JPH0911103A - ドレン配管切断装置 - Google Patents
ドレン配管切断装置Info
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- JPH0911103A JPH0911103A JP16391995A JP16391995A JPH0911103A JP H0911103 A JPH0911103 A JP H0911103A JP 16391995 A JP16391995 A JP 16391995A JP 16391995 A JP16391995 A JP 16391995A JP H0911103 A JPH0911103 A JP H0911103A
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- pressure vessel
- support beam
- reactor pressure
- drain pipe
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
管切断装置を提供する。 【構成】 原子炉圧力容器の下方空間の外部から該原子
炉圧力容器の下鏡部の略中心部直下へ向かうように原子
炉圧力容器の下方に配置されたサポートビーム9に沿っ
て走行する台車11と、該台車11をサポートビーム9
に対して固定する拘束機構14と、縦ドレン管5を切断
する鋸歯29を有し且つ該鋸歯29を水平方向に往復駆
動し得るように前記の台車11に装着された切断機構1
5と、該切断機構15の鋸歯29を前記の往復駆動方向
と直交する横方向へ揺動させ得る揺動機構16とを備え
る。
Description
ン配管の更新時に当該ドレン配管を容易に切断すること
ができるドレン配管切断装置に関するものである。
下端部を示すものであり、このような原子炉圧力容器1
の下部には、原子炉圧力容器1の内底部と外部とを連通
するドレン配管2が設けられている。
下鏡部3の略中心部に設けた略垂直に下方へ向って延び
るノズル4と、該ノズル4の下端部に上端部が接続され
た略垂直に下方へ向って延びる縦ドレン管5と、該縦ド
レン管5の下端部に一端部が接続されたエルボ部材6
と、該エルボ部材6の他端部に一端部が接続された下鏡
部3の中心部直下から原子炉圧力容器1の外方へ向って
延びる横ドレン管7とを有している。
6の一端部、並びにエルボ部材6の他端部と横ドレン管
7の他端部は、それぞれソケット溶接継手構造によって
接続されていたが、近年、原子炉圧力容器に付帯する配
管設備の安全性をより向上させるために、ドレン配管2
を構成する縦ドレン管5、エルボ部材6、横ドレン管7
を突き合せ溶接継手構造のものに交換することが検討さ
れている。
容器1の下鏡部3には、該下鏡部3から略垂直に下方へ
延びる多数のコントロールロッドハウジング8が設けら
れ、また、下鏡部3の下方には、コントロールロッドハ
ウジング8を支持するためのサポートビーム9や、原子
炉圧力容器1から外部への放熱を抑制するための保温パ
ネル10が設置されている。
部材6、横ドレン管7の交換にあたって、作業者が下鏡
部3の略中心部直下にまで接近して直接作業を行うこと
は容易ではない。
で、ドレン配管の切断作業を容易に行うことが可能なド
レン配管切断装置を提供することを目的としている。
め、本発明のドレン管切断装置においては、原子炉圧力
容器の下方空間の外部から該原子炉圧力容器の下鏡部の
略中心部直下へ向かうように原子炉圧力容器の下方に配
置されたサポートビームに沿って走行する台車と、該台
車をサポートビームに対して固定する拘束機構と、上下
方向に延びる管を切断する鋸歯を有し且つ該鋸歯を水平
方向に往復駆動し得るように前記の台車に装着された切
断機構と、該切断機構の鋸歯を前記の往復駆動方向と直
交する横方向へ揺動させ得る揺動機構とを備える。
器の下方空間の外部から該原子炉圧力容器の下鏡部の略
中心部直下へ向かうように原子炉圧力容器の下方に配置
可能な基準レールと、該基準レールに沿って走行する台
車と、該台車を基準レールに対して固定する拘束機構
と、上下方向に延びる管を切断する鋸歯を有し且つ該鋸
歯を水平方向に往復駆動し得るように前記の台車に装着
された切断機構と、該切断機構の鋸歯を前記の往復駆動
方向と直交する横方向へ揺動させ得る揺動機構とを備え
たものとする。
容器の下鏡部の略中心部の直下に配置されたサポートビ
ーム、もしくは基準レールによって、台車を原子炉圧力
容器の下方空間の外部から該原子炉圧力容器の下鏡部の
略中心部直下へ導き、拘束装置により前記の台車をサポ
ートビーム、もしくは基準レールの所定位置に固定し、
該台車に装着された切断機構によって鋸歯を作動させ、
原子炉圧力容器の下鏡部に連通する管を切断する。
明する。
置の一実施例の概略を示すものであり、図中、図6と同
じものには同じ符号を付してある。
3から略垂直に下方へ延びる多数のコントロールロッド
ハウジング8を支持するために設けられているサポート
ビーム9のうち、原子炉圧力容器1の下鏡部3の略中心
部直下へ向かうように配置されているサポートビーム9
に、該サポートビーム9に沿って走行し得る台車11を
設ける。
本体12の下面に配置した小車輪13と、台車本体12
の下部に設けた拘束機構14と、ドレン配管2を切断し
得るように台車本体12の上面に設けた切断機構15及
び揺動機構16と、台車本体12の前端部(図2のA
側)に設けた切粉カバー17とを備えている。
の4隅に配置され、ピン18によって回転自在に且つ台
車本体12の前後方向(図1のA−B方向)に転動し得
るように枢支されている。
3のC側)の前記の各小車輪13の直近の台車本体12
中央寄りの部位に配置した2個の固定クランプブロック
19と、台車本体12の他側(図3のD側)の前記の固
定クランプブロック19と相対する位置に台車本体12
幅方向へ摺動可能に設けた2個の可動クランプブロック
20とを有し、前記の固定クランプブロック19と可動
クランプブロック20とによってサポートビーム9を挟
み得るよう形成され、前記の可動クランプブロック20
を台車本体12の幅方向へ人力によって摺動させ得る手
動装置21を有する。
面の後部側(図1のB側)に設けたモータ22によって
駆動される駆動ユニット23を有し、該駆動ユニット2
3の上部に、駆動ユニット23の垂直出力軸24に外嵌
されて水平に回転し得るように設けたガイド部材25を
有する。
幅方向(図2のC−D方向)の両側に突出するアーム2
6,26を有し、該アーム26,26突出方向に直交す
る水平方向へ伸びるガイド部材25の中心線を挟む対称
位置に該中心線に平行する方向に所定の間隔を置いて並
ぶ複数のガイドローラ27を有する。
されて台車本体12の前後方向へ摺動可能に保持され且
つ駆動ユニット23によって往復駆動される鋸歯支持部
材28を有し、該鋸歯支持部材28に歯面が台車本体1
2の幅方向の他側(図2に示すD側)に向くように基部
を固定され且つ台車本体12の前部(図2のA側)方向
へ延びる鋸歯29を有する。
のガイド部材25の各アーム26,26の先端部にそれ
ぞれ連結ロッド30を介して連結したピストンロッド3
1の進退によって前記のガイド部材25を揺動させ得る
ように台車本体12の上方の幅方向両側に配置した2本
のエアシリンダ32,32を有する。
内部に取り込み得るように前面から上面にかけて開かれ
た開口部33を有するボックス状形態をなすカバー本体
34を有し、該カバー本体34の下面の略中央に切粉を
吸着し得る磁石35を有し、カバー本体34の内部と外
部とを連通し且つドレン配管2からの漏水を外部へ排出
し得る水抜き管36を下面の先端部に備えている。
炉圧力容器1の下鏡部3の略中心に向かって延びるサポ
ートビーム9の上面に小車輪13が接し且つ拘束機構1
4の固定クランプブロック19と可動クランプブロック
20との間をサポートビーム9が通るように、台車11
をサポートビーム9上に搭載し、台車本体12の一側
(図2のC側)に設けたエアシリンダ32をピストンロ
ッド31が後退する方向へ作動させ、同時に台車本体1
2の他側(図2のD側)に設けたエアシリンダ32をピ
ストンロッド31が前進する方向へ作動させることによ
り、ガイド部材25及び鋸歯支持部材28を介して鋸歯
29を台車本体12の一側(図2のC側)へ揺動させ
る。
りサポートビーム9に沿って押し進め、ドレン配管2の
下部が台車本体12の前端部に設けた切粉カバー17の
開口部33を通過して切粉カバー17の内部に取り込ま
れる位置に台車11を停止し、人力により手動装置21
を介して可動クランプブロック20をサポートビーム9
の側面に当接させ、更に手動装置21を締め込むことに
よって固定クランプブロック19と可動クランプブロッ
ク20との間でサポートビーム9を強く挟むことによっ
て台車本体12をサポートビーム9に対して固定する。
側)に設けたエアシリンダ32をピストンロッド31が
前進する方向へ作動させ、同時に台車本体12の他側
(図2のD側)に設けたエアシリンダ32をピストンロ
ッド31が後退する方向へ作動させることにより、ガイ
ド部材25及び鋸歯支持部材28を介して鋸歯29を上
下方向へ延びる縦ドレン管5の側面に当接させ、該縦ド
レン管5の側面に対して一定の鋸歯圧が加わるようにす
る。
ト23を介して鋸歯支持部材28を駆動し、該鋸歯支持
部材28をガイド部材25に沿って往復動させて鋸歯2
9を縦ドレン管5の側面に切り込ませることにより、縦
ドレン管5を切断する。
沿って走行し、原子炉圧力容器1の下鏡部3の略中心部
直下にまで接近し得る台車11に、縦ドレン管5を切断
し得る切断機構15を搭載したので、ドレン配管2の切
断作業を容易に行うことができる。
した実施例にのみ限定されるものではなく、例えば、図
4に示すようにサポートビーム9の上面に重ねて基準レ
ール37を配置してもよいこと、その他、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは
勿論である。
切断装置においては、原子炉圧力容器の下鏡部の略中心
部直下にまで接近可能な台車に切断機構を搭載している
ので、原子炉圧力容器の下鏡部に連通するドレン配管の
切断作業を容易に行うことができるという優れた効果を
奏し得る。
を示す側面図である。
略を示す側面図である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 原子炉圧力容器の下方空間の外部から該
原子炉圧力容器の下鏡部の略中心部直下へ向かうように
原子炉圧力容器の下方に配置されたサポートビームに沿
って走行する台車と、該台車をサポートビームに対して
固定する拘束機構と、上下方向に延びる管を切断する鋸
歯を有し且つ該鋸歯を水平方向に往復駆動し得るように
前記の台車に装着された切断機構と、該切断機構の鋸歯
を前記の往復駆動方向と直交する横方向へ揺動させ得る
揺動機構とを備えてなることを特徴とするドレン配管切
断装置。 - 【請求項2】 原子炉圧力容器の下方空間の外部から該
原子炉圧力容器の下鏡部の略中心部直下へ向かうように
原子炉圧力容器の下方に配置可能な基準レールと、該基
準レールに沿って走行する台車と、該台車を基準レール
に対して固定する拘束機構と、上下方向に延びる管を切
断する鋸歯を有し且つ該鋸歯を水平方向に往復駆動し得
るように前記の台車に装着された切断機構と、該切断機
構の鋸歯を前記の往復駆動方向と直交する横方向へ揺動
させ得る揺動機構とを備えてなることを特徴とするドレ
ン配管切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16391995A JP3684619B2 (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | ドレン配管切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16391995A JP3684619B2 (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | ドレン配管切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0911103A true JPH0911103A (ja) | 1997-01-14 |
JP3684619B2 JP3684619B2 (ja) | 2005-08-17 |
Family
ID=15783323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16391995A Expired - Fee Related JP3684619B2 (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | ドレン配管切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3684619B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6568439B1 (en) | 1999-04-20 | 2003-05-27 | Jms Co., Ltd. | Container cap and liquid communication adapter |
-
1995
- 1995-06-29 JP JP16391995A patent/JP3684619B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6568439B1 (en) | 1999-04-20 | 2003-05-27 | Jms Co., Ltd. | Container cap and liquid communication adapter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3684619B2 (ja) | 2005-08-17 |
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