JPH0236074Y2 - - Google Patents

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JPH0236074Y2
JPH0236074Y2 JP14645685U JP14645685U JPH0236074Y2 JP H0236074 Y2 JPH0236074 Y2 JP H0236074Y2 JP 14645685 U JP14645685 U JP 14645685U JP 14645685 U JP14645685 U JP 14645685U JP H0236074 Y2 JPH0236074 Y2 JP H0236074Y2
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JP
Japan
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hinge
door
lead wire
hinge shaft
heat insulating
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JP14645685U
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JPS6255074U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は断熱箱体に枢設した扉に電装品を配設
する構成とした貯蔵庫に関する。
(ロ) 従来の技術 従来此種貯蔵庫例えば冷蔵庫では扉にバターコ
ンデイシヨナー用のヒータや温度表示装置等の電
装品を配設する場合には、電装品から延在する電
装品側リード線を扉外に導出し、電源に接続され
る給電側リード線を断熱箱体内から導出して両者
を接続しなければならない。この時電装品側リー
ド線は例えば実公昭60−21741号公報の如く、扉
の回動時に最も移動の少ないヒンジ部分より導出
する必要がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ここで断熱箱体に扉を枢支するためのヒンジ装
置は通常、断熱箱体の開口縁に固定されたヒンジ
基板と、ヒンジ基板の先端に下方に向けて延在す
るヒンジ軸と、該ヒンジ軸を挿入するために扉側
に設けられたヒンジ筒等から構成されるため、前
述の電装品側リード線は扉内よりヒンジ筒及びヒ
ンジ軸内を挿通させて導出させなければならな
い。この時電装品側リード線は通常複数であるた
め、扉を断熱箱体に取り付ける際にヒンジ軸内を
一本一本挿通し、又、その後更に給電側リード線
と一本一本接続せねばならず非常に煩わしい。
又、これを解消するために例えばリード線の端部
を多端子のコネクタとした場合には、今度はヒン
ジ軸内を挿通させることができなくなる問題があ
つた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は斯かる問題点を解決するために、扉3
内からヒンジ筒10及びヒンジ軸28内を通して
外部に電装品側リード線11を導出し、断熱箱体
2内から導出した給電側リード線21とヒンジ基
板24上で相互に接続すると共に、ヒンジ軸28
の非断熱箱体2側にはスリツト29を形成したも
のである。
(ホ) 作用 本考案によれば電装品側リード線をヒンジ軸内
に挿通する必要が無くなりスリツトからヒンジ軸
内に入れることができる。又、これによつて電装
品側リード線に大型の多端子コネクタを取り付け
る事も可能となる。更にヒンジ軸より出た電装品
側リード線はスリツトとは反対側に延在すること
になりスリツトより再びヒンジ軸から外れる事も
無い。
(ヘ) 実施例 図面に於いて実施例を説明する。第4図は此種
貯蔵庫の実施例としての冷蔵庫1を示しており、
2は前面に開口する断熱箱体であり、その庫内は
図示しない断熱仕切壁によつて、上下にこれも図
示しない冷凍室と冷蔵室を形成している。3は冷
凍室前面開口部を開閉する冷凍室用扉、4は冷蔵
室前面開口部を開閉する冷蔵室用扉で、これら扉
3及び4は断熱箱体2の前面にヒンジ装置5,
6,7を介して枢設されている。8は冷凍室用扉
3に配設した電装品としての温度表示盤であり、
例えば冷凍室及び冷蔵室の温度を表示する。第5
図に冷凍室用扉3の斜視図を示す。扉3の上面枢
支側部分には中空状のヒンジ筒10が埋め込まれ
ており、温度表示盤8から延びる電装品側の複数
のリード線11がこのヒンジ筒10から外部に導
出され、端部は受け側の大型多端子コネクタ12
に接続されている。
次に第2図に本考案の要部としてのヒンジ装置
5部分の断面図を又、第3図示には平面図を示
す。13は冷凍室用扉3の上面に形成した孔であ
り、ヒンジ筒10はこの孔13に上方から挿入さ
れて扉3内に発泡充填した断熱材14中に埋設さ
れている。ヒンジ筒10は中空状であり、リード
線11は扉3の断熱材14中を経た後、ヒンジ筒
10内を通つて外部に導出されている。15はヒ
ンジ筒10とリード線11に跨るシール材、16
は扉3内周面に設けたガスケツトである。一方、
18は扉3の枢支側に対応する上面前部に形成し
た孔、19はこの孔19に上方から挿入した筒状
のグロメツト、20はグロメツト19内に装設し
たシール材である。21は図示しない電源装置を
含む制御ボツクスより導出された給電側の複数の
リード線で、断熱箱体2内に発泡充填した断熱材
23内を通過した後、シール材20内を通つて上
方の外部に導出されており、端部は差込み側の大
型多端子コネクタ22に接続されている。
24は孔18前方に位置して断熱箱体2の上面
に螺子25,25,25にて固定されたヒンジ基
板であり、厚肉の鋼板にて成り、前部を断熱箱体
2開口縁り前方に突出して設けられている。第1
図にはヒンジ基板24の斜視図を示す。26,2
6,26は螺子25,25,25挿通用の孔であ
る。ヒンジ基板24の前部には下方に延在する中
空筒状のヒンジ軸28が溶接等の手段によつて取
付けられている。ヒンジ軸28の断熱箱体2とは
反対側の面即ち前面には上下開放端に渡つて所定
幅のスリツト29が形成されており、これに対応
したヒンジ基板24前端には切込み30が形成さ
れている。この切込み30はヒンジ軸28をヒン
ジ基板24前端に形成し、スリツト29の全域が
前方に開口するものでは必ずしも必要なものでは
ない。扉3の断熱箱体2へ枢設は、このヒンジ軸
28をヒンジ筒10内に嵌め込むことによつて達
成される。
一方、リード線11と21の接続は、リード線
11を、ヒンジ軸28をヒンジ筒10内に嵌め込
む前にヒンジ軸28内に通し、ヒンジ基板24上
方に導出した後、ヒンジ基板24上でコネクタ1
2,22を相互に結合することによつて行なわれ
る。この時、リード線11はヒンジ基板24の切
込み30を介し、スリツト29よりヒンジ軸28
内に挿入することによつて挿通することができる
ので、非常に簡単であり、又、コネクタ12が邪
魔になることがなく、予めコネクタ12をリード
線11に接続しておけるので、作業性が著しく向
上する。又、この時スリツト29は前方に開口し
ているのでリード線11の挿入に際して断熱箱体
2が邪魔になることが無く、挿入作業は非常に容
易であり、又、リード線11はリード線21と接
続するためにヒンジ基板24上方である断熱箱体
2方向に折れ曲つて延在することをになるので、
これはスリツト29の開口方向とは反対であり、
従つて扉3の回動に際しても、リード線11がス
リツト29よりヒンジ軸28外に外れる危険性も
無い。更に又、多端子のコネクタ12,22を使
用できることによつて複数のリード線11,21
を一括して接続することができるようになる。
32はヒンジカバーであり、前述の如く扉3を
断熱箱体2に枢設し、リード線11,21のコネ
クタ12,22をそれぞれヒンジ基板24上で結
合した後、その下端の爪部32Aをヒンジ基板2
4の係合部24Aに係合し、上方よりヒンジ基板
24を覆つて設けられる。
(ト) 考案の効果 本考案によれば扉より導出される電装品側リー
ド線をスリツトよりヒンジ軸内に挿入することが
できるので大型のコネクタ等を取り付けておくこ
とも可能となる。又、スリツトはヒンジ軸の非断
熱箱体側にあるから、この挿入作業に際して断熱
箱体が邪魔にならず、組み立て作業性の著しい向
上が図れる。又、給電側リード線に接続するため
に電装品側リード線はスリツトとは反対側に延在
することになるので、扉の回動によつてもスリツ
トより脱落し難く実用的効果の大なるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の実施例を示すもので、第1図は
ヒンジ基板の斜視図、第2図は冷蔵庫の要部拡大
断面図、第3図は同平面図、第4図は冷蔵庫の斜
視図、第5図は冷凍室用扉の斜視図である。 3……冷凍室用扉、10……ヒンジ筒、11,
21……リード線、24……ヒンジ基板、28…
…ヒンジ軸、29……スリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒンジ軸を有して断熱箱体に固定したヒンジ基
    板と、ヒンジ筒を有して前記ヒンジ軸をヒンジ筒
    内に挿入することにより前記断熱箱体に枢設した
    扉と、該扉に配設した電装品と、前記扉内から前
    記ヒンジ筒及び前記ヒンジ軸内を通して外部に導
    出した電装品側リード線と、前記断熱箱体内から
    外部に導出した給電側リード線とを設け、前記両
    リード線を前記ヒンジ基板上で相互に接続すると
    共に、前記ヒンジ軸の非断熱箱体側にスリツトを
    形成したことを特徴とする貯蔵庫。
JP14645685U 1985-09-25 1985-09-25 Expired JPH0236074Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14645685U JPH0236074Y2 (ja) 1985-09-25 1985-09-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14645685U JPH0236074Y2 (ja) 1985-09-25 1985-09-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6255074U JPS6255074U (ja) 1987-04-06
JPH0236074Y2 true JPH0236074Y2 (ja) 1990-10-02

Family

ID=31058940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14645685U Expired JPH0236074Y2 (ja) 1985-09-25 1985-09-25

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JPS6255074U (ja) 1987-04-06

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