JPH09116744A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH09116744A
JPH09116744A JP7297759A JP29775995A JPH09116744A JP H09116744 A JPH09116744 A JP H09116744A JP 7297759 A JP7297759 A JP 7297759A JP 29775995 A JP29775995 A JP 29775995A JP H09116744 A JPH09116744 A JP H09116744A
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reduction
memory
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JP7297759A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ送信や同報送信時において、画像の縮
小が必要な場合、縮小による画質劣化を防止する。 【解決手段】 発呼先に対応して相手機の記録紙サイズ
を記憶する登録回路28を有し、メモリ送信が選択され
た場合に、発呼先に対応して登録されている記録紙サイ
ズとセットされている原稿サイズとを比較し、縮小が必
要な場合は、主走査方向には1画素を多値情報の状態で
縮小し、副走査方向にはモータの送り制御により縮小
し、メモリに格納するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリ送信、同報
送信が可能なファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置において、ダイ
レクト送信を行う場合には、呼接続の後、相手受信機側
の記録紙サイズを認識し、縮小が必要な場合は、主走査
方向に対しては単純間引き、副走査方向に対してはモー
タ制御の送りで縮小を実現していた。
【0003】一方、メモリ送信、同報送信を行う場合に
は、原稿を読み取る時点で、相手受信機側の記録紙サイ
ズは分からない。このため、主走査方向、副走査方向と
もに等倍で読み取り、符号化してメモリに格納してい
た。そして、原稿情報をメモリに格納終了後、指定され
た宛先(メモリ送信であれば1ケ所の宛先、同報送信で
あれば複数ケ所の宛先)へ発呼し、呼接続終了後、縮小
が必要な場合は、主走査方向、副走査方向にて単純間引
きをして送信していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、メモリ送
信、同報送信は主走査方向、副走査方向ともに一度、等
倍で読み取り、2値情報とした後に縮小動作を行う単純
間引きを行うので、送信する画情報の劣化が大きくなっ
てしまうという欠点があった。
【0005】特に最近は、いわゆるクイックメモリ送信
が広く普及してきているが、クイックメモリ送信は、送
信が選択された時に、例えば、1ページ目の読み取り、
符号化、メモリへの格納が開始されてから発呼動作を行
うので、読み取り、符号化、メモリへの格納時には、相
手側、記録紙サイズはわからないため、等倍で読み取
る。このため、ダイレクト送信による縮小送信でなく、
メモリ送信、同報送信による縮小送信と同一となる。
【0006】本発明は、メモリ送信や同報送信時におい
て、画像の縮小が必要な場合、縮小による画質劣化を防
止できるファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
発呼先に対応して相手機の記録紙サイズを記憶する手段
を有し、メモリ送信が選択された場合に、発呼先に対応
して登録されている記録紙サイズとセットされている原
稿サイズとを比較し、縮小が必要な場合は、主走査方向
には1画素を多値情報の状態で縮小し、副走査方向には
モータの送り制御により縮小し、メモリに格納すること
により、メモリ送信、同報送信における縮小伝送時の画
質を向上できる効果がある。
【0008】本出願の第2の発明は、複数の宛先に対し
て同報送信する場合に、記憶されている送信する複数の
宛先の記録紙サイズの中で最も大きい記録紙サイズとセ
ットされている原稿サイズとを比較し、縮小が必要な場
合は、主走査方向には1画素を多値情報の状態で縮小
し、副走査方向にはモータの送り制御により縮小し、メ
モリに格納するものであり、第3の発明は、同報送信時
に、縮小が必要な場合は、ソフト処理により単純間引処
理とするものである。
【0009】これらの第2、第3の発明によれば、例え
ば、A3原稿を複数の宛先に送信する場合において、相
手受信機の記録紙サイズがA4、B4であると、メモリ
に格納時、画質劣化の少ない方法でのA3からB4へ縮
小読み取りを行い、相手記録紙サイズがB4の宛先に対
しては、メモリに格納されている情報を等倍で送信する
ことにより、画質の向上が可能になり、また、相手記録
紙サイズがA4の宛先に対しても、A3からA4に縮小
するよりB4からA4に縮小する方が単純間引きによる
画質劣化が少ないというメリットがある。
【0010】本出願の第4の発明は、原稿サイズ、記録
紙サイズとしては主走査方向の長さを用いることによ
り、現在のITU−T勧告が原稿サイズ、記録紙サイズ
として主走査方向のみを想定していることに対応するこ
とが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例におけるファクシミリ装置の構成を示すブロック
図である。
【0012】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行ったり、データ通信路への切
換えを行ったり、ループの保持を行うものである。ま
た、NCU2は、制御回路20からの信号レベル(信号
線20a)が「0」であれば、電話回線2を電話機側に
接続し、信号レベルが「1」であれば、電話回線2aを
ファクシミリ装置側に接続するものである。なお、通常
状態では、電話回線2aは、電話機4側に接続されてい
る。
【0013】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号を
NCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信
号をNCU2経由で受け取り、信号線6a経由で変復調
器8に送るものである。
【0014】変復調器8は、ITU−T勧告V.8、
V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.
34に基づいた変調、および復調を行うものであり、信
号線20cにより各伝送モードが指定される。この変復
調器8は、信号線20bに出力されている信号を入力
し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに出
力されている受信信号を入力し、復調データを信号線8
bに出力する。
【0015】ANSam送出回路10は、ANSam信
号を送出する回路であり、信号線20dに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には、信号線10aに
ANSam信号を送出し、信号線20dに信号レベル
「0」の信号が出力されている時には、信号線10aに
何も信号を出力しない。
【0016】加算回路12は、信号線8aの情報と信号
線10aの情報を入力し、加算した結果を信号線12a
に出力する。読取回路14は、読取データを入力し、信
号線20fに出力されている倍率に基づいて変倍(縮
小)し、そのデータを信号線14aに出力する。記録回
路16は、信号線20eに出力されている情報を順次1
ライン毎に記録する。
【0017】メモリ回路18は、読取データの生情報、
あるいは符号化した情報を格納したり、また受信情報、
あるいは復号化した情報等を格納するために使用する。
【0018】検出回路22は、原稿サイズを検出する回
路であり、信号線22aに原稿サイズの情報を、例えば
A4、B4、A3と出力する。なお、別の実施例とし
て、信号線22aに原稿サイズの主走査方向長の情報
を、例えば210mm、256mm、297mmと出力
するものであってもよい。
【0019】オペレーション部24は、登録回路28へ
の登録キー、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル、テン
キー、*キー、#キー、スタートキー、その他のファン
クションキー等を有するものであり、これら押下された
キー情報を信号線24aに出力する。また、信号線24
bにハーフトーンモード、2値モードのどちらのモード
が選択されているかの情報を出力する。
【0020】読取モータ制御回路26は、A相、B相の
電流値をそれぞれ独立して信号線20gを介して、+C
(mA)、+0.6(mA)、0(mA)、−0.6
(mA)、−C(mA)と設定できる。ここでCの値と
しては、例えば0.8mA程度を想定している。
【0021】なお、読取モータの駆動方法としては、図
3に示すように、1−2相駆動を採用している。ここ
で、1つの相切換えにおいて、原稿はスーパーファイン
モードにおける1ライン分、すなわち1/15.4mm
搬送する。また、1つの相切換えの時間として、等倍モ
ードにおいては1ライン2.5msで搬送するものとす
る。
【0022】そして、A3からA4への縮小時には、1
つの相切換え時間は、2.5ms×(210/297)
=1.77(ms)となり、またB4からA4への縮小
時には、1つの相切換え時間は、2.5ms×(210
/256)=2.05(ms)となる。さらに、A3か
らB4への縮小時には、2.5ms×(210/25
6)=2.15(ms)となる。
【0023】これにより、原稿の搬送スピードが速くな
り、また1ラインの原稿の読取時間は2.5msで一定
であるので、副走査方向に等間隔で縮小読み取りが可能
になる。例えば、A3からA4への縮小時の読取モータ
の1−2相駆動を、図4に示している。図示のように、
1つの相切換え時間が1.77msとなっている。
【0024】登録回路28は、信号線28aを介して発
呼先(具体的にはワンタッチダイヤル、短縮ダイヤルに
登録された発呼先)に対応し、相手機にセットしてある
記録紙サイズを登録する回路である。ここでは、例えば
ワンタッチダイヤルとして「01」から「24」の24
ケ所を想定し、「01」はA4、B4記録紙、「02」
はA4記録紙、「03」はA3、B4、A4記録紙とい
うように登録されているものとする。同様に、短縮ダイ
ヤルとしても「00」から「99」を想定し、それぞれ
の短縮ダイヤルに対応し、セットしてある記録紙を登録
できる。
【0025】なお、別の実施例として、発呼先に対応
し、相手機にセットしてある記録紙サイズの主走査長方
向の情報、具体的には210mm、256mm、297
mmと登録するようにしてもよい。この場合、記録紙サ
イズの主走査長方向の情報を登録する具体例としては、
例えば、ワンタッチダイヤルの「01」は210mm、
256mm、ワンタッチダイヤルの「02」は210m
m、ワンタッチダイヤルの「03」は297mm、25
6mm、210mmと登録する。
【0026】制御回路20は、本実施例のファクシミリ
装置全体の制御を行うものであり、特に本発明の第1実
施例において、メモリ送信が選択された場合、発呼先に
対応して登録されている記録紙サイズとセットされてい
る原稿サイズとを比較して、縮小が必要な場合は、主走
査方向には1画素を多値情報の状態で縮小するととも
に、副走査方向にはモータの送り制御により縮小し、メ
モリに格納する一連の動作を制御する。なお、ここでの
縮小としては、A3からB4、A3からA4、B4から
A4の3種類を考える。
【0027】また、複数の宛先に対して同報送信する場
合、記憶されている複数の送信宛先の記録紙サイズの中
で最も大きい記録紙サイズとセットされている原稿サイ
ズとを比較し、縮小が必要な場合は、主走査方向には1
画素を多値情報の状態で縮小するとともに、副走査方向
にはモータの送り制御により縮小し、メモリに格納する
一連の動作を制御する。そして、同報送信時(メモリ送
信時においても、登録回路28に登録されている記録紙
がなく縮小が発生することもあり得る)に、縮小が必要
な場合は、ソフト処理により単純間引き処理を行う。
【0028】次に、読取回路14の詳細について、図2
を用いて説明する。
【0029】図2において、コンタクトセンサ30は、
原稿を読み取った信号線30aに読み取りのアナログ情
報を出力するものである。
【0030】A/D変換器32は、信号線30aに出力
されているアナログ情報を入力し、アナログ情報から8
ビットのディジタル情報に変換して信号線32aに出力
するものである。
【0031】エッジ強調部34は、主走査方向および副
走査方向の解像度の向上を図り、画像のざらつきを抑圧
する。エッジ強調は、例えば3×3のラプラシアンフィ
ルタを用いて、注目画素のエッジ量を演算し、さらにエ
ッジ強調ゲインとの積をとった後、それを注目画素に加
えることにより、主走査方向および副走査方向の解像度
の向上を図るものである。ここで、エッジ強調されたデ
ィジタル8ビット情報は、信号線34aに出力される。
【0032】解像度変換部36は、信号線20fに出力
されている倍率に従い、ディジタル8ビットの情報を入
力して1画素を多値情報のまま解像度変換(線形補間)
し、解像度変換した後のディジタル8ビットのデータを
信号線36aに出力するものである。
【0033】ここで、図5を用いて、線形補間による解
像度の変換について説明すると、まず、入力データのサ
ンプリング0、1、2の多値データをI0 、I1 、I2
とし、変倍時のサンプリング0、1、2、3の多値デー
タをO0 、O1 、O2 、O3とする。ここで、例えばO1
は、I0 に対してx、I1 に対してyの距離であるの
で(yI0 +xI1 )/(x+y)となる。
【0034】図2に戻って、γ変換部38は、信号線3
6aに出力されているディジタル8ビットの情報を入力
し、輝度から濃度変換した8ビットディジタル情報を信
号線38aに出力するものである。
【0035】誤差拡散部40は、信号線38aに出力さ
れている8ビットディジタル情報を入力し、誤差拡散し
た情報を信号線40aに出力する。ここで、誤差拡散と
は、2値化時に生じた誤差(原稿濃度と2値化画像濃度
との差)を周囲の画素に配分し、原稿濃度を保存しなが
ら2値化する中間調処理方法である。
【0036】2値化部42は、信号線36aに出力され
ている8ビットディジタル情報を入力し、固定しきい値
により文字原稿の2値化を行い、2値化したデータを信
号線42aに出力するものである。
【0037】ノッチ処理部44は、信号線42aに出力
されている2値化した情報を入力し、2値化処理モード
で2値化した画像のノッチ(凹凸)を除去し、除去後の
2値化データを信号線44aに出力するものである。
【0038】セレクタ46は、信号線24bを介して操
作部24の設定情報を読み取り、ハーフトーンモードが
選択されている時には、信号線40aに出力されている
情報を信号線46a(信号線14aに同じ)に出力し、
操作部により2値モードが選択されている時には、信号
線44aに出力されている情報を信号線46aに出力す
る。
【0039】図6〜図9は、本発明の第1実施例におけ
る制御回路20の制御の流れを示すフローチャートであ
る。
【0040】まず、S52では、信号線20aに信号レ
ベル「0」の信号を出力し、CMLをオフする。また、
S54では、信号線20dに信号レベル「0」の信号を
出力し、ANSam信号を送出しない。
【0041】次に、S56では、信号線24aの情報を
入力し、発呼先に対応し記録紙サイズの登録が選択され
たか否かを判断し、選択されるとS58に進み、選択さ
れていないとS60に進む。
【0042】S58では、信号線28aを介して登録回
路28に発呼先に対応し、記録紙サイズを登録する。例
えば、ワンタッチダイヤル「01」はA4、B4記録
紙、「02」はA4記録紙、「03」はA3、B4、A
4記録紙と登録する。
【0043】S60では、送信が選択されたか否かを判
断し、送信が選択されるとS64に進み、送信が選択さ
れていないとS62に進み、その他の処理をする。
【0044】S64、S66では、ダイレクト送信、メ
モリ送信(1ケ所の宛先に送信)、同報送信(複数の宛
先にメモリ送信)であるか否かを判断し、ダイレクト送
信であるとS78に進み、1ケ所のメモリ送信であると
S68に進み、同報送信であるとS84に進む。
【0045】S68は、発呼宛先の最大の記録紙サイズ
(登録回路28に登録されている)と原稿サイズによ
り、縮小率を決定する。ここで縮小が必要な場合は、主
走査方向は線形補間による縮小、副走査方向はモータ制
御による縮小を行い、読み取り、符号化し、メモリへ格
納する。図10は、このような縮小処理の組み合わせの
具体例を示す説明図である。
【0046】図10において、原稿サイズがA3で発呼
宛先に対応して登録回路28に登録されている記録紙の
最大サイズがA3であると、信号線20fに1を出力し
て、主走査方向は1倍の設定とし、読取モータの1相あ
たりの時間は2.5msとする。同様に(原稿サイズ、
記録紙の最大サイズ)が(B4、A3)、(B4、B
4)、(A4、A3)、(A4、B4)、(A4、A
4)では、等倍読み取りが可能であるで、主走査方向の
倍率は1倍とし、読取モータの1相あたりの時間は2.
5msとする。
【0047】次に、(原稿サイズ、記録紙の最大サイ
ズ)が順に(A3、B4)、(A3、A4)、(B4、
A4)の時は、信号線20fには順に0.86、0.7
1、0.82を出力し、主走査方向には、これらの倍率
で線形補間をして縮小し、また同時に読取モータの1相
あたりの時間は2.15ms、1.77ms、2.05
msとし、副走査方向には均一に縮小する。これらの縮
小では、画質劣化が極めて少ない。
【0048】次に、S70では、信号線20aに信号レ
ベル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。そし
て、S72では、前手順を行う。ここで、相手受信機に
現在セットしてある記録紙サイズを認識する。
【0049】次に、S74は、メモリに格納されている
情報の送信を表わしている。ここで、メモリに格納した
サイズとS72にて通知された受信機の記録紙サイズと
を比較し、縮小が必要な場合は、ソフト処理により、主
走査方向にはaビットに1ビット間引き、副走査方向に
はaラインに1ライン間引く。図11は、このような間
引き処理の組み合わせの具体例を示す説明図である。
【0050】図11において、(メモリに格納された原
稿サイズ、受信機から通知された最大の記録紙サイズ)
が、(A3、A3)、(B4、A3)、(B4、B
4)、(A4、A3)、(A4、B4)、(A4、A
4)の場合は、等倍送信が可能なので、主走査方向、副
走査方向に対してともに間引かない。
【0051】次に、(メモリに格納された原稿サイズ、
受信機から通知された最大の記録紙サイズ)が(A3、
B4)、(B4、A4)であれば、主走査方向には、5
ドットに1ドット、副走査方向には5ラインに1ライン
間引く処理を行い、(A3、A4)であれば、主走査方
向には4ドットに1ドット、副走査方向には4ラインに
1ライン間引く処理を行う。ここでは、2値化された後
の情報を処理して間引くので、線形補間、読取モータの
制御による縮小劣化より画質劣化が大きい。
【0052】次に、S76では、後手順を行い、S52
に進む。
【0053】また、S78では、信号線20aに信号レ
ベル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。次に、
S80では、前手順を行う。ここで、相手受信機から通
知される記録紙の最大サイズを認識する。
【0054】さらに、S82では、受信機に現在セット
されている最大の記録紙サイズと原稿サイズとを比較
し、縮小が必要な場合には、S68に基づいた、主走査
方向は線形補間、副走査方向は読取モータの送り制御に
よる縮小をし、画信号の送信を行う。
【0055】また、S84では、登録回路28に登録さ
れている複数の宛先の記録紙サイズの中で最も大きい記
録紙サイズと原稿サイズとを比較し、縮小が必要な場合
は、S68に基づいた、主走査方向は線形補間、副走査
方向には読取モータの送り制御による縮小をし、符号化
してメモリへ格納する。
【0056】次に、S86では、同報送信において、未
発呼の宛先はあるは否かを判断し、未発呼の宛先がない
とS52に進む。また、未発呼の宛先があるとS88に
進み、未発呼の指定された宛先へ発呼し、S90に進
む。
【0057】S90は、上述したS70からS76の制
御を表わしている。そして、S92では、信号線20a
に信号レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフす
る。
【0058】なお、以上の第1実施例においては、原稿
サイズ、記録紙サイズともに、A3、B4、A4サイズ
により処理するようにしたが、原稿サイズ、記録紙サイ
ズともに、主走査方向長の長さを用い、具体的には、A
3の代わりに297mm、B4の代わりに256mm、
A4の代わりに210mmを用いて処理するようにして
もよい。
【0059】また、上記第1実施例においては、発呼先
に対応して相手機にセットされている記録紙サイズをオ
ペレータが入力するようにしたが、前手順により相手受
信機から通知された情報を登録するようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メモリ送信や同報送信時において、画像の縮小が必要な
場合、縮小による画質劣化を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例における読取回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】上記実施例における読取モータの駆動方法を示
す説明図である。
【図4】上記実施例に縮小時における読取モータの駆動
方法を示す説明図である。
【図5】上記実施例における線形補間による解像度変換
方法を示す説明図である。
【図6】上記実施例における制御回路の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】上記実施例における制御回路の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】上記実施例における制御回路の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図9】上記実施例における制御回路の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図10】上記実施例における縮小処理の組み合わせの
具体例を示す説明図である。
【図11】上記実施例における間引き処理の組み合わせ
の具体例を示す説明図である。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8…変復調器、 10…ANSam送出回路、 12…加算回路、 14…読取回路、 16…記録回路、 18…メモリ回路、 20…制御回路、 22…検出回路、 24…オペレーション部、 26…読取モータ制御回路、 28…登録回路、 30…コンタクトセンサ、 32…A/D変換器、 34…エッジ強調部、 36…解像度変換部、 38…γ変換部、 40…誤差拡散部、 42…2値化部、 44…ノッチ処理部、 46…セレクタ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発呼先に対応して相手機の記録紙サイズ
    を記憶する手段を有し、メモリ送信が選択された場合
    に、発呼先に対応して登録されている記録紙サイズとセ
    ットされている原稿サイズとを比較し、縮小が必要な場
    合は、主走査方向には1画素を多値情報の状態で縮小
    し、副走査方向にはモータの送り制御により縮小し、メ
    モリに格納することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 複数の宛先に対して同報送信する場合に、記憶されてい
    る送信する複数の宛先の記録紙サイズの中で最も大きい
    記録紙サイズとセットされている原稿サイズとを比較
    し、縮小が必要な場合は、主走査方向には1画素を多値
    情報の状態で縮小し、副走査方向にはモータの送り制御
    により縮小し、メモリに格納することを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 同報送信時に、縮小が必要な場合は、ソフト処理により
    単純間引処理とすることを特徴とするファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、 原稿サイズ、記録紙サイズとしては主走査方向の長さを
    用いることを特徴とするファクシミリ装置。
JP7297759A 1995-10-20 1995-10-20 ファクシミリ装置 Pending JPH09116744A (ja)

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JP7297759A JPH09116744A (ja) 1995-10-20 1995-10-20 ファクシミリ装置

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JP7297759A Pending JPH09116744A (ja) 1995-10-20 1995-10-20 ファクシミリ装置

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JP (1) JPH09116744A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002132999A (ja) * 2000-10-24 2002-05-10 Seiko Epson Corp コンテンツ配信のためのシステム及び方法
US7373391B2 (en) 2000-10-24 2008-05-13 Seiko Epson Corporation System and method for digital content distribution

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