JPH09109470A - テープ印字装置 - Google Patents

テープ印字装置

Info

Publication number
JPH09109470A
JPH09109470A JP7265548A JP26554895A JPH09109470A JP H09109470 A JPH09109470 A JP H09109470A JP 7265548 A JP7265548 A JP 7265548A JP 26554895 A JP26554895 A JP 26554895A JP H09109470 A JPH09109470 A JP H09109470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
character string
language
printing
printed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7265548A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Yasui
恒夫 安井
Hiroko Hamada
弘子 濱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP7265548A priority Critical patent/JPH09109470A/ja
Publication of JPH09109470A publication Critical patent/JPH09109470A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 正確で仕上がりがよい単語カードを敏速に作
ることができる。 【解決手段】 第1言語(英語)を入力するとそれが第
2言語(日本語)に翻訳され、その入力した第1言語と
翻訳された第2言語とがテープに並列に印刷される。ま
た、一定の長さ内に印刷できるよう、文字の大きさ、行
数を自動調節できる構成になっている。テープを2つ折
りにして一枚の単語カードとして使用できるよう、折る
ときの目安となる中央目安線をテープの中間位置に自動
で印字できるよう構成されている。2つ折りされた単語
カードの片隅に、綴じ込み用の綴じ穴をあける開口形成
手段を装置内に備えているので、綴じ穴をあけ、単語カ
ードを複数枚、リングなどに通すと、単語帳ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字や記号などを
テープ状被印字媒体に印字するテープ印字装置に関し、
特に、第1言語の文字列を第2言語の文字列に翻訳し、
両言語の文字列を印字可能なテープ印字装置に関するも
のであり、印字済みテープ状被印字媒体は例えば単語カ
ードに好適に使用できるものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、学習者が英単語などを覚えるた
めに単語カードを作る場合、辞書を使って日本語訳を調
べカードの表裏に英語、日本語をそれぞれ手書きすると
いうことが行われている。
【0003】また、翻訳するということに限れば、機械
翻訳機がある。そして、単語カードを作るにはそのカー
ドの裏表に英語、日本語を手書きするのが一般的である
し、きれいな文字で作りたいのであれば、周知のテープ
印字装置で作ったテープを貼るとか、ワープロなどで打
ったものを市販の単語カードに貼るという方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法で単語カードを作るには、1つの英単語の意味を辞
書や機械翻訳機を使って調べ、その調べてわかった日本
語訳を単語カードに書くという手順は、非常に煩雑であ
った。また、きれいな文字で単語カードが作りたいと思
えば、テープ印字装置で作成したテープを単語カードに
貼ることになるが、その単語カードに貼れるようにテー
プの長さを調節する必要があり、長さが合わない場合は
何度もそのテープを作り直したり、貼り直す必要があっ
た。このような作業はまた、煩雑であり、仕上がりも汚
く、そのうえ、テープの材料を浪費してしまう問題があ
った。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、正確で仕上がりがよく、敏速
に、経済性のよい単語カードを作ることができるテープ
印字装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1のテープ印字装置は、入力手段により第1
言語の文字列を入力すると、入力データ記憶手段は入力
された文字列のデータを記憶し、翻訳手段は前記入力手
段により入力された第1言語の文字列を第2言語の文字
列に翻訳し、印字制御手段は前記第1言語の文字列と第
2言語の文字列とを対応させてテープ状の被印字媒体に
印字するように印字手段を制御する。
【0007】請求項2のテープ印字装置は、基準長さを
設定する長さ設定手段を有し、前記印字制御手段は、前
記第1言語の文字列と第2言語の文字列とが設定された
基準長さ内でそれぞれ印字されるように前記印字手段を
制御するので、同じ長さの印字テープを複数枚作成する
ことができる。
【0008】請求項3のテープ印字装置は、前記印字制
御手段は、前記第1言語の文字列と第2言語の文字列を
前記テープ状被印字媒体の長辺方向若しくは短辺方向に
沿って並列させるように構成され、第1言語の文字列と
第2言語の文字列との間に仕切り線を追加する仕切り線
追加手段を備えているので、仕切り線に沿って容易に折
り曲が可能になる。
【0009】請求項4のテープ印字装置は、前記仕切り
線がテープ状被印字媒体を二つ折りするためにテープ状
被印字媒体の中間位置に印字されているので、容易に二
つ折りすることができる。
【0010】請求項5のテープ印字装置は、凸部形成手
段が前記テープ状被印字媒体を二つ折りするためにテー
プ状被印字媒体の中間位置に凸部を形成するので、容易
に二つ折りが可能である。
【0011】請求項6のテープ印字装置は、開口形成手
段が印字後に前記仕切り線に沿って二つ折りされた前記
テープ状被印字媒体に開口を形成するので、容易に印字
テープの綴じ込みが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面を参照して説明する。
【0013】図1は、本実施形態のテープ印字装置10
(以降、ただ単に装置と称す)の外観を示す斜視図であ
る。装置10の上面には、回転させることによって入力
する文字を選択する選字ダイヤル11と、選字ダイヤル
11によって選択された文字の漢字などへの変換、無変
換あるいは、印字指令などをおこなうファンクションキ
ー群12と、そのファンクションキー群12によって変
換された文字を確定して記憶させる確定キー13と、英
語から日本語に翻訳する英日翻訳モードと日本語から英
語に翻訳する日英翻訳モードとを切り換える翻訳モード
切り換えスイッチ14と、通常のテープ作成モードと単
語カード作成モードを切り換える入力モード切り換えス
イッチ15とを備えている。
【0014】ファンクションキー群12には、選字ダイ
ヤル11にて選択した文字を漢字などの種々の文字に変
換する変換キー16と、選字ダイヤル11にて選択した
文字を変換処理しない場合に操作する無変換キー17
と、入力された単語の翻訳を指示するための翻訳指示キ
ー18と、確定キー13にて記憶させた文字のテープ2
0への印字指令を指示するための印字キー21と、その
他、終了キー22、次候補選択キー19など装置10の
各種機能に対応したキーが設けられている。上記選字ダ
イヤル11や確定キー13、ファンクションキー群12
が本発明の入力手段を構成する。なお、入力する文字を
選択する手段としては、選字ダイヤル11以外にも周知
のキーボードが使用できる。
【0015】一方、装置10の左側面には印字後のテー
プ20を排出するための排出口23が設けられており、
その排出口23近傍の装置10上面左側には、入力され
た文字(文字列)を表示する液晶ディスプレイ(表示手
段)24が排出口23からのテープ排出方向に沿って設
けられている。また、図2に示すように、装置10の内
部には、テープ20が収納されたテープカセット25が
着脱自在に装着されると共に、そのテープカセット25
より排出されたテープ20に文字を印字するためのサー
マルヘッド28が設けられている。
【0016】次に、請求項5の凸部形成手段は62は、
図2、3に示すように装置10内部の前記サーマルヘッ
ド28と排出口23の間に配され、凹部ガイド64と凸
ローラ66とそのローラホルダ68とから構成されてお
り、所望の長さのテープ20の中央位置を凹部ガイド6
4と凸ローラ66とが圧接状態で挟さみ、凸ローラ66
がテープ20の長辺方向に対して直角方向にテープ20
上を回転移動することにより、テープ20の中央位置に
凸部20dが塑性変形される構成になっている(図3
(a))。このテープ20を2つ折りするとき、折り曲
げの目安になるとともに、凸部20dがあることにより
曲げやすくなっている(図3(b))。
【0017】被印字媒体を構成する上記テープ20は図
4に示すように構成されている。即ち、基材フィルム2
03の一面には、サーマルヘッド28により加熱するこ
とにより発色する感熱発色層202が形成され、この感
熱発色層202の上面には、感熱発色層202を保護す
るための保護層201が形成されている。
【0018】また、基材フィルム203の他面には粘着
剤層204が形成され、この粘着剤層204の基材フィ
ルム203側とは反対側の面(図4中の下面)には、一
面に剥離処理が施された剥離紙205が剥離可能に貼付
けられている。なお、剥離紙205は、一面に剥離処理
が施されたプラスチックフィルムから構成されていても
よい。上記構成を有するテープ20は長尺状に形成さ
れ、図示しないスプールに巻回された状態でテープカセ
ット25内に収納されている。
【0019】さらに、図5に示すように印字されたテー
プ20の前記剥離紙205を剥し、テープ20の中央部
に印字された中央目安線(仕切り線)20cにて2つ折
りすれば単語カード20aができる。そして、装置10
には、単語カード20aの片隅にリングなどにて綴じ込
むことができる綴じ穴20bを開けるために挿入するテ
ープ差し込み口26と、開口形成手段である穴あけレバ
ー27が配されて、単語カード20aをテープ差し込み
口26に差し込み、前記穴あけレバー27を動かすと、
単語カード20aの所定の位置に穴あけできる構成にな
っている。この開口形成手段としては前記穴あけレバー
27に連動するパンチ等が好適に使用できる。
【0020】図6は、装置10の電気的構成を示すブロ
ック図である。装置10は、選字ダイヤル11と、ファ
ンクションキー群12と、確定キー13と、翻訳モード
切り換えスイッチ14と、入力モード切り換えスイッチ
15と、液晶ディスプレイ24と、サーマルヘッド28
と、テープ20をテープカセット25から引き出しサー
マルヘッド28による印字位置を経由して排出口23ま
で搬送するためのテープ送りモータ30と、選字ダイヤ
ル11、ファンクションキー群12および確定キー13
からの入力信号に基づき液晶ディスプレイ24、サーマ
ルヘッド28、テープ送りモータ30を駆動制御するた
めの制御回路32と、その制御回路32からの駆動信号
に基づき液晶ディスプレイ24、サーマルヘッド28お
よびテープ送りモータ30を夫々駆動するディスプレイ
駆動回路34、ヘッド駆動回路36およびモータ駆動回
路38を備えている。
【0021】制御回路32は、各種演算処理がおこなわ
れるCPU40と、各演算処理に必要なデータや選字ダ
イヤル11、確定キー13およびファンクションキー群
12の操作により入力された文書データを一時的に記憶
するRAM44と、各演算処理に必要なプログラムおよ
びデータが記憶されたROM46と、和英変換辞書メモ
リー48と、英和変換辞書メモリー50と、文字を印字
するためのドットパターンが記憶された印字用CG・R
OM52と、文字を表示するためのドットパターンが記
憶されたディスプレイ用CG・ROM54と、選字ダイ
ヤル11、ファンクションキー群12および確定キー1
3からの信号を入力するための入力インターフェイス5
6と、ディスプレイ駆動回路34、ヘッド駆動回路36
およびモータ駆動回路38に駆動信号を出力する出力イ
ンターフェイス58と、これら各部を電気的に接続して
信号の送受信をおこなうバスライン60とから構成され
ている。
【0022】ここで和英変換辞書メモリー48、英和変
換辞書メモリー50についてさらに説明する。和英変換
辞書メモリー48には、日本語の単語をキーとして、当
該単語に対応する英語の単語が格納されている。そし
て、上記各単語はその単語を構成する文字列を1文字毎
にコード化してなる形態にて記憶されており、日本語の
単語に基づいて決定された番地に英語の単語が格納され
ている。英和変換辞書メモリ50ーには上記の和英変換
辞書メモリー48と同様の方式で、英語の単語に対応す
る日本語の単語が格納されている。上記和英/英和辞書
では単語を単位として変換することを示したが、これだ
けに限らず簡単な日常会話および熟語なども変換させる
ことも可能である。
【0023】上記サーマルヘッド28とテープ送りモー
タ30とヘッド駆動回路36とモータ駆動回路38とか
ら印字手段が構成され、RAM44により本発明の入力
データ記憶手段が構成され、和英変換辞書メモリ48と
英和変換辞書メモリ50により本発明の翻訳手段が構成
され、CPU40を含む制御回路32により本発明の印
字制御手段,長さ設定手段,仕切り線追加手段が構成さ
れる。
【0024】上記のように構成された装置10の単語カ
ード作成モードで、英単語から日本語単語に翻訳する動
作について、図7に示すフローチャートを参照して説明
する。なお、以下の説明において、S1、S2、S3、
・・・はステップ番号を示す。
【0025】装置10においては、電源が投入されて所
定の初期処理が実行された後、装置10は、入力モード
切り換えスイッチ15が単語カード作成モードになって
いるか判定し(S1)、なっていれば(S1でYES)
次の翻訳モード切り換えスイッチ14が英語から日本語
に翻訳するモードになっているか判定し(S2)、なっ
ていれば(S2でYES)次のS3へ進む。S1とS2
は、どちらが先のステップでもよい。
【0026】次に、RAM44に確定されたカードの長
さLが記憶されているか判定し(S3)、確定されてい
なければ(S3でNO)、液晶ディスプレイ24に「カ
ード長さ?」と表示する(S5)。例えば、所望の単語
カード20aの長さが50mmならば、「50」と選字
ダイヤル11を操作して入力する(S6)。単語カード
20aの長さLは、いかなる寸法でもいいのでなく、極
端に短かったり長すぎたりすると取扱いしにくいので本
実施形態は、30mm以上60mm未満の長さとしてい
る。勿論、この長さLは、自由に変更することができ
る。入力した長さ50mmは、指定範囲内の長さである
ので(S7でYES)、確定キー13を押下する(S8
でYES)。この長さLが本発明の基準長さに相当する
ものであり、この値は、ROM46に予め記憶された固
定値とすることも可能である。
【0027】ステップS3は、以前、単語カード20a
を作成したとき、カードの長さLを指定しており、同じ
長さでよければカードを作る度に、長さLを入力しなく
てもいいように設けれている。S3において、以前作成
したカードの長さLがRAM44に確定されていると
(S3でYES)、液晶ディスプレイ24に例えば「カ
ード長さ=50」と表示される(S4)。同じ長さでよ
ければ、確定キー13を押下する(S8でYES)。長
さLを変えたい場合は、S6で所望のカードの長さLを
入力し、確定キー13を押下する。この場合のカードの
長さLは図5に示すように2つ折りされた状態の長さで
あるLを入力する。尚、カードの長さLは印字テープの
長さを指定することによって入力することも可能であ
る。印字テープを二つ折りすることによって単語カード
を作成するので、前記カードの長さLは印字テープの長
さの半分の値に相当するから内部処理により設定可能だ
からである。
【0028】また、単語カード20aは、一度に数十枚
作ることもあるが、通常は何回にも分けて作ることが多
い。この場合、単語カード20aの長さLがバラバラで
は困る。かといって、作る度に、単語カード20aの長
さLを測定するも煩雑であり、その煩雑さを解消するた
めに、図5に示すように印字されたテープ20の片隅2
0eに小さく、例えば、入力した長さLである「50」
が印字される。次回作成時、同じ長さの単語カード20
aを必要であるとき、その長さLが一目瞭然に判り、そ
の数値を入力すればよく便利である。また、この「5
0」が目障りである場合、印字しないようにもできる。
【0029】次に、液晶ディスプレイ24に「英単語
?」と表示されるので(S9)、例えば、「BOOK」
と選字ダイヤル11を操作して入力し(S10)、確定
キー13を押下する(S11でYES)と、その入力さ
れた英単語が液晶ディスプレイ24に「BOOK」と表
示される(S12)。このように、この装置10は対話
入力方式になっている。
【0030】そして、翻訳キー18を押下すると(S1
3でYES)、翻訳された日本語単語が液晶ディスプレ
イ24に「本」と表示される(S14)。日本語訳にお
いて、BOOKの場合、「本」以外に「帳簿」とか、
「巻」などもある。「本」という訳でよければ、次候補
選択キー19を押下する必要もなく(S15でNO)、
確定キー13を押下する(S17でYES)。もし、所
望の訳でない場合、次候補選択キー19を押下する(S
15でYES)。液晶ディスプレイ24に次の日本語訳
である「帳簿」と表示される(S16)。さらに、所望
の訳でない場合、次候補選択キー19を押下する(S1
5でYES)。このように、所望の訳が見つかるまでこ
れを繰り返し、見つかれば、確定キー13を押下する
(S17でYES)。すると、液晶ディスプレイ24に
英単語と日本語単語が例えば「BOOK=本」と表示さ
れる(S18)。
【0031】所定の書体,文字ピッチで印字する字数が
多い場合、所望のカードの長さLを越えてしまうことも
あるが、この場合、装置10内のCPU40が演算し好
適な文字の大きさを捜し出すよう構成されている。若し
くは1行に印字する変わりに複数行に印字することも可
能である。また、所望のカードの長さLよりも字数が小
さい場合には長さL内に均等割り付け印字される。
【0032】RAM44には、印字バッファが設けられ
ており、この印字バッファには前記長さLの2倍の領域
のドットパターンが展開される。初めの長さL分の第1
領域には第1言語の文字列が前記所定の書体,文字ピッ
チで展開され、その第1領域の終端には1ドットの仕切
り線20cが展開され、次の長さL分の第2領域には第
1言語の文字列に対応する第2言語の文字列が展開され
る。尚、仕切り線として前記凸部形成手段62により凸
部20dを形成する場合には凸部20dの形成に必要な
幅Xを前記第1領域と第2領域との間に設け、幅Xの中
間に1ドットの仕切り線20cを展開すればよい。文字
の展開は、前記印字用CG−ROM52から1文字ずつ
文字コードデータに基づきドットパターンデータを読出
し、このドットパターンを順次展開するのである。各言
語の文字列全体の形成長さが前記長さLよりも小さい場
合には空白データがその前後に付加される。例えば10
ドット列が余る場合には5ドット列分の空白データが挿
入されるのである。
【0033】一方、長さLよりも大きくなる場合には、
1行以内での印字ができないので設定されている文字書
体の大きさを小さく変更して印字バッファへの展開を再
度行う。このようにして長さLに納まるまで文字書体の
大きさを小さく変更するのである。小さくした文字書体
の大きさが初期値の文字書体の大きさ(テープ幅よりも
若干小さい)よりも半分以下になった場合には、2行に
分割して印字バッファに展開される。
【0034】次に、液晶ディスプレイ24に「印字しま
すか?」と表示されるので(S20)、印字キー21を
押下する(S21でYES)。印字キー21の操作によ
ってRAM44に格納されているデータに基づいて、サ
ーマルヘッド28およびテープ送りモータ30を駆動し
て文字をテープ20に印字する(S22)。テープ20
には英単語、中央目安線(仕切り線)、日本語訳の順に
印字されてくるが、この逆の日本語訳、中央目安線、英
単語の順でもいっこうに構わない。また、このテープ2
0は、2つ折りするためカードの長さLの2倍の長さテ
ープ送りモータ30により送られたときに切断手段(図
示外)で切断される。
【0035】印字後、液晶ディスプレイ24に「終了し
ますか?」と表示されるので(S23)、次の単語カー
ド20aを作成しない場合、終了キー22を押下する
(S24でYES)と、動作が終了する。続けて作成す
る場合、終了キー22を押下しないとS1に戻る。この
ような手順でテープ20を作成する。そして、先述した
ように、テープ20の剥離紙205を剥し、テープ20
の中央部に印字された中央目安線20cや中央凸部20
dにて2つ折りして、単語カード20a状にする。その
単語カード20aを装置10のテープ差し込み口26
に、所定量差し込み、穴あけレバー27を動かすと、単
語カード20aの所定の位置に綴じ穴20bがあき、そ
の綴じ穴20bにリングなどを通せば複数枚の単語帳が
できる。
【0036】以上、詳述したように、本実施形態のテー
プ印字装置10は、英単語を入力し、所定のキー操作を
すれば、簡単に単語帳を作ることができる。
【0037】本発明は上述したような実施形態に限定さ
れるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種
々の変更を加えることができる。
【0038】上記実施形態では、英単語から日本語単語
へ翻訳し、それをテープ20に印字させたが、この逆
で、日本語単語から英単語へ翻訳し、テープ20に印字
させてもよい。翻訳言語は、仏語でも、独語でも、スペ
イン語などでも構わない。さらに、本実施形態では、2
つ折りの目安である中央目安線を、テープ20搬送方向
に対して、直角方向に印字したが、テープ20の幅が大
きい場合、図8に示すように、テープ20搬送方向に対
して、平行方向に印字してもよい。この場合、第1言語
の文字列に対しその下に印字される第2言語の文字列は
上下が反転されて印字すれば好適である。第1言語の文
字列と第2言語の文字列はテープの長辺方向若しくは短
辺方向に沿って並列に形成することができ、その際の仕
切り線は長辺方向若しくは短辺方向に直交する方向に形
成すればよいのである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1記載のテープ印字装置は、文字列を入力する入力
手段と、その入力手段から入力された文字列のデータを
記憶する入力データ記憶手段と、その入力データ記憶手
段に記憶された文字列をテープ状の被印字媒体に印字す
る印字手段とを備えたテープ印字装置において、前記入
力手段により入力された第1言語の文字列を第2言語の
文字列に翻訳する翻訳手段と、前記第1言語の文字列と
第2言語の文字列とを対応させて前記テープ状の被印字
媒体に印字するように前記印字手段を制御する印字制御
手段とを備えているので、第1言語の文字列を入力する
だけで第1言語と第2言語の文字列を対応させてテープ
状被印字媒体に印字可能である。このため、正確で仕上
がりがよく、敏速に、経済性のよい単語カードを作るこ
とができるのである。
【0040】請求項2記載のテープ印字装置は、基準長
さを設定する長さ設定手段を有し、前記印字制御手段
は、前記第1言語の文字列と第2言語の文字列とが設定
された基準長さ内でそれぞれ印字されるように前記印字
手段を制御するので、同じ長さの印字テープを複数枚容
易に作成することができる。
【0041】請求項3記載のテープ印字装置は、前記印
字制御手段が、前記第1言語の文字列と第2言語の文字
列を前記テープ状被印字媒体の長辺方向若しくは短辺方
向に沿って並列させるように構成され、第1言語の文字
列と第2言語の文字列との間に仕切り線を追加する仕切
り線追加手段を備えているので、仕切り線に沿って容易
に折り曲が可能になる。
【0042】請求項4記載のテープ印字装置は、前記仕
切り線がテープ状被印字媒体を二つ折りするためにテー
プ状被印字媒体の中間位置に印字されているので、容易
に二つ折りすることができる。
【0043】請求項5記載のテープ印字装置は、凸部形
成手段が前記テープ状被印字媒体を二つ折りするために
テープ状被印字媒体の中間位置に凸部を形成するので、
容易に二つ折りが可能である。
【0044】請求項6記載のテープ印字装置は、開口形
成手段が印字後に前記仕切り線に沿って二つ折りされた
前記テープ状被印字媒体に開口を形成するので、容易に
印字テープ(単語カード)の綴じ込みが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープ印字装置の外観を示す斜視図である。
【図2】テープ印字装置10の側面図である。
【図3】(a)凸部形成手段62の概略構成図である。 (b)凸部が形成されたテープ20を示す説明図であ
る。
【図4】テープの構成を示す概略構成図である。
【図5】印字結果と単語カード状になったテープを示す
図である。
【図6】テープ印字装置の電気的構成を示すブロック図
である。
【図7】テープ印字制御を示すフローチャートである。
【図8】印字結果の変形例を示す図である。
【符号の説明】
10 テープ印字装置 11 選字ダイヤル 20 テープ 20a 単語カード 20b 綴じ穴 20c 中央目安線 20d 中央凸部 24 液晶ディスプレイ 28 サーマルヘッド 30 テープ送りモータ 32 制御回路 40 CPU 44 RAM 48 和英変換辞書メモリ 50 英和変換辞書メモリ 62 凸部形成手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字列を入力する入力手段と、その入力
    手段から入力された文字列のデータを記憶する入力デー
    タ記憶手段と、その入力データ記憶手段に記憶された文
    字列をテープ状の被印字媒体に印字する印字手段とを備
    えたテープ印字装置において、 前記入力手段により入力された第1言語の文字列を第2
    言語の文字列に翻訳する翻訳手段と、 前記第1言語の文字列と第2言語の文字列とを対応させ
    て前記テープ状の被印字媒体に印字するように前記印字
    手段を制御する印字制御手段とを備えたことを特徴とす
    るテープ印字装置。
  2. 【請求項2】 基準長さを設定する長さ設定手段を有
    し、前記印字制御手段は、前記第1言語の文字列と第2
    言語の文字列とが設定された基準長さ内でそれぞれ印字
    されるように前記印字手段を制御することを特徴とする
    請求項1に記載のテープ印字装置。
  3. 【請求項3】 前記印字制御手段は、前記第1言語の文
    字列と第2言語の文字列を前記テープ状被印字媒体の長
    辺方向若しくは短辺方向に沿って並列させるように構成
    され、第1言語の文字列と第2言語の文字列との間に仕
    切り線を追加する仕切り線追加手段を備えていることを
    特徴とする請求項1または2に記載のテープ印字装置。
  4. 【請求項4】 前記仕切り線はテープ状被印字媒体を二
    つ折りするためにテープ状被印字媒体の中間位置に印字
    されることを特徴とする請求項3に記載のテープ印字装
    置。
  5. 【請求項5】 前記仕切り線追加手段は前記テープ状被
    印字媒体を二つ折りするためにテープ状被印字媒体の中
    間位置に凸部を形成する凸部形成手段を含むことを特徴
    とする請求項3に記載のテープ印字装置。
  6. 【請求項6】 印字後に前記仕切り線に沿って二つ折り
    された前記テープ状被印字媒体に開口を形成する開口形
    成手段を更に備えたことを特徴とする請求項2乃至5の
    何れかに記載のテープ印字装置。
JP7265548A 1995-10-13 1995-10-13 テープ印字装置 Pending JPH09109470A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7265548A JPH09109470A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 テープ印字装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7265548A JPH09109470A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 テープ印字装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09109470A true JPH09109470A (ja) 1997-04-28

Family

ID=17418652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7265548A Pending JPH09109470A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 テープ印字装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09109470A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003118171A (ja) * 2001-10-16 2003-04-23 Max Co Ltd テープ印字装置
JP2004017340A (ja) * 2002-06-13 2004-01-22 Seiko Epson Corp テーププリンタのテープ処理方法およびテーププリンタ
US7195409B2 (en) 2003-08-27 2007-03-27 King Jim Co., Ltd. Apparatus, method and program for producing small prints
JP2010069624A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Casio Computer Co Ltd テープ印刷装置
JP2011152696A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Casio Computer Co Ltd テープ印字装置、印字方法、その印字方法のプログラムが記憶された記憶媒体
JP2012016890A (ja) * 2010-07-08 2012-01-26 Brother Industries Ltd 印刷装置
JP2014156028A (ja) * 2013-02-14 2014-08-28 Brother Ind Ltd 印刷装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003118171A (ja) * 2001-10-16 2003-04-23 Max Co Ltd テープ印字装置
JP2004017340A (ja) * 2002-06-13 2004-01-22 Seiko Epson Corp テーププリンタのテープ処理方法およびテーププリンタ
US7195409B2 (en) 2003-08-27 2007-03-27 King Jim Co., Ltd. Apparatus, method and program for producing small prints
CN100379568C (zh) * 2003-08-27 2008-04-09 株式会社锦宫事务 小印刷品的制作装置、制作方法
JP2010069624A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Casio Computer Co Ltd テープ印刷装置
JP2011152696A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Casio Computer Co Ltd テープ印字装置、印字方法、その印字方法のプログラムが記憶された記憶媒体
JP2012016890A (ja) * 2010-07-08 2012-01-26 Brother Industries Ltd 印刷装置
JP2014156028A (ja) * 2013-02-14 2014-08-28 Brother Ind Ltd 印刷装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100421129B1 (ko) 인쇄를이행하기위한문자정보처리장치
KR100696170B1 (ko) 촉독용 라벨 작성 시스템, 방법 및 프로그램
JP4459821B2 (ja) 打刻制御方法、プログラム、点字打刻装置および文字情報処理装置
JP5299011B2 (ja) テープ印刷装置、テープ印刷装置の制御方法及びプログラム
JP4630163B2 (ja) テーププリンタの画像編集装置、テーププリンタの画像編集方法、プログラムおよびテーププリンタ
US7527443B2 (en) Textual information processing apparatus, information processing method for textual information processing apparatus, program, and storage medium on which program is stored
JP4674486B2 (ja) データ作成装置のデータ作成方法、データ作成装置およびシート処理装置
EP0695643B1 (en) Tape printer
US20020105673A1 (en) Printing apparatus and printing method
EP0686508B1 (en) Tape printer
US5931587A (en) Tape printing apparatus with blank setting function
JPH09109470A (ja) テープ印字装置
US6381027B1 (en) Character processing device
JP2564210Y2 (ja) ラベル印字装置
JP2009008870A (ja) 点字打刻装置および点字打刻装置の点字打刻制御方法
JPS61122774A (ja) 日本語入出力装置
KR100469216B1 (ko) 문서 표시 방법 및 장치
JPH07172010A (ja) ラベル作成装置
JP4621471B2 (ja) 点字打刻装置、プログラムおよび点字打刻装置の送り制御方法
JP4449494B2 (ja) 印刷装置、プログラム、および文字入力方法
JP3439274B2 (ja) テープ印刷装置
JPH08230242A (ja) プリンタ装置
JP2005246702A (ja) 文字列表示装置、テープ印刷装置、プログラム、および文字列表示方法
JP2008149683A (ja) 点字情報処理装置、点字情報処理装置の点字レイアウト作成方法、プログラム、記録媒体および点字作成装置
JP2006103137A (ja) 文字情報処理装置、文字情報処理方法、プログラムおよび記憶媒体