JPH09111086A - 樹脂組成物、アクリル系プリミックス及びアクリル系人工大理石の製造方法 - Google Patents
樹脂組成物、アクリル系プリミックス及びアクリル系人工大理石の製造方法Info
- Publication number
- JPH09111086A JPH09111086A JP26600195A JP26600195A JPH09111086A JP H09111086 A JPH09111086 A JP H09111086A JP 26600195 A JP26600195 A JP 26600195A JP 26600195 A JP26600195 A JP 26600195A JP H09111086 A JPH09111086 A JP H09111086A
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- JP
- Japan
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- acrylic
- resin composition
- parts
- resin
- methyl methacrylate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 成形材料、特に高温成形に適し、成形加工性
に優れたプリミックス、および高強度であるアクリル系
人工大理石を提供する。 【解決手段】 メチルメタクリレート又はこれを主成分
とする単量体混合物(a)、及びポリメチルメタクリレ
ート又はメチルメタクリレートを主成分とする重合体
(b)からなるアクリル系シラップ(A)、コア/シェ
ル構造を有するラテックス粒子の集合体である樹脂重合
体粉末(B)、多官能性単量体(C)を含有することを
特徴とする樹脂組成物。
に優れたプリミックス、および高強度であるアクリル系
人工大理石を提供する。 【解決手段】 メチルメタクリレート又はこれを主成分
とする単量体混合物(a)、及びポリメチルメタクリレ
ート又はメチルメタクリレートを主成分とする重合体
(b)からなるアクリル系シラップ(A)、コア/シェ
ル構造を有するラテックス粒子の集合体である樹脂重合
体粉末(B)、多官能性単量体(C)を含有することを
特徴とする樹脂組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は成形材料、特に品質
が安定し、取り扱い性、成形加工性に優れたプリミック
スの原料として有用なアクリル系樹脂組成物、及び生産
性が高く、高強度であるアクリル系人工大理石の製造方
法に関するものである。
が安定し、取り扱い性、成形加工性に優れたプリミック
スの原料として有用なアクリル系樹脂組成物、及び生産
性が高く、高強度であるアクリル系人工大理石の製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アクリル系樹脂に水酸化アルミニウム等
の無機充填材を配合したアクリル系人工大理石は、優れ
た成形外観、柔らかな手触り及び耐候性等の各種の卓越
した機能特性を有しており、キッチンカウンター等のカ
ウンター類、洗面化粧台、防水パン、その他建築用途に
広く使用されている。これらは一般に、アクリル系樹脂
シラップに無機充填材を分散させたいわゆるスラリーを
成形型内に充填し、これを比較的低温で硬化重合させる
方法で製造されている。しかし、このアクリル系樹脂シ
ラップは沸点が低いため、硬化温度を低くせざるを得
ず、これに起因して成形時間に長時間を要するため生産
性が低く、また、スラリーの型内への充填性に問題があ
るために、成型品の形状が制限されるという欠点を有す
る。
の無機充填材を配合したアクリル系人工大理石は、優れ
た成形外観、柔らかな手触り及び耐候性等の各種の卓越
した機能特性を有しており、キッチンカウンター等のカ
ウンター類、洗面化粧台、防水パン、その他建築用途に
広く使用されている。これらは一般に、アクリル系樹脂
シラップに無機充填材を分散させたいわゆるスラリーを
成形型内に充填し、これを比較的低温で硬化重合させる
方法で製造されている。しかし、このアクリル系樹脂シ
ラップは沸点が低いため、硬化温度を低くせざるを得
ず、これに起因して成形時間に長時間を要するため生産
性が低く、また、スラリーの型内への充填性に問題があ
るために、成型品の形状が制限されるという欠点を有す
る。
【0003】これらの欠点を改良するために、従来より
種々の検討がなされてきており、例えば、特開平5−3
2720号公報や特開平6−313019号公報には、
アクリル系樹脂シラップに架橋型樹脂粉末あるいは高分
子量樹脂粉末を配合してなる人工大理石用成形材料が開
示されている。
種々の検討がなされてきており、例えば、特開平5−3
2720号公報や特開平6−313019号公報には、
アクリル系樹脂シラップに架橋型樹脂粉末あるいは高分
子量樹脂粉末を配合してなる人工大理石用成形材料が開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらに開示
されている様な成形材料は、樹脂粉末をアクリル系樹脂
シラップ中に膨潤あるいは溶解させる工程において、樹
脂粉末の添加時における溶解温度、時間及び撹拌効率等
の因子によりその存在状態が大きく変化するために、樹
脂粉末の存在が不均一になるなどの現象が発生しやす
く、安定した品質のプリミックスを得にくいという問題
点を有する。さらに、得られる人工大理石の成形表面外
観において、樹脂粉末に起因する斑点が発生しやすいと
いう問題点を有する。
されている様な成形材料は、樹脂粉末をアクリル系樹脂
シラップ中に膨潤あるいは溶解させる工程において、樹
脂粉末の添加時における溶解温度、時間及び撹拌効率等
の因子によりその存在状態が大きく変化するために、樹
脂粉末の存在が不均一になるなどの現象が発生しやす
く、安定した品質のプリミックスを得にくいという問題
点を有する。さらに、得られる人工大理石の成形表面外
観において、樹脂粉末に起因する斑点が発生しやすいと
いう問題点を有する。
【0005】本発明の目的は、高温成形に適し、成形加
工性に優れたプリミックスの原料として有用なアクリル
系樹脂組成物、及び生産性が高く、高強度であるアクリ
ル系人工大理石の製造方法に関するものである。
工性に優れたプリミックスの原料として有用なアクリル
系樹脂組成物、及び生産性が高く、高強度であるアクリ
ル系人工大理石の製造方法に関するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記従来
技術の問題点に鑑み鋭意検討した結果、アクリル系樹脂
シラップに特定の構造を有する樹脂粉末を添加すること
によって、高温成形に適し、成形加工性に優れたプリミ
ックスの原料として有用なアクリル系樹脂組成物、及び
生産性が高く、高強度であるアクリル系人工大理石の製
造方法を見いだし、本発明を完成させた。
技術の問題点に鑑み鋭意検討した結果、アクリル系樹脂
シラップに特定の構造を有する樹脂粉末を添加すること
によって、高温成形に適し、成形加工性に優れたプリミ
ックスの原料として有用なアクリル系樹脂組成物、及び
生産性が高く、高強度であるアクリル系人工大理石の製
造方法を見いだし、本発明を完成させた。
【0007】すなわち、本発明は、メチルメタクリレー
ト、又はこれを主成分とする単量体混合物(a)、及び
ポリメチルメタクリレート、又はメチルメタクリレート
を主成分とする重合体(b)からなるアクリル系シラッ
プ(A)、コア/シェル構造を有するラテックス粒子の
集合体である樹脂重合体粉末(B)、多官能性単量体
(C)を含有することを特徴とする樹脂組成物、及び、
該樹脂組成物と無機充填材からなるアクリル系プリミッ
クス、さらにこれを加熱加圧硬化することを特徴とする
アクリル系人工大理石の製造方法に関するものである。
ト、又はこれを主成分とする単量体混合物(a)、及び
ポリメチルメタクリレート、又はメチルメタクリレート
を主成分とする重合体(b)からなるアクリル系シラッ
プ(A)、コア/シェル構造を有するラテックス粒子の
集合体である樹脂重合体粉末(B)、多官能性単量体
(C)を含有することを特徴とする樹脂組成物、及び、
該樹脂組成物と無機充填材からなるアクリル系プリミッ
クス、さらにこれを加熱加圧硬化することを特徴とする
アクリル系人工大理石の製造方法に関するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の樹脂組成物に用いるアク
リル系シラップ(A)は、前記の(a)成分及び(b)
成分からなるものである。
リル系シラップ(A)は、前記の(a)成分及び(b)
成分からなるものである。
【0009】本発明のアクリル系シラップ(A)に使用
されるメチルメタクリレート、又はこれを主成分とする
単量体混合物(a)は、好ましくは、メチルメタクリレ
ートを50〜100重量%の範囲で含有する不飽和単量
体あるいは不飽和単量体混合物である。(A)成分中に
おける(a)成分の含有量は特に制限されるものではな
いが、本発明の樹脂組成物をプリミックスとして使用す
る場合の作業性、及び、このプリミックスを人工大理石
の原料として使用した場合の機械的強度等の物性を考慮
に入れると30〜90重量%の範囲が好ましい。より好
ましくは40〜80重量%、さらに好ましくは50〜7
5重量%の範囲である。
されるメチルメタクリレート、又はこれを主成分とする
単量体混合物(a)は、好ましくは、メチルメタクリレ
ートを50〜100重量%の範囲で含有する不飽和単量
体あるいは不飽和単量体混合物である。(A)成分中に
おける(a)成分の含有量は特に制限されるものではな
いが、本発明の樹脂組成物をプリミックスとして使用す
る場合の作業性、及び、このプリミックスを人工大理石
の原料として使用した場合の機械的強度等の物性を考慮
に入れると30〜90重量%の範囲が好ましい。より好
ましくは40〜80重量%、さらに好ましくは50〜7
5重量%の範囲である。
【0010】本発明の(a)成分に使用するメチルメタ
クリレート以外の単量体としては、例えば、炭素数1〜
20のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステ
ル、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、グリシジル
(メタ)メタアクリレート、ヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレート、(メタ)アクリル酸、(メタ)アク
リル酸金属塩、フマル酸、フマル酸エステル、マレイン
酸、マレイン酸エステル、芳香族ビニル、酢酸ビニル、
(メタ)アクリル酸アミド、(メタ)アクリロニトリ
ル、塩化ビニル、無水マレイン酸等が挙げられる。これ
らは、必要に応じて単独であるいは二種以上を併用して
使用することができる。
クリレート以外の単量体としては、例えば、炭素数1〜
20のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステ
ル、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、グリシジル
(メタ)メタアクリレート、ヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレート、(メタ)アクリル酸、(メタ)アク
リル酸金属塩、フマル酸、フマル酸エステル、マレイン
酸、マレイン酸エステル、芳香族ビニル、酢酸ビニル、
(メタ)アクリル酸アミド、(メタ)アクリロニトリ
ル、塩化ビニル、無水マレイン酸等が挙げられる。これ
らは、必要に応じて単独であるいは二種以上を併用して
使用することができる。
【0011】本発明のアクリル系シラップ(A)に使用
されるポリメチルメタクリレート、又はメチルメタクリ
レートを主成分とする重合体(b)は、好ましくはメチ
ルメタクリレートを50〜100重量%の範囲で含有す
るアクリル系重合体である。(A)成分中における
(b)成分の含有量は特に制限されるものではないが、
本発明の樹脂組成物をプリミックスとして使用する場合
の作業性、及び、このプリミックスを人工大理石の原料
として使用した場合の機械的強度等の物性を考慮に入れ
ると10〜70重量%の範囲が好ましい。より好ましく
は20〜60重量%、さらに好ましくは25〜50重量
%の範囲である。
されるポリメチルメタクリレート、又はメチルメタクリ
レートを主成分とする重合体(b)は、好ましくはメチ
ルメタクリレートを50〜100重量%の範囲で含有す
るアクリル系重合体である。(A)成分中における
(b)成分の含有量は特に制限されるものではないが、
本発明の樹脂組成物をプリミックスとして使用する場合
の作業性、及び、このプリミックスを人工大理石の原料
として使用した場合の機械的強度等の物性を考慮に入れ
ると10〜70重量%の範囲が好ましい。より好ましく
は20〜60重量%、さらに好ましくは25〜50重量
%の範囲である。
【0012】本発明の(b)成分は、架橋重合体でも非
架橋重合体でも良く、必要に応じて適宜選択することが
できるが、得られる樹脂組成物の流動性や成形材料の機
械的強度を考慮に入れると、重量平均分子量は、15,
000〜300,000の範囲であることが好ましい。
より好ましくは、25,000〜250,000の範囲
である。
架橋重合体でも良く、必要に応じて適宜選択することが
できるが、得られる樹脂組成物の流動性や成形材料の機
械的強度を考慮に入れると、重量平均分子量は、15,
000〜300,000の範囲であることが好ましい。
より好ましくは、25,000〜250,000の範囲
である。
【0013】本発明の(b)成分のメチルメタクリレー
ト以外の構成成分としては、上記の(a)成分で使用さ
れる単量体をそのまま適用することができる。本発明の
(b)成分は、二種以上を併用して使用することがで
き、必要に応じて多官能性重合体を含有させることもで
きる。本発明の(b)成分は、溶液重合法、塊状重合
法、乳化重合法、懸濁重合法等の公知の重合法により製
造することができる本発明のアクリル系シラップ(A)
は、上記(a)成分中に上記(b)成分を溶解したもの
でも良いし、上記(a)成分を部分重合して得られるも
の、あるいは、この部分重合したものにさらに上記
(a)成分を添加したものでも良い。
ト以外の構成成分としては、上記の(a)成分で使用さ
れる単量体をそのまま適用することができる。本発明の
(b)成分は、二種以上を併用して使用することがで
き、必要に応じて多官能性重合体を含有させることもで
きる。本発明の(b)成分は、溶液重合法、塊状重合
法、乳化重合法、懸濁重合法等の公知の重合法により製
造することができる本発明のアクリル系シラップ(A)
は、上記(a)成分中に上記(b)成分を溶解したもの
でも良いし、上記(a)成分を部分重合して得られるも
の、あるいは、この部分重合したものにさらに上記
(a)成分を添加したものでも良い。
【0014】本発明のコア/シェル構造を有する樹脂重
合体粉末(B)は、本発明の樹脂組成物から得られる成
形品に高強度を与えるための成分である。
合体粉末(B)は、本発明の樹脂組成物から得られる成
形品に高強度を与えるための成分である。
【0015】本発明の(B)成分は、核となるコア相
と、外殻となるシェル相からなる、いわゆるコア/シェ
ル構造を有する樹脂重合体粉末である。(B)成分中の
コア相とシェル相は、それぞれを形成する重合体の化学
的組成、構造、分子量等が互いに相違するものである。
と、外殻となるシェル相からなる、いわゆるコア/シェ
ル構造を有する樹脂重合体粉末である。(B)成分中の
コア相とシェル相は、それぞれを形成する重合体の化学
的組成、構造、分子量等が互いに相違するものである。
【0016】本発明の(B)成分の使用量は特に限定さ
れないが、本発明の(A)成分100重量部に対して、
3〜150重量部の範囲であることが好ましい。これ
は、本発明の(B)成分の使用量が3重量部未満では、
本発明の効果が発現しにくく、150重量部を超える
と、(B)成分の均一な混合が困難となる傾向にあるた
めである。
れないが、本発明の(A)成分100重量部に対して、
3〜150重量部の範囲であることが好ましい。これ
は、本発明の(B)成分の使用量が3重量部未満では、
本発明の効果が発現しにくく、150重量部を超える
と、(B)成分の均一な混合が困難となる傾向にあるた
めである。
【0017】本発明の(B)成分の粒子径は1〜250
μmであることが好ましい。これは、粒子径が1μm未
満では(B)成分の取扱い性が低下し、250μmを越
えると、得られる成形材料の表面に斑点状の模様が発生
し、外観が低下する傾向にあるためである。より好まし
くは3〜150μm、さらに好ましくは10〜100μ
mの範囲である。
μmであることが好ましい。これは、粒子径が1μm未
満では(B)成分の取扱い性が低下し、250μmを越
えると、得られる成形材料の表面に斑点状の模様が発生
し、外観が低下する傾向にあるためである。より好まし
くは3〜150μm、さらに好ましくは10〜100μ
mの範囲である。
【0018】本発明の(B)成分のコア相とシェル相の
重量比は、15/85〜85/15の範囲であることが
好ましい。重量比がこの範囲からはずれると、コア/シ
ェル構造を有するメリットがなくなり、得られる成形品
の表面に斑点状の模様が発生し、外観が低下する傾向に
ある。より好ましくは25/75〜75/25、さらに
好ましくは30/70〜70/30の範囲である。
重量比は、15/85〜85/15の範囲であることが
好ましい。重量比がこの範囲からはずれると、コア/シ
ェル構造を有するメリットがなくなり、得られる成形品
の表面に斑点状の模様が発生し、外観が低下する傾向に
ある。より好ましくは25/75〜75/25、さらに
好ましくは30/70〜70/30の範囲である。
【0019】本発明の(B)成分が、本発明の樹脂組成
物から得られる成形品に高強度を与えるためには、
(B)成分がコア/シェル構造を有するラテックス粒子
の集合体であることが特に重要となる。このラテックス
粒子の集合体は、粒子径が0.1μm以上のラテックス
粒子から形成されることが好ましい。粒子径が0.1μ
m未満では、得られる成型品の強度が不十分となる傾向
にある。より好ましくは0.2μm以上である。
物から得られる成形品に高強度を与えるためには、
(B)成分がコア/シェル構造を有するラテックス粒子
の集合体であることが特に重要となる。このラテックス
粒子の集合体は、粒子径が0.1μm以上のラテックス
粒子から形成されることが好ましい。粒子径が0.1μ
m未満では、得られる成型品の強度が不十分となる傾向
にある。より好ましくは0.2μm以上である。
【0020】このラテックス粒子は、乳化重合によって
得ることができる。乳化重合で使用される乳化剤は特に
制限されるものではないが、例えば、脂肪酸塩、アルキ
ル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ア
ルキルスルフォコハク酸塩、アルキルフェニルエーテル
ジスルフォン酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エ
ステル塩、アルキルアリル硫酸エステル塩、ポリオキシ
エチレンアルキルリン酸エステル等のアニオン性乳化
剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルアリルエーテル、ソルビタン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル等
の非イオン性乳化剤、フマル酸、マレイン酸等の構造を
有する反応性乳化剤を挙げることができる。
得ることができる。乳化重合で使用される乳化剤は特に
制限されるものではないが、例えば、脂肪酸塩、アルキ
ル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ア
ルキルスルフォコハク酸塩、アルキルフェニルエーテル
ジスルフォン酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エ
ステル塩、アルキルアリル硫酸エステル塩、ポリオキシ
エチレンアルキルリン酸エステル等のアニオン性乳化
剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルアリルエーテル、ソルビタン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル等
の非イオン性乳化剤、フマル酸、マレイン酸等の構造を
有する反応性乳化剤を挙げることができる。
【0021】乳化重合で粒子径が0.2μm以上のラテ
ックス粒子を安定して得るためには、ラテックス粒子に
肥大化処理を行うことが好ましい。ラテックス粒子の肥
大化は、電解質やカルボキシル基などの酸基を含有する
重合体からなるエマルジョン等を添加することによって
行われる。
ックス粒子を安定して得るためには、ラテックス粒子に
肥大化処理を行うことが好ましい。ラテックス粒子の肥
大化は、電解質やカルボキシル基などの酸基を含有する
重合体からなるエマルジョン等を添加することによって
行われる。
【0022】肥大化剤として使用される電解質として
は、例えば、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩化カ
リウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化カ
ルシウム等の無機電解質、ポリアクリルアミド、ポリア
クリル酸、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン等の高分子電解質、塩酸、硝酸、硫酸等の無機酸、酢
酸、クエン酸、コハク酸、イタコン酸等の有機酸を挙げ
ることができる。
は、例えば、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩化カ
リウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化カ
ルシウム等の無機電解質、ポリアクリルアミド、ポリア
クリル酸、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン等の高分子電解質、塩酸、硝酸、硫酸等の無機酸、酢
酸、クエン酸、コハク酸、イタコン酸等の有機酸を挙げ
ることができる。
【0023】また、肥大化剤として使用される、酸基を
含有する重合体からなるエマルジョンとしては、例え
ば、ブチルアクリレート/メタクリル酸、エチルアクリ
レート/メタクリル酸、ブチルアクリレート/アクリル
酸等の組み合わせの単量体を乳化共重合して得られるエ
マルジョンを挙げることができる。
含有する重合体からなるエマルジョンとしては、例え
ば、ブチルアクリレート/メタクリル酸、エチルアクリ
レート/メタクリル酸、ブチルアクリレート/アクリル
酸等の組み合わせの単量体を乳化共重合して得られるエ
マルジョンを挙げることができる。
【0024】なお、肥大化処理は、コア相を重合した後
に行うのが好ましい。
に行うのが好ましい。
【0025】本発明の(B)成分のコア相及びシェル相
の構成成分としては、例えば、炭素数1〜20のアルキ
ル基を有する(メタ)アクリル酸エステル、シクロヘキ
シル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)メタア
クリレート、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレー
ト、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸金属塩、
フマル酸、フマル酸エステル、マレイン酸、マレイン酸
エステル、芳香族ビニル、酢酸ビニル、(メタ)アクリ
ル酸アミド、(メタ)アクリロニトリル、塩化ビニル、
無水マレイン酸等が挙げられるが、(A)成分との親和
性を高めるために、シェル相はメチルメタクリレートを
主成分とするのが好ましい。
の構成成分としては、例えば、炭素数1〜20のアルキ
ル基を有する(メタ)アクリル酸エステル、シクロヘキ
シル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)メタア
クリレート、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレー
ト、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸金属塩、
フマル酸、フマル酸エステル、マレイン酸、マレイン酸
エステル、芳香族ビニル、酢酸ビニル、(メタ)アクリ
ル酸アミド、(メタ)アクリロニトリル、塩化ビニル、
無水マレイン酸等が挙げられるが、(A)成分との親和
性を高めるために、シェル相はメチルメタクリレートを
主成分とするのが好ましい。
【0026】また、必要に応じてコア相及び/又はシェ
ル相は架橋させることができる。この場合には、例え
ば、プロピレングリコールジメタクリレート、1,3−
ブチレングリコールジメタクリレート1,4−ブチレン
グリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオー
ルジメタクリレート、ジメチロールエタンジメタクリレ
ート、1,1−ジメチロールプロパンジメタクリレー
ト、2,2−ジメチロールプロパンジメタクリレート、
トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、トリ
メチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、テトラ
メチロールメタントリ(メタ)アクリレート、テトラメ
チロールメタンジメタクリレート、及び、(メタ)アク
リル酸とエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール等
の多価アルコールとの多価エステル、ジビニルベンゼ
ン、トリアリールイソシアヌレート、アリールメタクリ
レート等の多官能性単量体を構成成分として使用するこ
とができる。これら重合性単量体は、必要に応じて適宜
選択して使用することができ、単独であるいは二種以上
を併用して使用することができる。
ル相は架橋させることができる。この場合には、例え
ば、プロピレングリコールジメタクリレート、1,3−
ブチレングリコールジメタクリレート1,4−ブチレン
グリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオー
ルジメタクリレート、ジメチロールエタンジメタクリレ
ート、1,1−ジメチロールプロパンジメタクリレー
ト、2,2−ジメチロールプロパンジメタクリレート、
トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、トリ
メチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、テトラ
メチロールメタントリ(メタ)アクリレート、テトラメ
チロールメタンジメタクリレート、及び、(メタ)アク
リル酸とエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール等
の多価アルコールとの多価エステル、ジビニルベンゼ
ン、トリアリールイソシアヌレート、アリールメタクリ
レート等の多官能性単量体を構成成分として使用するこ
とができる。これら重合性単量体は、必要に応じて適宜
選択して使用することができ、単独であるいは二種以上
を併用して使用することができる。
【0027】本発明の樹脂重合体粉末(B)の製造方法
としては、例えば、乳化重合で得られた粒子径が0.1
μm以上のラテックス粒子を含有するエマルションに、
スプレードライ、フリーズドライ、塩/酸沈殿等の処理
を行うことによって得ることができる。
としては、例えば、乳化重合で得られた粒子径が0.1
μm以上のラテックス粒子を含有するエマルションに、
スプレードライ、フリーズドライ、塩/酸沈殿等の処理
を行うことによって得ることができる。
【0028】本発明の多官能性単量体(C)は、得られ
る成形材料に強度、耐溶剤性、寸法安定性等を付与する
ための成分である。本発明の(C)成分の使用量は特に
限定されないが、本発明の(A)成分100重量部に対
して、3〜40重量部の範囲であることが好ましい。3
重量部未満では、上記の効果を得ることが困難となる傾
向にあり、40重量部を超えると、得られる成形材料が
もろくなる傾向にある。
る成形材料に強度、耐溶剤性、寸法安定性等を付与する
ための成分である。本発明の(C)成分の使用量は特に
限定されないが、本発明の(A)成分100重量部に対
して、3〜40重量部の範囲であることが好ましい。3
重量部未満では、上記の効果を得ることが困難となる傾
向にあり、40重量部を超えると、得られる成形材料が
もろくなる傾向にある。
【0029】本発明の(C)成分としては、例えば、プ
ロピレングリコールジメタクリレート、1,3−ブチレ
ングリコールジメタクリレート1,4−ブチレングリコ
ールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメ
タクリレート、ジメチロールエタンジメタクリレート、
1,1−ジメチロールプロパンジメタクリレート、2,
2−ジメチロールプロパンジメタクリレート、トリメチ
ロールエタントリ(メタ)アクリレート、トリメチロー
ルプロパントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロー
ルメタントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロール
メタンジメタクリレート、及び、(メタ)アクリル酸と
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、ペンタエ
リスリトール、ジペンタエリスリトール等の多価アルコ
ールとの多価エステル、ジビニルベンゼン、トリアリー
ルイソシアヌレート、アリールメタクリレート等が挙げ
られ、中でも1,3−ブチレングリコールジメタクリレ
ート、2,2−ジメチロールプロパンジメタクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、エチレングリコールジメタクリレートが特に好まし
い。
ロピレングリコールジメタクリレート、1,3−ブチレ
ングリコールジメタクリレート1,4−ブチレングリコ
ールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメ
タクリレート、ジメチロールエタンジメタクリレート、
1,1−ジメチロールプロパンジメタクリレート、2,
2−ジメチロールプロパンジメタクリレート、トリメチ
ロールエタントリ(メタ)アクリレート、トリメチロー
ルプロパントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロー
ルメタントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロール
メタンジメタクリレート、及び、(メタ)アクリル酸と
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、ペンタエ
リスリトール、ジペンタエリスリトール等の多価アルコ
ールとの多価エステル、ジビニルベンゼン、トリアリー
ルイソシアヌレート、アリールメタクリレート等が挙げ
られ、中でも1,3−ブチレングリコールジメタクリレ
ート、2,2−ジメチロールプロパンジメタクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、エチレングリコールジメタクリレートが特に好まし
い。
【0030】本発明の樹脂組成物を成形材料として使用
する場合には、水酸化アルミニウム、シリカ、溶融シリ
カ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、リン
酸カルシウム、タルク、クレー、ガラスパウダー等の無
機充填材を必要に応じて適宜使用することができる。特
に、本発明の樹脂組成物を人工大理石用プリミックスと
して使用する場合には、無機充填材は必須成分となる。
この場合、無機充填材としては、水酸化アルミニウム、
シリカ、溶融シリカ、ガラスパウダーが特に好ましく、
本発明の樹脂組成物100部に対して150〜400重
量部の範囲で使用される。
する場合には、水酸化アルミニウム、シリカ、溶融シリ
カ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、リン
酸カルシウム、タルク、クレー、ガラスパウダー等の無
機充填材を必要に応じて適宜使用することができる。特
に、本発明の樹脂組成物を人工大理石用プリミックスと
して使用する場合には、無機充填材は必須成分となる。
この場合、無機充填材としては、水酸化アルミニウム、
シリカ、溶融シリカ、ガラスパウダーが特に好ましく、
本発明の樹脂組成物100部に対して150〜400重
量部の範囲で使用される。
【0031】また、本発明の樹脂組成物を成形材料とし
て使用する場合には、必要に応じて、ベンゾイルパーオ
キサイド、ラウロイルパーオキサイド、t−ブチルヒド
ロパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサイド、
メチルエチルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシオ
クトエート、t−ブチルパーオキシベンゾエート、アゾ
ビスイソブチロニトリル等の有機過酸化物やアゾ化合物
等の硬化剤、ガラス繊維、炭素繊維等の補強材、着色
剤、増粘剤、低収縮剤等の各種添加剤を本発明の樹脂組
成物に添加混合して使用することもできる。
て使用する場合には、必要に応じて、ベンゾイルパーオ
キサイド、ラウロイルパーオキサイド、t−ブチルヒド
ロパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサイド、
メチルエチルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシオ
クトエート、t−ブチルパーオキシベンゾエート、アゾ
ビスイソブチロニトリル等の有機過酸化物やアゾ化合物
等の硬化剤、ガラス繊維、炭素繊維等の補強材、着色
剤、増粘剤、低収縮剤等の各種添加剤を本発明の樹脂組
成物に添加混合して使用することもできる。
【0032】本発明の樹脂組成物およびこれを用いた成
形材料を得るための構成成分の混合方法は、高粘度の物
質を効率よく混合できる方法であれば特に限定されな
い。例えば、ニーダー、ミキサー、ロール、押出機等を
使用することができる。
形材料を得るための構成成分の混合方法は、高粘度の物
質を効率よく混合できる方法であれば特に限定されな
い。例えば、ニーダー、ミキサー、ロール、押出機等を
使用することができる。
【0033】本発明の樹脂組成物に無機充填材、添加剤
等を添加混合することによって、アクリル系人工大理石
の原料として特に有用なアクリル系プリミックスを得る
ことができる。このアクリル系プリミックスは、べたつ
きが無く、ハンドリング性が良く、計量等が容易である
という特徴を有する。アクリル系人工大理石は、アクリ
ル系プリミックスを成形型内に充填し、これを加熱加圧
硬化することによって得ることができる。この加熱加圧
硬化の具体的な方法としては、圧縮成形法、射出成形
法、押出成形法等があるが、特に限定されるものではな
い。
等を添加混合することによって、アクリル系人工大理石
の原料として特に有用なアクリル系プリミックスを得る
ことができる。このアクリル系プリミックスは、べたつ
きが無く、ハンドリング性が良く、計量等が容易である
という特徴を有する。アクリル系人工大理石は、アクリ
ル系プリミックスを成形型内に充填し、これを加熱加圧
硬化することによって得ることができる。この加熱加圧
硬化の具体的な方法としては、圧縮成形法、射出成形
法、押出成形法等があるが、特に限定されるものではな
い。
【0034】
【実施例】以下、本発明を実施例を挙げて具体的に説明
する。例中の部および%は、全て重量基準である。 ・アクリル系シラップ(A)の物性 重量平均分子量:GPCによる測定値 ・樹脂重合体粉末(B)の物性 ラテックス粒子径:ダイナミック光散乱光度計(DLS
−600、大塚電子株式会社製)を用いて測定した。
する。例中の部および%は、全て重量基準である。 ・アクリル系シラップ(A)の物性 重量平均分子量:GPCによる測定値 ・樹脂重合体粉末(B)の物性 ラテックス粒子径:ダイナミック光散乱光度計(DLS
−600、大塚電子株式会社製)を用いて測定した。
【0035】平均粒子径:レーザー回折散乱式粒度分布
測定装置(LA−700、堀場製作所製)を用いて測定
した。
測定装置(LA−700、堀場製作所製)を用いて測定
した。
【0036】(1)カルボキシル基を含有する高分子肥
大化剤の製造例 冷却管、温度計、撹拌機、滴下装置、窒素導入管を備え
た反応装置に、純水1600部を分散溶媒として、メチ
ルメタクリレート720部、メタクリル酸80部を重合
成分として、オレイン酸カリウム16部、ソディウムオ
クチルスルホサクシネート8部を乳化剤として仕込み、
窒素雰囲気下で撹拌しながら50℃に加熱した。これ
に、過硫酸カリウム4部を重合開始剤として添加し、乳
化重合を開始した。重合ピークを確認した後、温度を7
0℃に調整し、さらに3時間反応を継続させた後、反応
を終了させ、高分子肥大化剤エマルジョンを得た。
大化剤の製造例 冷却管、温度計、撹拌機、滴下装置、窒素導入管を備え
た反応装置に、純水1600部を分散溶媒として、メチ
ルメタクリレート720部、メタクリル酸80部を重合
成分として、オレイン酸カリウム16部、ソディウムオ
クチルスルホサクシネート8部を乳化剤として仕込み、
窒素雰囲気下で撹拌しながら50℃に加熱した。これ
に、過硫酸カリウム4部を重合開始剤として添加し、乳
化重合を開始した。重合ピークを確認した後、温度を7
0℃に調整し、さらに3時間反応を継続させた後、反応
を終了させ、高分子肥大化剤エマルジョンを得た。
【0037】(2)樹脂重合体粉末(B−1)の製造例 冷却管、温度計、撹拌機、滴下装置、窒素導入管を備え
た反応装置に、純水1500部を分散溶媒として、メチ
ルメタクリレート600部を重合成分として、オレイン
酸カリウム4.2部を乳化剤として、n−ドデシルメル
カプタン6部を重合調製剤として仕込み、窒素雰囲気下
で撹拌しながら50℃に加熱した。これに、過硫酸カリ
ウム3.6部を重合開始剤として添加し、乳化重合を開
始した。重合ピークを確認した後、ホルムアルデヒドス
ルホキシル酸ソーダ20部を還元物質として添加した。
その後温度を70℃に調整し、重合開始剤であるt−ブ
チルパーオキサイド8部をメチルメタクリレート400
部と2,2−ジメチロールプロパンジメタクリレート
0.2部からなる重合成分に溶解させた溶液を3時間か
けて滴下し、さらに1時間反応を維持させた後、反応を
終了させ、樹脂重合体エマルジョンを得た。得られたラ
テックス粒子の粒子径は0.18μmであった。さら
に、得られたエマルジョンをスプレイドライ(L−8
型、大川原加工機製)を用いてスプレードライ処理し、
コア/シェル構造を有する樹脂重合体粉末(B−1)を
得た。樹脂重合体粉末(B−1)の平均粒子径は40μ
mであった。
た反応装置に、純水1500部を分散溶媒として、メチ
ルメタクリレート600部を重合成分として、オレイン
酸カリウム4.2部を乳化剤として、n−ドデシルメル
カプタン6部を重合調製剤として仕込み、窒素雰囲気下
で撹拌しながら50℃に加熱した。これに、過硫酸カリ
ウム3.6部を重合開始剤として添加し、乳化重合を開
始した。重合ピークを確認した後、ホルムアルデヒドス
ルホキシル酸ソーダ20部を還元物質として添加した。
その後温度を70℃に調整し、重合開始剤であるt−ブ
チルパーオキサイド8部をメチルメタクリレート400
部と2,2−ジメチロールプロパンジメタクリレート
0.2部からなる重合成分に溶解させた溶液を3時間か
けて滴下し、さらに1時間反応を維持させた後、反応を
終了させ、樹脂重合体エマルジョンを得た。得られたラ
テックス粒子の粒子径は0.18μmであった。さら
に、得られたエマルジョンをスプレイドライ(L−8
型、大川原加工機製)を用いてスプレードライ処理し、
コア/シェル構造を有する樹脂重合体粉末(B−1)を
得た。樹脂重合体粉末(B−1)の平均粒子径は40μ
mであった。
【0038】(3)樹脂重合体粉末(B−2)の製造例 過硫酸カリウムの量を6部に変更する以外は上記(1)
と同様な方法で、コア/シェル構造を有する樹脂重合体
粉末(B−2)を得た。乳化重合終了時におけるラテッ
クス粒子径は0.14μm、得られた(B−2)の平均
粒子径は33μmであった。
と同様な方法で、コア/シェル構造を有する樹脂重合体
粉末(B−2)を得た。乳化重合終了時におけるラテッ
クス粒子径は0.14μm、得られた(B−2)の平均
粒子径は33μmであった。
【0039】(4)樹脂重合体粉末(B−3)の製造例 2,2−ジメチロールプロパンジメタクリレートを使用
しない以外は上記(1)と同様な方法で、コア/シェル
構造を有する樹脂重合体粉末(B−3)を得た。乳化重
合終了時におけるラテックス粒子径は0.14μm、得
られた(B−3)の平均粒子径は33μmであった。
しない以外は上記(1)と同様な方法で、コア/シェル
構造を有する樹脂重合体粉末(B−3)を得た。乳化重
合終了時におけるラテックス粒子径は0.14μm、得
られた(B−3)の平均粒子径は33μmであった。
【0040】(5)樹脂重合体粉末(B−4)の製造例 冷却管、温度計、撹拌機、滴下装置、窒素導入管を備え
た反応装置に、純水1500部を分散溶媒として、メチ
ルメタクリレート360部、ブチルアクリレート240
部を重合成分として、オレイン酸カリウム12部を乳化
剤として仕込み、窒素雰囲気下で撹拌しながら50℃に
加熱した。これに、過硫酸カリウム6部を重合開始剤と
して添加し、乳化重合を開始した。重合ピークを確認し
た後、温度を70℃に調整し、上記(1)で得た高分子
肥大化剤エマルジョン18部を添加し、30分間保持す
る。その後、ホルムアルデヒドスルホキシル酸ソーダ2
0部を添加し、重合開始剤であるt−ブチルパーオキサ
イド8部を重合成分であるメチルメタクリレート400
部に溶解させた溶液を3時間かけて滴下し、さらに1時
間反応を維持させた後、反応を終了させ、樹脂重合体エ
マルジョンを得た。得られたラテックス粒子の粒子径は
0.28μmであった。さらに、得られたエマルジョン
をスプレイドライ(L−8型、大川原加工機製)を用い
てスプレードライ処理し、コア/シェル構造を有する樹
脂重合体粉末(B−4)を得た。樹脂重合体粉末(B−
4)の平均粒子径は40μmであった。
た反応装置に、純水1500部を分散溶媒として、メチ
ルメタクリレート360部、ブチルアクリレート240
部を重合成分として、オレイン酸カリウム12部を乳化
剤として仕込み、窒素雰囲気下で撹拌しながら50℃に
加熱した。これに、過硫酸カリウム6部を重合開始剤と
して添加し、乳化重合を開始した。重合ピークを確認し
た後、温度を70℃に調整し、上記(1)で得た高分子
肥大化剤エマルジョン18部を添加し、30分間保持す
る。その後、ホルムアルデヒドスルホキシル酸ソーダ2
0部を添加し、重合開始剤であるt−ブチルパーオキサ
イド8部を重合成分であるメチルメタクリレート400
部に溶解させた溶液を3時間かけて滴下し、さらに1時
間反応を維持させた後、反応を終了させ、樹脂重合体エ
マルジョンを得た。得られたラテックス粒子の粒子径は
0.28μmであった。さらに、得られたエマルジョン
をスプレイドライ(L−8型、大川原加工機製)を用い
てスプレードライ処理し、コア/シェル構造を有する樹
脂重合体粉末(B−4)を得た。樹脂重合体粉末(B−
4)の平均粒子径は40μmであった。
【0041】(6)樹脂重合体粉末(B−5)の製造例 上記(1)で得た高分子肥大化剤エマルジョンの使用量
を36部に変更する以外は上記(5)と同様な方法で、
コア/シェル構造を有する樹脂重合体粉末(B−5)を
得た。乳化重合終了時におけるラテックス粒子径は0.
38μm、得られた(B−3)の平均粒子径は33μm
であった。
を36部に変更する以外は上記(5)と同様な方法で、
コア/シェル構造を有する樹脂重合体粉末(B−5)を
得た。乳化重合終了時におけるラテックス粒子径は0.
38μm、得られた(B−3)の平均粒子径は33μm
であった。
【0042】(7)樹脂重合体粉末(B−6)の製造例 冷却管、温度計、撹拌機、滴下装置、窒素導入管を備え
た反応装置に、純水1500部を分散溶媒として、メチ
ルメタクリレート600部を重合成分として、ドデシル
ベンゼンスルホン酸ソーダ7.2部を乳化剤として、n
−ドデシルメルカプタン6部を重合調製剤として仕込
み、窒素雰囲気下で撹拌しながら60℃に加熱した。こ
れに、過硫酸カリウム3.6部を重合開始剤として添加
し、乳化重合を開始した。重合ピークを確認した後、ホ
ルムアルデヒドスルホキシル酸ソーダ20部を還元物質
として添加した。その後温度を70℃に調整し、重合開
始剤であるt−ブチルパーオキサイド8部をメチルメタ
クリレート400部と2,2−ジメチロールプロパンジ
メタクリレート0.2部からなる重合成分に溶解させた
溶液を3時間かけて滴下し、さらに1時間反応を維持さ
せた後、反応を終了させ、樹脂重合体エマルジョンを得
た。得られたラテックス粒子の粒子径は0.09μmで
あった。さらに、得られたエマルジョンをスプレイドラ
イ(L−8型、大川原加工機製)を用いてスプレードラ
イ処理し、コア/シェル構造を有する樹脂重合体粉末
(B−6)を得た。樹脂重合体粉末(B−6)の平均粒
子径は35μmであった。
た反応装置に、純水1500部を分散溶媒として、メチ
ルメタクリレート600部を重合成分として、ドデシル
ベンゼンスルホン酸ソーダ7.2部を乳化剤として、n
−ドデシルメルカプタン6部を重合調製剤として仕込
み、窒素雰囲気下で撹拌しながら60℃に加熱した。こ
れに、過硫酸カリウム3.6部を重合開始剤として添加
し、乳化重合を開始した。重合ピークを確認した後、ホ
ルムアルデヒドスルホキシル酸ソーダ20部を還元物質
として添加した。その後温度を70℃に調整し、重合開
始剤であるt−ブチルパーオキサイド8部をメチルメタ
クリレート400部と2,2−ジメチロールプロパンジ
メタクリレート0.2部からなる重合成分に溶解させた
溶液を3時間かけて滴下し、さらに1時間反応を維持さ
せた後、反応を終了させ、樹脂重合体エマルジョンを得
た。得られたラテックス粒子の粒子径は0.09μmで
あった。さらに、得られたエマルジョンをスプレイドラ
イ(L−8型、大川原加工機製)を用いてスプレードラ
イ処理し、コア/シェル構造を有する樹脂重合体粉末
(B−6)を得た。樹脂重合体粉末(B−6)の平均粒
子径は35μmであった。
【0043】(8)樹脂重合体粉末(B−7)の製造例 ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダの使用量を12部に
変更する以外は上記(7)と同様な方法で、コア/シェ
ル構造を有する樹脂重合体粉末(B−7)を得た。乳化
重合終了時におけるラテックス粒子径は0.07μm、
得られた(B−7)の平均粒子径は40μmであった。
変更する以外は上記(7)と同様な方法で、コア/シェ
ル構造を有する樹脂重合体粉末(B−7)を得た。乳化
重合終了時におけるラテックス粒子径は0.07μm、
得られた(B−7)の平均粒子径は40μmであった。
【0044】(9)樹脂重合体粉末(B−8)の製造例 高分子肥大化剤エマルジョンを使用しない以外は上記
(5)と同様な方法で、コア/シェル構造を有する樹脂
重合体粉末(B−8)を得た。乳化重合終了時における
ラテックス粒子径は0.09μm、得られた(B−8)
の平均粒子径は37μmであった。
(5)と同様な方法で、コア/シェル構造を有する樹脂
重合体粉末(B−8)を得た。乳化重合終了時における
ラテックス粒子径は0.09μm、得られた(B−8)
の平均粒子径は37μmであった。
【0045】(10)樹脂重合体粉末(B−9)の製造
例 冷却管、温度計、撹拌機、滴下装置、窒素導入管を備え
た反応装置に、純水1500部を分散溶媒として、メチ
ルメタクリレート1000部を重合成分として、ドデシ
ルベンゼンスルフォン酸ソーダ10部を乳化剤として、
n−ドデシルメルカプタン1部を重合調製剤として仕込
み、窒素雰囲気下で撹拌しながら70℃に加熱した。こ
れに、過硫酸カリウム5部を重合開始剤として添加し、
乳化重合を開始した。重合ピークを確認した後、反応を
終了させ、樹脂重合体エマルジョンを得た。得られたラ
テックス粒子の粒子径は0.06μmであった。得られ
たエマルジョンをスプレイドライ(L−8型、大川原加
工機製)を用いてスプレードライ処理し、コア/シェル
構造を有さない樹脂重合体粉末(B−9)を得た。樹脂
重合体粉末(B−9)の平均粒子径は30μm、重量平
均分子量は48万であった。
例 冷却管、温度計、撹拌機、滴下装置、窒素導入管を備え
た反応装置に、純水1500部を分散溶媒として、メチ
ルメタクリレート1000部を重合成分として、ドデシ
ルベンゼンスルフォン酸ソーダ10部を乳化剤として、
n−ドデシルメルカプタン1部を重合調製剤として仕込
み、窒素雰囲気下で撹拌しながら70℃に加熱した。こ
れに、過硫酸カリウム5部を重合開始剤として添加し、
乳化重合を開始した。重合ピークを確認した後、反応を
終了させ、樹脂重合体エマルジョンを得た。得られたラ
テックス粒子の粒子径は0.06μmであった。得られ
たエマルジョンをスプレイドライ(L−8型、大川原加
工機製)を用いてスプレードライ処理し、コア/シェル
構造を有さない樹脂重合体粉末(B−9)を得た。樹脂
重合体粉末(B−9)の平均粒子径は30μm、重量平
均分子量は48万であった。
【0046】(11)実施例1 メチルメタクリレート65%、重量平均分子量が10万
であるポリメチルメタクリレート35%からなるアクリ
ル系シラップ100部、トリメチロールプロパントリメ
タクリレート7部からなる樹脂組成物に、硬化剤として
t−ブチルパ−オキシオクテート(パーブチルO、日本
油脂(株)製)1.3部、内部離型剤としてステアリン
酸亜鉛1重量を添加した後に、無機充填材として水酸化
アルミニウム(ハイジライトH−310、昭和軽金属
(株)製)250部を添加し、さらに上記(2)で得た
樹脂重合体粉末(B−1)10部を添加し、ニーダーで
充分に混練して、べたつきのない取扱い性が良好なアク
リル系プリミックスを得た。
であるポリメチルメタクリレート35%からなるアクリ
ル系シラップ100部、トリメチロールプロパントリメ
タクリレート7部からなる樹脂組成物に、硬化剤として
t−ブチルパ−オキシオクテート(パーブチルO、日本
油脂(株)製)1.3部、内部離型剤としてステアリン
酸亜鉛1重量を添加した後に、無機充填材として水酸化
アルミニウム(ハイジライトH−310、昭和軽金属
(株)製)250部を添加し、さらに上記(2)で得た
樹脂重合体粉末(B−1)10部を添加し、ニーダーで
充分に混練して、べたつきのない取扱い性が良好なアク
リル系プリミックスを得た。
【0047】次に、この得られたアクリル系プリミック
スを200mm角の平型成形用金型に充填し、金型温度
95℃、圧力50kg/cm2の条件で10分間加熱加
圧硬化させ、厚さ10mmのアクリル系人工大理石を得
た。得られた人工大理石の表面は、欠陥が全くない鏡面
状態であり、外観は良好であった。
スを200mm角の平型成形用金型に充填し、金型温度
95℃、圧力50kg/cm2の条件で10分間加熱加
圧硬化させ、厚さ10mmのアクリル系人工大理石を得
た。得られた人工大理石の表面は、欠陥が全くない鏡面
状態であり、外観は良好であった。
【0048】更に、実用強度測定としてJIS K−6
718に準じて、得られた人工大理石の落球衝撃試験を
実施した。試験後の試料に異常は見られなかった。
718に準じて、得られた人工大理石の落球衝撃試験を
実施した。試験後の試料に異常は見られなかった。
【0049】(12)実施例2〜5 樹脂重合体粉末をそれぞれ(B−2)〜(B−5)を用
いる以外は実施例1と同様な方法で、アクリル系プリミ
ックスを得た。得られたアクリル系プリミックスは、そ
れそれべたつきがなく、取扱い性が良好であった。ま
た、実施例1と同様な方法で得られたアクリル系人工大
理石は、それぞれ欠陥が全くない鏡面状態であり、外観
は良好であった。また、実施例1と同様な方法で落球衝
撃試験を実施したが、いずれの試料にも異常は見られな
かった。
いる以外は実施例1と同様な方法で、アクリル系プリミ
ックスを得た。得られたアクリル系プリミックスは、そ
れそれべたつきがなく、取扱い性が良好であった。ま
た、実施例1と同様な方法で得られたアクリル系人工大
理石は、それぞれ欠陥が全くない鏡面状態であり、外観
は良好であった。また、実施例1と同様な方法で落球衝
撃試験を実施したが、いずれの試料にも異常は見られな
かった。
【0050】(13)比較例1〜3 樹脂重合体粉末をそれぞれ(B−6)〜(B−8)を用
いる以外は実施例1と同様な方法で、アクリル系プリミ
ックスを製造し、さらに実施例1と同様な方法でアクリ
ル系人工大理石を得た。得られたアクリル系人工大理石
は、それぞれ欠陥が全くない鏡面状態であり、外観は良
好であった。しかし、実施例1と同様な方法で落球衝撃
試験を実施した結果、それぞれの試料においてクラック
が発生した。
いる以外は実施例1と同様な方法で、アクリル系プリミ
ックスを製造し、さらに実施例1と同様な方法でアクリ
ル系人工大理石を得た。得られたアクリル系人工大理石
は、それぞれ欠陥が全くない鏡面状態であり、外観は良
好であった。しかし、実施例1と同様な方法で落球衝撃
試験を実施した結果、それぞれの試料においてクラック
が発生した。
【0051】(14)比較例4 樹脂重合体粉末として(B−9)を用いる以外は実施例
1と同様な方法で、アクリル系プリミックスを製造し、
さらに実施例1と同様な方法でアクリル系人工大理石を
得た。得られたアクリル系人工大理石は、いずれも表面
に斑点模様を有しており、外観に欠陥を有していた。さ
らに、実施例1と同様な方法で落球衝撃試験を実施した
結果、クラックが発生した。
1と同様な方法で、アクリル系プリミックスを製造し、
さらに実施例1と同様な方法でアクリル系人工大理石を
得た。得られたアクリル系人工大理石は、いずれも表面
に斑点模様を有しており、外観に欠陥を有していた。さ
らに、実施例1と同様な方法で落球衝撃試験を実施した
結果、クラックが発生した。
【0052】(15)比較例5 樹脂重合体粉末を使用しない以外は実施例1と同様な方
法で、アクリル系プリミックスを製造した。しかし、得
られたプリミックスはべたつきがあり、さらに実施例1
と同様な方法で人工大理石の製造を試みたが、成形が困
難であった。
法で、アクリル系プリミックスを製造した。しかし、得
られたプリミックスはべたつきがあり、さらに実施例1
と同様な方法で人工大理石の製造を試みたが、成形が困
難であった。
【0053】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明のアクリル系樹脂組成物を用いることにより、高温
成形に適し、成形加工性に優れたプリミックスを得るこ
とが可能になり、さらにこれを用いて製造されるアクリ
ル系人工大理石は高強度を有しており、工業上非常に有
益なものである。
発明のアクリル系樹脂組成物を用いることにより、高温
成形に適し、成形加工性に優れたプリミックスを得るこ
とが可能になり、さらにこれを用いて製造されるアクリ
ル系人工大理石は高強度を有しており、工業上非常に有
益なものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C08F 220/14 MMF 7824−4J C08F 220/14 MMF 265/06 MQM 265/06 MQM
Claims (5)
- 【請求項1】 メチルメタクリレート、又はこれを主成
分とする単量体混合物(a)、及びポリメチルメタクリ
レート、又はメチルメタクリレートを主成分とする重合
体(b)からなるアクリル系シラップ(A)、コア/シ
ェル構造を有するラテックス粒子の集合体である樹脂重
合体粉末(B)、多官能性単量体(C)を含有すること
を特徴とする樹脂組成物。 - 【請求項2】 樹脂重合体粉末(B)のコア相とシェル
相の重量比が15/85〜85/15の範囲であること
を特徴とする請求項1記載の樹脂組成物。 - 【請求項3】 ラテックス粒子径が0.1μm以上であ
ることを特徴とする請求項1記載の樹脂重合体粉末。 - 【請求項4】 請求項1記載の樹脂組成物と無機充填材
を含有することを特徴とするアクリル系プリミックス。 - 【請求項5】 請求項4記載のアクリル系プリミックス
を加熱加圧硬化することを特徴とするアクリル系人工大
理石の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26600195A JPH09111086A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 樹脂組成物、アクリル系プリミックス及びアクリル系人工大理石の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26600195A JPH09111086A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 樹脂組成物、アクリル系プリミックス及びアクリル系人工大理石の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09111086A true JPH09111086A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17424994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26600195A Pending JPH09111086A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 樹脂組成物、アクリル系プリミックス及びアクリル系人工大理石の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09111086A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10279765A (ja) * | 1997-04-09 | 1998-10-20 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | アクリル系樹脂組成物、アクリル系プレミックス、アクリル系人工大理石の製造方法及び増粘剤 |
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WO1999032533A1 (fr) * | 1997-12-19 | 1999-07-01 | Matsumoto Yushi-Seiyaku Co., Ltd. | Particules organiques synthetiques, procede d'elaboration, et utilisation |
US6203911B1 (en) | 1998-06-17 | 2001-03-20 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Thermoset volatile monomer molding compositions |
JP2005048059A (ja) * | 2003-07-29 | 2005-02-24 | Kuraray Co Ltd | 炭素繊維強化複合材用メタクリル系重合体組成物 |
JP2018012820A (ja) * | 2016-07-22 | 2018-01-25 | 株式会社クラレ | 耐衝撃性改良剤、熱可塑性樹脂組成物およびフィルム |
CN108779218A (zh) * | 2016-01-11 | 2018-11-09 | 阿肯马法国公司 | 包含多级聚合物的液体组合物,其制备方法和其用途 |
JP2019506487A (ja) * | 2016-01-11 | 2019-03-07 | アルケマ フランス | 多段ポリマー及び(メタ)アクリルポリマーを含む液体(メタ)アクリル組成物、その調製の方法、並びにその使用 |
WO2022172446A1 (ja) * | 2021-02-15 | 2022-08-18 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 重合性組成物、成形体及び複合部材 |
-
1995
- 1995-10-13 JP JP26600195A patent/JPH09111086A/ja active Pending
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