JP3172386B2 - 貯蔵庫 - Google Patents

貯蔵庫

Info

Publication number
JP3172386B2
JP3172386B2 JP03369295A JP3369295A JP3172386B2 JP 3172386 B2 JP3172386 B2 JP 3172386B2 JP 03369295 A JP03369295 A JP 03369295A JP 3369295 A JP3369295 A JP 3369295A JP 3172386 B2 JP3172386 B2 JP 3172386B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
temperature sensor
temperature
insulating material
heat insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03369295A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08226756A (ja
Inventor
昌志 豊嶋
勉 原
昌之 岩本
比呂志 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP03369295A priority Critical patent/JP3172386B2/ja
Publication of JPH08226756A publication Critical patent/JPH08226756A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3172386B2 publication Critical patent/JP3172386B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D29/00Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F25D29/005Mounting of control devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/10Refrigerator top-coolers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/40Refrigerating devices characterised by electrical wiring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/12Sensors measuring the inside temperature

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮機の運転停止を制
御する温度制御装置の感温部を内箱の外面に取り付ける
取付装置を備えた貯蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より冷蔵庫や低温ショーケース等食
品を貯蔵する貯蔵庫は、サーモスタットの感温部を内箱
の外面(断熱材側の面)に取り付けるための取付装置と
して例えば実公昭63−25501号公報(F25D2
3/00)や実公平5−48059号公報(F25D2
9/00)に示されるように、金属製の外箱と合成樹脂
であって且つ外面に冷媒管を巻き付けた内箱との間に
断熱材を充填し、感温筒を内箱の外面に密着固定し、こ
の感温筒内に庫内温度を制御するサーモスタットの感温
部を挿入して内箱の温度を検出するようにしている。
【0003】以下、図7を用いて、従来のこの種貯蔵庫
の感温部の取付構造を簡単に説明する。上面開口の断熱
箱本体50は、金属製の外箱51と、合成樹脂製の内箱
52と、内外両箱間に発泡充填される断熱材53とから
構成されており、内箱52の4側壁外面には貯蔵庫を冷
却するための冷却器としての冷媒管54が巻き付けられ
ている。55は貯蔵庫の下部に機械室を形成するための
金属製の天板である。サーモスタットの感温部を内箱5
2の外面に取り付けるために金属製の感温筒56と、樹
脂製の保持筒57とが予め取り付けられている。
【0004】特にサーモスタットの感温部を感温筒56
に挿入できるようにしておくためには、感温筒56を予
め内箱52の外面に固定しておくと共に、一端がこの感
温筒56に連通し他端が外箱51の外側(一般的には機
械室の天板55)まで延びた別の筒体57を取り付けて
おかなければならない。これらの取付作業は面倒であ
る。しかも内外両箱間に断熱材を充填した後で外箱の外
側(機械室)から筒体及び感温筒に感温部を挿入する必
要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般的に機械室は貯蔵
庫の下部に位置することから、感温部の感温筒への挿入
作業は面倒であり、特に機械室から感温筒までの距離が
長い場合や途中で筒路が曲がっている場合(図7参照)
には、この感温部の挿入作業が煩わしいとともに作業性
が極めて悪い。
【0006】また、サーミスタ等の温度センサを活用し
て温度の変化を電気信号の変化に変換して温度制御装置
で温度制御を行う場合に比して、サーモスタットで温度
制御を行う場合にはその制御精度や温度変化に対する追
随性の面で不利であるため、最近では温度センサを利用
した温度制御が多用されている。ただし、サーモスタッ
トの感温部に比べて小型の温度センサを感温筒まで挿入
する作業は極めてやりづらく、温度センサの挿入距離が
長い場合には特に不向きなため、それほど制御精度を要
求されない業務用冷凍庫ではサーモスタットを使用する
ことが多かった。
【0007】一方、温度センサを用いた場合、外気温度
に近い温度となる機械室の空気に晒されて暖められるリ
ード線を伝わって、温度センサの周囲の温度を実際に検
知したい内箱の温度(正確には庫内の温度)よりも引き
上げてしまうことがあり、貯蔵庫内が設定温度になって
いるにもかかわらず外気温度の影響で冷却運転が継続さ
れて、運転経費(消費電力)が増大したり貯蔵庫内を冷
やしすぎて食品が食べられなくなったりする等の不具合
があった。
【0008】他方、温度制御装置を搭載した基板を収納
する電装箱は機械室内に設置されることが多く、しか
も、一般的に機械室は貯蔵庫の下部に位置するため、温
度センサの挿入作業の作業性が悪いことに加えて、基板
と温度センサとの接続作業(換言すればリード線の引き
回し作業)がやりにくく、サービス性の面でも不利にな
っていた。
【0009】そこで本発明では、まず第1に温度制御装
置の感温部の取付作業をしやすくすることであり、第2
に外気温度が感温部に伝わりにくくすると共に、第3に
感温部と温度制御装置を繋ぐ接続部分の接続作業性を向
上させた貯蔵庫を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の貯蔵庫は、内外
両箱間に断熱材を充填した上面開口の断熱箱本体と、こ
の断熱箱本体の背面に取り付けられた一対のヒンジ装置
により前記開口を開閉自在に閉塞する断熱扉とを備えた
ものであって、前記内箱の背面と外箱の背面とに跨るよ
うに設けられ少なくとも外箱側を開口した断熱性の筒体
と、この筒体内に挿入されて温度制御装置の感温部を内
箱の背面に押しつける断熱材と、前記筒体の開口を塞ぐ
蓋体と、一面が開口された容器状をなし前記断熱箱本体
の背面に取り付けられ電装部品を収納し、前記蓋体を覆
う電装箱とを備えたものである。
【0011】また本発明の貯蔵庫は、合成樹脂製の内箱
と金属製の外箱との間に断熱材を充填した上面開口の断
熱箱本体と、この断熱箱本体の背面に取り付けられた一
対のヒンジ装置により前記開口を開閉自在に閉塞する断
熱扉とを備えたものであって、内箱22の周囲には冷媒
管が巻き付けられ、外箱21の背面には取付口24が設
けられ、外箱背面と内箱背面とを中空状態で連結する樹
脂製の筒体25がこの取付口から挿入され、内箱背面の
温度を検出する温度センサ31がこの筒体内に挿入さ
れ、この温度センサを内箱側へ押圧する断熱材35が前
記筒体内に挿入され、この断熱材を固定する蓋体38が
前記筒体に取り付けられ、この断熱材を固定する蓋体
と、一面が開口された容器状をなし前記断熱箱本体の背
面に取り付けられ電装部品を収納し、前記蓋体を覆う電
装箱とを備えたものである
【0012】さらに本発明の貯蔵庫は、前記断熱材の内
箱側の先端には前記温度センサとこの温度センサのリー
ド線の温度センサ側の一部を収納する凹所を設けたもの
である。
【0013】また、前記温度センサとリード線の温度セ
ンサ側の一部を一体化して前記内箱背面に取り付けてお
くものである。
【0014】さらに、一面が開口された容器状をなし前
記断熱箱本体の背面に取り付けられ電装部品を収納する
電装箱でもって前記蓋体を覆ったものである。
【0015】
【作用】請求項1〜5の本発明によれば、電装部品を収
納する電装箱で蓋体を覆うことにより蓋体が隠されると
ともに、温度センサと電装部品(或いは基板)とを接続
するリード線の長さが短くなりしかもその引き回し作業
が楽になる。さらに、請求項1の発明によれば、内箱の
背面と外箱の背面とに跨るように筒体を設け、温度制御
装置の感温部を内箱の背面に押しつける断熱材を筒体内
に挿入すればよいことから、感温部の取り付け(押しつ
け)距離は最大でも内外両箱間の距離に縮められ、感温
部の内箱への取付作業が従来よりも簡略化され作業性が
向上する。
【0016】請求項2の発明によれば、外箱の背面に設
けた取付口から挿入される樹脂製の筒体に対して、温度
センサ及び断熱材を外箱の背面側から挿入すれば温度セ
ンサが内箱の背面の所定の位置に位置決めされて押圧さ
れ、しかも断熱材は蓋体で固定されるため、請求項1と
同様に感温部の取付距離が縮まることに加え、温度セン
サ及び断熱材の内箱への取付作業が簡略化され、部品の
取付作業性が向上する。
【0017】請求項3の発明によれば、断熱材の内箱側
の先端に温度センサとこの温度センサのリード線の温度
センサ側の一部とを収納する凹所を設けたことから、断
熱材に温度センサを取り付けた状態で断熱材を筒体内に
挿入することができ温度センサの取付作業性がより向上
する。また、リード線の温度センサ側の一部が断熱材に
より断熱される一方、温度センサに接するようにこのリ
ード線を一部を配置させて外気の影響を受けにくくする
ことが可能となり、内箱で冷却される温度センサにより
このリード線の一部も冷却されるため、結果的に外部空
気で暖められたリード線の熱が温度センサに伝わって実
際よりも高めの温度として検出される従来の不具合が抑
制防止される。
【0018】請求項4の発明によれば、温度センサとリ
ード線の温度センサ側の一部を一体化して内箱の背面に
取り付けておくことにより、内箱で冷却された温度セン
サの熱が直接的にリード線に伝わりやすくなり、外箱の
外側まで延びているリード線を介して外部の熱が温度セ
ンサに伝わるのを抑制防止できるとともに、内箱の温度
がより正確に検出される。
【0019】
【0020】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
詳述する。図1は本発明の貯蔵庫を背面側から見た斜視
図、図2は図1のA−A線断面図、図3は感温部の取付
装置の一実施例を説明するための断面図、図4は図3の
取付装置を内箱側から見た分解斜視図、図5は感温部の
取付装置の他の実施例を説明するための背面側から見た
分解斜視図、図6は図5の取付装置で温度センサを取り
付けた状態の断面図、図7は従来の電装部品取付装置の
要部断面図である。
【0021】図1及び図2に示すように貯蔵庫1は、上
面開口の断熱箱本体2と、この断熱箱本体2の上面開口
を開閉自在に閉塞する断熱扉3とで構成される。断熱扉
3は断熱箱本体2の背面上部に取り付けた左右一対のヒ
ンジ装置4にて支持されており、本体2の前面に対応す
る部分に把手部5が設けてある。断熱箱本体2は上面開
口且つ金属製の外箱21と、上面開口の合成樹脂製の内
箱22と、内外両箱間に発泡充填される発泡断熱材23
とで構成されており、内箱22の外面(即ち断熱材側の
面)には図示しないが貯蔵庫内を冷却する冷媒管が巻き
付けてある(従来例を示す図7を参照)。
【0022】断熱箱本体2の下部には圧縮機や凝縮器な
どの機械部品を収納する機械室7が設けてあり、断熱箱
本体2の背面でこの機械室7に対応する部分には排気用
の間口8があり、この間口8は格子状のカバー9にて覆
われている。また、断熱箱本体2の背面には、貯蔵庫1
の搬送用の左右一対の把手部10が設けてある。
【0023】この把手部10、10間には運転コンデン
サや始動コンデンサ、電気回路基板D等の電装部品を収
納する電装箱12が取り付けてある。この電気回路基板
Dには、貯蔵庫内の温度に基づき圧縮機の運転を制御す
る温度制御装置が搭載され、後述する感温部としての温
度センサ31からのリード線32が接続される。
【0024】以下図3乃至図4に基づき貯蔵庫内の温度
を検出する感温部としての温度センサの取付装置T1の
第1実施例を、図5乃至図6に基づき温度センサの取付
装置T2の第2実施例をそれぞれ説明する。
【0025】24は外箱21の背面の把手部10、10
間に位置する適所に形成された適宜形状例えば矩形状の
取付口であり、25はこの取付口24から挿入され外箱
21の背面と内箱22の背面とを中空状態で連結する断
熱性、例えば合成樹脂製、の筒体である。この筒体25
は取付口24の周縁部の外面に当接する外フランジ部2
6と、この外フランジ部26の内端から内箱方向へ向け
て順次有効断面積が狭くなるように傾斜した筒部27
と、この筒部27の他端から外側に張り出す内フランジ
部28とからなり、内フランジ部28の外形状は取付口
24の外形状よりも小さくして取付口24から挿入しや
すくしてある。29はこの内フランジ部28に取り付け
られ筒部27内への断熱材の進入を阻止するシール材で
あり、30は外フランジ部26と共に取付口24の周縁
部を挟む爪部である。
【0026】31はこの筒体25内に挿入され内箱22
の背面の温度を検出する感温部としての温度センサであ
り、32はこの温度センサ31から導出するリード線で
あり温度センサ側の一部32Aが後述する断熱材の凹所
に収納保持される。33は温度センサ31を取り付ける
ためのパテ、34は温度センサ31をパテ33に取り付
けるためにパテと共に温度センサ31を挟むのアルミニ
ウム板である。そして前記リード線の一部32Aはこの
アルミニウム板の外側に接するようにして凹所に挿入さ
れる。
【0027】35は前記筒体25内に挿入される発泡ス
チロール等の成形断熱材であり、この断熱材35の先端
部にはこの温度センサ31とリード線32の温度センサ
側の一部32Aとを収納する凹所36が形成され、一端
がこの凹所36に連通し他端が断熱材の後端まで延びた
リード線配線用の溝部37が形成してある。この断熱材
35は、筒体25に蓋体38の取り付けることにより内
箱22の背面側に押しつけられて固定され、その状態で
温度センサ31を内箱22の背面側に押しつける機能を
有する。
【0028】以上の構成に基づき温度センサ31の内箱
背面への取り付けについて説明する。まず、内フランジ
部28の内面にシール材30を取り付け外フランジ部2
6の内面に両面テープ等の接合部材を付けた筒体25
を、内フランジ部28側から取付口24内に挿入して固
定する。そして内外両箱間への発泡断熱材の充填後、温
度センサ31、パテ33及びアルミニウム板34を一体
化したもののアルミニウム板34の後ろにリード線の一
部32Aを沿わせた状態で、温度センサ31他を断熱材
35の凹所36に収納し、リード線32を溝部37に沿
って配線する。ここで、リード線の温度センサ側の一部
32Aが断熱材35により断熱される一方、温度センサ
31に接するようにこのリード線を一部32Aを配置さ
せることができるため、温度センサ31を外気の影響を
受けにくくすることが可能となり、内箱22で冷却され
る温度センサ31によりこのリード線の一部32Aをも
冷却でき、結果的に外部空気で暖められたリード線の熱
が温度センサに伝わって実際よりも高めの温度として検
出される従来の不具合が抑制防止される。
【0029】次に、先端にこの温度センサ31を収納保
持した断熱材35を筒体25の筒部27に挿入し、筒体
25の外フランジ部26側に蓋体38の取り付けること
により、断熱材35が蓋体38で内箱22の背面側に押
しつけられて固定され、その状態で断熱材35が温度セ
ンサ31を内箱22の背面側に押しつける。このため、
温度センサ31の取り付け距離は最大でも内外両箱間の
距離に縮めることができ、温度センサ31の内箱22の
背面への取付作業が従来よりも簡略化され、作業性が向
上する。
【0030】また、温度センサ31からのリード線32
を断熱材35及び蓋体38を介して電気回路基板Dに接
続すればよいので、リード線の引き回し距離を短くし且
つ配線作業を容易に行うことができる。しかも、これら
の接続作業後、電装箱12で蓋体38及び外フランジ部
26を覆うようにして箱12を取り付ければ、温度セン
サ31の取付装置T1を隠すことができる。
【0031】次に温度センサ31の取付装置T2の第2
実施例を説明するが、第1実施例と同じ部品については
同一符号で示すこととする。筒体25は外箱21の背面
の把手部10、10間に位置する適所に形成された取付
口24から挿入され、外箱21の背面と内箱22の背面
とを中空状態で連結することは第1実施例と同様である
が図6には示していない。
【0032】41は布製の両面テープ等の接着部材であ
り、温度センサ31及びアルミニウム板36並びにリー
ド線の一部32Aをアルミテープ42とこの接着部材4
1とで挟み込むようにして、予め温度センサ31を内箱
22の背面に取り付けておくたものものである。このと
きリード線の一部32Aはアルミ板36とアルミテープ
42とで挟まれて温度センサ31に沿うように設けられ
ている。またリード線32は図5に示すようにその後部
に若干の余裕を持たせてある。
【0033】44は前記筒体25内に挿入される発泡ス
チロール等の成形断熱材であり、この断熱材44の先端
部にはこの温度センサ31とリード線32の温度センサ
側の一部32Aとを収納する凹所45が形成され、一面
には断熱材44の一端側から他端側まで延びたリード線
配線用の溝部37が形成してある。この断熱材44は、
筒体25に蓋体47を取り付けることにより凹所45内
に一部が臨む断熱性の押え具43とともに内箱22の背
面側に押しつけられて固定され、その状態で温度センサ
31を内箱22の背面側に押しつける機能を有する。
【0034】46はリード線32を溝部37に収納した
状態でリード線の外れを防止する紙テープであり、溝部
37の後端からでたリード線32は蓋体47の切欠き4
7Aを通して取付口24の外側に導き出される。48は
筒体25の外フランジ部26よりも大きな矩形状をなす
カバーであり、リード線32を通過させるためのスリッ
ト48Aが形成してある。
【0035】以上の構成に基づき取付装置T2による温
度センサ31の内箱背面への取り付けについて説明す
る。内フランジ部28の内面にシール材30を取り付け
外フランジ部26の内面に両面テープ等の接合部材を付
けた筒体25が、内フランジ部28側から取付口24内
に挿入して固定してあるものとする。
【0036】まず、予めアルミニウム板36、温度セン
サ31、リード線の一部32A及びアルミテープ42を
一体化して温度センサ部材をつくっておき、この一体化
された温度センサ部材(符号無し)を接着部材41でも
って内箱22の背面に取り付ける。
【0037】次に、断熱材44の凹所45に押え具43
の後部を収納し、リード線32を断熱材44の溝部37
に沿って配線して紙テープ46で固定する。そして、先
端にこの押え具43を収納保持した断熱材44を筒体2
5の筒部27に挿入し、筒体25の外フランジ部26側
に蓋体47を取り付けることにより、断熱材44及び押
え具43が蓋体47で内箱22の背面側に押しつけられ
て固定される。この状態で押え具43が温度センサ31
を内箱22の背面側に押しつけるように作用する。この
ため、温度センサ31の取付距離は最大でも内外両箱間
の距離に縮めることができ、温度センサ31の内箱22
の背面への取付作業が従来よりも簡略化され、作業性が
向上する。最後に蓋体47の切欠き47Bから導出した
リード線32をスリット48Aに挿入しつつカバー48
を被せることにより、温度センサ31の取付作業が終了
する。
【0038】尚、温度センサ31からのリード線32を
断熱材44及び蓋体47を介して電気回路基板Dに接続
すればよいので、リード線の引き回し距離を短くし且つ
配線作業を容易に行うことができる。しかも、これらの
接続作業後、電装箱12でさらにカバー48を覆うよう
に電装箱12を取り付ければ、温度センサ31の取付装
置T2を隠すことができる。また、リード線の温度セン
サ側の一部32Aが押え具43と断熱材44により断熱
される一方、アルミテープ42によりリード線の一部3
2Aを温度センサ31に接するように沿わせて配置する
ことができるため、温度センサ31を外気の影響を受け
にくくすることが可能となり、内箱22で冷却される温
度センサ31によりこのリード線の一部32Aをも冷却
でき、結果的に外部空気で暖められたリード線の熱が温
度センサに伝わって実際よりも高めの温度として検出さ
れる従来の不具合が抑制防止される。
【0039】しかも、温度センサ31は布製の接着部材
41により強固に内箱22の背面に取り付けられている
ので、仮に冷却されて内箱22が収縮したとしても温度
センサ31は内箱にくっ付いて移動するためセンサ31
が内箱の背面から離間する不具合はなく、長期にわたる
温度検出が可能となる。
【0040】このように、本願では、電装部品を収納す
る電装箱で蓋体を覆うことにり蓋体が隠しているので、
温度センサと電装部品(或いは基板)とを接続するリー
ド線の長さが短くなりしかもその引き回し作業が楽にな
る。また、本願では、内箱の背面と外箱の背面とに跨る
ように筒体を設け、温度制御装置の感温部を内箱の背面
に押しつける断熱材を筒体内に挿入しているので、感温
部の取付距離は最大でも内外両箱間の距離に縮めること
ができ、感温部の内箱への取付作業が従来よりも簡略化
されその作業性が向上する。
【0041】また、本願では、外箱の背面に設けた取付
口から挿入される樹脂製の筒体に対して、温度センサ及
び断熱材を外箱の背面側から挿入すれば温度センサが内
箱の背面の所定の位置に位置決めされて押圧され、しか
も断熱材は蓋体で固定されるため、請求項1と同様に感
温部の取付距離を縮められることに加え、温度センサ及
び断熱材の内箱への取付作業が簡略化され、部品の取付
作業性が向上する。
【0042】また、本願では、断熱材の内箱側の先端に
温度センサとリード線の温度センサ側の一部とを収納す
る凹所を設けたことから、断熱材に温度センサを取り付
けた状態で断熱材を筒体内に挿入することができ、温度
センサの取付作業性がより向上する。また、リード線の
温度センサ側の一部が断熱材により断熱される一方、温
度センサに接するようにこのリード線の一部を配置させ
て外気の影響を受けにくくすることが可能となり、冷却
運転中には温度センサによりこのリード線の一部を冷却
できるため、結果的に外部空気で暖められたリード線の
熱が温度センサに伝わって実際よりも高めの温度として
検出される従来の不具合を抑制防止できる。
【0043】また、本願では、温度センサとリード線の
温度センサ側の一部を一体化して内箱の背面に取り付け
ておくことにより、内箱で冷却された温度センサの熱が
直接的にリード線に伝わりやすくなり、外箱の外側まで
延びているリード線を介して外部の熱が温度センサに伝
わるのを抑制防止できるとともに、内箱の温度がより正
確に検出される。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、電装部品を収納する電
装箱で蓋体を覆うことにより蓋体が隠されるとともに、
温度センサと電装部品(或いは基板)とを接続するリー
ド線の長さが短くなりしかもその引き回し作業が楽にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の貯蔵庫を背面側から見た斜視図であ
る。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】感温部の取付装置の一実施例を説明するための
断面図である。
【図4】図3の取付装置を内箱側から見た状態の分解斜
視図である。
【図5】感温部の取付装置の他の実施例を説明するため
の背面側から見た状態の分解斜視図である。
【図6】図5の取付装置で温度センサを取り付けた状態
の断面図である。
【図7】従来の電装部品取付装置の要部断面図である。
【符号の説明】
1 貯蔵庫 2 断熱箱本体 3 断熱扉 12 電装箱 21 外箱 22 内箱 24 取付口 25 筒体 31 温度センサ(感温部) 32 リード線 32A リード線の一部 35 断熱材 36 凹所 38 蓋体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 比呂志 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−282181(JP,A) 実開 平2−41092(JP,U) 実開 平1−58089(JP,U) 実開 昭61−101390(JP,U) 実開 平6−4585(JP,U) 実開 平4−57192(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 29/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外両箱間に断熱材を充填した上面開口
    の断熱箱本体と、この断熱箱本体の背面に取り付けられ
    た一対のヒンジ装置により前記開口を開閉自在に閉塞す
    る断熱扉とを備えた貯蔵庫において、 前記内箱の背面と外箱の背面とに跨るように設けられ少
    なくとも外箱側を開口した断熱性の筒体と、 この筒体内に挿入されて温度制御装置の感温部を内箱の
    背面に押しつける断熱材と、 前記筒体の開口を塞ぐ蓋体と 一面が開口された容器状をなし前記断熱箱本体の背面に
    取り付けられ電装部品を収納し、前記蓋体を覆う電装箱
    を備えたことを特徴とする貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 合成樹脂製の内箱と金属製の外箱との間
    に断熱材を充填した上面開口の断熱箱本体と、 この断熱箱本体の背面に取り付けられた一対のヒンジ装
    置により前記開口を開閉自在に閉塞する断熱扉とを備え
    た貯蔵庫において、 前記外箱の背面に設けられた取付口と、 この取付口から挿入され外箱背面と内箱背面とを中空状
    態で連結する樹脂製の筒体と、 この筒体内に挿入され前記内箱背面の温度を検出する温
    度センサと、 前記筒体内に挿入されこの温度センサを内箱側へ押圧す
    る断熱材と、 前記筒体に取り付けられこの断熱材を固定する蓋体と 一面が開口された容器状をなし前記断熱箱本体の背面に
    取り付けられ電装部品を収納し、前記蓋体を覆う電装箱
    を備えたことを特徴とする貯蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記断熱材の内箱側の先端には前記温
    度センサとこの温度センサのリード線の温度センサ側の
    一部を収納する凹所を設けたことを特徴とする請求項2
    に記載の貯蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記温度センサとこの温度センサのリ
    ード線の温度センサ側の一部を一体化して前記内箱背面
    に取り付けたことを特徴とする請求項2に記載の貯蔵
    庫。
JP03369295A 1995-02-22 1995-02-22 貯蔵庫 Expired - Fee Related JP3172386B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03369295A JP3172386B2 (ja) 1995-02-22 1995-02-22 貯蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03369295A JP3172386B2 (ja) 1995-02-22 1995-02-22 貯蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08226756A JPH08226756A (ja) 1996-09-03
JP3172386B2 true JP3172386B2 (ja) 2001-06-04

Family

ID=12393478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03369295A Expired - Fee Related JP3172386B2 (ja) 1995-02-22 1995-02-22 貯蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3172386B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7140191B2 (en) 2003-03-17 2006-11-28 Lg Electronics Inc. Refrigerator and temperature sensor fixing method in the refrigerator

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4026581B2 (ja) * 2003-10-21 2007-12-26 ツインバード工業株式会社 貯蔵庫
EP2798291A1 (en) * 2011-12-26 2014-11-05 Arçelik Anonim Sirketi A cooling device comprising a control panel
CN105928315B (zh) * 2016-04-20 2019-01-15 合肥华凌股份有限公司 一种感温盒、冰箱和冷柜
CN108444171B (zh) * 2018-05-15 2020-04-10 广东奥马冰箱有限公司 一种改进温控器安装的冰箱
CN109275293B (zh) * 2018-09-06 2021-03-19 合肥华凌股份有限公司 温控盒

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7140191B2 (en) 2003-03-17 2006-11-28 Lg Electronics Inc. Refrigerator and temperature sensor fixing method in the refrigerator
CN100410607C (zh) * 2003-03-17 2008-08-13 Lg电子株式会社 电冰箱温度传感器的安装方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08226756A (ja) 1996-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR960702093A (ko) 냉온장고와 그 제조방법
JP3172386B2 (ja) 貯蔵庫
JPH09113127A (ja) 冷蔵庫
JP2792552B2 (ja) 冷蔵庫
JP3544798B2 (ja) 冷蔵庫
KR100297133B1 (ko) 김치저장고의온도센서장착구조
WO2022088625A1 (zh) 冰箱
JPS6026387Y2 (ja) 冷蔵庫
JPH10160594A (ja) 温度センサ
JPH0541352Y2 (ja)
JP3093940B2 (ja) 電気冷蔵庫
JPS5824764Y2 (ja) サ−ミスタ固定装置
JPS608633Y2 (ja) 貯蔵庫
JPH0633338Y2 (ja) 蓄冷材の温度検出装置
JPH03282181A (ja) 冷却貯蔵庫
KR100433124B1 (ko) 김치 저장고의 온도센서 장착구조
JP2505603B2 (ja) 冷蔵庫
JPS6112718Y2 (ja)
JP4869809B2 (ja) サーミスタの配設構造
KR100294599B1 (ko) 김치저장고용 온도센서의 설치구조
KR900008198Y1 (ko) 고외서 온도 조절을 할 수 있게한 냉동 냉장고
JPH0626755A (ja) 温度検出装置
JPS609665Y2 (ja) 冷蔵庫
KR20000040290A (ko) 김치 냉장고의 내장형 온도센서
KR100479874B1 (ko) 2개의 온도센서가 부착된 김치냉장고

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees