JPH09117113A - 回転子の巻線方法及び巻線治具 - Google Patents

回転子の巻線方法及び巻線治具

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JPH09117113A
JPH09117113A JP26576795A JP26576795A JPH09117113A JP H09117113 A JPH09117113 A JP H09117113A JP 26576795 A JP26576795 A JP 26576795A JP 26576795 A JP26576795 A JP 26576795A JP H09117113 A JPH09117113 A JP H09117113A
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winding
guide
rotor
guides
flyer
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Katsutoshi Aoyama
勝俊 青山
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Odawara Engineering Co Ltd
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Odawara Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻線数を多くしてワイヤの占積率を向上させ
ることが難しい。 【解決手段】 回転子のコア40の外周部にコア押え2
5を圧接させた巻線ガイド20のガイド基板23を、フ
ライヤ回転軸の軸線方向の往復移動にのみ同動させ、ガ
イド基板23と一体の上下の巻線ガイド22a,22b
の先端部をサイドの巻線ガイド21a,21bの先端部
より距離Dだけ後退させた状態で、コアティース42の
領域Cに巻線した後、第3の圧縮ばね32を圧縮してサ
イドの巻線ガイド21a,21bと同一面とした状態で
両ガイドを一体として第2の圧縮ばね30を圧縮させて
左行させて領域Bに巻線し、その後第1の圧縮ばね27
を圧縮させ上下の巻線ガイド22a,22bを左方に突
出させて領域Aに巻線する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転電機の回転
子の巻線方法及び巻線治具に関し、特に旋回するフライ
ヤから供給されるワイヤを多極スロットの回転子に巻線
する回転子の巻線方法及び巻線治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば3極スロットで一極集中巻
きの回転子の巻線方法としては、軸線方向の動きを固定
されたフライヤの回転により所要スロットを介して所要
のコアティースに巻線する方法が広く用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の回転子の巻線方法にあっては、フライヤから
供給されるワイヤは常にスロット開口部の定まった位置
を通ってコアティースのほぼ同一位置へ巻線され、次第
に両側へずれて山形となるため、巻線数を多くとること
ができなかった。
【0004】このような点を解決するため、ワイヤを所
要のスロットに導く巻線ガイドをコアティースの長手方
向に所定量移動させたり、フライヤをその回転と連動し
て軸線方向に所定量移動させたりしてコアティースにワ
イヤを少しずつずらせながら巻線する方法が開発され、
巻線を整列巻きに近付けて巻線数を増大させることが可
能になった。
【0005】しかし、ワイヤを巻線するコアティースの
長さはスロット開口部の幅より大きいので、スロットの
奥部までワイヤを巻き込むことは困難であった。この発
明は上記の点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成
で最大の巻線数を得ることができる回転子の巻線方法及
び巻線治具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、フライヤの回転に連動して軸線方向に往
復移動することにより、巻線ガイドでスロット間の外周
部を覆われた回転子のスロット開口部を挿通して所要の
コアティースにワイヤを順次ずらせながら巻線する回転
子の巻線方法において、上記巻線ガイドのうちサイドの
巻線ガイド先端部によりワイヤが挿通し得る間隙を残し
て両側のスロット開口部の大部分を覆うと共に、上下の
巻線ガイド先端部をサイドの巻線ガイド先端部より回転
子の中心方向へ突出させて中心に近い領域に巻線した
後、上下の巻線ガイド先端部をサイドの巻線ガイド先端
部と同一面まで後退させ、両巻線ガイドを共にスロット
開口部を全開させる位置まで後退させながら中間の領域
に順次巻線位置をずらせて巻線し、然る後上下の巻線ガ
イド先端部をサイドの巻線ガイド先端部より回転子の外
周方向へ後退させながら回転子の外周に近い領域に巻線
する回転子の巻線方法を提供するものである。
【0007】そして、上記の回転子の巻線方法におい
て、上下の巻線ガイドをフライヤの軸線方向の往復移動
に同動して移動させるのがよい。また、フライヤの軸線
方向の往復移動に連動して回転子のスロット開口部の開
放量を変形させる回転子の巻線治具であって、上記フラ
イヤの軸線方向に同動するガイド基板に固設された上下
の巻線ガイドと、この上下の巻線ガイドに上記軸線方向
に相対変位可能に装着され上記スロット開口部を開閉す
るサイドの巻線ガイドと、このサイドの巻線ガイドに上
記軸線方向に相対変位可能に装着され上記回転子のスロ
ット間の外周部に圧接されるコア押えとからなる回転子
の巻線治具も提供する。
【0008】そして、上記の回転子の巻線治具におい
て、上記ガイド基板とこのガイド基板に摺動自在に装着
された第1のストッパピンとの間、上記サイドの巻線ガ
イドと上記コア押えとの間及び上記サイドの巻線ガイド
と上記ガイド基板との間にそれぞれ付勢力が順次弱くな
る第1,第2,第3の圧縮ばねを係着するとよく、さら
に上記ガイド基板と上記サイドの巻線ガイドとの最短距
離を規制する第1のストッパ手段と、上記サイドの巻線
ガイドと上記コア押えとの最短距離を規制する第2のス
トッパ手段とを設けるのが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明による
巻線治具の一実施形態を示す一部断面平面図、図2,
3,4はその異なる作動状態を示す説明図、図5はその
巻線方法の原理を説明するための説明図である。
【0010】まず、この発明による回転子の巻線方法の
原理を3極スロットで一極集中巻きの回転子の巻線に適
用した例について図5を用いて説明する。回転子のコア
40を軸43により整流子44を紙面の上方にして垂直
に図示の状態で固定し、回転中心軸Xの回りに旋回する
フライヤ1(図6参照)により供給され、巻線治具であ
る巻線ガイド20によって案内されたワイヤWがスロッ
ト41a,41bの開口部を挿通してコアティース42
に巻線される場合、巻線条件から見るとコア40の中心
に近い領域A,中間領域B及びコア40の外周に近い領
域Cに区分される。
【0011】ここで、巻線ガイド20をスロット41
a,41bの開口部のエッジをカバーするサイドの巻線
ガイド21a,21bと上下の巻線ガイド22a,22
b(図では上部の巻線ガイド22aのみを示す)とに分
けて考えると、領域Aにおいてサイドの巻線ガイド21
a,21bは、スロット41a,41bの開口部のうち
ワイヤWが高速巻線で挿通することができる間隙を確保
しなければならないので、図に仮想線で示す位置以上に
コア40の中心方向へ進むことはできないが、上下の巻
線ガイド22a,22bはそれより中心方向に前進して
ワイヤをより中心に近い領域Aに巻線することができ
る。
【0012】また、領域Bにおいては、理論上完全整列
巻きも可能であり、サイドの巻線ガイド21a,21b
の先端部と上下の巻線ガイド22a,22bの先端部と
が同一面となるように両巻線ガイドを一体としてフライ
ヤ軸線方向に移動させ、ワイヤをコアティース42の長
手方向に少しずつずらしながら巻線することが可能にな
る。
【0013】さらに、領域Cにおいてサイドの巻線ガイ
ド21a,21bはスロット41a,41bの開口端の
エッジをカバーしなければならないので、図に破線で示
す位置よりコア40の外周方向へ移動することはできな
いが、上下の巻線ガイド22a,22bはさらにコア4
0の外周方向へ移動してワイヤを運ぶことができる。
【0014】このように、巻線ガイド20をサイドの巻
線ガイド21a,21bと上下の巻線ガイド22a,2
2bとに分割して軸線方向に相対移動可能とし、コア4
0の巻線部位を領域A,B,Cに分けてそれぞれの部位
に応じてサイドの巻線ガイド21a,21bと上下の巻
線ガイド22a,22bとの軸線方向の相対位置を変化
させることにより、巻線数を可能な限り多くしてワイヤ
の占積率を向上させることが可能になる。
【0015】次に、上記のような巻線方法を行うための
装置の構成を説明する。図6は、この発明を適用した巻
線機のフライヤ部の概略構成を示す斜視図であり、フラ
イヤ1の回転軸1aは、筐体2に回転自在に装着され中
心部にワイヤWを挿通し、筐体2に固設されたフライヤ
回転用サーボモータ3からタイミングベルト4を介して
回転駆動され、フライヤ1の先端ローラ1bからワイヤ
Wを供給する。
【0016】筐体2は直線案内部材5に案内され回転軸
1aに平行して往復移動可能に装着され、フライヤ往復
移動用のサーボモータ(又はパルスモータ)6によりカ
ップリング7を介して回転駆動されるボールねじ8の往
復回転により所定範囲往復運動することによりフライヤ
1を軸線方向に往復移動させる。
【0017】回転軸1aの先端部には、巻線治具である
巻線ガイド20が軸線方向の動きに同動し回転方向の動
きに自由なように装着されている。図7は、巻線ガイド
20の取付部を拡大して示す要部分解斜視図、図8は回
転軸1aの先端部の構成を示す縦断面図である。回転軸
1aの先端小径部に一対のベアリング9A,9Bを介し
て円筒状のリング10を、回転軸1aの軸線方向に同動
し回転方向に自由に装着し、このリング10に嵌着した
蓋体11に巻線ガイド20のガイド基板23を2本の止
ねじ24,24(図7ではその一方のみを示す)により
固設する。
【0018】巻線ガイド20は、図1にその詳細を示す
ように、ガイド基板23に上下の巻線ガイド22a,2
2bの基部を間隔を置いて平行に固設し、その外周部に
サイドの巻線ガイド21a,21bを一体とするアウタ
ガイド21を相対変位可能に装着し、上下の巻線ガイド
22a,22b間にコア40の外周部に圧接されるコア
押え25をサイド及び上下の巻線ガイド21a,21
b,22a,22bと相対変位可能に装着する。
【0019】そして、ガイド基板23に第1のストッパ
手段を構成する一対の第1のストッパピン26,26を
軸線方向に摺動自在に装着し、その外周部を繞って頭部
26aとガイド基板23との間に第1の圧縮ばね27を
係着し、先端にダブルナット28を螺着して第1のスト
ッパピン26のガイド基板23からの突出量を所定の値
に調整する。
【0020】コア押え25には一対の第1のガイドピン
29,29をガイド基板23の方向に向けて突設し、そ
の外周部を繞ってコア押え25とアウタガイド21との
間に第2の圧縮ばね30を係着する。アウタガイド21
に一対の第2のガイドピン31,31をガイド基板23
の方向に向けて突設し、その先端側をガイド基板23の
透過23a,23a内に摺動自在に遊嵌し、ガイドピン
31の外周部を繞ってアウタガイド21とガイド基板2
3との間に第3の圧縮ばね32を係着すると共に、アウ
タガイド21に第2のストッパ手段を構成する第2のス
トッパピン33をコア押え25の方向に向けて突設す
る。そして第1の圧縮ばね27,第2の圧縮ばね30,
第3の圧縮ばね32の各付勢力を順次強,中,弱に設定
する。
【0021】次に、上記のように構成した巻線ガイド2
0の作用を図1乃至図4を参照しながら随時図6をも参
照して説明する。コア40の軸43を軸線を垂直にして
インデックス回転可能に支持し、そのスロット41a,
41b間の外周部中央にコア押え25を押圧させて巻線
ガイド20の位置を設定する。
【0022】この状態で、図6に示したフライヤ回転用
サーボモータ3を回転させると、タインミングベルト4
を介して回転軸1aが回転駆動され、フライヤ1が旋回
してコアティース42への巻線が開始される。同時にフ
ライヤ往復移動用サーボモータ6により、ボールねじ8
を正逆両方向に所定角度ずつ回転させると、フライヤ1
及びそれと軸線方向へのみ同動する巻線ガイド20が左
右方向へ往復移動する。
【0023】図1に示す状態ではサイドの巻線ガイド2
1a,21bはコア40のスロット41a,41bの開
口部を最大限に開放して両端のエッジを辛うじてカバー
し得る位置にあり、上下の巻線ガイド22a,22bは
サイドの巻線ガイド21a,21bよりさらにコア40
の外周方向へ距離Dだけ後退した位置にあって、旋回す
るフライヤ1の先端部から巻線ガイド20に導かれたワ
イヤは図5で示した領域Cに外周方向まで巻線される。
【0024】図1に示した状態から、フライヤ1の左行
に伴ってガイド基板23が第3の圧縮ばね32を圧縮し
て距離Dだけ左方に移動すると、ガイド基板23に緩挿
した第1のストッパピン26の頭部26aがアウタガイ
ド21の段部21cに当接すると共に、ガイド基板23
と一体の上下の巻線ガイド22a,22bが左方に前進
してその先端部がサイドの巻線ガイド21a,21bの
先端部と同一面となる。(図2)
【0025】この状態から、フライヤ1の左行に伴って
ガイド基板23が図1に示した基準位置から距離Eだけ
順次左方に移動させながら巻線すると、第2の圧縮ばね
30が圧縮され、サイドの巻線ガイド21a,21bが
上下の巻線ガイド22a,22bと一体となって左行し
て図3に示す状態に移行し、第2のストッパピン33が
コア押え25に当接して両巻線ガイド21a,21b,
22a,22bの移動22bの移動が停止するまで、コ
アティース42上に少しずつ位置をずらせて巻線するこ
とができ、図5で示した領域Bに整列巻きに近い巻線が
得られる。
【0026】さらに、図3に示す状態からガイド基板2
3を第1の圧縮ばね27を圧縮して最初位置から距離F
に達するまで左方に移動させると、ガイド基板23と一
体の上下の巻線ガイド22a,22bの先端部はサイド
の巻線ガイド21a,21bの先端部よりコア40の中
心側に突出して図4に示す状態となる。
【0027】この図4に示す状態は、コア40のスロッ
ト41a,41bはサイドの巻線ガイド21a,21b
により最大限にカバーされた状態にあり、図で左端部に
高速巻線でワイヤWが挿通し得る間隙を残し、上下の巻
線ガイド22a,22bはそれよりさらにコア40の中
心方向に突出した状態にある。したがって、この状態で
は、図5の領域Aに有効に巻線することができる。
【0028】なお、これまで述べた作動説明では、説明
の都合上巻線ガイド20が自然状態である図1に示した
状態から、ガイド基板23を左方に押圧して第3,第
2,第1の圧縮ばね32,30,27を順次圧縮しなが
ら図2,図3の状態を経て図4の状態に移行させて領域
C,B,Aに巻線するように記載したが、実際の巻線工
程では、各圧縮ばね32,30,27をすべて圧縮した
図4に示すコア40の整流子44に近い領域Aから図
3,図2の状態を経て第3,第2,第1の圧縮ばね3
2,30,27を順次伸長させて図1に示す状態に至
り、順次領域B,Cに巻線するのが好都合である。
【0029】なおまた、上記の実施形態においては、こ
の発明による巻線方法を3極スロットで一極集中巻きの
回転子の巻線に実施した場合について説明したが、この
発明はそれに限るものではなく、多極スロットで重ね巻
きの回転子の巻線にも実施し得てそれなりの効果を得る
ことが可能である。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、この発明による回転
子の巻線方法は、サイドの巻線ガイドと上下の巻線ガイ
ドとを相対移動させながら巻線するようにしたので、コ
アの中心に近い部分と外周に近い部分とに従来の巻線方
法より多くのワイヤを運ぶことができ、巻線数を増加さ
せてワイヤの占積率を向上させることが可能となる。
【0031】そして、上記の巻線方法において、上下の
巻線ガイド先端部をフライヤの軸線方向の移動に同動し
て移動させると、ワイヤの運びが一層有効になり、無理
なく巻線数を増大させることができる。
【0032】また、上記の巻線方法を実施するための巻
線治具を、互いに相対変位可能な上下の巻線ガイドとサ
イドの巻線ガイド及び回転子の外周部に圧接される押え
部材からなるようにしたので、きわめて簡単な構成で従
来一般に用いられているフライヤが軸線方向に往復移動
する巻線機を用いて巻線治具を変更するだけで巻線数を
増大させることが可能となる。
【0033】上記の回転子の巻線治具において、第1,
第2,第3の圧縮ばねを係着したものは、各圧縮ばねの
強弱を適当に定めることにより、ガイド基板を一方向へ
押圧するだけで構成各部材の移動状態を変化させること
ができ、第1第2のストッパ手段を設けることにより、
各部材の停止位置を正確に規制することができて最小の
構成部品で所期の効果を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による巻線治具の一実施形態を示す一
部断面平面図である。
【図2】同じくその一作動状態を示す説明図である。
【図3】同じく他の作動状態を示す説明図である。
【図4】同じくさらに他の作動状態を示す説明図であ
る。
【図5】この発明による巻線方法の原理を示す説明図で
ある。
【図6】この発明による巻線方法を行うための装置の概
略構成を示す斜視図である。
【図7】同じくその巻線治具取付部を拡大して示す要部
分解斜視図である。
【図8】同じくその巻線治具を取り付けるべき回転軸先
端の構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1:フライヤ 1a:回転軸 20:巻線ガイド(巻線治具) 21:アウタガイド 21a,21b:サイドの巻線ガイド 22a,22b:上下の巻線ガイド 23:ガイド基板 25:コア押え 26:第1のストッパピン(第1のストッパ手段) 27:第1の圧縮ばね 29:第1のガイドピン 30:第2の圧縮ばね 31:第2のガイドピン 32:第3の圧縮ばね 33:第2のストッパピン(第2のストッパ手段) 40:回転子のコア 41a,41b:スロット 42:コアティース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フライヤの回転に連動して軸線方向に往
    復移動することにより、巻線ガイドでスロット間の外周
    部を覆われた回転子のスロット開口部を挿通して所要の
    コアティースにワイヤを順次ずらせながら巻線する回転
    子の巻線方法において、 前記巻線ガイドのうちサイドの巻線ガイド先端部により
    ワイヤが挿通し得る間隙を残して両側のスロット開口部
    の大部分を覆うと共に、上下の巻線ガイド先端部をサイ
    ドの巻線ガイドの先端部より回転子の中心方向に突出さ
    せて中心に近い領域に巻線した後、上下の巻線ガイド先
    端部をサイドの巻線ガイド先端部と同一面まで後退さ
    せ、両巻線ガイドを共にスロット開口部を全開させる位
    置まで後退させながら中間の領域に順次巻線位置をずら
    せて巻線し、然る後の上下の巻線ガイド先端部をサイド
    の巻線ガイド先端部より回転子の外周方向へ後退させな
    がら回転子の外周に近い領域に巻線することを特徴とす
    る回転子の巻線方法。
  2. 【請求項2】 上下の巻線ガイドをフライヤの軸線方向
    の往復移動に同動して移動させることを特徴とする請求
    項1記載の回転子の巻線方法。
  3. 【請求項3】 フライヤの軸線方向の往復移動に連動し
    て回転子のスロット開口部の開放量を変化させる回転子
    の巻線治具であって、 前記フライヤの軸線方向に同動するガイド基板に固設さ
    れた上下の巻線ガイドと、該上下の巻線ガイドに前記軸
    線方向に相対変位可能に装着され前記スロット開口部を
    開閉するサイドの巻線ガイドと、該サイドの巻線ガイド
    に前記軸線方向に相対変位可能に装着され前記回転子の
    スロット間の外周部に圧接されるコア押えとからなるこ
    とを特徴とする回転子の巻線治具。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の回転子の巻線治具におい
    て、前記ガイド基板と該ガイド基板に摺動自在に装着さ
    れた第1のストッパピンとの間、前記サイドの巻線ガイ
    ドと前記コア押えとの間及び前記サイドの巻線ガイドと
    前記ガイド基板との間に、それぞれ付勢力が順次弱くな
    る第1,第2,第3の圧縮ばねを係着したことを特徴と
    する回転子の巻線治具。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の回転子の巻線治具におい
    て、前記ガイド基板と前記サイドの巻線ガイドとの最短
    距離を規制する第1のストッパ手段と、前記サイドの巻
    線ガイドと前記コア押えとの最短距離を規制する第2の
    ストッパ手段とを設けたことを特徴とする回転子の巻線
    治具。
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