JP2868689B2 - 生地巻取装置 - Google Patents

生地巻取装置

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JP2868689B2 JP5138648A JP13864893A JP2868689B2 JP 2868689 B2 JP2868689 B2 JP 2868689B2 JP 5138648 A JP5138648 A JP 5138648A JP 13864893 A JP13864893 A JP 13864893A JP 2868689 B2 JP2868689 B2 JP 2868689B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、丸編機で編成された円
筒状の生地を巻取軸に巻取り及び満巻生地を巻取軸から
取外すようにした生地巻取装置(オートドッファ)に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の丸編機で編成された円筒
状の生地を二分割された巻取軸に巻取り及び満巻生地を
巻取軸から取外す生地巻取装置は、図6乃至図9に示さ
れるように構成されている(特開平4−228662
号)。
【0003】図6乃至図9において、丸編機Iにおける
編機シリンダー(図示されず)の下位には、一対の台枠
aが丸編機本体よりも直径方向へ突出して互に向合って
設けられており、この両台枠aの上部には、各ガイドレ
ールbが水平に並行して設けられている。又、この各ガ
イドレールbの両端部には、各一対の軸受cが付設され
ており、この各軸受cには、各送り螺杆dが上記各ガイ
ドレールbに並行して設けられている。さらに、図7に
示されるように、この各送り螺杆dの外端部のプーリd
1 には、例えば、ステップモータによる駆動装置eの出
力軸e1 が伝動ベルトfを介して連結されており、この
駆動装置eは上記各台枠aの側壁に枢着されている。
【0004】他方、図7に示されるように、上記各送り
螺杆dには、各滑り子gが螺装されており、この滑り子
gは上記各ガイドレールbに沿って軸方向へ移動するよ
うに設けられている。又、この各滑り子gの上部には、
各係合腕杆hが各ピン軸h1で上下方向に揺動可能に枢
着されており、この各係合腕杆hの各端部には、二股状
をなす各係合部h2 が後述する各巻取軸nの各フランジ
n1 に係合するように形成されている。さらに、上記各
係合腕杆hの近傍の各滑り子gには、各揺動槓杆iが各
ピンi1 によって揺動自在に枢着されており、この各揺
動槓杆iの一端部は上記各係合腕杆hの受け片h3 を押
動するように形成されており、上記各揺動槓杆iの他端
部は上記各台枠aの下部に設置された各エアシリンダj
に各伝動ケーブルkを介して連結されている。
【0005】又一方、図6乃至図8に示されるように、
上記丸編機Iにおける各台枠aの内側上位の上記機台
(図示されず)には、一対の支杆mが垂設されており、
この両支杆mには、例えば、スプラインによる各巻取軸
nが軸方向へ摺動すると共に、図示されないラチェット
機構によって間欠的に回転するようにして上記各送り螺
杆dと並行して軸装されている。又、図8及び図9に示
されるように、この各巻取軸nの外端部には、各フラン
ジn1 が各周溝oを形成して設けられており、この各フ
ランジn1 には、上記各係合腕杆hの各係合部h2 が係
脱するように形成されている。さらに、上記両支杆mの
各外側面には、カバー部材pが間隙を存して取付けられ
ており、上記両支杆mの各外側面と上記カバー部材pと
の間隙には、しやもじ状をなす各ロック部材qが上下方
向へ摺動すると共に上記各巻取軸nの各周溝oに係合す
るように各コイルばねrで付勢して摺動自在に設けられ
ている。
【0006】即ち、図8及び図9に示されるように、こ
のロック部材qの上部q1 には、小径部と大径部とで形
成したダルマ孔による係合孔sが穿設されており、この
係合孔sの小径部には、巻取軸nの周溝oが各コイルば
ねrの弾力で付勢して係合している。又、図6及び図7
に示されるように、上記各ロック部材qの下位の上記各
台枠aの側面には、エアシリンダーuが垂直方向にして
取付けられており、このエアシリンダーuの出力軸u1
は上記各ロック部材qの下部を各コイルばねrの弾力に
抗して押し上げて係合孔sの小径部と巻取軸nの周溝o
との係合を解除するようにしている。
【0007】従って、上述した生地巻取装置は、編成さ
れた生地の巻取開始時、予め、図7に示されるように、
上記エアシリンダーjを作動し、このエアシリンダーj
に連結した伝動ケーブルkを介して上記各揺動槓杆iを
押動することにより、この各係合腕杆hの係合部h2 が
各巻取軸nの各フランジn1 に係合する。
【0008】次に、上記駆動装置eを駆動することによ
り、この駆動装置eは伝動ベルトfを介して各送り螺杆
dを回転するから、この各送り螺杆dに螺合する各滑り
子gを図7の点線で示す位置から実線で示す位置へ移動
すると、上記両巻取軸nの各先端部が生地の端部を挟持
する(図6参照)。
【0009】このようにして上述した生地巻取装置は、
編成された生地の巻取開始状態にした後、上記各巻取軸
nが丸編機で編成された円筒状の生地を図示されないラ
チェット機構により間欠的に回転して満巻になるまで巻
取りする。
【0010】一方、上記生地が満巻になって抜取る時、
予め、図6及び図7に示されるように、上記各アクチュ
エータuが作動する。すると、この各アクチュエータu
が各ロック部材qを各コイルばねrの弾力に抗して上方
へ押動し、上記各巻取軸nに係合している小径部の各係
合孔sの係合を解除するから、上記巻取軸nは軸方向
(外方)へ引き出せるようにする。つまり、上記各アク
チュエータuを作動をすると、上記各ロック部材qを押
動して上記各係合孔sを上記各巻取軸nの各周溝oから
外すことにより抜け止めを解除し、しかる後、上記各送
り螺杆dを逆回転することにより、この各送り螺杆dに
螺合する各滑り子gを互いに外方へ移動し、この各滑り
子gの各係合腕杆hが上記各巻取軸nを互いに外方へ移
動して、上記各巻取軸nから満巻生地を抜き取る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た生地巻取装置は、丸編機Iの下位に一対の台枠aを外
方へ突出して互に向合って設けている関係上、作業者
が、例えば、糸ボビンの交換や丸編機の故障した各部品
の交換及び保守点検の邪魔になり、作業能率を低下する
ばかりでなく、例えば、30吋以上の編機シリンダにな
ると、編成生地の幅も広くなり、上記巻取軸の長さも長
くなるため、これに追随して各送り螺杆と、これらを支
承する各台枠自体もさらに外方へ突出して装置全体の占
有面積も大幅に増大する等の問題がある。
【0012】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、丸編機の下部の支持体内に生地巻取手段
を設け、生地巻取手段を丸編機の外方へ突出しないよう
に構成し、装置全体を小嵩にして、作業者が糸ボビンや
丸編機の各部品の交換や保守点検を容易にして作業能率
の向上を図り、満巻生地の引抜き動作を確実にして時間
と労力を費すことなく、量産による省力化を図るように
した生地巻取装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の生地巻取装置
は、丸編機のシリンダーより下側の部位に設けられた支
持体と、この支持体に設けられた軸受と、この軸受に軸
方向へ移動自在に軸装されたスプラインによる巻取軸
と、巻取軸の基部に刻設されたねじ部と、巻取軸を間欠
的に回転させるためのラチェット機構と、巻取軸のねじ
部に螺装され巻取軸を軸方向へ移動させる従動歯車と、
この従動歯車に噛合った駆動歯車と、この駆動歯車にク
ラッチ機構を介して連結された駆動装置と、従動歯車に
設けられ満巻の編成生地を巻取軸から取出す際にラチェ
ット機構の係合を解除するラチェットロック解除機構と
を具備し、上記ラチェットロック解除機構は、従動歯車
にコイルばねで外方へ付勢するように設けられた輪板部
材と、この輪板部材にラチェット機構を連断するように
設けられた係合ピンと、上記輪板部材を上記コイルばね
よりも強いばねで内方へ付勢するロック部材と、上記ロ
ック部材を押動して満巻の編成生地を巻取軸から取出す
際に上記輪板部材をラチェット機構に対して自由にする
ロック解除手段とを有して構成される。
【0014】
【作用】本発明の生地巻取装置では、編成された生地の
巻取開始時、駆動装置を駆動してクラッチ機構を介して
駆動歯車を回転し、この駆動歯車と噛合う従動歯車に螺
装されたラチェット機構を備えたスプラインによる巻取
軸を往動し、この各巻取軸に生地の端部を保持し、駆動
装置の駆動を停止すると共にクラッチ機構と従動歯車と
の連動を解除し、ラチェット機構で巻取軸を間欠的に回
転して生地を巻取り、満巻生地を巻取軸から抜取る時、
ラチェットロック解除機構によりラチェット機構の係合
を解除し、駆動装置を逆駆動してクラッチ機構を介して
従動歯車を逆回転し、この従動歯車に螺装された巻取軸
を外方へ復動し、巻取軸から満巻生地を抜き取る。これ
により、装置全体を小嵩にし、糸ボビンや丸編機の各部
品の交換や保守点検を容易にすると共に、満巻生地の引
抜き動作を確実にして時間と労力を費すことなく、量産
による省力化や品質の向上を図ることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図示のー実施例について説明
する。なお、本発明は、左右一対の巻取軸を使用した具
体例について説明をするけれども、各図はそれぞれ巻取
軸の片側のみを示している。
【0016】図1乃至図5において、符号1は、丸編機
における本体下部に垂設された左右一対の支持体(支
杆)であって、この支持体1には、軸受2が設けられて
おり、この軸受2には、スプラインによる巻取軸3がラ
チェット機構4のラチェット歯車5の管軸部5a及び伝
動体6を介して軸装されており、ラチェット機構4のラ
チェット歯車5は送り爪7で間欠送りして上記スプライ
ンによる巻取軸3を間欠的に回転している。又、この巻
取軸3の基部には、ねじ部3aが上記管軸部5aに沿っ
て刻設されており、このねじ部3aの一部には、従動歯
車8のねじ部8aが螺装されている。さらに、この従動
歯車8のボス部には、ラチェットロック解除機構9が上
記ラチェット機構4の係合を解除するように設けられて
いる。
【0017】即ち、図1及び図2に示されるように、上
記従動歯車8のボス部には、輪板部材10が軸方向へ摺
動可能に嵌装されており、この輪板部材10と上記従動
歯車8のボス部との間には、コイルばね11が輪板部材
10を外方へ押し出すように付勢するも、コイルばね1
1よりも強いばね21の弾力で内方へ付勢している。
又、上記輪板部材10の対蹠位置には、一対の係合ピン
12が上記従動歯車8を貫通して上記ラチェット歯車5
の一部に形成された凹部による各係合部5bに係脱可能
にして水平にそれぞれ付設されており、図1及び図2に
示されるように、上記軸受2の一部には、ブラケット1
3が止めねじで固定して取付けられている。さらに、こ
のブラケット13の下部13aには、例えば、減速機構
による変速歯車機構14aを内蔵した駆動モータによる
駆動装置14が正逆回転するように設けられており、こ
の変速歯車機構14aの回転軸14bには、上記従動歯
車8に噛合った駆動歯車15がクラッチ機構16を介し
て連結されている。
【0018】なお、このクラッチ機構16はクラッチ板
16aと電磁コイル16bとによる電磁クラッチ機構で
構成しており、正逆回転する駆動装置14及び電磁クラ
ッチ機構によるクラッチ機構16へ通電すると、上記駆
動装置14に連結している変速歯車機構14aの回転軸
14bが駆動歯車15に噛合う上記従動歯車8を回転
し、この従動歯車8に螺合する巻取軸3を軸方向へ移動
するようにしている。
【0019】他方、上記ブラケット13の下部13aに
は、耳片17aを有するガイド部材17が垂直に取付け
られており、この耳片17aには、押上ロッド18が上
下に摺動可能に嵌装されている。又、上記ガイド部材1
7の上部には、二股部19aを有するロック部材19が
支軸20で揺動可能に枢着されており、このロック部材
19の二股部19aは前記輪板部材10の側面に上記コ
イルばね11よりも強いばね21の弾力で内方へ付勢し
て圧接している。さらに、上記ロック部材19の一腕杆
19bは上記押上ロッド18にピン22で連結されてお
り、この押上ロッド18の直下には、エアシリンダ装置
によるロック解除アクチエータ23が押上ロッド18の
下部を上記強いばね21の弾力に抗して押し上げるよう
に設けられている。
【0020】以下、本発明の作用について説明する。 a. 編成された生地の巻取開始時 生地の巻取を開始するとき、編成プログラムを備えた編
成制御回路(図示されず)からの信号に基づき、上記駆
動装置14を駆動してクラッチ機構16を介して従動歯
車15を回転することにより、この従動歯車15に噛合
う従動歯車8を回すから、この従動歯車8のねじ部8a
に螺装されたスプラインによる巻取軸3を互いに内方へ
往動して、この各巻取軸3の各端部で生地の一部を吻合
して挟持する。しかる後、上記ラチェット機構4で各巻
取軸3を間欠的に回転して丸編機で編成された生地を巻
取る。このとき、上記一対の係合ピン12は上記ラチェ
ット機構4の各係合部5bに係合している。
【0021】なお、生地の巻取作動中、上記駆動装置1
4には通電されず、クラッチ機構16やロック解除アク
チエータ23も不作動状態になっているので、上記ロッ
ク部材19の二股部19aは前記輪板部材10の側面に
上記コイルばね11よりも強いばね21の弾力で内方へ
付勢して圧接しており、これによって上記輪板部材10
の各係合ピン12は上記ラチェット歯車5の係合部5b
に係合し、このラチェット歯車5は間欠的に回転して上
記巻取軸3で生地の巻取りをしている(図3参照)。
【0022】b. 満巻生地を巻取軸から抜取る時 次に、丸編機で編成された巻取軸3の満巻生地は、自動
定位置停止装置(図示されず)で検出されて所定の大き
さ(巻取径)で停止すると、満巻生地の尾端部を切断装
置(カッター装置)で切断して満巻生地を巻取軸3から
の抜き取りを待機する。
【0023】即ち、上記巻取軸3の満巻生地が所定の大
きさで停止すると、編成プログラムを備えた編成制御回
路(図示されず)からの信号に基づき、上記ロック解除
アクチエータ23を作動し、このロック解除アクチエー
タ23の出力軸が押上ロッド18の下部を上記ばね21
の弾力に抗して押し上げる。すると、図5に示されるよ
うに、上記ラチェット解除ロック機構9のロック部材1
9の二股部19aが輪板部材10の側面から退避するか
ら、この輪板部材10は上記コイルばね11の蓄勢弾力
で外方へ摺動し、この輪板部材10の両係合ピン12を
上記ラチェット歯車5の各係合部5bから引き抜いて係
合を解除し、このラチェット歯車5と上記巻取軸3との
連結関係を解除すると同時に、上記駆動装置14を逆回
転すると同時に、クラッチ機構16にも通電し、このク
ラッチ機構16を介して従動歯車15を回転することに
より、この従動歯車15に噛合う従動歯車8を回すか
ら、この従動歯車8のねじ部8aに螺装された巻取軸3
を互いに外方へ復動し、この巻取軸3から満巻生地のみ
が引き抜かれてキャスターを有する台車(図示されず)
に落下して静粛に載置される。
【0024】このようにして本発明は、丸編機本体の外
方へ突出することなく、装置全体を小嵩にして、糸ボビ
ンや丸編機の各部品の交換及び取扱い操作や保守点検を
容易にすると共に、満巻生地の引抜き動作を確実にして
時間と労力を費すことなく、量産による省力化を図って
いる。
【0025】なお、本発明は、左右一対の巻取軸3を使
用した具体例について説明をしたけれども、本発明の要
旨を変更しない範囲内で、例えば、片持ちにした一本の
巻取軸3にして編成生地を巻き取るように設計変更する
ことは自由である。さらに又、本発明は、満巻の編成生
地を巻取軸3から取出す際、ラチェット機構の係合を解
除するラチェットロック解除機構を組込んだ具体例につ
いて説明したけれども、本発明の要旨を変更しない範囲
内で、例えば、ラチェット機構のラチェット歯車5に係
合する各送り爪を解除してラチェット機構を自由にして
も良いこと勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、丸編
機のシリンダーより下側の部位に設けられた支持体と、
この支持体に設けられた軸受と、この軸受に軸方向へ移
動自在に軸装されたスプラインによる巻取軸と、巻取軸
の基部に刻設されたねじ部と、巻取軸を間欠的に回転さ
せるためのラチェット機構と、巻取軸のねじ部に螺装さ
れ巻取軸を軸方向へ移動させる従動歯車と、この従動歯
車に噛合った駆動歯車と、この駆動歯車にクラッチ機構
を介して連結された駆動装置と、従動歯車に設けられ満
巻の編成生地を巻取軸から取出す際にラチェット機構の
係合を解除するラチェットロック解除機構とを具備し、
上記ラチェットロック解除機構は、従動歯車にコイルば
ねで外方へ付勢するように設けられた輪板部材と、この
輪板部材にラチェット機構を連断するように設けられた
係合ピンと、上記輪板部材を上記コイルばねよりも強い
ばねで内方へ付勢するロック部材と、上記ロック部材を
押動して満巻の編成生地を巻取軸から取出す際に上記輪
板部材をラチェット機構に対して自由にするロック解除
手段とにより構成されるので、糸ボビンの交換や丸編機
の各部品の保守点検や取扱い作業を容易にすることがで
きるばかりでなく、装置全体を小嵩にして設置場所の制
限を受けないようにすると共に、満巻生地の引抜き動作
を確実にして時間と労力を費すことなく、量産による省
力化を図ることができる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生地巻取装置の片側のみを示すと共に
一部を破截した斜視図。
【図2】本発明の生地巻取装置の片側のみを示す断面
図。
【図3】本発明の生地巻取装置の片側のみを示す正面
図。
【図4】同上側面図。
【図5】本発明の作用を説明するための図。
【図6】従来の生地巻取装置を示す正面図。
【図7】従来の生地巻取装置を示す拡大断面図。
【図8】従来の生地巻取装置の要部を示す断面図。
【図9】同上側面図。
【符号の説明】
1 支持体 2 軸受 3 巻取軸 3a ねじ部 4 ラチェット機構 8 従動歯車 14 駆動装置 15 駆動歯車 16 クラッチ機構

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】丸編機のシリンダーより下側の部位に設け
    られた支持体1と、この支持体1に設けられた軸受2
    と、この軸受2に軸方向へ移動自在に軸装されたスプラ
    インによる巻取軸3と、巻取軸3の基部に刻設されたね
    じ部3aと、巻取軸3を間欠的に回転させるためのラチ
    ェット機構4と、巻取軸3のねじ部3aに螺装され巻取
    軸3を軸方向へ移動させる従動歯車8と、この従動歯車
    8に噛合った駆動歯車15と、この駆動歯車15にクラ
    ッチ機構16を介して連結された駆動装置14と、従動
    歯車8に設けられ満巻の編成生地を巻取軸から取出す際
    にラチェット機構4の係合を解除するラチェットロック
    解除機構9とを具備し、上記ラチェットロック解除機構
    9は、従動歯車8にコイルばね11で外方へ付勢するよ
    うに設けられた輪板部材10と、この輪板部材10にラ
    チェット機構4を連断するように設けられた係合ピン1
    2と、上記輪板部材10を上記コイルばね11よりも強
    いばね21で内方へ付勢するロック部材19と、上記ロ
    ック部材19を押動して満巻の編成生地を巻取軸から取
    出す際に上記輪板部材10をラチェット機構4に対して
    自由にするロック解除手段23とを有することを特徴と
    する生地巻取装置。
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