JPS6122132A - 調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マイクロコンピュータを制御装置として利用
し、複数の調理段階からなる調理メニューを設定して調
理対象食品を自動的に調理し、また設定された調理メニ
ューにコードを付して登録することを可能とし、更にそ
のコードを指定することによりそのコードを付された調
理メニューを随時実行することを可能とした調理器に関
する。

〔従来技術〕

マイクロコンピュータを制御装置として利用して、自動
的に調理を実行する調理器が実用化されている。

このような調理器では１、調理の実行に先立って、複数
の調理段階、即ち加熱装置の出力、加熱温度、加熱時間
等を組合せた調理メニューを設定することにより、複雑
な調理が人手を煩わすことなく自動的に実行される。更
に、実際に調理をする際のみならず、予め調理メニュー
を設定し、これを特定するコード（通常は番号）を付し
て登録しておけば、そのコードを指定することにより随
時反復して所望の調理メニューの実行が可能である等、
使用者にとっては大変便利なものである。

〔本発明が解決しようとする問題点〕

ところで、上述の如き調理器では、調理メニューの登録
をする場合には、使用者がまずコードを決定してこれを
入力し、換言すれば制御装置であるマイクロコンピュー
タのメモリに調理メニューを登録することが可能な余地
が有ることを確認した後、複数の調理段階を順次入力す
ることにより調理メニューを設定する構成となっている
。このため、たとえば、調理を実行するために調理メニ
ューを設定し、これを実行したところ、調理の仕上がり
が大変良かったため登録しておきたいと使用者が思った
ような場合には、登録のための設定を再度行う必要があ
った。

しかし、このような場合には、使用者は設定し実行した
調理メニューを記憶していなければならず、また再び設
定し直すことは煩わしいという問題点も有った。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
従来は調理メニューを登録する際には、先ず調理メニュ
ーのコードを指定することにより調理メニューを記憶す
るためのメモリのエリアを確保していたのを、本発明で
は、調理メニューを登録格納する主メモリの他に、調理
実行のために設定された調理メニューを一時的に記憶し
ておくための補助メモリを備え、調理が終了した後、そ
の調理メニューを補助メモリから主メモリに転送格納し
得るようにして、実行後の調理メニューにコードを付Ｃ
て登録可能とすることにより、前述した如き問題点の解
消を図り、更に、調理メニューを登録する余裕が無い場
合にはその旨表示される構成とした調理器の提案を目的
とする。

〔実施例〕

第２図は本発明に係る調理器の外観図である。

本体１の前面右側には操作パネル４が配設されており、
その上側部には表示装置６が、下側部には数字キー及び
各種機能キーからなるキーボード５が、更に背部には後
述する制御回路（第１図参照）がそれぞれ備えられてい
る。

また、本体１の左側寄り部分には本体１の前面に向けて
開口された調理室２が形成されており、本体１左側端寄
りに枢着されｆ！ｍ理室ドア３によりその開口部が覆わ
れるようになっている。

第３図は操作パネル４の模式図である。

操作パネル４の上側部りに備えられた表示装置６は、調
理メニュー設定時にはキーボード４の数字キーにより入
力された加熱時間、温□度、加熱装置の出力等が表示さ
れ、調理実行中には残時間等が表示される。

キーボード４は、０〜９の数字キーと、各種機能キーと
で構成されている。

“ニュー・レシピ”キー５１は、調理メニューを登録す
る余裕が無い場合に、既に登録されている調理メニュー
を消去するために操作される。

“タイム”キー５２は加熱時間の設定に、“クック”キ
ー５３は加熱装置の出力を設定する際に、“テンプ”キ
ー５４は加熱温度を設定する際に、“クリア”キー５５
は誤入力の解除に、“スタート”キー５６は調理の実行
開始を指示する際に、“ストップ”キー５７は調理を緊
急に停止させる場合にそれぞれ使用される。

゛°レシピ”キー５８は、その操作の後に、登録されて
いる調理メニューそれぞれに付されたコードであるレシ
ピ番号を数字キーにて入力し、“スタート”キー５６を
操作することにより、そのレシピ番号の調理メニューが
自動的に実行されるものである。

“ストア”キー５９は、上述の各種ＩＪＩＩ能キー及び
数字キーを用いて調理メニューを設定した後に操作され
ること゛により、設定された調理メニューが登録される
ものである。なお、調理メニューを設定した後、“スタ
ート”キー５６を操作すると、設定された調理メニュー
に従って自動的に調理が実行される。

第１図は本発明器の制御回路のブロック図であリ、制御
装置１１はマイクロコンピュータを使用している。

制御装置１１は、ＣＰＵ、ＲＯＭ、調理メニューを登録
格納するための主メモリであＲＡＭ１２等から構成され
ており、この他にキーボード４により入力設定された調
理メニューをその実行が終了し次の調理メニューが入力
設定されるまでの間、一時的に格納するための補助メモ
リであるバッファメモリ１３が備えられている。なお、
ＲＡＭ１２は本発明器の主電源が遮断された場合にも、
格納された調理メニューが消去されないように電池回路
Ｉ４によりバックアンプされている。

図中１５は加熱装置であり、制御装置１１により調理メ
ニューに従ってそのオン、オフが制御される。

以上の如く構成された本発明器の動作について、制御装
置１１の制御内容を示す第２図のフローチャートに従っ
て説明する。

まず、”レシピ”キー５８が操作された場合には、ステ
ップ■から［相］へ進んでレシピ番号の入力検出及びそ
の番号に対応する調理メニューのデータのＲＡＭ１２か
らの続出が行われ、その調理メニューが実行される（ス
テップ０）。

“レシピ”キー５８が操作されず、他の機能キー及び数
字キーが操作されて調理メニューが設定された場合には
、そのデータがバッファメモリ１３に一旦格納される（
ステップ■）。そして“スタート”キー５６が操作され
ると（ステップ■）、制御装置１１はバッファメモリ１
３に格納されている調理メニューのデータを読出し、こ
れに従って加熱装置１５を制御して調理対象食品を加熱
調理する（ステップ■）。

さて、調理が終了すると、ステ・ノブ■がら■へ進んで
“ストア°キー５９が操作されたが否ががｔＩＭべられ
る。“ストア”キー５９が操作された場合には、ステッ
プ■に進んでＲＡＭ１２内の調理メニューが登録されて
いないレシピ番号を検索し、調理メニューが登録されて
いないレシピ番号が有る場合にはその内の最も小さいレ
シピ番号の登録エリアにバッファメモ１月３がら調理メ
ニューのデータを転送し、格納する（ステップ■）。そ
して、そのレシピ番号を表示装置６に表示した後、ステ
ップ■に戻る。

一方、ステップ■における検索の結果、調理メニューが
登録されていないレシピ番号が無い場合には、表示装置
６にＦＵＬＬ”と表示され（ステップＯ）、次に“ニュ
ー・レシピ”キー５１が操作されたか否かが調べられる
（ステップ［相］）。

“ニュー・レシピ”キー５１が操作されない場合にはス
テップ■へ戻るが、操作された場合には、既に登録され
てる調理メニューを消去しての新しい調理メニューの登
録が可能となる。即ち、使用者が“二ニー・レシピ”キ
ー５１を操作した後、不要の調理メニューのレシピ番号
をキーボード４がら入力すると、数字キーのキースキャ
ンが行われ、これにより検出された入力数字に対応する
レシピ番号の調理メニューが消去され（ステップ■）、
この消去された調理メニューに代わってバッファメモリ
１３に格納されている調理メニュー、即ち直前に実行さ
れた調理メニューがメモリ１３に格納される（ステップ
■）。そして、前述のステップ［相］−に進んで、調理
メニューが格納されたレシピ番号が表示装置６に表示さ
れる。

〔効果〕

以上のように、本発明によれば、予めコードを付される
ことなく設定され、あるいは実行されてＬ４っり調理メ
ニューを、再設定することなく、１回のキー操作にて登
録することが可能となる。

このため、調理終了後の仕上がりが良い場合には、その
調理メニューを簡単な操作で間違い無く登録することが
可能となる。

また、調理終了後に調理メニューを登録した場合には、
そのコードが表示されるので、次にその調理メニューを
読出して実行する際にも誤って他の調理メニューが実行
されることは無い。

更に、調理終了後にその調理メニューを登録するに際し
て、メモリに登録の余地が無い場合にはその行表示され
るため、使用音は、他の不要な調理メニューを消去した
後、新しい調理メニューを登録することが可能となる。

なお、前記実施例では調理終了後にその調理メニューを
登録する構成としているが、それ以前、即ちコードを付
されることな（調理メニューが設定された時点等に登録
し得る構成としても良い。

更に、前記実施例では設定された調理メニューをその調
理が終了するまで記憶しておくための補助メモリとして
のバッファメモリを、主メモリであるＲＡＭとは別に備
える構成としているが、たとえば主メモリであるＲＡＭ
内の一部をそれに使用する構成、あるいはＣＰＵにレジ
スタを備えてそれに使用する構成等も可能であることは
勿論である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであり、第１図は本発
明器の制御回路のブロック図、第２図はその制御装置の
制御内容を示すフローチャート、第３図は本発明器の略
示外観図、第４図はキーボードの模式図である。 １１・・・制御装置　　１２・・・ＲＡＭ　　　１３・
・・バッファメモリ　　１５・・・加熱装置　　５１・
・・“ニュー・レシピ”キー　　５９・・・“ストア”
キー第　３　図 第　４　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、設定された調理メニューが自動的に実行され、主記
   憶手段に登録された複数の調理メニューそれぞれに付さ
   れたコードが指定された場合にはそのコードに対応する
   調理メニューが自動的に実行されるべくなした調理器に
   おいて、 設定された調理メニューを一時的に記憶す る補助記憶手段と、 該補助記憶手段に記憶された調理メニュー にコードを付して前記主記憶手段に記憶させる手段と を備えたことを特徴とする調理器。 ２、設定された調理メニューの登録に際して、付された
   コードを表示すべくなした特許請求の範囲第１項記載の
   調理器。 ３、設定された調理メニューの登録に際して、前記主メ
   モリに登録余地が無い場合にはこれを表示すべくなした
   特許請求の範囲第１項記載の調理器。