JPH09109957A - 作業用保護カバーの係止具 - Google Patents

作業用保護カバーの係止具

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JPH09109957A
JPH09109957A JP27377995A JP27377995A JPH09109957A JP H09109957 A JPH09109957 A JP H09109957A JP 27377995 A JP27377995 A JP 27377995A JP 27377995 A JP27377995 A JP 27377995A JP H09109957 A JPH09109957 A JP H09109957A
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JP
Japan
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locking
protective cover
automobile
bent
locking tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP27377995A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Nishiyama
英敏 西山
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Individual
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の組み立てラインにおいて使用される
作業用保護カバーを自動車のボデイにピッタリと被着す
るための係止具であって、この係止具が自動車のボデイ
に確実に係止するように構成する。 【解決手段】 係止具本体1の先端に自動車のドア8に
係止するための係止部2を形成し、係止部2の中程に外
側に折れ曲がった段部4を形成し、段部4の後端部に保
護カバー12に連結するゴム帯11を取り付けるための
取付部4を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車の
組立てラインにおいてボデイの傷付きを防止する保護カ
バーのずり落ちを防止する係止具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の組立て作業において、ときとし
て工具や部品等がボデイに接触して塗装面に傷を付けて
しまうことがある。このため、自動車の組み立てライン
において傷防止用の合成樹脂製保護カバーが使用されて
きた。この保護カバーは、柔らかな合成樹脂皮膜等でで
きており、作業者が手で接触しただけで簡単にずり落ち
てしまうため、係止具が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の係止具
は、作業用保護カバーを単に自動車のボデイに係止する
だけの機能しか考慮に入れておらず、板体の先端を単に
U字形に折り曲げて係止部を形成したものがほとんど
で、車体の位置によって係止具が係止ができなかった
り、しづらかったりする問題点があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点を解決
するもので、自動車のボデイに確実に係止する保護カバ
ーの係止具を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の保護カバーの係
止具は、係止具本体の先端に自動車の車体に係止するめ
の係止部を形成し、係止部の中程に外側に折れ曲がった
段部を形成し、段部の後端部に保護カバーに連結する弾
性体を取り付けるための取付部を設けている。
【0006】段部は係止する位置によってその角度に合
わせ形成されている。例えば、自動車の後部ドアの前端
部の段差は直角になっているが、段部はこの直角に合わ
せて折り曲げられている。
【0007】前記のような係止具の段部は、自動車の後
部ドアの前端部のように複雑な段差のある部分でもピッ
タリと嵌まり込むため、係止具を嵌めたままドアを閉め
て作業を行うことができ、しかも確実に係止具が自動車
のボデイに係止できるので、保護カバーが外れたりする
ことが無くなる。
【0008】また、本発明の保護カバーの係止具は、係
止具本体の中程を内側に鈍角に折り曲げて前端部と後端
部とから構成し、前端部の先端部を内側に折り曲げて係
止部とし、折り曲げられた先端縁に係止突片を内側に突
出形成し、後部を保護カバーに連結する弾性体を取り付
けるための取付部としている。
【0009】鈍角に折り曲げられた係止具の中程の角度
は、90度〜130度の間であって、好ましくは115
度前後である。鋭角な係止部の角度は、40度〜70度
の間であって、好ましくは55度前後である。
【0010】上記のような構成によって、係止具は主と
してバンパカバーをバンパに被せる際に使用されされ、
通常の先端がU字形に折れ曲がった係止具では係止し難
いフェンダ等の縁部に係止することができる。
【0011】また、前記係止具本体の前端部を外側に湾
曲させたことにより、フラットな板体のような場合に比
べ、突出したフェンダ等の縁部が邪魔にならずに係止が
容易となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の
実施の形態を示す斜視図である。この第1の実施の形態
の係止具は、作業用保護カバーの内、主としてドアカバ
ーに使用するものである。この係止具本体1は、1mm〜
1.5mm程度の厚みのナイロンやエラストマ製の板体か
ら製作されている。ただし、材料は、ポリエチレンやポ
リプロピレン等の他の合成樹脂でもよくナイロンやエラ
ストマに限定されないことは言うまでもない。この係止
具本体1は、先端部の係止部2が内側にU字形に折れ曲
がり、この係止部2の後端縁からL字形に折れ曲がった
段部3が外側に向かって突出し、この段部3のさらに後
端縁からゴムパイプやゴムバンドを取り付ける取付部4
が多少外側方向に折れ曲がって連なっている。取付部4
にはゴムパイプを通すための円形の孔5とゴム帯を通す
ためのスリット6が形成されている。取付部4の表面
側、スリット6の両側には作業時に指を引っ掛ける補強
をかねたリブ7が形成されている。
【0013】図2は上記第1の実施の形態の使用状態の
斜視図である。この図において8は、自動車の後部ドア
の前端部であって、この後部ドア8の舌片9に係止部2
が係止し、ドアの段差10の部分に段部3が嵌まり込ん
でいる。係止具の取付部4にはゴム帯11が取付けら
れ、ゴム帯11の他端部は、保護カバー12に逢着され
ている。このように後部ドア8の前端部のように段差1
0がある場合でもきっちりと係止具が嵌まり込み、組み
立てラインにおける自動車のドアを閉めることが可能と
なる。また、取付部4が車体表面から浮き上がっている
ので、作業時に係止具が握りやすくなる。
【0014】なお、この第1の実施の形態の係止部2
は、U字形に折れ曲がっているが、鋭角な三角形状に折
れ曲げてもよい。図3は第2の実施の形態を示した斜視
図である。この実施の形態の係止具は、主としてバンパ
カバーに使用されるもので、この係止具本体15もナイ
ロンやエラストマ製(ナイロンやエラストマ製に限定さ
れないことは前記の通りである)の板体からなり、板体
の略中央部が内側にくの字状に折れ曲がっている。係止
具本体15の前端部16に係止部17が形成され、この
前端部16の係止部17は、鋭角に内側に折れ曲がり、
この係止部17の先端内側に三角形の係止突起18が形
成されている。また、前端部16の外表面側両側には二
本のリブ19が形成されている。係止部の後端部の取付
部20には第一の実施の形態と同様にゴムパイプを通す
ための円形の孔21とゴム帯を通すためのスリット22
が形成されている。また、スリット22の両側にも作業
時に指を掛ける補強をかねたリブ23が形成されてい
る。
【0015】なお、この第2の実施の形態の係止部は、
鋭角に折れ曲がっているが、U字形に折れ曲げてもよ
い。図4は第2の実施の形態の使用状態を示す断面図で
ある。図4において24はフェンダを示している。この
フェンダ24の内側に、係止具の先端部の係止突起18
が係止している。この係止具の取付部20にはゴムパイ
ル25が取り付けられ、このゴムパイプ25の後端部
は、保護カバー26に結び付けられている。この第2の
実施の形態の係止具は、主としてバンパカバーに使用さ
れ、通常の係止具では係止し難いフェンダ等の縁部に係
止することができる。
【0016】図5は第3の実施の形態の斜視図である。
この第3の実施の形態は、第2の実施の形態を変形した
もので、基本的には第2の実施例と同じであるので、図
番を同じくして詳細は省略する。第3の実施が第2の実
施例と相違するのは、係止具本体15の前端部16が外
側に湾曲している所である。このように係止具本体15
の前端部16を外側に湾曲させることによって、図4に
示す使用状態図において、フェンダ24の先端が突出し
ている場合に係止具本体15の前端部が邪魔にならずに
係止具を係止することができる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、上記構成
により、保護カバーを自動車のボデイに確実に係止する
ことが可能となり、保護カバーを自動車の車体に安定し
て取り付けことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の係止具の斜視図で
ある。
【図2】第1の実施の形態の使用状態の斜視図である。
【図3】第2の実施の形態の係止具の斜視図である。
【図4】第2の実施の形態の使用状態の斜視図である。
【図5】第3の実施の形態の係止具の斜視図である。
【符号の説明】
1 係止具本体 2 係止部 3 段部 4 後部 8 自動車後部ドア 10 ドアの段差 11 ゴム帯 12 保護カバー 15 係止具本体 16 前端部 17 係止部 18 係止突起 20 取付部 24 フェンダ 25 ゴムパイプ 26 保護カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の組立て作業時にボデイの傷付き
    を防止する保護カバーがずり落ちるのを防止する係止具
    であって、係止具本体の先端部に自動車の車体に係止す
    るめの係止部を形成し、係止部の中程に外側に折れ曲が
    った段部を形成し、段部の後端部に保護カバーに連結す
    る弾性体を取り付けるための取付部を設けたことを特徴
    とする作業用保護カバーの係止具。
  2. 【請求項2】 取付部が段部の後部より外側に折り曲げ
    られていることを特徴とする請求項1記載の作業用保護
    カバーの係止具。
  3. 【請求項3】 自動車の組立て作業時にボデイの傷付き
    を防止する保護カバーがずり落ちるのを防止する係止具
    であって、係止具本体の中程を内側に鈍角に折り曲げて
    前端部と後端部とから構成し、前端部側の先端部を鋭角
    に内側に折り曲げるとともに折り曲げられた先端縁に係
    止突起を内側に突出形成して係止部とし、後部側を保護
    カバーに連結する弾性体を取り付けるための取付部とし
    たことを特徴とする作業用保護カバーの係止具。
  4. 【請求項4】 係止具本体の前端部を外側に湾曲させた
    ことを特徴とする請求項3記載の作業用保護カバーの係
    止具。
JP27377995A 1995-10-23 1995-10-23 作業用保護カバーの係止具 Pending JPH09109957A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104494729A (zh) * 2014-12-15 2015-04-08 张道永 车门安装防撞块及车门安装防护方法
WO2016175087A1 (ja) * 2015-04-28 2016-11-03 ダイキン工業株式会社 空気調和機用圧縮機の防音カバー

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