JP4869809B2 - サーミスタの配設構造 - Google Patents

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Description

本発明は、サーミスタの配設構造に関し、更に詳細には、恒温庫等の庫内に設けた貯蔵室内の温度を感知する感温部を、該貯蔵室の内壁面における前縁近傍に開設した開口を介して内部へ挿入して該内壁面に配設するサーミスタの配設構造に関するものである。
例えば図6は、断熱構造に形成された外箱12および該外箱12の内側に設けた内箱14からなる二重箱構造とされて、この内箱14が物品を収容する貯蔵室として機能する恒温庫を例示した断面図である。この恒温庫10は、前記外箱12と貯蔵室14との間に空間16が画成され、この空間16内に配設した冷却装置18およびファン20で該空間16内の空気を冷却・循環させることで前記貯蔵室14自体を冷し、該貯蔵室14内を間接的に冷却するようになっている。このため前記貯蔵室14内には、室内の温度を感知するためのサーミスタTがその上部内壁面14Aに設置されており、このサーミスタTによる温度感知結果に基づいて貯蔵室14内の温度制御が図られる。
前記サーミスタTは、図7および図9に示すように、前記貯蔵室14内の温度を感知する感温部T1と、この感温部T1から延出して図示省略した制御部へ電気的に接続される信号線T2とから構成されている。そしてサーミスタTの感温部T1は、図8に示すように、前記外箱12に穿設した挿通孔12Aおよび前記上部内壁面14Aに開設した開口14Bを介して、制御部が配設された上部機械室22から貯蔵室14内へ引き出され、サーミスタ固定部材30に固定した状態で該上部内壁面14Aに対して取付けられる。このようなサーミスタの配設構造は、例えば特許文献1に開示されている。
特公平7−33953号公報
ところで、前記サーミスタTの配設作業は、前述したように、前記挿通孔12Aへ挿通させた感温部T1を、下方へ垂らしながら開口14Bへ挿通させて貯蔵室14内へ引き出すようになっているので、挿通作業の簡易化を図るために、(a)開口寸法を大きく設定し(例えば20mm程度)、(b)かつ該貯蔵室14の上部内壁面14Aにおける前縁近傍に開設してある。このため前記開口14Bが、扉24の開放時に庫外から見えてしまい、見栄えがよくない問題を内在していた。
また感温部T1は、扉24の開閉に伴う温度変化が大きい前面開口26の近傍部分ではなく、温度変化が小さい部位、すなわち貯蔵室14の上部内壁面14Aにおける前後方向の略中央付近に取付けられるようになっている。このため図9に示したように、感温部T1と開口14Bとが離れて位置するため、感温部T1から導出された信号線T2が該貯蔵室14内へ露出した状態となり、貯蔵室14に対する物品の出し入れ時や、ドレンパン27または該ドレンパン27を支持するドレンガイド29(図7)の脱着作業時に、誤って信号線T2に接触して該信号線T2を断線させてしまうおそれもあった。
更に、前記感温部T1の取付位置が前面開口26から奥まって位置しているため、前記貯蔵室14の上部内壁面14Aに設けたネジ孔28,28とサーミスタ固定部材30に設けたネジ挿通孔38,38との整合状態を直接目視して確認することができない。このため、ネジ孔28,28に対する取付ネジS,Sのねじ込みに手間取り、サーミスタTの取付作業を円滑に行ない難い欠点等もあった。
従って本発明は、貯蔵室の内壁面に取付部材を取付けることで、貯蔵室内の見栄え向上を図ると共に、信号線の保護を図るようにしたサーミスタの配設構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に記載の発明は、
に貯蔵室が設けられると共に該貯蔵室に連通して前側へ開口するよう設けた前面開口が扉で開閉される恒温庫等に、前記貯蔵室内の温度を感知する感温部を、前記貯蔵室の上部内壁面における前記前面開口の近傍に開設した開口を介して内部へ挿入し貯蔵室における前後方向の中央付近で該上部内壁面に配設するサーミスタの配設構造において、
前記貯蔵室の上部内壁面に取付部材が取付けられ、
前記取付部材には、前記上部内壁面の前後方向の中央付近から前記開口を覆い得る長さで前後方向に延在し、後部分に前記感温部が取付けられる取付板部と、前記取付板部における前記開口を覆う部位において該開口と同心で該開口より小径の寸法で開設されて、前記感温部の挿通を許容するセット口と、前記取付板部に取付けられた前記感温部から導出して前記セット口に至る信号線を被覆する被覆板部とが設けられ、
前記感温部は、開口およびセット口を介して内部に挿入されて、前記被覆板部で前記信号線を被覆した状態で前記取付板部に取付けられるよう構成したことを要旨とする。
従って、請求項1に係る発明によれば、開口寸法を大きく設定した開口が取付部材により覆われるため、貯蔵内の見栄え向上が図られる。また、感温部から開口の間に延在する信号線が被覆板部で被覆されて貯蔵室内へ殆ど露出しないため、誤って信号線に接触して該信号線を破断させてしまう不都合の発生を好適に防止し得る。
請求項2に記載の発明は、前記取付板部は、前記上部内壁面とこの上部内壁面から下方へ延在する側部内壁面との隅角部に沿って該上部内壁面に取付けられ、
前記被覆板部は、前記取付板部の前記側部内壁面から離間した側の端縁に沿って前後方向に延在する第1被覆部と、前記取付板部の前記セット口より前側の前端から下方へ延出して前記信号線の前方を覆う第2被覆部とを備え、
前記第1被覆部は、前記端縁から下方へ延出して前記側部内壁面と相対し、前記信号線の側方を覆う第1板部と、この第1板部の下端から前記側部内壁面に向けて延出して前記取付板部と相対し、該信号線の下方を覆う第2板部とからなることを要旨とする。
従って、請求項2に係る発明によれば、取付板部、第1被覆部、第2被覆部および側部内壁面により、感温部および該感温部から導出した信号線を貯蔵室内へ露出しないようにすることができ、貯蔵室の見栄え向上および恒温庫の質感向上が図られる。
請求項3に記載の発明、前記セット口に、前記信号線が挿通された蓋部材が嵌着されていることを要旨とする。
従って、請求項3に係る発明によれば、セット口が蓋部材で覆蓋されるので、貯蔵内の更なる見栄え向上が図られる。
本発明に係るサーミスタの配設構造によれば、貯蔵室の内壁面に取付部材を取付けたことにより、貯蔵室内の見栄え向上が図られる一方、信号線の保護をも図り得る等の有益な効果を奏する。
次に、本発明に係るサーミスタの配設構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお、説明の便宜上、図1の左側を恒温庫10の前側、右側を該恒温庫10の後側とする。
図1は、本実施例に係るサーミスタの配設構造を実施した恒温庫の要部断面図である。本実施例の恒温庫10は、基本的には図6および図7に示した従来の恒温庫10と同型であって、断熱構造に構成された外箱12および該外箱12の内側に設けた内箱14とからなる二重箱構造とされ、この内箱14が貯蔵室として機能する。外箱12は、例えばウレタンや発泡スチロール等の断熱性に優れた所要厚の断熱材料が内装されており、恒温庫10内外の断熱を図るようになっている。また貯蔵室14は、ステンレス等の熱伝導性に優れた薄肉の板材を組み合わせて構成されており、空間16を流通する冷却空気との間で熱交換が行なわれるようになっている。
そして、前記外箱12と前記貯蔵室14との間に画成された空間16内の上部に冷却装置18およびファン20が配設され、該冷却装置18で冷却された冷却空気を該ファン20の駆動に基づいて該空間16内で循環させ、貯蔵室14内を間接的に冷却する。また、貯蔵室14の前記上部内壁面14Aにおける前端近傍の前側部分には、従来と略同一サイズの開口14Bが開設されている一方、外箱12には、開口14Bと上下方向において整合する位置に挿通孔12Aが穿設されている。
本実施例に係るサーミスタの配設構造は、図8および図9に示した従来の配設構造と比較すると、図1および図2に示すように、貯蔵室14の上部内壁面14Aに対し、該貯蔵室14の前後方向に延在するようブラケット(取付部材)40が新たに取付けられている。このブラケット40は、例えば所要の輪郭形状に予備成形したステンレス製のプレート材を折曲げて成形したもので、感温部T1が組付けられ、貯蔵室14の上部内壁面14Aに当接する取付板部42と、この取付板部42に一体的に形成され、信号線T2を被覆するよう機能する被覆板部44とから構成されている。
取付板部42は、サーミスタTの感温部T1が位置する上部内壁面14Aの略中央部位から前面開口26に臨む部位までの間隔に相当する全長に設定され、全体が細長の帯板状を呈している。そして、取付板部42の前側部分には、前記開口14Bと同心となると共に、前記感温部T1の挿通を許容する条件の下で該開口14Bより小径に設定されたセット口46が開設されている。そして、開口14Bに対してセット口46を同心状に整合させた状態が、上部内壁面14Aに対するブラケット40の適切な取付位置となるように設定されている。なお、セット口46に隣接して、第1の取付ネジS1の挿通を許容するネジ挿通孔48が穿設されている。
またセット口46には、後述すると共に図4に示すように、信号線T2を挿通させたグロメット(蓋部材)60が嵌着されるようになっている。このグロメット60は、例えばゴムやウレタン等の弾力性を有する素材から形成された円形のキャップ状部材であって、その中心には信号線T2の挿通を許容する貫通孔60Aが穿設されている。この貫通孔60Aは、信号線T2の太さに合致する内径に設定されているが、グロメット60の弾力変形時には前記感温部T1の挿通も許容するようになっている。このようなグロメット60は、セット口46に対して弾力的に嵌着されて該セット口46を覆蓋する。
また、取付板部42の後側部分は、貯蔵室14の中央側を指向する側が所要長に亘って幅広に形成されており、この幅広部分にサーミスタTの感温部T1が固定されたサーミスタ固定部材30が取付けられる。すなわち、幅広部分が前記サーミスタ固定部材30の取付台座として機能し、該サーミスタ固定部材30を固定するための第2の取付ネジS2,S2が螺合するネジ孔50,50が、所要間隔に形成されている。
被覆板部44は、前記取付板部42の幅方向における一方の端縁、すなわち前記貯蔵室14の中央側を指向するようになる端縁42Aに沿って所要長に延在する第1被覆部52と、該取付板部42の前端に折曲成形された第2被覆部54とからなっている。このうち第1被覆部52は、取付板部42に対して略90°に折曲した第1板部52Aと、この第1板部52Aの端縁から該第1板部52Aに対して略90°に折曲した第2板部52Bとからなり、短手方向に破断した際の断面形状が略L字形を呈している。従って第2板部52Bは、図3(b)等に示すように、所要間隔で取付板部42と略平行に延在しており、その先端縁は取付板部42の他方の端縁42Bと略整合するように延出している。これにより、当該のブラケット40を、貯蔵室14の上部内壁面14Aと側部内壁面14Cとの隅角部に取付けた場合、図3に示すように、取付板部42、第1被覆部52および第2被覆部54、そして側部内壁面14Cにより細長の空間58が画成されるようになり、感温部T1から導出した信号線T2を、該空間58内に挿通させることで貯蔵室14内へ露出しないようにし得る。
前記サーミスタ固定部材30は、図8に示した従来のものと基本的に同一であり、略中央部で所要角度に折曲成形されて、取付板部42に当接する当接部32と感温部T1を固定支持する支持部34とからなっている。前記支持部34には、感温部T1を抱持した状態で固定するセット板36が設けられている。また前記当接部32には、前記第2の取付ネジS2,S2の挿通を許容する第2のネジ挿通孔38,38が穿設されている。
なお、前記貯蔵室14の上部内壁面14Aには、前記ブラケット40を固定するための第1の取付ネジS1および第2の取付ネジS2,S2に対応する合計3個のネジ孔56,56,56が、所定の間隔および位置に形成されている。
次に、本実施例のサーミスタの配設構造におけるサーミスタTの取付手順を、図4および図5を引用して説明する。
上部機械室22の制御部に接続されているサーミスタTは、従来と同様に、前記外箱12の挿通孔12に対して上方から挿通させた感温部T1を、そのまま下方へ垂らして上部内壁面14Aの開口14Bへ挿通させ、貯蔵室14内へ引き出す。そして、図4および図5(a)に示すように、開口14Bを介して貯蔵室14内へ引き出した感温部T1を、別途準備した前記ブラケット40のセット口46へ挿通させた後、更にグロメット60の貫通孔60Aへ弾力的に挿通させて該グロメット60を信号線T2へ装着する。
そして、信号線T2に対してグロメット60の装着が完了したら、サーミスタ固定部材30のセット板36に感温部T1を固定し、前記感温部T1を取付けた前記サーミスタ固定部材30を、前記ブラケット40の取付板部42に対して仮固定する。すなわち、2本の第2の取付ネジS2,S2を、サーミスタ固定部材30のネジ挿通孔38,38へ夫々挿通させたもとで、取付板部42の各対応のネジ孔50,50へ螺合させる。この際に、各々の取付ネジS2,S2は、根元まで完全にねじ込まず、その先端が取付板部42の裏側から突出しない程度までねじ込むようにする。第2の取付ネジS2,S2をこの程度だけねじ込んでおけば、前記サーミスタ固定部材30が前記ブラケット40から脱落することはないから、前記サーミスタTと該ブラケット40とを単体として取扱い得る。
前記ブラケット40に対する前記サーミスタ固定部材30の仮固定が完了したら、図5(b)に示したように、前記第1被覆部52の第2板部52Bの上面に前記信号線T2を引っ掛けるように載せたもとで、該ブラケット40の取付板部42を上部内壁面14Aへ押し当てて、前記セット口46を前記開口14Bと同心状に整合させる。これにより、上部内壁面14Aに対するブラケット40の位置決めが図られ、該ブラケット40に設けたネジ挿通孔48およびネジ孔50,50が、上部内壁面14Aに設けた対応の各ネジ孔56,56,56と略整合した状態となる。従って図5(c)に示すように、前記サーミスタ固定部材30を仮固定していた前記2本の第2の取付ネジS2,S2は、ドライバーで回転させるだけで当該のネジ孔56,56へ容易にねじ込まれる。また前記第1の取付ネジS1は、ネジ挿通孔12Aへ挿通させてドライバーで回転させるだけで、対応のネジ孔56へ容易にねじ込まれる。
そして、上部内壁面14Aに対してブラケット40の取付けが完了したら、信号線T2に装着してあった前記グロメット60を、該ブラケット40の前記セット口46へ嵌着する。これにより、貯蔵室14に対するサーミスタTの配設作業が完了する。
従って、本実施例に係るサーミスタの配設構造では、サーミスタTの取付作業段階においては、次のような有益な効果を奏する。先ず、上部内壁面14Aに対するブラケット40の位置決めが、貯蔵室14の前面開口26に隣接して位置する開口14Bに対してブラケット40のセット口46を同心状に整合させることで実現されるため、目視による整合状態の確認を容易に行ない得る。そして、ブラケット40の位置決めが完了すれば、貯蔵室14の奥まった位置にサーミスタ固定部材30を介して取付けられるサーミスタTの感温部T1の位置決めが自動的に完了するため、第2の取付ネジS2,S2を利用した感温部T1の取付作業を円滑かつ簡易に行なうことが可能となる。
サーミスタTの取付けが完了した恒温庫10の実施段階においては、図1〜図3に示すように、感温部T1から開口14Bに亘って延在する信号線T2が、前記被覆板部44の第1被覆部52および第2被覆部54の背面側の空間58内に収容されているため、貯蔵室14内へ殆ど露出していない。このため、サーミスタTに隣接してドレンパン27等が配設された構造の場合、このドレンパン27の出し入れ時や図3に示したドレンガイド29の脱着作業時に、信号線T2に接触することがない。また前記開口14Bは、ブラケット40およびセット口46に嵌着した前記グロメット60により完全に隠れてしまうため、扉24を開放しても庫外から全く視認されない。
従って、本実施例に係るサーミスタの配設構造では、サーミスタTの取付完了後の実施段階においては、次のような有益な効果を奏する。先ず、貯蔵室14の上部内壁面14Aに設けた開口14Bが、ブラケット40およびセット口46に嵌着したグロメット60で完全に覆われるため、該貯蔵室14の見栄え向上および恒温庫10の質感向上を好適に図り得る。また、ブラケット40によりサーミスタTの感温部T1および信号線T2が庫外から殆ど見えないので、これによっても貯蔵室14の見栄え向上および恒温庫10の質感向上が図られる。更に、感温部T1から導出してセット口46(開口14B)に至る信号線T2が、ブラケット40の被覆板部44で被覆されて貯蔵室14内へ殆ど露出していないため、信号線T2を断線させてしまう不都合の発生を好適に防止し得る。
なお、前述した実施例では、信号線T2に装着したグロメット60をセット口46に嵌着した形態を例示したが、このグロメット60を装着しなくても貯蔵室14の見栄えの向上は図り得る。すなわちセット口46は、感温部T1の挿通を許容する程度の開口寸法であって開口14Bより小径に形成されているから、上部内壁面14Aの前縁近傍に位置していてもそれほど目立たないからである。
また前記ブラケット40の形状は、前述した実施例の例示のものに限定されるものではなく、開口14Bを適切に覆うようになると共に、サーミスタTの信号線T2を適切に被覆し得るものであれば、これ以外の形状であってもよい。
また前述した実施例では、恒温庫に装着されるサーミスタを例示したが、本願が対象とするサーミスタの配設構造は、サーミスタを装備する種々冷蔵庫や温蔵庫等に実施可能である。
本発明に係るサーミスタの配設構造は、サーミスタを装備する種々冷蔵庫や温蔵庫等に好適に実施可能である。
本実施例に係るサーミスタの配設構造を実施した恒温庫の要部断面図である。 本実施例に係るサーミスタの配設構造を斜視状態で示した説明図である。 (a)は図2のIIIa−IIIa線断面図、(b)は図2のIIIb−IIIb線断面図、(c)は図2のIIIc−IIIc線断面図である。 ブラケットを介してサーミスタを取付ける態様を斜視状態で示した説明図である。 ブラケットを介してサーミスタを取付ける手順を示した説明図である。 サーミスタを装着した恒温庫の断面図である。 従来のサーミスタの配設構造を実施した恒温庫の要部断面図である。 従来のサーミスタの配設構造において、サーミスタを取付ける状態を示した説明斜視図である。 従来のサーミスタの配設構造において、サーミスタを取付けた状態を示した説明斜視図である。
符号の説明
14 貯蔵室,14A 上部内壁面,14B 開口,14C 側部内壁面,24 扉
26 開口(前面開口),40 ブラケット(取付部材),42 取付板部,42A 端縁
44 被覆板部,46 セット口,52 第1被覆部,52A 第1板部,52B 第2板部
54 第2被覆部,60 グロメット(蓋部材),T1 感温部,T2 信号線

Claims (3)

  1. に貯蔵室(14)が設けられると共に該貯蔵室(14)に連通して前側へ開口するよう設けた前面開口(26)が扉(24)で開閉される恒温庫等に、前記貯蔵室(14)内の温度を感知する感温部(T1)を、前記貯蔵室(14)の上部内壁面(14A)における前記前面開口(26)の近傍に開設した開口(14B)を介して内部へ挿入し貯蔵室(14)における前後方向の中央付近で該上部内壁面(14A)に配設するサーミスタの配設構造において、
    前記貯蔵室(14)の上部内壁面(14A)に取付部材(40)が取付けられ、
    前記取付部材(40)には、前記上部内壁面(14A)の前後方向の中央付近から前記開口(14B)を覆い得る長さで前後方向に延在し、後部分に前記感温部(T1)が取付けられる取付板部(42)と、前記取付板部(42)における前記開口(14B)を覆う部位において該開口(14B)と同心で該開口(14B)より小径の寸法で開設されて、前記感温部(T1)の挿通を許容するセット口(46)と、前記取付板部(42)に取付けられた前記感温部(T1)から導出して前記セット口(46)に至る信号線(T2)を被覆する被覆板部(44)とが設けられ、
    前記感温部(T1)は、開口(14B)およびセット口(46)を介して内部に挿入されて、前記被覆板部(44)で前記信号線(T2)を被覆した状態で前記取付板部(42)に取付けられるよう構成した
    ことを特徴とするサーミスタの配設構造。
  2. 前記取付板部(42)は、前記上部内壁面(14A)とこの上部内壁面(14A)から下方へ延在する側部内壁面(14C)との隅角部に沿って該上部内壁面(14A)に取付けられ、
    前記被覆板部(44)は、前記取付板部(42)の前記側部内壁面(14C)から離間した側の端縁(42A)に沿って前後方向に延在する第1被覆部(52)と、前記取付板部(42)の前記セット口(46)より前側の前端から下方へ延出して前記信号線(T2)の前方を覆う第2被覆部(54)とを備え、
    前記第1被覆部(52)は、前記端縁(42A)から下方へ延出して前記側部内壁面(14C)と相対し、前記信号線(T2)の側方を覆う第1板部(52A)と、この第1板部(52A)の下端から前記側部内壁面(14C)に向けて延出して前記取付板部(42)と相対し、該信号線(T2)の下方を覆う第2板部(52B)とからなる請求項1記載のサーミスタの配設構造。
  3. 前記セット口(46)に、前記信号線(T2)が挿通された蓋部材(60)が嵌着されている請求項1または2記載のサーミスタの配設構造。
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