JPH09111289A - 液体漂白剤組成物 - Google Patents

液体漂白剤組成物

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JPH09111289A
JPH09111289A JP7294803A JP29480395A JPH09111289A JP H09111289 A JPH09111289 A JP H09111289A JP 7294803 A JP7294803 A JP 7294803A JP 29480395 A JP29480395 A JP 29480395A JP H09111289 A JPH09111289 A JP H09111289A
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formula
linear
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JP7294803A
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Yoshitaka Miyamae
喜隆 宮前
Jiyunko Nishioka
潤子 西岡
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配合した有機過酸前駆体から効果的に過酸を
発生し、保存時のガス発生が抑制された液体漂白剤組成
物を得る。 【解決手段】 過酸化水素と有機過酸前駆体とを含む液
体漂白剤組成物において、アルコールまたはアルキルフ
ェノールにエチレンオキサイドを付加したノニオン界面
活性剤あるいはアルキルスルホベタイン型両性界面活性
剤と;アルキルアミンオキサイド、アルキルベタイン型
両性界面活性剤、アルキルポリグリコシド、メチルグル
コシドアルキルエステル、LAS,AOS,AESとを
組合わせて配合し、かつ、有機過酸化物化合物を添加す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は有機過酸前駆体を含
有した貯蔵安定性に優れ、且つ過酸化水素の分解による
ガス発生の防止効果に優れた液体酸素系漂白剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】酸素系漂白剤は、色、柄物に使用できる
特長を有し、衣料用漂白剤の主流となってきている。一
方 漂白力の点で塩素系漂白剤に劣っており、酸素系漂
白剤の漂白力の向上については多くの研究がなされてき
ている。その1つの手法に有機過酸前駆体を利用する考
え方がある。この有機過酸前駆体は、洗浄液中で過酸化
水素と反応し、より漂白力の高い有機過酸を生成する。
【0003】ここで用いられる洗浄液中で過酸化水素を
発生する過酸化物として、粉末タイプの漂白剤、もしく
は、漂白性能を有するヘビー洗剤では、過炭酸ナトリウ
ムや、過ほう酸ナトリウムなどが利用され、液体漂白剤
では過酸化水素が用いられる。また、有機過酸前駆体に
は、例えばテトラアセチルエチレンジアミン(TAE
D)、グルコースペンタアセテート(PAG)、フェノ
ール誘導体アルキルエステル等が用いられており(特公
平63−12520号公報)、有機過酸前駆体の利用は
一般的になってきている。
【0004】液体漂白剤には、その漂白基剤として過酸
化水素が用いられているが、このような過酸化物は、分
解し酸素を発生する性質を有しており、この抑制は過酸
化水素を利用する組成物の課題である。この過酸化水素
の分解抑制については種々の提案がなされており、特開
昭63−110294号公報では過酸化水素の安定化剤
としてアミノポリフォスフェートやエチレンジアミン四
酢酸のようなキレート剤や、BHT(ジブチルヒドロキ
シトルエン)のような酸化防止剤を用いることが提案さ
れている。
【0005】過酸化水素の分解率という面でみれば、こ
れらの手法によって事実上問題のないレベルに到達する
ことは不可能ではない。しかし、分解によって発生する
ガスの量を考えると、問題が生じる。なぜならば、過酸
化水素の分解率がわずかであっても、発生する気体の体
積は大きくなるからである。例えば、500mlの6%
過酸化水素溶液が、分解して5.8%に減じた場合のガ
スの発生量は380ml(50℃)にもなる。仮に55
0mlの容器に充填されていたとすると、容器内の圧力
は約9気圧にもなる。このため、ボトルの変形や、場合
によっては容器の破裂をも生じる。この解決のために過
酸化水素の分解によって生じる酸素ガスの発生の抑制を
する必要がある。この問題の解決のために特開平3−1
15399号公報では過酸化水素のある特定の香料を添
加することによって過酸化水素の分解にはほとんど影響
を与えずに、過酸化水素が分解することによって生じる
酸素ガスの発生を抑制することが報告されている。しか
し、この手法を有機過酸前駆体が配合された系に応用す
ると、香料によっては、有機過酸前駆体から生成した有
機過酸と反応して活性を失わせ、漂白効果を低下させる
原因となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、過酸化水素
を含む液体漂白剤組成物において、漂白効果を損なうこ
となくガス発生を抑制することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、課題解決
のために鋭意研究の結果、本発明(a)〜(d)成分と
共に(e)成分である特定の有機過酸化物を製剤中に添
加することにより、漂白効果を損なうことなくガス発生
を抑制することができることを見出した。すなわち、本
発明は下記の(a)群の中から選ばれる1種又は2種以
上の界面活性剤と(b)群の中から選ばれる1種又は2
種以上の界面活性剤を、(a)群対(b)群の重量比が
1/0〜10/1で、且つ(a)+(b)の合計が組成
中に5〜30重量%、および(c)群、(d)群、
(e)群、の各成分が下記に記載の含有量であり、溶液
のpHが2.5〜4.5であることを特徴とする。 (a)群:一般式(I)、(II)または(III) で示さ
れる界面活性剤
【0008】
【化5】 (一般式I、II、III 中R1 は炭素数8〜18の直鎖ま
たは分岐のアルキル基、アルケニル基、またはこれらの
混合物を示し、nはエチレンオキサイドの付加モル数を
示し、2〜30の値をとる。)
【0009】(b)群:一般式(IV)、(V)、(V
I)、(VII )で示される界面活性剤、および直鎖アル
キルベンゼンスルホン酸塩(LAS)、α−オレフィン
スルホン酸塩(AOS)またはポリオキシエチレンアル
キルまたはアルケニルエーテル硫酸エステル塩(AE
S)から選ばれる界面活性剤の少なくとも1種または2
種以上。
【0010】
【化6】 (一般式IV、V、VI、VII 中で、R2 は炭素数8〜18
の直鎖または分岐アルキル基、アルケニル基を示す。
【0011】(glu)nはグルコースの分子単位がn
個1、4位または1、6位結合で連結した分子を示す。
nは、1〜10の値をとる。(glu−OMe)はメチ
ルグルコシドを示し、6位にエステル結合を有する。) (c)群:過酸化水素を組成中0.5〜10重量% (d)群:化7の一般式(VIII)で表される有機過酸前
駆体を組成中0.2〜5重量%
【0012】
【化7】 R3COO−C64−Z …(VIII) (式中、R3 は炭素鎖長7〜12の直鎖アルキル基 Zは−COOH、−COOM、−SO3H、−SO3M Mはアルカリ金属) (e)群:化8の一般式(IX)で表される有機過酸化物
化合物を組成物中0.001〜5重量%
【0013】
【化8】 R4COOOCR5 …(IX) (式中、R4,R5は炭素鎖長2〜12の直鎖アルキル
基、分岐アルキル基)
【0014】
【発明の実施の形態】以下に各群の成分について詳細に
説明する。本発明の(a)群に示した界面活性剤として
は、以下の化9の一般式(I)で示される界面活性剤、
化11の一般式(II)で示される界面活性剤、化13の
一般式(III) で示される界面活性剤である。
【0015】
【化9】 R1−O−(CH2CH2O)n−H …(I) 一般式(I)の界面活性剤は、アルコールにエチレンオ
キサイドを付加したノニオン界面活性剤で、R1 は炭素
数8〜18の直鎖または分岐のアルキル基、アルケニル
基、またはこれらの混合物を示し、nはエチレンオキサ
イトの付加モル数を示し、4〜30の値をとる。一部の
例として次のような化10の化合物を列挙することがで
きる。
【0016】
【化10】 C 8H17O(CH2CH2O) 5H C13H27O(CH2CH2O) 8H C10H21O(CH2CH2O) 7H C13H27O(CH2CH2O) 9H C12H25O(CH2CH2O) 9H C13H27O(CH2CH2O)12H C12H25O(CH2CH2O)12H C13H27O(CH2CH2O)20H C12H25O(CH2CH2O)20H C13H27O(CH2CH2O)30H C12H25O(CH2CH2O)30H C14H29O(CH2CH2O)20H C13H27O(CH2CH2O) 5H C16H33O(CH2CH2O)15H C13H27O(CH2CH2O) 7H C18H37O(CH2CH2O)20H
【0017】
【化11】 R1−C64−O−(CH2CH2O)n−H …(II) 一般式(II)の界面活性剤は、アルキルフェノールにエ
チレンオキサイドが4〜30モル付加したノニオン界面
活性剤で、R1 は炭素数8〜18の直鎖または分岐のア
ルキル基、アルケニル基、またはこれらの混合物を示
し、一部の例として次のような化合物を列挙することが
できる。
【0018】
【化12】 C 817−C64−O−(CH2CH2O) 6H C 817−C64−O−(CH2CH2O)10H C 919−C64−O−(CH2CH2O) 2H C 919−C64−O−(CH2CH2O) 5H C 919−C64−O−(CH2CH2O) 8H C 919−C64−O−(CH2CH2O)10H C 919−C64−O−(CH2CH2O)12H C 919−C64−O−(CH2CH2O)15H C 919−C64−O−(CH2CH2O)20H C 919−C64−O−(CH2CH2O)30H C1021−C64−O−(CH2CH2O)12H C1021−C64−O−(CH2CH2O)15H C1225−C64−O−(CH2CH2O)20H C1429−C64−O−(CH2CH2O)30H C1837−C64−O−(CH2CH2O)30
【0019】
【化13】
【0020】一般式(III) の界面活性剤は、アルキル
スルホベタイン構造を有する両性界面活性剤で、R1
炭素数8〜18の直鎖または分岐のアルキル基、アルケ
ニル基、またはこれらの混合物を示し、一部の例として
下記の化14に示した化合物を列挙することができる。
【0021】
【化14】
【0022】本発明の(b)群に示した界面活性剤とし
ては、以下の化15の一般式(IV)、化16の一般式
(V)、化18の一般式(VI)、化19の一般式(VI
I) で示される界面活性剤、LAS,AOSまたはAE
Sが用いられる。詳細を以下に説明する。
【0023】
【化15】 一般式(IV)の界面活性剤は、アルキルアミンオキサイ
ド構造を有する一連の化合物で、R2 は炭素数8〜18
の直鎖または分岐のアルキル基、アルケニル基、または
これらの混合物である。
【0024】一部の例としてN,N−ジメチルオクチル
アミンオキサイド、N,N−ジメチルノニルアミンオキ
サイド、N,N−ジメチルデシルアミンオキサイド、
N,N−ジメチルラウリルアミンオキサイド、N,N−
ジメチルミリスチルアミンオキサイド、N,N−ジメチ
ルパルミチルアミンオキサイド、N,N−ジメチルステ
アリルアミンオキサイド等をあげることができる。
【0025】
【化16】 一般式(V)の界面活性剤は、アルキルカルボベタイン
構造を有する両性界面活性剤で、R2 は炭素数8〜18
の直鎖または分岐のアルキル基、アルケニル基、または
これらの混合物を示す。下記に一部の例として下記に示
した化合物を列挙することができる。
【0026】
【化17】
【0027】
【化18】R2O(glu)n …(VI) 一般式(VI)の界面活性剤は、アルキルポリグルコシド
であり、R2 は炭素数8〜18の直鎖または分岐のアル
キル基、アルケニル基、またはこれらの混合物である。
nはグルコースの縮合数を表し1〜10、もしくは、こ
れらの混合物である。グルコースの縮合はグルコースの
1位と4位、又は1位と6位で行われ。本発明中のアル
キルポリグルコシドにおいては、1、4および1、6の
単品及び混合物のいずれでも良い。
【0028】
【化19】 R2COO−(glu−OMe) …(VII) 一般式(VII) の界面活性剤は、メチルグルコシドアル
キルエステルを示し。式中(glu−OMe)はメチル
グルコシドを表し、R2 は炭素数8〜18の直鎖または
分岐のアルキル基、アルケニル基、またはこれらの混合
物である。これらの例としてメチルグルコシドオクチル
エステル、メチルグルコシドノニルエステル、メチルグ
ルコシドデシルエステル、メチルグルコシドラウリルエ
ステル、メチルグルコシドミリスチルエステル、メチル
グルコシドパルミチルエステル、メチルグルコシドステ
アリルエステルをあげることができる。
【0029】LASとしては、アルキル基の炭素数が1
0〜16の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩が用いら
れる。AOSとしては、炭素数10〜16のα−オレフ
ィンスルホン酸塩が用いられる。AESとしては、アル
キル基ないしはアルケニル基の炭素数が12〜18で、
エチレンオキシドの平均付加モル数が2〜10のポリオ
キシエチレンアルキルまたはアルケニルエーテル硫酸エ
ステル塩が用いられる。LAS,AOS,AESにおけ
る塩としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属
塩などの水溶性塩が用いられる。
【0030】本発明で液体酸素系漂白剤中に配合される
界面活性剤は(a)群及び(b)群から選択され、
(a)群の活性剤と(b)群の活性剤とを(a)/
(b)=1/0〜10/1になるように混合した物を用
いる。本発明(c)群成分の過酸化水素は組成物中0.
5〜10重量%含有する。(d)群成分の有機過酸前駆
体は組成物中0.1〜10重量%含有する。より好まし
くは1〜5重量%で、(c)群成分と過酸化水素とのモ
ル比が(c)/(d)が2以上になるように配合するこ
とが望ましい。本発明(d)群は有機過酸前駆体は、一
般式(VIII)に示された分子中にフェノールエステル構
造を有する有機過酸前駆体である。
【0031】
【化20】 R3COO−C64−Z …(VIII) (式中、R3 炭素鎖長7〜12の直鎖アルキル基 Zは−COOH、−COOM、−SO3 H、−SO
3 M、Mはアルカリ金属)
【0032】有機過酸前駆体の具体例を以下に示す。
【化21】 C 7H15COO-C6H4-SO3Na C 7H15COO-C6H4-COOH C 8H17COO-C6H4-SO3Na C 8H17COO-C6H4-COOH C 9H19COO-C6H4-SO3Na C 9H19COO-C6H4-COOH C11H23COO-C6H4-SO3Na C11H23COO-C6H4-COOH
【0033】本発明の(e)群の有機過酸化物化合物
は、一般式(IX)で表される有機過酸化物化合物で組成
物中に0.001〜5重量%配合する。
【化22】R4COOOCR5 …(IX) (式中、R4,R5は炭素鎖長2〜12の直鎖アルキル
基、分岐アルキル基)
【0034】有機過酸化物の例としては、ジアセチルペ
ルオキシド、ジオクタノイルペルオキシド、ジノナノイ
ルペルオキシド、ジデカノイルペルオキシド、ジウンデ
カノイルペルオキシド、ジドデカノイルペルオキシド、
ジテトラデカノイルペルオキシド、ジヘキサデカノイル
ペルオキシド、ジオクタデカノイルペルオキシド等をあ
げることができる。
【0035】本発明において、残部成分は通常水を使用
するが、水及び溶解補助剤を重量比で、水/溶解補助剤
=1000/1〜10/1になるように混合したものを
用いることもできる。溶解補助剤を添加すると保存時の
有機過酸前駆体の安定性がさらに向上する。溶解補助剤
の例として、エチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、
グリセリン、ポリグリセリン、ソルビトール、エチルカ
ルビトール、グルコース、エタノール等をあげることが
できる。ポリエチレングリコールは分子量200〜10
000、より好ましくは400から6000のものを用
いることが望ましい。
【0036】本発明においては、キレート剤を配合する
ことにより有機過酸前駆体の安定性をより高めることが
できる。キレート剤としては、ホスホン酸系のキレート
剤が好ましく、例として、エタン−1,1−ジホスホン
酸、 エタン−1,1−2トリホスホン酸、エタン−1
−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸や、それらの誘導
体を上げることができる。他のキレート剤としては、カ
ルボン酸系高分子ビルダーなどを用いることができる。
カルボン酸系高分子ビルダーとしては、ポリアクリル
酸、ポリマレイン酸、アクリル酸、マレイン酸コポリマ
ー等をあげることができる。その他の例としてフォスフ
ィノカルボン酸、フォスフォノカルボン酸、エチレンジ
アミン4酢酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸等を
あげることができる。
【0037】本発明の液体漂白剤組成物にはさらに任意
成分を添加することが出来る。例えば、変退色抑制剤と
して公知の物質を含むことが出来る。例として一連のア
ミノ酸化合物、アミン化合物、アミン塩、アミノアルコ
ール、等をあげることができる。また、本発明の液体漂
白剤組成物には、染料や顔料のような着色剤、香料、紫
外線吸収剤、無機電解質、酵素等の添加物を適当量配合
することができる。本発明の液体漂白剤組成物のpHは
4.5以下、好ましくは3.5以下とすることが望まし
い。pHの調整には、硫酸、塩酸、燐酸、等の無機酸
や、トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸等の有機
酸、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等の苛性アルカ
リを用いて調整する。
【0038】
【発明の効果】本発明の液体漂白剤組成物は、過酸化水
素、有機過酸前駆体を組成中に含み高い漂白効果を有
し、且つ過酸化水素の分解によるガス発生防止効果に優
れている。
【0039】
【実施例】
(1)実施例で使用した各群の成分について表1〜6に
示した。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】 APG:GLUCOPON 600(ヘンケル社製) MGE:メチルグルコシド脂肪酸エステル(脂肪酸の炭
素鎖長12〜14) LAS:アルキル基の炭素数が12〜14の直鎖アルキ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム AOS:炭素数14〜16のα−オレフィンスルホン酸
ナトリウム AES:アルキル基の炭素数12〜14、エチレンオキ
サイドの平均付加モル数7のポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル硫酸ナトリウム
【0042】
【表3】表3:(c)群 c−1 過酸化水素
【0043】
【表4】表4:(d)群 有機過酸前駆体 d−1 C 715COO−C64−SO3Na d−2 C1123COO−C64−SO3Na d−3 C 715COO−C64−COOHd−4 C1123COO−C64−COOH
【0044】
【表5】表5:(e)群 e−1 C 715COOOCC 715 e−2 C 817COOOCC 817 e−3 C 919COOOCC 919 e−4 C1123COOOCC1123
【0045】
【表6】 表6:残部 f−1 水 f−2 ポリエチレングリコール(分子量600)
【0046】(2)高温条件下のボトルの外観安定性試
験 液体漂白性組成物をポリエチレン製ボトル(550ml
容量)に520g充填し、50℃条件で30日間保存
し、ボトル外観の変形を目視で判定した。 ボトル外観に変化が認められない。 ○ ボトル底部の凹部に膨らみ、平面に立てるとぐらつく。 △ ボトルに亀裂が生じ内容液の漏洩が認められる。 × (3)液体漂白剤組成物 表7および表8あるいは表9および表10に示した液体
漂白剤組成物を作りボトル外観を判定した。なお、表7
と表8、表9と表10で1つの組成物を示す。
【0047】
【表7】 表7:液体漂白剤組成物(その1) 実 施 例 1 2 3 4 5 6 7 (a)群 a-1 20 20 − − − − − a-2 − − 20 − − − − a-3 − − − 20 − − − a-4 − − − − 10 10 − a-5 − − − − − − 10 (b)群 b-1 2 − 1 − 1 − − b-2 − − − − − − − b-3 − − − 2 − − − b-4 − − − − − − 1 (c)群 c-1 5 5 5 5 5 5 5 (d)群 d-1 1 − 1 − − − − d-2 − − − 1 − − 2 d-3 − − − − − − − d-4 − 1 − − 1 1 −
【0048】
【表8】 表8:液体漂白剤組成物(その1の2) 実 施 例 比較例 8 9 10 11 1 2 (a)群 a-1 20 20 − − − − a-2 − − − − 20 − a-3 − − 20 20 − 20 a-4 − − − − − − a-5 − − − − − − (b)群 b-1 − − − − 1 − b-2 − − − − − − b-3 − − − − − − b-4 − − − − − − b-5 1 − − − − − b-6 − 1 − − − − b-7 − − 1 − − − b-8 − − − 1 − − (c)群 c-1 5 5 5 5 5 5 (d)群 d-1 − − − − − − d-2 − − − − − 1 d-3 1 1 − − 1 − d-4 − − 1 1 − −
【0049】
【表9】 表9:液体漂白剤組成物(その2) 実 施 例 1 2 3 4 5 6 7 (e)群 e-1 1 − 1 − − − − e-2 − − − − − 0.5 − e-3 − − − − − − 1 e-4 − 1 − 0.5 1 0.5 − 配合量(%) 残部 f-1/ 100 90 100 100 95 100 100 /f-2 − 10 − − 5 − − エタン-1-ヒドロキシ 0.1 − − 0.1 − − − -1,1-ジホスホン酸 pH 4.0 4.0 4.0 4.0 3.0 3.0 4.0 ボトル外観 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
【0050】
【表10】 表10:液体漂白剤組成物(その2の2) 実 施 例 比較例 8 9 10 11 1 2 (e)群 e-1 − − − 0.5 − − e-2 0.5 − − − − − e-3 − 1 − − − − e-4 − − 1 − − − 配合量(%) 残部 f-1/ 100 100 100 100 100 100 /f-2 − − − − − − エタン-1-ヒドロキシ − − − − 0.1 − -1,1-ジホスホン酸 pH 4.0 3.5 3.5 4.0 4.0 4.0 ボトル外観 ○ ○ ○ ○ △ △
【0051】本発明の特徴的な構成としては、以下のも
のを挙げることができる。 (1)さらに、ホスホン酸系キレート剤を0.01〜1
重量%含む液体漂白剤組成物。 (2)さらに、残分の組成が水および溶解補助剤からな
り、これらの組成が重量比で水/溶解補助剤=1000
/1〜1/10になるような混合物である液体漂白剤組
成物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の(a)群から選ばれる1種又は2
    種以上の界面活性剤と(b)群の中から選ばれる1種又
    は2種以上の界面活性剤を、(a)群対(b)群の重量
    比が1/0〜10/1で、且つ(a)+(b)の合計が
    組成中に5〜30重量%、および(c)群、(d)群、
    (e)群、の各成分が下記に記載の含有量であり、溶液
    のpHが2.5〜4.5であることを特徴とする液体漂
    白剤組成物。 (a)群:一般式(I)、(II)または(III) で示さ
    れる界面活性剤 【化1】 (一般式I、II、III 中で、R1 は炭素数8〜18の直
    鎖または分岐のアルキル基、アルケニル基、またはこれ
    らの混合物を示し、 nはエチレンオキサイドの付加モル数を示し、2〜30
    の値をとる。) (b)群:一般式(IV)、(V)、(VI)または(VI
    I) で示される界面活性剤、および直鎖アルキルベンゼ
    ンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩またはポ
    リオキシエチレンアルキルまたはアルケニルエーテル硫
    酸エステル塩から選ばれる界面活性剤の少なくとも1種
    または2種以上 【化2】 (一般式IV、V、VI、VII 中で、R2 は炭素数8〜18
    の直鎖または分岐アルキル基、アルケニル基を示す。
    (glu)nはグルコースの分子単位がn個1、4位ま
    たは1、6位結合で連結した分子を示す。nは、1〜1
    0の値をとる。(glu−OMe)はメチルグルコシド
    を示し、6位にエステル結合を有する。) (c)群:過酸化水素を組成中0.5〜10重量% (d)群:以下の化3の一般式(VIII)で表される有機
    過酸前駆体を組成中0.2〜5重量% 【化3】 R3COO−C64−Z …(VIII) (式中、R3 は炭素鎖長7〜12の直鎖アルキル基 Zは−COOH、−COOM、−SO3H、−SO3M Mはアルカリ金属) (e)群:以下の一般式(IX)で表される有機過酸化物
    化合物を組成物中0.001〜5重量% 【化4】 R4COOOCR5 …(IX) (式中、R4 、R5 は炭素鎖長2〜12の直鎖アルキル
    基、分岐アルキル基)
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007308597A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Kao Corp 液体漂白剤組成物
JP2008163076A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Kao Corp 液体洗浄剤組成物
JP2008189752A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Kao Corp 液体漂白洗浄剤組成物
JP4694056B2 (ja) * 2001-07-10 2011-06-01 花王株式会社 2剤型漂白剤

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