JPH09109675A - 車両用センタバイザの取付構造 - Google Patents

車両用センタバイザの取付構造

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JPH09109675A
JPH09109675A JP26869295A JP26869295A JPH09109675A JP H09109675 A JPH09109675 A JP H09109675A JP 26869295 A JP26869295 A JP 26869295A JP 26869295 A JP26869295 A JP 26869295A JP H09109675 A JPH09109675 A JP H09109675A
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JP
Japan
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mounting
locking
center visor
ceiling panel
movable locking
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JP26869295A
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Masaru Ito
勝 伊藤
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Neox Lab KK
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Neox Lab KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井パネルに対しセンタバイザの取付ブラケ
ットを容易にかつ手早く確実に取付ける。 【解決手段】 車両用センタバイザ2の支軸3を装着す
る取付ブラケット11を、その取付基板13において車
室の天井パネル6に取付けるための車両用センタバイザ
の取付構造であって、取付基板13の背面には、天井パ
ネル6の取付孔8に係脱可能に係合する係止片22を有
する可動係止体21が組付けられる。可動係止体21に
は、その係止片22を取付孔8に挿入可能な挿入位置
と、同取付孔8に係合する係止位置とに配置切換えする
ための操作部28が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車室の天井パネル
の左右両側部に装着される両サンバイザの中間部に位置
してセンタバイザを装着するための取付ブラケットを、
その取付基板において取付けるための車両用センタバイ
ザの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用センタバイザの取
付構造において、図7に示すように、取付ブラケット1
11は、取付基板113と軸支部112とを一体に備え
ており、軸支部112には横軸部104と縦軸部105
とを一体に備えて略T字状をなす支軸103が、その横
軸部104において回動可能に支持されている。さら
に、支軸103の縦軸部105の先端部にはセンタバイ
ザ102が回動可能に装着される。
【0003】前記取付ブラケット111の取付基板11
3には、左右2つのビス孔118が貫設される一方、天
井パネル106には、前記2つのビス孔118にそれぞ
れ対応する取付孔108がそれぞれ貫設されている。さ
らに、天井パネル106の内側面には、取付孔108に
合せてナット119が溶接によって固着されている。そ
して、前記取付孔108と両ビス孔118とがそれぞれ
位置合せされたところで、ビス120が各ビス孔118
及び取付孔110を通してナット119にねじ込まれる
ことで、天井パネル106に取付ブラケット111が取
付けられるようになっているのが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
取付構造にあっては、天井パネル106の両取付孔10
8に取付ブラケット111の取付基板113の両ビス孔
118を位置合せしてから、これらビス孔118及び取
付孔108を通してビス120をナット119にねじ込
んで締付けなければならず、その作業に多くの手間を必
要としていた。さらに、ビス120を過剰に締付ける
と、そのビス120の締付力によって取付基板113が
破損される不具合も生じる場合があった。この発明の目
的は、前記従来の問題点に鑑み、天井パネルに対しセン
タバイザの取付ブラケットを容易にかつ手早く確実に取
付けることができる車両用センタバイザの取付構造を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る車両用センタバイザの取付構
造は、車両用センタバイザの支軸を装着する取付ブラケ
ットを、その取付基板において車室の天井パネルに取付
けるための車両用センタバイザの取付構造であって、前
記取付基板の背面には、前記天井パネルの取付孔に係脱
可能に係合する係止片を有する可動係止体が組付けら
れ、前記可動係止体には、その係止片を前記取付孔に挿
入可能な挿入位置と、同取付孔に係合する係止位置とに
配置切換えするための操作部が形成されている。
【0006】従って、センタバイザの取付ブラケットを
車室の天井パネルに取付ける場合、取付ブラケットの取
付基板に組付けられた可動係止体の係止片が挿入位置に
配置された状態で、天井パネルの取付孔に対し可動係止
体が挿入された後、前記係止片が操作部によって係止位
置に切替え配置されることで、その係止片が取付孔に係
合し、これによって天井パネルに対しセンタバイザの取
付ブラケットが取付けられている。
【0007】また、請求項2の発明に係る車両用センタ
バイザの取付構造は、請求項1に記載の車両用センタバ
イザの取付構造において、可動係止体は、取付ブラケッ
トの取付基板に貫設された組付孔に回動可能に支持され
た回動軸を備え、その回動軸の先端部に操作部としての
操作溝が形成されている。従って、可動係止体の回動軸
が、その先端部の操作溝にドライバなどの工具が差込ま
れて回動操作されることで、同可動係止体の係止片が挿
入位置と係止位置とに配置切替えされる。
【0008】請求項3の発明に係る車両用センタバイザ
の取付構造は、請求項2に記載の車両用センタバイザの
取付構造において、取付基板の背面には、中心部に組付
孔が貫設された係止筒部が形成される一方、可動係止体
には、前記組付孔に対する可動係止体の回動軸の嵌込み
動作によって前記係止筒部に弾性的に係合する外筒部が
形成されている。従って、取付ブラケットの取付基板の
背面に可動係止体を組付けるときには、同可動係止体の
回動軸が取付基板の係止筒部の組付孔に嵌込まれること
で、同可動係止体の外筒部が係止筒部に弾性的に係合
し、これによって取付ブラケットの係止筒部に可動係止
体が容易に組付けられる。
【0009】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)この発明の実施の形態1を図1〜図4
に従って説明する。図4において、左右の両サンバイザ
1の中間部に配置されるセンタバイザ2は支軸3と取付
ブラケット11によって車室の天井パネル6の前端寄り
中央部に装着される。図1に示すように、前記取付ブラ
ケット11は、取付基板13と軸支部12とを一体に備
えており、軸支部12内には略T字状をなす支軸2が、
その横軸部4において回動可能に組付けられている。
【0010】前記支軸2の縦軸部5は横軸部4の中央部
から所要長さだけ突出されており、その縦軸部5の先端
部にはセンタバイザ2が回動可能に装着されている。そ
して、センタバイザ2は、支軸3の横軸部4を中心とし
て回動されることで、同センタバイザ2が車室の天井パ
ネル6に沿う格納位置とフロントガラスに沿う遮光位置
とに配置切替えされるとともに、前記遮光位置におい
て、支軸3の縦軸部5を中心としてセンタバイザ2が所
望とする角度位置に回動操作されるようになっている。
【0011】さて、図2と図3に示すように、前記天井
パネル6の前端部寄りには所要数、この実施の形態1で
は左右2個の取付孔8がそれぞれ貫設されている。さら
に、各取付孔8の一部には後述する可動係止体21の係
止片22が挿通可能な切込み部9が形成されている。
【0012】一方、図1と図2に示すように、前記取付
ブラケット11の取付基板13の背面の左右両端部寄り
には、中心部に組付孔14が貫設された円筒状の係止筒
部15が突設されており、これら係止筒部15の組付孔
14は、取付基板13の表面(下面)に開口している。
さらに、各係止筒部15の先端部外周面には断面略三角
形状の係止突部16が形成されている。前記取付基板1
1の各係止筒部15には、天井パネル6の各取付孔8に
係脱可能に係合して天井パネル6に対し取付ブラケット
11を取付けるための可動係止体21が回動可能に組付
けられている。
【0013】図1〜図3に示すように、前記可動係止体
21は、取付孔8に挿通可能な大きさの円盤部23と、
該円盤部23の外周面に突出されかつ取付孔8の切込み
部9から挿通される係止片22と、円盤部23の下側面
中心部から突出され、取付ブラケット11の係止筒部1
5の組付孔14に挿通される回動軸24と、円盤部23
の下側面の周縁部に突設された外筒部25とを備え、か
つ合成樹脂の射出成形によって一体成形されている。
【0014】さらに、外筒部25には該外筒部25の弾
性拡開を許容する所要数の割溝26が形成され、同外筒
部25の先端開口部には、係止筒部15の係止突部16
と弾性的係合する係合部27が形成されている。そし
て、可動係止体21の回動軸24が、係止筒部15の組
付孔14に嵌込まれるときの嵌込み動作に基づいて、同
可動係止体21の外筒部25が弾性的に拡開しながらそ
の係合部27が係止筒部15の係止突部16を通過す
る。その後、外筒部25が弾性的に縮小されることで、
その係合部27が係止筒部15の係止突部16に係合
し、これによって取付ブラケット11に対し可動係止体
21が回動可能に組付けられるようになっている。そし
て、取付ブラケット11に対し可動係止体21が回動可
能に組付けられた状態において、可動係止体21は、そ
の係止片22が取付孔8の切込み部9に合致する挿入位
置と、該挿入位置から所要角度だけ回動されて取付孔8
に係合する係合位置とに回動操作される。この回動操作
のための操作部として回動軸24の先端面に操作溝28
が凹設されている。
【0015】この実施の形態1は上述したように構成さ
れる。従って、天井パネル6に取付ブラケット11を取
付ける場合、同取付ブラケット11の取付基板13の各
係止筒部15に組付けられた可動係止体21の係止片2
2がそれぞれ挿入位置に配置された状態で、前記天井パ
ネル6の各取付孔8に各可動係止体21が挿入される。
【0016】その後、各可動係止体21の回動軸24の
操作溝28にドライバなどの工具が差込まれて、回動軸
28が所定方向へそれぞれ回動されることで、各可動係
止体21の係止片22が取付孔8にそれぞれ係合する係
止位置に配置され、これによって、天井パネル6に対し
取付ブラケット11が取付けられる。
【0017】なお、センタバイザ2は天井パネル6に取
付ブラケット11を取付けた後、その取付ブラケット1
1の支軸3の縦軸部5に挿入して組付けることもできる
し、予めセンタバイザ2を縦軸部5に挿入して組付けた
後、天井パネル6に取付ブラケット11を取付けること
もできる。
【0018】(実施の形態2)次に、この発明の実施の
形態2を図5と図6に従って説明する。この実施の形態
2においては、取付ブラケット11の取付基板13の背
面の両端部のうち、一端部寄りに、前記実施の形態1と
同様の可動係止体21が組付けられる係止筒部15が突
設され、他端部寄りには、断面鉤形状の掛止め片17が
突設されている。そして、天井パネル6には、前記可動
係止体21に対する切込み部9を有する取付孔8と、前
記掛止め片17が挿入されて掛止めされる角孔状の取付
孔7が貫設されている。
【0019】従って、この実施の形態2においては、ま
ず、取付基板13の掛止め片17が天井パネル6の角孔
状の取付孔7に挿入されて掛止めされた後、可動係止体
21が取付孔8に挿入される。その後は、実施の形態1
とほぼ同様にして可動係止体21の回動軸24が回動操
作され、その係止片22が係止位置に配置されること
で、天井パネル6に対し取付ブラケット11が取付けら
れる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
センタバイザの取付ブラケットに設けた可動係止体を、
挿入位置と係止位置とに配置切替えするという、極めて
簡単な操作によって天井パネルに対し取付ブラケットを
容易にかつ手早く確実に取付けることができ、取付けコ
ストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1のセンタバイザ用取付
ブラケットと可動係止体とを分離して示す斜視図であ
る。
【図2】同じく天井パネルに取付ブラケットを取付けた
状態を示す断面図である。
【図3】同じく天井パネルの係止孔と可動係止体の係止
片との関係を示す説明図である。
【図4】同じく車両用サンバイザとセンタバイザとの配
置関係を示す説明図である。
【図5】この発明の実施の形態2のセンタバイザ用取付
ブラケットを示す斜視図である。
【図6】同じく天井パネルに取付ブラケットを取付けた
状態を示す断面図である。
【図7】従来のセンタバイザ用取付ブラケットを天井パ
ネルに取付けた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
2 センタバイザ 3 支軸 6 天井パネル 8 取付孔 9 切込み部 11 取付ブラケット 12 軸支部 13 取付基板 14 組付孔 15 係止筒部 21 可動係止体 22 係止片 24 回動軸 25 外筒部 28 操作溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用センタバイザの支軸を装着する取
    付ブラケットを、その取付基板において車室の天井パネ
    ルに取付けるための車両用センタバイザの取付構造であ
    って、 前記取付基板の背面には、前記天井パネルの取付孔に係
    脱可能に係合する係止片を有する可動係止体が組付けら
    れ、 前記可動係止体には、その係止片を前記取付孔に挿入可
    能な挿入位置と、同取付孔に係合する係止位置とに配置
    切換えするための操作部が形成されていることを特徴と
    する車両用センタバイザの取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用センタバイザの
    取付構造において、可動係止体は、取付ブラケットの取
    付基板に貫設された組付孔に回動可能に支持された回動
    軸を備え、その回動軸の先端部に操作部としての操作溝
    が形成されていることを特徴とする車両用センタバイザ
    の取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の車両用センタバイザの
    取付構造において、取付基板の背面には、中心部に組付
    孔が貫設された係止筒部が形成される一方、可動係止体
    には、前記組付孔に対する可動係止体の回動軸の嵌込み
    動作によって前記係止筒部に弾性的に係合する外筒部が
    形成されていることを特徴とする車両用センタバイザの
    取付構造。
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