JPH09113127A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH09113127A
JPH09113127A JP26691595A JP26691595A JPH09113127A JP H09113127 A JPH09113127 A JP H09113127A JP 26691595 A JP26691595 A JP 26691595A JP 26691595 A JP26691595 A JP 26691595A JP H09113127 A JPH09113127 A JP H09113127A
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JP
Japan
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temperature
refrigerator
substrate
temperature sensor
detecting means
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JP26691595A
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English (en)
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Takeshi Ezaki
猛 江碕
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D29/00Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F25D29/005Mounting of control devices

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板に霜や露が付着することをコスト安に防
止すること。 【解決手段】 冷蔵室の断熱壁11aには凹部11cが
形成され、この凹部11c内には回路ボックス17が装
着されている。そして、回路ボックス17内には温度コ
ントロール基板18が収容されており、温度コントロー
ル基板18は、回路ボックス17の屈曲板19により冷
蔵室側から覆われている。そして、屈曲板19には貫通
孔19dが形成されており、温度センサ21のリード部
21bは貫通孔19dを通して温度コントロール基板1
8に接続され、温度センサ21の感温部21aは冷蔵室
内に臨んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、庫内温度を検出す
る温度検出手段を備えた冷蔵庫に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】冷蔵庫においては、図
6に示すように、冷蔵室1内に温度センサ2を配設し、
冷蔵室1の断熱壁1aの裏側に基板3を配設した構成の
ものがある。この構成の場合、基板3にはマイクロプロ
セッサや電源回路が実装されており、温度センサ2から
の検出信号は、基板3のマイクロプロセッサにより処理
される。
【0003】しかしながら、上記従来構成の場合、基板
3が断熱壁1aの裏側に配設されているため、断熱壁1
aを貫通する中継電線4により、温度センサ2を基板3
に接続する必要があった。従って、中継電線4の直接の
材料費がかさむ上、中継電線4の装着作業が面倒である
ので、装置がコストアップされる傾向にあった。
【0004】そこで、図7に示すように、冷蔵室1内に
基板3を収容し、基板3に温度センサ2を直接実装する
ことに伴い中継電線4を廃止することが考えられてい
る。しかしながら、この構成の場合、基板3の表面に霜
や露が付着して、基板3の銅張り部分等が腐食する虞れ
がある。これに対応するには、図8に示すように、基板
3を樹脂モールド層5で覆うことが考えられるが、樹脂
モールド層5の直接の材料費がかさむ上、樹脂モールド
層5の成形が必要になるので、装置がコストアップされ
てしまう。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、中継電線を用いたり、樹脂モールド
層を形成したりすることなく、基板に霜や露が付着する
ことを安価に防止できる冷蔵庫を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の冷蔵庫
は、庫内に収容された基板と、この基板を庫内側から覆
う壁体と、感温部およびリード部を有し、リード部が前
記壁体を貫通して前記基板に接続され且つ感温部が前記
庫内に臨む温度検出手段とを備えたところに特徴を有す
る。上記手段によれば、壁体が庫内側から基板を覆って
いるので、庫内の冷気が基板に直接触れることがなくな
る。このため、中継電線を用いたり、樹脂モールド層を
形成したりすることなく、基板の表面に霜や露が付着す
ることが防止される。しかも、温度検出手段のリード部
が壁体を通して基板に接続され、温度検出手段の感温部
が庫内に臨んでいる。このため、感温部が庫内の冷気に
触れるので、温度検出手段により庫内温度を精度良く検
出できる。
【0007】請求項2記載の冷蔵庫は、基板のうち温度
検出手段の上方に位置する部分に発熱部が設けられてい
るところに特徴を有する。上記手段によれば、発熱部か
ら発生した熱が温度検出手段に触れることなく上昇する
ので、温度検出手段が発熱部からの熱影響を受けること
なく、庫内温度を正確に検出する。
【0008】請求項3記載の冷蔵庫は、温度検出手段の
うち庫内の冷気に触れる部分が樹脂により覆われている
ところに特徴を有する。上記手段によれば、温度検出手
段に霜や露が直接付着することがないので、温度検出手
段の腐食が防止される。
【0009】請求項4記載の冷蔵庫は、温度検出手段の
リード部が熱伝導性の低い金属からなるところに特徴を
有する。上記手段によれば、基板からリード部を通して
感温部に熱が伝達され難くなるので、庫内温度が正確に
検出される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図4に基づいて説明する。まず、図4において、
冷蔵庫本体11は、外箱(図示せず)の内部に内箱(図
示せず)を収容すると共に、外箱と内箱との間に発泡ウ
レタン等の断熱材を充填してなるものであり、冷蔵庫本
体11内には、上部に位置して冷凍室12aが形成さ
れ、冷凍室12aの下側に位置して冷蔵室12bが形成
されている。尚、冷蔵室12bは庫内に相当するもので
ある。
【0011】冷蔵庫本体11には扉13aおよび13b
が装着されており、各室12aおよび12bの前面開口
部は扉13aおよび13bにより開閉される。尚、符号
11aは、外箱と内箱との間に充填された断熱材からな
る断熱壁、符号11bは、冷凍室12aおよび冷蔵室1
2bを区画する仕切壁を示している。
【0012】冷蔵庫本体11の底部には、背面側に位置
して機械室12cが形成され、この機械室12c内には
冷凍サイクルのコンプレッサ14,コンデンサ(図示せ
ず)等が収容されている。
【0013】冷蔵庫本体11には、冷凍室12aの奥部
に位置して冷気生成室12dが形成されている。この冷
気生成室12d内には冷凍サイクルのエバポレータ15
およびファン装置16等が収容されており、ファン装置
16が作動すると、エバポレータ15に風が吹付けられ
ることに伴い冷風が生成される。そして、この冷風の一
部は冷気生成室12dから冷凍室12a内に供給され、
残りは、冷気生成室12dから断熱壁11a内のダクト
(図示せず)を通して冷蔵室12bに供給される。
【0014】断熱壁11aには、図1に示すように、凹
部11cが形成されている。この凹部11cは冷蔵室1
2b内に位置するものであり、凹部11c内には合成樹
脂製の回路ボックス17が装着されている。この回路ボ
ックス17は後面に開口部17aを有するものであり、
回路ボックス17内には、銅張り積層基板からなる温度
コントロール基板18が収容されている。そして、回路
ボックス17の内面には、後端部に位置して段部17b
が形成されており、温度コントロール基板18は、後方
から段部17bに突当てられることに伴い、取付姿勢が
垂直になっている。
【0015】回路ボックス17には、壁体に相当する屈
曲板19が一体形成されている。この屈曲板19は、回
路ボックス17の前端部に位置する上板部19aおよび
回路ボックス17の幅方向中央部に位置する下板部19
b間を連結板部19cにより連結した形態をなすもので
あり、温度コントロール基板18の前面は冷蔵室12b
側から屈曲板19により覆われている。また、回路ボッ
クス17の後端部にはカバー20が装着されており、こ
のカバー20は、回路ボックス17の開口部17aを閉
塞すると共に温度コントロール基板18の後面を覆って
いる。
【0016】温度センサ21はサーミスタからなるもの
であり、図2に示すように、感温部21aとステンレス
製のリード部21b,21bとを有している。そして、
屈曲板19の下板部19bには貫通孔19d,19dが
形成されており、温度センサ21の各リード部21bは
貫通19dを通して温度コントロール基板18に半田付
けされ、感温部21aは、下板部19bより冷蔵室12
b側に位置して冷蔵室12b内に臨んでいる。尚、温度
センサ21は温度検出手段に相当するものである。
【0017】回路ボックス17の前端部には、図1に示
すように、カバー板22が一体形成されており、このカ
バー板22は、温度センサ21の感温部21aを冷蔵室
12b側から覆っている。そして、カバー板22には、
感温部21aの前方に位置してルーバー部22aが形成
されており、感温部21aは、ルーバー部22aを通し
て冷蔵室12b内の冷気に触れることになる。尚、符号
22bは、屈曲板19とカバー板22とを連結する連結
板部である。
【0018】温度センサ21には、図2に示すように、
樹脂に相当するセンサコート23が設けられている。こ
のセンサコート23は吸湿性,吸水性,密着性に優れた
エポキシ樹脂等からなるものであり、カバー板22のル
ーバー部22aを通して冷蔵室12b内の冷気に触れる
部分(感温部21aおよび各リード部21bの上部)に
施されている。
【0019】温度コントロール基板18には、図1に示
すように、温度センサ21の上方に位置してパワー回路
部24が設けられている。このパワー回路部24は、図
3に示すように、変圧器24aや整流回路24bや平滑
コンデンサ24c等を主体とするものであり、商用交流
電源を降圧して安定化直流電源を作成する。尚、パワー
回路部24は発熱部品に相当するものであり、温度セン
サ21の電源はパワー回路部24から与えられる。
【0020】温度コントロール基板18には、温度セン
サ21の側方に位置してマイクロプロセッサ25が実装
されている。また、断熱壁11aのダクト内にはダンパ
機構が設けられている。このダンパ機構はダクトを開閉
するものであり、マイクロプロセッサ25に接続されて
いる。尚、マイクロプロセッサ25の電源はパワー回路
部24から与えられる。
【0021】次に上記構成の作用について説明する。冷
気生成室12dからダクトを通して冷蔵室12bに冷気
が供給されると、温度センサ21の感温部21aがカバ
ー板22のルバー部22aを通して冷気に触れ、冷蔵室
12b内の温度を検出する。すると、温度センサ21の
両リード部21bを通してマイクロプロセッサ25に温
度信号が出力されるので、マイクロプロセッサ25は、
温度センサ21からの出力信号に基づいてダクト内のダ
ンパ機構を駆動制御する。これにより、冷蔵室12bに
対する冷気供給量が調節され、冷蔵室12b内が温度コ
ントロールされる。
【0022】上記実施例によれば、温度コントロール基
板18を冷蔵室12b側から屈曲板19により覆ったの
で、温度コントロール基板18に冷気が直接触れること
がなくなる。このため、中継電線を用いたり、樹脂モー
ルド層を形成したりすることなく、各リード部21bと
温度コントロール基板18との半田付け部分,温度コン
トロール基板18の表面に霜や露が付着することを防止
できるので、装置がコストダウンされる。
【0023】しかも、温度センサ21の各リード部21
bを屈曲板19を通して温度コントロール基板18に半
田付けすることに伴い、温度センサ21の感温部21a
を冷蔵室12b側に位置させた。このため、感温部21
aがカバー板22のルーバー部22aを通して冷蔵室1
2b内の冷気に触れるので、冷蔵室12b内の温度が精
度良く検出される。
【0024】また、温度コントロール基板18の下端部
に温度センサ21を実装し、温度センサ21の上方にパ
ワー回路部24を実装した。このため、パワー回路部2
4から発生した熱が温度センサ21に触れることなく上
昇するので、温度センサ21がパワー回路部24からの
熱影響を受けることなく、冷蔵室12b内の温度を正確
に検出するようになる。この場合、パワー回路部24と
感温部21aとの間に屈曲板19の連結板部19cが介
在されているので、パワー回路部24から感温部21a
に与えられる熱影響を一層低減できる利点もある。
【0025】また、温度センサ21の感温部21aおよ
び各リード部21bの上部にセンサコート23を施し
た。このため、感温部21aおよび各リード部21bの
上部が冷蔵室12b内の冷気に直接触れなくなるので、
霜や露が付着して温度センサ21が腐食することが防止
される。
【0026】また、温度センサ21の各リード部21b
を熱伝導性の低いステンレスから形成した。このため、
温度コントロール基板18から各リード部21bを通し
て感温部21aに熱が伝達され難くなるので、冷蔵室1
2b内の温度が一層正確に検出される。
【0027】また、温度センサ21の感温部21aと温
度コントロール基板18とを離間させた。このため、感
温部21aが温度コントロール基板18から熱影響を受
け難くなるので、冷蔵室12b内の温度がより一層正確
に検出される。
【0028】次に本発明の第2実施例を図5に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。温度センサ21の感温部21a
にはセンサケース26が被せられている。そして、セン
サケース26内には、吸湿性,吸水性,密着性に優れた
エポキシ樹脂26aが充填されており、この充填樹脂2
6aは、感温部21aおよび各リード部21bの上部を
覆い、該部分の腐食を防止している。
【0029】尚、上記第1および第2実施例において
は、センサコート23および充填樹脂26aの材料とし
てエポキシ樹脂を例示したが、これに限定されるもので
はなく、例えばウレタンであっても良い。また、上記第
1および第2実施例においては、温度センサ21の各リ
ード部21bの材料としてステンレスを例示したが、こ
れに限定されるものではなく、例えば熱伝導性が低いニ
ッケル銅合金であったり、あるいは、通常使用される銅
(熱伝導性が比較的高いもの)であっても良い。
【0030】また、上記第1および第2実施例において
は、温度センサ21の上方にパワー回路部24を実装し
たが、これに限定されるものではなく、例えば、温度セ
ンサ21の下方にパワー回路部24を実装しても良い。
この構成の場合、パワー回路部24から発生した熱が上
昇することに伴い、各リード部21bの根元部を加熱す
るので、樹脂コートを施すことができない該部分に付着
した霜や露を除去することができる。
【0031】また、上記第1および第2実施例において
は、温度センサ21の各リード部21bを温度コントロ
ール基板18に接続するために、屈曲板19に貫通孔1
9dを形成したが、これに限定されるものではなく、例
えばスリットを形成しても良い。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の冷蔵庫は次の効果を奏する。請求項1記載の手段によ
れば、庫内の冷気が基板に触れることを壁体により防止
できる。このため、中継電線を用いたり、樹脂モールド
層を形成したりすることなく、基板の表面に霜や露が付
着することがコスト安に防止される。しかも、温度検出
手段の感温部が庫内に臨んでいるので、温度検出手段に
より庫内温度が精度良く検出される。
【0033】請求項2記載の手段によれば、発熱部から
発生した熱が温度検出手段に触れることなく上昇するの
で、温度検出手段が発熱部からの熱影響を受けることを
防止できる。このため、温度検出手段により庫内温度が
正確に検出される。請求項3記載の手段によれば、温度
検出手段に霜や露が直接付着することを防止できるの
で、温度検出手段の腐食が防止される。請求項4記載の
手段によれば、基板からリード部を通して感温部に熱が
伝達され難くなるので、温度検出手段により庫内温度が
正確に検出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(要部の縦断面
図)
【図2】温度センサ部分を拡大して示す横断面図
【図3】温度コントロール基板を示す斜視図
【図4】全体構成を示す縦断面図
【図5】本発明の第2実施例を示す図2相当図
【図6】従来例を示す図4相当図
【図7】別の従来例を示す図4相当図
【図8】別の従来例を示す図4相当図
【符号の説明】
12bは冷蔵室(庫内)、18は温度コントロール基板
(基板)、19は屈曲板(壁体)、21は温度センサ
(温度検出手段)、21aは感温部、21bはリード
部、23はセンサコート(樹脂)、24はパワー回路部
(発熱部)、26aは充填樹脂(樹脂)を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内に収容された基板と、 この基板を庫内側から覆う壁体と、 感温部およびリード部を有し、リード部が前記壁体を貫
    通して前記基板に接続され且つ感温部が前記庫内に臨む
    温度検出手段とを備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 基板には、温度検出手段の上方に位置し
    て発熱部が設けられていることを特徴とする請求項1記
    載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 温度検出手段のうち庫内の冷気に触れる
    部分が樹脂により覆われていることを特徴とする請求項
    1記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 温度検出手段のリード部が熱伝導性の低
    い金属からなることを特徴とする請求項1記載の冷蔵
    庫。
JP26691595A 1995-10-16 1995-10-16 冷蔵庫 Pending JPH09113127A (ja)

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