JPH09115106A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH09115106A
JPH09115106A JP27272595A JP27272595A JPH09115106A JP H09115106 A JPH09115106 A JP H09115106A JP 27272595 A JP27272595 A JP 27272595A JP 27272595 A JP27272595 A JP 27272595A JP H09115106 A JPH09115106 A JP H09115106A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より低消費電力で、かつ、記録電流の大きさ
が安定している装置を提供する。 【解決手段】 第1の出力電圧を有する第1の電圧源
と、前記第1の出力電圧とは異なる第2の出力電圧を有
する第2の電圧源と、前記第1及び第2の電圧源により
駆動される電流源手段と、入力デジタルデータの状態に
応じて前記第1及び第2の電圧源により前記電流源手段
を駆動し、前記電流源手段を用いて前記入力出会いたる
データを記録する記録手段と、前記記録手段に流れる電
流値に応じて前記電流源手段を制御する制御手段とを備
えて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置に関し、
特には、磁気ヘッドにより磁気記録媒体にデジタル信号
を記録する際の記録電流の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】記録媒体に信号を記録する装置として、
磁気ヘッドにより磁気テープに対してデジタル信号を記
録再生するデジタルVTRが知られている。
【0003】そして、このようなデジタルVTRにおい
て、ヘッドに流す記録電流を制御するための磁気ヘッド
駆動回路の一例として、“DCC用LSI/IC”,N
ational Technical Report
Vol.39 No.6,Dec 1993に記載され
る概略回路ブロック図を図6に示す。
【0004】出力電圧Vccの電源210に並列に、反転
回路225の出力により制御されるスイッチ212とオ
ン/オフ可能な第1の電流源214の直列回路と、記録
データに応じて制御されるスイッチ216とオン/オフ
可能な第2の定電流源218の直列回路を接続し、スイ
ッチ212と定電流源214が接続する節点220と、
スイッチ216と定電流源218が接続する節点222
との間に、磁気ヘッド224を接続する。
【0005】記録すべきデジタルデータの値と、スイッ
チ212,216及び定電流源214,218との対応
関係を図7に示す。すなわち、図6に示す回路では、記
録すべき値が“1”のとき、スイッチ212がオン、ス
イッチ216がオフ、定電流源214がオフで定電流源
218がオンになり、定電流源218による一定電流I
c が、電源210からスイッチ212,磁気ヘッド22
4及び定電流源218を通って電源210に流れる。従
って、磁気ヘッド224には、節点220から節点22
2に向かって電流Ic が流れる。
【0006】逆に、記録すべきデータの値が“0”のと
き、スイッチ212がオフ、スイッチ216がオン、定
電流源214がオンで定電流源218がオフになり、定
電流源214による一定電流Ic が、電源210から、
スイッチ216,磁気ヘッド224及び点電流源214
を通って電源210に流れる。従って、磁気ヘッド22
4には節点222から節点220に向かって電流Ic が
流れる。
【0007】節点220から節点222の方向に磁気ヘ
ッド224を流れる電流を正とすると、静的には、記録
すべきデータが“1”のとき磁気ヘッド224に流れる
電流Irec は+Ic 、記録すべきデータが“0”のとき
磁気ヘッド224に流れる記録電流Irec は−Ic にな
る。
【0008】また、磁気ヘッド224などのインダクタ
ンス性の負荷に定電流が流れるとき、周知の通り、流れ
る電流iの変化に対して以下の電圧eが負荷の端子間に
発生する。すなわち、 e=−L(di/dt) 〔v〕 となる。但し、Lはその負荷のインダクタンスである。
【0009】図6に示す回路では、スイッチ212,2
16が理想的なものであってオン抵抗がゼロであるとす
ると、節点220,222には、図8(b),(c)に
示すような、負方向の過渡的なパルス電圧が出現する。
【0010】図8は磁気ヘッド224に流れる記録電流
の波形を示す図である。磁気ヘッド224のインダクタ
ンスL、記録すべきデジタルデータの伝送レート及び記
録電流の大きさに応じたパルス電圧が得られるように、
電源210の出力電圧Vccが選択されなければならな
い。
【0011】例えば、電源210の出力電圧Vccは低過
ぎると、図9に示すように、節点220,222のパル
ス電圧が低過ぎて記録電流の立ち上がり、立ち下がりが
なまってしまう。これでは、正常な磁気記録ができな
い。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】近年、VTRとビデオ
カメラが一体化されたカメラ一体型VTRが急速に普及
し、電池を電源として屋外で手軽に録画することが日常
的になってきた。そのVTR部をデジタル回路化する場
合、消費電力を低減することが強く求められている。
【0013】しかし、前述のような磁気ヘッド駆動回路
では、次のような問題点がある。
【0014】すなわち、節点220,222で必要とさ
れるパルス電圧を得るための高い電圧が定電流源214
及び218のいずれか一方に常に印加されており、定電
流源214,218での消費電力が大きくなっている。
その結果、電池駆動の場合に録画可能な時間が短くなっ
てしまう。
【0015】更に、磁気ヘッド駆動回路を集積回路上に
構成する場合に、製造上のばらつきによる抵抗値の変
化,電源電圧や温度の変動などにより定電流源の電流値
が変化して、十分な記録電流が流せない、あるいは記録
電流が大き過ぎて記録したテープを再生したときにエラ
ーが多くなり、再生画像が見苦しくなるという問題もあ
る。
【0016】本発明は前述の如き問題点を解消すること
を目的とする。
【0017】また、本発明は、より低消費電力で、か
つ、記録電流の大きさが安定している装置を提供するこ
とを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】従来抱えている課題を解
決し、前記目的を達成するため、本発明は、第1の出力
電圧を有する第1の電圧源と、前記第1の出力電圧とは
異なる第2の出力電圧を有する第2の電圧源と、前記第
1及び第2の電圧源により駆動される電流源手段と、入
力デジタルデータの状態に応じて前記第1及び第2の電
圧源により前記電流源手段を駆動し、前記電流源手段を
用いて前記入力デジタルデータを記録する記録手段と、
前記記録手段に流れる電流値に応じて前記電流源手段を
制御する制御手段とを備えて構成されている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を用いて詳細に説明する。
【0020】まず、図1を用いて本発明の実施例として
のデジタルVTRの動作について説明する。
【0021】図1において、端子1から入力したビデオ
信号はA/D変換器2においてデジタル信号に変換さ
れ、DCT回路3に出力される。DCT回路3はこのデ
ジタル信号の8画素×8ラインを1ブロックとしたブロ
ック単位に離散コサイン変換(Discrete Cosine Transf
ormation:DCT)処理を施して空間領域のデータから周波
数領域のデータに変換して量子化回路4に出力する。
【0022】量子化回路4により所定の量子化係数にて
量子化され、可変長符号化回路5にてハフマン符号化等
の可変長符号化処理が施され、その情報量が圧縮された
画像信号は、誤り訂正符号化回路6に出力される。
【0023】誤り訂正符号化回路6は記録信号に対して
パリティデータを付加して誤り訂正符号化し、デジタル
変調回路7に出力する。デジタル変調回路7は記録信号
に対してデジタル変調処理を施して直流成分を抑圧する
と共に、再生時のトラッキング制御用のパイロット信号
成分を多重する。
【0024】変調された記録信号はヘッド駆動回路8に
出力される。ヘッド駆動回路8はスイッチ9を介して後
述の如く記録信号に応じてヘッド12a,bに対して電
流を供給し、磁気テープ14に対して信号の記録を行
う。
【0025】また、ヘッド12a,bは回転ドラム13
に180°の位相差をもって載置されており、交互にテ
ープ14をトレースする。そして、スイッチ9は、ドラ
ムの回転位相を示す信号PGを用いてヘッド切り換え回
路15により形成されるヘッド切り換え信号により切り
換えられる。
【0026】また、10は電圧Vcc1 の電圧源であり、
記録電流のほか、装置の各回路の駆動電源となってい
る。11は電圧Vcc2 の電圧源で、後述の如く記録電流
の制御に用いられる。
【0027】次に、図1におけるヘッド駆動回路につい
て説明する。
【0028】図2は本発明の一実施例としての図1にお
けるヘッド駆動回路8の構成を示すブロック図である。
【0029】図2において、10,11はそれぞれ前述
のように出力電圧Vcc1 ,Vcc2 の電源であり、Vcc2
>Vcc1 である。電源10に並列に、一定電流Ic を出
力するオン/オフ制御可能な定電流源103とスイッチ
110の直列回路が接続し、また、一定電流Ic を出力
するオン/オフ制御可能な定電流源104とスイッチ1
11の直列回路が接続する。
【0030】これらスイッチ110,111は、図2に
おける端子113に供給される記録データにより後述の
ように制御される。
【0031】定電流源103とスイッチ110が接続す
る節点(または端子)107と定電流源104とスイッ
チ111が接続する節点(または端子)108との間に
磁気ヘッド12aもしくは12bが接続する。(なお、
図2ではインダクタンス109として説明する。)
【0032】ここで、スイッチ110における節点10
7とは異なる他端と、スイッチ111における節点10
8とは異なる他端とを節点114で接続し、この節点1
14とグランド間に電流検出用の抵抗116が接続され
ている。
【0033】電源11の出力は一定電流Ic を出力する
オン/オフ制御可能な定電流源102を介して節点10
7に接続すると共に、一定電流Ic を出力するオン/オ
フ制御可能な定電流源105を介して節点108に接続
する。定電流制御回路101,106はそれぞれ、節点
105,108の電位に応じて定電流源102,105
をオン/オフ制御する。
【0034】図3は図2において端子113から入力す
るデジタルデータの値に対するスイッチ110,111
及び定電流源103,104の動作の対応を示す図であ
る。
【0035】すなわち、本実施例では、端子113から
供給される記録すべきデジタルデータの値が“1”のと
き、このデータがインバータ112により反転されてス
イッチ110に供給され、スイッチ110がオフとな
り、また、そのままスイッチ111に供給され、スイッ
チ111がオンになる。そして、定電流源103がオン
で104がオフになり、定電流源103による一定電流
Ic が、節点107,ヘッド109,節点108及びス
イッチ111を通って電源10に流れる。
【0036】逆に、記録すべきデータの値が“0”のと
き、スイッチ110がオンでスイッチ111がオフにな
る。そして、定電流源103がオフで104がオンとな
り、定電流源104による一定電流Ic が、節点10
8,磁気ヘッド109,節点107及びスイッチ110
を通って電源10に流れる。従って、磁気ヘッド109
には節点108から節点107に向かって電流Ic が流
れる。
【0037】ここまでの動作は、図 に示した回路と同
様であり、節点107から節点108の方向に磁気ヘッ
ド109を流れる電流を正とすると、静的には、記録す
べきデータが“1”のとき磁気ヘッド109を流れる記
録電流Irec は+Ic 、記録すべきデータが“0”のと
き磁気ヘッド108に流れる記録電流Irec は−Icに
なる。
【0038】次に、記録すべきデジタルデータが反転し
て記録電流の極性が変化するときの動作を図4を参照し
て説明する。
【0039】図4は、記録すべきデジタルデータが
“1”,“0”,“1”,“0”と交互に反転する場合
の回路各部の信号波形を示す図である。図8(a)は記
録電流Irec 、(b)は節点107の電圧、(c)は節
点108の電圧、(d)は電源11による出力電流値、
(e)は電源10による出力電流値を示している。
【0040】端子113から供給された記録すべきデジ
タルデータが変化して記録電流が反転するとき、節点1
07,108で必要なパルス電圧は、それぞれ図8
(c),(d)に示すように、正方向であって、電源1
0の出力電圧Vcc1 より高くなる。これは、電源10よ
り出力電圧の高い電源11と、記録電流の変化時に電源
10のみでは不足する電流分を供給する電流供給回路1
01,102,100,105とを設けたからである。
【0041】すなわち、定電流源制御回路101は節点
107の電位を監視し、節点107の電位がVcc1 に近
づくと定電流源102をオンさせる。これにより、節点
107の電位は磁気ヘッド109の電圧降下または誘起
電圧にかかわらず、電源11の出力電圧Vcc2 から定電
流源102の電圧降下分を減じた電圧になる。定電流源
制御回路106も同様に動作し、節点108の電位がV
cc1 に近づくと定電流源105をオンさせ、節点108
の電位を電源11の出力電圧Vcc2 から定電流源105
の電圧降下分を減じた値に制御する。
【0042】電源11は、図4(d)に示すように、記
録電流が変化する期間、すなわち、データが“1”→
“0”または“0”→“1”と反転する期間に電流を供
給し、電源10は図4(e)に示すように、その他の期
間で電流を供給する。
【0043】デジタルVTRにおける記録データとして
のデジタルデータは通常、1ビット毎に反転することは
少なく、ランダムな周期を持つので、本実施例では、主
に電源10が記録に必要な電流を供給することになる。
そして、本実施例では、節点107,108の電位は電
源11により高くすることができるので、電源10の出
力電圧Vcc1 を図6の回路に比べて低くできる。
【0044】従って、データの記録時における消費電力
を大幅に低減できる。
【0045】また、図1に示したように、本実施例のV
TRでは、ヘッド駆動回路で用いていた電圧源を装置各
部の回路で用いているため、電源10の電圧を低くする
ことにより一層の消費電力の低減につながる。
【0046】更に、本実施例では、例えば集積回路外に
設けた数オーム程度の金属皮膜抵抗からなる電流検出用
抵抗116を設け、記録電流の大きさを検出する。そし
て、電流安定化回路115でフィルタ処理をした後に定
電流源102〜105にフィードバックして記録電流を
制御する。従って、記録電流を常に基準の値に保つこと
ができ、記録電流の極端な増大,減少を防ぐことができ
る。
【0047】図4(f)は抵抗116を流れる記録電流
の様子を示す図であり、抵抗116の電流は、スイッチ
110を流れる電流とスイッチ11を流れる電流とを混
合したものになるため、一定電流Ic となる。
【0048】なお、前述の実施例では、節点107と1
08との間に磁気ヘッド109を特設接続したが、一般
にVTRではロータリートランスが間に挿入される。そ
の場合でも前述の実施例と同様に動作する。
【0049】また、前述の実施例では、節点107とグ
ランドとの間にスイッチ110を接続し、節点108と
グランドとの間にスイッチ111を接続したが、これら
スイッチ110,111の代わりに、定電流源103,
104よりも電流供給能力の高いオン/オフ制御可能な
定電流源を用いてもよい。その場合でも前述の実施例と
同様に動作する。
【0050】また、前述の実施例では、それぞれ出力電
圧の異なる電源10,11を選択的に用いてデジタルデ
ータの記録を行ったが、前記(Vcc2 −Vcc1 )=Vcc
3 の出力電圧を有する電源と前記Vcc1 の出力電圧を有
する電源とを設け、データが“0”→“1”もしくは
“1”→“0”と変化する過渡状態においては、Vcc1
の電源に加えてVcc3 の電源を直列に接続して1つの定
電流源を駆動する構成でもよい。
【0051】この場合には、例えば図5のように構成す
る。
【0052】図5において、スイッチ制御回路117,
118はそれぞれ記録データが“0”,“1”のときに
節点107,108の電位を検出してスイッチ119を
制御する回路である。
【0053】すなわち、図5において、記録データが
“1”で定常状態にある場合、スイッチ制御回路118
はスイッチ119をグランド側に接続し、電圧Vcc1 で
電流源103を駆動する。
【0054】また、記録データが“0”→“1”を切り
換わった際の過渡状態においては、スイッチ制御回路1
18はスイッチ119を電源15側に接続し、Vcc1 +
Vcc3 =Vcc2 の電圧で電流源103を駆動する。
【0055】記録データが“0”の場合、及び“1”→
“0”と切り換わる場合は、スイッチ制御回路117の
制御により同様の処理を行う。電流安定化回路116の
動作は前述の実施例と同様である。
【0056】このように、図5に示した回路においても
図2の回路と同様に記録時の消費電力を削減することが
できる。
【0057】前述の各実施例では2つの磁気ヘッド12
a,bに対してそれぞれ図2,5に示す回路を設けてい
るが、電流検出用抵抗115や電流安定化回路116は
各ヘッドで共用することにより、部品点数やコストを削
減することができる。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、入力デジタルデータの状態に応じて、互いに異な
る出力電圧を有する複数の電圧源により電流源を駆動し
て入力デジタルデータを記録しているので、高いパルス
電圧が必要なときだけ高い出力電圧で電流源を駆動で
き、その他の期間においては低い出力電圧で電流源を駆
動できる。従って、記録時の消費電力を削減することが
できる。
【0059】また、記録手段に流れる電流値に応じて電
流源を制御しているので、記録電流値を常に安定に保つ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としてのデジタルVTRの構成
を示すブロック図である。
【図2】図1におけるヘッド駆動回路の構成を示す図で
ある。
【図3】図2の回路の動作を説明するための図である。
【図4】図4の記録電流とヘッドの両端の電圧の様子を
示す図である。
【図5】図1のヘッド駆動回路の他の構成を示す図であ
る。
【図6】従来のヘッド駆動回路の構成を示す図である。
【図7】図1の回路の動作を説明するための図である。
【図8】記録電流とヘッドの両端の電圧の様子を示す図
である。
【図9】記録電流とヘッドの両端の電圧の様子を示す図
である。
【符号の説明】
9 ヘッド駆動回路 10 電圧源 11 電圧源

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の出力電圧を有する第1の電圧源
    と、 前記第1の出力電圧とは異なる第2の出力電圧を有する
    第2の電圧源と、 前記第1及び第2の電圧源により駆動される電流源手段
    と、 入力デジタルデータの状態に応じて前記第1及び第2の
    電圧源により前記電流源手段を駆動し、前記電流源手段
    を用いて前記入力デジタルデータを記録する記録手段
    と、 前記記録手段に流れる電流値に応じて前記電流源手段を
    制御する制御手段とを備える記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録手段は2つの端子を有するヘッ
    ド手段を有することを特徴とする請求項1に記載の記録
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の出力電圧は前記第1の出力電
    圧よりも高い電圧であり、前記電流源手段は前記第1の
    電圧源により駆動される第1の電流源手段と前記第2の
    電圧源により駆動される第2の電流源手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の電流源手段は、それぞれ一端
    が前記第1の電圧源に接続し、他端が前記ヘッド手段の
    2つの端子にそれぞれ接続するオン/オフ制御可能な第
    1及び第2の定電流源を有し、前記第2の電流源手段
    は、それぞれ一端が前記第2の電圧源に接続し、他端が
    前記ヘッド手段の2つの端子にそれぞれ接続するオン/
    オフ制御可能な第3及び第4の定電流源を有することを
    特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録手段は、前記入力デジタルデー
    タの状態に応じて、前記第1及び第2の電圧源により前
    記第1ないし第4の電流源を選択的に駆動することを特
    徴とする請求項4に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段は、一端がそれぞれ前記ヘ
    ッド手段の2つの端子に接続された第1及び第2のスイ
    ッチを有し、前記入力デジタルデータの状態に応じて前
    記第1及び第2のスイッチを制御することを特徴とする
    請求項2に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記第1のスイッチに
    おける前記ヘッド手段との接続端とは異なる他端と、前
    記第2のスイッチにおける前記ヘッド手段の接続端とは
    異なる他端とを接続した節点とグランドとの間に接続さ
    れた抵抗手段と、 前記抵抗手段に発生する電圧に基づいて前記ヘッド手段
    に流れる電流値を制御する手段とを備えたことを特徴と
    する請求項6に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記ヘッド手段と前記抵抗手段とが集積
    回路外に構成され、他の構成要素を集積回路上に構成し
    たことを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記ヘッド手段は複数のヘッドを有し、
    前記制御手段は、前記複数のヘッドに対して単一の前記
    抵抗手段を有することを特徴とする請求項7に記載の記
    録装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の出力電圧は前記第1の出力
    電圧よりも低い電圧であることを特徴とする請求項2に
    記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 前記記録手段は前記入力デジタルデー
    タがローレベルもしくはハイレベルにおける定常状態で
    あることに応じて、前記第1の電圧源のみにより前記電
    流源手段を駆動することを特徴とする請求項9に記載の
    データ処理装置。
  12. 【請求項12】 前記記録手段は前記入力デジタルデー
    タがハイレベルからローレベルもしくはローレベルから
    ハイレベルへの変化に伴う過渡状態であることに応じ
    て、前記第1の電圧源と第2の電圧源とにより前記電流
    源手段を駆動することを特徴とする請求項9に記載のデ
    ータ処理装置。
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