JPH0633338Y2 - 蓄冷材の温度検出装置 - Google Patents
蓄冷材の温度検出装置Info
- Publication number
- JPH0633338Y2 JPH0633338Y2 JP1988095052U JP9505288U JPH0633338Y2 JP H0633338 Y2 JPH0633338 Y2 JP H0633338Y2 JP 1988095052 U JP1988095052 U JP 1988095052U JP 9505288 U JP9505288 U JP 9505288U JP H0633338 Y2 JPH0633338 Y2 JP H0633338Y2
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- JP
- Japan
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- temperature
- cold storage
- box
- thermistor
- heat insulating
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は,温度検出装置に関し,詳しくは,蓄冷材内蔵
形保冷コンテナの蓄冷部の温度検出装置に関する。
形保冷コンテナの蓄冷部の温度検出装置に関する。
[従来の技術] 一般に保冷庫は,開閉可能な一面を含む穴面を有し,断
熱構造を有する移動可能な箱体よりなる。
熱構造を有する移動可能な箱体よりなる。
第3図は従来の保冷庫を示す斜視図である。この図にお
いて,保冷庫は,外箱1,内箱2,及びこの外箱1と内箱2
とに介在する図示しない断熱材とを有する構造で,庫外
底部に車輪3を有している。
いて,保冷庫は,外箱1,内箱2,及びこの外箱1と内箱2
とに介在する図示しない断熱材とを有する構造で,庫外
底部に車輪3を有している。
矢印Aで示される部位には,外箱1及び内箱2とに介在
する断熱材とともに蓄冷剤入りの蓄冷パックからなる蓄
冷材が配置されている。このような構造の保冷庫の温度
管理及び制御を行う場合に,庫内にサーミスタ等の温度
検出器を設けている。このサーミスタは,通常は庫内に
クリップ又は固定子等で固定されており,温度保障機能
を有するブリッジ回路に接続され,このブリッジ回路の
出力電圧に基づいて温度検出がなされる。
する断熱材とともに蓄冷剤入りの蓄冷パックからなる蓄
冷材が配置されている。このような構造の保冷庫の温度
管理及び制御を行う場合に,庫内にサーミスタ等の温度
検出器を設けている。このサーミスタは,通常は庫内に
クリップ又は固定子等で固定されており,温度保障機能
を有するブリッジ回路に接続され,このブリッジ回路の
出力電圧に基づいて温度検出がなされる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら,サーミスタを保冷庫内に設けた場合,温
度感知すべき蓄冷材は,断熱材の中にあり,庫内側で感
知したのでは庫内温度の変化及び断熱材内壁の熱伝導の
影響を受け易く,庫内検出位置により測定温度の差が生
ずるので精度の良い蓄冷材の温度検知が困難である。
度感知すべき蓄冷材は,断熱材の中にあり,庫内側で感
知したのでは庫内温度の変化及び断熱材内壁の熱伝導の
影響を受け易く,庫内検出位置により測定温度の差が生
ずるので精度の良い蓄冷材の温度検知が困難である。
また,一度断熱材内壁を経由するため,蓄冷材の温度上
昇等の変化が迅速に計測されずに,庫内温度の管理及び
制御が難しい。そこで,本考案の技術課題は,蓄冷材の
温度を直接又は間接的に精度良く検出して庫内温度の制
御及び管理が容易にできる温度検出装置を提供すること
にある。
昇等の変化が迅速に計測されずに,庫内温度の管理及び
制御が難しい。そこで,本考案の技術課題は,蓄冷材の
温度を直接又は間接的に精度良く検出して庫内温度の制
御及び管理が容易にできる温度検出装置を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば,外箱と内箱と,前記外箱と内箱との間
に充填された断熱材と,庫内を冷却する蓄冷材とを有す
る保冷庫に配される温度検出装置において,前記蓄冷材
は前記内箱と外箱との間で前記断熱材と共に装填されて
いるとともに当該蓄冷材と直に接して設けられた感温器
を有し,前記感温器は温度を感知するサーミスタと,前
記サーミスタを収容する感温筒と,前記感温器と前記庫
内とを連絡し前記庫内側から前記サーミスタを前記感温
筒内に対して着脱可能にするために,少なくとも内箱に
対して断熱性を有する管とを備えていることを特徴とす
る蓄冷材の温度検出装置が得られる。
に充填された断熱材と,庫内を冷却する蓄冷材とを有す
る保冷庫に配される温度検出装置において,前記蓄冷材
は前記内箱と外箱との間で前記断熱材と共に装填されて
いるとともに当該蓄冷材と直に接して設けられた感温器
を有し,前記感温器は温度を感知するサーミスタと,前
記サーミスタを収容する感温筒と,前記感温器と前記庫
内とを連絡し前記庫内側から前記サーミスタを前記感温
筒内に対して着脱可能にするために,少なくとも内箱に
対して断熱性を有する管とを備えていることを特徴とす
る蓄冷材の温度検出装置が得られる。
[作用] 本考案によれば,蓄冷材に収容部材を介して感温器を取
付けたため扉の開閉等によって,変動の激しい庫内温度
を感知することなく,常に蓄冷材の温度変化を略直接的
に感知する。
付けたため扉の開閉等によって,変動の激しい庫内温度
を感知することなく,常に蓄冷材の温度変化を略直接的
に感知する。
[実施例] 以下に本考案の実施例について説明する。
実施例1 本考案の実施例1について説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る蓄冷材の温度検出装置
を示す図である。保冷庫は従来と同様に外箱及び内箱を
備えた構造を有する。
を示す図である。保冷庫は従来と同様に外箱及び内箱を
備えた構造を有する。
第1図において,外箱(図示せず)及び内箱2よりなる
蓄冷庫の内箱2から突出した蓄冷材4が設けられてお
り,この蓄冷材4にアルミテープ5による粘着で,サー
ミスタ6が直に接して取り付けられている。サーミスタ
6は,耐食性を有する物質で被覆されたコード7が接続
され,その一端は図示しない制御部に連絡する。
蓄冷庫の内箱2から突出した蓄冷材4が設けられてお
り,この蓄冷材4にアルミテープ5による粘着で,サー
ミスタ6が直に接して取り付けられている。サーミスタ
6は,耐食性を有する物質で被覆されたコード7が接続
され,その一端は図示しない制御部に連絡する。
実施例2 本考案の実施例2に係る蓄冷材の温度検出装置について
説明する。
説明する。
第2図は本考案の他の実施例に係る蓄冷材の温度検出装
置を示す図である。保冷庫は従来及び実施例1と同様に
外箱及び内箱を備えた構造を有する。第2図において,
蓄冷材4は,アルミ等の熱伝導性の良好な感温筒8と直
に接しており,アルミテープ9により軸方向が水平にな
るように取り付けられいる。感温筒8中にサーミスタ6
が挿入されており,感温筒8の一端より,この蓄冷材の
設けられた断熱材を有する面の一端付近で屈曲しこの面
を貫通して断熱性を有するパイプ又はチューブ10が接続
されている。このパイプ10は断熱性のパイプでなくとも
内箱との接触部に断熱構造を有するものでも良い。この
中をサーミスタ6が通抜けて感温筒8内に装填される。
置を示す図である。保冷庫は従来及び実施例1と同様に
外箱及び内箱を備えた構造を有する。第2図において,
蓄冷材4は,アルミ等の熱伝導性の良好な感温筒8と直
に接しており,アルミテープ9により軸方向が水平にな
るように取り付けられいる。感温筒8中にサーミスタ6
が挿入されており,感温筒8の一端より,この蓄冷材の
設けられた断熱材を有する面の一端付近で屈曲しこの面
を貫通して断熱性を有するパイプ又はチューブ10が接続
されている。このパイプ10は断熱性のパイプでなくとも
内箱との接触部に断熱構造を有するものでも良い。この
中をサーミスタ6が通抜けて感温筒8内に装填される。
本考案の実施例2のように,感温筒8を設けるとサーミ
スタ6を蓄冷材4へ装填すること及び交換すること等の
サーミスタ6の取り付け,及び取り外し作業が容易にな
る。
スタ6を蓄冷材4へ装填すること及び交換すること等の
サーミスタ6の取り付け,及び取り外し作業が容易にな
る。
[考案の効果] 以上述べた通り本考案によれば,保冷庫の庫外又は庫内
の温度の急激な変化に際しても,蓄冷材の温度を正確
に,かつ精度良く,迅速に感知することができ,このこ
とは,庫内の温度制御が容易となり,無駄のない冷凍サ
イクルが実現できる。
の温度の急激な変化に際しても,蓄冷材の温度を正確
に,かつ精度良く,迅速に感知することができ,このこ
とは,庫内の温度制御が容易となり,無駄のない冷凍サ
イクルが実現できる。
第1図は本考案の実施例に係る保冷庫の温度検出装置を
示す斜視図,第2図は本考案の他の実施例に係る保冷庫
の温度検出装置を示す部分斜視図,第3図は従来例に係
る保冷庫の構造を示す図である。 図中,1は外箱,2は内箱,3は車輪,4は蓄冷材,5はアルミテ
ープ,6はサーミスタ,7はコード,8は感温筒,9はアルミテ
ープ,10はパイプ又はチューブである。
示す斜視図,第2図は本考案の他の実施例に係る保冷庫
の温度検出装置を示す部分斜視図,第3図は従来例に係
る保冷庫の構造を示す図である。 図中,1は外箱,2は内箱,3は車輪,4は蓄冷材,5はアルミテ
ープ,6はサーミスタ,7はコード,8は感温筒,9はアルミテ
ープ,10はパイプ又はチューブである。
Claims (1)
- 【請求項1】外箱と内箱と,前記外箱と内箱との間に充
填された断熱材と,庫内を冷却する蓄冷材とを有する保
冷庫に配される温度検出装置において, 前記蓄冷材は前記内箱と外箱との間で前記断熱材と共に
装填されているとともに当該蓄冷材と直に接して設けら
れた感温器を有し, 前記感温器は温度を感知するサーミスタと,前記サーミ
スタを収容する感温筒と,前記感温器と前記庫内とを連
絡し前記庫内側から前記サーミスタを前記感温筒内に対
して着脱可能にするために,少なくとも内箱に対して断
熱性を有する管とを備えていることを特徴とする蓄冷材
の温度検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988095052U JPH0633338Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 蓄冷材の温度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988095052U JPH0633338Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 蓄冷材の温度検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0216990U JPH0216990U (ja) | 1990-02-02 |
JPH0633338Y2 true JPH0633338Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31319667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988095052U Expired - Lifetime JPH0633338Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 蓄冷材の温度検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633338Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5813475U (ja) * | 1981-07-17 | 1983-01-27 | 三洋電機株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1988
- 1988-07-20 JP JP1988095052U patent/JPH0633338Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0216990U (ja) | 1990-02-02 |
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