JPH04228662A - 生地巻取装置 - Google Patents

生地巻取装置

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JPH04228662A
JPH04228662A JP2408341A JP40834190A JPH04228662A JP H04228662 A JPH04228662 A JP H04228662A JP 2408341 A JP2408341 A JP 2408341A JP 40834190 A JP40834190 A JP 40834190A JP H04228662 A JPH04228662 A JP H04228662A
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lever
fabric
winding
winding shaft
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JP2408341A
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Tsutomu Chikaraishi
力 石   勉
Takashi Sato
佐 藤   孝
Akihiro Yoshihara
吉 原 昭 博
Masami Hashimoto
橋 本 正 美
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Nagata Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nagata Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、丸編機で編成された円
筒状の生地を二分割された巻取軸に巻取り、満巻した生
地を巻取軸から取外すようにした生地巻取装置(オート
ドッファ)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の丸編機で編成された円筒
状の生地を二分割された巻取軸に巻取り、満巻した生地
を巻取軸から取外すようにした生地巻取装置は、図18
乃至図22に示されるように構成されている(特公平1
−59372号、特公平2−6862号)。
【0003】即ち、図18乃至図22において、丸編機
における機枠を構成する支持枠としての複数(図では3
本)の脚体aには、柱状をなす支持体bが円盤状の各機
台fを介して垂直に設けられており、この支持体bの内
側には、周知の編機シリンダーcが回転自在に嵌装され
ている。又、この編機シリンダーcの多数の縦溝には、
各編針が図示されないカム機構等により上下方向へ摺動
するように設けられており、この各編針の上位には、周
知の各シンカーがシンカーカム等により上記各編針の動
作に連動して半径方向へ摺動するように設けられている
。さらに、上記編機シリンダーcの直上の支持体bには
、周知のダイヤル機構dが上記編機シリンダーcと同期
して回転するように軸装されており、このダイヤル機構
dの上位の支持体bには、給糸装置eが設けられている
【0004】他方、上記脚体aの上部の機台fには、一
対の支杆gが垂下して設けられており、この両支杆gの
基部には、3本の絞りローラhが編成された生地Wの案
内を兼ねて扁平に絞るようにして水平に回転自在に軸装
されている。又、一対の支杆gの下部には、二分割され
た各巻取軸iが互いに吻合するようにして軸方向へ摺動
すると共に回転自在に軸装されており、この各巻取軸i
の各外端部に形成された各フランジjには、各係止杆k
が係脱自在に設けられており、この各係止杆kは図示さ
れないリンク機構及び送り螺杆の回転によって軸方向へ
移動するようになっている。さらに、上記各巻取軸iの
中程には、各歯車mがこれに噛合う各伝動歯車nを介し
て周知のラチェット機構oに連結されており、上記各伝
動歯車nの各回転軸と一体の各スプロケットpには、他
の各スプロケットqが各ベルトrを介して連結されてい
る。さらに又、この各スプロケットqの回転軸sには、
生地押え部材tがばねuの弾力で生地Wの面を押えるよ
うに付勢して軸装されている。又、図22に示されるよ
うに、上記各巻取軸iから外された満巻の生地Wはキャ
スターを備えた受け台v上に落下される。そして、この
満巻の生地Wの尾端部は円盤状の一対のサーキュラカッ
タwで切断されるようになっている。
【0005】従って、上述した生地巻取装置は、上記編
機シリンダーcやシンカ等の動作によって編成された生
地Wを上記各絞りローラhで扁平に絞るようにして下方
へ垂下し送り出し、この垂下した生地Wの端部を二分割
された上記各巻取軸iの各端部で吻合して挟み込み、し
かる後、上記周知のラチェット機構oを駆動することに
より、上記各歯車n、mを介して各巻取軸iを間欠的に
回転して生地Wを巻取り、この生地Wが一定の大きさに
なると、上記各巻取軸iの各フランジjに各係止杆kを
係合して互いに外方の軸方向へ移動して上記各巻取軸i
を満巻の生地Wから引抜くことにより、満巻の生地Wは
受け台v上に載置され、図22に示されるように、この
満巻の生地Wの尾端部は円盤状の一対のサーキュラカッ
タwで切断するようになっいる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た生地巻取装置は、各巻取軸iの外端部に形成された各
フランジjを各係止杆kで係脱自在に設け、この各係止
杆kを図示されないリンク機構及び送り螺杆によって軸
方向へ移動して上記各巻取軸iを満巻の生地Wから引抜
くように構成されている関係上、構成が複雑になるばか
りでなく、狭い機枠内に組込むことが困難であり、生地
Wの幅に相当する長さだけ巻取軸を互いに外方へ移動す
ることを余儀無くされるため、装置の設置場所の制限を
受ける共に、多くの構成部品を組合わせて構成されるか
ら、保守点検も面倒になる等の問題がある。
【0007】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、装置の設置場所の制限を受けることなく
、構成を簡素化して取扱い操作や保守点検を容易にする
と共に、満巻の生地の引抜き動作を確実にして時間と労
力を費すことなく、量産による省力化や品質の向上を図
るようにした生地巻取装置を提供することを目的とする
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、編機シリンダ
ーで生地を編成する丸編機において、上記編機シリンダ
ーの下位に各台枠を互に向合って設け、この各台枠の上
部に各ガイドレール及び各送り螺杆を水平に並行して設
け、この各送り螺杆に各滑り子を螺装して上記各ガイド
レールに沿って移動するように設け、この各滑り子に各
係合腕杆を揺動するように枢着し、上記各台枠の内側上
位に一対の支杆を垂下して設け、この両支杆に各巻取軸
を上記各送り螺杆と並行して上記各係合腕杆に係合する
ように軸方向へ摺動すると共に回転するように軸装し、
上記両支杆の各側面に各係合孔を有する各ロック部材を
上記各巻取軸と係合するように付勢して摺動自在に設け
たものである。
【0009】
【作用】本発明は、編成された生地の巻取開始時、上記
各送り螺杆を回転することにより、この各送り螺杆に螺
合する各滑り子を互いに内方へ移動することにより、こ
の各滑り子の各係合腕杆で上記各巻取軸を互いに内方へ
移動して、この各巻取軸の各端部で生地の端部を吻合し
て挟持すると共に、上記各巻取軸に各ロック部材の各係
合孔を係合して抜け出ぬように保持し、この各巻取軸を
間欠的に回転して上記生地を巻取り、この生地が満巻に
なって上記各巻取軸を抜取る時、予め、上記各ロック部
材を押動して上記各係合孔を上記各巻取軸から外すこと
により抜け止めを解除し、しかる後、上記各送り螺杆を
逆回転することにより、この各送り螺杆に螺合する各滑
り子を互いに外方へ移動することにより、この各滑り子
の各係合腕杆で上記各巻取軸を互いに外方へ移動して、
上記各巻取軸から満巻の生地を抜取るようにし、人手に
頼らず、しかも、時間と労力を費すことなく、量産によ
る省力化や品質の向上を図るようにしたるようにしたも
のである。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示のー実施例について説明
する。
【0011】図1乃至17図において、符号1は、丸編
機における機枠を構成する支持枠としての複数(図では
3本)の脚体であって、この各脚体1には、柱状をなす
支持体2が機台3を介して垂直に設けられており、この
支持体2の上方には、周知の編機シリンダー(図示され
ず)が回転自在に嵌装されている。又、この編機シリン
ダーの多数の縦溝には、各編針が図示されないカム機構
等により上下方向へ摺動するように設けられており、こ
の各編針の上位には、周知の各シンカーがシンカーカム
等により上記各編針の動作に連動して半径方向へ摺動す
るように設けられている。さらに、上記編機シリンダー
の直上の機枠には、周知のダイヤル機構が上記編機シリ
ンダーと同期して回転するように軸装されており、この
ダイヤル機構の上位の支持体には、給糸装置(図示され
ず)が設けられている。
【0012】一方、図2、図3及び図4に示されるよう
に、上記編機シリンダーの下位には、一対の台枠4が互
に向合って設けられており、この各台枠4の上部には、
各ガイドレール5が水平に並行して設けられている。 又、この各ガイドレール5の両端部には、各一対の軸受
6が付設されており、この各軸受6には、各送り螺杆7
が水平に並行して設けられている。さらに、図4に示さ
れるように、この各送り螺杆7の外端部のプーリ7aに
は、例えば、ステップモータによる駆動モータ8の出力
軸8aがタイミングベルトによる伝動ベルト9を介して
連結されており、この駆動モータ8は、上記各台枠4の
側壁に支軸10で枢着されており、しかも、上記駆動モ
ータ8は、調整螺杆10によって伝動ベルト9の張力を
加減調整するように設けられている。
【0013】他方、上記各送り螺杆7には、各滑り子1
2が螺装されており、この滑り子12は上記各ガイドレ
ール5に沿って軸方向へ移動するように設けられている
。又、この各滑り子12の上部には、各係合腕杆13が
各ピン軸14で上下方向に揺動するように枢着されてお
り、この各係合腕杆13の各端部には、二股状をなす各
係合部13aが後述する各巻取軸20の各フランジ20
aに係合するように形成されている。さらに、図5に示
されるように、上記各係合腕杆13の近傍の上記各滑り
子12には、各揺動槓杆15が各ピン16によって揺動
自在に枢着さりており、この各揺動槓杆15の一端部は
上記各係合腕杆13の受け片13bを押動するように形
成されており、上記各揺動槓杆15の他端部は上記各台
枠4の下部に設置された例えばエアシリンダーによる各
アクチュエータ17に各伝動ケーブル18を介して連結
されている。
【0014】又一方、図1乃至図3に示されるように、
上記各台枠4の内側上位の上記機台3には、一対の支杆
19が垂下して設けられており、この両支杆19には、
例えば、スプラインによる各巻取軸20が軸方向へ摺動
すると共に図示されないラチッェト機構によって間欠的
に回転するようにして上記各送り螺杆7と並行して軸装
されている。又、図6及び図7に示されるように、この
各巻取軸20の外端部には、各フランジ20aが各周溝
21を形成して設けられており、この各フランジ20a
には、上記各係合腕杆13の各係合部13aが係脱する
ようになっている。さらに、上記両支杆19の各外側面
には、カバー部材22が間隙を存して取付けられており
、上記両支杆19の各外側面と上記カバー部材22との
間隙には、各ロック部材23が上下方向へ摺動すると共
に上記各巻取軸20の各周溝21に係合するように各コ
イルばね24で付勢して摺動自在に設けられている。
【0015】即ち、図6及び図7に示されるように、こ
の各ロック部材23の上部23aには、小径25aと大
径25bとで形成した各ダルマ孔による各係合孔25が
穿設されており、この各係合孔25の小径25aには、
各巻取軸20の各周溝20bが各コイルばね24の弾力
で係合するようになっている。又、図3に示されるよう
に、上記各ロック部材23の下位の上記各台枠4の側面
には、例えば、エアシリンダーによるアクチュエータ2
6が垂直方向にして取付けられており、このアクチュエ
ータ26の出力軸26aは上記各ロック部材23の下部
23bを各コイルばね24の弾力に抗して押し上げて各
巻取軸20の各周溝20bから各係合孔25の小径25
aの係合を解除するようになっている。
【0016】他方、図10及び図11に示されるように
、上記一方の巻取軸20の先端部には、合成樹脂材若し
くはゴムの弾性体による可動吻合体27が外方へ突出す
るようにばね28の弾力で付勢して設けられており、こ
の可動吻合体27に向合った他の巻取軸20の先端部に
は、合成樹脂材若しくはゴムの弾性部材による弾性体2
9が可動吻合体27と吻合するように付設されており、
図13に示されるように、上記可動吻合体27と弾性体
29とは、生地Wの端部を挟持するようになっている。
【0017】又一方、図1及び図12乃至図17に示さ
れるように、上記両巻取軸20の吻合する位置の近傍に
立設された上記脚体1の上下部には、長いレバーによる
第1レバー30及びこれより短いレバーによる第2レバ
ー31が各ピン32、33でそれぞれ枢着されており、
この第1レバー30及び第2レバー31の各端部には、
第3レバー34が各ピン35、36でそれぞれ連結され
ている。又、この第3レバー34の端部には、支持レバ
ー37がピン38で枢着されており、この支持レバー3
7の端部には、戻り回動杆39が生地Wを上記両巻取軸
20の間隙へ差込むようにピン40で枢着されており、
図15(A)および図16に示されるように、この戻り
回動杆39は復動の際のみ回動するように上記支持レバ
ー37の肩部37aに戻り回動杆39の当て部39aを
自重で当接するように形成されている。さらに、図14
に示されるように、上記第1レバー30の基部には、例
えば、エアシリンダーによるアクチュエータ41の出力
軸41aが連結されており、このアクチュエータ41は
上記脚体1に水平にして取付けられている。
【0018】従って、図12乃至図17に示されるよう
に、上記巻取軸20の可動吻合体27と上記巻取軸20
の弾性体29との間に生地Wの端部を挟持させる場合、
上記アクチュエータ41が作動すると、このアクチュエ
ータ41に連結している第1レバー30と第2レバー3
1が各ピン32、33を支点にして回動して第3レバー
34の支持レバー37や戻り回動杆39を上記巻取軸2
0の可動吻合体27と弾性体29との間へ生地Wの端部
と共に突き出すことにより、生地Wは可動吻合体27と
弾性体29との間に挿入され両巻取軸20の挟持作用で
摩擦的に把持される。
【0019】次に、上記アクチュエータ41が作動を解
除すると、このアクチュエータ41に連結している第1
レバー30と第2レバー31が各ピン32、33を支点
にして復動して第3レバー34を元の状態に復帰するも
、図16に示されるように、上記戻り回動杆39は復動
の際のみ回動するようにしているから、上記巻取軸20
に当接しても自由に元の位置に戻ることができるように
なっている。
【0020】以下、本発明の作用について説明する。
【0021】従って、図3、図8及び図9に示されるよ
うに、編成された生地の巻取開始時、予め、上記アクチ
ュエータ17を作動し、このアクチュエータ17に連結
した伝動ケーブル18を介して上記各揺動槓杆13を押
動することにより、この各係合腕杆13の係合部13a
が各巻取軸20の各フランジ20aに係合する。
【0022】次に、上記駆動モータ8を駆動することに
より、この駆動モータ8は伝動ベルト9を介して各送り
螺杆7を回転するから、この各送り螺杆7に螺合する各
滑り子13を図3の点線で示す位置から実線で示す位置
へ移動すると、図9に示されるように、上記各巻取軸2
0は間隙Cを存した互いに近付いた状態になる。すると
、図12乃至図16に示されるように、上記巻取軸20
の可動吻合体27と上記巻取軸20の弾性体29との間
に生地Wの端部を挟持する動作を行う。
【0023】即ち、上記アクチュエータ41が作動する
と、このアクチュエータ41に連結している第1レバー
30と第2レバー31が各ピン32、33を支点にして
回動して第3レバー34を上記巻取軸20の可動軸27
と弾性体29との間へ生地Wの端部と共に突き出すこと
により、生地Wは可動軸27と弾性体29との間に挿入
され両方巻取軸20の挟持作用で摩擦的に把持される(
図15(A)(B)参照)。
【0024】次に、上記アクチュエータ41が作動を解
除すると、このアクチュエータ41に連結している第1
レバー30と第2レバー31が各ピン32、33を支点
にして復動して第3レバー34を元の状態に復帰するも
、図16に示されるように、上記戻り回動杆39は復動
の際のみ回動するようにしているから、上記巻取軸20
に当接しても邪魔にならずに自由に元の位置に戻ること
ができる。
【0025】他方、さらに、上記各送り螺杆7に螺合す
る各滑り子12を互いに内方へ移動することにより、こ
の各滑り子12の各係合腕杆13で上記各巻取軸20を
さらに互いに内方へ移動して、この各巻取軸20の各端
部で生地Wの端部を吻合して挟持すると共に、図8に示
されるように、上記各アクチュエータ26を作動を解除
すると、各コイルばね24の蓄勢弾力により、上記各巻
取軸20を各ロック部材23の各係合孔25の端縁に係
合して抜け出ぬように保持することにより、上記各巻取
軸20は外方へ戻らぬように保持する。
【0026】次に、上記各巻取軸20を図示されないラ
チェト機構により間欠的に回転して上記生地Wを満巻に
なるまで巻取る。
【0027】一方、上記生地Wが満巻になり、この生地
Wを抜取る時、予め、図5に示されるように、上記各ア
クチュエータ26を作動をすると、各コイルばね24の
弾力に抗して上記各巻取軸20に係合している各ロック
部材23の各係合孔25の係合を解除することにより、
上記巻取軸20を軸方向(外方)へ戻るようにする。つ
まり、上記各アクチュエータ26を作動をすると、上記
各ロック部材23を押動して上記各係合孔25を上記各
巻取軸20の各周溝20bから外すことにより抜け止め
を解除し、しかる後、上記各送り螺杆7を逆回転するこ
とにより、この各送り螺杆7に螺合する各滑り子12を
互いに外方へ移動することにより、この各滑り子12の
各係合腕杆13で上記各巻取軸20を互いに外方へ移動
して、上記各巻取軸20から満巻の生地Wを抜取る。
【0028】このようにして本発明は、装置全体の設置
場所の制限を受けることなく、構成を簡素化して取扱い
操作や保守点検を容易にすることができるし、満巻の生
地の引抜き動作を確実にして時間と労力を費すことなく
、量産による省力化や品質の向上を図ることができると
共に、人手に触らないから、生地を汚損したり損傷する
おそれもなくなり、品質を向上することができる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、編機
シリンダーで生地を編成する丸編機において、上記編機
シリンダーの下位に各台枠を互に向合って設け、この各
台枠の上部に各ガイドレール及び各送り螺杆を水平に並
行して設け、この各送り螺杆に各滑り子を螺装して上記
各ガイドレールに沿って移動するように設け、この各滑
り子に各係合腕杆を揺動するように枢着し、上記各台枠
の内側上位に一対の支杆を垂下して設け、この両支杆に
各巻取軸を上記各送り螺杆と並行して上記各係合腕杆に
係合するように軸方向へ摺動すると共に回転するように
軸装し、上記両支杆の各側面に各係合孔を有する各ロッ
ク部材を上記各巻取軸を係合するように付勢して摺動自
在に設けてあるので、装置の設置場所の制限を受けるこ
となく、構成を簡素化して取扱い操作や保守点検を容易
にすることができるばかりでなく、満巻の生地の引抜き
動作を確実にして時間と労力を費すことなく、量産によ
る省力化や品質の向上を図ることができるばかりでなく
、人手に触らないから、生地を汚損したり損傷するおそ
れもなくなり、品質を向上することができる等の優れた
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生地巻取装置の側面図。
【図2】本発明の生地巻取装置の平面図。
【図3】本発明の生地巻取装置の要部の片側のみを示す
側面図。
【図4】本発明の生地巻取装置の要部を示す右側面図。
【図5】本発明の生地巻取装置の作用を説明するための
図。
【図6】本発明の生地巻取装置に組込まれる巻取軸の要
部を示す断面図。
【図7】本発明の生地巻取装置に組込まれる巻取軸の要
部を示す左側面図。
【図8】本発明の生地巻取装置の巻取軸の作用を説明す
るための図。
【図9】本発明の生地巻取装置の巻取軸の作用を説明す
るための図。
【図10】本発明の生地巻取装置の巻取軸の拡大断面図
【図11】図10の鎖線A−Aに沿う断面図。
【図12】本発明の生地巻取装置の生地差込みリンク機
構を示す図。
【図13】本発明の生地巻取装置の生地差込みリンク機
構を要部を示す拡大図。
【図14】上記生地差込みリンク機構を作用を説明する
ための図。
【図15】(A)は上記生地差込みリンク機構を作用を
説明するための図。(B)は上記生地差込みリンク機構
を作用を説明するための図。
【図16】上記生地差込みリンク機構を作用を説明する
ための図。
【図17】上記生地差込みリンク機構の分解斜面図。
【図18】従来の生地巻取装置を備えた丸編機の側面図
【図19】従来の生地巻取装置を備えた丸編機の平面図
【図20】従来の生地巻取装置を示す斜面図。
【図21】従来の生地巻取装置を示す側面図。
【図22】従来の生地巻取装置の作用を説明するための
図。
【符号の説明】
1  脚体 2  支持体 3  機台 4  台枠 5  ガイドレール 7  送り螺杆 12  滑り子 13  係合腕杆 19  支杆 20  巻取軸 23  ロック部材 28  可動吻合体 29  弾性体 30  第1レバー 31  第2レバー 34  第3レバー 37  支持レバー 39  戻り回動杆

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】編機シリンダーで生地を編成する丸編機に
    おいて、上記編機シリンダーの下位に互に向合って設け
    られた各台枠と、この各台枠の上部に水平に並行して設
    けられた各ガイドレール及び各送り螺杆と、この各送り
    螺杆に螺装され上記各ガイドレールに沿って移動するよ
    うに設けられた各滑り子と、この各滑り子に揺動するよ
    うに枢着された各係合腕杆と、上記各台枠の内側上位に
    垂下して設けられた一対の支杆と、この両支杆に上記各
    送り螺杆と並行して上記各係合腕杆に係合するように軸
    方向へ摺動すると共に回転するように軸装された各巻取
    軸と、上記両支杆の各側面に上記各巻取軸を係合するよ
    うに付勢して摺動自在に設けられた各係合孔を有する各
    ロック部材とを具備したことを特徴とする生地巻取装置
  2. 【請求項2】一方の巻取軸の先端部に突出するように付
    勢して設けられた可動吻合体と、この可動吻合体に向合
    った他の巻取軸の先端部に上記可動吻合体と吻合するよ
    うに付設された弾性体とよりなる請求項1記載の生地巻
    取装置。
  3. 【請求項3】両巻取軸の吻合する位置の近傍に立設され
    た機枠と一体の脚体と、この脚体の上下にそれぞれ枢着
    された第1レバー及び第2レバーと、この第1レバー及
    び第2レバーの各端部に連結された第3レバーと、この
    第3レバーの端部に枢着された支持レバーと、この支持
    レバーの端部に生地を上記両巻取軸の間隙へ差込むよう
    に枢着され、復動の際のみ回動するようにした戻り回動
    杆とよりなる請求項1記載の生地巻取装置。
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