段による電解水の生成を再開させる生成待
    機制御手段とを備えた電解水生成装置において、 前記電解水タンク内に蓄えられた電解水を排出する排出
    手段と、 前記生成待機制御手段により電解水の生成が所定時間以
    上停止され続けたとき、前記排出手段を制御して前記電
    解水タンク内に蓄えられていた電解水を排出する排出制
    御手段とを設けたことを特徴とする電解水生成装置。
  4. 【請求項4】前記請求項1又は請求項3に記載の排出手
    段は、前記電解水の排出中に前記取り出し手段による電
    解水タンク内の電解水の取り出しを禁止するようにした
    電解水生成装置。
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