JP2527847B2 - 生地巻取装置 - Google Patents

生地巻取装置

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JP2527847B2
JP2527847B2 JP2408341A JP40834190A JP2527847B2 JP 2527847 B2 JP2527847 B2 JP 2527847B2 JP 2408341 A JP2408341 A JP 2408341A JP 40834190 A JP40834190 A JP 40834190A JP 2527847 B2 JP2527847 B2 JP 2527847B2
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winding shaft
winding
shaft
dough
take
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石 勉 力
藤 孝 佐
原 昭 博 吉
本 正 美 橋
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Nagata Seiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、丸編機で編成された円
筒状の生地を二分割された巻取軸に巻取り、満巻した生
地を巻取軸から取外すようにした生地巻取装置(オート
ドッファ)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の丸編機で編成された円筒
状の生地を二分割された巻取軸に巻取り、満巻した生地
を巻取軸から取外すようにした生地巻取装置は、図18
乃至図22に示されるように構成されている(特公平1
−59372号、特公平2−6862号)。
【0003】即ち、図18乃至図22において、丸編機
における機枠を構成する支持枠としての複数(図では3
本)の脚体aには、柱状をなす支持体bが円盤状の各機
台fを介して垂直に設けられており、この支持体bの内
側には、周知の編機シリンダーcが回転自在に嵌装され
ている。又、この編機シリンダーcの多数の縦溝には、
各編針が図示されないカム機構等により上下方向へ摺動
するように設けられており、この各編針の上位には、周
知の各シンカーがシンカーカム等により上記各編針の動
作に連動して半径方向へ摺動するように設けられてい
る。さらに、編機シリンダーcの直上の支持体bには、
周知のダイヤル機構dが編機シリンダーcと同期して回
転するように軸装されており、このダイヤル機構dの上
位の支持体bには、給糸装置eが設けられている。
【0004】他方、上記脚体aの上部の機台fには、一
対の支杆gが垂下して設けられており、この両支杆gの
基部には、3本の絞りローラhが編成された生地Wの案
内を兼ねて扁平に絞るようにして水平に回転自在に軸装
されている。又、一対の支杆gの下部には、二分割され
た各巻取軸iが互いに吻合するようにして軸方向へ摺動
すると共に回転自在に軸装されており、この各巻取軸i
の各外端部に形成された各フランジjには、各係止杆k
が係脱自在に設けられており、この各係止杆kは図示さ
れないリンク機構及び送り螺杆の回転によって軸方向へ
移動するようになっている。さらに、各巻取軸iの中程
には、各歯車mがこれに噛合う各伝道歯車nを介して周
知のラチェット機構oに連結され、各伝道歯車nの各回
転軸と一体の各スプロケットpには、他の各スプロケッ
トqが各ベルトrを介して連結されている。さらに又、
この各スプロケットqの回転軸sには、生地押え部材t
がばねuの弾力で生地Wの面を押えるように付勢して軸
装されている。又、図22に示されるように、各巻取軸
iから外された満巻の生地Wはキャスターを備えた受け
台v上に落下される。そして、この満巻の生地Wの尾端
部は円盤状の一対のサーキュラカッタwで切断されるよ
うになっている。
【0005】従って、上述した生地巻取装置は、編機シ
リンダーcやシンカ等の動作によって編成された生地W
を各絞りローラhで扁平に絞るようにして下方へ垂下し
送り出し、この垂下した生地Wの端部を二分割された各
巻取軸iの各端部で吻合して挟み込み、しかる後、周知
のラチェット機構oを駆動することにより、各歯車n、
mを介して各巻取軸iを間欠的に回転して生地Wを巻取
り、この生地Wが一定の大きさになると、各巻取軸iの
各フランジjに各係.F杆kを係合して互いに外方の軸
方向へ移動して各巻取軸iを満巻の生地Wから引抜くこ
とにより、満巻の生地Wは受け台v上に載置され、図2
2に示されるように、この満巻の生地Wの尾端部は円盤
状の一対のサーキュラカッタwで切断するようになっい
る、
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た生地巻取装置は、各巻取軸iの外端部に形成された各
フランジjを各係止杆kで係脱自在に設け、この各係止
杆kを図示されないリンク機構及び送り螺杆によって軸
方向へ移動して各巻取軸iを満巻の生地Wから引抜くよ
うに構成されている関係上、構成が複雑になるばかりで
なく、狭い機枠内に組込むことが困難であり、生地Wの
幅に相当する長さだけ巻取軸を互いに外方へ移動するこ
とを余儀無くされるため、装置の設置場所の制限を受け
る共に、多くの構成部品を組合わせて構成されるから、
保守点検も面倒になる等の問題がある。
【0007】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、装置の設置場所の制限を受けることな
く、構成を簡素化して取扱い操作や保守点検を容易にす
ると共に、満巻の生地の引抜き動作を確実にして時間と
労力を費すことなく、量産による省力化や品質の向上を
図るようにした生地巻取装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の生地巻取装置
は、編機シリンダーの下位に水平方向に同心に設けられ
た一対の巻取軸を有し、一対の巻取軸は回転および軸方
向移動自在であり、編機シリンダーから下方に送られて
くる編地を巻取軸の回転により巻取軸にロール状に巻取
るとともに、ロール状に巻取られた編地を巻取軸の外方
移動により巻取軸から取り外す生地巻取装置において、
巻取軸の内端に設けられ巻取軸の内方移動により編地の
始端を挟持するクランプ部と、リンク機構とこのリンク
機構に一方向に回動自在に枢着された回動杆とを有し回
動杆を巻取軸のクランプ部領域に臨むように位置させた
編地挿入機構と、編地挿入機構に連結され回動杆が内方
移動する巻取軸の対向する内端間の隙間を通るように回
動杆を進退自在に作動させるアクチュエータとを有し、
回動杆は、巻取軸に設けられたクランプ部による編地の
始端を挟持する進入時に巻取軸の内端間の隙間を通り、
巻取軸に設けられたクランプ部により編地の始端が挟持
された後の退没時に巻取軸に当接して回動することを特
徴とする。
【0009】
【作用】本発明の生地巻取装置では、アクチュエータに
連結されたリンク機構に設けた回動杆を、巻取軸の内端
間の隙間に進入させて、巻取軸の間に生地の端部と共に
突き出し、巻取軸の軸方向内方の移動で巻取軸に設けら
れたクランプ部により編地の始端を挟持し、巻取軸に設
けたクランプ部により編地の始端が挟持された後、リン
ク機構に回動自在に枢着された回動杆を、巻取軸に当接
した際にリンク機構に対して回動し、回動杆を巻取軸を
それて移動して退没することで、編地挿入機構の設置場
所の制限を少なくし、編地クランプに際して、安定性、
確実性を維持する。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示の一実施例について説明
する。
【0011】図1乃至17図において、符号1は、丸編
機における機枠を構成する支持枠としての複数(図では
3本)の脚体であって、これら各脚体1には、柱状をな
す支持体2が機台3を介して垂直に設けられており、こ
の支持体2の上方には、周知の編機シリンダー(図示さ
れず)が回転自在に嵌装されている。又、この編機シリ
ンダーの多数の縦溝には、編針が図示されないカム機構
等により上下方向へ摺動するように設けられており、こ
れら各編針の上位には、周知の各シンカーがシンカーカ
ム等により各編針の動作に連動して半径方向へ摺動する
ように設けられている。さらに、上記編機シリンダーの
直上の機枠には、周知のダイヤル機構が編機シリンダー
と同期して回転するように軸装されており、このダイヤ
ル機構の上位の支持体には、給糸装置(図示されず)が
設けられている。
【0012】一方、図2、図3及び図4に示されるよう
に、上記編機シリンダーの下位には、一対の台枠4が互
に向合って設けられており、この各台枠4の上部には、
各ガイドレール5が水平に並行して設けられている。
又、この各ガイドレール5の両端部には、各一対の軸受
6が付設されており、各軸受6には、各送り螺杆7が水
平に並行して設けられている。さらに、図4に示される
ように、各送り螺杆7の外端部のプーリ7aには、例え
ば、ステップモータによる駆動モータ8の出力軸8aが
タイミングベルトによる伝動ベルト9を介して連結され
ており、この駆動モータ8は、各台枠4の側壁に支軸1
0で枢着されている。駆動モータ8は、調整螺杆10に
よって伝動ベルト9の張力を加減調整するように設けら
れている。
【0013】他方、上記各送り螺杆7には、各滑り子1
2が螺装されており、この滑り子12は各ガイドレール
5に沿って軸方向へ移動するように設けられている。
又、この各滑り子12の上部には、各係合腕杆13が各
ピン軸14で上下方向に揺動するように枢着されてお
り、この各係合腕杆13の各端部には、二股状をなす各
係合部13aが後述する各巻取軸20の各フランジ20
aに係合するように形成されている。さらに、図5に示
されるように、上記各係合腕杆13の近傍の上記各滑り
子12には、各揺動槓杆15が各ピン16によって揺動
自在に枢着さりており、この各揺動槓杆15の一端部は
各係合腕杆13の受け片13bを押動するように形成さ
れている。上記各揺動槓杆15の他端部は、各台枠4の
下部に設置された例えばエアシリンダーによる各アクチ
ュエータ17に伝動ケーブル18を介して連結されてい
る。
【0014】又一方、図1乃至図3に示されるように、
上記各台枠4の内側上位の機台3には、一対の支杆19
が垂下して設けられており、この両支杆19には、例え
ば、スプラインによる各巻取軸20が軸方向へ摺動する
と共に図示されないラチッェト機構によって間欠的に回
転するようにして上記各送り螺杆7と並行して軸装され
ている。又、図6及び図7に示されるように、この各巻
取軸20の外端部には、各フランジ20aが各周溝21
を形成して設けられており、この各フランジ20aに
は、各係合腕杆13の各係合部13aが係脱するように
なっている。さらに、上記両支杆19の各外側面には、
カバー部材22が間隙を存して取付けられており、両支
杆19の各外側面とカバー部材22との間隙には、各ロ
ック部材23が上下方向へ摺動すると共に各巻取軸20
の各周溝21に係合するように各コイルばね24で付勢
して摺動自在に設けられている。
【0015】即ち、図6及び図7に示されるように、各
ロック部材23の上部23aには、小径25aと大径2
5bとで形成した各ダルマ孔による各係合孔25が穿設
されており、各係合孔25の小径25aには、巻取軸2
0の周溝20bが各コイルばね24の弾力で係合するよ
うになっている。又、図3に示されるように、上記各ロ
ック部材23の下位の各台枠4の側面には、例えば、エ
アシリンダーによるアクチュエータ26が垂直方向にし
て取付けられており、このアクチュエータ26の出力軸
26aは各ロック部材23の下部23bを各コイルばね
24の弾力に抗して押し上げて、各巻取軸20の各周溝
20bから各係合孔25の小径25aの係合を解除する
ようになっている。
【0016】他方、図10及び図11に示されるよう
に、一方の巻取軸20の先端部には、クランプ部、たと
えば、合成樹脂材若しくはゴムの弾性体による可動吻合
体27が外方へ突出するようにばね28の弾力で付勢し
て設けられており、この可動吻合体27に向合った他の
巻取軸20の先端部には、クランプ部、たとえば、合成
樹脂材若しくはゴムの弾性部材による弾性体29が可動
吻合体27と吻合するように付設されており、図13に
示されるように、可動吻合体27と弾性体29とは、生
地Wの端部を挟持する。
【0017】又一方、図1及び図12乃至図17に示さ
れるように、上記両巻取軸20の吻合する位置の近傍に
立設された上記脚体1にはリンク機構能と回動杆39を
備えた編地挿入機構が取付けられている。この編地挿入
機構のリンク機構は、脚体1の下部にピン32を介して
一端を枢着された長いレバーの第1レバー30と脚体1
の上部にピン33を介して一端を枢着された短いレバー
の第2レバー31と、この第1レバー30及び第2レバ
ー31の他端にピン35、36を介し枢着された第3レ
バー34から形成されている。上記リンク機構の第3レ
バー34の端部には、支持レバー37がピン38で枢着
されており、この支持レバー37の端部には、一方向に
回動自在に回動杆39がピン40で枢着されている。こ
の回動杆39は、生地Wを上記両巻取軸20の間隙へ差
込むためのものであるが、図15(A)および図16に
示されるように、この回動杆39は、復動の際のみ回動
するように上記支持レバー37の肩部37aに回動杆3
9の当て部39aを自重で当接するように形成されてい
る。さらに、図14に示されるように、リンク機構の第
1レバー30の基部には、例えば、エアシリンダーによ
るアクチュエータ41の出力軸41aが連結されてお
り、このアクチュエータ41は上記脚体1に水平にして
取付けられている。
【0018】従って、図12乃至図17に示されるよう
に、巻取軸20の可動吻合体27と巻取軸20の弾性体
29との間に生地Wの端部を挟持させる場合、アクチュ
エータ41が作動すると、このアクチュエータ41に連
結している第1レバー30と第2レバー31が各ピン3
2、33を支点にして回動して第3レバー34の支持レ
バー37や回動杆39を上記巻取軸20の可動吻合体2
7と弾性体29との間へ生地Wの端部と共に突き出すこ
とにより、生地Wは可動吻合体27と弾性体29との間
に挿入され両巻取軸20の挟持作用で摩擦的に把持され
る。
【0019】次に、上記アクチュエータ41が作動を解
除すると、このアクチュエータ41に連結している第1
レバー30と第2レバー31が各ピン32、33を支点
にして復動して第3レバー34を元の状態に復帰する
も、図16に示されるように、回動杆39は復動の際の
み回動するようにしているから、上記巻取軸20に当接
しても自由に元の位置に戻ることができる。
【0020】以下、本発明の作用について説明する。
【0021】編成された生地の巻取開始時、図3、図8
及び図9に示されるように、予めアクチュエータ17を
作動し、このアクチュエータ17に連結した伝動ケーブ
ル18を介して各揺動槓杆13を押動することにより、
各係合腕杆13の係合部13aが各巻取軸20の各フラ
ンジ20aに係合する。
【0022】次に、駆動モータ8を駆動することによ
り、この駆動モータ8は伝動ベルト9を介して各送り螺
杆7を回転するから、各送り螺杆7に螺合する各滑り子
13は図3の点線で示す位置から宙舘で示す位置へ移動
し、図9に示されるように、各巻取軸20は間隙Cを存
した互いに近付いた状態になる。すると、図12乃至図
16に示されるように、一方の巻取軸20の可動吻合体
27と他方の巻取軸20の弾性体29との間に生地Wの
端部を挟持する動作を行う。
【0023】即ち、アクチュエータ41が作動すると、
このアクチュエータ41に連結している第1レバー30
と第2レバー31が各ピン32、33を支点にして回動
して第3レバー34を巻取軸20の可動吻合体27と弾
性体29との間へ生地Wの端部と共に突き出すことによ
り、生地Wは可動吻合体27と弾性体29との間に挿入
され両方巻取軸20の挟持作用で摩擦的に把持される
(図15(A)(B)参照)。
【0024】次に、アクチュエータ41が作動を解除す
ると、このアクチュエータ41に連結している第1レバ
ー30と第2レバー31が各ピン32、33を支点にし
て復動して第3レバー34を元の状態に復帰するが、図
16に示されるように、回動杆39は復動の際のみ回動
するようにしているから、回動杆39は巻取軸20に当
接しても巻取軸20をそれて移動するのでその動きが邪
魔にならずに自由に元の位置に戻ることができる。
【0025】さらに、各送り螺杆7に螺合する各滑り子
12を互いに内方へ移動することにより、各滑り子12
の各係合腕杆13で上記各巻取軸20をさらに互いに内
方へ移動して、この各巻取軸20の各端部で生地Wの端
部を吻合して挟持すると共に、図8に示されるように、
上記各アクチュエータ26を作動を解除すると、各コイ
ルばね24の蓄勢弾力により、各巻取軸20を各ロック
部材23の各係合孔25の端縁に係合して抜け出ぬよう
に保持することにより、各巻取軸20は外方へ戻らぬよ
うに保持する。
【0026】次に、各巻取軸20を図示されないラチェ
ト機構により間欠的に回転して上記生地Wを満巻になる
まで巻取る。
【0027】一方、生地Wが満巻になり、この生地Wを
抜取る時、予め、図5に示されるように、各アクチュエ
ータ26を作動をすると、各コイルばね24の弾力に抗
して各巻取軸20に係合している各ロック部材23の各
係合孔25の係合を解除することにより、巻取軸20を
軸方向(外方)へ戻るようにする。つまり、各アクチュ
エータ26を作動をすると、各ロック部材23を押動し
て各係合孔25を各巻取軸20の各周溝20bから外す
ことにより抜け止めを解除し、しかる後、各送り螺杆7
を逆回転することにより、各送り螺杆7に螺合する各滑
り子12を互いに外方へ移動することにより、各滑り子
12の各係合腕杆13で各巻取軸20を互いに外方へ移
動して、各巻取軸20から満巻の生地Wを抜取る。
【0028】このようにして、本発明は、装置全体の設
置場所の制限を受けることなく、構成を簡素化して取扱
い操作や保守点検を容易にすることができるし、満巻の
生地の引抜き動作を確実にして時間と労力を費すことな
く、量産による省力化や品質の向上を図ることができる
と共に、人手に触らないから、生地を汚損したり損傷す
るおそれもなくなり、品質を向上することができる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、巻取
軸の内端に設けられ巻前軸の内方移動により編地の始端
を挟持するクランプ部と、リンク機構とこのリンク機構
に一方向に回動自在に枢着された回動杆とを有し回動杆
を巻取軸のクランプ部領域に臨むように位置させた編地
挿入機構と、編地挿入機構に連結され回動杆が内方移動
する巻取軸の対向する内端間の隙間を通るように回動杆
を進退自在に作動させるアクチュエータとを有し、回動
杆は、巻取軸に設けられたクランプ部による編地の始端
を挟持する進入時に巻取軸の内端間の隙間を通り、巻取
軸に設けられたクランプ部により編地の始端が挟持され
た後の退没時に巻取軸に当接して回動するので、生地を
各巻取軸との間に挿入し、巻取軸のクランプ部の挟持作
用で摩擦的に把持することで、生地をクランプする際の
安定性、確実性を維持でき、また、編地挿入機構の設置
場所の制限を受けることもほとんどなく装置全体の構成
を簡素化して取扱い操作や保守点検を容易にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生地巻取装置の側面図。
【図2】本発明の生地巻取装置の平面図。
【図3】本発明の生地巻取装置の要部の片側のみを示す
側面図。
【図4】本発明の生地巻取装置の要部を示す右側面図。
【図5】本発明の生地巻取装置の作用を説明するための
図。
【図6】本発明の生地巻取装置に組込まれる巻取軸の要
部を示す断面図。
【図7】本発明の生地巻取装置に組込まれる巻取軸の要
部を示す左側面図。
【図8】本発明の生地巻取装置の巻取軸の作用を説明す
るための図。
【図9】本発明の生地巻取装置の巻取軸の作用を説明す
るための図。
【図10】本発明の生地巻取装置の巻取軸の拡大断面
図。
【図11】図10の鎖線A−Aに沿う断面図。
【図12】本発明の生地巻取装置の生地差込みリンク機
構を示す図。
【図13】本発明の生地巻取装置の生地差込みリンク機
構を要部を示す拡大図。
【図14】上記生地差込みリンク機構を作用を説明する
ための図。
【図15】(A)は上記生地差込みリンク機構を作用を
説明するための図。 (B)は上記生地差込みリンク機構を作用を説明するた
めの図。
【図16】上記生地差込みリンク機構を作用を説明する
ための図。
【図17】上記生地差込みリンク機構の分解斜面図。
【図18】従来の生地巻取装置を備えた丸編機の側面
図。
【図19】従来の生地巻取装置を備えた丸編機の平面
図。
【図20】従来の生地巻取装置を示す斜面図。
【図21】従来の生地巻取装置を示す側面図。
【図22】従来の生地巻取装置の作用を説明するための
図。
【符号の説明】
1 脚体 2 支持体 3 機台 4 台枠 5 ガイドレール 7 送り螺杆 12 滑り子 13 係合腕杆 19 支杆 20 巻取軸 23 ロック部材 27 可動吻合体 29 弾性体 30 第1レバー 31 第2レバー 34 第3レバー 37 支持レバー 39 回動杆

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】編機シリンダーの下位に水平方向に同心に
    設けられた一対の巻取軸を有し、一対の巻取軸は回転お
    よび軸方向移動自在であり、編機シリンダーから下方に
    送られてくる編地を巻取軸の回転により巻取軸にロール
    状に巻取るとともに、ロール状に巻取られた編地を巻取
    軸の外方移動により巻取軸から取り外す生地券取装置に
    おいて、巻取軸の内端に設けられ巻取軸の内方移動によ
    り編地の始端を挟持するクランプ部と、リンク機構とこ
    のリンク機構に一方向に回動自在に枢着された回動杆と
    を有し回動杆を巻取軸のクランプ部領域に臨むように位
    置させた編地挿入機構と、編地挿入機構に連結され回動
    杆が内方移動する巻取軸の対向する内端間の隙間を通る
    ように回動杆を進退自在に作動させるアクチュエータと
    を有し、回動杆は、巻取軸に設けられたクランプ部によ
    る編地の始端を挟持する進入時に巻取軸の内端間の隙間
    を通り、巻取軸に設けられたクランプ部により編地の始
    端が挟持された後の退没時に巻取軸に当接して回動する
    ことを特徴とする生地巻取装置。
  2. 【請求項2】クランプ部は、一方の巻取軸の先端部に突
    出するように設けられた可動吻合体と、この可動吻合体
    に向合った他の巻取軸の先端部に上記可動吻合体と吻合
    するように設けられた弾性体であることを特徴とする請
    求項1記載の生地巻取装置。
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