JP3728049B2 - 密封バック - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水により冷却する水冷却装置にて冷却される食品を収納する密封バックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来では、例えば、実開平7−30043号公報(A01K63/02)には、水槽内の水をポンプにより吸引して濾過器を通して冷水機に導き、再び前記水槽内に戻す水循環系を有する活魚用水槽装置に、食品等を袋詰めし、密封した密封バックを冷却するものが開示されている。尚、前述したような水槽装置は、一般的にはチラー式と称されており、この他、水槽内の一部を氷結させ、その氷の潜熱で冷却する氷蓄熱方式もある。上述したように食品を密封した密封バックの温度を計測し、冷却状況を知るには、密封バックの外装に温度センサーの検温部を付けて計測するか、若しくは、一つの食品をサンプリングして密封バックに検温部を差し込んで計測するしかなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の方法の内、密封バックの外面を計測する方法では、食品内部の温度が計測できず、温度計測自体が不正確である問題があり、密封バックに検温部を差し込んで計測する場合、サンプリングしなければならないため、全ての被冷却物の計測ができず、更に、サンプリングした被冷却物の密封バックが破れてしまうため、再度新たな密封バックに入れ直さなければならない問題がある。
【0004】
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたもので、被冷却物の温度計測を正確に行うと共に、サンプリングの必要のない密封バックを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための手段として、請求項1の発明では、冷水の貯水される貯水槽内に浸漬され、内部に被冷却物を収納し、一部に温度センサーの棒状の検温部を挿入可能とした挿入部を設け、この挿入部を袋に形成した孔に前記袋の裏側から挿入され係止用の鍔部と螺刻された胴部とを有する円筒と、この円筒の胴部に螺合されるナットと、前記胴部の端部にゴム板を介在して螺着される差込部とで形成し、この差込部に孔を設けた密封バックを提供する。
【0006】
このため、温度センサーの検温部を直接密封バックに差し込むことができるため、品温を正確に測定することができ、更に、何度でも差し込んで温度検知できるため、全ての品温を計測することもできる。
【0007】
このため、温度センサーの棒状の検温部を直接密封バックの弾性挿入部から差し込むことができるため、品温を正確に測定することができ、更に、何度でも差し込んで温度検知できるため、全ての品温を計測することもできる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の密封バックの斜視図、図2は温度センサー差し込み状態を示す密封バックの斜視図、図3は弾性挿入部の断面図、図4は弾性挿入部への温度センサー差し込み状態を示す断面図である。
【0009】
本発明は、所定の水位を常時維持し、被冷却物を冷却するため、断熱材にて形成された貯水槽と、この貯水槽内の水を冷却する冷凍装置とからなる水冷却装置などに入れる密封バック1に関するものである。
【0010】
密封バック1は、食品等を袋2に収納した後、その袋2の開口を密封してなるものである。そして、この密封バック1の側部には弾性挿入部3が取り付けられている。
【0011】
また、温度検出は、図2及び図4に示す如く、温度センサー4の棒状の検温部5を前記密封バック1に差し込んで行うものである。前記弾性挿入部3は、図3及び図4に示す如く、袋2に形成した孔に、袋2裏面から挿入され、端部に鍔部6Aを有する樹脂製の円筒6と、この円筒6の鍔部6A以外の部分に螺刻した胴部6Bと、この胴部6Bにはめ込まれ、前記鍔部6Aと袋2を介して対向するゴム製のパッキン7と、このパッキン7を係止するため、前記胴部6Bに螺合するナット8と、前記胴部6Bの端部に螺合し、間にゴム板9を介在して螺着し、底部10Aに孔10Bが形成された差込部10とよりなるものである。
【0012】
以上の如く構成したことにより、前記温度センサー4の検温部5が差込部10の孔10Bに挿入され、次いでゴム板9を貫いて、前記円筒6から食品に到達する。これにより、食品内部の温度を正確に検知することができると共に、検温部5を抜いても、前記ゴム板9は復元力により開けられた孔を閉塞することができ、何度でも温度を計測することができる。
【0013】
即ち、請求項1の発明では、冷水の貯水される貯水槽内に浸漬され、内部に被冷却物を収納し、一部に温度センサーの棒状の検温部を挿入可能とした挿入部を設け、この挿入部を袋に形成した孔に前記袋の裏側から挿入され係止用の鍔部と螺刻された胴部とを有する円筒と、この円筒の胴部に螺合されるナットと、前記胴部の端部にゴム板を介在して螺着される差込部とで形成し、この差込部に孔を設けた密封バックを提供する。
【0014】
このため、袋の孔に挿入部を装着するため、この挿入部のゴム板に温度センサーの棒状の検温部を差し込むだけで品温を正確に測定することができ、更に、何度でも差し込んで温度検知できるため、全ての品温を計測することもできる。従って、被冷却物の温度計測を正確に行うと共に、サンプリングの必要もなくなる。
【0015】
【発明の効果】
請求項1の発明によると、冷水の貯水される貯水槽内に浸漬され、内部に被冷却物を収納し、一部に温度センサーの棒状の検温部を挿入可能とした挿入部を設け、この挿入部を袋に形成した孔に前記袋の裏側から挿入され係止用の鍔部と螺刻された胴部とを有する円筒と、この円筒の胴部に螺合されるナットと、前記胴部の端部にゴム板を介在して螺着される差込部とで形成し、この差込部に孔を設けたので、袋の孔に挿入部を装着するため、この挿入部のゴム板に温度センサーの棒状の検温部を差し込むだけで品温を正確に測定することができ、更に、何度でも差し込んで温度検知できるため、全ての品温を計測することもできる。従って、被冷却物の温度計測を正確に行うと共に、サンプリングの必要もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の密封バックの斜視図である。
【図2】 温度センサー差し込み状態を示す密封バックの斜視図である。
【図3】 弾性挿入部の断面図である。
【図4】 弾性挿入部に温度センサー差し込み状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 密封バック
2 袋
3 弾性挿入部
Claims (1)
- 冷水の貯水される貯水槽内に浸漬され、内部に被冷却物を収納し、一部に温度センサーの棒状の検温部を挿入可能とした挿入部を設け、この挿入部は袋に形成した孔に前記袋の裏側から挿入され係止用の鍔部と螺刻された胴部とを有する円筒と、この円筒の胴部に螺合されるナットと、前記胴部の端部にゴム板を介在して螺着される差込部とを設け、この差込部には孔が設けられていることを特徴とする密封バック。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP05809897A JP3728049B2 (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 密封バック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05809897A JP3728049B2 (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 密封バック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10253463A JPH10253463A (ja) | 1998-09-25 |
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Family
ID=13074489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP05809897A Expired - Fee Related JP3728049B2 (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 密封バック |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3728049B2 (ja) |
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-
1997
- 1997-03-12 JP JP05809897A patent/JP3728049B2/ja not_active Expired - Fee Related
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