JP2001056284A - 測定孔キャップ - Google Patents
測定孔キャップInfo
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- JP2001056284A JP2001056284A JP11233993A JP23399399A JP2001056284A JP 2001056284 A JP2001056284 A JP 2001056284A JP 11233993 A JP11233993 A JP 11233993A JP 23399399 A JP23399399 A JP 23399399A JP 2001056284 A JP2001056284 A JP 2001056284A
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- measurement hole
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- cord
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2400/00—General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
- F25D2400/40—Refrigerating devices characterised by electrical wiring
Landscapes
- Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低温恒温器や薬用冷蔵ショーケースなどの壁
体に設けられた測定孔にコードを通すにあたり、詰め物
等の他の部材を用いることなくコード貫通部の気密を確
保することのできる測定孔キャップを提供する。 【解決手段】 測定孔キャップ１を、シリコーンゴムの
発泡体等の弾性体の成形品とするとともに、その成形品
に外周面から中心に向けて切れ込むスリット５を、当該
キャップ１の軸方向を貫通させて形成し、このスリット
５内に測定器等のコード１０２を挟み込んでキャップ１
を測定孔１０１に嵌め込むことにより、コード１０２の
貫通部の気密を確保する。
体に設けられた測定孔にコードを通すにあたり、詰め物
等の他の部材を用いることなくコード貫通部の気密を確
保することのできる測定孔キャップを提供する。 【解決手段】 測定孔キャップ１を、シリコーンゴムの
発泡体等の弾性体の成形品とするとともに、その成形品
に外周面から中心に向けて切れ込むスリット５を、当該
キャップ１の軸方向を貫通させて形成し、このスリット
５内に測定器等のコード１０２を挟み込んでキャップ１
を測定孔１０１に嵌め込むことにより、コード１０２の
貫通部の気密を確保する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば低温恒温器
（インキュベータ）や薬用冷蔵ショーケースなどの温度
調節庫の側壁に設けられた測定孔に嵌め込まれるキャッ
プに関する。
（インキュベータ）や薬用冷蔵ショーケースなどの温度
調節庫の側壁に設けられた測定孔に嵌め込まれるキャッ
プに関する。
【０００２】
【従来の技術】低温恒温器は、マイクロコンピュータの
制御により器内の温度をステップ状に設定できる装置
で、各種の試験・実験に使用されている。また、薬用冷
蔵ショーケースは、マイクロコンピュータ制御により常
に最適な保冷環境を提供するもので、大切な薬品・サン
プル等の長期保存と高品質管理などの用途に利用されて
いる。このような低温恒温器や薬用冷蔵ショーケース等
の温度調節庫には、図９に示すように、器内で使用する
熱電対等の測定器のコードを通すための測定孔１０１を
側壁に開口したものがある。この種の測定孔１０１は、
使用しないときにはゴム栓によって塞がれている。
制御により器内の温度をステップ状に設定できる装置
で、各種の試験・実験に使用されている。また、薬用冷
蔵ショーケースは、マイクロコンピュータ制御により常
に最適な保冷環境を提供するもので、大切な薬品・サン
プル等の長期保存と高品質管理などの用途に利用されて
いる。このような低温恒温器や薬用冷蔵ショーケース等
の温度調節庫には、図９に示すように、器内で使用する
熱電対等の測定器のコードを通すための測定孔１０１を
側壁に開口したものがある。この種の測定孔１０１は、
使用しないときにはゴム栓によって塞がれている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、低温恒温器
や薬用冷蔵ショーケースにおいて器内で測定器を使用す
る場合、測定孔からゴム栓を外し、測定器のコードを通
した後、コード外周面と測定孔内面との間に例えば布な
どの詰め物を施して気密を確保するという方法が採られ
ている。このため、従来では、ゴム栓の他に詰め物を別
途用意する必要があり、また、測定孔を使用するごと
に、詰め物を施すという煩雑な作業を行う必要があっ
た。なお、詰め物の断熱性があまり良くないことから、
器内（庫内）を低温にした場合、詰め物を施した部分が
結露したり、当該部分から冷気が外部に逃げたりすると
いう問題もある。
や薬用冷蔵ショーケースにおいて器内で測定器を使用す
る場合、測定孔からゴム栓を外し、測定器のコードを通
した後、コード外周面と測定孔内面との間に例えば布な
どの詰め物を施して気密を確保するという方法が採られ
ている。このため、従来では、ゴム栓の他に詰め物を別
途用意する必要があり、また、測定孔を使用するごと
に、詰め物を施すという煩雑な作業を行う必要があっ
た。なお、詰め物の断熱性があまり良くないことから、
器内（庫内）を低温にした場合、詰め物を施した部分が
結露したり、当該部分から冷気が外部に逃げたりすると
いう問題もある。
【０００４】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、低温恒温器や薬用冷蔵ショーケースなどの温
度調節庫の壁体に設けられた測定孔にコードを通すにあ
たり、紙などの他の詰め物を用いることなくコード貫通
部の気密を確保することのできる測定孔キャップの提供
を目的とする。
たもので、低温恒温器や薬用冷蔵ショーケースなどの温
度調節庫の壁体に設けられた測定孔にコードを通すにあ
たり、紙などの他の詰め物を用いることなくコード貫通
部の気密を確保することのできる測定孔キャップの提供
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の測定孔キャップ
は、冷蔵庫、温蔵庫あるいは恒温器などの壁体に設けら
れた測定孔に嵌め込まれるキャップであって、弾性体に
よって成形されているとともに、外周面からキャップ中
心に向けて切れ込むスリットが、当該キャップの測定孔
への挿入方向に沿って形成されていることによって特徴
づけられる。
は、冷蔵庫、温蔵庫あるいは恒温器などの壁体に設けら
れた測定孔に嵌め込まれるキャップであって、弾性体に
よって成形されているとともに、外周面からキャップ中
心に向けて切れ込むスリットが、当該キャップの測定孔
への挿入方向に沿って形成されていることによって特徴
づけられる。
【０００６】本発明の測定孔キャップによれば、低温恒
温器や薬用冷蔵ショーケースなどの壁体に設けられた測
定孔にコードを通す場合、スリットを開いて測定器等の
コードを挟み込み、次いでキャップを測定孔に嵌め込む
という作業を行うだけで、コード貫通部の気密を確保す
ることができる。
温器や薬用冷蔵ショーケースなどの壁体に設けられた測
定孔にコードを通す場合、スリットを開いて測定器等の
コードを挟み込み、次いでキャップを測定孔に嵌め込む
という作業を行うだけで、コード貫通部の気密を確保す
ることができる。
【０００７】ここで、本発明の測定孔キャップに形成す
るスリットの切り込み深さは、キャップ中心を越え、そ
のキャップ中心からの距離が測定孔への挿入部の外径の
１／６〜１／４となる位置まで達していることが好まし
い。このようにすると、スリットの切り込みに熱電対等
のコードを挟みやすくなるだけでなく、挟んだ状態でキ
ャップを測定孔に嵌め込んだ際に、コードが当該キャッ
プのほぼ中心部に位置し、しかもその周囲は当該キャッ
プの材質のもつ復元性によって密閉状態となるからであ
る。
るスリットの切り込み深さは、キャップ中心を越え、そ
のキャップ中心からの距離が測定孔への挿入部の外径の
１／６〜１／４となる位置まで達していることが好まし
い。このようにすると、スリットの切り込みに熱電対等
のコードを挟みやすくなるだけでなく、挟んだ状態でキ
ャップを測定孔に嵌め込んだ際に、コードが当該キャッ
プのほぼ中心部に位置し、しかもその周囲は当該キャッ
プの材質のもつ復元性によって密閉状態となるからであ
る。
【０００８】本発明の測定孔キャップにおいて、内部に
中空部を形成しておけば、その中空部が断熱空間として
機能するので、低温恒温器等において器内が低温設定さ
れる場合であっても、測定孔キャップの外部側が結露す
ることを防止することができる。また、そのような中空
部に、スリットを有する区画壁を設けておけば、コード
貫通部の気密がより確実になるとともに、断熱性が更に
向上する。
中空部を形成しておけば、その中空部が断熱空間として
機能するので、低温恒温器等において器内が低温設定さ
れる場合であっても、測定孔キャップの外部側が結露す
ることを防止することができる。また、そのような中空
部に、スリットを有する区画壁を設けておけば、コード
貫通部の気密がより確実になるとともに、断熱性が更に
向上する。
【０００９】本発明の測定孔キャップにおいて、スリッ
トは、後工程ではなくキャップ成形時において同時に加
工しておく方が好ましい。すなわち、後工程において刃
物等による切り込み（切断）によってスリットを加工し
た場合、スリットにコードを挟む回数つまりスリットを
開く回数が多くなると、スリット先端部が裂けてしまう
可能性があるが、キャップ成形時にスリットを形成した
場合、スリット先端部の応力拡大係数が小さくなって裂
けが起こり難くなるので耐久性が向上する。
トは、後工程ではなくキャップ成形時において同時に加
工しておく方が好ましい。すなわち、後工程において刃
物等による切り込み（切断）によってスリットを加工し
た場合、スリットにコードを挟む回数つまりスリットを
開く回数が多くなると、スリット先端部が裂けてしまう
可能性があるが、キャップ成形時にスリットを形成した
場合、スリット先端部の応力拡大係数が小さくなって裂
けが起こり難くなるので耐久性が向上する。
【００１０】本発明の測定孔キャップの材質としては、
耐薬品性に優れ、復元性が良好（高弾性率）なもの、例
えばシリコーンゴムあるいはネオプレン（登録商標）ゴ
ムの発泡体等を挙げることができる。ただし、ネオプレ
ンゴムは独特の材料臭があるので、そのような臭いのな
いシリコーンゴムの発泡体を用いるのが好ましい。
耐薬品性に優れ、復元性が良好（高弾性率）なもの、例
えばシリコーンゴムあるいはネオプレン（登録商標）ゴ
ムの発泡体等を挙げることができる。ただし、ネオプレ
ンゴムは独特の材料臭があるので、そのような臭いのな
いシリコーンゴムの発泡体を用いるのが好ましい。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、以下、図
面に基づいて説明する。図１は本発明の測定孔キャップ
の実施形態の正面図（Ａ）、側面図（Ｂ）及び平面図
（Ｃ）である。図２及び図３はその実施形態の中央縦断
面図及び中央水平断面図である。図４は図１のＸ−Ｘ断
面図である。
面に基づいて説明する。図１は本発明の測定孔キャップ
の実施形態の正面図（Ａ）、側面図（Ｂ）及び平面図
（Ｃ）である。図２及び図３はその実施形態の中央縦断
面図及び中央水平断面図である。図４は図１のＸ−Ｘ断
面図である。
【００１２】図示例の測定孔キャップ１は、シリコーン
ゴム（シリコーンスポンジ）の発泡体の成形品からな
る。なお、ここで用いたシリコーンゴムの物性を示す試
験の結果は表１の通りである。
ゴム（シリコーンスポンジ）の発泡体の成形品からな
る。なお、ここで用いたシリコーンゴムの物性を示す試
験の結果は表１の通りである。
【００１３】
【表１】
【００１４】測定孔キャップ１は、図１ないし図４に示
すように、円筒形の挿入部２と円形フランジ３とからな
り、内部に中空部４が形成されている。測定孔キャップ
１には、外周面から中心に向かって切れ込むスリット５
が、軸方向（測定孔への挿入方向）の全長にわたって形
成されている。このスリット５は、外周面から中心に向
うに従って隙間が減少する先鋭なＶ字形状に加工されて
いる。スリット５の切れ込み深さは、キャップ中心を越
え、そのキャップ中心からの距離が挿入部２の直径（外
径）の約１／６となる位置まで達している。なお、スリ
ット５は、後工程ではなくシリコーンゴムの発泡成形時
において同時に加工されている。
すように、円筒形の挿入部２と円形フランジ３とからな
り、内部に中空部４が形成されている。測定孔キャップ
１には、外周面から中心に向かって切れ込むスリット５
が、軸方向（測定孔への挿入方向）の全長にわたって形
成されている。このスリット５は、外周面から中心に向
うに従って隙間が減少する先鋭なＶ字形状に加工されて
いる。スリット５の切れ込み深さは、キャップ中心を越
え、そのキャップ中心からの距離が挿入部２の直径（外
径）の約１／６となる位置まで達している。なお、スリ
ット５は、後工程ではなくシリコーンゴムの発泡成形時
において同時に加工されている。
【００１５】以上の構造の測定孔キャップ１において
は、挿入部２の外径が、低温恒温器１００の側壁に設け
られた測定孔１０１（図９参照）の内径よりも、所定量
（例えば0.５〜1.５mm）だけ大きな寸法に加工されてお
り、その挿入部２を測定孔１０１に嵌め込んだときに、
スリット５の内面５ａどうしが押圧された状態で当接し
て、隙間が完全に無くなる状態となる。従って、低温恒
温器１００の測定孔１０１を使用しないときには、測定
孔キャップ１を測定孔１０１に単に嵌め込むことによ
り、測定孔１０１の栓として使用することができる。
は、挿入部２の外径が、低温恒温器１００の側壁に設け
られた測定孔１０１（図９参照）の内径よりも、所定量
（例えば0.５〜1.５mm）だけ大きな寸法に加工されてお
り、その挿入部２を測定孔１０１に嵌め込んだときに、
スリット５の内面５ａどうしが押圧された状態で当接し
て、隙間が完全に無くなる状態となる。従って、低温恒
温器１００の測定孔１０１を使用しないときには、測定
孔キャップ１を測定孔１０１に単に嵌め込むことによ
り、測定孔１０１の栓として使用することができる。
【００１６】一方、熱電対等の計測器を、図９に示すよ
うな低温恒温器１００の器内に設置して測定孔１０１を
使用する場合、測定孔キャップ１を測定孔１０１から取
り外し、スリット５を開いて図５に示すように測定器の
コード１０２を挟み込んだ状態で、図６に示すように測
定孔キャップ１の挿入部２を測定孔１０１に嵌め込む、
というような簡単な作業を行うだけでよく、コード１０
２の回りに詰め物を施すといった煩雑な作業を行う必要
はない。
うな低温恒温器１００の器内に設置して測定孔１０１を
使用する場合、測定孔キャップ１を測定孔１０１から取
り外し、スリット５を開いて図５に示すように測定器の
コード１０２を挟み込んだ状態で、図６に示すように測
定孔キャップ１の挿入部２を測定孔１０１に嵌め込む、
というような簡単な作業を行うだけでよく、コード１０
２の回りに詰め物を施すといった煩雑な作業を行う必要
はない。
【００１７】そして、図６に示すようなキャップ装着状
態において、先と同様にスリット５の内面５ａどうしが
押圧された状態で当接するとともに、測定用コード１０
２の外周面にスリット５の内面５ａが密着して、測定用
コード１０２が隙間なく保持され、コード１０２の貫通
部における気密性が確保される。しかも、この例では、
測定孔キャップ１の内部に中空部４を形成しているの
で、その中空部４が断熱空間として機能し、測定孔キャ
ップ１の外部側が結露するという不具合が起こる可能性
も少なくなる。
態において、先と同様にスリット５の内面５ａどうしが
押圧された状態で当接するとともに、測定用コード１０
２の外周面にスリット５の内面５ａが密着して、測定用
コード１０２が隙間なく保持され、コード１０２の貫通
部における気密性が確保される。しかも、この例では、
測定孔キャップ１の内部に中空部４を形成しているの
で、その中空部４が断熱空間として機能し、測定孔キャ
ップ１の外部側が結露するという不具合が起こる可能性
も少なくなる。
【００１８】図７は本発明の測定孔キャップの他の実施
形態の水平断面図である。この図７に示す測定孔キャッ
プ１１は、先の図１〜図４に示した実施形態において、
中空部４の略中央に、スリット５を有する区画壁６を設
けたところに特徴があり、このように区画壁６を設けて
おくことにより、コード貫通部の気密がより確実になる
とともに、断熱性が更に向上する。なお、このような区
画壁６は中空部４に複数設けておいてもよい。
形態の水平断面図である。この図７に示す測定孔キャッ
プ１１は、先の図１〜図４に示した実施形態において、
中空部４の略中央に、スリット５を有する区画壁６を設
けたところに特徴があり、このように区画壁６を設けて
おくことにより、コード貫通部の気密がより確実になる
とともに、断熱性が更に向上する。なお、このような区
画壁６は中空部４に複数設けておいてもよい。
【００１９】図８は本発明の測定孔キャップの別の実施
形態の水平断面図である。この図８に示す測定孔キャッ
プ２１は、先の図１〜図４に示した実施形態において、
コードを通す中央部２１ａ、２１ｂの肉厚を他の部分よ
りも薄くして、コードに対する密着性を高めたところに
特徴がある。
形態の水平断面図である。この図８に示す測定孔キャッ
プ２１は、先の図１〜図４に示した実施形態において、
コードを通す中央部２１ａ、２１ｂの肉厚を他の部分よ
りも薄くして、コードに対する密着性を高めたところに
特徴がある。
【００２０】以上の実施形態では、本発明の測定孔キャ
ップを低温恒温器に適用した例を示したが、これに限ら
れることなく、本発明の測定孔キャップは、薬用冷蔵シ
ョーケースあるいは他の冷蔵庫、温蔵庫、恒温器など、
他の種類の温度調節庫にも適用できる。
ップを低温恒温器に適用した例を示したが、これに限ら
れることなく、本発明の測定孔キャップは、薬用冷蔵シ
ョーケースあるいは他の冷蔵庫、温蔵庫、恒温器など、
他の種類の温度調節庫にも適用できる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の測定孔キ
ャップによれば、シリコーンゴムの発泡体などの弾性体
によって形成されているとともに、外周面から中心に向
けて切れ込むスリットが形成されているので、低温恒温
器や薬用冷蔵ショーケースなどの壁体に設けられた測定
孔にコードを通す際には、熱電対等の測定器のコードを
スリットに挟み込んだ状態で測定孔に嵌め込むだけで、
詰め物等の他の部材を用いることなく、コード貫通部の
気密を確保することができる。
ャップによれば、シリコーンゴムの発泡体などの弾性体
によって形成されているとともに、外周面から中心に向
けて切れ込むスリットが形成されているので、低温恒温
器や薬用冷蔵ショーケースなどの壁体に設けられた測定
孔にコードを通す際には、熱電対等の測定器のコードを
スリットに挟み込んだ状態で測定孔に嵌め込むだけで、
詰め物等の他の部材を用いることなく、コード貫通部の
気密を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態の正面図（Ａ）、側面図
（Ｂ）及び平面図（Ｃ）である。
（Ｂ）及び平面図（Ｃ）である。
【図２】図１に示す実施形態の中央縦断面図である。
【図３】図１に示す実施形態の中央水平断面図である。
【図４】図１のＸ−Ｘ断面図である。
【図５】本発明の実施形態を使用状態で示す斜視図であ
る。
る。
【図６】本発明の実施形態を使用状態で示す縦断面図で
ある。
ある。
【図７】本発明の他の実施形態の中央水平断面図であ
る。
る。
【図８】本発明の別の実施形態の中央水平断面図であ
る。
る。
【図９】低温恒温器の一例を示す外観斜視図である。
１ 測定孔キャップ ２ 挿入部 ３ 円形フランジ ４ 中空部 ５ スリット ５ａ スリット内面 ６ 区画壁 １００ 低温恒温器（温度調節庫） １０１ 測定孔 １０２ コード
Claims (5)
- 【請求項１】 冷蔵庫、温蔵庫あるいは恒温器などの温
度調節庫の壁体に設けられた測定孔に嵌め込まれるキャ
ップであって、弾性体によって成形されているととも
に、外周面からキャップ中心に向けて切れ込むスリット
が、当該キャップの測定孔への挿入方向に沿って形成さ
れていることを特徴とする測定孔キャップ。 - 【請求項２】 スリットの切れ込み深さが、キャップ中
心を越え、そのキャップ中心からの距離が測定孔への挿
入部の外径の１／６〜１／４となる位置まで達している
ことを特徴とする請求項１記載の測定孔キャップ。 - 【請求項３】 内部に中空部が形成されている、請求項
１または２記載の測定孔キャップ。 - 【請求項４】 中空部に区画壁が形成され、かつ、この
区画壁にもキャップ中心に向けて切れ込むスリットが形
成されている、請求項３記載の測定孔キャップ。 - 【請求項５】 キャップ全体が弾性体によって一体成形
されており、その成形時においてスリットが同時に形成
されている、請求項１ないし３のいずれかに記載の測定
孔キャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11233993A JP2001056284A (ja) | 1999-08-20 | 1999-08-20 | 測定孔キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11233993A JP2001056284A (ja) | 1999-08-20 | 1999-08-20 | 測定孔キャップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001056284A true JP2001056284A (ja) | 2001-02-27 |
Family
ID=16963876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11233993A Pending JP2001056284A (ja) | 1999-08-20 | 1999-08-20 | 測定孔キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001056284A (ja) |
Cited By (12)
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