JPH09112995A - 室内環境制御装置 - Google Patents

室内環境制御装置

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JPH09112995A
JPH09112995A JP7273991A JP27399195A JPH09112995A JP H09112995 A JPH09112995 A JP H09112995A JP 7273991 A JP7273991 A JP 7273991A JP 27399195 A JP27399195 A JP 27399195A JP H09112995 A JPH09112995 A JP H09112995A
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Japan
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environmental
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Application number
JP7273991A
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English (en)
Inventor
Kensuke Tokunaga
研介 徳永
Tetsuaki Otomo
哲明 大友
Hiroo Mizushima
裕男 水島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Shinwa Corp
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
Shinwa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設定操作を頻繁に行なわなければ、長時間に
渡って快適な室内環境を提供できない。 【解決手段】 環境項目測定部11−iによって得られ
た測定値と設定入力された目標値とに基づいて、両者が
一致するような出力制御値を得て、環境項目可変部32
−iに出力する環境制御手段20が、以下の各部を有す
る。一部又は全ての期間で目標値が時々刻々変化する複
数の目標値変化パターンを記憶した目標値変化パターン
記憶部22a、22bを有する。また、目標値として、
いずれかの目標値変化パターンの設定を行なうことがで
きる目標値設定部21〜24と、いずれかの目標値変化
パターンの設定された場合に、その目標値変化パターン
における各時刻の目標値と、環境項目測定部によって得
られた測定値とから出力制御値を決定する制御値決定部
21とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の環境を規定
する1又は2以上の環境項目を制御する室内環境制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】室内の環境を規定する項目としては、温
度、湿度、風速、炭酸ガス濃度、粉塵濃度等の各種項目
があり、これらの1又は2以上の環境項目を制御し得る
室内環境制御装置が種々提案されている。
【0003】このような室内環境制御装置において、従
来は、ユーザが設定した値を目標値とし、この目標値に
実際の測定値を合わせるように常時制御動作するもので
ある。例えば、温度を制御し得る室内環境制御装置にお
いて、温度が23°Cに設定されると、測定温度との差
が大きい設定直後においては、この温度23°Cを目標
とし、目標温度に測定温度が迅速に一致するように大き
く制御し、その後はこの目標温度23°Cから測定温度
が外れないように制御するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置による設定値を目標とする環境制御方法では、人間の
適応性や生理的感覚から見て、以下のような課題を有す
るものであった。
【0005】例えば、暑い暑いといって室内環境制御装
置の1種である冷房機の温度を15°Cに設定しても、
涼しくて気持ちが良いと感じるのは初めの短時間であ
り、その後は、冷たいと感じるようになる。そのため、
冷たいと感じたときには、冷房機に対して、設定温度を
変更することになる。また、各人によって、最適温度に
対する個人差があり、人間が設定温度を変更することが
頻繁に発生することもある。
【0006】このように環境項目の設定値(目標値)が
変更されることが多く発生することは、室内環境制御装
置が、室内に存在する人間に快適な室内環境を十分には
提供できていないことを意味し、装置としては未だ不十
分と言うことができる。また、快適な環境を実現するた
めに、人間に頻繁な目標値の切替え操作を要求している
ことになり、装置の利便性が低いということができる。
【0007】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
のであり、装置の立上がり時等の初期操作によって、快
適な室内環境を長時間に渡って人間に提供することがで
きる室内環境制御装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明は、環境項目についての測定値を得る環境項
目測定部と、その環境項目の実際量を変化させる環境項
目可変部とを備えると共に、環境項目測定部によって得
られた測定値と設定入力された目標値とに基づいて、両
者が一致するような出力制御値を得て、環境項目可変部
に出力する環境制御手段を備える室内環境制御装置にお
いて、環境制御手段が、以下の各部を有することを特徴
とする。
【0009】すなわち、環境制御手段が、(1) 一部又は
全ての期間で目標値が時々刻々変化する複数の目標値変
化パターンを記憶した目標値変化パターン記憶部と、
(2) 目標値として、いずれかの目標値変化パターンの設
定を行なうことができる目標値設定部と、(3) いずれか
の目標値変化パターンの設定された場合に、その目標値
変化パターンにおける各時刻の目標値と、環境項目測定
部によって得られた測定値とから出力制御値を決定する
制御値決定部とを有することを特徴とする。
【0010】本発明の室内環境制御装置においては、目
標値の設定時に時々刻々変化する目標値変化パターンを
設定でき、このような目標値変化パターンに従う各時刻
での目標値と測定値とから、環境項目を制御するように
したので、設定操作を頻繁に行なうことなく、長時間に
渡って快適な室内環境を提供できるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による室内環境制御
装置の一実施形態を図面を参照しながら詳述する。ここ
で、図1が、この実施形態の室内環境制御装置の全体構
成を示すものである。
【0012】図1において、この室内環境制御装置1
も、大きくは、現状環境把握手段10と、環境可変手段
30と、環境制御手段20とから構成されている。
【0013】現状環境把握手段10は、n種類の環境項
目測定部11−1〜11−n(nは自然数で整数N以
下)と、測定値入力インタフェース部12とからなる。
【0014】各環境項目測定部11−1、…、11−n
はそれぞれ、自己に割り当てられている環境項目(例え
ば温度、湿度、風速、炭酸ガス濃度、粉塵濃度等のいず
れか)の現状を検出するセンサが該当する。
【0015】測定値入力インタフェース部12は、これ
ら環境項目測定部11−1〜11−nからの検出信号
を、後述するような構成を有する環境制御手段20が処
理できるようにデジタル信号に変換して入力する部分で
ある。測定値入力インタフェース部12は、例えば、各
環境項目測定部11−1、…、11−nからの測定信号
(アナログ信号)を増幅する増幅器(この増幅器が存在
しない環境項目もあり得る)や、増幅後の測定信号をデ
ジタル信号に変換するA/D変換器等でなる。なお、環
境項目測定部として、デジタル出力形のセンサを適用し
ている場合には、測定値入力インタフェース部12は、
その転送にのみ機能する。
【0016】ここで、この実施形態の室内環境制御装置
1は、最大N種類の環境項目まで対応可能なものであ
り、測定値入力インタフェース部12は、N個までの任
意個数の環境項目測定部11−1、…、11−nを収容
し得るものである。同様に、後述する制御値出力インタ
フェース部31も、N個までの任意個数の後述する環境
項目可変部32−1、…、32−nを収容し得るもので
ある。
【0017】環境可変手段30は、制御値出力インタフ
ェース部31と、環境項目測定部11−1〜11nと同
一個数のn個の環境項目可変部32−1〜32−nから
構成されている。
【0018】制御値出力インタフェース部31は、環境
制御手段20から与えられた各環境項目についての制御
値データを、対応する環境項目可変部32−1、…、3
2−nに与える制御信号に変換するものである。制御値
出力インタフェース部31は、各環境項目についての制
御値データをアナログ信号(段階的に変化するものを含
む)に変換するD/A変換器や、必要ならば変換後のア
ナログ信号を増幅する増幅器等でなる。
【0019】各環境項目可変部32−1、…、32−n
はそれぞれ、自己に割り当てられている環境項目につい
て、入力された制御信号に応じた可変動作を行なうもの
である。
【0020】例えば、環境項目が温度であれば、冷水等
の流体の送出源から送り出された流体が螺旋フィンでな
るフィンコイル部へ導入される流量を制御する電動弁及
びその電動弁の駆動モータ等が環境項目可変部に該当
し、電動弁の開口量を制御してフィンコイル部に流れる
流体量を制御して温度を可変させる。なお、フィンコイ
ル部に与える空気流の量をも制御して温度を可変させる
構成であれば、その環境項目可変部に2種類の制御信号
が与えられることになる。しかし、以下では、同一環境
項目に関する複数種類の制御信号もその個数を考慮する
ことなく、単に制御信号と呼ぶ。また、例えば、環境項
目が炭酸ガス濃度であれば、炭酸ガス吸着用のエアーフ
ィルタと、そのエアーフィルタへの室内空気の流量を制
御するファン等が環境項目可変部に該当し、ファンの回
転数制御で炭酸ガス濃度を可変させる。
【0021】ここで、各環境項目可変部32−1、…、
32−nはそれぞれ、制御方向が1方向のものであって
も2方向のものであっても良く、その点は、本発明の要
旨とは直接は関係しない。例えば、環境項目が温度であ
れば、温度低下のみ制御できる(冷房用)環境項目可変
部であっても良く、温度上昇のみ制御できる(暖房用)
環境項目可変部であっても良く、温度低下及び温度上昇
を制御できる(冷暖房用)環境項目可変部であっても良
い。
【0022】環境制御手段20は、制御部本体21、記
憶装置22、入力装置23及び表示装置24からなり、
当該室内環境制御装置1の立上り時においては、室内環
境の目標値情報の設定処理を行なうと共に、かかる設定
処理後は、現状環境把握手段10が把握した現状環境が
目標環境に合致するように環境可変手段30に対する制
御を行なうものである。
【0023】制御部本体21は、CPUや主メモリやワ
ーキングメモリやIPLやタイマ(カレンダー機能も有
する)等を含むパーソナルコンピュータ本体やワンチッ
プマイコンボード等が該当するものであり、当該環境制
御手段20が担う処理の実行主体である。
【0024】記憶装置22は、ROMやハードディスク
等が該当し、制御動作を実行するプログラムやデータ等
が格納されている。この記憶装置22に、制御動作で利
用する後で詳述する観測地変化パターン情報22aや汎
用変化パターン情報22b等が格納されている点に、こ
の実施形態の大きな特徴がある。
【0025】入力装置23は、テンキー装置やキーボー
ド装置やマウス装置等が該当し、目標値情報等の設定、
入力等に供するものである。なお、操作用表示画面(メ
ニュー画面、ガイダンス画面)の構造にもよるが、例え
ば、入力キーの数が少ないテンキー装置が操作方法を簡
単にできて好ましい。
【0026】表示装置24は、CRTディスプレイや液
晶ディスプレイ等が該当し、制御部本体21の制御下
で、目標値情報の設定モードでは操作用表示画面を表示
したり、室内環境の制御モードでは目標値変化パターン
や測定値変化パターンを表示したりするものである。
【0027】次に、環境制御手段20の処理、特に制御
部本体21の処理を図面を参照しながら詳述する。
【0028】図2は、全体処理の概略フローチャートで
ある。当該室内環境制御装置1が立ち上げられると(主
電源がオンされると)、制御部本体21はまず、各環境
項目についての目標値の変化パターン情報を設定させる
処理を行ない(ステップ100)、その後、各環境項目
について目標値を達成できるようにその時刻での測定値
に基づいた制御動作を実行し(ステップ300)、主電
源がオフされると、終了処理を実行する(ステップ50
0)。
【0029】次に、ステップ100の目標値設定処理の
一例を、図3のフローチャートを参照しながら詳述す
る。
【0030】当該室内環境制御装置1が立ち上げられる
と(主電源がオンされると)、制御部本体21は、記憶
装置22に格納されているOSや設定用プログラムを内
部の主メモリにロードさせたり、設定動作に必要なデー
タ(例えば前回設定時での設定データ等)をワーキング
メモリに転送させたりする等の初期動作を行なう(ステ
ップ101)。
【0031】その後、全ての環境項目名と、各環境項目
に対応付けてそれぞれの前回設定された目標値情報と、
前回の全ての環境項目についての目標値情報を今回も設
定するか否かを問うメッセージとを少なくとも表示装置
24に表示させ、その質問に対して、ユーザが入力装置
23を介して応答した内容を取り込む(ステップ10
2)。そして、全ての環境項目について前回と同じ目標
値情報の設定をユーザが意図したか否かを判定する(ス
テップ103)。
【0032】ここで、目標値情報は、例えば、後述する
目標値の変化パターンの種類名と、その変化パターン種
類において目標値の変化パターンを特定する情報とを少
なくとも含んでいる。
【0033】全ての環境項目について前回と同じ目標値
情報の設定をユーザが指示した場合には、記憶装置22
に記憶されている、各環境項目毎の今回の目標値情報
(従って前回と同じ)についての設定回数を1インクリ
メントした後、各環境項目毎の今回の目標値情報を記憶
装置22の前回情報の格納エリアに格納する(格納しな
いでそのままにしておいても良い)と共に、各環境項目
毎の今回の目標値情報を例えば内蔵するワーキングメモ
リの制御処理用エリアに設定して一連の設定処理を終了
してメインルーチンにリターンしてステップ200の制
御処理に進む(ステップ104)。
【0034】なお、この実施形態の場合、後述するよう
に、各環境項目について、過去に設定された目標値情報
毎の選択回数に基づいた目標値情報の設定も可能となさ
れており、そのため、今回の目標値情報の設定が確定し
たときに選択回数(設定回数)を更新するようにしてい
る。
【0035】また、前回の設定内容をそのまま選択でき
ることを優先させるようにしたのは、以下の理由によ
る。当該室内環境制御装置1は、毎日ほぼ同じ時間に立
ち上げられて設定動作がなされる使用方法が一般的であ
るので、前日から天候が急変しない限り前日と同じ設定
をなされるのが普通であると考えられるためである。
【0036】一方、全ての環境項目については前回と同
じ目標値情報の設定をユーザが指示しない場合には(ス
テップ103で否定結果)、予め定められている設定順
序に従うある環境項目名と、その環境項目について前回
設定された目標値情報と、その目標値情報を今回も設定
するか否かを問うメッセージとを少なくとも表示装置2
4に表示させ、その質問に対して、ユーザが入力装置2
3を介して応答した内容を取り込む(ステップ10
5)。そして、その環境項目について前回と同じ目標値
情報の設定をユーザが意図したか否かを判定する(ステ
ップ106)。
【0037】このときにも、その設定対象の環境項目に
ついて前回と同じ目標値情報の設定をユーザが指示した
場合には、記憶装置22に記憶されている、その環境項
目の今回の目標値情報(従って前回と同じ)についての
設定回数を更新(1インクリメント)した後、その環境
項目の今回の目標値情報を記憶装置22の前回情報の格
納エリアに格納する(格納しないでそのままにしておい
ても良い)と共に、その環境項目の今回の目標値情報を
例えば内蔵するワーキングメモリの制御処理用エリアに
設定する(ステップ107)。その後、全ての環境項目
に対する個別の設定処理が終了したかを判定し(ステッ
プ108)、終了した場合には、一連の設定処理を終了
してメインルーチンにリターンしてステップ300の制
御処理に進み、これに対して、個別設定が終了していな
い環境項目が残っていると、上述したステップ105に
戻って未設定の他の環境項目に対する個別設定処理に移
行する。
【0038】現時点で設定対象の環境項目について前回
と同じ目標値情報の設定が否定指示されると(ステップ
106で否定結果)、その環境項目について、過去の設
定内容の選択回数に基づいて設定するか否かを問うメッ
セージを表示装置24に表示させ、その質問に対して、
ユーザが入力装置23を介して応答した内容を取込み
(ステップ109)、選択回数に基づいた設定態様をユ
ーザが指示したか否かを判定する(ステップ110)。
【0039】選択回数に基づいた設定態様をユーザが指
示した場合には、回数が多い順番に目標値情報の選択候
補を表示装置24に表示させて、ユーザが入力装置23
を介して指示した候補の目標値情報を取込む(ステップ
111)。その後、上述したステップ107の処理を行
なう。すなわち、記憶装置22に記憶されている、現在
設定対象の環境項目の選択された目標値情報についての
設定回数を更新(1インクリメント)した後、その環境
項目の目標値情報を記憶装置22の前回情報の格納エリ
アに格納する(格納しないでそのままにしておいても良
い)と共に、その環境項目の今回の目標値情報を例えば
内蔵するワーキングメモリの制御処理用エリアに設定す
る。
【0040】ここで、過去に選択された目標値情報を選
択回数の順番で表示して選択できるようにしたのは、以
下の理由による。天候等が前日と異なっても同一季節を
見れば同じ天候の日が多い。そのため、前日(前回)の
目標値情報を採用できない場合でも、過去において複数
回設定した目標値情報と同じ内容を設定したくなること
が多く生じ、このような要求に適応できるように、過去
に選択された目標値情報から今回の目標値情報を設定可
能とした。
【0041】選択回数に基づいた設定態様をユーザが否
定した場合には(ステップ110で否定結果)、3種類
の目標値の変化パターン(固定パターン、観測地変化パ
ターン及び汎用変化パターン)の種類名を表示装置24
に併記表示させ、それに応じて、ユーザが入力装置23
を介して指示した種類を取込み(ステップ112)、そ
の種類を判別する(ステップ113)。
【0042】固定パターン種類が選択された場合には、
表示装置24及び入力装置23を協働させて、従来装置
と同様に、現在設定対象となっている環境項目に対する
固定値の目標値を取込む(ステップ114)。
【0043】観測地変化パターン種類が選択された場合
には、表示装置24及び入力装置23を協働させて、ど
の観測地のパターンを適用するかを取込み(ステップ1
15)、その後、内蔵するタイマ(カレンダー機能)が
指示する本日の日付情報に基づいて(又は、ユーザ入力
による日付情報に基づいて)、指示された観測地の所定
期日の目標値の変化パターンを記憶装置22の所定の記
憶エリア22aから取出す(ステップ116)。
【0044】記憶装置22(22a)には、人間が爽快
感や快適感を感じる複数の地域、例えば軽井沢や南紀白
浜や那須高原等のリゾート地において、各環境項目につ
いて複数の異なる日(例えば1日や1週間や1か月毎)
に実際に観測した時系列データを格納しており、上述し
た処理では、指示された観測地の本日に最も近い観測日
の実測した変化パターンを取出す。なお、観測地の最も
爽快感や快適感を感じる1日だけのデータを実測によっ
て得て格納しておくようにしても良く、この場合には、
本日に応じた取出し処理は不要である。
【0045】汎用変化パターン種類が選択された場合に
は、表示装置24及び入力装置23を協働させて、どの
汎用変化パターンを適用するかを取込み(ステップ11
7)、その後、選択された汎用変化パターンの基本波形
情報を記憶装置22の所定の記憶エリア22bから取出
して表示装置24に表示させると共に、ユーザが入力装
置23を介して指示したその具体的な変化パターンを規
定するパラメータ値を取込む(ステップ118)。
【0046】図4は、汎用変化パターンの例を示す基本
波形図である。汎用変化パターンとしては、任意波形形
状のものを用意しておくことができるが、この実施形態
の場合、各時刻での目標値を算出し易い減衰正弦波形状
のものを用意している。図4(A)は、減衰曲線(上下
包絡線)が直線の汎用変化パターンを示しているが、図
4(B)に示すような減衰曲線(図では上側包絡線のみ
示している)が、減衰率が徐々に小さくなる汎用変化パ
ターンも用意しておき、いずれかの汎用変化パターンを
選択させるようにしている。
【0047】汎用変化パターンの具体的な変化パターン
を規定するパラメータ値は、変化が収束した場合の最終
目標値SAと、制御開始から最終目標値SAに到達する
までに要する変化制御時間TT(なお、この時間を越え
ると固定値制御と同様な環境制御が実行される)と、正
弦波での周期Tとである。ユーザはこれらのパラメータ
SA、TT、Tの値を具体的に指示する。なお、かかる
指示のために、汎用変化パターンの波形形状を表示装置
24に表示させ、ユーザが指示する毎に波形を変化さ
せ、確定キー等の操作でその時点での指示を内部で確定
させるようにしても良い。また、設定時における値(測
定値又は100%)と最終目標値SAとの差分が、制御
開始時における正弦波の振幅として内部演算されるよう
になされている。なお、設定対象の環境項目が、その制
御方向が1方向のものであると、最終目標値SAとし
て、現在の測定値より大きい(又は小さい)値の設定を
拒否するようにする。
【0048】ここで、汎用変化パターンの縦軸は、絶対
値であっても相対値であっても良く、環境項目に応じて
選定すれば良い。例えば、設定対象の環境項目が温度で
あれば、何°Cという絶対値で最終目標値SAを指示す
るようにすれば良い。また、人間が数値を見てもその意
味するところを知得し難い炭酸ガス濃度が設定対象の環
境項目であれば、設定時における濃度を100%とした
相対値(%)で最終目標値SAを指示するようにすれば
良い。なお、相対値設定の環境項目では、制御時におい
て、設定時での測定値を基準に絶対値への変換処理を行
なって処理するようにしても良く、また、測定値を、設
定時での測定値を100%とした相対値に変換して制御
を行なうようにしても良い。
【0049】なお、炭酸ガス濃度は、ある程度なければ
人間が変調を訴えるようになり、0(無存在)が最適値
ではない。また、排気ガス等によって炭酸ガスが多く存
在する外気との交換が夜間の内に少しずつではあるが行
なわれているため、当該室内環境制御装置1を立上げた
とき(朝を想定している)に炭酸ガスが多く存在し、最
終目標値SAとしては100%以下が設定可能である。
【0050】汎用変化パターンとして、減衰正弦波形状
のものを用意するようにしたのは、以下の理由による。
【0051】上述したように、例えば、暑い暑いといっ
て温度を15°Cに設定しても、涼しくて気持ちが良い
と感じるのは初めの短時間であり、その後は、冷たいと
感じるようになる。しかし、設定温度自体を振動させる
とこのような人間の感覚変化に合致させることができ
る。また、最終的な設定温度に温度を振動させながら徐
々に変化させていくと、人間の適応性のために、最終的
な設定温度に達した以降、固定値制御してもその固定温
度に違和感なく馴染むことができる。さらに、最適な温
度が個々人によって異なっても、最終的な設定温度に温
度を振動させながら徐々に変化させていくと、多くの人
がその最終的な温度に抵抗を感じないようになる。他の
環境項目にも同様なことが言えると考えられる。そこ
で、汎用変化パターンとして減衰正弦波形状を用意し
た。
【0052】固定パターン種類、観測地変化パターン種
類及び汎用変化パターン種類のいずれが選択された場合
であっても、設定対象の環境項目について、その目標値
情報が設定入力されると、上述したステップ107の処
理を行なう。すなわち、記憶装置22に記憶されてい
る、現在設定対象の環境項目の選択された目標値情報に
ついての設定回数を更新(1インクリメント)又は1に
初期設定した後、その環境項目の目標値情報を記憶装置
22の前回情報の格納エリアに格納すると共に、その環
境項目の今回の目標値情報を例えば内蔵するワーキング
メモリの制御処理用エリアに設定する。
【0053】以上のような処理により、全ての環境項目
に対する目標値情報の設定がなされ、ステップ300の
制御処理に移行することになる。
【0054】制御処理には、室内環境を目標環境に一致
させるようにする本来の制御処理と、この制御処理中に
入力装置23等からの入力信号があった場合に実行され
る割込み処理とがあり、前者の処理は、例えば図5のフ
ローチャートに従ってなされ、後者の処理は、例えば図
7のフローチャートに従ってなされる。
【0055】まず、室内環境を目標環境に一致させるよ
うにする本来の制御処理を、図5のフローチャートを参
照しながら詳述する。
【0056】設定処理が終了して制御処理に入ると、記
憶装置22に格納されている制御用プログラムを主メモ
リにロードした後、まず、所定の環境項目の目標値情報
に基づいて、その目標値の時間変化を示す波形曲線を表
示装置24に表示させると共に、他の環境項目名や設定
のリセットの希望等を表す例えばアイコンを、入力装置
23の入力キーに対応付けて表示させる(ステップ30
1)。この表示された目標値波形には、後述するように
して測定値波形が重畳表示され、ユーザが制御内容を容
易に知得できるようになされている(後述する図6
(A)参照)。また、このような目標値波形及び測定値
波形を重畳表示している環境項目を切り替えられるよう
に環境項目名アイコンを表示している。
【0057】このような初期表示動作が終了すると、予
め定められている制御順序に従うある環境項目の現在時
刻や次時刻等での目標値を認識すると共に(ステップ3
02)、その環境項目の測定値を取込んで内部に格納す
る(ステップ303)。そして、取込んだ測定値と現在
時刻や次時刻等での目標値とに基づいて、出力制御値を
決定して、制御値出力インタフェース部31に出力させ
る(ステップ304)。
【0058】出力制御値の決定方法はどのような方法で
も良いが、目標値が変化するパターン種類であれば、例
えば、以下のような方法を適用する。現時刻の測定値と
目標値の差と、前時刻の測定値と目標値の差との変化分
(何%のアップ/ダウンか)をとらえ、また、現時刻の
測定値からの次時刻の目標値への変化率を求め、目標値
と測定値との一致・不一致傾向を示す前者の変化分と、
これからの制御方向を規定する後者の変化率とから、出
力制御値は、前回のままで良いか否か、変化させるのな
らば何%上げるか何%下げるかを決定する。
【0059】図6は、炭酸ガス濃度についての制御例を
示す信号波形図である。ここで、その環境項目可変部
は、炭酸ガス吸着用のエアーフィルタと、そのエアーフ
ィルタへの室内空気の流量を制御するファン等でなるも
のであり、ファンの回転数制御で炭酸ガス濃度を可変さ
せるものである。すなわち、この環境項目可変部は、炭
酸ガス濃度を減らす制御しかできず、増加は外気との自
然交換や人間の呼吸に委ねるものである。図6(A)に
おいて、曲線CAは目標値曲線であり、曲線CBは現時
刻までの測定値曲線であり、図6(B)は、ファンの回
転数を制御する信号の周波数である。
【0060】この例の場合、前時刻では目標値が測定値
より高い状況でファンを止めている。ここで、前時刻で
は測定値の目標値からの偏差はマイナスに僅かであるの
に対して、現時刻では測定値の目標値からの偏差は僅か
にプラス側に変化する。従って、出力制御値が同じであ
れば、次時刻では測定値の目標値からの偏差はより増加
すると推測される。一方、次時刻の測定値が現時刻で同
じとした場合の目標値に対する変化率もやや増大する。
そこで、上述した変化分や変化率に基づいた決定方法に
より、ファンを停止させている前時刻の出力制御値を維
持せずに、炭酸ガス濃度を低下させるように、中間の回
転数を指示する出力制御値を出力する。
【0061】以上のようにして出力制御値を出力する
と、現在の制御対象の環境項目は、表示装置24に目標
値曲線と測定値曲線とを重畳表示している環境項目か否
かを判定し(ステップ305)、表示対象であれば、今
回の測定値を測定値曲線に追加表示させる(ステップ3
06)。
【0062】その後、現時刻における全ての環境項目に
対する制御処理が終了したかを判定し(ステップ30
7)、終了していない環境項目が残っていると、上述し
たステップ302に戻って未制御の他の環境項目に対す
る制御処理に移行する。一方、現時刻での制御処理が全
ての環境項目について終了すると、次の制御時刻になる
のを待受け(ステップ308)、次の制御時刻になる
と、上述したステップ302に進む。
【0063】以上のようにして、各環境項目に対して、
目標値及び測定値に基づいた制御動作が実行される。
【0064】次に、このような制御動作中に入力装置2
3に対するキー操作がなされたり、電源スイッチがオフ
操作されたりした場合の処理を、図7のフローチャート
を参照しながら詳述する。
【0065】制御動作中に操作入力があると、制御プロ
グラムの一種である図7に示す処理を割込みによって開
始し、まず、電源スイッチがオフ操作されたか否かを判
定する(ステップ401)。オフ操作されたのならば、
ステップ500の終了処理を実行する。
【0066】操作が電源スイッチのオフ操作でなけれ
ば、設定リセットを指示するキー入力操作がなされたか
否かを判定する(ステップ402)。設定リセットがキ
ー入力操作された場合には、上述の図3に示した設定処
理(ステップ100)に移行する。
【0067】この操作判定でも否定されると、目標値曲
線及び測定値曲線を重畳表示する環境項目の変更操作が
なされたか否かを判定する(ステップ403)。この操
作入力判定でも否定されると、受け付けられない操作が
なされたので、図5に示す処理に直ちに戻り、一方、目
標値曲線及び測定値曲線を重畳表示する環境項目の変更
操作がなされると、その環境項目についての目標値曲線
とそれまでの測定値曲線とを表示装置24に重畳表示さ
せ(ステップ404)、その後、図5に示す処理に直ち
に戻る。
【0068】終了処理は、フローチャートの図示は省略
するが、以下のようになされる。例えば、必要なデータ
を記憶装置22に保存させ、その後、当該室内環境制御
装置1の主電源を落とす。なお、タイマ等に対しては補
助電源から継続して電源電圧を供給する。
【0069】以上のように、上記実施形態によれば、目
標値の設定時に時々刻々変化する目標値変化パターンを
設定でき、このような目標値変化パターンに従う各時刻
での目標値と測定値とから、環境項目を制御するように
したので、設定操作を頻繁に行なうことなく、長時間に
渡って快適な室内環境を提供できる室内環境制御装置を
実現できる。
【0070】因に、人間の感覚は、変化がない状態より
緩やかな変化(ゆらぎ)がある状態を好ましいと感じる
ことが多く、目標値を変化させる制御はこの人間の特質
によくマッチし、快適感を増大させると考えられる。
【0071】また、目標値変化パターンとして、特定の
土地で実測した観測地変化パターンと、汎用的な変化パ
ターンとを用意しているので、ユーザにとって最適な目
標値変化パターンを選択でき、その分使い勝手を高めて
いる。
【0072】なお、上記実施形態の説明においても、種
々その変形の余地を説明したが、上記実施形態を変形し
た実施形態を例示すれば以下の通りである。
【0073】(1) 目標値変化パターンとして、観測地変
化パターンだけを用意した室内環境制御装置であっても
良く、汎用変化パターンだけを用意した室内環境制御装
置であっても良い。
【0074】(2) 上記実施形態においては、過去の選択
回数面からの目標値変化パターンの選択を、固定値パタ
ーン、観測地変化パターン及び汎用変化パターンのいず
れでも可能なものを示したが、観測地変化パターン及び
又は汎用変化パターンについて、室内環境制御装置が過
去の選択回数面からの目標値変化パターンの選択を認め
るようにしても良い。
【0075】(3) 上記実施形態においては、次回の設定
処理のための今回の目標値情報の保存や選択回数の更新
を設定時に行なうものを示したが、終了処理の中で行な
うようにしても良い。
【0076】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、環境項
目測定部によって得られた測定値と設定入力された目標
値とに基づいて、両者が一致するような出力制御値を得
て、環境項目可変部に出力する環境制御手段が、(1) 一
部又は全ての期間で目標値が時々刻々変化する複数の目
標値変化パターンを記憶した目標値変化パターン記憶部
と、(2) 目標値として、いずれかの目標値変化パターン
の設定を行なうことができる目標値設定部と、(3) いず
れかの目標値変化パターンの設定された場合に、その目
標値変化パターンにおける各時刻の目標値と、環境項目
測定部によって得られた測定値とから出力制御値を決定
する制御値決定部とを有するので、目標値が時々刻々変
化する目標値変化パターンに従う各時刻での目標値と測
定値とから環境項目を制御でき、設定操作を頻繁に行な
うことなく、長時間に渡って快適な室内環境を提供でき
る室内環境制御装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態の全体の概略処理を示すフローチャー
トである。
【図3】実施形態の目標値設定処理を示すフローチャー
トである。
【図4】実施形態の汎用変化パターン例を示す説明図で
ある。
【図5】実施形態の制御時の処理を示すフローチャート
(その1)である。
【図6】実施形態の目標値、測定値、出力制御値の変化
例を示す波形図である。
【図7】実施形態の制御時の処理を示すフローチャート
(その2)である。
【符号の説明】
1…室内環境制御装置、11−1〜11−n…環境項目
測定部、20…環境制御手段、21…制御部本体、22
…記憶装置、22a…観測地変化パターン情報、22b
…汎用変化パターン情報、32−1〜32−n…環境項
目可変部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水島 裕男 東京都新宿区西新宿3−16−6 進和テッ ク株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環境項目についての測定値を得る環境項
    目測定部と、その環境項目の実際量を変化させる環境項
    目可変部とを備えると共に、上記環境項目測定部によっ
    て得られた測定値と設定入力された目標値とに基づい
    て、両者が一致するような出力制御値を得て、上記環境
    項目可変部に出力する環境制御手段を備える室内環境制
    御装置において、 上記環境制御手段が、 一部又は全ての期間で目標値が時々刻々変化する複数の
    目標値変化パターンを記憶した目標値変化パターン記憶
    部と、 目標値として、いずれかの上記目標値変化パターンの設
    定を行なうことができる目標値設定部と、 いずれかの上記目標値変化パターンが設定された場合
    に、その目標値変化パターンにおける各時刻の目標値
    と、上記環境項目測定部によって得られた測定値とから
    出力制御値を決定する制御値決定部とを有することを特
    徴とする室内環境制御装置。
  2. 【請求項2】 上記目標値変化パターン記憶部に、パラ
    メータを与えることにより異なる目標値変化パターンと
    なる汎用変化パターンを、複数の目標値変化パターンの
    記憶情報として記憶しておき、上記目標値設定部がパラ
    メータを取込むことで、目標値変化パターンの内容を確
    定することを特徴とする請求項1に記載の室内環境制御
    装置。
  3. 【請求項3】 上記汎用変化パターンが、振幅が徐々に
    減衰していく減衰正弦波に従う変化を行なうものである
    ことを特徴とする請求項2に記載の室内環境制御装置。
  4. 【請求項4】 減衰正弦波に従う上記汎用変化パターン
    のパラメータが、減衰が終了したときの定値目標値と、
    減衰が終了するまでの時間と、正弦波周期とであること
    を特徴とする請求項3に記載の室内環境制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005194977A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Hino Motors Ltd 内燃機関の過渡特性試験装置および方法
JP2005195542A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Hino Motors Ltd エンジンの過渡試験装置および方法
US9908074B2 (en) 2014-10-29 2018-03-06 Xiaomi Inc. Method and device for controlling purification of air

Cited By (3)

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JP2005194977A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Hino Motors Ltd 内燃機関の過渡特性試験装置および方法
JP2005195542A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Hino Motors Ltd エンジンの過渡試験装置および方法
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