JP3411094B2 - 塩水供給装置 - Google Patents

塩水供給装置

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JP3411094B2
JP3411094B2 JP09528494A JP9528494A JP3411094B2 JP 3411094 B2 JP3411094 B2 JP 3411094B2 JP 09528494 A JP09528494 A JP 09528494A JP 9528494 A JP9528494 A JP 9528494A JP 3411094 B2 JP3411094 B2 JP 3411094B2
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  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、例えば電気分解を行っ
て電解水を生成するための塩水電解装置や生鮮食品を保
存する冷塩水処理装置などの塩水利用部で用いられる所
定の濃度の塩水(例えばNaClやKClの水溶液)
を、この塩水利用部に供給するための塩水供給装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】従来より電解槽に対向して設けられた両
電極間で食塩水を電気分解することによって電解水を生
成させる塩水電解装置などの塩水利用部に、所定の濃度
に調製された希塩水を供給する塩水供給装置が知られて
いる。図7にはこのタイプの塩水供給装置の一例とし
て、食塩等の水溶性塩Sを溶解して調製された濃塩水を
貯溜する濃塩水タンク70、及びこの濃塩水タンク70
から排出管71を経て供給される濃塩水を適宜希釈しな
がら調製された希塩水を貯溜する希塩水タンク72を備
え、この希塩水タンク72内の希塩水をポンプ80,8
1によって直流電圧が印加されている電解槽90に送出
し、そしてこの電解槽90で電気分解を行い継続的に陽
極91と陰極92において酸性水とアルカリ性水とを生
成するように構成された塩水供給装置が示されている。 【0003】このように構成された従来の塩水供給装置
においては、塩水利用部にて塩水が継続して用いられる
と、希塩水タンク72内の希塩水の水位が低下する。そ
こで希塩水タンク72内の希塩水の水位及び濃度を検出
する液面センサ73及び濃度センサ74からの信号に基
づき、制御回路(図示しない。)が希塩水タンク72内
の希塩水の水位及び濃度が所定値以上に保たれるように
給水バルブ75及びピンチバルブ76を協働して操作す
るように構成されている。このように希塩水タンク72
内の希塩水の濃度を適正に保つべく濃塩水タンク70内
の濃塩水が希塩水タンク72内に供給されると、濃塩水
タンク70内の水位が低下する。そして濃塩水タンク7
0内の液面センサ77によって濃塩水の水位の低下が検
知されると、制御回路が給水バルブ78を開いて濃塩水
タンク70の水位が所定水位に達するまで水を補充させ
る。 【0004】ところで、このように濃塩水タンク70内
の濃塩水の水位を所定値以上に保つべく濃塩水タンク7
0内に水が供給された場合、濃塩水タンク70内に充分
な量の塩が含まれていないと、濃塩水タンク70内の濃
塩水の濃度は所定値以下に低下してしまう。そして濃塩
水タンク70内の濃塩水の濃度が充分でないと、ピンチ
バルブ76を開いて希塩水タンク72内に濃塩水タンク
70内の塩水を供給しても希塩水タンク72内の希塩水
濃度が所定濃度以上になかなか戻らず、濃度の維持が困
難になる場合がある。 【0005】そこでこのような事態に陥らないようにす
るために従来では、濃塩水タンク70内の濃塩水の濃度
を濃度センサ79によって測定することによって塩切れ
を検知し、必要に応じて警告を発するという手法をとら
ざるを得なかった。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
濃度センサ79を濃塩水タンク70に設けたことによっ
て塩水供給装置の構成部材が増え、それとともに構造が
複雑になるという問題点が生じていた。 【0007】 【発明の目的】そこで本発明は、このような濃塩水タン
ク70内の濃塩水の濃度を検出する濃度センサ79を設
けることなく、濃塩水タンク70内の塩切れを検出して
警告することのできる塩水供給装置を提供することを目
的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、塩水利用部に供給される希塩水を貯溜する
希塩水タンクと、濃塩水を貯溜する濃塩水タンクと、前
記希塩水タンク内の希塩水の水位を検出する希塩水用水
位検出手段と、前記希塩水タンク内に外部給水源からの
水を供給する給水手段と、前記希塩水用水位検出手段か
らの信号に基づき前記給水手段を制御して希塩水の水位
を所定範囲内に維持する給水制御手段と、前記希塩水タ
ンク内の希塩水の濃度を検出する濃度検出手段と、前記
濃塩水タンクから前記希塩水タンク内への濃塩水の供給
を断続する開閉手段と、前記濃度検出手段により検出さ
れた濃度が所定の濃度以下であるとき前記開閉手段を開
く開閉制御手段とを備えた塩水供給装置において、この
塩水供給装置がさらに、前記濃塩水タンクの塩切れを警
告する塩切れ警告手段と、前記開閉手段が開いている時
間が所定時間持続したとき前記塩切れ警告手段を作動し
て警告を発生させる作動制御手段とを備えたことを特徴
とする。 【0009】 【発明の作用・効果】このように構成された本発明の塩
水供給装置においては、希塩水タンク内の希塩水の水位
の低下が希塩水用水位検出手段によって検出されると、
給水制御手段が給水手段を制御して希塩水タンク内に水
を供給させる。これにより希塩水タンク内の濃度が低下
する。この濃度の低下が濃度検出手段によって検出さ
れ、希塩水の濃度が所定の濃度以下であることを表す信
号が開閉制御手段に入力されると、開閉制御手段は開閉
手段を開いて濃塩水タンク内の濃塩水を希塩水タンク内
へと導き、希塩水タンク内の希塩水の濃度を上昇させ
る。ところが、濃塩水タンク内の濃塩水を調製する塩が
不足していて濃塩水の濃度が充分でない場合には、開閉
手段を開いていても希塩水タンク内の希塩水濃度を効率
よく上昇させることができない。そこで本発明において
は、作動制御手段によって開閉手段が開いている時間が
所定時間持続したとき塩切れ警告手段を作動制御するよ
うに構成したので、濃塩水タンクに濃度センサを設ける
必要がなく、したがって塩水供給装置の構成部品を増や
すことなく適切に濃塩水タンク内の塩切れを検出して警
告を発することができる。 【0010】 【実施例】本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
図1には本実施例にかかる塩水供給装置の概略図が示さ
れている。この塩水供給装置には、上方に配設され飽和
食塩水(約26%の塩濃度を有する。)を調製しかつ貯
溜する濃塩水タンク10と、この濃塩水タンク10の下
方に配設され濃塩水タンク10から排出管41を経てピ
ンチバルブ(42:本発明の開閉手段に相当する。)の
操作によって供給される飽和食塩水を適宜希釈しながら
調製された希塩水(約0.07%の塩濃度を有する。)
を貯溜する希塩水タンク20とが設けられている。そし
てこの希塩水タンク20に貯溜されている処理水が、ポ
ンプ43,44によって、処理水供給管45,46を経
て塩水電解装置(本発明の塩水利用部に相当する。)の
電解槽30の各電極室32,33へと導入されるように
構成されている。 【0011】濃塩水タンク10はタンク内が仕切り壁1
1によって二室に区画されていて、食塩Sが投入される
第1室12と、仕切り壁11を越えて第1室12で生成
した飽和状態の食塩水が流入する第2室13とからなっ
ている。そして第2室13には、この第2室13内に貯
溜される飽和食塩水の水位が下限水位以下になったこと
及び上限水位以上になったことを検知するフロート式の
液面センサ14が設けられている。一方希塩水タンク2
0には、この希塩水タンク20内に貯溜される希塩水の
水位が下限水位以下になったこと及び上限水位以上にな
ったことを検知するフロート式の液面センサ(21:本
発明の希塩水用水位検出手段に相当する。)と、希塩水
の濃度を検出する濃度センサ(22:本発明の濃度検出
手段に相当する。)が設けられている。さらにこれらの
両塩水タンク10,20の上方には、外部給水源から水
を補給する給水バルブ(15,23:なお、外部給水源
及び給水バルブが本発明の給水手段に相当する。)が配
設されており、貯溜されている塩水の水位が所定水位よ
りも下がった場合に水を供給できるように構成されてい
る。また、これらの両塩水タンク10,20には、オー
バーフロー管47が連通して設けられており、それぞれ
の塩水タンク10,20内の塩水が所定量を越えた場合
にこのオーバーフロー管47より排出できるようになっ
ている。 【0012】塩水電解装置は従来より周知の電解槽30
を備えている。この電解槽30は内部が隔膜31によっ
て陽極室32及び陰極室33に区画されていて、それぞ
れの電極室32,33に一対の電極34,35が対向配
設され、この両電極34,35に直流電源51が電圧供
給回路52を介して接続されている。 【0013】さらにこの塩水供給装置には、濃度センサ
22からの検出信号に基づき希塩水の濃度が設定濃度以
下であると判定された時間が所定時間持続した場合に点
灯する塩切れ警告ランプ(Rp:本発明の塩切れ警告手
段に相当する。)が取り付けられている。 【0014】そして、二個の液面センサ14,21、濃
度センサ22は制御回路60に接続されている。この制
御回路60は例えばマイクロコンピュータにより構成さ
れ、図2に示したフローチャートに対応するプログラム
を繰り返し実行するとともに、図6のフローチャートに
対応したインタラプトプログラムを内蔵のタイマ回路に
より規定される所定の短時間毎に実行して、二個の給水
バルブ15,23、ピンチバルブ42、二個のポンプ4
3,44、電圧供給回路52、そして塩切れ警告ランプ
Rpの作動を制御する。 【0015】次に、上記のように構成した実施例の動作
を図2〜6フローチャートに沿って説明する。この塩水
供給装置にはあらかじめ、濃塩水タンク10に所定量の
濃塩水が、希塩水タンク20に所定量の希塩水が貯溜さ
れている。電源スイッチ(図示しない。)の投入により
この塩水供給装置の作動をスタート(ステップ100)
させると、制御回路60はプログラムの実行を開始し、
ステップ102においてピンチバルブ42を閉じるとと
もに両給水バルブ15,23を閉じ、さらに塩切れ警告
ランプRpをオフさせる。また同ステップ102にて制
御回路60は電圧供給回路52を切り換えて電解槽30
の両電極34,35に直流電源51からの電圧を印加さ
せ、それと同時にポンプ43,44を作動させて電解槽
30に希塩水タンク20から処理水を供給させる。これ
により電解槽30では処理水の電気分解が継続して行わ
れ、陽極室32にて酸性水が、陰極室33にてアルカリ
性水が生成される。なお、同ステップ102にてピンチ
バルブ42の開閉状態を表すフラグFLGをその閉状態
を表す”0”に初期設定する。 【0016】ステップ102における希塩水(処理水)
の供給処理後、通常、ステップ104の濃塩水タンク給
水ルーチン、ステップ106の希塩水タンク給水ルーチ
ン、及びステップ108の希塩水調整ルーチンからなる
循環処理を実行し続ける。 【0017】ステップ104の濃塩水タンク給水ルーチ
ンは濃塩水タンク内の濃塩水の水位を維持するための処
理であって、その実行は図3におけるステップ200に
て開始され、まずステップ202にて給水バルブ15が
開いているかどうかを判定する。いま濃塩水タンク10
へ水が供給されておらず、給水バルブ15が閉じていれ
ばステップ202にて「NO]と判定し、プログラムを
204に進める。ステップ204においては、液面セン
サ14からの検知信号に基づいて濃塩水の水位が下限水
位以下になっているか否かを判定する。濃塩水タンク1
0内の濃塩水の水位が下限水位以上であればステップ2
04にて「N0」と判定し、ステップ212にてこの濃
塩水タンク給水ルーチンが終了する。一方、濃塩水の水
位が下限水位以下になると前記ステップ204にて「Y
ES」と判定し、ステップ206にて給水バルブ15を
開いて、ステップ212にてこのルーチンの実行を終了
する。このステップ206の処理により濃塩水タンク1
0には外部の水道源から水が供給される。 【0018】ステップ104〜108からなる次の循環
処理においては、給水バルブ15が開いているのでステ
ップ202において「YES」と判定し、プログラムを
ステップ208に進める。ステップ208においては、
濃塩水タンク10の液面センサ14からの検知信号に基
づいて水位が上限水位以上にあるか否かを判定する。濃
塩水タンク10内の水位が上限水位以上になるまではス
テップ208において「NO」と判定し、ステップ21
2にてこのルーチンを終了する。そして濃塩水タンク1
0内の水位が上限水位以上になるとステップ208にて
「YES」と判定し、ステップ210にて給水バルブ1
5を閉じる。これにより外部の水道源からの水の供給が
終了する。以上のように、濃塩水タンク給水ルーチンの
実行により濃塩水タンク10内の水位が下限水位と上限
水位との間に維持される。 【0019】次にステップ106の希塩水タンク給水ル
ーチンは希塩水タンク内の希塩水の水位を維持するため
の処理であって、その実行は図4におけるステップ30
0にて開始され、まずステップ302にて給水バルブ2
3が開いているかどうかを判定する。いま希塩水タンク
20へ水が供給されておらず、給水バルブ23が閉じて
いればステップ302にて「NO]と判定し、プログラ
ムを304に進める。ステップ304においては、液面
センサ21からの検知信号に基づいて希塩水の水位が下
限水位以下になっているか否かを判定する。希塩水タン
ク20内の希塩水の水位が下限水位以上であればステッ
プ304にて「N0」と判定し、ステップ312にてこ
の希塩水タンク給水ルーチンが終了する。一方、希塩水
の水位が下限水位以下になると前記ステップ304にて
「YES」と判定し、ステップ306にて給水バルブ2
3を開いて、ステップ312にてこのルーチンの実行を
終了する。このステップ306の処理により希塩水タン
ク20には外部の水道源から水が供給される。 【0020】ステップ104〜108からなる次の循環
処理においては、給水バルブ23が開いているのでステ
ップ302において「YES」と判定し、プログラムを
ステップ308に進める。ステップ308においては、
希塩水タンク20の液面センサ21からの検知信号に基
づいて水位が上限水位以上にあるか否かを判定する。希
塩水タンク20内の水位が上限水位以上になるまではス
テップ308において「NO」と判定し、ステップ31
2にてこのルーチンを終了する。そして希塩水タンク2
0内の水位が上限水位以上になるとステップ308にて
「YES」と判定し、ステップ310にて給水バルブ2
3を閉じる。これにより外部の水道源からの水の供給が
終了する。以上のように、希塩水タンク給水ルーチンの
実行により希塩水タンク20内の水位が下限水位と上限
水位との間に維持される。 【0021】さらに希塩水調整ルーチンは、希塩水タン
ク20内の希塩水の濃度を所定範囲内に維持するための
処理であって、その実行は図5におけるステップ400
にて開始され、まずステップ402においてピンチバル
ブ42が閉じていれば前記”0”に設定されているフラ
グFLGに基づいて「NO」と判定し、プログラムをス
テップ404に進める。ステップ404においては、濃
度センサ22からの濃度を表す検出信号が入力されて希
塩水タンク20内の希塩水の濃度が下限濃度以下である
か否かを判定する。希塩水の濃度が下限濃度以上であれ
ばステップ404にて「NO」と判定し、ステップ42
0にてこの希塩水調整ルーチンが終了する。一方、希塩
水の濃度が下限濃度以下になるとステップ404にて
「YES」と判定し、プログラムをステップ406〜ス
テップ410へと進める。ステップ406においてはピ
ンチバルブ42を開いて濃塩水タンク10に貯溜されて
いる濃塩水を希塩水タンク20内に導入する。そしてス
テップ408においてフラグFLGを「1」に変更し、
さらにステップ410においてピンチバルブ42の開時
間を計測するための時間カウントデータTMsを「0」
に初期設定する。一方制御回路60は、前記ステップ1
04〜108からなる循環処理中、図6のステップ50
0〜504からなるインタラプトプログラムを所定時間
毎に実行しており、時間カウントデータTMsを同所定
時間毎に「1」ずつカウントアップする。前記ステップ
410の処理後、ステップ420にて希塩水調整ルーチ
ンを終了する。 【0022】ステップ104〜108からなる次の循環
処理においては、ピンチバルブ42が開いているので、
ステップ402にて前記”1”に設定したフラグFLG
に基づいて「YES」と判定し、プログラムをステップ
412に進める。ステップ412においては、時間カウ
ントデータTMsが所定値TM0より大であるか否かの判
定を行う。ピンチバルブ42の開時間が所定の時間に達
しておらず、即ち時間カウントデータTMsが所定値T
0より小である場合には、ステップ412にて「N
O」と判定し、プログラムをステップ414に進める。
そしてステップ414においては、濃度センサ22から
の濃度を表す検出信号が入力されて希塩水タンク20内
の希塩水の濃度が上限濃度以上であるか否かを判定す
る。希塩水の濃度が上限濃度以下であればステップ41
4にて「NO」と判定し、ステップ420にてこの希塩
水調整ルーチンが終了する。一方、希塩水の濃度が上限
以上になると前記ステップ414にて「YES」と判定
し、プログラムをステップ416以降に進める。ステッ
プ416においてはピンチバルブ416を閉じ、濃塩水
タンク10からの濃塩水の供給を停止する。そしてステ
ップ418にてフラグFLGを0に変更し、ステップ4
20にてこの希塩水調整ルーチンを終了する。 【0023】一方、ピンチバルブ42の開時間が所定の
時間を越え、即ち時間カウントデータTMsが所定値T
0より大である場合には、ステップ412にて「YE
S」と判定し、プログラムをステップ110(図2参
照)に進める。そしてステップ110において、制御回
路60は塩切れ警告ランプRpをオンするとともに、電
圧供給回路52を切り換えて電解槽30の両電極34,
35への直流電源51の供給を遮断し、それと同時にポ
ンプ43,44を停止して電解槽30への希塩水タンク
20からの希塩水の供給を止める。こうして電解槽30
における希塩水の電気分解を停止させる。また、同ステ
ップ110にて制御回路60はピンチバルブ42、給水
バルブ15,23を閉じて、濃塩水タンク10及び希塩
水タンク20への水の供給、及び濃塩水タンク10から
希塩水タンク20への処理水の供給を止める。 【0024】このように構成された塩水供給装置におい
ては、ピンチバルブ42の開いた状態が所定時間持続し
ていることを検知すると、制御回路60が塩切れ警告ラ
ンプRpを作動させるように構成したので、濃塩水タン
ク10に濃度センサを設ける必要がなく、したがって塩
水供給装置の構成部品を増やさないで適切に濃塩水タン
ク10内の塩切れを検出して警告を発することができ
る。 【0025】また上記実施例においては水位検出手段と
して、塩水の水位が下限水位以下になったこと及び上限
水位以上になったことをそれぞれ検出することのできる
液面センサ14あるいは21を採用したが、塩水の水位
を検出できる液面センサを水位検出手段として用い、こ
の検出信号と下限水位及び上限水位を表す信号とをプロ
グラム処理によって比較して塩水の水位が下限水位以下
であるか上限水位以上であるかを判定するように構成し
てもよい。また上記実施例においては濃度検出手段とし
て希塩水の濃度を検出する濃度センサ22を用い、この
濃度センサ22からの信号と下限濃度及び上限濃度をそ
れぞれ表す信号とをプログラム処理によって比較判定す
るように構成したが、塩水の濃度が下限濃度になったこ
と及び上限濃度になったことをそれぞれ検出することの
できる濃度センサを用いてもよい。 【0026】また、上記実施例においては開閉手段とし
てピンチバルブを用いたが、前記濃塩水タンクから前記
希塩水タンク内への濃塩水の供給を電動ポンプを用いて
行うように構成してもよい。さらに上記実施例の塩切れ
警告ランプに代えて、塩切れを警告するブザー等を用い
て本発明の塩切れ警告手段としてもよい。 【0027】また上記実施例においては濃塩水の希塩水
タンク20への供給を、ピンチバルブ42を開いたまま
連続して行うように構成したが、ピンチバルブ42を間
欠的に開閉させて濃塩水の供給を不連続に行うように構
成してもよい。この場合、制御回路60内にピンチバル
ブ42の所定のオン時間とオフ時間とをそれぞれ規定す
るオンタイマ及びオフタイマを別途設け、ピンチバルブ
42の開閉をこれらのオンタイマ及びオフタイマの計時
に基づいて交互に繰り返し切り換えて行えるように制御
することもできる。なおこの際に、ピンチバルブ42の
オンとオフとを繰り返す時間間隔を長くすることによっ
て、ピンチバルブ42の寿命を延長することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施例にかかる塩水供給装置の概
略図である。 【図2】 図1に示した制御回路により実行されるプロ
グラムに対応するフローチャートである。 【図3】 図2の濃塩水タンク給水ルーチンの詳細を示
すフローチャートである。 【図4】 図2の希塩水タンク給水ルーチンの詳細を示
すフローチャートである。 【図5】 図2の希塩水調整ルーチンの詳細を示すフロ
ーチャートである。 【図6】 図1の制御回路にて所定の短時間毎に実行さ
れるインタラプトプログラムのフローチャートである。 【図7】 従来の塩水供給装置の概略図である。 【符号の説明】 10…濃塩水タンク、14…液面センサ、15…給水バ
ルブ、20…希塩水タンク、21…液面センサ、22…
濃度センサ、30…電解槽、32…陽極室、33…陰極
室、34,35…電極、42…ピンチバルブ、43,4
4…ポンプ、45,46…処理水供給管、51…直流電
源、52…電圧供給回路、60…制御回路、Rp…塩切
れ警告ランプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/00 B01J 4/02 C02F 1/46

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 塩水利用部に供給される希塩水を貯溜す
    る希塩水タンクと、 濃塩水を貯溜する濃塩水タンクと、 前記希塩水タンク内の希塩水の水位を検出する希塩水用
    水位検出手段と、 前記希塩水タンク内に外部給水源からの水を供給する給
    水手段と、 前記希塩水用水位検出手段からの信号に基づき前記給水
    手段を制御して希塩水の水位を所定範囲内に維持する給
    水制御手段と、 前記希塩水タンク内の希塩水の濃度を検出する濃度検出
    手段と、 前記濃塩水タンクから前記希塩水タンク内への濃塩水の
    供給を断続する開閉手段と、 前記濃度検出手段により検出された濃度が所定の濃度以
    下であるとき前記開閉手段を開く開閉制御手段とを備え
    た塩水供給装置において、この塩水供給装置がさらに、 前記濃塩水タンクの塩切れを警告する塩切れ警告手段
    と、 前記開閉手段が開いている時間が所定時間持続したとき
    前記塩切れ警告手段を作動して警告を発生させる作動制
    御手段とを備えることを特徴とする塩水供給装置。
JP09528494A 1994-05-09 1994-05-09 塩水供給装置 Expired - Fee Related JP3411094B2 (ja)

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