JP2016205344A - 空気調和機用圧縮機の防音カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】優れた防音性能を有しつつ、製造性、作業性を備えた空気調和機用圧縮機の防音カバーを提供する。
【解決手段】下端側に位置する圧縮機脚部を含む圧縮機本体部の外形に対応する形状を有する、遮音性を有するゴムまたは熱可塑性エラストマーの成形品であり、圧縮機本体部の高さ方向に沿った折り曲げ部12を有し、折り曲げ部12を介して折り曲げられることにより圧縮機本体を覆う遮音材本体部11と、圧縮機本体部の上端側に位置する圧縮機頭部の外形に対応する形状を有する、遮音性を有するゴムまたは熱可塑性エラストマーの成形品である遮音材頭部21と、少なくとも遮音材本体部11の内側に設けられた吸音材と、を備えた。
【選択図】図2
【解決手段】下端側に位置する圧縮機脚部を含む圧縮機本体部の外形に対応する形状を有する、遮音性を有するゴムまたは熱可塑性エラストマーの成形品であり、圧縮機本体部の高さ方向に沿った折り曲げ部12を有し、折り曲げ部12を介して折り曲げられることにより圧縮機本体を覆う遮音材本体部11と、圧縮機本体部の上端側に位置する圧縮機頭部の外形に対応する形状を有する、遮音性を有するゴムまたは熱可塑性エラストマーの成形品である遮音材頭部21と、少なくとも遮音材本体部11の内側に設けられた吸音材と、を備えた。
【選択図】図2
Description
本発明は、空調機の室外機などに設けられた空気調和機用圧縮機の防音カバーに関する。
従来、例えば空気調和装置の室外機内部に収容される圧縮機には、この圧縮機から発せられる運転音が外部に漏れることを抑制する目的で、種々の防音手段が設けられる。例えば、特許文献1には室外機の圧縮機外面に成形加工されたフェルト材を装着し、さらにフェルト材の外面にアルミニウム板を貼り付けることにより防音材として用いることが開示されている。
しかし、特許文献1の防音材は、アルミニウム板という硬い素材を用いるため、圧縮機の運転時に発生する振動により、周囲部品と干渉した際に固体伝播音が発生する恐れがある。このため、特許文献1の防音材を実際に使用する場合には、他の緩衝材を設ける必要がある。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、優れた防音性能を有しつつ、製造性、作業性を備えた空気調和機用圧縮機の防音カバーを提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和機用圧縮機の防音カバーは、下端側に位置する圧縮機脚部を含む圧縮機本体部の外形に対応する形状を有する、遮音性を有するゴムまたは熱可塑性エラストマーの成形品であり、前記圧縮機本体部の高さ方向に沿った折り曲げ部を有し、前記折り曲げ部を介して折り曲げられることにより前記圧縮機本体を覆う遮音材本体部と、前記圧縮機本体部の上端側に位置する圧縮機頭部の外形に対応する形状を有する、遮音性を有するゴムまたは熱可塑性エラストマーの成形品である遮音材頭部と、少なくとも前記遮音材本体部の内側に設けられた吸音材と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る空気調和機用圧縮機の防音カバーにおいては、優れた防音性能を有しつつ、製造性、作業性を備えることができる。
本発明に係る空気調和機用圧縮機の防音カバーの一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態における空気調和機用圧縮機の防音カバー1の外観構成図である。
図2は、図1の防音カバー1を展開した場合の外観構成図である。
図3は、図1の防音カバー1を展開した場合の内側の構成図である。
図4は、防音カバー1を圧縮機2に装着した場合の縦断面図である。
図2は、図1の防音カバー1を展開した場合の外観構成図である。
図3は、図1の防音カバー1を展開した場合の内側の構成図である。
図4は、防音カバー1を圧縮機2に装着した場合の縦断面図である。
本実施形態における空気調和機用圧縮機の防音カバー1は、例えば空調機の室外機に設けられる圧縮機2から生ずる音(振動)を防音(防振)するために、圧縮機2に装着されて使用される。
図4に示すように、圧縮機2は、圧縮機本体部3と、圧縮機本体部3の上端側に位置するドーム型の圧縮機頭部5とを備える。圧縮機本体部3は、圧縮機本体部3の下端部である圧縮機脚部6を有する。圧縮機脚部6は、圧縮機本体部3の下端部から外側に張り出した圧縮機2の土台であり、圧縮機2が設置された室外機の底フレーム8に対して圧縮機2を固定する部分である。圧縮機2は、圧縮機脚部6を介して、複数箇所(本実施形態においては4箇所)において底フレーム8に対してボルト9を用いて固定される。ボルト9、圧縮機脚部6および底フレーム8の防振を目的として、防振ゴム10が設置される。
図1に示すように、空気調和機用圧縮機の防音カバー(防音カバー)1は、遮音材本体部11と、遮音材頭部21と、遮音材底部31と、吸音材41(図3参照)とを備える。
遮音材本体部11は、圧縮機本体部3の外形に対応する形状を有する。すなわち、遮音材本体部11は、圧縮機2に設けられた配管や突起物などの形状に対応した凹凸形状を有する。また、遮音材本体部11の下端側15は、圧縮機脚部6の外形にも対応する形状を有する。すなわち、遮音材本体部11には、圧縮機脚部6に対応する部分も含まれる。遮音材本体部11は、防音カバー1の高さ方向に沿った折り曲げ部12を有する。遮音材本体部11は、折り曲げ部12を介して折り曲げられることにより圧縮機本体部3を覆う。具体的には、遮音材本体部11は、防音カバー1の略中心軸を通る高さ方向に沿う切断面で2つの部材11a、11b(図2参照)に分割されており、この2つの部材11a、11bが折り曲げ部12を介して接続されている。遮音材本体部11の一方の部材11aには、防音カバー1を圧縮機2に装着した際に他方の部材11bと重なり合い互いに固定するための固定部13aが設けられる。固定部13aは、例えば面ファスナーなどの固定方法で部材11bに設けられた被固定部13bに固定される。なお、固定部13aおよび被固定部13bは、遮音材本体部11の上端側16から下端側15にかけて設けられる。また、部材11aおよび部材11bの遮音材頭部21の重なり合いも、面ファスナーなどにより固定される。折り曲げ部12は、折り曲げ部12の折り曲げ方向に対して略垂直方向に設けられたリブ14を有する。リブ14は、防音カバー1を圧縮機2に装着した場合に折り曲げ部12近傍に不要なたわみが発生しないように、折り曲げ方向に沿って一定間隔で複数箇所に、3列に亘って設けられる。
図1または図2に示すように、遮音材頭部21は、圧縮機頭部5の外形に対応する形状を有する。遮音材頭部21は、遮音材本体部11と一体に成形されたものである。すなわち、遮音材頭部21は、遮音材本体部11の上端側16から連続して成形されたものである。遮音材頭部21は、圧縮機頭部5に設けられた配管が貫通するための配管貫通孔22が設けられる。
遮音材底部31は、圧縮機脚部6(圧縮機2)を下方から(圧縮機2の底部から)覆うための形状を有する。具体的には、図4に示すように、遮音材底部31は、圧縮機脚部6と、空調機の底フレーム8との間に設けられる。遮音材底部31が圧縮機2に装着された際、遮音材底部31は圧縮機底部7に接触しないようになっている。圧縮機2の振動により遮音材底部31が破損する恐れがあるためである。遮音材底部31は、圧縮機2を底フレーム8に固定するためのボルト9が貫通するボルト貫通孔32が、ボルト9の本数に応じて設けられる。また、遮音材底部31は、防音カバー1内部に浸入した水分を防音カバー1外部に排出するための水抜き穴33を有する。さらに、遮音材底部31は、遮音材底部31の強度を増すための補強用リブ34を有する。遮音材底部31が配置された場合、遮音材本体部11は、遮音材底部31の周縁部35と接するようになっている。圧縮機2から生じる音を外部に漏らさないため開口率を可能な限り小さくするためである。
遮音材本体部11、遮音材頭部21および遮音材底部31(遮音材11、21、31)は、それぞれ遮音性を有するゴムまたは熱可塑性エラストマーの成形品である。遮音材11、21、31は、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー(Thermo Plastic Olefin、TPO)系の成形品であることが好ましい。また、遮音材底部31は、鉄製のプレス成形品、平裁断品(成形されていない平形状の裁断品)、不織布とフェルトシートとの熱プレス成形品でもよい。遮音材11、21、31と吸音材41とを別体とし、遮音材11、21、31をゴムまたは熱可塑性エラストマーで形成することにより、圧縮機2の形状に十分に追従した成形が可能となる。遮音材11、21、31は1〜4mmの厚みを有するのが好ましい。厚みは、均一であってもよいし、局部的に変更させてもよい。
吸音材41は、少なくとも遮音材本体部11の内側に設けられる。吸音材41は、遮音材本体部11の内側に対して、タグ(値札)を取り付ける際に使用される樹脂製の固定ピン(いわゆるタグピン)により固定されたり、粘着材により固定されたりする。図5は、防音カバー1の厚さ方向に沿った断面図である。吸音材41には、遮音材本体部11側から順に、不織布シート42、難燃性フェルトシート43、アルミシート44が配置される。
難燃性フェルトシート43(フェルトシート43)は、天然繊維、化学繊維(合成繊維、再生繊維、低融点化学繊維など)などを主成分とするフェルトシート、グラスウール、ニードルパンチ加工で成形された硝子繊維からなるフェルトシート、またはそれらの積層物などの繊維集合体、連続気泡を有するポリウレタン発泡体(軟質ポリウレタン発泡体、硬質ポリウレタン発泡体を含む)などを用いることができる。フェルトシート43は、難燃性を有するレジンフェルトであることが好ましい。
不織布シート42は、フェルトシート43の吸音性を損なわない適度の通気性を有する不織布である。不織布シート42は、ポリエステル繊維、低融点ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、ウレタン繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ガラス繊維などで形成される。この不織布シート42は、難燃性を有する。不織布シート42は、有機系難燃材(臭素化合物、リン化合物、塩素化合物)、無機系難燃材(アンチモン化合物、金属水酸化物)および特開2006−83505号公報に開示されたような難燃性材料が塗布含浸されることにより、所要の難燃性を備えることができる。難燃性は、例えば1価および多価フェノールからなる熱硬化性のレゾルシノール系樹脂などを不織布に塗布含浸させ、熱硬化することにより付与される。また、難燃性は、難燃性繊維を含有することによっても付与することができる。
不織布シート42は、レゾルシノール系樹脂などの熱硬化性樹脂を含有する。これにより、熱プレス成形により所望の形状に成形される。不織布シート42は、さらに撥油性、撥水性を有する。撥油性、撥水性は、フッ素系撥水撥油剤などがさらに不織布シート42に含浸されることにより付与される。また、不織布シート42は、上述した熱硬化性樹脂により、少なくとも不織布シート42とアルミシート44の周縁部45同士が接着される(図3参照)。製造条件などにより熱硬化性樹脂では接着性が不足する場合には、ホットメルト接着剤などの接着剤が施される。接着剤は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド、フェノール樹脂、エポキシ樹脂などであり、これらの含有溶液が不織布に塗布含浸される。
アルミシート44は、例えば、アルミ箔に対してガラス繊維のクロスを貼り合せたシートであるアルミガラスクロス(Aluminum Laminated Glass Cloth、ALGC)を使用することができる。ALGCを使用することにより、後述するように吸音材41がプレス成形された際に、伸縮性のないアルミ箔の破れなどを防止できる。また、周縁部45での不織布シート42との加熱接着性の観点から、アルミシート44の内面にポリエチレン層がラミネートされる。加熱した際、このポリエチレン層が溶融し、不織布シート42側の樹脂またはホットメルト接着剤と反応して、不織布シート42とアルミシート44とは接着される。例えば、アルミシート44は、順にアルミ箔、ポリエチレン層、クロス、ポリエチレン層が積層されたシートを使用することができる。
このような各部材からなる吸音材41は、不織布シート42、アルミシート44がフェルトシート43を被覆した状態で、一体に形成される。なお、吸音材41の圧縮機2に設置された際に内側に配置される面(アルミシート44側の面)は、外側に配置される面(不織布シート42側の面)に比べて周方向長さが小さくなる。このため、フェルトシート43は、周方向長さの差分を吸収するために、所定位置に隙間46(図3参照)を設けて配置された複数枚のシートからなるのが好ましい。
なお、本実施形態における吸音材41の構成は一例であって、遮音材11、21、31との関係で防音カバー1全体が吸音性能を有するものであればこれに限らない。また、吸音材は、図3に示すように、遮音材頭部21の内側にも吸音材頭部47が設けられてもよい。例えば、吸音材頭部47は、フェルトシートのみからなる吸音材であってもよいし、上述した吸音材41と同様の構成を有してもよい。
次に、本実施形態における防音カバー1の製造方法について説明する。
一体となった遮音材本体部11および遮音材頭部21は、上述した材料を用いて真空成形および同時にトリミング(同時トリム型真空成形)されることにより作製される。または、遮音材本体部11および遮音材頭部21は、射出成形により作製される。遮音材底部31は、上述した材料を用いて射出成形されたり、プレス成形されたりすることにより作製される。
吸音材41は、不織布シート42と、難燃性フェルトシート43と、アルミシート44とが積層された状態で熱プレス成形される。このとき、周縁部45は、不織布シート42に含有される熱硬化性樹脂やホットメルト接着剤、およびアルミシート44に設けられたポリエチレン層などが作用することにより接着される。フェルトシート43は、加熱圧着される周縁部45よりも内側に配置されており、吸音材41は直ちに一体に形成され得る。また、フェルトシート43間の隙間46も、熱プレスされてアルミシート44と不織布シート42とが接着される。
遮音材11、21、31および吸音材41が上記の通り作製されると、吸音材41は遮音材11、21、31に対してタグピンなどにより固定される。これにより、防音カバー1が製造される。
次に、防音カバー1が圧縮機2に取り付けられる際の手順について説明する。圧縮機2が底フレーム8上に設置される際、まず遮音材底部31が圧縮機脚部6と底フレーム8との間に設置される。遮音材底部31、圧縮機脚部6、および底フレーム8は、ボルト9により連結され固定される。次に、防音カバー1(吸音材41が固定された遮音材本体部11および遮音材頭部21)は、圧縮機2の外形に沿って圧縮機2に装着される。防音カバー1は、折り曲げ部12を介して2つの部材11a、11bに分割されているため、圧縮機2の外周に沿って巻き付けるように装着される。防音カバー1の位置の調整が完了すると、固定部13aおよび被固定部13bを介して2つの部材11a、11bが固定される。部材11a、11bは、例えば部材11a、11bにそれぞれ設けられた雄と雌の面ファスナーにより連結される。
このような本実施形態における防音カバー1は、圧縮機2の外形に対応する形状を有する成形品を最外層に配置することにより、可能な限り小さい開口率を有する防音カバー1を実現することができる。すなわち、圧縮機2の外形に対応する形状を有する遮音材11、21、31を外側に配置し、その内側には適した厚みを有する吸音材41をさらに配置した。これにより、防音カバー1と圧縮機2との密閉構造を形成し、開口率を低減することができる。また、一体化された遮音材11、21は、さらに開口率の低減に寄与することができる。これにより、圧縮機2から発生する音を、防音カバー1内部で吸収、減衰させることができ、効率よく防音することができる。
さらに、遮音材本体部11と遮音材頭部21とを一体に形成したため、取付を一度で行うことができ作業工数を低減できる。また、取付時には、圧縮機2の上から被せて装着する従来の成形品(例えば特許文献1参照)とは異なり、圧縮機2に沿って巻き付けて装着される。このため、本実施形態の防音カバー1は、圧縮機2上にスペースを必要とせず、圧縮機2側面周囲に所要のスペースが確保されていれば、容易に取り付けられる。
また、防音カバー1は、ゴムまたは熱可塑性エラストマーなどの柔軟性を有する素材で形成されるため、上記従来の成形品のように圧縮機2に装着された状態、すなわち円筒形のまま運搬する必要がなく、必要に応じて折り畳み、重ねて運搬することができる。また、遮音材本体部11と遮音材頭部21とを別部材で構成した場合に比べて重なり部分を省略することができ、材料の使用量も低減できる。
さらにまた、防音カバー1は、遮音材底部31の周縁部35を、遮音材本体部11に対して接触させて配置し密閉度を向上させたため、防音カバー1の下方から音が漏れるおそれも低減することができる。また、最外層の遮音材11、21、31が柔軟性を有する素材であるため、周囲部品との干渉による固体伝播音を低減することができる。その結果、周囲部品との固体伝播音のためのさらなる緩衝材は不要である。
また、防音カバー1の柔軟性は、圧縮機2に接続された配管の位置によらずに、作業性を向上させることができる。すなわち、圧縮機2の上から被せて装着する上記従来の成形品は、配管が上方から伸びているものにしか使用することができない。これに対し、本実施形態における防音カバー1は、例えば下端側15のみ固定部13a、被固定部13bで固定し、上方のみ開放した状態で、圧縮機2のメンテナンスなどの作業を行うことができる。
なお、圧縮機2の重量が付加される底フレーム8の補強などを目的として、圧縮機2と底フレーム8との間に、さらなる補強板が追加される場合もある。この場合には、本実施形態における防音カバー1の第1の変形例として、遮音材底部31に補強板の機能を兼ねることで補強板を省略してもよい。
図6は、本実施形態における防音カバー1の第1の変形例を示す断面図である。第1の変形例においては、遮音材底部55が補強板である板金の機能を兼ねている。遮音材本体部11は、遮音材底部55と接する形状を有する下端52を有する。すなわち、下端52が遮音材底部55と接することで、遮音材底部55が補強板を兼ねた場合であっても同様に防音カバー51の密閉度を維持することができる。この場合、遮音材底部55上に、さらにフェルトシートなどの防音性を有する防音シートを配置してもよい。これにより、さらに防音性能を向上させることができる。なお、遮音材底部55は省略されてもよく、この場合、底フレーム8と下端52とが接することで密閉度を維持することができる。
さらにまた、本実施形態における防音カバー1の第2の変形例として、遮音材本体部11と遮音材頭部21とを別体としてもよい。図7は、本実施形態における防音カバー1の第2の変形例を示す外観斜視図である。図8は、遮音材底部64が板金である場合の第2の変形例の断面図である。
防音カバー61は、遮音材本体部62と遮音材頭部63と遮音材底部64とがそれぞれ別体として設けられている。遮音材頭部63は、遮音材本体部62との重なり部分を有しており、この重なり部分において面ファスナーなどにより、遮音材本体部62と固定される。また、防音カバー61は、少なくとも遮音材本体部62の内側に吸音材65(図8参照)を有する。このような防音カバー61であっても、上述した防音カバー1と同様に、密閉度の高い(開口率の小さい)防音カバーを実現することができる。また、遮音材底部64が鉄製板金で形成される場合には、図8に示すように、平板状の遮音材底部64aを用いることができる。この場合であっても遮音材本体部62は、遮音材底部64aの周縁部66と接するようになっている。防音カバー61のその他の構成は、防音カバー1とほぼ同様であるため、詳細な説明は省略する。
また、本実施形態における防音カバー1の第3の変形例として、遮音材本体部11および吸音材41を遮音材本体部11の上端と下端の途中で分割し、圧縮機2に対して部分的に固定できるようにしてもよい。
図9は本実施形態における防音カバー1の第3の変形例を示す外観構成図である。
図10は、図9の防音カバー70の内側の構成図である。
図11は、防音カバー70のスリット部分を拡大した部分断面図である。図11における一点鎖線73aはスリット73a位置を示す。一点鎖線74aはスリット74a位置を示す。
上記実施形態と対応する構成および部分については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図10は、図9の防音カバー70の内側の構成図である。
図11は、防音カバー70のスリット部分を拡大した部分断面図である。図11における一点鎖線73aはスリット73a位置を示す。一点鎖線74aはスリット74a位置を示す。
上記実施形態と対応する構成および部分については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
第3の変形例としての防音カバー70は、遮音材本体部71および吸音材72にスリット73、74を有する。なお、図9および図10においては、説明の便宜上スリット73、74は点線で示す。
遮音材本体部71のスリット73(遮音材スリット)は、装着時において部材71a、71bを固定するための固定部75aおよび被固定部76aと固定部75bおよび被固定部76bとの高さ方向の境界近傍に設けられる。図9においては、スリット73は、被固定部76a、76bが設けられた部材71bの周方向に沿うスリット73aと、このスリット73aから圧縮機2のターミナルボックスに対応する凸部79まで直交方向に伸びたスリット73bとを有する。スリット73aの一端は、部材71bの周方向端部(被固定部76a上)に位置する。スリット73aの他端は、折り曲げ部78手前に位置する。
吸音材72のスリット74(吸音材スリット)は、遮音材本体部71のスリット73とは高さ方向において異なる位置に設けられる。図10においては、スリット74はスリット73よりも高い位置に設けられる。また、スリット74は、部材71bの内側に配置される吸音材72の周方向に沿うスリット74aと、このスリット74aから凸部79に対応する位置まで直交方向に伸びたスリット74bとを有する。スリット74aの一端は、吸音材72の周方向一端部に位置する。スリット74aの他端は、吸音材72の周方向他端部手前に位置する。
ここで、遮音材本体部71にスリット73を設けることにより、剛性が低下してしまう。しかし、遮音材本体部71は補強用リブ80を有するため、防音カバー70の剛性および自立性を確保することができる。また、スリット73aを設けることにより、防音カバー70内部に雨水などの水分が浸入し、フェルトシートなどを腐食させ、ひいては圧縮機2を腐食、漏電させる恐れがある。しかし、図11に示すように、遮音材本体部71は、スリット73aの上方にスリット73aに沿って凸部81を設けたため、スリット73aからの水分の浸入を防ぐことができる。
このような第3の変形例としての防音カバー70は、防音カバー70の部分的な取り付けが可能である。すなわち、圧縮機脚部6を覆う、遮音材本体部71のスリット73よりも下方のみを固定部75b、被固定部76bで固定し、スリット73よりも上方は圧縮機2を露出した状態にすることができる。このため、防音カバー70を部分的に装着しながらターミナルボックスなどの配線作業を行うことができる。例えば、防音カバー70の取付時や、圧縮機2のメンテナンス時において有用である。また、スリット73、74を介して管や線を圧縮機から突出させることができる。なお、スリット73、74の位置は、圧縮機2の配線作業位置などに応じて決定されるのが好ましい。このため、周方向に沿うスリットのみを設けてもよい。また、スリット73、74は、部材71a側(固定部75a、75b側)に設けられてもよい。
また、スリット73とスリット74との位置を高さ方向において異ならせた。これにより、遮音材本体部71および吸音材72のスリット位置が重なった場合に生じる隙間からの音漏れをなくし、可能な限り防音性能を高めることができる。
次に、本発明に係る空気調和機用圧縮機の防音カバーの防音性能の向上について、実施例を用いて説明する。なお、本発明は以下に示される実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
図12(a)は実施例1に係る防音カバー100の外観図、(b)は図12(a)の防音カバー100の平面図、(c)は図12(b)のC−C線に沿う断面図である。実施例1の防音カバー100は、遮音材頭部101、遮音材本体部103、遮音材底部105、吸音材頭部102、および吸音材本体部104を有する。遮音材頭部101および遮音材本体部103は、TPO系成形品からなる。遮音材底部105は、フェルトシートを両面から不織布シートで挟み、金型により熱プレス成形されたものである。不織布シートは、熱硬化性樹脂が含浸されたスパンボンド不織布である。フェルトシートは、熱硬化性レジンフェルトである。吸音材頭部102は、ニードルフェルトからなる。吸音材本体部104は、遮音材本体部103側から順に、不織布シート、フェルトシート、アルミシートが配置されている。不織布シートは、熱硬化性樹脂が含浸されたスパンボンド不織布である。フェルトシートは、熱硬化性レジンフェルトである。アルミシートはALGCである。各部材の面重量および厚さは、表1に示す。
図12(a)は実施例1に係る防音カバー100の外観図、(b)は図12(a)の防音カバー100の平面図、(c)は図12(b)のC−C線に沿う断面図である。実施例1の防音カバー100は、遮音材頭部101、遮音材本体部103、遮音材底部105、吸音材頭部102、および吸音材本体部104を有する。遮音材頭部101および遮音材本体部103は、TPO系成形品からなる。遮音材底部105は、フェルトシートを両面から不織布シートで挟み、金型により熱プレス成形されたものである。不織布シートは、熱硬化性樹脂が含浸されたスパンボンド不織布である。フェルトシートは、熱硬化性レジンフェルトである。吸音材頭部102は、ニードルフェルトからなる。吸音材本体部104は、遮音材本体部103側から順に、不織布シート、フェルトシート、アルミシートが配置されている。不織布シートは、熱硬化性樹脂が含浸されたスパンボンド不織布である。フェルトシートは、熱硬化性レジンフェルトである。アルミシートはALGCである。各部材の面重量および厚さは、表1に示す。
[実施例2]
実施例2の防音カバーは、遮音材底部105を有しない以外は、実施例1の防音カバー100と同様である。
実施例2の防音カバーは、遮音材底部105を有しない以外は、実施例1の防音カバー100と同様である。
[比較例1]
比較例1の防音カバーは、遮音材頭部および吸音材本体部を有する。遮音材頭部は、実施例1の遮音材頭部101と同様である。吸音材本体部は、吸音材を2枚重ねにしたものである。外側(圧縮機側とは逆側)に配置される一方の吸音材は、外側から順に、塩化ビニルシート、フェルトシート、塩化ビニルシート、フェルトシート、アルミシートが組み合わされた部材である。内側に配置される他方の吸音材は、外側から順に、塩化ビニルシート、フェルトシート、アルミシートが組み合わされた部材である。フェルトシートは、ニードルフェルト、アルミシートは、アルミ箔である。アルミシートとフェルトシートとは、粘着材などで貼り付けられる。塩化ビニルシートとフェルトシートとはタグピンで固定される。各部材の面重量および厚さは、表1に示す。
比較例1の防音カバーは、遮音材頭部および吸音材本体部を有する。遮音材頭部は、実施例1の遮音材頭部101と同様である。吸音材本体部は、吸音材を2枚重ねにしたものである。外側(圧縮機側とは逆側)に配置される一方の吸音材は、外側から順に、塩化ビニルシート、フェルトシート、塩化ビニルシート、フェルトシート、アルミシートが組み合わされた部材である。内側に配置される他方の吸音材は、外側から順に、塩化ビニルシート、フェルトシート、アルミシートが組み合わされた部材である。フェルトシートは、ニードルフェルト、アルミシートは、アルミ箔である。アルミシートとフェルトシートとは、粘着材などで貼り付けられる。塩化ビニルシートとフェルトシートとはタグピンで固定される。各部材の面重量および厚さは、表1に示す。
実施例1、2および比較例1の遮音および防音性能を評価するため、完全無響室(容積30m3、背景ノイズ20dB(A)以下、カッティング周波数140Hz、吸音率98%)において音響加振試験を行った。音響加振試験は、防音カバーを装着した場合としない場合とで得られる音圧レベルの差を性能として評価することにより行った。
具体的には、圧縮機を模擬した治具を用い、治具内からスピーカにより音響加振を行った。加振位置としてのスピーカ設置位置は、模擬圧縮機設置面から高さ方向125mm位置(加振点1)、250mm位置(加振点2)、375mm位置(加振点3)とした。評価位置としてのマイク設置位置は、図13に示すように、圧縮機(防音カバー)上方中央位置(評価点1)、遮音材頭部下端110位置(評価点2)、ターミナルボックス位置111かつ模擬圧縮機設置面112から高さ357mm位置(評価点3)、吐出配管位置113(評価点4)、評価点3に対して模擬圧縮機に関し対向する位置(評価点5)、面ファスナーによる防音カバー固定位置114かつ模擬圧縮機設置面112から高さ方向50mm位置(評価点6)、評価点6に対して模擬圧縮機に関し対向する位置(評価点7)、ターミナルボックス位置111外縁から圧縮機から離れる方向に1000m位置かつ模擬圧縮機設置面112から高さ方向1500mm位置(評価点8)とした。
測定値は、各評価点における音圧レベルの算術平均値とした。上記試験を、防音カバーを装着しない場合と、防音カバーを装着した場合とでそれぞれ行い、得られた音圧レベルの差(透過損失)により防音カバーの効果を評価した。図14〜図21は、実施例1、実施例2および比較例1に係る評価点1〜8における防音カバーの有無に伴う音圧レベル差を示すグラフである。図14〜図21においては、横軸に周波数(Hz)、縦軸に防音カバーの有無に伴う音圧レベル差(dB)を示す。また、図22は、図14〜図21に示す実施例1と比較例1の各評価点における透過損失のオーバーオール値(O.A.値)の平均値を比較したグラフである。図23は、図14〜図21に示す実施例1と実施例2の各評価点における透過損失のオーバーオール値(O.A.値)の平均値を比較したグラフである。図14〜図21においては、測定器の都合上、0dBよりも小さい値が出る場合がある。また、図14〜図23は防音カバーの有無に伴う音圧レベル差を防音効果として(どの程度音圧レベルを下げられたかを)示すグラフであり、数値が大きいほど防音効果が大きい。
図14〜図21に示すように、ほぼ全ての周波数帯において、実施例1および実施例2の評価結果が比較例1の評価結果を上回り、実施例1および実施例2のほうが、比較例1に比べて防音性能が高いことがわかった。O.A.値で評価した場合には、実施例1は、比較例1に対して約5dBの性能向上が実現された。また、周波数帯によっては、実施例1および実施例2は、比較例1に対して10dB以上の性能向上を実現した。
さらに、実施例1と実施例2とで比較することにより遮音材底部の有無で防音性能を比較した場合、実施例1は、実施例2に対して約2dBのO.A.値の性能向上を実現した。また、各評価点における評価によれば、防音カバーに遮音材底部を設けることにより特に1KHz以上の高周波において性能が向上することがわかった。これは、圧縮機底部を密閉することにより、防音性能を大きく向上できるためである。
1、51、61、70 空気調和機用圧縮機の防音カバー(防音カバー)
2 圧縮機
3 圧縮機本体部
5 圧縮機頭部
6 圧縮機脚部
7 圧縮機底部
8 底フレーム
11、62、71 遮音材本体部
12、78 折り曲げ部
14 リブ
21、63 遮音材頭部
31、55、64、64a 遮音材底部
35、66 周縁部
41、65、72 吸音材
42 不織布シート
43 難燃性フェルトシート
44 アルミシート
73、74 スリット
81 凸部
2 圧縮機
3 圧縮機本体部
5 圧縮機頭部
6 圧縮機脚部
7 圧縮機底部
8 底フレーム
11、62、71 遮音材本体部
12、78 折り曲げ部
14 リブ
21、63 遮音材頭部
31、55、64、64a 遮音材底部
35、66 周縁部
41、65、72 吸音材
42 不織布シート
43 難燃性フェルトシート
44 アルミシート
73、74 スリット
81 凸部
Claims (11)
- 下端側に位置する圧縮機脚部を含む圧縮機本体部の外形に対応する形状を有する、遮音性を有するゴムまたは熱可塑性エラストマーの成形品であり、前記圧縮機本体部の高さ方向に沿った折り曲げ部を有し、前記折り曲げ部を介して折り曲げられることにより前記圧縮機本体を覆う遮音材本体部と、
前記圧縮機本体部の上端側に位置する圧縮機頭部の外形に対応する形状を有する、遮音性を有するゴムまたは熱可塑性エラストマーの成形品である遮音材頭部と、
少なくとも前記遮音材本体部の内側に設けられた吸音材と、を備えたことを特徴とする空気調和機用圧縮機の防音カバー。 - 前記遮音材本体部と前記遮音材頭部とは、一体に成形された請求項1記載の空気調和機用圧縮機の防音カバー。
- 前記圧縮機脚部を下方から覆うための形状を有する遮音材底部をさらに備えた請求項1または2記載の空気調和機用圧縮機の防音カバー。
- 前記遮音材本体部は、前記遮音材底部の周縁部と接する請求項3に記載の空気調和機用圧縮機の防音カバー。
- 前記遮音材底部は、前記圧縮機が設置された底フレームを補強するための補強板を兼ねた請求項3に記載の空気調和機用圧縮機の防音カバー。
- 前記遮音材本体部は、前記底フレームまたは前記補強板と接する形状を有する請求項5記載の空気調和機用圧縮機の防音カバー。
- 前記折り曲げ部は、前記折り曲げ部の折り曲げ方向に対して略垂直方向に設けられたリブを有する請求項1〜6のいずれか一項記載の空気調和機用圧縮機の防音カバー。
- 前記吸音材は、前記遮音材本体部側から順に、不織布シート、難燃性フェルトシート、アルミシートが配置された請求項1〜7のいずれか一項記載の空気調和機用圧縮機の防音カバー。
- 前記遮音材本体部は、前記圧縮機の周方向に沿う遮音材スリットを有する請求項1〜8のいずれか一項記載の空気調和機用圧縮機の防音カバー。
- 前記吸音材は、前記遮音材スリットとは高さ方向において異なる位置に、前記圧縮機の周方向に沿う吸音材スリットを有する請求項9記載の空気調和機用圧縮機の防音カバー。
- 前記遮音材本体部は、前記遮音材スリットの上方に前記遮音材スリットに沿う凸部を有する請求項9または10記載の空気調和機用圧縮機の防音カバー。
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