JPH09117580A - ボビン、ボビンケース分離装置 - Google Patents

ボビン、ボビンケース分離装置

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JPH09117580A
JPH09117580A JP29906395A JP29906395A JPH09117580A JP H09117580 A JPH09117580 A JP H09117580A JP 29906395 A JP29906395 A JP 29906395A JP 29906395 A JP29906395 A JP 29906395A JP H09117580 A JPH09117580 A JP H09117580A
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JP
Japan
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bobbin
bobbin case
case
holder
shaft
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JP29906395A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Mori
隆良 森
Hisanobu Shinozuka
寿信 篠塚
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボビンとボビンケースとの分離を円滑に行う
と共に分離の際のボビンまたはボビンケースの変形を防
止し、信頼性を向上する。 【解決手段】 ボビン拘束手段22によってボビンケー
ス12Aに収容されたボビン19の軸線方向の移動を拘
束し、この時、ボビンケース移動手段23によって軸線
方向の力に対して強度が強く且つ片押しとならないボビ
ンケース軸12aの端部12bを同軸線方向に押圧し
て、軸同士12a,19aに無理な力を作用させずに拘
束されているボビン19に対してボビンケース12Aを
同軸線方向に移動分離するように構成してなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボビンケースとこ
のボビンケースに収容されたボビンとを分離するボビ
ン、ボビンケース分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上糸と下糸とを使用して縫製を行うミシ
ン、特に高速の縫製作業を行う工業用のミシン等にあっ
ては、下糸を巻回したボビンを頻繁に交換する必要があ
る。一般には、下糸が消費された時または残り少なくな
った時にミシンの運転を一旦停止し、ボビンケースを釜
から抜き取った後に、ボビン残糸を除去してボビンに下
糸を巻回し、この下糸が新たに巻回されたボビンを再び
ボビンケースに収容して、該ボビンケースを釜内に装着
する操作を手作業で行っている。
【0003】しかしながら、このような人手による作業
は極めて非能率的であり、生産性の低下の原因となって
いる。そこで、最近においては、上記一連の作業を自動
的に行うようにした装置に関しての提案が種々なされて
おり、例えば特開平7−75695号公報記載の装置が
知られている。
【0004】この特開平7−75695号公報記載の装
置にあっては、ボビンケースとこのボビンケースに収容
されたボビンとを分離するボビン、ボビンケース分離装
置を備えている。このボビン、ボビンケース分離装置
は、ボビンケースを軸線方向に係止した状態でボビンケ
ース開口部(正面壁切欠)から露出するボビンフランジ
を軸線方向に押圧し、この押圧によって押し出されたボ
ビンを対向配置された受取軸(支軸)に受け渡すことに
よって、ボビンケースとボビンとを分離できるようにな
っている。
【0005】そして、このボビン、ボビンケース分離装
置によってボビンケースからボビンを分離した状態でボ
ビン残糸を除去するようになっている。すなわち、上記
分離によってボビンとボビンケースの下糸張力ばねとの
間にボビン残糸を張り渡し、この張り渡されたボビン残
糸を、円錐台プーリ(回転体)を回転することによって
当該円錐台プーリに突設されたフックに引っ掛けて順次
円錐台プーリに巻き取る構成になされている。また、ボ
ビンに下糸を巻回する場合にあっても、ボビンをボビン
ケースから分離した状態で当該ボビンに下糸を巻回する
構成になされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平7−75695号公報記載のボビン、ボビンケース
分離装置においては、以下の問題がある。すなわち、上
述したように、ボビンケースとボビンとの分離を、ボビ
ンケースを軸線方向に係止した状態でボビンケース開口
部(正面壁切欠)から露出するボビンフランジを軸線方
向に押圧することによって行うようにしていることか
ら、ボビンフランジの片押し(ボビンフランジのボビン
軸から離れた一部を押圧すること)となり、ボビンケー
ス軸とボビン軸との間に捩れが発生して軸同士に無理な
力が作用し、分離を円滑に行えず、場合によっては軸同
士に噛り等が発生し、分離が不可能になるといった問題
があった。また、ボビンフランジ外周部は比較的薄く強
度的に劣ることから、上記ボビンフランジの片押しによ
って押圧部分が変形し、この変形によって後工程で不具
合を引き起こすといった畏れもある。
【0007】そこで本発明は、ボビンとボビンケースと
の分離が円滑になされると共に分離の際のボビンまたは
ボビンケースの変形が防止され、信頼性が向上されるボ
ビン、ボビンケース分離装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1のボビン、ボビンケース分離装置は、ボビ
ンケースに収容されたボビンの軸線方向の移動を拘束す
るボビン拘束手段と、ボビンケース軸の端部を前記軸線
方向に押圧して、拘束されているボビンに対してボビン
ケースを同軸線方向に移動分離するボビンケース移動手
段と、を具備した。
【0009】このような請求項1のボビン、ボビンケー
ス分離装置によれば、ボビン拘束手段によってボビンケ
ースに収容されたボビンの軸線方向の移動が拘束され、
この時、ボビンケース移動手段によって軸線方向の力に
対して強度が強く且つ片押しとならないボビンケース軸
の端部が同軸線方向に押圧され、軸同士に無理な力が作
用することなく拘束されているボビンに対してボビンケ
ースが同軸線方向に移動分離される。
【0010】上記目的を達成するために、請求項2のボ
ビン、ボビンケース分離装置は、ボビンケースまたはこ
のボビンケースに収容されたボビンの何れか一方の軸線
方向の移動を拘束する拘束手段と、他方の端面を、軸線
を中心として周方向に均等に吸着して前記軸線方向に移
動して、拘束されている一方に対して他方を分離する吸
着移動手段と、を具備した
【0011】このような請求項2のボビン、ボビンケー
ス分離装置によれば、拘束手段によってボビンケースま
たはこのボビンケースに収容されたボビンの何れか一方
の軸線方向の移動が拘束され、この時、吸着移動手段に
よって他方の端面が軸線に対して平衡に吸着されて同軸
線方向に移動され、軸同士に無理な力が作用することな
く拘束されている一方に対して他方が同軸線方向に移動
分離される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に
おけるボビン、ボビンケース分離装置20をボビン交換
装置21と共に表した側面説明図である。先ず、ボビン
交換装置21について以下説明する。図1において、符
号1、2はミシンベット3の下部に固定されたブラケッ
トをそれぞれ示しており、ブラケット1は釜4の直下に
配置され、ブラケット2はブラケット1に対して所定長
軸線方向に離間し釜手前側に対向配置されている。ブラ
ケット1,2には固定軸8が掛け渡されており、この固
定軸8には回転軸9が回転可能に支承されている。
【0013】上記ブラケット2の下部(固定軸8に対す
る固定点より下方の部分)には、第1のエアーシリンダ
5が固定されており、この第1のエアーシリンダ5は、
そのシリンダヘッド5aの伸縮方向が釜軸6に平行とな
るように配置されている。このシリンダヘッド5aに
は、シリンダブラケット7が固定されており、このシリ
ンダブラケット7は上記回転軸9に摺動可能に支持され
ている。
【0014】シリンダブラケット7は上方に向かって突
出する突部を備えており、突部上端にはボビンケース押
し入れ・抜き出し手段11が釜4に対向するように設け
られている。
【0015】このボビンケース押し入れ・抜き出し手段
11は、第2のエアーシリンダ11a及びこの第2のエ
アーシリンダ11aのシリンダヘッドに固定されたソレ
ノイド11b並びにこのソレノイド11bの釜側端面に
突設された略3角形状の突部11cを備えている。ソレ
ノイド11bは、通電による磁界発生によって釜側端面
にボビンケース12を磁気吸着する一方で、通電解除に
よって釜側端面に磁気吸着されているボビンケース12
を開放するようになっている。また、突部11cは、中
釜軸4aに対向するように配置されていて、ボビンケー
ス12のつまみ板に形成された係止孔に挿入可能となっ
ており、該突部11cが釜内のボビンケース12の係止
孔に挿入されると、該ボビンケース12の釜4に対する
離脱が可能になると共にボビンケース12に対するボビ
ンの離脱が防止されるようになっている。そして、この
ように構成されたボビンケース押し入れ・抜き出し手段
11によって、釜4に対してボビンケースを押し入れ、
抜き出し得るようになっている(詳しくは後述)。
【0016】上記シリンダブラケット7の釜側の端面に
は、ボビンケースホルダ10が回転可能に係止されてい
る。このボビンケースホルダ10は、上述した回転軸9
に摺動可能に支持されていると共に、該回転軸9と共に
回転可能となっている。該ボビンケースホルダ10は、
図示上下方向に長尺にされた直方体形状をなしており、
ボビンケースホルダ10の回転時に釜4に対向し得る両
端部の位置に、ボビンケース12を収容可能なホルダ部
13,13がそれぞれ設けられている。なお、このボビ
ンケースホルダ10を、例えば特開平7−75695号
公報記載のようなリング形状のものとしても良い。
【0017】上記ホルダ部13は、ボビンケースホルダ
10を軸線方向に貫く貫通孔からなり、この貫通孔13
はボビンケース12を収容し得るようにその径がボビン
ケース12の径より若干大きくなっている。また、この
貫通孔13には、ホルダ部13が釜4に対向した時に、
ボビンケースホルダ10の背後に位置する上述したソレ
ノイド11bが介挿可能となっている。貫通孔13には
また、軸線方向に直行し外方に開放される貫通孔10a
が連設されており、この貫通孔10aは、ホルダ部13
にボビンケース12を収容した時にボビンケース12の
既設の開口部に対向する位置に形成されている(機能に
関しては後述)。
【0018】そして、第1のエアーシリンダ5を駆動し
てシリンダヘッド5aが突出すると、シリンダブラケッ
ト7及びボビンケース押し入れ・抜き出し手段11並び
にボビンケースホルダ10が回転軸9に沿って釜側に向
かって摺動し、シリンダヘッド5aが最大に突出した時
に、ボビンケースホルダ10のホルダ部13が釜4の直
前に位置する一方で、第1のエアーシリンダ5の駆動を
停止してシリンダヘッド5aが引き込まれると、シリン
ダブラケット7及びボビンケース押し入れ・抜き出し手
段11並びにボビンケースホルダ10が回転軸9に沿っ
て反釜側に向かって摺動し、釜4から離間する構成にな
されている。そして、この位置(図1に示される位置)
がボビンケースホルダ10の退避位置となっている。
【0019】また、ボビンケースホルダ10のホルダ部
13が釜4に対向し、第1のエアーシリンダ5によって
ホルダ部13が釜4の直前に位置した時に、第2のエア
ーシリンダ11aを駆動してシリンダヘッドが突出する
と、ソレノイド11bがホルダ部13に介挿される一方
で、第2のエアーシリンダ11aの駆動を停止してシリ
ンダヘッドが引き込まれると、ソレノイド11bがホル
ダ部13から退避する構成になされている。
【0020】上記回転軸9の釜側端面には、上述した固
定軸8に回転可能に支持された第1の回動ギヤ14が固
定されており、この第1の回動ギヤ14には第2の回動
ギヤ15が噛み合わされている。そして、この第2の回
動ギヤ15は、上述した第1のブラケット1に固定され
た回動モータ16の出力軸に固定されている。
【0021】従って、回動モータ16を駆動すると、第
2の回動ギヤ15、第1の回動ギヤ14を介して、回転
軸9と共にボビンケースホルダ10が回転するようにな
っている。
【0022】ボビンケースホルダ10が退避位置に位置
し一方のホルダ部13が釜4に対向した時の他方のホル
ダ部13の周囲には、本発明の特徴をなすボビン、ボビ
ンケース分離装置20が配置されている。このボビン、
ボビンケース分離装置20は、ボビン拘束手段22及び
ボビンケース移動手段23並びにボビンケース受取手段
24から構成される。
【0023】ボビン拘束手段22は、ボビンケースホル
ダ10の周方向に対向配置されるエアーシリンダ22a
を備えており、最下点にホルダ部13が位置した時(上
述したボビンケースホルダ10が退避位置に位置し一方
のホルダ部13が釜4に対向した時)に、上述した貫通
孔10aに、エアーシリンダ22aのシリンダヘッドに
設けられたボビン塞き止め片22bが介挿され得る構成
になされている。
【0024】そして、最下点にホルダ部13が位置した
時に、エアーシリンダ22aを駆動し、ボビン塞き止め
片22bを貫通孔10a、ボビンケース開口部を介して
突出させて、ボビンケース12に収容されたボビン軸1
9aに当接させ、当該ボビン19の軸線方向の移動を拘
束し得る構成になされている。
【0025】ボビンケース移動手段23は、最下点に位
置するホルダ部13のボビンケース12に収容されたボ
ビン19のそのボビンフランジ19b(ボビンケース開
放端側のボビンフランジ)に形成されている既設の孔1
9c(図6、図7参照)に連結可能な複数のクラッチ爪
23bを備えており、この複数のクラッチ爪23bは、
ボビン押出板23cのホルダ部側端面に設けられてい
る。このボビン押出板23cは、最下点に位置するホル
ダ部13に対して図示されないボビン押出板用エアーシ
リンダによって接離可能となっており、ボビン押出板2
3cをボビン押出板用エアーシリンダによって引き込ん
だ時に該ボビン押出板23cに当接するボビン19(詳
しくは後述)をホルダ部13に対して所定距離離間可能
で、突出させた時にこのボビン19をホルダ部13に押
し込み可能な構成になされている。
【0026】上記最下点に位置するホルダ部13に収容
されたボビンケース12の同軸上には、上記ボビン押出
板23cの中央部に形成された貫通孔に介挿されるボビ
ン受取軸23aが対向配置されており、図示されないボ
ビン受取軸用エアーシリンダによってホルダ部13に対
して進入・退避可能な構成になされている。このボビン
受取軸23aの先端部(ボビンケースホルダ側端部)に
は、軸線に沿って複数(1つ以上)のすり割り23dが
形成されており、このボビン受取軸23aの先端部及び
すり割り23dは、上記エアーシリンダ22aによって
ボビン19の軸線方向の移動を拘束して当該ボビン受取
軸23aをボビン受取軸用エアーシリンダによってボビ
ンケース12側に移動すると上記すり割り23dが軸線
に向かって狭められてボビン軸19aの内周に進入しボ
ビンケース軸12aの端部12bを図示左側に押圧可能
で、この状態でエアーシリンダ22aによってボビン1
9の軸線方向の移動を開放して当該ボビン受取軸23a
をボビン受取軸用エアーシリンダによって上記方向と反
対方向に移動すると上記すり割り23dによってボビン
軸19aが保持された状態でボビン19をボビン受取軸
23aと共に図示右側に引き込み可能な構成になされて
いる。
【0027】上記ボビン受取軸用エアーシリンダは、そ
のシリンダロッドを最大に突出させた時にボビン受取軸
23aによって押圧されたボビンケース12をホルダ部
13から離脱(押し出し)可能で、そのシリンダロッド
を最大に引き込んだ時にボビン受取軸23aによって引
き込まれたボビン19をボビン押出板23cに当接させ
クラッチ爪23bに連結可能な構成になされている。
【0028】そして、上述したボビンケース移動手段2
3(ボビン押出板23c、ボビン押出板用エアーシリン
ダ、ボビン受取軸23a、ボビン受取軸用エアーシリン
ダ)は、図示されない搬送装置によって最下点に位置す
るホルダ部13に対して接離可能な構成になされてい
る。
【0029】ボビンケース受取手段24は、最下点に位
置するホルダ部13の背面(図示左側でホルダ部13の
同軸上)に位置し、ボビン受取軸23aによって押圧さ
れホルダ部13から押し出されたボビンケース12を受
取可能なボビンケース退避ホルダ24aを備える。この
ボビンケース退避ホルダ24aは、軸線方向に貫く段付
き貫通孔から構成されており、ホルダ部側に大径貫通孔
を、反ホルダ部側に小径貫通孔を、それぞれ備えてい
る。大径貫通孔は、ボビンケース12を収容し得るよう
にその径がボビンケース12の径より若干大きくなって
おり、小径貫通孔は、大径貫通孔に収容されたボビンケ
ース12が反ホルダ部側に落下しないように小径にさ
れ、その大きさは、ボビンケース退避ホルダ24aの背
後に配置されたエアーシリンダ24bのシリンダヘッド
24cが介挿可能な大きさとなっている。そして、エア
ーシリンダ24bを駆動してシリンダヘッド24cが突
出すると、このシリンダヘッド24cによってボビンケ
ース退避ホルダ24a内のボビンケース12が押圧さ
れ、当該ボビンケース12を最下点に位置するホルダ部
13に収容可能な構成になされている。
【0030】次に、このように構成された装置の動作に
ついて以下説明する。この時点では、縫製が行われてい
て、釜内には残糸の少ない(または無い)ボビンケース
12A(以降の説明にあっては、説明の都合上、ボビン
ケース、ホルダ部に関しては符号末尾に添字A,Bを付
して区別を行っている)が装着されている。またこの
時、ボビンケースホルダ10は上記退避位置に位置し、
ホルダ部13Aは最上点に位置して釜4に対向してい
る。そして、最上点に位置しているホルダ部13Aには
ボビンケースが収容されておらず、最下点に位置してい
るホルダ部13Bには糸巻取済みのボビンケース12B
が収容されている(ボビンケースホルダ10の位置に関
しては図1参照)。この時、ボビンケース移動手段23
は、ボビンケースホルダ10が釜4に向かって移動する
時の障害とならないように、搬送装置によって退避位置
に退避している。
【0031】そして、先ずボビン交換要求があったら、
縫製を一旦停止(禁止)しボビン交換を行う。すなわ
ち、第1のエアーシリンダ5を駆動して、シリンダブラ
ケット7及びボビンケース押し入れ・抜き出し手段11
並びにボビンケースホルダ10を釜4に向かって移動
し、図8に示されるように、ホルダ部13Aを釜4の直
前に位置させる。この時、ホルダ部13Aの釜側端面と
釜4との間の隙間は、ボビンケース12の厚み(軸線方
向の幅)より小さくなっている。
【0032】次いで、第2のエアーシリンダ11aを駆
動して、図9に示されるように、ソレノイド11bをホ
ルダ部13Aに進入させる。すると、突部11cが釜内
のボビンケース12Aの係止孔に挿入されて、該ボビン
ケース12Aの釜4に対する離脱が可能になると共にボ
ビンケース12Aに対するボビンの離脱が防止される。
この時、ソレノイド11bに通電を行って該ソレノイド
11bの釜側端面にボビンケース12Aを磁気吸着す
る。次いで、第2のエアーシリンダ11aの駆動を停止
して、ソレノイド11bをホルダ部13Aから退避させ
る。すると、図10に示されるように、釜内のボビンケ
ース12Aが釜4から抜き出されてホルダ部13Aに収
容される。この時、上述したようにホルダ部13Aの釜
側端面と釜4との間の隙間が、ボビンケース12の厚み
より小さくなっていることから、ボビンケース12Aは
押し込み時に落下しない。そうしたら、ソレノイド11
bの通電を解除する。
【0033】次いで、第1のエアーシリンダ5の駆動を
停止して、シリンダブラケット7及びボビンケース押し
入れ・抜き出し手段11並びにボビンケースホルダ10
を釜4から離間移動して、図1に示されるように、退避
位置に戻す。
【0034】次いで、回動モータ16を駆動し、ボビン
ケースホルダ10を回転してボビンケース12Bを収容
したホルダ部13Bを釜4に対向させる。
【0035】次いで、第1のエアーシリンダ5を駆動し
て、シリンダブラケット7及びボビンケース押し入れ・
抜き出し手段11並びにボビンケースホルダ10を釜4
に向かって移動し、図10に示されるように、ホルダ部
13Bを釜4の直前に位置させる。この時、ホルダ部1
3Bの釜側端面と釜4との間の隙間は、上記と同様にボ
ビンケース12が落下しないようにボビンケース12の
厚み(軸線方向の幅)より小さくなっている。
【0036】次いで、第2のエアーシリンダ11aを駆
動して、ソレノイド11bをホルダ部13Bに進入さ
せ、図9に示されるように、該ホルダ部13Bに収容さ
れているボビンケース12Bを背面から押圧して釜内に
押し込む。すると、ボビンケース12Bは釜4に装着さ
れる。
【0037】次いで、図8に示されるように、第2のエ
アーシリンダ11aの駆動を停止して、ソレノイド11
bをホルダ部13Bから退避させる。
【0038】次いで、第1のエアーシリンダ5の駆動を
停止して、シリンダブラケット7及びボビンケース押し
入れ・抜き出し手段11並びにボビンケースホルダ10
を釜4から離間移動して、図1に示した待機位置に戻
し、縫製可能な状態となる。
【0039】なお、ボビンケース押し入れ・抜き出し手
段11によるボビンケース12Bの押し込み動作時に、
ソレノイド11bに通電を行ってソレノイド11bの釜
側端面にボビンケース12Bを確実に磁気吸着しながら
押し込んで、その後ソレノイド11bの通電を解除して
ボビンケース12Bを釜4に装着するようにしても良
い。
【0040】この時、ボビンケース12Aを収容するホ
ルダ部13Aは、退避位置の最下点にある。次に、上記
ボビン、ボビンケース分離装置20の動作について以下
説明する。先ず、搬送装置によって、退避位置に退避し
ているボビンケース移動手段23を、図2(a)に示さ
れる動作位置に移動する。
【0041】次いで、エアーシリンダ22aを駆動し
て、図2(b)に示されるように、ボビン塞き止め片2
2bをボビンケース12Aに収容されたボビン軸19a
に当接させ、当該ボビン19の軸線方向の移動を拘束す
る。
【0042】次いで、ボビン受取軸用エアーシリンダを
駆動して、図2(b)に示されるように、ボビン受取軸
23aのすり割り23dを有する先端部をボビン軸19
aの内周に進入させ、当該先端部によってボビンケース
軸12aの端部12bを図示左側に押圧し該ボビンケー
ス12Aをホルダ部13Aから押し出してボビンケース
退避ホルダ24aに受け渡す。
【0043】次いで、エアーシリンダ22aの駆動を停
止して、ボビン塞き止め片22bを引き込むことによっ
て当該ボビン19の軸線方向の移動拘束を開放する。
【0044】次いで、ボビン受取軸用エアーシリンダの
駆動を停止する。すると、上記すり割り23dによって
ボビン軸19aが保持された状態で該ボビン19がボビ
ン受取軸23aと共に図示右側に引き込まれる(図2
(c)参照)。この時、ボビン19はボビン押出板23
cに当接し、当該ボビン19はクラッチ爪23bに連結
されて回転が拘束される。
【0045】次いで、エアーシリンダ24bを駆動し
て、図2(c)に示されるように、シリンダヘッド24
cによってボビンケース退避ホルダ24aに収容されて
いるボビンケース12Aを図示右側に押圧しホルダ部1
3Aに受け渡す。
【0046】このようにしてボビン19とボビンケース
12Aとの分離がなされたら、次に図3に示される残糸
除去装置30によって残糸除去を行う。この時点では、
上記分離動作によってボビン19とボビンケース12A
の下糸張力ばねとの間に、図2(c)、図3に示される
ように、ボビン残糸25が張り渡されている。符号30
cは、この張り渡されているボビン残糸25を引っ掛け
可能なフック30cを示しており、このフック30c
は、モータ30bによって回転され図示右から左に向か
うに従って大径となる円錐台プーリ30aの図示左端部
に固定されている。この円錐台プーリ30aの同軸上に
は、図示右から左に向かうに従って小径となる円錐台プ
ーリ30dが対向配置されており、この円錐台プーリ3
0dは、エアーシリンダ30eのシリンダロッド先端に
軸線方向の移動が規制された状態で回転可能に支承され
ている。そして、上記エアーシリンダ30eを駆動する
ことによって、円錐台プーリ30dを円錐台プーリ30
aに対して押圧可能な構成になされている。
【0047】次に、このように構成された残糸除去装置
30の動作について以下説明する。先ず、エアーシリン
ダ30eを駆動して、円錐台プーリ30dを円錐台プー
リ30aに対して押圧する。次いで、モータ30bを駆
動して、円錐台プーリ30aを回転させる。すると、円
錐台プーリ30dと円錐台プーリ30aとは押圧状態に
あるから、円錐台プーリ30aと共に円錐台プーリ30
bが回転する。この時、上記フック30cも回転し当該
フック30cによって、張り渡されているボビン残糸2
5が引っ掛けられ、当該ボビン残糸は回転に伴って順次
円錐台プーリ30a,30b間に巻き取られていく。す
なわち、残糸除去が行われることになる。
【0048】このようにして残糸除去が終了したら、ボ
ビンケース移動手段23を搬送装置によって下糸巻回位
置に搬送し、そこで所定の下糸巻回装置によって空ボビ
ン19に下糸を巻回し、この下糸が巻回されたボビン1
9を有するボビンケース移動手段23を搬送装置によっ
て元の位置(図2(c)の位置)に戻す。
【0049】そうしたら、ボビン押出板用エアーシリン
ダを駆動して、ボビン押出板23cによってボビン19
をホルダ部13Aに押し込む。この時、上述したよう
に、ボビンケース12Aはホルダ部13Aに収容されて
おり、シリンダヘッド24cによってボビンケース退避
ホルダ側への移動が規制された状態となっていることか
ら、ボビン押出板23cによって押し出されたボビン1
9はボビンケース12Aに収容される。そうしたら、シ
リンダヘッド24c、ボビン押出板23cを初期の位置
に後退する。
【0050】このようにしてボビン19とボビンケース
12Aとの結合がなされたら、所定の糸掛け装置によっ
てボビンケースに糸掛けを行い、この糸掛けが終了した
らボビン交換要求待ちとなる。
【0051】このように、本実施形態においては、ボビ
ン拘束手段22によってボビンケース12に収容された
ボビン19の軸線方向の移動を拘束し、この時、ボビン
ケース移動手段23によって軸線方向の力に対して強度
が強く且つ片押しとならないボビンケース軸12aの端
部12bを同軸線方向に押圧して、軸同士12a,19
aに無理な力を作用させずに拘束されているボビン19
に対してボビンケース12を同軸線方向に移動分離する
ように構成しているので、ボビン19とボビンケース1
2との分離を円滑に行えると共に分離の際のボビン19
またはボビンケース12の変形を防止できるようになっ
ており、信頼性を向上することが可能となっている。
【0052】図4はボビン拘束手段の他の実施形態を表
した各側面説明図であり、図4(a)のボビン拘束手段
32は、ボビン塞き止め片32bが両ボビンフランジ1
9b,19b間に進入しこのボビン塞き止め片32bが
ボビンフランジ19bの内側面に当接することよってボ
ビン19の軸線方向の移動を拘束するもの、図4(b)
のボビン拘束手段33は、ボビン塞き止め片33bがボ
ビンケース開口部から露出する一方のボビンフランジ1
9bを挟み込むようにしてボビン19の軸線方向の移動
を拘束するものであるが、上記ボビン拘束手段22をこ
のようなボビン拘束手段32,33に代えても同様な効
果を得ることができるというのはいうまでもない。
【0053】図5は本発明の他の実施形態におけるボビ
ン、ボビンケース分離装置の要部を抽出して表した一部
断面側面説明図である。この実施形態にあっては、ホル
ダ部13に収容されているボビンケース12の軸線方向
の移動を拘束する拘束手段40と、ボビン19のフラン
ジ19bを軸線に対して平衡に吸着して同軸線方向に移
動可能とする吸着移動手段42と、を備えている。
【0054】拘束手段40は、ホルダ部13の背面(図
示左側)に配置され、ホルダ部13に収容されたボビン
ケース12を釜側(図示右側)に向かって押圧可能なエ
アーシリンダ40aと、ホルダ部13の正面(図示右
側)に配置され、エアーシリンダ40aによって押圧さ
れたボビンケース12の開放端12dを受け止める一方
で、ボビン19は介挿可能な受け止めリング40bと、
から構成されている。
【0055】吸着移動手段42は、図5及び図6に示さ
れるように、ボビン軸19aと同軸上に対向配置され上
記受け止めリング40bに介挿可能な円筒状の電磁石4
2aと、この電磁石42aを軸線方向に進退させる図示
されないアクチュエータと、から構成されている。
【0056】従って、ホルダ部13に収容されたボビン
ケース12からボビン19を分離する場合には、先ずエ
アーシリンダ40aを駆動し、受け止めリング40bに
対してボビンケース12の開放端12dを押し当てて、
ボビンケース12の軸線方向の移動を拘束する。次い
で、電磁石42aをオンしアクチュエータによってこの
電磁石42aを前進させることによってボビン19のフ
ランジ19bに押し当てて、当該ボビン19を電磁石4
2aに吸着する。そして、アクチュエータによって電磁
石42aを後退させることによって、ボビン19とボビ
ンケース12とを分離することができる。
【0057】また、このようにして電磁石42aに吸着
されているボビン19を、アクチュエータによって前進
させて、軸線方向の移動が拘束されているボビンケース
12に押し込み、この時電磁石42aをオフすれば、ボ
ビンケース12にボビン19を結合できることになる。
【0058】このように、本実施形態においては、拘束
手段40によってボビンケース12の軸線方向の移動を
拘束し、この時、吸着移動手段42によってボビン19
のフランジ19bを軸線に対して平衡に吸着して同軸線
方向に移動し、軸同士12a,19aに無理な力を作用
させずに拘束されているボビンケース12に対してボビ
ン19を同軸線方向に移動分離するように構成している
ので、ボビン19とボビンケース12との分離を円滑に
行えると共に分離の際のボビン19またはボビンケース
12の変形を防止できるようになっており、信頼性を向
上することが可能となっている。
【0059】なお、電磁石42aの軸線をボビン19の
軸線に対してずらすようにすると、吸着移動時に、従来
技術で説明したボビンフランジの片押しと同様に、ボビ
ンケース軸12aとボビン軸19aとの間に捩れが発生
して軸同士12a,19aに無理な力が作用し、分離を
円滑に行えなくなり、場合によっては軸同士に噛り等が
発生し、分離が不可能になってしまうことになる。
【0060】図7は吸着移動手段の他の実施形態を表し
た正面説明図であり、図7(a)は、電磁石42aを、
ボビン軸19aと同軸上に配置されるリング状電磁石4
3aに代えたもの、図7(b)は、電磁石42aを、ボ
ビン軸19aを中心とした同心円上に等間隔で配置され
る複数のスポット状の電磁石44aに代えたものである
が、このような電磁石43a,44aを用いても、ボビ
ン19のフランジ19bを軸線に対して平衡に吸着して
同軸線方向に移動するという構成には変わりがないこと
から、上記実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0061】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形可能であるというのはいうまでもなく、例
えば上記実施形態においては、拘束手段40によってボ
ビンケース12の軸線方向の移動を拘束し、吸着移動手
段42によってボビン19を吸着してボビンケース12
に対する移動分離を行うようにしているが、図1乃至図
4に示したボビン拘束手段22,32,33によってボ
ビン19の軸線方向の移動を拘束し、図5乃至図7に示
した吸着移動手段42によってボビンケース12を吸着
してボビン19に対する移動分離を行うことも可能であ
る。
【0062】また、図5乃至図7に示した吸着移動手段
42の電磁石42a,43a,44aを、同様な形状の
吸着ノズルに代えても同様な効果を期待できる。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1のボビン、
ボビンケース分離装置によれば、ボビン拘束手段によっ
てボビンケースに収容されたボビンの軸線方向の移動を
拘束し、この時、ボビンケース移動手段によって軸線方
向の力に対して強度が強く且つ片押しとならないボビン
ケース軸の端部を同軸線方向に押圧して、軸同士に無理
な力を作用させずに拘束されているボビンに対してボビ
ンケースを同軸線方向に移動分離するように構成したも
のであるから、ボビンとボビンケースとの分離を円滑に
行えると共に分離の際のボビンまたはボビンケースの変
形を防止でき、信頼性を向上することが可能となる。
【0064】また、請求項2のボビン、ボビンケース分
離装置によれば、拘束手段によってボビンケースまたは
このボビンケースに収容されたボビンの何れか一方の軸
線方向の移動を拘束し、この時、吸着移動手段によって
他方の端面を軸線に対して平衡に吸着して同軸線方向に
移動し、軸同士に無理な力を作用させずに拘束されてい
る一方に対して他方を同軸線方向に移動分離するように
構成したものであるから、ボビンとボビンケースとの分
離を円滑に行えると共に分離の際のボビンまたはボビン
ケースの変形を防止でき、信頼性を向上することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるボビン、ボビンケ
ース分離装置をボビン交換装置と共に表した側面説明図
である。
【図2】図1に示したボビン、ボビンケース分離装置の
動作を表した各側面説明図である。
【図3】図1に示したボビン、ボビンケース分離装置に
適用される残糸除去装置の一実施形態を表した側面説明
図である。
【図4】ボビン拘束手段の他の実施形態を表した各側面
説明図である。
【図5】本発明の他の実施形態におけるボビン、ボビン
ケース分離装置の要部を抽出して表した一部断面側面説
明図である。
【図6】吸着移動手段の吸着面の形状及びボビン端面に
対する吸着位置を表した正面説明図である。
【図7】吸着移動手段の他の実施形態を表した正面説明
図である。
【図8】図1に示したボビン交換装置の動作を表した側
面説明図である。
【図9】図8に続くボビン交換装置の側面説明図であ
る。
【図10】図9に続くボビン交換装置の側面説明図であ
る。
【符号の説明】
12,12A,12B ボビンケース 12a ボビンケース軸 12b ボビンケース軸の端部 19 ボビン 19a ボビン軸 19b ボビンフランジ(ボビンの端面) 20 ボビン、ボビンケース分離装置 22,32,33 ボビン拘束手段 23 ボビンケース移動手段 40 拘束手段 42 吸着移動手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビンケースに収容されたボビンの軸線
    方向の移動を拘束するボビン拘束手段と、 ボビンケース軸の端部を前記軸線方向に押圧して、拘束
    されているボビンに対してボビンケースを同軸線方向に
    移動分離するボビンケース移動手段と、 を具備したボビン、ボビンケース分離装置。
  2. 【請求項2】 ボビンケースまたはこのボビンケースに
    収容されたボビンの何れか一方の軸線方向の移動を拘束
    する拘束手段と、 他方の端面を軸線に対して平衡に吸着して前記軸線方向
    に移動して、拘束されている一方に対して他方を分離す
    る吸着移動手段と、 を具備したボビン、ボビンケース分離装置。
JP29906395A 1995-10-24 1995-10-24 ボビン、ボビンケース分離装置 Withdrawn JPH09117580A (ja)

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