JP2918812B2 - 車両用サンバイザの取付構造 - Google Patents

車両用サンバイザの取付構造

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JP2918812B2 JP17216195A JP17216195A JP2918812B2 JP 2918812 B2 JP2918812 B2 JP 2918812B2 JP 17216195 A JP17216195 A JP 17216195A JP 17216195 A JP17216195 A JP 17216195A JP 2918812 B2 JP2918812 B2 JP 2918812B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用サンバイ
ザの支軸を装着する取付ブラケットを、そのフランジに
おいて車室の天井パネルに取付けるための車両用サンバ
イザの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用サンバイザの取付
構造において、図5に示すように、取付ブラケット111
のフランジ112 には、左右2つのビス孔118 が貫設され
る一方、天井パネル105 には、取付ブラケット111 のボ
ス部113 が挿通される貫通孔107 と、前記2つのビス孔
118 にそれぞれ対応する取付孔110 とがそれぞれ貫設さ
れている。さらに、天井パネル105 の奥側面には、取付
孔110 に合せてナット119 が溶接によって固着されてい
る。そして、取付ブラケット111 のボス部113 にサンバ
イザ本体を支持する支軸102 が、その縦軸部104 におい
て嵌装された後、天井パネル105 の貫通孔107 に取付ブ
ラケット111 のボス部113 が挿通され、前記両取付孔11
0 と両ビス孔118 とがそれぞれ位置合せされたところ
で、ビス120 が各ビス孔118 及び取付孔110 を通してナ
ット119 にねじ込まれることで、天井パネル105 に取付
ブラケット111が取付けられるようになっているのが一
般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
取付構造にあっては、天井パネル105 の両取付孔110 に
取付ブラケット111 のフランジ112 の両ビス孔118 を位
置合せしてから、これらビス孔118 及び取付孔110 を通
してビス120 をナット119 にねじ込んで締付けなければ
ならず、その作業に多くの手間を必要としていた。さら
に、ビス120 を過剰に締付けると、そのビス120 の締付
力によってフランジ112 が破損される不具合も生じる場
合があった。この発明の目的は、前記従来の問題点に鑛
み、天井パネルに対しサンバイザの取付ブラケットを容
易にかつ手早く確実に取付けることができる車両用サン
バイザの取付構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る車両用サンバイザの取付構造
は、車両用サンバイザの支軸を装着する取付ブラケット
を、そのフランジにおいて車室の天井パネルに取付ける
ための車両用サンバイザの取付構造であって、前記フラ
ンジには、その一端部寄りに前記天井パネルの切欠孔の
一端縁に差込まれて係合する差込み片が形成されるとと
もに、同フランジの他端部寄りには可動体が組付けら
れ、前記可動体は、前記フランジの他側寄りに回動可能
に支持された操作部としての回動軸と、その回動軸の上
端部外周面に張り出されかつ前記切欠孔に係脱可能に係
合する係止片とを備え、前記回動軸の回動操作に基づい
て前記係止片が前記天井パネルの切欠孔に挿入可能な挿
入位置と、同切欠孔の他端縁に係合する係止位置と配置
切替えされる構成にしてある
【0005】したがって、車両用サンバイザの取付ブラ
ケットを天井パネルに取付ける場合、まず、天井パネル
の切欠孔の一端縁に差込み片が差込まれて係合され、そ
の後、可動体の係止片が切欠孔に挿入される。このと
き、可動体の係止片は挿入位置に配置されている。可動
体の係止片が切欠孔に挿入された後、可動体が、その回
動軸において回動操作されることで、同可動体の係止片
が挿入位置から係止位置に配置切替えされる。これによ
って、係止片が切欠孔の他側縁に係合し、天井パネルに
対し取付ブラケットが取付けられる。
【0006】また、請求項2の発明に係る車両用サンバ
イザの取付構造は、請求項1に記載の車両用サンバイザ
の取付構造において、フランジの他端部寄り背面には可
動体の回動軸が回動可能に嵌挿されるボス部が突設さ
れ、そのボス部の先端部には弾性的に拡開されて前記回
動軸の嵌込みを許容しかつ回動軸に係合して抜止めをな
す複数の係止爪が形成されているしたがって、フラン
ジに可動体を組付けるときには、フランジのボス部先端
の複数の係止爪が弾性的に拡開されながら前記可動体の
回動軸がボス部に押込まれることで、前記フランジのボ
ス部に可動体が抜止めされて組付けられる。
【0007】
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1〜図4にし
たがって説明する。図1において、サンバイザ本体1
は、L字状をなす支軸2の横軸部3に回動可能に嵌挿さ
れている。前記支軸2は、その縦軸部4において取付ブ
ラケット11に支持されて車室の天井パネル5に取付けら
れる。前記天井パネル5は鋼板製でその室内面には内装
部材6が設けられている。これら天井パネル5と内装部
材6には切欠孔7,8が貫設されている。
【0009】図1〜図3に示すように、前記取付ブラケ
ット11は、合成樹脂よりなり、天井パネル5の室内側に
内装部材6を介して対向するフランジ12と、該フランジ
12の背面側に突出された支軸用ボス部13と、を一体に備
えている。前記支軸用ボス部13は、その中心部に支軸2
の縦軸部が回動可能に嵌挿される軸受孔14を有する筒状
に形成されており、支軸用ボス部13の先端には、縦軸部
4の先端部外周面に凹設された係止溝4aに係合して抜止
めをなす複数の係止爪15が割溝16を間に挟んで弾性的に
拡開可能に形成されている。すなわち、ボス部13の軸受
孔14の下端開口部から支軸2の縦軸部4が押込まれるこ
とで、各係止爪15が一旦、弾性的に拡開され、引続い
て、縦軸部4の係止溝4aが係止爪15に達する位置まで押
込まれることで、係止爪15が係止溝4aに弾性的に係合
し、これによって支軸用ボス部13に支軸2が嵌装される
ようになっている。
【0010】さて、前記取付ブラケット11のフランジ12
の背面の一端寄りには、断面鉤形状の差込み片21が突設
されており、該差込み片21は、天井パネル5の切欠孔7
の一端縁に差込まれて係合するようになっている。図2
と図3に示すように、前記取付ブラケット11のフランジ
12の背面の他端寄りには、後述する可動体22を組付ける
ための可動体用ボス部17が突設されている。この可動体
用ボス部17の中心部には、軸孔18が貫設され、同ボス部
17の先端部には、可動体22の回動軸23に係合して抜止め
をなす複数の係止爪19が割溝20を間に挟んで弾性的に拡
開可能に形成されている。
【0011】前記可動体用ボス部17には取付ブラケット
11のフランジ12の他端部を天井パネル5の切欠孔7の他
側縁に係止するための可動体22が組付けられている。図
3と図4に示すように、前記可動体22は、前記ボス部17
先端の係止爪19を弾性的に拡開しながら同ボス部17の軸
孔18に回動可能に嵌挿される回動軸23と、その回動軸23
の上端部外周面に張出された係止片25とを一体に備えて
いる。そして、図4の(A)及び(B)に示すように、
前記回動軸23の回動操作に基づいて前記係止片22は天井
パネル5の切欠孔7に挿入可能な挿入位置と、同切欠孔
7の他端縁に係合する係止位置とに配置切替えされるよ
うになっている。
【0012】さらに、前記回動軸23の下端面は、図1に
示すように、フランジ12の下面と略同一面をなして露出
しており、その回動軸23の下端面には、同回動軸23を回
動操作する操作部としての操作溝24が凹設されている。
【0013】この実施例は上述したように構成される。
したがって、天井パネル5に取付ブラケット11を取付け
る場合、あらかじめ、取付ブラケット11のボス部13に
は、サンバイザ本体1の支軸2が、その縦軸部4におい
て嵌装される。ここで、天井パネル5の切欠孔7の一端
縁にフランジ12の差込み片21が差込まれて係合された
後、同フランジ12の可動体22の係止片25が切欠孔7に挿
入される。このとき、図4の(A)に示すように、可動
体22の係止片25は挿入位置に配置されるため、前記切欠
孔7に当たることなく、その切欠孔7に可動体22の係止
片25が容易に挿入される。
【0014】前記したように、可動体22の係止片25が切
欠孔7に挿入された後、同可動体22の回動軸23の操作溝
24にドライバなどの工具が差込まれて、図4の(A)に
示す位置から図4の(B)に示す位置まで反時計方向へ
略90°回動されることで、可動体22の係止片25が係止位
置に切替配置され、同係止片25が切欠孔7の他端縁に係
合する。そして、前記切欠孔7の両端縁に対する前記差
込片21と係止片25との係合作用によって天井パネル5に
対し取付ブラケット11が取付けられる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
車室の天井パネルに対し取付ブラケットのフランジをビ
スによって締付ける従来のものと異なり、きわめて簡単
な操作によって天井パネルに取付ブラケットを容易にか
つ手早く確実に取付けることができ、取付コストの低減
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の車両用サンバイザの取付
構造を示す断面図である。
【図2】同じく取付ブラケットを背面側から表わした斜
視図である。
【図3】同じく取付ブラケットと可動体とを分離して表
わした斜視図である。
【図4】同じく可動体の係止片が挿入位置と係止位置と
にそれぞれ配置された状態を示す説明図である。
【図5】従来の車両用サンバイザの取付構造を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 サンバイザ本体 2 支軸 5 天井パネル 7 切欠孔 11 取付ブラケット 12 フランジ 17 可動体用ボス部 18 軸孔 19 係止爪 21 差込み片 22 可動体 23 回動軸 24 操作溝(操作部) 25 係止片

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用サンバイザの支軸を装着する取付
    ブラケットを、そのフランジにおいて車室の天井パネル
    に取付けるための車両用サンバイザの取付構造であっ
    て、 前記フランジには、その一端部寄りに前記天井パネルの
    切欠孔の一端縁に差込まれて係合する差込み片が形成さ
    れるとともに、同フランジの他端部寄りには可動体が組
    付けられ、 前記可動体は、前記フランジの他側寄りに回動可能に支
    持された操作部としての回動軸と、その回動軸の上端部
    外周面に張り出されかつ前記切欠孔に係脱可能に係合す
    る係止片とを備え、 前記回動軸の回動操作に基づいて前記係止片が前記天井
    パネルの切欠孔に挿入可能な挿入位置と、同切欠孔の他
    端縁に係合する係止位置と配置切替えされる構成にして
    ある ことを特徴とする車両用サンバイザの取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用サンバイザの取
    付構造において、フランジの他端部寄り背面には可動体
    の回動軸が回動可能に嵌挿されるボス部が突設され、そ
    のボス部の先端部には弾性的に拡開されて前記回動軸の
    嵌込みを許容しかつ回動軸に係合して抜止めをなす複数
    の係止爪が形成されていることを特徴とする車両用サン
    バイザの取付構造。
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